JP3250680B2 - ハウジングレス式オイルクーラ - Google Patents

ハウジングレス式オイルクーラ

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JP3250680B2 JP34064792A JP34064792A JP3250680B2 JP 3250680 B2 JP3250680 B2 JP 3250680B2 JP 34064792 A JP34064792 A JP 34064792A JP 34064792 A JP34064792 A JP 34064792A JP 3250680 B2 JP3250680 B2 JP 3250680B2
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upper tank
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誠 田島
伸二 荒木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプレート部材を
積層して形成されるハウジングレス式オイルクーラに関
する。
【0002】
【従来の技術】複数のプレート部材を積層して形成され
るハウジングレス式オイルクーラ(以下、「オイルクー
ラ」という)として、例えば、実開平4−87726号
公報に示すものが知られている。
【0003】図9ないし図12は、この種のオイルクー
ラの一例を示す。図中、符号1はアルミニウム製の第一
プレート3と第二プレート5を交互に積層して形成した
コア部で、当該コア部1の上部にはアルミニウム製の上
ケーシング7と下ケーシング9によって冷却水の入口タ
ンク11と出口タンク13が形成されており、第一プレ
ート3に設けた2つの冷却水通路孔15が、夫々、入口
タンク11と出口タンク13に開口している。
【0004】又、図11に示すように、上ケーシング7
と下ケーシング9の中央には貫通孔17,19が形成さ
れると共に、第一プレート3に設けた2つのオイル通路
孔21の一方と連通する貫通孔22が下ケーシング9に
形成されており、第一プレート3の他方のオイル通路孔
21は下ケーシング9で閉塞されるようになっている。
そして、上ケーシング7には、冷却水導入管23と冷却
水導出管25が180°の間隔を置いて同軸上に挿着さ
れており、冷却水導入管23と冷却水導出管25の各挿
入側端部23a,25aは、夫々、入口タンク11と出
口タンク13に開口している。
【0005】一方、コア部1の下部には、アルミニウム
製の下板27,補強板29,取付板31が順次配置され
ており、各板27,29,31の中央に貫通孔33,3
5,37が、上記貫通孔17,19と同軸上に形成され
ている。
【0006】又、これらの貫通孔33,35,37の側
方には、第二プレート5に設けた2つのオイル通路孔2
1の一方に開口するオイル流入孔39が形成されてお
り、第二プレート5の他方のオイル通路孔21は下板2
7で閉塞されている。更に、第二プレート5側の冷却水
通路孔15,15も下板27によって閉塞され、又、取
付板31の下部にはパッキング41が取り付けられてい
る。
【0007】更に又、コア部1を形成する第一プレート
3及び第二プレート5の中央には貫通孔43,45が形
成されており、両貫通孔43,45にはアルミニウムか
らなるコア部補強管47が挿着されている。そして、コ
ア部補強管47には、図12に示すようにスタッドボル
トからなり、エンジンのブラケット49に固定されてオ
イル流出通路を形成するオイル戻り管51が挿通されて
おり、当該オイル戻り管51の上部に形成された螺子部
53にナット55を螺合することによって、コア部1が
ブラケット49に固定されている。勿論、オイル戻り管
51とナット55を一体としたスタッドボルトにて、ブ
ラケット49に螺合することも可能である。
【0008】ところで、上記第一プレート3及び第二プ
レート5には、中心から90°の間隔を置いて4個の貫
通孔が形成されており、対向する2個の貫通孔が上述し
た冷却水通路孔15とされ、又、対向する他の貫通孔が
上記オイル通路孔21とされている。
【0009】そして、図11に示すように第一プレート
3のプレート本体3aの外周縁及び貫通孔縁には筒状部
57,59が一体形成され、又、第二プレート5のプレ
ート本体5aの外周縁及び貫通孔縁には、第一プレート
3のプレート本体3a側に突出する突出部61,63が
夫々一体形成されている。そして、図10及び図11に
示すように、第二プレート5の突出部61,63の外側
が第一プレート3の筒状部57,59の内側にろう付け
されて、第一プレート3の内側と第二プレート5の内側
とで冷却水通路65が形成され、又、第二プレート5の
外側,第一プレート3の外側及び第一プレート3の筒状
部57,59の内側とでオイル通路67が形成されてい
る。
【0010】又、図11に示すように、第一プレート3
の筒状部57には開口端側に大径部69が、プレート本
体3a側に小径部71が形成されており、上方の第一プ
レート3の大径部69が、隣接する下方の第一プレート
3の小径部71に嵌合状態でろう付けされて、第一プレ
ート3の間に第二プレート5が配置されている。
【0011】而して、上記オイルクーラは、予め、各部
品に非腐食性フラックスを塗布してこれを乾燥させた
後、第一プレート3の筒状部57,59に第二プレート
5の突出部61,63を嵌合し、更に、第一プレート3
の大径部69を他の第一プレート3の小径部71に嵌合
し、これらプレート3,5の中心の貫通孔43,45に
コア部補強管47を挿入してコア部1を形成した後、上
下ケーシング7,9と下板27,補強板29,取付板3
1を取り付け、これらを炉中で加熱して各部品をろう付
けすることにより製造される。
【0012】そして、上記オイルクーラでは、冷却水は
冷却水導入管23から冷却水の入口タンク11に流入し
た後、第一プレート3及び第二プレート5の冷却水通路
孔15を通り、各冷却水通路65を充満した後、オイル
通路67内のオイルと熱交換されて出口タンク13側の
冷却水導出管25から流出する。
【0013】一方、オイルは、図12に示すようにエン
ジン側のオイル入口通路73からコア部1の下部のオイ
ル流入孔39を通ってコア部1に流入し、そして、各オ
イル通路孔21を通ってオイル通路67を充満した後、
冷却水通路65内の冷却水と熱交換されてオイル出口タ
ンク75に流入し、その後、オイル出口タンク75の上
方に配置されたオイルフィルタ77で浄化されて、オイ
ル戻り管51を介してオイル出口通路79からエンジン
側に流出する構造となっている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のオイ
ルクーラにあっては、コア部1の上部で、オイルと冷却
水を別々に出入りさせる構造になっており、オイル出入
口経路と冷却水出入口経路がコア部1の上部の空間を占
有している。そのため、オイル出口タンク75が、上ケ
ーシング7と下ケーシング9とで形成され、上ケーシン
グ7の上に載置されるオイルフィルタ77とオイル出口
タンク75を連通させるため、上ケーシング7の中央に
は開口孔が形成され、従って、中央に開口孔を有する上
ケーシング7は、中央が撓み自在で周縁部で支持された
片持状となっている。このような構造のオイルクーラで
は、オイルフィルタ77を強固に締め付けると、上ケー
シング7の上面であるオイルフィルタシール面81の中
央が片持状に撓む変形をし、オイル漏れが発生する虞が
あった。
【0015】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、オイルフィルタ取付時の
過度の締め付けによるオイルフィルタシール面の変形を
防止することができるオイルクーラを提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
中央に貫通孔が形成された複数のプレートを交互に積層
して、これらのプレート間に冷却水通路とオイル通路を
交互に形成してなるコア部を有し、コア部上にオイルフ
ィルタを載置してなるハウジングレス式オイルクーラに
おいて、一側を開口してドーナツ状に構成されるととも
に内側壁に第1連通孔が形成されたアッパタンクを、コ
ア部の上部に被せ、仕切プレートをアッパタンク内に配
置し、この仕切プレートに、その平坦部に貫通孔と、冷
却水通路の入口及び出口にそれぞれ重なる入口孔及び出
口孔とを形成するとともに、内部がオイル通路の出口に
連通するとともに内側壁にアッパタンクの第1連通孔に
重なる第2連通孔が形成されたオイル用突起部と、アッ
パタンクの頂部の内壁面に面で固着することにより該ア
ッパタンク内を入口タンク室と出口タンク室に区画する
突起状仕切部とを形成し、アッパタンクの入口タンク室
及び出口タンク室に連通して冷却水導入管及び冷却水導
出管をそれぞれアッパタンクに接続し、仕切プレートの
オイル用突起部内とアッパタンクの第1連通孔及び仕切
プレートの第2連通孔を介して連通するオイルフィルタ
を、アッパタンクの頂部上に載置し、一端開口がオイル
フィルタと連通するオイル戻り管を、アッパタンク,仕
切プレートの貫通孔,コア部の貫通孔を挿通して配置し
たことを特徴とする。
【0017】請求項2記載の発明は、中央に貫通孔が形
成された複数のプレートを交互に積層して、これらのプ
レート間に冷却水通路とオイル通路を交互に形成してな
るコア部を有し、コア部上にオイルフィルタを載置して
なるハウジングレス式オイルクーラにおいて、環状フラ
ンジを有する筒状のアッパタンクをコア部の上部に被
せ、仕切プレートをアッパタンク内に配置し、この仕切
プレートに、その平坦部に貫通孔及びオイル通路孔を形
成するとともに、アッパタンクの環状フランジの内壁面
に面で固着され内側に入口タンク室を形成する第1突起
状仕切部と、アッパタンクの環状フランジの内壁面に面
で固着され内側に出口タンク室を形成する第2突起状仕
切部とを形成し、アッパタンク,第1突起状仕切部を貫
通して仕切プレートの入口タンク室内に開口する冷却水
導入管を、アッパタンク,第1突起状仕切部に接続し、
アッパタンク,第2突起状仕切部を貫通して仕切プレー
トの出口タンク室内に開口する冷却水導出管を、アッパ
タンク,第2突起状仕切部に接続し、アッパタンクと仕
切プレートの間に形成された空間にオイルフィルタを連
通させて、このオイルフィルタをアッパタンクの環状フ
ランジの上に載置し、オイルフィルタと一端開口孔が連
通するオイル戻り管を、アッパタンク,仕切プレートの
貫通孔,コア部の貫通孔を挿通して配置したことを特徴
とする。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明においては、ドーナツ状に
構成されたアッパタンクは仕切プレートのオイルタンク
用突起部及び突起状仕切部で支持されているので、オイ
ルフィルタをアッパタンクの頂部上に強固に締め付けて
も、アッパタンクの変形が防止される。
【0019】また、冷却水は、冷却水導入管から、アッ
パタンクと仕切プレートの間の入口タンク室に導かれ、
入口タンク室から冷却水通路の入口を通って、冷却水通
路に流入し、冷却水通路を充満した後、オイル通路内の
オイルと熱交換される。その後、冷却水は、冷却水通路
の出口から、アッパタンクと仕切プレートの間の出口タ
ンク室に導かれ、冷却水導出管に流出する。
【0020】一方、オイルは、エンジン側からコア部に
流入し、オイル通路を充満した後、冷却水通路内の冷却
水と熱交換されてオイル通路の出口から仕切プレートの
オイル用突起部内に導かれ、オイル用突起部からアッパ
タンクの第1連通孔及び仕切プレートの第2連通孔を通
ってオイルフィルタに導かれ、オイルフィルタで浄化さ
れた後、オイル戻り管へ流出する。
【0021】請求項2記載の発明においては、コア部の
上部に被せられた筒状のアッパタンクは、環状フランジ
を有し、その環状フランジを介して仕切プレートの第1
突起状仕切部及び第2突起状仕切部に固着して支持され
ているので、アッパタンク及び仕切プレートがオイルフ
ィルタの強固な取付部になり、オイルフィルタを強固に
締め付けても、アッパタンクの変形が防止される。
【0022】また、冷却水は、冷却水導入管から、仕切
プレートの第1突起状仕切部内の入口タンク室に導か
れ、入口タンク室から冷却水通路の入口を通って、冷却
水通路に流入し、冷却水通路を充満した後、オイル通路
内のオイルと熱交換される。その後、冷却水は、冷却水
通路の出口から、仕切プレートの第2突起状仕切部内の
出口タンク室に導かれ、冷却水導出管に流出する。
【0023】一方、オイルは、エンジン側からコア部に
流入し、オイル通路を充満した後、冷却水通路内の冷却
水と熱交換されてオイル通路の出口から仕切プレート
と、アッパタンクの間の空間を通って、オイルフィルタ
に導かれて浄化された後、オイル戻り管へ流出する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1ないし図4に基づいて本発明の第1実施
例に係わるオイルクーラを説明する。本実施例において
は、従来例と相違する部分についてのみ説明し、同一構
成部品については同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0025】図において、本発明の実施例に係わるオイ
ルクーラは、従来例と同様の構造のコア部1を有してい
る。コア部1では、中央に貫通孔43,45が形成され
た第一プレート3及び第二プレート5が交互に積層さ
れ、これらのプレート3,5間に冷却水通路65とオイ
ル通路67が交互に形成されている。
【0026】コア部1の下部には、アルミニウム製の下
板101が配置されており、下板101の中央に貫通孔
101Aが形成されるとともに、貫通孔101Aの側方
に位置して、一方のオイル通路67の入口67Aに連通
するオイル流入孔101Bが形成されている。コア部1
の他方のオイル通路67の下端は下板101で閉塞され
ている。
【0027】一方、コア部1の上部には、アルミニウム
製の上板103が配置されており、上板103の中央に
貫通孔103Aが形成されるとともに、貫通孔103A
の側方に位置して、他方のオイル通路67の出口67B
に連通するオイル流出孔105が形成されている。ま
た、上板103には、冷却水通路65の入口65A及び
出口65Bにそれぞれ連通する冷却水流入口107及び
冷却水流出口109が形成されている。
【0028】コア部1の上部にアッパタンク111が被
せられ、このアッパタンク111内に仕切プレート11
3が配置されている。アッパタンク111は、下側を開
口したドーナツ状に構成され、内側壁に第1連通孔11
1A,111Aが形成され、外側壁に取付孔111B,
111Bが形成されている。
【0029】上記仕切プレート113に、オイル用突起
部115と、突起状仕切部117とが形成されるととも
に、中央に貫通孔119と、この貫通孔119の両側に
冷却水流入口107及び冷却水流出口109にそれぞれ
重なる入口孔121及び出口孔123とが形成されてい
る。
【0030】オイル用突起部115は、その内部がオイ
ル流出孔105を介してオイル通路67の出口67Bに
連通するとともに内側壁にアッパタンク111の第1連
通孔111Aに重なる第2連通孔115Aが形成されて
いる。
【0031】突起状仕切部117は、アッパタンク11
1の頂部111Cの内壁面にろう付け溶接で面固着する
ことにより該アッパタンク111と仕切プレート113
の間の空間が入口タンク室125と出口タンク室127
に区画されている。
【0032】アッパタンク111内の入口タンク室12
5及び出口タンク室127に連通して冷却水導入管13
1及び冷却水導出管133がそれぞれアッパタンク11
1に接続されている。
【0033】そして、オイルフィルタ77がアッパタン
ク111の頂部111C上に載置され、このオイルフィ
ルタ77は、仕切プレート113のオイル用突起部11
5内とアッパタンク111の第1連通孔111A及び仕
切プレート113の第2連通孔115Aを介して連通し
ている。
【0034】さらに、コア部補強管47には、スタッド
ボルトからなるオイル戻り管129が、その一端開口を
オイルフィルタ(77)と連通させて、挿通されてお
り、オイル戻り管129はアッパタンク111の開口
孔,仕切プレート113の貫通孔119,上板103の
貫通孔103Aからコア部1の第一プレート3の貫通孔
43,第二プレート5の貫通孔45を挿通して装着さ
れ、オイルフィルタ77からのオイルをエンジン側へ還
流させる。なお、オイル戻り管129の上部に形成され
た螺子部129Aにナット129Bを螺合することによ
って、コア部1がブラケット(図示せず)に固定されて
いる。
【0035】しかして、本実施例においては、冷却水
は、冷却水導入管131から、アッパタンク111と仕
切プレート113の間の入口タンク室125に導かれ、
入口タンク室125から冷却水通路65の入口65Aを
通って、冷却水通路65に流入し、冷却水通路65を充
満した後、オイル通路67内のオイルと熱交換される。
その後、冷却水は、冷却水通路65の出口65Bから、
アッパタンク111と仕切プレート113の間の出口タ
ンク室127に導かれ、冷却水導出管133に流出す
る。
【0036】一方、オイルは、エンジン側からコア部1
に流入し、オイル通路67を充満した後、冷却水通路6
5内の冷却水と熱交換されてオイル通路67の出口67
Bから仕切プレート113のオイル用突起部115内に
導かれ、オイル用突起部115からアッパタンク111
の第1連通孔111A及び仕切プレート113の第2連
通孔115Aを通って、オイルフィルタ77に導かれて
浄化された後、オイル戻り管129へ流出する。
【0037】以上の如き構成によれば、ドーナツ状に構
成されたアッパタンク111の頂部111C上にオイル
フィルタ77が載置され、しかも、アッパタンク111
は仕切プレート113のオイルタンク用突起部115及
び突起状仕切部117で支持されているので、オイルフ
ィルタ77を強固に締め付けても、オイルフィルタシー
ル面を構成するアッパタンク111の頂部111Cが変
形することなく、オイル漏れの発生を防止できる。
【0038】詳しく言えば、仕切プレート113にオイ
ル用突起部115及び突起状仕切部117が一体に形成
されているので、仕切プレート113はいわゆるシェル
構造に構成され、剛性が高く、オイルフィルタ77から
の力をアッパタンク111をを介して受けても、オイル
フィルタ77の締め付け時のアッパタンク111の変形
を抑えることができる。
【0039】また、アッパタンク111内に仕切プレー
ト113を組み込んでその頂部111Cの内壁面に面で
ろう付け溶接により固着すれば、コア部1の上に、オイ
ルと冷却水との分離をするタンク部が形成されるので、
タンク部の組立を容易にし、タンク部の組立性をアップ
させることができる。
【0040】さらに、オイルと冷却水は、仕切プレート
113に一体に形成されているオイル用突起部115を
介して分離されているので、オイルと冷却水を分離する
ための仕切板を溶接等で設ける必要がなくり、それらの
分離を確実にできる。
【0041】そして、アッパタンク111内は、アッパ
タンク111の頂部111Cの内壁面に面で固着されて
いる仕切プレート113の突起状仕切部117を介して
分離されているので、入口タンク室125側の冷却水と
出口タンク室127側の冷却水を確実に分離することが
できる。
【0042】なお、本実施例においては、コア部1の上
部には、貫通孔103A,オイル流出孔105,冷却水
流入口107,冷却水流出口109が形成された上板1
03が配置されているが、かかる構造の上板103が無
くても、仕切プレート113の板厚等を適切に選定する
ことにより、本発明を適用することができる。
【0043】図6ないし図8に基づいて本発明の第2実
施例に係わるオイルクーラを説明する。本実施例におい
ては、従来例と相違する部分についてのみ説明し、同一
構成部品については同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0044】図において、本発明の実施例に係わるオイ
ルクーラは、従来例と同様の構造のコア部1を有してい
る。コア部1では、中央に貫通孔43,45が形成され
た第一プレート3及び第二プレート5が交互に積層さ
れ、これらのプレート3,5間に冷却水通路65とオイ
ル通路67が交互に形成されている。
【0045】コア部1の下部には、アルミニウム製の下
板201が配置されており、下板201の中央に貫通孔
201Aが形成されるとともに、貫通孔201Aの側方
に位置して、一方のオイル通路67の入口67Aに連通
するオイル流入孔201Bが形成されている。コア部1
の他方のオイル通路67の下端は下板201で閉塞され
ている。
【0046】一方、コア部1の上部には、アルミニウム
製の上板203が配置されており、上板203の中央に
貫通孔203Aが形成されるとともに、貫通孔203A
の側方に位置して、他方のオイル通路67の出口67B
に連通するオイル流出孔205が形成されている。ま
た、上板203には、冷却水通路65の入口65A及び
出口65Bにそれぞれ連通する冷却水流入口207及び
冷却水流出口209が形成されている。
【0047】コア部1の上部にアッパタンク211が被
せられ、このアッパタンク211内に仕切プレート21
3が配置されている。アッパタンク211は、円筒状に
構成され、環状フランジ215を有し、コア部1の上部
に被せられ、その外側壁に取付孔211B,211Bが
形成されている。
【0048】この仕切プレート213に、その平坦部に
貫通孔213A及びオイル通路孔213Bを形成すると
ともに、アッパタンク211の環状フランジ215の内
壁面に面で固着され内側に入口タンク室217を形成す
る第1突起状仕切部219と、アッパタンク211の環
状フランジ215の内壁面に面で固着され内側に出口タ
ンク室221を形成する第2突起状仕切部223とが形
成されている。アッパタンク211と仕切プレート21
3の間の空間がオイルが通過する空間とされる。
【0049】仕切プレート213の第1突起状仕切部2
19及び第2突起状仕切部223には、アッパタンク2
11の取付孔211B,211Bに重なる取付孔219
B,223Bがそれぞれ形成されている。
【0050】そして、アッパタンク211の入口タンク
室217及び出口タンク室221に連通して冷却水導入
管225及び冷却水導出管227が、それぞれアッパタ
ンク211の取付孔211B,211B及び仕切プレー
ト213の取付孔219B,223Bに嵌め込まれて、
アッパタンク211、仕切プレート213に固定して接
続されている。
【0051】オイルフィルタ77がアッパタンク211
の環状フランジ215上に載置され、このオイルフィル
タ77は、仕切プレート213とアッパタンク211の
間のオイル用の空間と連通している。
【0052】さらに、コア部補強管47には、スタッド
ボルトからなるオイル戻り管229が挿通されており、
オイル戻り管229はアッパタンク211の開口部から
仕切プレート213の貫通孔213A,コア部1の第一
プレート3の貫通孔43,第二プレート5の貫通孔45
を挿通して装着され、オイル戻り管229からのオイル
をエンジン側へ還流させる。なお、オイル戻り管229
の上部に形成された螺子部229Aにナット229Bを
螺合することによって、コア部1がブラケット(図示せ
ず)に固定されている。
【0053】しかして、本実施例においては、冷却水
は、冷却水導入管225から、仕切プレート213の第
1突起状仕切部219内の入口タンク室217に導か
れ、入口タンク室217から冷却水通路65の入口65
Aを通って、冷却水通路65に流入し、冷却水通路65
を充満した後、オイル通路67内のオイルと熱交換され
る。その後、冷却水は、冷却水通路65の出口から、仕
切プレート213の第2突起状仕切部223内の出口タ
ンク室221に導かれ、冷却水導出管227に流出す
る。
【0054】一方、オイルは、エンジン側からコア部に
流入し、オイル通路67を充満した後、冷却水通路65
内の冷却水と熱交換されてオイル通路67の出口65B
から仕切プレート213と、アッパタンク211の間の
空間を通って、オイルフィルタ77に導かれて浄化され
た後、オイル戻り管229へ流出する。
【0055】本実施例によれば、コア部1の上部に被せ
られた筒状のアッパタンク211は、環状フランジ21
5を有し、その環状フランジ215を介して仕切プレー
ト213の第1突起状仕切部219及び第2突起状仕切
部223に固着して支持されているので、アッパタンク
211及び仕切プレート213がオイルフィルタ77の
強固な取付部になり、オイルフィルタ77を強固に締め
付けても、オイルフィルタシール面を構成するアッパタ
ンク211が変形することなく、オイル漏れの発生を防
止できる。
【0056】詳しく言えば、仕切プレート213に第1
突起状仕切部219及び第2突起状仕切部223が一体
に形成されているので、仕切プレート213はいわゆる
シェル構造に構成され、剛性が高く、オイルフィルタ7
7からの力をアッパタンク211を介して受けても、オ
イルフィルタ77の締め付け時の変形を抑えることがで
きる。
【0057】また、本実施例によれば、冷却水導入管2
25や冷却水導出管227は、アッパタンク211と仕
切プレート213によって固定されるため、冷却水導入
管225や冷却水導出管227の取付強度を向上させる
ことができる。
【0058】なお、本実施例においては、コア部1の上
部には、貫通孔203A,オイル流出孔205,冷却水
流入口207,冷却水流出口209が形成された上板2
03が配置されているが、かかる構造の上板203が無
くても、仕切プレート213の板厚等を適切に選定する
ことにより、本発明を適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ドーナツ状に構成されたアッパタンクの頂
部上にオイルフィルタが載置され、しかも、アッパタン
クは仕切プレートの少なくとも突起状仕切部で支持され
ているので、オイルフィルタを強固に締め付けても、オ
イルフィルタシール面を構成するアッパタンクの頂部が
撓むことなく、オイル漏れの発生を防止できる。
【0060】また、請求項2記載の発明によれば、コア
部の上部に被せられた筒状のアッパタンクは、環状フラ
ンジを有し、その環状フランジを介して仕切プレートの
第1突起状仕切部及び第2突起状仕切部に固着して支持
されているので、アッパタンク及び仕切プレートがオイ
ルフィルタの強固な取付部になり、オイルフィルタを強
固に締め付けても、オイルフィルタシール面を構成する
アッパタンクが変形することなく、オイル漏れの発生を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わるオイルクーラのオ
イル側の流れが示されている縦断面図である。
【図2】同オイルクーラの冷却水側の流れが示されてい
る縦断面図である。
【図3】同オイルクーラの平面図である。
【図4】同オイルクーラの一部断面側面図である。
【図5】同オイルクーラの分解斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係わるオイルクーラのオ
イル側の流れが示されている縦断面図である。
【図7】同オイルクーラの冷却水側の流れが示されてい
る縦断面図である。
【図8】同オイルクーラの分解斜視図である。
【図9】従来のオイルクーラの平面図である。
【図10】図9のI−I線に沿って切断した縦断面図で
ある。
【図11】図9のオイルクーラの分解斜視図である。
【図12】図9のオイルクーラをエンジンに取り付けた
状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 コア部 3 第一プレート 5 第二プレート 43 貫通孔 45 貫通孔 65 冷却水通路 65A 入口 65B 出口 67 オイル通路 67B 出口 77 オイルフィルタ 111 アッパタンク 111A 第1連通孔 113 仕切プレート 115 オイルタンク用突起部 115A 第2連通孔 117 突起状仕切部 125 入口タンク室 127 出口タンク室 129 オイル戻り管 131 冷却水導入管 133 冷却水導出管 211 アッパタンク 213 仕切プレート 213A 貫通孔 213B オイル通路孔 215 環状フランジ 217 入口タンク室 219 第1突起状仕切部 221 出口タンク室 223 第2突起状仕切部 225 冷却水導入管 227 冷却水導出管 229 オイル戻り管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−87726(JP,A) 特公 平4−43744(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28F 3/00 - 3/14 F28D 9/00 - 9/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に貫通孔(43,45)が形成され
    た複数のプレート(3,5)を交互に積層して、これら
    のプレート(3,5)間に冷却水通路(65)とオイル
    通路(67)を交互に形成してなるコア部(1)を有
    し、コア部(1)上にオイルフィルタ(77)を載置し
    てなるハウジングレス式オイルクーラにおいて、 一側を開口してドーナツ状に構成されるとともに内側壁
    に第1連通孔(111A)が形成されたアッパタンク
    (111)を、コア部(1)の上部に被せ、 仕切プレート(113)をアッパタンク(111)内に
    配置し、 この仕切プレート(113)に、その平坦部に貫通孔
    (119)と、冷却水通路(65)の入口(65A)及
    び出口(65B)にそれぞれ重なる入口孔(121)及
    び出口孔(123)とを形成するとともに、内部がオイ
    ル通路(67)の出口(67B)に連通するとともに内
    側壁にアッパタンク(111)の第1連通孔(111
    A)に重なる第2連通孔(115A)が形成されたオイ
    ル用突起部(115)と、アッパタンク(111)の頂
    部(111C)の内壁面に面で固着することにより該ア
    ッパタンク(111)内を入口タンク室(125)と出
    口タンク室(127)に区画する突起状仕切部(11
    7)とを形成し、 アッパタンク(111)の入口タンク室(125)及び
    出口タンク室(127)に連通して冷却水導入管(13
    1)及び冷却水導出管(133)をそれぞれアッパタン
    ク(111)に接続し、 仕切プレート(113)のオイル用突起部(115)内
    とアッパタンク(111)の第1連通孔(111A)及
    び仕切プレート(113)の第2連通孔(115A)を
    介して連通するオイルフィルタ(77)を、アッパタン
    ク(111)の頂部(111C)上に載置し、 一端開口がオイルフィルタ(77)と連通するオイル戻
    り管(129)を、アッパタンク(111),仕切プレ
    ート(113)の貫通孔(119),コア部(1)の貫
    通孔(43,45)を挿通して配置したことを特徴とす
    るハウジングレス式オイルクーラ。
  2. 【請求項2】 中央に貫通孔(43,45)が形成され
    た複数のプレート(3,5)を交互に積層して、これら
    のプレート(3,5)間に冷却水通路(65)とオイル
    通路(67)を交互に形成してなるコア部(1)を有
    し、コア部(1)上にオイルフィルタ(77)を載置し
    てなるハウジングレス式オイルクーラにおいて、 環状フランジ(215)を有する筒状のアッパタンク
    (211)をコア部(1)の上部に被せ、 仕切プレート(213)をアッパタンク(211)内に
    配置し、 この仕切プレート(213)に、その平坦部に貫通孔
    (213A)及びオイル通路孔(213B)を形成する
    とともに、アッパタンク(211)の環状フランジ(2
    15)の内壁面に面で固着され内側に入口タンク室(2
    17)を形成する第1突起状仕切部(219)と、アッ
    パタンク(211)の環状フランジ(215)の内壁面
    に面で固着され内側に出口タンク室(221)を形成す
    る第2突起状仕切部(223)とを形成し、 アッパタンク(211),第1突起状仕切部(219)
    を貫通して仕切プレート(213)の入口タンク室(2
    17)内に開口する冷却水導入管(225)を、アッパ
    タンク(211),第1突起状仕切部(219)に接続
    し、 アッパタンク(211),第2突起状仕切部(223)
    を貫通して仕切プレート(213)の出口タンク室(2
    21)内に開口する冷却水導出管(227)を、アッパ
    タンク(211),第2突起状仕切部(223)に接続
    し、 アッパタンク(211)と仕切プレート(213)の間
    に形成された空間にオイルフィルタ(77)を連通させ
    て、このオイルフィルタ(77)をアッパタンク(21
    1)の環状フランジ(215)の上に載置し、 オイルフィルタ(77)と一端開口孔が連通するオイル
    戻り管(229)を、アッパタンク(211),仕切プ
    レート(213)の貫通孔(213A),コア部(1)
    の貫通孔(43,45)を挿通して配置したことを特徴
    とするハウジングレス式オイルクーラ。
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