JP3247296B2 - 両面歯付ベルトとその製造方法 - Google Patents

両面歯付ベルトとその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は両面歯付ベルトとそ
の製造方法に係り、加硫成形時において歯部表面へのゴ
ムの滲み出を防止し、歯部表面からのゴム粉の飛散をな
くした両面歯付ベルトとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロロプレン、水素化ニトリル等
からなるゴム製の歯付ベルトの歯布として、ベルト長手
方向の緯糸が捲縮加工された6ナイロンまたは6.6ナ
イロン、そしてベルト幅方向の経糸にも同じ組成の6ナ
イロンまたは6.6ナイロンの非捲縮糸が使用されてい
る。そして、この歯布はベルト歯部と強固に接着させる
ために、レゾルシン−ホルマリン−ラテックス液(RF
L液)で接着処理後、ソーキングまたはスプレディング
処理によってゴムを被覆して使用するのが一般的であっ
た。
【0003】しかし、このベルトでは歯布表面に付着し
ているゴムが、プーリとの摩耗によって飛散し、飛散し
たゴム粉がプリンターの駆動装置のプーリ溝部に付着し
て印字を乱すことがあった。即ち、ゴム粉がプーリ溝部
に付着すると、ベルトとプーリ間のバックラッシュが生
じて印字を乱していた。また、他の用途として、上記歯
付ベルトはベルト背面で帆布を搬送する装置にも使用さ
れていた。この場合には、ゴム粉が帆布に付着すること
があり、ゴム粉を取り除く作業が必要であった。これを
改善した歯付ベルトとして、例えば実公平5−3380
0号公報に開示されているが、ここには歯布としてRF
L液のみで処理し、少なくともプーリとの接触面をゴム
引きをしない帆布を用いたベルトが示されている。
【0004】一方、最近では片面に歯部をもつ歯付ベル
トだけでななく、両面に歯部をもつ両面歯付ベルトが事
務機器、OA機器、搬送用装置に使用されるようになっ
てきた。この両面歯付ベルトの製造法は、一般に特公平
6−43106号公報に開示されているように、歯布を
溝付モールドの外周面に沿って巻き付け、その上に心線
をスパイラルに巻き、更にその上に未加硫ゴムシートお
よび同様の歯布を巻き、このようして得られたベルト成
形体を加熱加圧して未加硫の予備成形体を作製し、上記
溝付モールドから取り出した予備成形体を軸間距離調節
可能な2つの歯付プーリに掛架し、上下一対の歯付モー
ルドからなるプレス金型により上記予備成形体を加圧し
て上歯部と下歯部を成形加硫し、加硫し終わった部位を
移動して、次の歯部の形成加硫を繰り返し行う工程から
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記両面歯付
ベルトの製造法においては、RFL液のみで処理した歯
布を使用した場合には、予備成形体をプレスを用いて加
圧加硫するために、歯布が変形して経糸と緯糸との開口
部が拡大し、そしてゴムが流動するといった条件が重な
って、ゴムが一方の歯布表面から局部的に滲み出ること
があった。これにより、歯布表面の外観が悪くなり、ま
た滲み出たゴムが飛散し、例えばプリンター装置の印字
を乱したり、搬送物を汚染することがあった。本発明は
このような問題点を改善するものであり、加硫成形時に
おいて歯部表面へのゴムの滲み出を防止し、歯部表面か
らのゴム粉の飛散をなくした両面歯付ベルトとその製造
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の特徴は、
長さ方向に沿って配置した複数の上歯部と下歯部を設
け、該上歯部と下歯部との間に心線を埋設し、該上下両
歯部の表面に歯布を被覆した両面歯付ベルトにおいて、
前記歯布がレゾルシン−ホルマリン−ラテックス液のみ
で処理し、更に処理された歯布の内面にゴム層をコート
し、コートしたゴム層の厚みが0.1〜0.3mmであ
両面歯付ベルトにある。
【0007】
【0008】また、本発明は長さ方向に沿って配置した
複数の上歯部と下歯部を設け、該上歯部と下歯部との間
に心線を埋設し、該上下両歯部の表面に歯布を被覆した
両面歯付ベルトを製造する方法において、予めレゾルシ
ン−ホルマリン−ラテックス液のみで処理した後、内面
にゴム層をコートした歯布を、溝付モールドの外周面に
沿って巻き付け、その上に心線をスパイラルに巻き、更
にその上に未加硫ゴムシートを巻き、このようして得ら
れたベルト成形体を加熱加圧して加硫した予備成形体を
作製する工程、上記予備成形体の背面を研磨する工程、
上記予備成形体を軸間距離調節可能な2つの歯付プーリ
に掛架し、予備成形体の背面に未加硫ゴムシートおよび
上記と同様の歯布を積層し、上下一対の歯付モールドか
らなるプレス金型により上記予備成形体を加熱加圧して
上歯部を下歯部に接合し、かつ成形加硫する工程、加硫
し終わった部位を移動して、次の歯部の形成加硫を繰り
返し行う工程、からなる両面歯付ベルトの製造方法にあ
る。
【0009】更に、コートしたゴム層の厚みが0.1〜
0.3mmである場合も含む。
【0010】
【作用】本願の請求項1の発明では、上下両歯部の表面
に歯布を被覆した両面歯付ベルトにおいて、前記歯布が
RFL液のみで処理し、更に処理された少なくとも一方
の歯布の内面にゴム層をコートした両面歯付ベルトであ
るため、歯布の表面にはゴムが付着しておらず、歯部表
面からのゴム粉の飛散をなくすことができ、また歯布の
表面はRFL液のみで処理されているため、摩擦係数は
小さく、駆動時の騒音も小さくなる。
【0011】また、上下両歯部の表面に被覆した歯布の
内面にゴム層をコートしているため、上下部におけるP
LD値(心線のピッチラインから溝底面までの距離)が
一致し、上下両歯部を区別せずに使用することができ、
溝底部の心線が保護される。
【0012】本願の請求項2、3の発明では、予めRF
L液のみで処理した後、内面にゴム層をコートした歯布
を用いるため、たとえ歯布が変形して経糸と緯糸との開
口部が拡大し、そしてゴムが流動するといった条件が重
なっても、ゴム層が加硫時に未加硫ゴムシートの流れを
阻止し、歯布の表面へのゴムの滲み出しを阻止する。特
に、加硫した予備成形体の研磨した背面に上歯部を成形
加硫する工程において、ゴム層が未加硫ゴムシートの流
れを阻止する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る歯付ベルトの
断面図であり、歯付ベルト1は長さ方向に沿って配置し
た複数の上歯部2と下歯部3を有し、該上歯部2と下歯
部3との間に心線4を配置し、該上下両歯部2、3の表
面に歯布5を被覆している。そして、上記歯布5の内側
には、ゴム層6がコートされている。
【0014】上下両歯部2、3に使用される原料ゴム
は、水素化ニトリルゴムを始めとして、クロロプレンゴ
ム、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)、アルキ
ル化クロロスルホン化ポリエチレン(ACSM)などの
耐熱老化性の改善されたゴムや、天然ゴム、スチレンブ
タジエンゴム、ニトリルゴム等が使用される。上記ゴム
の中には配合剤として、カーボンブラック、亜鉛華、ス
テアリン酸、可塑剤、老化防止剤等が添加され、また加
硫剤として硫黄、有機過酸化物があるが、これらの配合
剤や加硫剤は、特に制限されない。
【0015】上記心線4としては、Eガラスまたは高強
度ガラスの5〜9μmのフィラメントを撚り合わせたも
のを、ゴムコンパウンドからなる保護剤あるいは接着剤
であるRFL液等で処理されたものである。また、有機
繊維としては応力に対して伸びが小さく、引張強度が大
きいパラ系アラミド繊維(商品名:ケブラー、テクノー
ラ)の0.5〜2.5デニールのフィラメントを撚り合
わせ、RFL液、エポキシ溶液、イソシアネート溶液と
ゴムコンパウンドとの接着剤で処理された撚りコードが
使用される。しかし、本発明ではこれらに限定されるこ
とはない。
【0016】歯布5として用いられる帆布は、6ナイロ
ン、66ナイロン、ポリエステル、アラミド繊維等であ
って、単独あるいは混合されたものであってもよい。歯
の経糸(ベルト幅方向)や緯糸(ベルト長さ方向)
の構成も前記繊維のフィラメント糸または紡績糸であ
り、織構成も平織物、綾織物、朱子織物でいずれでもよ
い。なお、緯糸には伸縮性を有するウレタン弾性糸を一
部使用するのが好ましい。
【0017】そして、上記歯布5は、RFL液によって
のみ処理され、RFL液が乾燥して得られたRFL液の
固形分を付着している。上記RFL液の固形分は、RF
の樹脂とラテックスの固形分からなっている。このRF
L液は、レゾルシンとホルマリンとの初期縮合物をラテ
ックスに混合したものであり、レゾルシンとホルマリン
とのモル比は1対1〜3である。また、レゾルシンとホ
ルマリンとの初期縮合物とラテックスとの重量%比は、
1対1〜10である。ここで使用するラテックスとして
はスチレン−ブタジエン−ビニルピリジン三元共重合
体、水素化ニトリルゴム、クロロスルフォン化ポリエチ
レン、エピクロルヒドリンなどのラテックスである。
【0018】上記歯布5の具体的な処理方法としては、
帆布をRFL液に浸漬し、一対のロールにより絞り圧約
0.3〜0.8kgf/cm(ゲージ圧)でディップ処
理を行って乾燥した後、更に同様にRFL液を行って、
帆布に付着するRFL液の固形分付着量を10〜50重
量%に調節した。尚、RFL液の固形分付着量が10重
量%未満では、帆布の経糸と緯糸の接触部が動きやすく
なって開口部が拡大し、これが歯部2のゴムを歯布の開
口部8から歯部表面へ露出させることがある。また一
方、RFL液の固形分付着量が50重量%を超えると、
固形分付着量が多くなってベルトの歯部の形状が正確に
出現しなくなる問題がある。
【0019】そして、RFL液で処理された歯布5の内
面には、上下両歯部2、3に使用される原料ゴムを主材
料とするゴム組成物を溶剤に溶かしたゴム糊をスプレデ
ィング処理(塗布処理)によってコートし、100〜1
60°Cの温度で30〜60秒間乾燥して0.1〜0.
3mm厚のゴム層6を形成する。ゴム層6の厚みが0.
1mm未満になると、プレス加硫時に未加硫ゴムシート
が歯布の表面へ滲み出すことになり、また0.3mmを
超えると、未加硫ゴムシートの歯布表面への滲み出しは
阻止されても上側と下側のPLD値が相違する。これは
下側の歯布5のゴム層6に心線を巻き付けるために、
このゴム層6が変形するためである。尚、上下両歯部の
表面に被覆した歯布5の内面にゴム層6をコートするの
が上下両方のPLD値を一致させるうえで好ましい。
【0020】上記両面歯付ベルトの製造方法は、以下の
工程からなっている。まず、予めRFL液のみで処理し
た後、内面にゴム層6を塗布した伸縮可能な歯布5を、
図2に示す溝部12と歯部11をもった溝付モールド1
0の外周面に沿って巻き付け、その上に心線4を一定張
力下でスパイラルに巻き付ける。更に、その上に両歯を
形成する容積をもった一定厚みの未加硫ゴムシート9お
よび上記と同様の歯布5を巻き、このようして得られた
未加硫ベルト成形体8を加硫缶に入れて加熱加圧して加
硫し、しかる後溝付モールド10を加硫缶から出した
後、予備成形体15を溝付モールド10から取り外し、
上記予備成形体15の背面を研磨する。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】上記予備成形体15を、図3に示すように
軸間距離調節可能な2つの歯付プーリ18、18に掛架
し、予備成形体15の背面に別の未加硫ゴムシート7お
よび上記と同様の歯布5を積層し、上下一対の歯付モー
ルド19、19からなる温度調節可能なプレス金型20
によって該予備成形体15を加圧して上歯部2と下歯部
3を成形加硫する。
【0025】歯付モールド19は、下盤21の両端対角
線位置にノックピン22が、一方上盤23には該ノック
ピン22の対向位置にピン挿入孔24が設けられ、ノッ
クピン22をピン挿入孔24に嵌入することにより上歯
部2と下歯部3の位置ずれを防止している。またノック
ピン22には、ベルトの厚みを調整して均一なPLD値
を調整する複数の調整板25が挿入固定されている。
【0026】加硫し終わり上歯部2と下歯部3が形成さ
れると、いったんプレス金型20を取り外し、ついで歯
付プーリ18、18を回転させて、次の歯部の形成加硫
を繰り返し行う。
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の両面歯付ベルトで
は、上下両歯部の表面に歯布を被覆した両面歯付ベルト
において、前記歯布がRFL液のみで処理し、更に処理
された少なくとも一方の歯布の内面にゴム層を厚さ0.
1〜0.3mmにコートした構成であるため、歯布の表
面にはゴムが付着しておらず、歯部表面からのゴム粉の
飛散をなくすことができ、また歯布の表面はRFL液の
みで処理されているため、摩擦係数は小さく、駆動時の
騒音も小さくなり、更に上下両歯部の表面に被覆した歯
布の内面にゴム層をコートしているため、上下部におけ
るPLD値が一致し、上下両歯部を区別せずに使用する
ことができ、溝底部の心線が保護される効果がある。
【0037】また両面歯付ベルトの製造方法では、予め
RFL液のみで処理した後、内面にスプレディング処理
してゴム層をコートした歯布を用いるため、たとえ歯布
が変形して経糸と緯糸との開口部が拡大し、そしてゴム
が流動するといった条件が重なっても、ゴム層が加硫時
に未加硫ゴムシートの流れを阻止し、歯布の表面へのゴ
ムの滲み出しを阻止することがきるといった効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯付ベルトの断面図である。
【図2】本発明の製造方法に係る工程の一つであり、溝
付モールドの外周面に未加硫ベルト成形体を成形する状
態を示す断面図である。
【図3】本発明の製造方法に係る工程の一つであり、予
備成形体を成形加硫する状態を示す断面図である。
【図4】図3の成形加硫工程で使用する歯付モールドを
分解した斜視図である。
【符号の説明】
1 歯付ベルト 2 上歯部 3 下歯部 4 心線 5 歯布 6 ゴム層 8 未加硫ベルト成形体 9 未加硫ゴムシート 10 溝付モールド 15 予備成形体 18 歯付プーリ 19 歯付モールド 20 プレス金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29K 105:08 B29K 105:08 105:24 105:24 B29L 29:00 B29L 29:00 (56)参考文献 特公 平6−43106(JP,B2) 実公 平5−33800(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 29/00 - 29/10 B29C 35/00 - 35/18 B29C 43/00 - 43/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に沿って配置した複数の上歯部
    と下歯部を設け、該上歯部と下歯部との間に心線を埋設
    し、該上下両歯部の表面に歯布を被覆した両面歯付ベル
    トにおいて、前記歯布がレゾルシン−ホルマリン−ラテ
    ックス液のみで処理し、更に処理された歯布の内面にゴ
    ム層をコートし、コートしたゴム層の厚みが0.1〜
    0.3mmであることを特徴とする両面歯付ベルト。
  2. 【請求項2】 長さ方向に沿って配置した複数の上歯部
    と下歯部を設け、該上歯部と下歯部との間に心線を埋設
    し、該上下両歯部の表面に歯布を被覆した両面歯付ベル
    トを製造する方法において、 予めレゾルシン−ホルマリン−ラテックス液のみで処理
    した後、内面にゴム層をコートした歯布を、溝付モール
    ドの外周面に沿って巻き付け、その上に心線をスパイラ
    ルに巻き、更にその上に未加硫ゴムシートを巻き、この
    ようして得られたベルト成形体を加熱加圧して加硫した
    予備成形体を作製する工程、 上記予備成形体の背面を研磨する工程、 上記予備成形体を軸間距離調節可能な2つの歯付プーリ
    に掛架し、予備成形体の背面に未加硫ゴムシートおよび
    上記と同様の歯布を積層し、上下一対の歯付モールドか
    らなるプレス金型により上記予備成形体を加熱加圧して
    上歯部を下歯部に接合し、かつ成形加硫する工程、 加硫し終わった部位を移動して、次の歯部の形成加硫を
    繰り返し行う工程、 からなることを特徴とする両面歯付ベルトの製造方法。
  3. 【請求項3】 コートしたゴム層の厚みが0.1〜0.
    3mmである請求項記載の両面歯付ベルトの製造方
    法。
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