JP3242890U - 歩行困難者の搬送用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】被介護者を容易かつ迅速に搬送可能とする、搬送用具を提供する。【解決手段】搬送用具1は、被介護者腰掛部11と、被介護者腰掛部11を挟んでその両側に立つ二人の介護者のそれぞれにより肩掛支持する介護者肩掛部12R、12Lを備える。被介護者腰掛部11は、座部111と、座部の後縁部から上方に延びる背もたれ部112と、座部の左右夫々の側縁部から上方に延びる側方支持部113とを有する。背もたれ部と側方支持部113とは、協働して座部111を後方および左右の側方から包囲する。介護者肩掛部は、側方支持部113の前縁部に固定された前方固定部と、側方支持部113の後縁部に固定された後方固定部と、前方固定部および後方固定部の間に掛け渡され、上方に向けて逆U字状に延出する肩掛支持部123とを有する。肩掛支持部は、背もたれ部に対し、その下縁部から上縁部に亘って縫合により固定される。【選択図】図1

Description

本考案は、歩行困難者の搬送用具に関する。
高齢者や傷病者等、自力での歩行が困難である者(自力での歩行が不可能である者を含み、以下「歩行困難者」という)は、車椅子を使用して移動する。
実用新案登録第3235802号公報
しかし、災害時等に階段を利用して移動する場合は、階段の上り下りに際して被介護者を乗せた状態で介護者が一人で車椅子を持ち上げることは、事実上不可能であり、二人で行うとしても、迅速に移動することまでは一般的に困難である。特に女性の介護者にとっては車椅子に乗せた状態で被介護者を搬送すること自体が困難である。
また、このような事情は、階段での移動に限られず、地震、津波時や、山崩れ、、洪水、火事等の発生時における平地や道路での避難の際にも同様に発生する。
このような実情に鑑み、本考案は、歩行が困難である被介護者が災害時等における避難のための移動を行う場合に、介護者が二人で被介護者を容易かつ迅速に搬送可能とする歩行困難者の搬送用具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、搬送対象である被介護者が腰掛可能に構成された被介護者腰掛部と、前記被介護者腰掛部に対してその左右両側に設けられ、前記被介護者腰掛部を挟んでその両側に立つ二人の介護者のそれぞれにより肩掛支持可能に構成された介護者肩掛部とを備えた歩行困難者の搬送用具であって、前記被介護者腰掛部は、平面概略四辺形に形成され、前縁部、後縁部および左右の側縁部を有する座部と、前記座部の後縁部から上方に延びる背もたれ部と、前記座部の左右夫々の側縁部から上方に延び、前記背もたれ部と協働して前記座部を後方および左右の側方から包囲する側方支持部とを備え、前記介護者肩掛部は、前記側方支持部の前縁部に固定された前方固定部と、前記側方支持部の後縁部に固定された後方固定部と、前記前方固定部および前記後方固定部の間に掛け渡され、上方に向けて逆U字状に延出する肩掛支持部とを備え、前記背もたれ部に対し、その下縁部から上縁部に亘って縫合により固定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の考案にあっては、前記背もたれ部は、前記側方支持部よりも高く、前記側方支持部の上縁部よりも上方にまで延在することを特徴とする。
請求項3に記載の考案にあっては、前記被介護者腰掛部および前記介護者肩掛部は、布製であり、前記被介護者腰掛部および前記介護者肩掛部は、折畳収納可能であることを特徴とする。
請求項4に記載の考案にあっては、前記介護者肩掛部は、前記前方固定部が左右の前記側方支持部の前縁部の間に掛け渡されて、前方において前記側方支持部および前記座部の前縁部に固定される一方、前記後方固定部が左右の前記側方支持部の後縁部の間に掛け渡されて、後方において前記側方支持部および前記座部の後縁部に固定されていることを特徴とする。
請求項5に記載の考案にあっては、前記介護者肩掛部は、使用時に前記座部を前記介護者の腰の位置よりも下方に配置可能な長さを有することを特徴とする。
請求項6に記載の考案にあっては、前記介護者肩掛部は、帯状または紐状に形成され、前記肩掛支持部の長さを調節可能に構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、二人の介護者が被介護者腰掛部を挟んで左右の両側に立ち、被介護者を被介護者腰掛部に座らせ、介護者肩掛部を襷掛けの状態で肩に掛け、支持する。介護者は、被介護者を被介護者腰掛部に座らせた状態で担ぎ上げ、搬送する。
そして、特に、災害時等に階段を使用して上階または下階へ退避する必要がある場合は、この状態で階段を昇降する。これにより、被介護者は、階段を利用する際に車椅子を持ち上げる必要がなく、女性の介護者であっても二人で協力することにより、被介護者を容易に持ち上げ、迅速に移動することが可能となる。
また、階段での移動に限られず、地震、津波時や、山崩れ、、洪水、火事等の発生時における平地や道路による避難のための移動に際しても同様である。
ここで、介護者肩掛部が前方固定部および後方固定部において側方支持部に固定されるとともに、背もたれ部に対してその下縁部から上縁部に亘って縫合により固定されることで、被介護者腰掛部を介護者肩掛部により確りと支持し、移動中における座部のふらつきを抑えて、被介護者の脱落を防止し、被介護者を安全に搬送することが可能となる。
さらに、階段を移動している最中に他の避難者とすれ違う場合は、二人の介護者が進行方向に対して前後に並ぶように配置転換し、両者の間に被介護者腰掛部を配置することで、すれ違う相手と互いに干渉することがなく、安全に退避活動を行うことが可能となる。
請求項2に記載の考案によれば、比較的高さのある背もたれ部により被介護者の背中を確りと支持し、後ろ向きに倒れることがないようにして、被介護者を安全に搬送することが可能となる。
請求項3に記載の考案によれば、使用の必要がない場合は、被介護者腰掛部および介護者肩掛部を折り畳んだ状態で収納することができ、収納に場所をとらず、高い収納性を実現することが可能である。
請求項4に記載の考案によれば、左右の側方支持部の間に掛け渡される介護者肩掛部の前方固定部および後方固定部により、座部に着座する被介護者の体重を確りと支持し、被介護者を安全に搬送することが可能となる。
請求項5に記載の考案によれば、平常時に使用する車椅子の座面に近い高さに被介護者腰掛部の座部を配置し、搬送用具による移動に際して被介護者が座る位置の高さから感じる不安を低減することが可能となる。
請求項6に記載の考案によれば、介護者の身長によらず、座部を良好な高さに配置するとともに、搬送を行う二人の介護者の身長が互いに異なる場合に、座部が傾斜して着座時の安定感が損なわれる事態を回避することが可能となる。
本考案の一実施形態に係る歩行困難者の搬送用具の正面図である。 同上搬送用具の側面図である。 同上搬送用具の組立前の状態を示す展開図である。 同上搬送用具の使用状態を示す説明図である。
以下に図面を参照して、本考案の実施の形態について説明する。
図1および図2に示すように、本考案の一実施形態に係る歩行困難者の搬送用具(以下、単に「搬送用具」という)1は、被介護者腰掛部11と介護者肩掛部12(12R、12L)とを備える。被介護者腰掛部11は、搬送用具1による移動に際して被介護者Crを座らせる部位である。介護者肩掛部12は、搬送用具1により被介護者Crを搬送する際に二人の介護者Cg1、Cg2のそれぞれが支持する部位であり、被介護者腰掛部11の左右両側に設けられている。搬送用具1は、介護者Cg1、Cg2が二人で使用して、一人の被介護者Crを搬送するものであり、介護者Cg1、Cg2は、被介護者腰掛部11を挟んでその両側に立ち、それぞれが介護者肩掛部12を襷掛けの状態で肩にかけて支持する。
被介護者腰掛部11は、座部111と、背もたれ部112と、側方支持部113とを備える。
座部111は、被介護者Crを座らせる座面を形成する。座部111は、平面視で概略四辺形をなし、前縁部111a、後縁部111bおよび左右の側縁部111cを有する。
背もたれ部112は、座部111の後縁部111bから上方に延び、被介護者腰掛部11に着座する被介護者Crの背中を支持するように構成されている。
側方支持部113は、座部111の左右夫々の側縁部111cから上方に延び、背もたれ部112と協働して座部111を後方および左右の側方から包囲する。即ち、、被介護者腰掛部11は、被介護者Crを背もたれ部112により後方から支持するとともに、側方支持部113により側方からも支持可能なように構成されている。
背もたれ部112は、側方支持部113よりも高く、側方支持部113の上縁部113aよりも上方にまで延在する。背もたれ部112の上縁部112aは、側方支持部113の上縁部113aよりも上方に位置する。
そして、背もたれ部112は、被介護者腰掛部11に着座する被介護者Crの腰部よりも上方にまで延び、肩甲骨周辺の位置に到達する。側方支持部113は、被介護者腰掛部11に着座する被介護者Crの肘が当たる位置に上縁部113aを有し、被介護者Crは、側方支持部113を着座した際の肘受けとして使用可能である。
介護者肩掛部12は、帯状または紐状をなし、被介護者腰掛部11に着座する被介護者Crから見て右側に備わる右側介護者肩掛部12Rと、左側に備わる左側介護者肩掛部12Lとを備える。
介護者肩掛部12は、前方固定部121と、後方固定部122と、肩掛支持部123とを夫々有し、前方固定部121において側方支持部113の前縁部113bに固定され、後方固定部122において側方支持部113の後縁部113c(図3)に固定されている。
介護者肩掛部12と側方支持部113との固定は、接着、縫合またはこれらの併用等、適宜の方法により達成可能である。図2および図3は、前方固定部121および後方固定部122を、夫々斜線を付して示す。肩掛支持部123は、前方固定部121と後方固定部122とを繋ぎ、側方支持部113の前縁部113bと後縁部113cとの間に掛け渡され、上方に向けて逆U字状に延出する。
介護者肩掛部12は、前方固定部121および後方固定部122において側方支持部113に固定されるとともに、背もたれ部112に対してその下縁部112bから上縁部112aに亘って縫合により固定されている。
被介護者腰掛部11の背もたれ部112および側方支持部113は、互いに接合されていても、接合されていなくてもよく、介護者肩掛部12の後方固定部122が側方支持部113の後縁部113cに固定されるとともに、背もたれ部112にも固定されることで、少なくとも介護者肩掛部12を介して互いに結合された状態にある。図2は、介護者肩掛部12の背もたれ部112に対する縫合部Sを、太い点線により模式的に示す。
介護者肩掛部12は、前方固定部121が左右夫々の側方支持部113の前縁部113bの間で座部111を横断するように掛け渡されて、前方において座部111および側方支持部113の前縁部111a、113bに固定される一方、後方固定部122が左右夫々の側方支持部113の後縁部113cの間で座部111を横断するように掛け渡されて、後方において座部111および側方支持部113の後縁部111b、113cに固定されている。
このように、介護者肩掛部12は、側方支持部113を左右の外方から拘束して、側方支持部113が被介護者Crが座った場合に左右方向外方へ開いてしまわないように規制するとともに、座部111をその下面に沿って横断して、座部111を下方から支持する。
本実施形態において、被介護者腰掛部11および介護者肩掛部12は、いずれも布製であり、搬送用具1全体を折畳ことができる。
布材として、移動に際して被介護者Crの体重を支えるのに充分な強度および剛性を有する適宜の素材を採用可能であり、被介護者腰掛部11の素材として、キャンバス生地、具体的には、ターポリンまたはエステル帆布等のテント生地を例示することができる。
介護者肩掛部12は、前方固定部121を含む前方半部12aと後方固定部122を含む後方半部12bとに分割形成され、前方半部12aと後方半部12bとを繋ぐ接続具124を有する。
被介護者腰掛部11に対して右側において前方半部12aと後方半部12bとを接続することで、右側介護者肩掛部12Rの肩掛支持部123が形成され、被介護者腰掛部11に対して左側で前方半部12aと後方半部12bとを接続することで、左側介護者肩掛部12Lの肩掛支持部123が形成される。
本実施形態では、被介護者腰掛部11の各部、即ち、、座部111、背もたれ部112および左右の側方支持部113は、背もたれ部112は、その下縁部112bにおいて座部111の後縁部111bに接続し、側方支持部113は、その下縁部113dにおいて座部111の側縁部111cに接続した状態にある。
介護者肩掛部12は、前方半部12aと後方半部12bとに分かれ、前方半部12aは、前方固定部121を含み、座部111および側方支持部113の前縁部111a、113bに接合されている。後方半部12bは、後方固定部122を含み、座部111および側方支持部113の後縁部111b、113cに接合されている。
介護者肩掛部12は、前方半部12aの端部と後方半部12bの端部とを、これらの一方に取り付けられた接続具124により接続することで、左右夫々の肩掛支持部123が形成される。
前方半部12aと後方半部12bとの接続位置を変更することで、肩掛支持部123の長さを調整可能である。本実施形態では、肩掛支持部123の長さを、使用時に被介護者腰掛部11の座部111を介護者Cg1、Cg2の腰Wの位置(図4)よりも下方に位置させる長さに調整する。
被介護者腰掛部11および介護者肩掛部12の形成後、後方半部12b(後方固定部122)を背もたれ部112の左右の側縁部112cに夫々縫合により接合することで、搬送用具1が完成する。
以下に、本実施形態の作用および効果について、図4を参照して説明する。
二人の介護者Cg1、Cg2が被介護者腰掛部11を挟んで左右の両側に立ち、被介護者Crを被介護者腰掛部11に座らせ、右側に立つ介護者Cg1は、右側介護者肩掛部12Rを、左側に立つ介護者Cg2は、左側介護者肩掛部12Lを、夫々襷掛けの状態で肩に掛け、支持する。
介護者Cg1、Cg2は、被介護者Crを被介護者腰掛部11に座らせた状態で担ぎ上げ、搬送する。災害時等に階段を使用して上階または下階へ退避する必要がある場合は、この状態で階段を昇降する。これにより、被介護者Cg1、Cg2は、階段を利用する際に車椅子(図示せず)を持ち上げる必要がなく、女性の介護者Cg1、Cg2であっても二人で協力することにより、被介護者Crを容易に持ち上げ、迅速に移動することが可能となる。
この場合、介護者肩掛部12を前方固定部121および後方固定部122において側方支持部113に固定するとともに、背もたれ部112に対してその下縁部112bから上縁部112aに亘って縫合により固定することで、被介護者腰掛部11を介護者肩掛部12により確りと支持し、移動中における座部111のふらつきを抑えて、被介護者Crの脱落を防止し、被介護者Crを安全に搬送することが可能となる。
さらに、階段を移動している最中に他の避難者とすれ違う場合は、二人の介護者Cg1、Cg2が進行方向に対して前後に並ぶように配置転換し、両者の間に被介護者腰掛部11を配置することで、すれ違う相手と互いに干渉することがなく、安全に退避活動を行うことが可能となる。
背もたれ部112を側方支持部113よりも高く形成することで、背もたれ部112により被介護者Crの背中を確りと支持し、後ろ向きに倒れることがないようにして、被介護者Crを安全に搬送することが可能となる。
被介護者腰掛部11および介護者肩掛部12を布製とすることで、平常時等、使用の必要がない場合は、搬送用具1全体を折り畳んだ状態で収納することができ、収納に場所をとらず、高い収納性を実現することが可能となる。
介護者肩掛部12の前方固定部121および後方固定部122を、左右の側方支持部113の間で座部111を横断するように掛け渡し、側方支持部113および座部111に接合することで、側方支持部113の外開きの変形を抑制して、被介護者Crを側方から支持するとともに、座部111に着座する被介護者Crの体重を確りと支持することが可能となる。
平常時に使用する車椅子の座面に近い高さに座部111を配置することで、搬送用具1による移動に際して被介護者Crが座る位置の高さから感じる不安を低減することが可能となる。
肩掛支持部123の長さを調整可能とすることで、介護者Cg1、Cg2の身長によらず、座部111を良好な高さに配置するとともに、搬送を行う二人の介護者Cg1、Cg2の身長が互いに異なる場合に、座部111が傾斜して着座時の安定感が損なわれる事態を回避することが可能となる。
本考案は歩行困難者の搬送用具であることから、広く産業上の利用可能性を有している。
1…搬送用具
11…被介護者腰掛部
111…座部
111a…前縁部
111b…後縁部
111c…側縁部
112…背もたれ部
112a…上縁部
112b…下縁部
112c…側縁部
113…側方支持部
113a…上縁部
113b…前縁部
113c…後縁部
113d…下縁部
12…介護者肩掛部
12a…前方半部
12b…後方半部
12R…右側介護者肩掛部
12L…左側介護者肩掛部
121…前方固定部
122…後方固定部
123…肩掛支持部
124…接続具
Cr…被介護者
Cg1、Cg2…介護者

Claims (6)

  1. 搬送対象である被介護者が腰掛可能に構成された被介護者腰掛部と、
    前記被介護者腰掛部に対してその左右両側に設けられ、前記被介護者腰掛部を挟んでその両側に立つ二人の介護者のそれぞれにより肩掛支持可能に構成された介護者肩掛部とを備え、
    前記被介護者腰掛部は、
    平面概略四辺形に形成され、前縁部、後縁部および左右の側縁部を有する座部と、
    前記座部の後縁部から上方に延びる背もたれ部と、
    前記座部の左右夫々の側縁部から上方に延び、前記背もたれ部と協働して前記座部を後方および左右の側方から包囲する側方支持部とを備え、
    前記介護者肩掛部は、
    前記側方支持部の前縁部に固定された前方固定部と、前記側方支持部の後縁部に固定された後方固定部と、前記前方固定部および前記後方固定部の間に掛け渡され、上方に向けて逆U字状に延出する肩掛支持部とを備え、
    前記背もたれ部に対し、その下縁部から上縁部に亘って縫合により固定されていることを特徴とする、歩行困難者の搬送用具。
  2. 前記背もたれ部は、前記側方支持部よりも高く、前記側方支持部の上縁部よりも上方にまで延在することを特徴とする、請求項1に記載の歩行困難者の搬送用具。
  3. 前記被介護者腰掛部および前記介護者肩掛部は、布製であり、
    前記被介護者腰掛部および前記介護者肩掛部は、折畳収納可能であることを特徴とする、請求項1に記載の歩行困難者の搬送用具。
  4. 前記介護者肩掛部は、
    前記前方固定部が左右の前記側方支持部の前縁部の間に掛け渡されて、前方において前記側方支持部および前記座部の前縁部に固定される一方、
    前記後方固定部が左右の前記側方支持部の後縁部の間に掛け渡されて、後方において前記側方支持部および前記座部の後縁部に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の歩行困難者の搬送用具。
  5. 前記介護者肩掛部は、使用時に前記座部を前記介護者の腰の位置よりも下方に配置可能な長さを有することを特徴とする、請求項1に記載の歩行困難者の搬送用具。
  6. 前記介護者肩掛部は、帯状または紐状に形成され、前記肩掛支持部の長さを調節可能に構成されていることを特徴とする、請求項5に記載の歩行困難者の搬送用具。
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