JP3252083B2 - プローブ装置 - Google Patents

プローブ装置

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JP3252083B2
JP3252083B2 JP33606195A JP33606195A JP3252083B2 JP 3252083 B2 JP3252083 B2 JP 3252083B2 JP 33606195 A JP33606195 A JP 33606195A JP 33606195 A JP33606195 A JP 33606195A JP 3252083 B2 JP3252083 B2 JP 3252083B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プローブ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のプローブ装置は、装置本体の天面
に装着されたプロービングカードと、このプロービング
カードの裏面に形成された接続端子に、これらの端子と
対応する接続端子が形成されたテストヘッドとを備え、
上記テストヘッドの接続端子を上記プロービングカード
の接続端子に電気的に導通させて被検査体例えば半導体
ウエハの電気的検査を行なうように構成されている。
【0003】即ち、プローブ装置本体にはその天面を形
成するヘッドプレートが取り付けられている。このヘッ
ドプレートの略中央には開口部が形成され、この開口部
にインサートリングが装着されている。そして、このイ
ンサートリングにカードホルダーを介してプロービング
カードが着脱自在に装着されている。また、このヘッド
プレートの上方にはプロービングカードの接続端子と電
気的に導通するテストヘッドが配設されている。テスト
ヘッドは装置本体の側面の外方に向けて反転できるよう
に例えば装置本体の左側面に取り付けられ、プロービン
グカードを交換する時あるいは装置本体内を点検する時
などのメンテナンス作業時にテストヘッドは左側方へ反
転し、ヘッドプレートはテストヘッドと干渉しない別の
方向例えば後方へ反転してメンテナンス作業が行なえる
ようになっている。また、テストヘッドが反転する側に
はテスタが配置されている。そして、テストヘッドとテ
スタとがケーブルによって接続され、テスタとプローブ
装置間で信号を授受し、半導体ウエハの電気的検査を行
うようにしてある。また、テストヘッドとプロービング
カードとはパフォーマンスボードや接続リングなどのポ
ゴピンを介して互いに電気的に導通するようになってい
る。
【0004】また、最近では半導体ウエハの大口径化、
高集積化により、検査内容が豊富になり検査対象によっ
てはテストヘッドが大型化、重量化して来ているため、
モータを用いてテストヘッドを移動させるようになって
来ている。そして、テストヘッドとプロービングカード
とを電気的に接続する時には、ボールネジを利用してテ
ストヘッドを下降させ、テストヘッドと装置本体のプロ
ービングカードとを電気的に接触させるようにしてあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プローブ装置の場合には、テストヘッドが例えば250
〜300Kgの重量があるため、アームの自由端側がテ
ストヘッドの重みで下がってアームが僅かではあるが傾
斜している。この傾斜のために、アームに固定されたテ
ストヘッドが共に傾斜し、そのパフォーマンスボード
(図示せず)とプロービングカードのインサートリング
との位置合わせが難しくなるという課題があった。しか
もモータによりテストヘッドを下降させる場合には、テ
ストヘッドを本来の検査位置で正確に停止させることが
難しく、テストヘッドを確実にプロービングカード側へ
接続するために本来の停止位置より余分にテストヘッド
を下降させ、パフォーマンスボードのポゴピンなどに余
分な負荷が掛かり、ポゴピンなどを損傷する虞があっ
た。また、従来のプローブ装置の場合には、プロービン
グカードを交換する時にはテストヘッドをその都度反転
させているため、その作業効率が悪く、それだけ交換作
業に多くに時間が掛かるという課題があった。更に、従
来のプローブ装置の場合には、テストヘッドをテスタ側
へ反転するようにしてあるため、テスタとプローブ装置
本体との間に反転したテストヘッドが納まる空間が必要
になる。そのため、プローブ装置からテスタまでの距離
が遠くなり、それだけケーブルの長さが長くなるという
課題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、モータ駆動方式によってテストヘッド側と
プロービングカード側とを電気的に接続する際に、テス
トヘッド側をプロービングカード側へ簡単に位置合わせ
できると共にテストヘッド側からの余分な負荷を軽減で
きるプローブ装置を提供することを目的としている。ま
た、本発明の他の目的は、パフォーマンスボードの交換
作業を短時間で行うことができ、しかもテストヘッドと
テスタを接続するケーブルを短く且つ設置面積を縮小す
ることができるプローブ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のプローブ装置は、装置本体に固定されたプロービング
カードと、このプロービングカードの裏面に形成された
接続端子と対応する接続端子を有するテストヘッドと、
このテストヘッドを上記装置本体の側方から支持するア
ームと、このアームを介して上記テストヘッドを上記装
置本体の上側で昇降させる昇降駆動機構とを備え、上記
テストヘッドの自重により傾斜した上記アームを介して
上記テストヘッドを下降させて上記テストヘッドを上記
プロービングカードに電気的に接触させて被検査体の電
気的検査を行なうプローブ装置であって、上記テストヘ
ッドの前後両面に支持軸を設けると共に各支持軸を上記
アームの支持孔に嵌入し、上記各支持軸を介して上記テ
ストヘッドを上記アームに対して傾斜可能に軸支し、且
つ、上記テストヘッドの昇降時に上記テストヘッドの傾
きを水平に補正すると共に上記テストヘッドと上記プロ
ービングカードが電気的に接触して上記テストヘッド
ら切り離される傾斜補正機構を設けたことを特徴とする
ものである。
【0008】また、本発明の請求項2に記載のプローブ
装置は、請求項1に記載の発明において、上記傾斜補正
機構は、上記支持軸に回転自在に軸支された揺動部材
と、この揺動部材の上面に左右対称に設けられた一対の
係合突起と、各係合突起が係合可能な係合凹部を有し且
つ上記テストヘッド側に固定された左右一対の係合ブロ
ックと、これらの係合ブロックを押さえるように上記ア
ームに設けられた左右一対の押さえ部材と、これらの押
さえ部材を介して揺動した上記揺動部材の傾斜を制限す
る傾斜制限機構とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図6に示す実施例に
基づいて本発明を説明する。尚、図1は本発明のプロー
ブ装置の実施形態を示す図で、(a)はその斜視図、
(b)はテストヘッドの回転角制限機構を示す側面図、
図2は図1に示すプローブ装置に用いられたテストヘッ
ドの駆動機構を示す図で、(a)はその側面図、(b)
は(a)に示す旋回駆動機構のロック機構を示す構成
図、図3は図1に示すプローブ装置の旋回駆動機構の旋
回動作を補助する補助機構の動作説明図、図4は図1に
示すプローブ装置に用いられた傾斜補正機構を取り出し
て示す図で、(a)はその斜視図、(b)はその係合突
起と係合凹部の係合状態を示す断面図、(c)はその傾
斜制限機構を示す断面図、図5は図1に示すプローブ装
置に用いられたテストヘッドロック機構を示す構成図、
図6はテストヘッドのパフォーマンスボードとインサー
トリングとの位置合わせに用いられるテンプレートの使
用状態を示す斜視図である。
【0012】本実施形態のプローブ装置は、図1に示す
ように、装置本体1に固定されたプロービングカード
(図示せず)と、このプロービングカードの裏面に形成
された接続端子と対応する接続端子を有するテストヘッ
ド2と、このテストヘッド2を装置本体1の左側方(図
1では手前側)から支持するアーム3と、このアーム3
を介してテストヘッド2を装置本体1から移動させる移
動機構4とを備えて構成されている。また、このプロー
ブ装置正面(図1では左側)の左側には距離Lを隔てて
テスタ5が配置され、このテスタ5とテストヘッド2は
ケーブル6を介して電気的に接続されている。
【0013】上記移動機構4は、装置本体1正面の左側
に配置され、アーム3を装置本体1の上方で矢印Aで示
すように昇降させる昇降駆動機構7と、アーム3を矢印
Bで示すように旋回させる旋回駆動機構8とを備えてい
る。また、移動機構4と対向する装置本体1の右側には
被検査体としての半導体ウエハをカセット単位で収納す
るウエハ収納部9が形成されている。尚、移動機構4等
の駆動機構は所定のプログラムが組み込まれたコントロ
ーラの制御下で駆動するようにしてある。
【0014】上記昇降駆動機構7は、図2の(a)で示
すように、モータ7Aと、このモータ7Aの回転軸に固
定された第1歯車7Bと、この第1歯車7Bと噛合する
第2歯車7Cと、この第2歯車7Cを下端に有するボー
ルネジ7Dと、このボールネジ7Dに螺合する上下一対
のナット部材7E、7Eとを備えている。また、ボール
ネジ7Dの下端には軸受7Fが取り付けられている。そ
して、上下のナット部材7E、7Eは双方とも旋回駆動
機構8を支持する支持体10に固定され、この支持体1
0で支持された旋回駆動機構8はボールネジ7Dの正逆
回転により図示しないガイドレールに従って矢印A方向
で昇降するようにしてある。また、第1歯車7Bの左側
には第1歯車7Bに突起11Aが噛み込む昇降ロック機
構11が配設され、この昇降ロック機構11のロック爪
11Aが進出して昇降駆動機構7をロックしてテストヘ
ッドを所望位置で停止させ、ロック爪11Aが後退して
ロックを解除するようにしてある。
【0015】また、上記旋回駆動機構8は、図2の
(a)で示すように、モータ8Aと、このモータ8Aの
回転軸に固定された小歯車8Bと、この小歯車8Bと噛
合する大歯車8Cとを備えている。そして、大歯車8C
の回転軸(図示せず)にはアーム3を支持するヒンジア
ーム12が固定され、大歯車8Cの回転によりヒンジア
ーム12、アーム3を介してテストヘッド2が例えば1
20°後方(同図の矢印B方向)へ旋回するようにして
ある。また、大歯車8Cの下方には大歯車8Cに噛み込
む旋回ロック機構13が配設され、この旋回ロック機構
13によって旋回駆動機構8をロックし、テストヘッド
を所望旋回位置で停止させるようにしてある。
【0016】上記旋回ロック機構13は、例えば図2の
(b)で示すように、エアシリンダ13Aと、そのシリ
ンダロッドに連結されたピン13Bと、このピン13B
を介して結合された一対のフラットバー13C、13D
を有している。そして、右側のフラットバー(以下、
「右フラットバー」と称す。)13Cの左端にはピン1
3Bが固定され、その右端には大歯車8Cに噛み込むロ
ック爪13Eがピン13Fを介して連結されている。ま
た、ロック爪13Eは支持体10に固定されたガイド部
材13Gのガイド孔に水平に嵌入している。一方、左側
のフラットバー(以下、「左フラットバー」と称す。)
13Dの右端部から長手方向に延びる長孔13Hが形成
され、この長孔13Hにおいてピン13Bが移動自在に
なっている。また、左フラットバー13Dの左端は支持
体10に固定されたピン13Iを介して連結され、左フ
ラットバー13Dがピン13Iを中心に回転自在になっ
ている。また、支持体10と各フラットバー13C、1
3Dは互いにスプリング13Jによってそれぞれ連結さ
れ、各スプリング13Jによって各フラットバー13
C、13Dを常にエアシリンダ13Aによる押し上げ方
向とは逆の方向へ付勢するようにしてある。
【0017】従って、エアシリンダ13Aが駆動して図
2の(b)の実線で示すようにシリンダロッドが伸長す
ると、左フラットバー13Dは左端のピン13Iを中心
に反時計方向へ回転すると共に、右フラットバー13C
はコロ13Fがガイド溝13G内で左方へ移動しながら
持ち上げられ、ロック爪13Eが大歯車8Cから外れて
旋回駆動機構8のロックを解除するようにしてある。逆
に、シリンダ内の圧縮空気が抜けると、スプリング13
Jによって各フラットバー13C、13Dが引き下げら
れて図3の一点鎖線で示すように水平状態にし、ロック
爪13Eを大歯車8Cに噛み込ませ、旋回駆動機構8を
所望の旋回位置でロックするようにしてある。
【0018】また、図1の(a)に示すように、上記ヒ
ンジアーム12の先端部には回転体14が回転自在に装
着され、この回転体14はアーム3のベースフレーム3
A中央に固定された歯車(図示せず)と一体化してい
る。この歯車は回転体14に図示しないモータの回転軸
に固定された歯車(図示せず)と噛合し、モータによっ
て歯車を介してアーム3及びテストヘッド2を正逆回転
するようにしてある。また、アーム3にはロックピン1
5が取り付けられていると共に、ベースフレーム3Aに
はロックピン15を挿入する孔(図示せず)が例えば2
箇所に設けられ、それぞれの孔にロックピン15を挿入
してテストヘッド2を例えば水平に保持するようにして
ある。一方の孔は図1に示すように装置本体1の上方で
テストヘッド2を水平に保持する時に使用され、他方の
孔は図3に示すようにテストヘッド2が後方へ反転し、
テストヘッド2をマニュアル旋回して水平に保持する時
に使用するようにしてある。また、アーム3の正面左側
にはスイッチ15Aが設けられており、このスイッチ1
5Aを操作することによりベースアーム3Aの孔にロッ
クピン15を固定したり、それを解除してロックピン1
5を孔から抜け易くするようにしてある。
【0019】更に、図1の(b)に示すように、アーム
3の左側面にはL字状のブラケット16を介してショッ
クアブソーバ17が取り付けられ、ヒンジアーム12の
正面側側面にはショックアブソーバ17が弾接する受け
部材18が取り付けられている。また、ブラケット16
にはショックアブソーバ17に隣接させた調整用ボルト
19が取り付けられ、この調整用ボルト19が受け部材
18に当接することでテストヘッド2及びアーム3の時
計方向の回転を規制し、テストヘッド2及びアーム3を
水平に保持するようにしてある。ショックアブソーバ1
7は、テストヘッド2がモータ15により時計方向に回
転した時に調整用ボルト19が受け部材18へ当接する
直前に、受け部材18に弾接し、調整用ボルト19が受
け部材18へ当たる時の衝撃を防止してテストヘッド2
が上述のように水平位置で停止するようにしてある。つ
まり、これらの部材16〜20によりテストヘッド2の
回転角度を制限する回転角制限機構が構成されている。
また、テストヘッド2はモータ15により反時計方向へ
所定角度例えば60°だけ回転し、上述したショックア
ブソーバ17等と同様の部材(図示せず)によってその
回転位置で止まるようにしてある。後者の各部材は上述
の各部材16〜19とでヒンジアーム12を挟むように
取り付けられている。尚、図1の(b)において、20
はロックナットである。
【0020】また、上記装置本体1の後方には図3に示
すように旋回駆動機構8の駆動力を軽減する補助機構2
1が設けられている。この補助機構21は同図に示すよ
うにエアシリンダによって構成され、そのシリンダロッ
ド先端にローラ21Aが取り付けられている。このエア
シリンダには常に空気が供給されており、旋回駆動機構
8を介してテストヘッド2が図3の実線で示すアーム位
置から後方へ旋回して一点鎖線の位置まで来た時にロー
ラ21Aをヒンジアーム12の後側に形成された凹部1
2Aに係合させてテストヘッド3の荷重を受けるように
してある。従って、補助機構21は旋回中のテストヘッ
ド2の荷重をローラ21Aによって受け、テストヘッド
2の重量に基づくトルクを軽減でき、ひいては旋回駆動
機構8のモータ8Aの駆動力を軽減してモータ8Aを小
型化できるようにしてある。尚、補助機構21は下端で
ピン結合され、前後に揺動するようにしてある。
【0021】また、上記テストヘッド2の前後両面には
図4に示すように取付用プレート22が取り付けられ、
各取付用プレート22を介して支持軸23が取り付けら
れている。前後の支持軸23はアーム3に形成された支
持孔3Aに嵌入している。従って、テストヘッド2は支
持軸23を介して支持孔3Aで傾斜可能に支持されてい
る。また、アーム3には矩形状の孔が大きく形成され、
この孔に傾斜補正機構24が設けられ、この傾斜補正機
構24によってテストヘッド2の傾きを水平に補正する
と共にテストヘッド2の下降端でテストヘッド2からの
荷重を受けて装置本体1への荷重を軽減するようにして
ある。この傾斜補正機構24は以下のように構成されて
いる。
【0022】即ち、上記傾斜補正機構24は、図4の
(a)に示すように、支持軸23に回転自在に軸支され
た揺動部材24Aと、この揺動部材24Aの上面に左右
対称に設けられた一対の係合突起24Bと、各係合突起
24Bが係合する係合凹部24Cとを有し且つテストヘ
ッド2側に固定された左右一対の係合ブロック24D
と、各係合ブロック24Dに対応してアーム3に設けら
れ且ついずれか一方の係合ブロック24Dの上側から当
接してテストヘッド2のアーム3に対する左右の傾きを
規制する左右一対のボルトからなる押さえ部材24E
と、各押さえ部材24Eと協働してテストヘッド2の傾
きを制限する傾斜制限機構24Fとを備えている。上記
係合突起24Bはテストヘッド2が下降端(検査位置)
に達するまでは対応する係合ブロック24Dと係合して
テストヘッド2の水平を維持し、検査位置に来た時にそ
れぞれが対応する係合ブロック24Dから切り離され
る。この結果、テストヘッド2がアーム3から切り離さ
れて装置本体1側へ掛かる荷重を軽減し、パフォーマン
スボードのポゴピンなどの損傷を防止する役割を有して
いる。ここで、余分な荷重とは、昇降駆動機構7の駆動
力で検査位置から更にテストヘッド2を押し下げる力を
いう。
【0023】上記揺動部材24Aは図4の(a)に示す
ように略T字状に形成されている。この揺動部材24A
の水平部がアーム3の孔に臨み、その上面の左右の一対
の孔には係合突起24Bが図4の(b)に示すように嵌
め込まれている。また、揺動部材24Aの脚部の幅方向
中央には孔が形成され、この孔を支持軸23が貫通し、
揺動部材24Aが支持軸23を中心に僅かな角度範囲で
シーソー運動するようにしてある。このシーソー運動は
上記傾斜制限機構24Fにより制限するようにしてあ
る。
【0024】即ち、傾斜制限機構24Fは、図4の
(b)、(c)に示すように、4本のボルト24Gと、
各ボルト24Gが嵌入する孔24Hとからなっている。
各ボルト24Gは支持軸23の左右上下に2対あり、支
持軸23と同様に取付用プレート22に固定されてい
る。各孔24Hは揺動部材24Aの脚部及びアーム3に
形成され、それぞれの内径はそれぞれに嵌入したボルト
24Gの外径より大きく形成されている。従って、揺動
部材24Aのシーソー運動は各ボルト24Gがそれぞれ
の孔24H内で動く範囲(例えば2°前後の傾斜範囲)
内で行われるようになっている。また、各係合ブロック
24Dは取付用プレート22にそれぞれネジ止めされて
いる。
【0025】そして、テストヘッド2が昇降する時に
は、例えば右側の係合突起24Bが対応する係合ブロッ
ク24Dの係合凹部24Cと係合する。これに伴って揺
動部材24Aが傾斜制限機構24Fの許容範囲内で傾
き、テストヘッド2が所定角以上の傾斜を補正するよう
にしてある。また、テストヘッド2が検査位置にある時
には左右の係合突起24Bが左右の係合ブロック24D
下面の係合ブロック24Dから切り離されるようにして
ある。
【0026】また、図1に示すように、上記装置本体1
左側面の前方上端部及び右側面の後方上端部にはテスト
ヘッド2を検査位置でロックするテストヘッドロック機
構25がそれぞれ設けれられている。また、テストヘッ
ド2のやや下方にはアーム3に連結されたフレーム26
が取り付けられている。そして、このフレーム26には
テストヘッドロック機構25によりテストヘッド2をロ
ックするための側面L字形状の突起27が2箇所に取り
付けられている。このテストヘッドロック機構25は、
例えば図5に示すように、ヒンジ結合されたロック部材
25Aと、このロック部材25Aに結合されたスプリン
グ25B及びエアシリンダ25Cとを有し、コントロー
ラからの信号を受信して自動的に駆動するようにしてあ
る。従って、このテストヘッドロック機構25はテスト
ヘッド2の下降指令信号(Zダウン信号)を受信しテス
トヘッド2が検査位置に達した時点で自動的にテストヘ
ッド2をロックし、また、上昇指令信号(Zアップ信
号)するようにしてある。
【0027】従って、テストヘッド2が検査位置に達し
た時点で、エアシリンダ25CがON状態になり、スプ
リング25Bの引張力に抗してエアシリンダ25Cのロ
ッドが伸び、ロック部材25Aが図3の一点鎖線で示す
位置から時計方向に回転して飛び出し、実線で示したよ
うにその開口25Eを介して突起27に掛かり、テスト
ヘッド2を検査位置で自動的にロックするようにしてあ
る。また、テストヘッド2のZアップ信号を受信すると
エアシリンダ25CがOFF状態になり、エアシリンダ
の圧縮空気が抜かれ、スプリング25Bの引張力で元の
一点鎖線位置へ戻り、ロックを自動的に解除するように
してある。
【0028】また、上記装置本体1の上面及びインサー
トリング1Aの周囲には図6で示すように4本の第1位
置決め用ポスト28Aと2本の第2位置決め用ポスト2
8Bが立設され、これらの位置決め用ポスト28A、2
8Bによってテストヘッド2を検査位置に位置決めする
ようにしてある。6本の位置決め用ポスト28A、28
Bのうち、4本の第1位置決め用ポスト28Aはインサ
ートリング1Aに立設され、残りの2本の第2位置決め
用ポスト28Bは装置本体1の左側前方及び右側後方に
立設されている。そして、図示しないが、テストヘッド
2側には前者の4本が嵌入する孔が形成され、テストヘ
ッド2のフレーム26には後者の2本が嵌入する位置決
め用部材が取り付けられている。
【0029】ところで、上記アーム3にテストヘッド2
を取り付ける際には、テストヘッド2が装置本体1のイ
ンサートリング1Aと正確に一致するように、テストヘ
ッド2をアーム3に取り付ける必要がある。テストヘッ
ド2をアーム3に位置決めする時に図6に示す細長矩形
状のテンプレート29が用いられる。このテンプレート
29には例えば4個の孔が設けられている。そして、各
孔には上記位置決め用ポスト28A、28Bが嵌入する
大きさのパイプ状のポスト29Aが貫通して固定されて
いる。2本のポスト29Aは、図6に示すように、装置
本体1の左側前方及び右側後方に立設された位置決め用
ポスト28Bに対応してテンプレート29の両端部の隅
に配置され、残り2本のポスト29Aはインサートリン
グ1Bの周方向で180°隔てた位置にある位置決め用
ポスト28Aに対応してテンプレート29の長手方向の
側縁に配置されている。つまり、テンプレート29の4
本のポスト29Aは、装置本体1の左前方と右後方の略
対角線上に配置された位置決め用ポスト28に倣って配
置されている。
【0030】また、上記テンプレート29の各ポスト2
9Aはアーム3に取り付けられた位置決め部材の孔とテ
ストヘッド2の位置決め孔に対応しており、各ポスト2
9Aをアーム3の位置決め部材の孔及びテストヘッド2
の位置決め孔に位置合わせすれば、テストヘッド2が検
査位置に来るようにテストヘッド2をアーム3に取り付
けることができる。
【0031】次の動作について説明する。まず、テスト
ヘッド2をアーム3に取り付ける方法について説明す
る。装置本体1の組立が終了した後、テンプレート29
のポスト29Aを位置決め用ポスト28A、28Bに合
わせる。全ての位置決め用ポスト28A、28Bが図6
で示すように全てのポスト29Aに嵌まり込めば、各位
置決め用ポスト28A、28Bは正規の位置に立設して
いることになる。装置本体1上の4本の位置決め用ポス
ト28A、28Bが対応するポスト29Aからずれてお
れば、各位置決め用ポスト28A、28Bが図6で示す
ように正規の位置に来るようにポスト29Aを調整す
る。その後、フレーム26の左前方及び右後方にそれぞ
れ取り付けられたL型アングル30をずらしてテンプレ
ート29のポスト29Aに合うように調整する。これに
よってテストヘッド2とインサートリング1Aの位置決
めを簡単に行うことができる。
【0032】次に、テストヘッド2のパフォーマンスボ
ードを交換する場合や装置本体1あるいはテストヘッド
2をメンテナンスする場合について説明する。まず、半
導体ウエハの検査後にパフォーマンスボードを交換する
場合について説明する。半導体ウエハの検査後に、コン
トローラの制御下で昇降駆動機構7のモータ7Aが駆動
する。これにより第1歯車7Bが回転し、第2歯車7C
を介してボールネジ7Dが回転し、ナット部材7Eを介
して支持体10が旋回駆動機構8と一体的に上昇する。
旋回駆動機構8にはヒンジアーム12を介してアーム3
及びテストヘッド2が連結されているため、テストヘッ
ド2が上昇する。テストヘッド2が所定距離例えば30
0mm上昇すると、モータ7Aが停止すると共に昇降ロ
ック機構11のロック爪11Aが飛び出して第1歯車7
Aに噛み込み、昇降駆動機構7をロックする。これによ
りテストヘッド2は装置本体1から300mm上昇した
位置で停止し、その位置で水平に保持される。テストヘ
ッド2と装置本体1との間に300mmの隙間があれ
ば、この状態でパフォーマンスボードの交換を行うこと
ができる。従来の装置であれば、テストヘッド2を反転
させるため、それだけ多くに時間を必要とするが、本実
施形態ではテストヘッド2を300mm上昇させるだけ
でパフォーマンスボードを交換できるため、その交換作
業を短縮することができる。
【0033】また、プロービングカードを交換したりテ
ストヘッド2を点検したりする場合には、装置本体1か
ら例えば120mm上方へテストヘッド2を上昇させ、
この状態から旋回駆動機構8を用いてテストヘッド2を
旋回させる。この場合には旋回駆動機構8のモータ8A
が駆動する。これにより小歯車8Bが回転し、これに噛
合した大歯車8Cが回転すると、ヒンジアーム12及び
アーム3を介してテストヘッド2が図1の矢印Bで示す
反時計方向へ旋回する。テストヘッド2がある程度旋回
すると、図3に示すように補助機構21の伸長したシリ
ンダロッド先端のローラ21Aがヒンジアーム12の凹
部12Aと係合してテストヘッド2の荷重を受ける。更
に旋回駆動機構8により補助機構21の押し上げ力に抗
してテストヘッド2が更に旋回し、水平位置から120
°回転した時点で、旋回駆動機構8のモータ8Aが停止
し、旋回ロック機構13が駆動してロック爪13Eが大
歯車8Cに噛み込んで旋回駆動機構8をロックする。こ
れによりテストヘッド2はその旋回位置で停止し、その
状態で保持される。この時には、テストヘッド2は図3
に示すように傾斜している。
【0034】上述の傾斜状態ではパフォーマンスボード
側が装置本体1側に対向して傾斜しているため、作用空
間が狭く点検作業がし難い。そこで、引き続きヒンジア
ーム12に取り付けられたモータが駆動し、テストヘッ
ド2が図3の位置から時計方向へ更に60°回転してテ
ストヘッド2が水平になる。この時ロックピン15をア
ーム3のベースプレート3Aの孔に挿入してテストヘッ
ド2を水平に保持する。これでテストヘッド2の後方か
ら点検作業を行うことができ点検作業が容易になる。ま
た、プロービングカードを交換する時には、装置本体1
のヘッドプレート1Bを容易に開放することができ、装
置本体1の内部点検も容易に行うことができる。
【0035】また、本実施形態では、上述したようにテ
ストヘッド2が装置本体1上方から後方へ旋回するよう
にしてあるため、装置本体1とテスタ5との間隔を詰め
て両者1、5間の距離Lを短くすることができ、それだ
けテストヘッド2とテスタ5を接続するケーブル6の長
さを短くすることができるため、テスタの特性を向上さ
せることができ、しかも装置の設置面積を縮小できる。
【0036】また、種々のメンテナンス後、テストヘッ
ド2を検査位置に戻す場合には、上述した場合と逆の動
作によりテストヘッド2を検査位置に戻す。ところが、
テストヘッド2は近年益々重量化して来ているため、テ
ストヘッド2が旋回し、装置本体1の上方で水平位置に
なった時、テストヘッド2の自重によりアーム2が僅か
ではあるが傾くことになる。従来の装置であれば、昇降
駆動機構7によりテストヘッド2を検査位置に戻す場
合、前述したようにテストヘッド2がアーム3に固定さ
れているため、テストヘッド2もアーム3と共に傾斜し
ていてインサートリングとの位置合わせが難しかった。
また、テストヘッド2はモータ7Aにより下降するた
め、テストヘッド2を本来の検査位置で正確に止めるこ
とが難しかった。ところが、本実施形態では、傾斜補正
機構24を備えているため、検査位置に達すると共に係
合突起24Bが係合ブロック24Dの係合凹部24Cと
係合してテストヘッド2を水平に補正し、テストヘッド
2を簡単に位置決めすることができる。
【0037】即ち、昇降駆動機構7によりテストヘッド
2が下降する時に、アーム3が多少右下に傾斜していて
も、図4の(a)に示すようにテストヘッド2は基本的
には支持軸23によってアーム3に軸支され、アーム3
に対しては浮いたフローティング状態になっているた
め、アーム3の傾斜とは関係なく略水平になる。また、
テストヘッド2が支持軸23を中心に左右のいずれかに
傾斜しようとする場合があっても、係合ブロック24D
に対して揺動部材24Aの係合突起24Bまたは押さえ
部材24Eと傾斜制限機構24Fが作用してテストヘッ
ド2を水平に維持する。この状態でテストヘッド2が下
降し、検査位置に達すると、上述のように係合突起24
Bが図4の(b)に示す状態から係合ブロック24D下
面の係合凹部24Cから切り離されてテストヘッド2が
装置本体1上に設置される。これによりテストヘッド2
を本来の検査位置に簡単に位置合わせすることができ
る。また、テストヘッド2がモータ7Aによって下降す
るため、テストヘッド2は本来の検査位置で正確に停止
せず、プロービングカードに大きな荷重を掛けそうにな
ると、係合ブロック24Dと係合突起24Bの離れるこ
とでモータ7Aによるテストヘッド2の装置本体1に対
する押す込みを防止することができる。
【0038】上述のようにしてテストヘッド2が検査位
置に達すると、図5に示すようにテストヘッドロック機
構25のエアシリンダが駆動してシリンダロッドが瞬時
に伸び、これによりロック部材25Aが飛び出して突起
27に係合してテストヘッド2を検査位置にロックす
る。これにより半導体ウエハの検査を行うことができ
る。また、検査終了後、テストヘッド2を上昇させる場
合には、コントローラからのZアップ信号を受けると自
動的にロックは解除されテストヘッド2のロック状態を
解除する。
【0039】以上説明したように本実施形態によれば、
昇降駆動機構7によりアーム3を介してテストヘッド2
を下降させるプローブ装置の場合には、テストヘッド2
を支持軸23、23を介してアーム3において回転可能
に軸支し、且つ、テストヘッド2とアーム3との間にテ
ストヘッド2の傾きを水平に補正すると共にテストヘッ
ド2からの荷重を受ける傾斜補正機構24を設けたた
め、テストヘッド2とプロービングカードとを電気的に
接続する際に、昇降駆動機構7によりテストヘッド2を
検査位置に正確に停止させることができなくても、テス
トヘッド2が検査位置に達すれば傾斜補正機構24がテ
ストヘッド2の傾きを水平に補正してテストヘッド2を
インサートリング1Aの第1位置決め用ポスト28A簡
単に位置合わせすることができる。しかも、この時に昇
降駆動機構7からテストヘッド2を押し下げる力が作用
しても傾斜補正機構24によりテストヘッド2からの荷
重を受けて装置本体1側へ荷重が掛からないようにする
ことができる。
【0040】また、本実施形態によれば、昇降駆動機構
7によりテストヘッド2を装置本体1の上方に持ち上
げ、パフォーマンスボードの交換に必要な隙間をテスト
ヘッド2と装置本体1の間に作ることができるため、テ
ストヘッド2を反転させるまでもなく、テストヘッド2
を持ち上げるだけでパフォーマンスボードの交換作業を
行うことができ、その作業時間を短時間で行うことがで
きる。
【0041】また、本実施形態によれば、旋回駆動機構
8によりテストヘッド2を装置本体1の後方へ旋回させ
ることができるため、テストヘッドをテスタ側へ反転さ
せる従来の装置と比較して装置本体1とテスタ5との間
隔を詰めることができ、もってテストヘッド2とテスタ
5を接続するケーブルを短くすることができる。
【0042】また、本実施形態によれば、旋回駆動機構
8をロックし、テストヘッド2を所望の旋回位置で停止
させる旋回ロック機構13を設けたため、オペレータの
作業内容に応じてテストヘッド2を所望の傾斜角度に調
整でき、作業効率を高めることができる。
【0043】尚、本発明は上記実施例に何等制限される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り本発明に
包含される。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1及び請求項2に記載の
発明によれば、モータ駆動方式によってテストヘッド側
とプロービングカード側とを電気的に接続する際に、テ
ストヘッド側をプロービングカード側へ簡単に位置合わ
せできると共にテストヘッド側から装置本体に掛かる
分な負荷を軽減できるプローブ装置を提供することがで
きる。
【0045】
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプローブ装置の実施形態を示す図で、
(a)はその斜視図、(b)はテストヘッドの回転角制
限機構を示す側面図である。
【図2】図1に示すプローブ装置に用いられたテストヘ
ッドの駆動機構を示す図で、(a)はその側面図、
(b)は(a)に示す旋回駆動機構のロック機構を示す
構成図である。
【図3】図1に示すプローブ装置の旋回駆動機構の旋回
動作を補助する補助機構の動作説明図である。
【図4】図1に示すプローブ装置に用いられた傾斜補正
機構を取り出して示す図で、(a)はその斜視図、
(b)はその係合突起と係合凹部の係合状態を示す断面
図、(c)はその傾斜制限機構を示す断面図である。
【図5】図1に示すプローブ装置に用いられたテストヘ
ッドロック機構を示す構成図である。
【図6】テストヘッドのパフォーマンスボードとインサ
ートリングとの位置合わせに用いられるテンプレートの
使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 テストヘッド 3 アーム 3A 支持孔 7 昇降駆動機構 8 旋回駆動機構 13 旋回ロック機構 23 支持軸 24 傾斜補正機構 24B 係合突起 24C 係合凹部 24D 係合ブロック 24F 傾斜制限機構
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−147305(JP,A) 特開 平6−102313(JP,A) 特開 平8−264603(JP,A) 特開 平8−148534(JP,A) 特開 平7−147306(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/66 G01R 1/06 G01R 31/26 G01R 31/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に固定されたプロービングカー
    ドと、このプロービングカードの裏面に形成された接続
    端子と対応する接続端子を有するテストヘッドと、この
    テストヘッドを上記装置本体の側方から支持するアーム
    と、このアームを介して上記テストヘッドを上記装置本
    体の上側で昇降させる昇降駆動機構とを備え、上記テス
    トヘッドの自重により傾斜した上記アームを介して上記
    テストヘッドを下降させて上記テストヘッドを上記プロ
    ービングカードに電気的に接触させて被検査体の電気的
    検査を行なうプローブ装置であって、上記テストヘッド
    の前後両面に支持軸を設けると共に各支持軸を上記アー
    ムの支持孔に嵌入し、上記各支持軸を介して上記テスト
    ヘッドを上記アームに対して傾斜可能に軸支し、且つ、
    上記テストヘッドの昇降時に上記テストヘッドの傾きを
    水平に補正すると共に上記テストヘッドと上記プロービ
    ングカードが電気的に接触して上記テストヘッドから切
    り離される傾斜補正機構を設けたことを特徴とするプロ
    ーブ装置。
  2. 【請求項2】 上記傾斜補正機構は、上記支持軸に回転
    自在に軸支された揺動部材と、この揺動部材の上面に左
    右対称に設けられた一対の係合突起と、各係合突起が係
    合可能な係合凹部を有し且つ上記テストヘッド側に固定
    された左右一対の係合ブロックと、これらの係合ブロッ
    クを押さえるように上記アームに設けられた左右一対の
    押さえ部材と、これらの押さえ部材を介して揺動した上
    記揺動部材の傾斜を制限する傾斜制限機構とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプローブ装置。
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