JP3248261B2 - 信号等化方法、信号等化装置およびビデオテープレコーダ - Google Patents

信号等化方法、信号等化装置およびビデオテープレコーダ

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JP3248261B2 JP24550492A JP24550492A JP3248261B2 JP 3248261 B2 JP3248261 B2 JP 3248261B2 JP 24550492 A JP24550492 A JP 24550492A JP 24550492 A JP24550492 A JP 24550492A JP 3248261 B2 JP3248261 B2 JP 3248261B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオ信号をデ
ジタル的に磁気テープに記録再生する場合に用いて好適
な信号等化方法、信号等化装置およびビデオテープレコ
ーダに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のビデオテープレコーダの
一例の構成を示すブロック図である。磁気テープ1に
は、ビデオ信号がデジタル的に記録されている。磁気ヘ
ッド2は、磁気テープ1に記録されている信号を生成
し、再生増幅器3は、磁気ヘッド2の出力を増幅してA
/D変換器4に出力する。A/D変換器4は、入力され
た信号をA/D変換して信号等化回路(EQ)5に出力
する。信号等化回路5は、入力された信号の振幅と位相
を補償し、デコーダ6に出力する。デコーダ6は、入力
された信号を論理1または0にデコードし、誤り検出訂
正(ECC)回路7に出力する。マイクロコンピュータ
8は、A/D変換器4よりI/Oバスを介して入力され
るデータに対応して、信号等化回路5の乗算器の係数を
演算し、その係数を乗算器に出力する。
【0003】マイクロコンピュータ8は、図4に示す、
アダプティブコントローラ11、FIR型トランスバー
サルフィルタ12、デコーダ13および減算器14より
なる回路における場合と同様の処理を行うプログラムを
有している(換言すれば、実質的に、図4に示す回路を
内蔵している)。このうち、FIR型トランスバーサル
フィルタ12は、信号等化回路5を構成する、図5に示
すFIR型トランスバーサルフィルタ30と同一の構成
とされている。
【0004】図4に示すように、マイクロコンピュータ
8のFIR型トランスバーサルフィルタ12は、この例
においては、入力信号を1クロック分ずつ順次遅延して
出力する遅延回路211乃至214と、遅延回路211
至214の入出力に所定の係数W0乃至W4を乗算する乗
算器220乃至224と、乗算器220乃至224の出力を
加算する加算器23とにより構成されている。
【0005】同様に、図5に示すように、信号等化回路
5のFIR型トランスバーサルフィルタ30は、この例
においては、入力信号を1クロック分ずつ順次遅延して
出力する遅延回路311乃至314と、遅延回路311
至314の入出力に所定の係数W0乃至W4を乗算する乗
算器320乃至324と、乗算器320乃至324の出力を
加算する加算器33とにより構成されている。
【0006】次に、その動作について説明する。磁気テ
ープ1に記録されたビデオ信号は、磁気ヘッド2により
再生され、増幅器3により増幅されてA/D変換器4に
入力される。A/D変換器4は、入力された信号をA/
D変換して、マイクロコンピュータ8に出力する。
【0007】マイクロコンピュータ8は、A/D変換器
4より入力されたデータに対して、図5に示す構成のフ
ィルタ30が行う処理と同様の処理を、図6のフローチ
ャートに従って、ソフト的に実行する。
【0008】マイクロコンピュータ8においては、フィ
ルタ12の遅延回路211乃至214により、1クロック
分ずつ順次遅延された場合と同様のデータを生成する。
その結果、次式で表わされる入力データ列X(n)が得ら
れる(ステップS1)。 X(n)=〔x(n),x(n-1),・・・x(n-4)〕・・・
(1)
【0009】一方、乗算器220乃至224にロードすべ
きタップ係数W0(n),W1(n),・・・W4(n)により構成
される、次式で示されるタップ係数ベクトルW(n)を生
成する。 W(n)=〔W0(n),W1(n),・・・W4(n)〕・・・
(2)
【0010】次に、乗算器220乃至224が、各遅延回
路211乃至214の入出力に、これらの各タップ係数を
乗算して出力した値を加算器23により加算した場合に
得られる出力y(n)を、次式に従って演算する(ステッ
プS2)。 y(n)=W(n)X’(n)・・・(3) 尚、ここでX’(n)は、入力データ列のベクトルX(n)
転置行列を表わしている。
【0011】次に、ステップS2において、加算器23
で求めた値y(n)と、目標値d(n)とから、誤差ε(n)
減算器14で演算する(ステップS3)。
【0012】目標値d(n)は、デコーダ13により、y
(n)の値を、予め設定した所定の閾値THを基準として
デコードして、次のように求められる。
【0013】即ち、d(n)は、y(n)>THのとき、1と
され、y(n)<−THのとき、−1とされ、−TH<y
(n)<THのとき、0とされる。そして、これらの各場
合において、誤差ε(n)は、次の各式から求められる。 y(n)>THの場合 ε(n)=d(n)−y(n)=1−y(n)・・・(4) y(n)<−THの場合 ε(n)=d(n)−y(n)=−1−y(n)・・・(5) −TH<y(n)<THの場合 ε(n)=d(n)−y(n)=0−y(n)=−y(n)・・・
(6)
【0014】次に、グラジエント法としてのLMS法
(最小平均2乗法)に従って、ある時点における平均2
乗誤差を E〔{ε(n)2〕 とするとき、次式に従って乗算器220乃至224の次の
係数W(n+1)がアダプティブコントローラ11により演
算される。 W(n+1)=W(n)−(α/2)∇W(n)E〔{ε(n)2〕 =W(n)−αE〔ε(n)W(n){ε(n)}〕 =W(n)−αE〔ε(n)(n)〕・・・(7) ここで、αはステップサイズであり、勾配(グラジエン
ト)を一度に下る大きさを決定する正の数である。
【0015】しかしながら、A/D変換器4より入力さ
れる信号の状態が時間的に変化している場合、信号の期
待値 E〔ε(n)(n)〕 も変化する。そこで、期待値の代りに、不偏分散値 ε(n)(n) が用いられる。これにより、上記(7)式は次のように
書き替えられる。 W(n+1)=W(n)−αε(n)(n)・・・(8)
【0016】この式に従って、マイクロコンピュータ8
内におけるソフト的な乗算器220乃至224の各タップ
係数が、アダプティブコントローラ11により更新され
る(ステップS4)。
【0017】そして、次に、このようにして演算された
係数が信号等化回路5の実際の乗算器にロードされる
(ステップS5)。
【0018】以上のようにして、マイクロコンピュータ
8により演算された係数が、信号等化回路5のフィルタ
30の各乗算器にロードされ、A/D変換器4より出力
されたデータに、その係数が乗算されて、等化が行われ
る。そして、この等化出力がデコーダ6に出力される。
デコーダ6は、フィルタ30の出力を所定の閾値と比較
し、1または0の論理に判定する(デコードする)。こ
のデコーダ6の出力がECC回路7に入力され、誤り検
出および訂正の処理が施され、図示せぬ回路に出力され
る。
【0019】以上の動作が繰り返されて、信号等化回路
5を含む磁気記録再生系により、パーシャルレスポンス
クラスIVの記録再生の処理が行なわれる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来、このように、L
MS法により、フィルタ30、乗算器320乃至324
係数を更新するようにしているため、アルゴリズムのパ
ラメータとして、収束の速度を決定するステップサイズ
αや、係数を更新する時間を所定の値に設定する必要が
ある。しかしながら、これらのパラメータを適正な値に
設定することが比較的困難であり、実質的にゼロレベル
の無信号部分が比較的長く再生されると、係数が殆んど
0となり、その後、信号のレベルが回復したとしても、
係数が0のままとなってしまう(所謂、発散状態とな
る)課題があった。
【0021】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、発散を抑制するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の信号等
化方法は、入力信号を所定の特性で等化し、等化された
信号をデコードし、デコードされたデータのエラーレー
トを検出し、検出されたエラーレートを所定の時定数で
入力し、入力されたエラーレートが所定の基準値の範囲
内にあるとき、特性を設定する係数を所定の値に固定す
るとともに、入力されるエラーレートの時定数を所定の
第1の値に設定し、エラーレートが所定の基準値の範囲
外になったとき、特性を設定する係数を所定のアルゴリ
ズムに従って更新するとともに、入力されるエラーレー
トの時定数を第1の値より小さい第2の値に設定する
とを特徴とする。
【0023】また、請求項2に記載の信号等化装置は、
入力信号を所定の特性で等化するフィルタ手段としての
FIR型トランスバーサルフィルタ30と、フィルタ3
0により等化された信号をデコードするデコード手段と
してのデコーダ6と、デコーダ6によりデコードされた
データのエラーレートを検出する検出手段としての誤り
検出訂正回路7と、誤り検出訂正回路7により検出され
たエラーレートを所定の時定数で入力する入力手段、入
力手段により入力されたエラーレートを所定の基準値と
比較し、エラーレートが所定の基準値の範囲内にあると
き、特性を設定する係数を所定の値に固定し、エラーレ
ートが所定の基準値の範囲外になったとき、特性を設定
する係数を所定のアルゴリズムに従って更新する係数設
定手段、およびエラーレートが所定の基準値の範囲内に
あるとき、入力されるエラーレートの時定数を所定の第
1の値に設定し、エラーレートが所定の基準値の範囲外
になったとき、入力されるエラーレートの時定数を第1
の値より小さい第2の値に設定する時定数設定手段とし
てのマイクロコンピュータ8とを備えることを特徴とす
る。
【0024】また、請求項3に記載のビデオテープレコ
ーダは、磁気テープ1に記録されている信号を再生する
再生手段としての磁気ヘッド2と、磁気ヘッド2により
再生された信号を所定の特性で等化するフィルタ手段と
してのFIR型トランスバーサルフィルタ30と、フィ
ルタ30により等化された信号をデコードするデコード
手段としてのデコーダ6と、デコーダ6によりデコード
されたデータのエラーレートを検出する検出手段として
の誤り検出訂正回路7と、誤り検出訂正回路7により検
出されたエラーレートを所定の時定数で入力する入力手
段、入力手段により入力されたエラーレートを所定の基
準値と比較し、エラーレートが所定の基準値の範囲内に
あるとき、特性を設定する係数を所定の値に固定し、エ
ラーレートが所定の基準値の範囲外になったとき、特性
を設定する係数を所定のアルゴリズムに従って更新する
係数設定手段、およびエラーレートが所定の基準値の範
囲内にあるとき、入力されるエラーレートの時定数を所
定の第1の値に設定し、エラーレートが所定の基準値の
範囲外になったとき、入力されるエラーレートの時定数
を、第1の値より小さい第2の値に設定する時定数設定
手段としてのマクロコンピュータ8とを備えることを特
徴とする。
【0025】
【作用】請求項1乃至3に記載の発明においては、デコ
ードされたデータのエラーレートに対応して、入力信号
を等化する特性を決定する係数が変更される。従って、
発散を確実に抑制することが可能になる。
【0026】
【実施例】図1は、本発明のビデオテープレコーダの一
実施例の構成を示すブロック図であり、図3における場
合と対応する部分には同一の符号を付してある。本実施
例においては、誤り検出訂正回路7が検出したエラーレ
ートがマイクロコンピュータ8に供給されるようになさ
れている。その他の構成は、図3における場合と同様で
ある。但し、マイクロコンピュータ8における係数の演
算方法は、従来の場合と異なっている。
【0027】次に図2のフローチャートを参照して、そ
の動作について説明する。磁気テープ1に記録されてい
るデジタルビデオ信号が磁気ヘッド2により再生され、
増幅器3により増幅されてA/D変換器4に入力され、
A/D変換される。そして、A/D変換器4によりA/
D変換されたデータが、図5に示すようなFIR型トラ
ンスバーサルフィルタ30により所定の係数が乗算され
た後、デコーダ6に出力され、論理1または0のデジタ
ルデータにデコードされる。そして、このデジタルデー
タがECC回路7において、誤り検出および訂正が施さ
れ、図示せぬ回路に出力される。以上の動作は、図3に
おける場合と同様である。
【0028】本実施例においては、信号等化回路5を構
成するフィルタ30の乗算器320乃至324の係数が、
図2のフローチャートに従ってマイクロコンピュータ8
により演算、設定される。
【0029】即ち、最初にステップS11において、マ
イクロコンピュータ8は、予め内蔵するメモリに記憶さ
れている初期係数をフィルタ30の乗算器320乃至3
4に設定する。その結果、この初期係数に対応する特
性に処理された信号がデコーダ6に供給され、デコード
されることになる。ECC回路7は、このデコーダ6よ
り入力されるデジタルデータのエラーを検出する。
【0030】ステップS12においては、このECC回
路7が出力するエラーレートがマイクロコンピュータ8
に取り込まれる。このとき、取り込まれるエラーレート
の時定数は比較的大きな値になるようになされている。
例えば所定の時間のエラーレートの平均値が演算され
て、この平均値がマイクロコンピュータ8によりモニタ
される。
【0031】マイクロコンピュータ8は、次にステップ
S13において、この取り込んだエラーレートを、予め
設定されている所定の基準値(例えば10-4)と比較
し、この基準値より平均エラーレートが大きいか否かを
判定する。平均エラーレートがこの基準値より小さい場
合においては、適正な信号の等化処理が行なわれている
ものと判定され、ステップS12に戻り、次のエラーレ
ートの検出動作が行なわれる。即ち、エラーレートが基
準値を越えない限り、このステップS12とS13によ
り構成されるループ1が繰返し実行される。
【0032】ステップS13において、エラーレートが
基準値より大きいと判定された場合、ステップS14に
進み、LMSアルゴリズムの処理が実行される。即ち、
このときマイクロコンピュータ8は、上述した場合と同
様に、減算器14においてデコーダ13の出力から加算
器23の出力を減算し、誤差信号を生成する。そして、
この誤差信号と、A/D変換器4より入力される信号と
を参照して、LMS法(最小平均2乗法)により、新た
な係数を演算する。そして、演算により求めた係数を、
ステップS15に進み、乗算器320乃至324の係数と
してロード(更新)する。即ち、これにより、いままで
ステップS11において設定した初期係数が、ステップ
S14において演算して得られた係数に変更されること
になる。
【0033】その後、ステップS16において、マイク
ロコンピュータ8は、再びECC回路7の出力するエラ
ーレートの入力を受ける。このとき、入力されるエラー
レートの時定数は、ステップS12において入力される
エラーレートの時定数より小さくなるようになされてい
る。即ち、上記したループ1の処理は、安定状態におい
て実行されるものであるため、できるだけこの安定状態
を保持するように時定数を大きく取るのであるが、ステ
ップS13乃至S17により構成されるループ2は不安
定な状態において実行されるものであるため、より迅速
な対応が必要となる。そこで、時定数を小さな値に設定
するのである。
【0034】次にステップS17に進み、マイクロコン
ピュータ8は、ステップS16において取り込んだエラ
ーから、発散の傾向にあるか否かを判定する。マイクロ
コンピュータ8は、ステップS14において、LMSア
ルゴリズムが動作し始めてからのエラーレートの履歴を
記憶している。そして、このエラーレートが連続して悪
化する(大きくなる)方向にある場合、これを発散と判
定し、エラーレートが小さくなる方向に変化していると
き、これを非発散状態と判定する。
【0035】ステップS17において、発散状態の傾向
があると判定された場合、ステップS18に進み、ステ
ップS15で更新した係数が予め記憶されている初期係
数(ステップS11において設定された係数)に書き替
えられる。そして、アルゴリズム内における各種の係数
も所定の初期値にリセットされる。これらの初期値は、
いずれも発散しない状態におけるものであるから、この
ように初期係数をロードすることにより、係数を適正な
値に迅速に収束させることが可能となる。
【0036】ステップS18において、所定の初期係数
がロードされた後、ステップS14に戻り、それ以降の
処理が繰り返される。即ち、発散しない係数をもとにし
て、LMSアルゴリズムに対応して新たな係数が演算さ
れる。
【0037】このようにして、係数が適正な値に設定さ
れると、発散が回避される。そしてステップS17にお
いて、発散していないと判定されたとき(エラーが連続
して小さくなる方向に変化しているとき)、ステップS
17からS13に移行し、それ以降の処理が繰り返され
る。即ち、ステップS13において、再びエラーレート
が所定の基準値と比較され、エラーレートが基準値の範
囲内にあるとき、再びステップS14に移行し、ループ
2の処理が繰返し実行される。これに対して、エラーレ
ートが基準値の範囲外になったとき、ループ2から抜け
出し、ループ1に戻って、その時点における係数に乗算
器320乃至324の係数が固定される。
【0038】
【発明の効果】以上の如く請求項1乃至3に記載の発明
によれば、等化された信号をデコードし、このデコード
したデータのエラーレートに対応して、特性を規定する
係数を制御するようにしたので、発散を確実に抑制する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオテープレコーダの一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するフローチャート
である。
【図3】従来のビデオテープレコーダの一例の構成を示
すブロック図である。
【図4】図3のマイクロコンピュータ8の機能ブロック
を示すブロック図である。
【図5】図3の信号等化回路5の構成例を示すブロック
図である。
【図6】図3の例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 磁気テープ 2 磁気ヘッド 4 A/D変換器 5 信号等化回路 6 デコーダ 7 誤り検出訂正回路 8 マイクロコンピュータ 11 アダプティブコントローラ 12 FIR型トランスバーサルフィルタ 13 デコーダ 14 減算器 211乃至214 遅延回路 220乃至224 乗算器 23 加算器 30 FIR型トランスバーサルフィルタ 311乃至314 遅延回路 320乃至324 乗算器 33 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03H 17/06 635 H03H 17/06 635B H04B 3/06 H04B 3/06 C

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を所定の特性で等化し、 等化された信号をデコードし、 デコードされたデータのエラーレートを検出し、検出された前記エラーレートを、所定の時定数で入力
    し、 入力された 前記エラーレートが所定の基準値の範囲内に
    あるとき、前記特性を設定する係数を所定の値に固定
    るとともに、入力される前記エラーレートの前記時定数
    を所定の第1の値に設定し、 入力された 前記エラーレートが前記所定の基準値の範囲
    外になったとき、前記特性を設定する前記係数を所定の
    アルゴリズムに従って更新するとともに、入力される前
    記エラーレートの前記時定数を前記第1の値より小さい
    第2の値に設定することを特徴とする信号等化方法。
  2. 【請求項2】 入力信号を所定の特性で等化するフィル
    タ手段と、 前記フィルタ手段により等化された信号をデコードする
    デコード手段と、 前記デコード手段によりデコードされたデータのエラー
    レートを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記エラレートを、所定
    の時定数で入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された 前記エラーレートを所定
    の基準値と比較し、前記エラーレートが前記所定の基準
    値の範囲内にあるとき、前記特性を設定する係数を所定
    の値に固定し、前記エラーレートが前記所定の基準値の
    範囲外になったとき、前記特性を設定する前記係数を所
    定のアルゴリズムに従って更新する係数設定手段と、 前記エラーレートが前記所定の基準値の範囲内にあると
    き、入力される前記エラーレートの前記時定数を所定の
    第1の値に設定し、前記エラーレートが前記所定の基準
    値の範囲外になったとき、入力される前記エラーレート
    の前記時定数を、前記第1の値より小さい第2の値に設
    定する時定数設定手段と を備えることを特徴とする信号
    等化装置。
  3. 【請求項3】 磁気テープに記録されている信号を再生
    する再生手段と、 前記再生手段により再生された信号を所定の特性で等化
    するフィルタ手段と、 前記フィルタ手段により等化された信号をデコードする
    デコード手段と、 前記デコード手段によりデコードされたデータのエラー
    レートを検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記エラレートを、所定
    の時定数で入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された 前記エラーレートを所定
    の基準値と比較し、前記エラーレートが前記所定の基準
    値の範囲内にあるとき、前記特性を設定する係数を所定
    の値に固定し、前記エラーレートが前記所定の基準値の
    範囲外になったとき、前記特性を設定する前記係数を所
    定のアルゴリズムに従って更新する係数設定手段と 前記エラーレートが前記所定の基準値の範囲内にあると
    き、入力される前記エラーレートの前記時定数を所定の
    第1の値に設定し、前記エラーレートが前記所定の基準
    値の範囲外になったとき、入力される前記エラーレート
    の前記時定数を、前記第1の値より小さい第2の値に設
    定する時定数設定手段と を備えることを特徴とするビデ
    オテープレコーダ。
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