JP3247038U - コーナーアングル補強枠 - Google Patents

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隼也 平田
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平田紙管株式会社
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Abstract

【課題】上に梱包商品が積まれても、座屈することなく荷重負荷に耐える事ができる、長さ方向の耐加重性を強化した、コーナーアングル補強枠を提供する。【解決手段】コーナーアングル補強枠1は、梱包商品の四隅角部を保護するために隅角部に配置される。コーナーアングル補強枠1は、長尺のペーパーアングル材2と、短尺のペーパーアングル材3とを具備しており、長尺のペーパーアングル材2の長さは、保護すべき梱包商品の上下方向の縦一辺の長さに基づき設定されている。長尺のペーパーアングル材2の、上側になるA翼21及びB翼22の両方での端面21a、22aの上に、短尺のペーパーアングル材3の搭載辺3aを載せる。搭載辺3aの内側面が、端面21a、22aの両方を覆うようにして、短尺のペーパーアングル材3の固定辺3bの内側面が長尺のペーパーアングル材2のA翼、B翼のいずれかの外側面に対して固定されている。【選択図】図2

Description

本考案は、梱包商品の隅角部を保護するための紙製のコーナーアングル補強枠に関する。
直方体形状(立方体を含む)に梱包された梱包商品の積重ね、運搬、輸送の際に発生する衝撃による隅角部の傷みを保護するために、従来からペーパーアングル材(L字型積層紙)により作成されたコーナーアングル補強枠が使用されている。ペーパーアングル材は、複数枚の帯状紙を長手方向の折り曲げ線を中心に二つ折りして、角度90度の断面L字型に折り曲げ、積層して成形される。以下、L字状とされたペーパーアングル材の一方の辺を「A翼」、「A翼」に対して角度90度(現実のペーパーアングル材は、正確な角度90度よりもやや鋭角になっている場合が多い)の他方の辺を「B翼」と呼ぶことにする。
図1は、コーナーアングル補強枠pの使用例を示している。コーナーアングル補強枠pは、ペーパーアングル材の一辺側に設けた折り曲げ線cを基点として角度90度の放射状に打抜き(矢印k)、放射状に打ち抜かれた上側p1と下側p2の端面同志を突き合せ、タッカ針、粘着テープなどで結合させて形成される。
コーナーアングル補強枠pを梱包商品M1の四隅角部に配置する。梱包商品M1の上に更に梱包商品M2を積むときに、各コーナーアングル補強枠pは隅角部を保護する。また、コーナーアングル補強枠pの長手方向の長さは、下側のパレットsに到達する長さになっており、積まれた梱包商品M2の重さの一部を負担する。
このようなコーナーアングル補強枠の他に、2枚のペーパーアングル材を互いに直交するように配置して不要な部分を切り欠いた後、ペーパーアングル材の端面同志を突き合せ、タッカ針、粘着テープなどで2枚のペーパーアングル材を結合させたコーナーアングル補強枠、そして、前記のペーパーアングル材に、別の積層紙の平板を糊で貼り合せ、更にペーパーアングル材と平板積層紙の接続部を粘着テープにより継ぎ合せたコーナーアングル補強枠が知られている。
さらに、特許文献1には、紙製のコーナーアングル補強枠の組立に当り、ステッチ金具や粘着テープ等の使用を必要とせず、ペーパーアングル材から簡単に組立てられ、梱包商品の隅角部の損傷を防止でき、しかも再使用が可能で外観の美装性を有する優れたコーナーアングル補強材が開示されている。
コーナーアングル補強材は、ペーパーアングル材の長手方向の折曲げ線を中心にして一方の側の紙には、長手方向に対して直角に断面U型の切溝を刻設し、他方の側の紙には前記断面U型の切溝の端部を起点として角度90度の放射状の切欠き部を形成し、前記切欠き部の相対する二辺の端面にはそれぞれ凸片と凹片を設け、前記断面U型の切り溝を中心として内側に角度90度折り曲げると共に、前記相対する凸片と凹片を嵌合させて成るコーナーアングル補強材が開示されている。
実公平6-44853号公報
コーナーアングル補強材は、長手方向のペーパーアングル材によって積み重ねられた梱包商品の荷重の一部を支えている。しかしながら、従来のコーナーアングル補強材は、L字の一辺側は角度90度の放射状に打抜かれ、端面同士が付き合わされているため(図1A参照)、L字の他の一辺側よりも長さ方向の強度が弱くなっている。図1Bにおいてコーナーアングル補強材pの上側p1に対して、上下方向に大きな加重が加わると、図1Cに示すように上側p1と下側p2の端面同士が結合された箇所で座屈する恐れがある。
本考案は前述の問題点を解消するためになされたもので、長さ方向の耐加重性を強化したコーナーアングル補強材を提供することを目的とする
上記目的を達成するために本考案は、直方体形状に梱包された梱包商品の四隅角部を保護するために隅角部に配置されるコーナーアングル補強枠において、
長尺のペーパーアングル材と、長尺のペーパーアングル材よりも短く、A翼とB翼が夫々搭載辺と固定辺となる短尺のペーパーアングル材とを具備し、
前記長尺のペーパーアングル材の長さは、保護すべき梱包商品の上下方向の縦一辺の長さに基づき設定されており、
前記長尺のペーパーアングル材の、上側になるA翼及びB翼の両方での端面の上に、前記搭載辺を載せ、前記搭載辺の内側面が前記長尺のペーパーアングル材のA翼、B翼の端面の両方を覆うようにして、前記固定辺の内側面が前記長尺のペーパーアングル材のA翼、B翼のいずれかの外側面に対して固定されている。
本考案のコーナーアングル補強材は、従来例のようにA翼又はB翼の長さ途中に切断された箇所がないので、A翼とB翼は供に、同様の強度を持って、荷重を負担し、座屈する事が抑制される。
従来のコーナーアングル補強材を示す図である。 実施例のコーナーアングル補強材を示す図である。 実施例のコーナーアングル補強材の使用状態を示す図である。
以下に実施例により本考案を具体的に説明する。
図2は、コーナーアングル補強枠を説明する図である。本実施例によるコーナーアングル補強材1は、長尺のペーパーアングル材2と、それよりも短尺のペーパーアングル材3により作成される。ペーパーアングル材は、周知のように、複数枚の帯状紙を長手方向の折り曲げ線を中心に二つ折りして角度90度の断面L字型に折り曲げ、積層成形される。尚、ペーパーアングル材としては、A翼、B翼供に同じ長さの等辺タイプと、A翼がB翼よりも長い不等辺タイプのものがある。
長尺のペーパーアングル材2は、保護すべき梱包商品の上下方向の縦一辺の長さに基づき、長さhが設定されている。短尺のペーパーアングル材3は、搭載辺3aと固定辺3bを有している。搭載辺3aは、ペーパーアングル材のA翼、B翼の何れでも良い。短尺のペーパーアングル材の長さwは、長尺のペーパーアングル材のA翼と同じか若しくは長い。長尺のペーパーアングル材2の短尺のペーパーアングル材3のいずれも、等辺タイプ又は不等辺タイプのどちらでも良いが、本実施例では、長尺のペーパーアングル材2は等辺タイプを、短尺のペーパーアングル材3は不等辺タイプを利用した。
長尺のペーパーアングル材2のA翼21及びB翼22の両方の端面21a、22aであって、長尺のペーパーアングル材2上側になる側の端面21a、22aの上に、短尺のペーパーアングル材3の搭載辺3a(本例では、長い方のA翼)を載せて、そして、搭載辺3aの内側面が、長尺のペーパーアングル材2のA翼21、B翼22の端面21a、22aの両方を覆うようにする。固定辺3bの内側面を長尺のペーパーアングル材のA翼21、B翼22のいずれかの外側面に対して、タッカー又は粘着剤、接着剤を用いて固定する。実施例では、タッカーtを用いてB翼22に固定した。
長尺のペーパーアングル材2のA翼21、B翼22の端面21a、22aと搭載辺3aの内側面とは、接着してもしなくても良い。梱包商品M2が搭載辺3aの上に搭載されれば、A翼21、B翼22の端面21a、22aと搭載辺3aの内側面とは、当接して動かなくなるからである。
図3に、コーナーアングル補強材1の使用状態を示す。コーナーアングル補強材1を梱包商品M1の四隅角部に配置する。コーナーアングル補強材1の長手方向の長さhは、下側のパレットsに到達する長さになっている。梱包商品M1の上に更に梱包商品M2を積むときに、コーナーアングル補強材1は積まれた梱包商品の荷重の一部を負担する。
コーナーアングル補強材1が負担した梱包商品M2の荷重は、長尺のペーパーアングル材2のA翼21及びB翼22の両方に伝えられる。コーナーアングル補強材1は、従来例のようにA翼21又はB翼22の長さ途中に切断された箇所がないので、A翼21とB翼22はともに、同様の強度を持って、荷重を負担し、座屈する事が抑制される。
上記実施例においては、長尺のペーパーアングル材2の上側の一方に短尺のペーパーアングル材3を固定したが、長尺のペーパーアングル材2の上下の両方に短尺のペーパーアングル材3を同じように取り付けても良い。
1 コーナーアングル補強材
2、3 ペーパーアングル材
3a 搭載辺
3b 固定辺
21 A翼
22 B翼
21a、22a 端面


Claims (2)

  1. 直方体形状に梱包された梱包商品の四隅角部を保護するために隅角部に配置されるコーナーアングル補強枠において、
    長尺のペーパーアングル材と、長尺のペーパーアングル材よりも短く、A翼とB翼が夫々搭載辺と固定辺となる短尺のペーパーアングル材とを具備し、
    前記長尺のペーパーアングル材の長さは、保護すべき梱包商品の上下方向の縦一辺の長さに基づき設定されており、
    前記長尺のペーパーアングル材の、上側になるA翼及びB翼の両方での端面の上に、前記搭載辺を載せ、前記搭載辺の内側面が前記長尺のペーパーアングル材のA翼、B翼の端面の両方を覆うようにして、前記固定辺の内側面が前記長尺のペーパーアングル材のA翼、B翼のいずれかの外側面に対して固定されたコーナーアングル補強枠。
  2. 請求項1に記載されたコーナーアングル補強枠において、前記長尺のペーパーアングル材の、下側になるA翼及びB翼の両方での端面の上に、前記搭載辺を載せ、前記搭載辺の内側面が、前記長尺のペーパーアングル材のA翼、B翼の端面の両方を覆うようにして、前記固定辺の内側面を前記長尺のペーパーアングル材のA翼、B翼のいずれかの外側面に対して固定されたコーナーアングル補強枠。

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