JP3246425B2 - バンドクリップ取付装置 - Google Patents

バンドクリップ取付装置

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JP3246425B2
JP3246425B2 JP35078197A JP35078197A JP3246425B2 JP 3246425 B2 JP3246425 B2 JP 3246425B2 JP 35078197 A JP35078197 A JP 35078197A JP 35078197 A JP35078197 A JP 35078197A JP 3246425 B2 JP3246425 B2 JP 3246425B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤハーネス等に
バンドクリップを巻き付けて締付け固定するためのバン
ドクリップ取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バンドとバンド受けヘッドを有するプラ
スティク製結束部材が知られており、これらは長年ワイ
ヤハーネス等の形成のために個々の電線を束ねるのに使
用された。これらの結束部材は時には、例えば車体の構
造的部分にワイヤハーネスを固定するのにも使用され
る。しかし、近年、例えば車体の一部に適宜に形成され
た孔または凹部に挿入可能なクリップまたはクリップヘ
ッドによって容易に挿入して係合すことのできる結束部
材が必要になってきた。そのような結束部材は特にバン
ドクリップと呼ばれ、2種類に分類される。
【0003】一方の種類のバンドクリップでは、クリッ
プされる方向とそのバンド受部がバンド部を受ける方向
が略直交し、このようなバンドクリップは米国特許公報
第5、601、261に記載されている。このバンドク
リップでは、クリップ部がバンド受部に対して直角に配
されている。ヨーロッパ特許公開公報第0 39043
4、米国特許公報第4、793、385に記載の装置を
用いてこの種のバンドクリップを巻きつけ、締付けする
ようにしてもよい。
【0004】他方の種類のバンドクリップは米国特許公
報第5、584、452に記載されている。本出願の図
1、図2にも示すように、このバンドクリップはバンド
部4と、このバンド部4の先端部6を受取るバンド受部
3を有するクリップヘッド2からなる。この種類のバン
ドクリップは、クリップ方向すなわちクリップヘッド2
が適当な開口または凹部に挿入される方向がバンド受部
3のバンド受け方向と略平行であるという点で、上述の
種類のバンドクリップと異なる。特に、図2に示すよう
に、バンド部4はクリップヘッド2とほぼ一列に揃って
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実際のところ、上記の
バンドクリップは手作業でワイヤハーネスに巻かれその
後手作業で締め付けられる。拠って、少なくとも半自動
的にバンドクリップ、特に図1、図2に示すクリップ方
向とバンド受部のバンドの受け方向が略平行である種類
のバンドクリップをワイヤハーネス等に巻き付けて締め
付ける装置が必要とされている。
【0006】本発明の目的は、少なくとも部分的な自動
化を可能にし、よってバンドクリップをより規則的に、
効率的に使用することを可能にするバンドクリップのワ
イヤハーネスへの取付装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記目
的は請求項1の特徴を有する装置によって達成される。
特に、本発明の装置はバンドクリップのクリップ部を保
持するクリップ保持手段を有するベース部材を備える。
クリップ保持手段は好ましくは、バンドクリップのクリ
ップ部が後にワイヤハーネスを例えば自動車の車体の一
部分に固定するために車体のその部分に形成された開口
に挿入されるのとほぼ同様な状態でクリップ部を収容す
るように形成される。このため、バンドクリップのクリ
ップ部をクリップ方向にクリップ保持手段に押し込ん
で、このクリップ保持手段で保持するのが好ましい。
【0008】バンドクリップはさらにバンド端を受取る
受部または開口を有し、バンド受け方向とクリップ方向
はほぼ平行である。また、本発明の装置はベース部材に
対して移動可能であり、ベース部材との距離を縮めるこ
とによってバンド先端部をワイヤハーネス回りに折返し
て、バンド受部に通すバンド端折返し部材を備える。特
に、バンド端折返し部材はバンド先端部を折り返しつ
つ、バンドクリップのバンド受部に向かうように方向付
けるものである。好ましくは、バンド先端部をバンド端
折返し部材と摺接させることによって折り返す。
【0009】本発明の装置はまたベース部材に対して移
動可能なバンド締付部材を備える。特に、バンド締付部
材はベース部材またはクリップ保持手段についてバンド
端折返し部材と反対側に設けられ、バンド端折返し部材
とは独立に移動可能である。バンド締付部材はバンド受
部、すなわちベース部材のクリップ保持手段を通ったバ
ンド端を挟持して、ベース手段との距離を長くしながら
引っ張って、バンドをワイヤハーネスに締付ける。
【0010】好ましくは、バンド端折返し部材は、特に
湾曲状に延びるバンド案内溝を有する。特に、バンドク
リップのバンド部とほぼ同じ幅を有するバンド案内溝を
バンド端折返し部材に備えることによって、バンド先端
部はより正確に案内、折返されバンド受部に向かう。こ
のバンド案内溝は湾曲状、特に楕円または略半円状に延
びており、それに受け止め、案内されるバンドを折返
す、またはUターンさせる。結果として、バンド先端部
はバンド部のクリップ部側端に隣接するバンド受部に戻
される。最も好ましくは、バンドを約180°以上に折
返すように、バンド端部折返し部材の先端部は他の部分
と連続的に下方に曲がるまたは傾斜するように形成され
ている。折返し角度が180°よりどれだけ大きいか
は、バンド端折返し部材とベース部材との距離およびバ
ンドクリップのバンド部の長さに依存する。
【0011】ここではバンド締付部材は本発明の装置の
一部として説明されているが、このバンド締付部材その
ものも独立の発明的概念を有する。バンド締付部材はベ
ース部材に当接することによって開き、それから離れる
ことによってバンド受部を通ったバンド先端部を挟持す
る。また、バンド締付部材は、直接にベース部材に当接
するのではなく、ベース部材との間に設けられた、例え
ば開口を有する板部材、リング等に当接して上記の動作
を行ってもよい。とにかく、このような特徴を有するバ
ンド締付部材は、バンド先端部とバンド部の自動挟持、
および自動締付を可能にする。
【0012】本発明の装置の一部を構成するか、独立な
装置を構成するかに拘わらず、バンド締付装置は好まし
くはバネ付勢されており、より好ましくはベース部材ま
たはクリップ保持手段等の貫通孔を有する他の手段との
距離を長くするように作用する引張り力に比例するよう
に挟持力を自己調整する。
【0013】好ましくは、バンド締付部材はハサミ状の
構造を有するように取り付けられた2つのグリップ爪か
らなり、このグリップ爪の回転軸は長孔に沿って案内さ
れ、特にこの長孔に沿ってバネで付勢されている。従っ
て、バンド締付部材のグリップ爪は、面に押し付けられ
ると、互いに離間する。バンド締付部材が移動または引
張られると、ハサミ状構造と付勢手段の付勢力との組み
合わせによって、グリップ爪は自動的にもの、特にその
間に位置するバンド先端部を挟持する。
【0014】本発明の装置はさらにバンド端折返し部材
とベース部材間のバンドまたはバンド部を案内するバン
ド案内部材を備えてもよい。このバンド案内部材はバン
ド部を案内する作動位置とバンド端折返し部材の動きを
干渉しないように退避している退避位置の間でベース部
材に対して移動可能、特に回転可能である。バンド案内
部材は、折返されたバンド先端部がバンド受部に到達す
る時またはバンド端折返し部材からバンド受部への移動
中に、このバンド先端部をさらに案内、保持するように
移動可能、位置決め可能であることが好ましい。従っ
て、バンド先端部の不正確な案内、さらにはバンド受部
への不正確な挿入を防ぐことができる。しかしながら、
上述したように、バンドクリップをワイヤハーネスに締
め付ける前に、バンド案内部材をバンドの移動路から退
避させねばならない。
【0015】好ましいくは、バンド案内部材は特に傾斜
または湾曲しており、バンド部のクリップ部に隣接する
部分であるバンド基部とバンド受部間に位置することが
できるバンド案内板を有する。バンド案内板の厚さはバ
ンド基部とバンド受部の間隔に略相当しなければならな
い。傾斜または湾曲したバンド案内板を設けることによ
り、バンド先端部をバンド端折返し部材によって180
°以上折返さずにバンド受部に正確に方向付けることが
できる。このため、バンド先端部はバンド基部の長さ方
向に略平行な方向からバンド受部に到達する。案内能力
を向上させるために、バンド案内部材は、バンド案内板
に垂直および/または平行に設けられた当接部を有して
もよい。
【0016】自動化の可能性を更に高めるために、本発
明の装置はバンド受部を通った余分なバンド部を切断す
る切断手段を備えてもよい。この切断手段は好ましくは
ベース部材に対して移動可能な切断刃を有する。好まし
くは、この切断刃はベース部材に、特に軸受けを介して
回動可能に取り付けられている。従って、ベース部材に
対して切断刃を動かすことによって、特にクリップ保持
手段の縁と切断刃の相互作用によって余分なバンド部を
切断することができる。
【0017】本発明の装置は好ましくはベース部材に対
して各移動部材、すなわちバンド端折返し部材、バンド
締付部材、バンド案内部材および/または切断部材を相
対的に移動させる駆動手段、特に流体駆動手段を備え
る。特に、バンド案内部材用以外の全ての駆動手段は直
線移動させ、バンド案内部材用の駆動手段は好ましくは
回転移動させる。しかしながら、バンド端折返し部材を
離れた後のバンド先端部の動きに従うように直線的にバ
ンド案内部材を動かせる駆動手段を追加的にバンド案内
部に設けてもよい。このような構成によって、バンド先
端部の動きをバンド端折返し部材からバンド受部までず
っと維持、案内することができる。各動きを簡単に共通
に制御または連結することができるように、各駆動手段
の駆動軸は互いに平行であるのが好ましい。また、駆動
軸を平行に配置することによって、伝達された力、モー
メントまたはトルクの大部分を駆動に供することができ
る。とにかく、駆動手段を備えることによって、高精度
制御での高度な自動化、および大きな力でバンドクリッ
プを締め付けることが可能になる。
【0018】最後に、本装置は持ち運びできることが好
ましく、従ってベース部材に取り付けられたハンドルを
備えるのが好ましい。複雑なワイヤハーネスの形成用の
作業環境のようにかなり密集した作業環境で使用可能な
ように本装置を形成するために、バンド端折返し部材を
突出するようにベース部材に取り付ける必要がある。作
業者がバンドクリップが巻付けられるワイヤハーネスの
部分に簡単にバンド端折返し部材を挿入または引っ掛け
ることができるように、バンド端折返し部材の大きさを
所要のワイヤハーネスに応じて設定する必要がある。
【0019】従って、装置の最も適した、快適な作業性
を確保するために、ハンドルはバンド端折返し部材の突
出方向とは反対方向に延びるのが好ましい。また、装置
の動きや作業または駆動軸もハンドルに略平行であり、
そのため装置を使用する作業者が作業中に生じる力、ス
ラストおよびモーメントを容易に対処できる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は主に装置に係るが、装置
の使用により定義される方法および独立に発明性のある
バンド締付部材も発明に係る装置の範囲に含まれると考
慮されるべきである。これらの特徴、および本発明のそ
の他の目的、特徴、利点を、その使用、方法と共に添付
の図面を参照しながら下記の1つの好ましい実施形態に
ついて説明する。
【0021】本発明の好ましい実施形態に係る装置に使
用されるバンドクリップを示す図1を参照して、バンド
クリップ10はクリップ部2とバンド部4からなり、ク
リップ部2は例えば車体のパネルダッシュボード等の部
品に形成された開口または凹部に挿入、保持される。ク
リップ部2は矢印Aの方向に挿入、保持されるように配
され、挿入端部またはクリップヘッド7とクリップ脚部
8を有する。バンドクリップ10はまたバンド受部3と
係合部9a(図2参照)を有する当接部9とを備える。
バンドクリップ10のバンド部4は、当接部9に隣接す
るバンド基部4a、バンド先端部6、当接部9の係合部
9aに係合する突起5を有する。
【0022】図2では、図1のバンドクリップ10が電
線またはワイヤハーネス1に巻付けられている。この図
に示すように、当接部9はバンド先端部6とバンド部4
が、矢印Aで示されるバンドクリップ10の挿入または
クリップ方向に略平行である矢印Bの方向に挿入可能な
バンド受部3を有する。上述のように、当接部9はバン
ド部4に形成された突起5と相互作用してバンド部4の
位置を係止する係合部9aも有する。
【0023】図3では、ベース部材100、バンド端折
返し部材200、バンド締付部材300を備える本発明
に係る装置の1つの好ましい実施形態が示される。この
装置はさらにバンド案内部材500、600と切断手段
400を備えるが、これらの手段はオプションであっ
て、本発明に係る装置の不可欠な要素ではない。ベース
部材100は2つの脚部110、140を有するU状の
部材として示される。脚部110は貫通孔130が形成
された一体のクリップ保持手段120を有し、この貫通
孔130は後述するように特別な形状を有し、特に段状
またはテーパー状であり、図3に示すこの貫通孔130
の開口の形状および大きさは取り扱われるバンドクリッ
プ10のバンド部4のそれにほぼ相当し、反対側(図3
には示されていない)から挿入、クリップされるバンド
クリップのバンド受部3と略一列に揃う。
【0024】バンド端折返し部材200はベース部材1
00に固定された駆動手段250を介してベース部材1
00に対して移動可能に取り付けられている。この駆動
手段250は図示例ではその先端が取り付け部材210
に連結された2つの伸縮可能なロッド260を有する流
体駆動手段である。取付部210には実際にバンド先端
部を所要の方向に折返させる鉤状要素220が取り付け
られており、この鉤状要素220は略J字状でロッド2
60の伸縮方向に沿うように配されている。図示例で
は、鉤状要素220にはバンドクリップ10のバンド先
端部6、バンド部4を受取って、案内する溝230が形
成されており、この溝230が略半円状の湾曲路を形成
する。しかし、この湾曲路は楕円状でも、所要の折返し
を実現させるその他の適した形状を有しても良い。後述
するように、バンド部4をほぼUターンさせるように湾
曲路は180°以上に亘って延びる。180°を何度越
えるかは、バンド端折返し部材200とベース部材10
0との距離に依存する。
【0025】取付部210は更に移動可能に取り付けら
れたバンド支持または案内部材600を備える。このバ
ンド支持部材600はこの実施形態の装置に使用される
バンドクリップ10のバンド部4の形状およびサイズに
ほぼ相当する凹部が形成されたバンド支持要素610を
有する。バンド支持要素610はバンド端折返し部材2
00の取付部210に略平行に延び、それを貫通するス
ライドロッド620を介して取付部210に取り付けら
れている。バンド支持部610を鉤状要素220から離
間させるために、スライドロッド620はバネ630に
よって付勢されている。図示のバネ630の代わりに、
スライドロッド620にキャッチを設けて、取付部21
0がベース部材100から離れる方向に移動すると、バ
ンド支持部610が取付部210から離れる方向に動く
ようにしてもよい。
【0026】ベース部材100の他方の脚部140には
駆動手段350にリンク部材360を介して連結された
バンド締付部材300が移動可能に取り付けられてお
り、図示例ではこの駆動手段350も流体駆動手段であ
る。駆動手段350はリンク部材360、拠ってバンド
締付部材300全体を直線的に、そして往復可能に移動
させる。バンド締付部材300はリンク部材360に固
定された取付部310を備え、この取付部310にはバ
ンド部4を挟持して、締め付ける一対のハサミ状の爪3
20を支える長孔340が形成されている。この爪32
0は全装置とは独立して発明性があるバンド締付部材3
00の他の詳細と共に後述する。バンド締付部材300
はバネ330によって付勢され、図3ではベース部材1
00から退避した状態で示されている。
【0027】バンド端折返し部材200の駆動手段25
0の下方にはバンド案内部材500が駆動手段550を
介してベース部材100に取り付けられている。このバ
ンド案内部材500もオプションで、本発明に係る装置
の不可欠な要素ではない。駆動手段550は電動モータ
等の回転駆動手段、あるいは流体回転駆動手段である。
案内部材500は、その先端にバンド案内板510を有
する揺動レバー560を備える。バンド案内板510の
上面には当接部520が取り付けられており。図示例で
は、この当接部はバンド案内板510に略垂直な当接壁
部とそれに略平行な当接壁部を有する。
【0028】切断手段400は、図示例では伸縮可能な
ロッド460を直線的に往復させる流体駆動手段である
駆動手段450を介してベース部材100に取り付けら
れている。ロッド460の上端部には切断刃420を取
り付けるための取付部410が設けられている。切断刃
420はまた、ロッド460が縮むと、揺動して貫通孔
130の開口部を横断して貫通孔130から突出してる
バンド部4の部分を切断するようにベース部材100の
脚部110に支持されている。
【0029】図3に示す装置はまたベース部材100に
取り付けられたハンドル190を備える。なお、ハンド
ル190はバンド端折返し部材200が突出する、また
ベース部材100に対して移動可能な方向と反対の方向
に延びるように取り付けられる。ハンドル190を設け
ると、鉤状要素220を限定された空間で正確に位置決
めする必要がある時でも、複雑なワイヤハーネスを処理
するのにこの装置を容易に取り扱ことができるという利
点がある。
【0030】以下、本発明の装置の各部分の更なる詳細
を図4乃至図11を参照して説明する。この装置を使用
してバンドクリップを巻き/締付ける方法およびこの装
置の使用もまた発明性があるという考えの下に、下記の
説明をする。
【0031】図4は図3の装置の部分斜視図であり、ク
リップ保持手段120およびバンド案内部材500を詳
細に示す。バンドクリップ10はクリップ保持手段12
0に挿入、クリップされており、バンド案内部材500
は、案内板510と当接部520がベース部材100、
すなわちバンド部4の移動路から離れている退避位置、
すなわち非作動位置にある。図4に示すように、バンド
クリップ10は当接部9がクリップ保持手段120に当
接するように挿入され、この状態でバンド受部3とバン
ド基部4aが互いに略平行であり、ベース部材100の
脚部110に略垂直である。
【0032】図5はバンドクリップ10が挿入されたク
リップ保持手段120の詳細断面図である。この図から
よく分かるように、貫通孔130には段差を形成して、
クリップヘッド7とクリップ脚部8を収容する大径部1
3aとバンド部4の大きさにほぼ相当する小径部13b
を形成する。大径部13aは、クリップ脚部8を撓ませ
て収容できる径とし、その弾性復元力によってバンドク
リップ10を固定している。さらに、クリップ保持手段
120には当接部9の一部を収容する凹部122が形成
されており、これによって挿入されたバンドクリップ1
0をより確実に位置決めする。
【0033】図6では、バンド案内部材500が詳細に
示されており、またクリップ保持手段120を有するベ
ース部材100の脚部110の側面がバンドクリップが
挿入されてない状態で示されている。レバー560は、
それに固定または取り付けられた案内板510が貫通孔
130、特にその小径部13bとほぼ揃った状態にあ
る、実線で示す作動位置にある。図6に示すように、当
接部520は、クリップ保持手段120に挿入される時
のバンドクリップ10のバンド受部3に相当する貫通孔
130の上端を定めるように位置決めされる。後述する
ように、バンドクリップ10を十分にワイヤハーネス1
に締め付けるためにはバンド部4の移動路からバンド案
内板510を移動させることが必要であり、従ってレバ
ー560とバンド案内板510は図6に二点鎖線で示す
非作動位置に変位される。
【0034】図7は図3の装置の簡略図であり、この簡
略図は部分的に断面図にしてバンドクリップ10のクリ
ップ部2がクリップ保持手段120に挿入された状態の
装置の関連する詳細を示す。バンド端折返し部材200
の取付部210を支持するロッド260はその伸長位置
が示されており、この位置ではバンド先端部6は鉤状部
材220の平面部上に位置する。
【0035】バンド締付部材300は、ベース部材10
0に当接した状態であり、この状態でバンド締付部材3
00は、バンドクリップ10のバンド受部3およびクリ
ップ保持手段120の貫通孔130を通ったバンド先端
部6を受け止め、挟持、締付付けることができる。ベー
ス部材100に当接すると、バンド締付部材のグリップ
爪320はバネ330の作用に抗して開く。なお、この
図から分かるように、バンド締付部材300はグリップ
爪320にそれぞれ連結された2つのレバー322を取
り付ける1つの固定支持軸326を持つハサミ状の形状
を有する。
【0036】グリップ爪320は長孔340内で移動可
能、特に変位可能な軸受付き支持軸336によって互い
に連結されており、従ってバンド締付部材300がリン
ク部材360の動きによってベース部材100に押し付
けられると、グリップ爪320は開状態になる。リンク
部材360を引っ張るとグリップ爪320はベース部材
100から離れ、拠って互いに近づきその間にあるバン
ドまたはその他の物を挟持する。リンク部材360に更
なる力を加えると、その力に比例してグリップ爪320
の挟持力が自動的に調整され、強くなる。
【0037】図7から分かるように、バンドクリップ1
0が挿入された装置はワイヤハーネス1に対して位置決
めされる。さらに、バンド支持部材600はバンド部4
を受取る直前の状態で示されており、このバンド支持部
材600の存在によってバンド部4が長い場合にそれが
下がる、最悪の場合にはベース部材100とバンド端折
返し部材200間の距離を縮めるために駆動手段250
を作動させた時にバンド部4がベース部材100とバン
ド端折返し部材200との間に挟まることを防ぐ。
【0038】駆動手段250を上述のように作動する
と、バンド支持部材600は二点鎖線に示すようにバン
ド端折返し部材200に連動してベース部材100側に
移動する。バンド案内部材500は作動位置、すなわち
レバー560は直立状態でバンド案内板510がバンド
基部4aの上に位置する状態で示されている。従って、
駆動手段250がロッド260を縮めるように作動する
と、取付部210とバンド端折返し部材200はベース
部材100側に移動する。なお、バンドクリップ10は
クリップ保持手段120に保持されているので、上記の
動きによってバンド先端部6は鉤状要素220によって
形成される湾曲路に沿って移動する。
【0039】バンド先端部6は、方向規制端部222で
鉤状要素220を離れ、この方向規制端部222はバン
ド先端部6がバンド受部3に入りこみ、クリップ保持部
120の貫通孔130を通るようにバンド先端部6を当
接部520を有するバンド案内板510に向ける。普
通、ワイヤハーネス1はバンド部4の起点とバンド受部
3間の距離より厚いので、鉤状要素200の方向規制端
部222がバンド先端部6を下方に方向付けまたは折返
させる、すなわち全折返し角度は180°より多少大き
く、180°をどれだけ越えるかはバンドクリップ10
とワイヤハーネス1のサイズに依存する。
【0040】図8はこの好ましい実施形態の装置の部分
断面部分簡略図であり、図示の状態では、バンド端折返
し部材200がベース部材100の近辺に位置し、この
時バンド部4はワイヤハーネス1を完全に囲み、バンド
案内部材500のバンド案内板510上に載り、バンド
受部3およびクリップ保持手段120の貫通孔130を
通ったバンド先端部6がバンド締付部材300のグリッ
プ爪320間に位置している。図8から分かるように、
この実施形態ではバンド支持部610はベース部材10
0とバンド端折返し部材200の前端面に当接可能であ
る。
【0041】図9は、図8の状態に到達する直前の状態
にある好ましい実施形態に係る装置の更なる詳細を示す
斜視図である。バンド端折返し部材200の鉤状要素2
20はワイヤハーネス1を囲み、一方バンドクリップ1
0のバンド部4は特に案内溝230内で鉤状要素220
とワイヤハーネス1の間に挟まれている。バンド部4は
バンド案内板510の下方のクリップ保持手段120か
らバンド端折返し部材200へと延び、それによって折
返され、図示の実施形態では1つの鉛直壁部522と1
つの水平壁部524を有する当接部520によって正確
に位置決めされつつ、バンド案内板510上方のバンド
受部3に戻される。この図に示すように、案内板510
は、バンド先端部6がそれに触れると再びその方向が規
制され、バンドの長さ方向、特にクリップヘッド7がク
リップ保持手段120に挿入される方向であるクリップ
方向に略平行にバンド受部3に入るように僅かに傾斜し
ている。
【0042】図8または9の状態に到達する、すなわち
バンド先端部6がバンド受部3に挿入されると、バンド
案内部材500を図4に示す位置、すなわち非作動位置
に移動させる。
【0043】図10は案内部材500が非作動位置、ま
たバンド締付け部材300がベース部材100から離間
した位置に変位された後の好ましい実施形態に係る装置
の部分を簡略的に示す。バンド先端部6がバンド受部3
に挿入され、クリップ保持手段120の貫通孔130か
ら出ると、グリップ爪320をベース部材100から離
し、バネ330の作用によって互いに近づかせてその間
に位置するバンド先端部6を挟持するようにバンド締付
け部材300の駆動手段350を作動する。矢印Cの方
向にバンド締付け部材300を更に移動させると、その
挟持力はそのハサミ状の構造、可動支持軸336および
長孔340によって強まる。従って、バンド部4が引っ
張られ、ワイヤハーネス1を締め付け、そして最終的に
ワイヤハーネス1がバンド端折返し部材200を離れ
る。この意味で、バンド端折返し部材200の鉤状要素
220の開口は、バンドクリップ10に囲まれたワイヤ
ハーネス1がその中に留まらないような大きさに設定さ
れており、このためワイヤハーネス1は傷つかない。
【0044】図10の状態を達成した、すなわちバンド
クリップ10を十分にワイヤハーネス1に締め付けた
後、切断手段400を図11に示すように作動する。図
11に示すように、切断手段400はロッド460用の
駆動手段450を備え、ロッド460の先端では、切断
刃420の一端を支持する軸受付き支持軸422が取り
付けられている。切断刃420はロッド460が縮めら
れると貫通孔130の縁部と相互作用してバンド部4の
余分な部分を切断するように軸受付き支持軸424を介
して揺動可能にベース部材100に取り付けられてい
る。
【0045】以下、本発明の装置の方法、使用およびバ
ンド締付け部材300を図3乃至11を参照して説明す
る。最初に、装置を図3に示す状態にする。すなわち、
バンド絞め付け部材300はベース部材100からの離
間位置にあり、バンド端折返し部材200もベース部材
100からの離間位置にあり、バンド支持部材600は
バンド端折返し部材200から離れた位置、すわなちバ
ンド端折返し部材200とベース部材100との中間位
置にあり、バンド案内部材500はその非作動位置にあ
り、そして切断手段400はその切断刃420がクリッ
プ保持手段120の貫通孔130の下に位置するその初
期位置にある。
【0046】その後、図4および5に示すように、図1
および2に示すバンドクリップ1を挿入して保持手段1
20に位置決め、クリップし、そしてエアローター等の
駆動手段550を作動してバンド案内部材500を作動
位置に変位させる。従って、バンド案内板510は図7
に示すようにバンド部4の上に位置することになる。バ
ンド先端部6はバンド端折返し部材200の平面部、そ
して場合によってはバンド支持部材600上に載ってい
る。
【0047】今、ハンドル190を持ってこの装置を保
持する作業者が、図7に示すようにワイヤハーネス1に
対してバンド先端部6を支持する鉤状要素220を位置
決めする。図7の状態が得られると、流体圧シリンダ等
の駆動手段250を作動してバンド端折返し部材200
をベース部材100側に移動させるようにロッド260
を縮ませる。この移動の際中に、バンド先端部6は案内
溝230に沿って案内されつつ、鉤状要素220によっ
て折返される。拠って、バンド端折返し部材200の移
動中に、バンド部4は略U字状になり、その先端部6が
ベース部材100側を向くようになる。鉤状要素220
の端部222が180°
【0048】以上にバンド部4を折返させるので、バン
ド先端部6は多少下方に向く。バンド端折返し部材20
0を更に移動させると、バンド先端部6はバンド案内部
材500のバンド案内板510に到達し、正確にバンド
クリップ10のバンド受部3に入り、続いてクリップ保
持手段120の貫通孔130を通ることができるように
当接部520に当接する。この状態が図8に示されてお
り、バンド先端部6は開状態のバンド締付け部材300
のグリップ爪320の間に位置する。
【0049】上記の状態が得られると、バンド案内部材
500は、駆動手段550によって反対側の非作動位置
に変位される。バンド案内部材500が非作動位置に変
位次第、駆動手段350を作動して、グリップ爪320
が自動的にその間に位置するバンド先端部6を挟持する
ようにバンド締付け部材300をベース部材100から
離す。更に駆動手段350を作動させることによって、
バンドクリップ10のバンド部4はそのバンド受部3を
通って引っ張られるが、この時グリップ爪320の挟持
力は自動的に調整される。従って、バンドクリップ10
はワイヤハーネス1に締め付けられ、図10に示すよう
にバンド端折返し部材200の鉤状要素220から引き
離される。
【0050】バンドクリップ10が十分にワイヤハーネ
ス1を締め付けると、切断手段400を図11に示すよ
うに作動して、切断刃420を二点鎖線で示す位置に変
位させてバンドクリップ10の余分な部分、すなわちバ
ンド受部3から突出しているバンドクリップ10の部分
を切断する。従って、図2に示す状態が得られる。
【0051】
【発明の効果】本発明に係るバンドクリップ取付装置
は、高度の自動化を可能にし、数個のバンドクリップを
ワイヤハーネスに対して非常に規則正しく、均等に巻き
付け、締め付けることを可能にし、また時には最小限の
作業空間しかバンドクリップ取付け用に与えられないワ
イヤハーネスの製造において作業性を高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るバンドクリップ取付装置に使用
されるバンドクリップの、その使用前の状態を示す平面
図である。
【図2】 ワイヤハーネスに巻付けられた状態の図1の
バンドクリップの側断面図である。
【図3】 本発明の好ましい実施形態の斜視図である。
【図4】 バンド案内部材とバンドクリップが挿入され
たクリップ保持手段の詳細を示す図3の装置の部分斜視
図である。
【図5】 バンドクリップが挿入されたベース部材のク
リップ保持手段の断面図である。
【図6】 バンド案内部材を示す部分断面側面図であ
る。
【図7】 バンド受部へのバンドクリップの挿入後、折
返し前の状態の図1の装置の部分断面側面図である。
【図8】 バンドがワイヤハーネス回りに折返され、バ
ンド先端部がバンド受部に挿入された状態を示す図であ
る。
【図9】 図8に示す状態の装置の詳細斜視図である。
【図10】 バンドクリップの締付中または後の装置の
各要素を示す。
【図11】 切断手段の詳細図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス 2 クリップ部 3 バンド受部 4 バンド部 4a バンド基部 6 バンド先端部 10 バンドクリップ 100 基部 120 クリップ保持部 200 バンド折返し部材 300 バンド締付部材 400 切断手段 420 切断刃 500 バンド案内部材 510 バンド案内板 520 当接部 600 バンド支持部材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンドクリップ(10)をワイヤハーネ
    ス(1)に巻き付けると共に締付けるためのバンドクリ
    ップ取付装置であって、 クリップ方向(A)とバンド受部の受け方向(B)が略
    平行になるようにバンドクリップ(10)のクリップ部
    (2)を保持するクリップ保持部(120)を備える基
    部(100)と、 前記基部(100)に対して移動可能であり、前記基部
    (100)との距離を縮めることによりワイヤハーネス
    (1)回りにバンド先端部を折返し、バンド受部(3)
    に通すバンド端折返し部材(200)と、 前記基部(100)に対して移動可能であり、前記基部
    (100)との距離を長くすることによって前記バンド
    を締め付けるために前記バンド受部(3)を通ったバン
    ド先端部(6)を狭持し、引っ張るバンド締付部材(3
    00)とを備えることを特徴とするバンドクリップ取付
    装置装置。
  2. 【請求項2】 前記バンド端折返し部材(200)は、
    バンド案内溝(230)を有し、特にこのバンド案内溝
    (230)は湾曲状に延びることを特徴とする請求項1
    に記載のバンドクリップ取付装置。
  3. 【請求項3】 前記バンド締付部材(300)は基部
    (100)に当接することによって開き、基部(10
    0)から離れるとバンド受部(3)を通ったバンド先端
    部(6)を挟持するようにバネ付勢された一対のハサミ
    状の爪(320)を備えると共に、好ましくは挟持力を
    基部(100)、バンド締付け部材(300)間の距離
    を長くするための引っ張り力に比例するように自己調整
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    バンドクリップ取付装置。
  4. 【請求項4】 前記基部(100)とバンド端折返し部
    材(200)間で前記バンド部(4)を支持するために
    設けられ、バンド端折返し部材(200)に対して好ま
    しくは移動可能、より好ましくは付勢されたバンド支持
    部材(600)を更に備えることを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載のバンドクリップ取付装
    置。
  5. 【請求項5】 前記基部(100)とバンド端折返し部
    材(200)間で折り返された前記バンド部(4)を案
    内するバンド案内部材(500)を有し、このバンド案
    内部材(500)は基部(100)に対して回転移動可
    能であると共に、バンド基部(4a)とバンド受部
    (3)間に配置可能なバンド案内板(510)、および
    /またはこのバンド案内板(510)に対して垂直およ
    び/または平行な当接部(520)を備えることを特徴
    とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のバンド
    クリップ取付装置。
  6. 【請求項6】 前記バンド受部(3)を通ったバンド部
    (4)の一部を切断する切断手段(400)、特に前記
    基部(100)に対して移動可能および/またはそれに
    支持されている作動可能な切断刃(420)を更に備え
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに
    記載のバンドクリップ取付装置。
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