JP3250385B2 - 自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造 - Google Patents
自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造Info
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- JP3250385B2 JP3250385B2 JP23498294A JP23498294A JP3250385B2 JP 3250385 B2 JP3250385 B2 JP 3250385B2 JP 23498294 A JP23498294 A JP 23498294A JP 23498294 A JP23498294 A JP 23498294A JP 3250385 B2 JP3250385 B2 JP 3250385B2
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- outer panel
- side splash
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のサイドボデイ
アウタパネルの下辺に取り付けられる自動車用サイドス
プラッシュガードの取付構造に関する。
アウタパネルの下辺に取り付けられる自動車用サイドス
プラッシュガードの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】サイドスプラッシュガード（サイドモー
ルデイングとも言う）は、空気抵抗を少なくするために
自動車の両側下辺に装着されるものである。
ルデイングとも言う）は、空気抵抗を少なくするために
自動車の両側下辺に装着されるものである。
【０００３】図６および図７は、従来のサイドスプラッ
シュガードの取付構造を示したもので、自動車のサイド
ボデイ アウタパネル１００の下辺に、ネジ用の穴１０１
とクリップ用の穴１０２を開け、ネジ１０３とクリップ
１０４を介してサイドスプラッシュガード１０５が取り
付けられている。サイドスプラッシュガード１０５は、
ネジ１０３をサイドボデイ アウタパネル１００に装着さ
れた樹脂ナット１０６に螺合し、クリップ１０４を穴１
０２に圧入して固定されている。クリップ１０４はサイ
ドスプラッシュガード１０５の裏面に形成された係合部
１０７にクリップ頭部１０４ａが係止されてサイドスプ
ラッシュガード２に組み付けられており、クリップ先端
部１０４ｂを穴１０２に圧入して係止される。
シュガードの取付構造を示したもので、自動車のサイド
ボデイ アウタパネル１００の下辺に、ネジ用の穴１０１
とクリップ用の穴１０２を開け、ネジ１０３とクリップ
１０４を介してサイドスプラッシュガード１０５が取り
付けられている。サイドスプラッシュガード１０５は、
ネジ１０３をサイドボデイ アウタパネル１００に装着さ
れた樹脂ナット１０６に螺合し、クリップ１０４を穴１
０２に圧入して固定されている。クリップ１０４はサイ
ドスプラッシュガード１０５の裏面に形成された係合部
１０７にクリップ頭部１０４ａが係止されてサイドスプ
ラッシュガード２に組み付けられており、クリップ先端
部１０４ｂを穴１０２に圧入して係止される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図８に
示すように、サイドスプラッシュガード１０５をネジ留
めするときに、矢印のようにサイドスプラッシュガード
１０５を移動させるため、サイドスプラッシュガード１
０５の先端で樹脂ナット１０６を引っかけてしまうこと
があり、樹脂ナット１０６が脱落してしまう虞がある。
示すように、サイドスプラッシュガード１０５をネジ留
めするときに、矢印のようにサイドスプラッシュガード
１０５を移動させるため、サイドスプラッシュガード１
０５の先端で樹脂ナット１０６を引っかけてしまうこと
があり、樹脂ナット１０６が脱落してしまう虞がある。
【０００５】本発明は上記課題を解決し、樹脂ナットの
脱落を防止し得る自動車用サイドスプラッシュガードの
取付構造を提供することを目的とする。
脱落を防止し得る自動車用サイドスプラッシュガードの
取付構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、自動車のサイドボデイ アウタパネルの下辺に
樹脂ナットを装着し、この樹脂ナットにサイドスプラッ
シュガードの下辺側をネジ止めして下辺側を取り付ける
自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造におい
て、上記サイドスプラッシュガードの下辺側先端部の上
記サイドボデイ アウタパネルとの対向面に、ネジ穴の両
側に突設するリブを設け、上記サイドスプラッシュガー
ドの先端がサイドボデ イ アウタパネルに接触しないこと
にある。また、本発明は、上記サイドスプラッシュガー
ド下辺側先端部を上記サイドボデイ アウタパネル板面か
ら反り返るような斜面に形成したことにある。
するため、自動車のサイドボデイ アウタパネルの下辺に
樹脂ナットを装着し、この樹脂ナットにサイドスプラッ
シュガードの下辺側をネジ止めして下辺側を取り付ける
自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造におい
て、上記サイドスプラッシュガードの下辺側先端部の上
記サイドボデイ アウタパネルとの対向面に、ネジ穴の両
側に突設するリブを設け、上記サイドスプラッシュガー
ドの先端がサイドボデ イ アウタパネルに接触しないこと
にある。また、本発明は、上記サイドスプラッシュガー
ド下辺側先端部を上記サイドボデイ アウタパネル板面か
ら反り返るような斜面に形成したことにある。
【０００７】
【作用】サイドスプラッシュガードの下辺側先端部の上
記サイドボデイ アウタパネルとの対向面にリブを設けた
ので、樹脂ナットの上部をサイドスプラッシュガードの
端部が通過することから、サイドスプラッシュガードの
端部で樹脂ナットを引っかける虞がない。また、サイド
スプラッシュガードの端部を斜面に形成することにより
樹脂ナットに引っかける虞が少なくなる。
記サイドボデイ アウタパネルとの対向面にリブを設けた
ので、樹脂ナットの上部をサイドスプラッシュガードの
端部が通過することから、サイドスプラッシュガードの
端部で樹脂ナットを引っかける虞がない。また、サイド
スプラッシュガードの端部を斜面に形成することにより
樹脂ナットに引っかける虞が少なくなる。
【０００８】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図１は、サイドスプラッシュガード装
着部分を示す断面図、図２は、図１のサイドスプラッシ
ュガードを示す断面図、図３は図２のサイドスプラッシ
ュガードのリブ部分を示す部分拡大斜視図、図４は図３
のＡ−Ａ線断面図、図５はサイドスプラッシュガードの
作用を説明するための概念断面図である。
詳細に説明する。図１は、サイドスプラッシュガード装
着部分を示す断面図、図２は、図１のサイドスプラッシ
ュガードを示す断面図、図３は図２のサイドスプラッシ
ュガードのリブ部分を示す部分拡大斜視図、図４は図３
のＡ−Ａ線断面図、図５はサイドスプラッシュガードの
作用を説明するための概念断面図である。
【０００９】図１および図２において、１は自動車の車
体のサイドボデイ アウタパネルで、このサイドボデイ ア
ウタパネル１の下辺にはサイドスプラッシュガード２が
装着されている。
体のサイドボデイ アウタパネルで、このサイドボデイ ア
ウタパネル１の下辺にはサイドスプラッシュガード２が
装着されている。
【００１０】上記サイドボデイ アウタパネル１には、下
辺にブラケット３が溶接されており、ブラケット３の下
部側に後述する樹脂ナットが装着されている。上記ブラ
ケット３は断面コ字型に形成され、かつ、その上端部を
上方に延出して係合片４を形成している。この係合片４
はサイドボデイ アウタパネル１との間に一定の間隙５を
形成し、後述するサイドスプラッシュガード２の爪を挿
入するようにしている。サイドボデイ アウタパネル１の
下辺にはサイドスプラッシュガード２を固定する樹脂ナ
ット６が取付穴に組み付けられて装着されている。
辺にブラケット３が溶接されており、ブラケット３の下
部側に後述する樹脂ナットが装着されている。上記ブラ
ケット３は断面コ字型に形成され、かつ、その上端部を
上方に延出して係合片４を形成している。この係合片４
はサイドボデイ アウタパネル１との間に一定の間隙５を
形成し、後述するサイドスプラッシュガード２の爪を挿
入するようにしている。サイドボデイ アウタパネル１の
下辺にはサイドスプラッシュガード２を固定する樹脂ナ
ット６が取付穴に組み付けられて装着されている。
【００１１】上記サイドスプラッシュガード２には、上
片側の内面に下方向に向けてＬ字状に折曲げた爪７が設
けられており、この爪７を上記係合片５に係合してサイ
ドスプラッシュガード２の上部側が固定されている。上
記サイドスプラッシュガード２は、下端部に、長手方向
に一定間隔でネジ８を通すためのネジ穴９が複数形成さ
れており、ネジ８をサイドボデイ アウタパネル１側の樹
脂ナット６に螺合して、サイドスプラッシュガード２の
下端部をサイドボデイ アウタパネル３に固定するもので
ある。このサイドスプラッシュガード２の先端部には、
サイドボデイ アウタパネル１に対向する面にリブ１０が
突設されており、このリブ１０は、図３に示すように、
ネジ穴９の両側に突設している。サイドスプラッシュガ
ード２の下辺側先端部は、図４に示すように、上記サイ
ドボデイ アウタパネル１の板面から反り返るような斜面
１１に形成されている。
片側の内面に下方向に向けてＬ字状に折曲げた爪７が設
けられており、この爪７を上記係合片５に係合してサイ
ドスプラッシュガード２の上部側が固定されている。上
記サイドスプラッシュガード２は、下端部に、長手方向
に一定間隔でネジ８を通すためのネジ穴９が複数形成さ
れており、ネジ８をサイドボデイ アウタパネル１側の樹
脂ナット６に螺合して、サイドスプラッシュガード２の
下端部をサイドボデイ アウタパネル３に固定するもので
ある。このサイドスプラッシュガード２の先端部には、
サイドボデイ アウタパネル１に対向する面にリブ１０が
突設されており、このリブ１０は、図３に示すように、
ネジ穴９の両側に突設している。サイドスプラッシュガ
ード２の下辺側先端部は、図４に示すように、上記サイ
ドボデイ アウタパネル１の板面から反り返るような斜面
１１に形成されている。
【００１２】上記構成によると、サイドスプラッシュガ
ード２の取付けに際して、サイドスプラッシュガード２
を上方から下方に向けてサイドボデイ アウタパネル１に
沿って移動させ、サイドスプラッシュガード２の爪７を
サイドボデイ アウタパネル１とブラケット３の係合片４
との間隙５に係合する。一方、サイドスプラッシュガー
ド２を、図５に示すように、サイドボデイ アウタパネル
１に沿って樹脂ナット６側に移動させる。
ード２の取付けに際して、サイドスプラッシュガード２
を上方から下方に向けてサイドボデイ アウタパネル１に
沿って移動させ、サイドスプラッシュガード２の爪７を
サイドボデイ アウタパネル１とブラケット３の係合片４
との間隙５に係合する。一方、サイドスプラッシュガー
ド２を、図５に示すように、サイドボデイ アウタパネル
１に沿って樹脂ナット６側に移動させる。
【００１３】このとき、サイドスプラッシュガード２の
先端部は、反り返るような斜面１１に形成され、かつリ
ブ１０によってサイドスプラッシュガード２の先端がサ
イドボデイ アウタパネル１に接触しないので、サイドス
プラッシュガード２の先端によって樹脂ナット６を引っ
かける虞がない。よって、サイドスプラッシュガード２
の装着時による樹脂ナット６の脱落を防止することがで
きる。
先端部は、反り返るような斜面１１に形成され、かつリ
ブ１０によってサイドスプラッシュガード２の先端がサ
イドボデイ アウタパネル１に接触しないので、サイドス
プラッシュガード２の先端によって樹脂ナット６を引っ
かける虞がない。よって、サイドスプラッシュガード２
の装着時による樹脂ナット６の脱落を防止することがで
きる。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用サイドスプラッシュガードの取付構造によれば、以下
のような効果を奏する。
用サイドスプラッシュガードの取付構造によれば、以下
のような効果を奏する。
【００１５】請求項１において、自動車のサイドボデイ
アウタパネルの下辺に樹脂ナットを装着し、この樹脂ナ
ットにサイドスプラッシュガードの下辺側をネジ止めし
て下辺側を取り付ける自動車用サイドスプラッシュガー
ドの取付構造において、上記サイドスプラッシュガード
の下辺側先端部の上記サイドボデイ アウタパネルとの対
向面に、ネジ穴の両側に突設するリブを設け、上記サイ
ドスプラッシュガードの先端がサイドボデ イ アウタパネ
ルに接触しないので、サイドボデイ アウタパネルとの間
に間隙が設けられることから、サイドスプラッシュガー
ドの先端によって樹脂ナットを引っかける虞がない。よ
って、サイドスプラッシュガードの取付作業時における
樹脂ナットの脱落を防止することができる。請求項２に
おいて、サイドスプラッシュガード下辺側先端部を上記
サイドボデイ アウタパネル板面から反り返るような斜面
に形成したので、サイドスプラッシュガードの先端が樹
脂ナットを引っかける虞がないことから、樹脂ナットの
脱落を防止できる。
アウタパネルの下辺に樹脂ナットを装着し、この樹脂ナ
ットにサイドスプラッシュガードの下辺側をネジ止めし
て下辺側を取り付ける自動車用サイドスプラッシュガー
ドの取付構造において、上記サイドスプラッシュガード
の下辺側先端部の上記サイドボデイ アウタパネルとの対
向面に、ネジ穴の両側に突設するリブを設け、上記サイ
ドスプラッシュガードの先端がサイドボデ イ アウタパネ
ルに接触しないので、サイドボデイ アウタパネルとの間
に間隙が設けられることから、サイドスプラッシュガー
ドの先端によって樹脂ナットを引っかける虞がない。よ
って、サイドスプラッシュガードの取付作業時における
樹脂ナットの脱落を防止することができる。請求項２に
おいて、サイドスプラッシュガード下辺側先端部を上記
サイドボデイ アウタパネル板面から反り返るような斜面
に形成したので、サイドスプラッシュガードの先端が樹
脂ナットを引っかける虞がないことから、樹脂ナットの
脱落を防止できる。
【図１】本発明の一実施例による自動車用サイドスプラ
ッシュガードの取付構造を示す断面図である。
ッシュガードの取付構造を示す断面図である。
【図２】サイドスプラッシュガードを示す断面図であ
る。
る。
【図３】サイドスプラッシュガードのリブ部分を示す部
分拡大斜視図である。
分拡大斜視図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】サイドスプラッシュガードの作用を説明するた
めの概念断面図である。
めの概念断面図である。
【図６】自動車用サイドスプラッシュガードを示す概念
図である。
図である。
【図７】従来の自動車用サイドスプラッシュガードの取
付構造を示す概念断面図である。
付構造を示す概念断面図である。
【図８】従来の自動車用サイドスプラッシュガードの取
付作業を示す概念断面図である。
付作業を示す概念断面図である。
１ サイドボデイ アウタパネル ２ 自動車用サイドスプラッシュガード ３ ブラケット ４ 係合片 ５ 間隙 ６ 樹脂ナット ７ 爪 ８ ネジ ９ ネジ穴 １０ リブ １１ 斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60R 13/04 B62D 25/18 B62D 25/20
Claims (2)
- 【請求項１】 自動車のサイドボデイ アウタパネルの下
辺に樹脂ナットを装着し、この樹脂ナットにサイドスプ
ラッシュガードの下辺側をネジ止めして下辺側を取り付
ける自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造にお
いて、上記サイドスプラッシュガードの下辺側先端部の
上記サイドボデイ アウタパネルとの対向面に、ネジ穴の
両側に突設するリブを設け、上記サイドスプラッシュガ
ードの先端がサイドボデ イ アウタパネルに接触しないこ
とを特徴とする自動車用サイドスプラッシュガードの取
付構造。 - 【請求項２】 上記サイドスプラッシュガード下辺側先
端部を上記サイドボデイ アウタパネル板面から反り返る
ような斜面に形成したことを特徴とする請求項１に記載
の自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23498294A JP3250385B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23498294A JP3250385B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899589A JPH0899589A (ja) | 1996-04-16 |
| JP3250385B2 true JP3250385B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=16979296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23498294A Expired - Fee Related JP3250385B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 自動車用サイドスプラッシュガードの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3250385B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7306246B2 (ja) * | 2019-12-03 | 2023-07-11 | トヨタ車体株式会社 | 車両用外装部材の取付構造 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP23498294A patent/JP3250385B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0899589A (ja) | 1996-04-16 |
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