JP3242616B2 - 切断機 - Google Patents

切断機

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JP3242616B2
JP3242616B2 JP05364198A JP5364198A JP3242616B2 JP 3242616 B2 JP3242616 B2 JP 3242616B2 JP 05364198 A JP05364198 A JP 05364198A JP 5364198 A JP5364198 A JP 5364198A JP 3242616 B2 JP3242616 B2 JP 3242616B2
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Inventor
治男 野田
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佐藤鉄工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長尺材を設定寸法で
自動的にカットする切断機に関するもので、さらに詳し
く言えば、全長を測定していない長尺材から、所望の設
定寸法のユニットをできるだけ数多く得られるようにし
た切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】長尺材を切断して所望の長さのユニット
を得るには、切断する際に長尺材を確実に保持する必要
がある。ところで、長尺材の切断を重ねていくと、段々
長さが短くなっていき、最後に短い後端材が発生する。
この後端材が切断時の保持に必要な長さ未満の場合に後
端材に隣接するユニットを切断すると、前記した理由か
ら、隣接ユニットは所望の長さから外れた不良品とな
り、他の良品の製品中に混入することから、隣接ユニッ
トを切断する前に後端材の長さを算出し、隣接ユニット
と後端材が一体の状態で切断を中断するか、或いは、隣
接ユニットを切断するかを、自動制御する機構が必要と
されている。この為、従来は、切断箇所の後方地点、具
体的に言えば、切断する設定長さの整数倍+β(切断す
る際に長尺材を保持する為に必要な長さ分)だけ離れた
地点に、長尺材の有無を調べる検知手段を設け、該地点
に長尺材が有ることを検知手段で判別した場合にはその
まま連続して切断を行い、長尺材が無いことを判別した
場合には、それから数回切断した後に切断を中断し、次
の長尺材を投入していた。ところが、この方法では、切
断する設定長さを変えるごとに、検知手段の位置を自動
若しくは手動で移動しなければならない煩わしさがあっ
た。
【0003】そこで、上記した煩わしさを解消する技術
(特開昭58−177228号公報)が開発された。こ
れは、切断箇所の後方における或る場所に、多数の投受
光器を長尺材の長手方向に沿って等間隔を開けて配置
し、しかも、投受光器の設置幅を切断する設定長さの最
大値より少し長い幅に設定し、該投受光器で長尺材の後
端を検知することによって、これから切断する長尺材の
現時点での全長を測定し、それに基づいて後端材の全長
を算出し、該全長とβ(保持に必要な長さ)を比較し
て、残りの切断回数を決定したものである。ところがこ
の技術は、隣接する投受光器の間隔を狭くしないと、長
尺材の測定精度が向上せず、かといって、間隔を狭くす
るにも限度があるので、正確な全長を図ることは不可能
であった。この為、後端材が実際にはβ以上である場合
にも、測定値ではβ未満と算出されることがあり、この
場合、後端材に隣接するユニットを切断せずに、そのま
ま廃材とすることとなるので、隣接ユニットが無駄にな
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、こ
れから切断する長尺材の現時点での全長を正確に測定す
ることができ、しかも、その測定器を一か所に固定した
状態で使用できる切断機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、棒状の長尺材
をその長手方向に沿って間欠的に送り、送り停止中に長
尺材を設定長さに切断する切断機において、切断地点に
対して長尺材の供給源側に一定距離だけ離れた地点に、
該地点を通過する長尺材の移動量を測る測定器を配置
し、該移動量を判定材料として切断の続行及び中断指令
をする制御部を設け、制御部は、一時停止している長尺
材が次に停止するまでの間、該地点を長尺材の中間部が
通過している場合は、切断の続行指令を発し、該地点を
長尺材の後端が通過した場合に、その間に測った移動量
を基にして長尺材の現時点での全長を算出し、該全長よ
り切断可能な回数を算出し、その回数に基づいて切断の
続行及び中断指令をすることを特徴とする。
【0006】測定器の設置箇所は、長尺材を切断する設
定寸法の最大値+切断時の保持に必要な最低限の長さ分
以上は少なくとも切断箇所から離れた地点とすることが
必要である。切断時の保持に必要な最低限の長さは、長
尺材の直径以上である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の切断機は図1に示すよう
に、長尺材1の先端面に当接し且つ長尺材1を切断する
設定寸法Lに基づいて前後に移動させる定寸ストッパー
2と、定寸ストッパー2の後方に対向する状態で配置し
且つ長尺材1を内部に挿入して拘束する円筒下刃3と、
円筒下刃3の先端面に沿って昇降する平上刃4と、切断
箇所より後方地点に配置した測定器5と、測定器5から
得られた情報に基づいて平上刃4の昇降及び定寸ストッ
パー2の前進及び後退を行う制御部6とを備えたもので
ある。なお制御部6に、設定寸法Lの入力を行う。
【0008】測定器5は、切断箇所の後方、さらに詳し
く言えば、切断箇所から長尺材を切断する設定寸法Lの
最大値の整数倍+切断時の保持に必要な最低限の長さ分
だけ離れた地点の側方に、長尺物1に対向する状態で配
置する。また、測定器5の動作原理を以下に説明する。
測定対象物、即ち長尺物1の表面にレーザー光を照射す
ると、スペックルパターンが発生する。このスペックル
パターンは、明と暗のまだら模様を成しており、これを
一次元イメージセンサで受光する。測定対象物が移動す
ると、このスペックルパターンも同じ方向に移動する。
この移動量をアンプユニットの解析回路において算出す
る。
【0009】切断機は、長尺材1をその長手方向に沿っ
て送り、長尺材1の先端面が定寸ストッパー2に当接し
た後にその送りを停止させ、長尺材1の送りが停止して
いる間に切断を行い、切断されたユニットはそのまま落
下して良品として回収され、再度長尺材1を定寸ストッ
パー2に当接するまで送り、切断する作業を繰り返すも
のである。また、切断機は、切断を繰り返すことによっ
て長尺材1の全長が短くなり、設定寸法Lのユニットを
得ることが不能な長さになると、切断を中断して次の長
尺材1を投入し、円筒下刃3内に残った残余材を次の長
尺材1で押出し、該残余材を不良品として回収し、切断
を再開するものである。この残余材の全長が設定寸法L
以上の場合は、残余材を押出す前に予め定寸ストッパー
2を後退させて、残余材が落下可能なように間隔を広
げ、その後に次の長尺材1で残余材を押出し、続いて所
望の切断寸法Lの位置に定寸ストッパー2を前進させる
必要がある。ところで、切断前の長尺材1の全長を設定
寸法Lで割り、余った長さαを後端材7の長さとする。
この長さαが切断する際の保持に必要な長さ以上の場合
は、後端材7に隣接するユニット8を切断することと
し、後端材7が前記した残余材となる。また、αがそれ
未満の場合は、後端材7と隣接ユニット8が一体の状態
で切断を止めることとし、後端材7と隣接ユニット8と
が一体のものが残余材となる。なお、図面では長尺材1
の送り装置、平上刃4の昇降装置、定寸ストッパー2の
移動装置は省略してある。
【0010】制御部6では以下の算出方法によって後端
材7の長さαを導き出す。切断箇所と測定器5との間隔
をCとする。一時停止している長尺材1が次に停止する
までの間、測定器5の地点を長尺材1の中間部が通過す
る場合は、長尺材1の移動量が設定寸法Lであることが
測定器5から制御部6に伝わるが、この場合、制御部6
ではαの値の計算を行わず、制御部6ではそのまま切断
を続行する指令を発する。そして、図1に示すように、
長尺材1の後端が測定器5の地点を通過する直前の状態
から、長尺材1を設定寸法Lで切断し、その後長尺材1
の送りを行うと、図2に示すように長尺材1の後端が通
過する。この場合に制御部6は始めてαの値を導き出す
為の計算を行う。この場合、長尺材1の送り動作中に測
定器5の地点を通過する長尺材1がなくなるので、測定
器5はそれまでに測定した長尺材1の移動量A(測定器
5と長尺材1の後端との距離、図1参照)を制御部6に
伝え、制御部6では移動量Aに切断箇所と測定器5との
間隔Cを加算し、これから切断する長尺材1の現時点で
の全長を算出する。この全長を設定寸法Lで除算し、そ
の余りが後端材7の長さαとなる。計算式で説明すれ
ば、(C+A)/L=n(整数)余りα)。また、移動
量Aが0の場合も制御部6はαの値を導き出す為の計算
を行う。
【0011】なお、上記した切断機は、測定器5の地点
を長尺材1の後端が通過すると、長尺材1の現時点での
全長を正確に把握できるものなので、それから残余材の
全長を知ることができ、ひいては残余材の全長と設定寸
法Lとの比較が正確になり、その結果、残余材を円筒下
刃3から押出す為に定寸ストッパー2の前進、後退を行
う必要性の見極めが適確になり、必要のない時に定寸ス
トッパー2を移動させなくてすむので、切断機の作業効
率が向上する。
【0012】
【発明の効果】本発明の切断機は、たとえ切断する設定
寸法を変更したとしても測定器を設置箇所から動かさず
にそのままの位置で使用することができる簡便なもので
あり、しかも、その測定器によって長尺材の移動量を正
確に知ることができるので、その移動量に基づいてこれ
から切断する長尺材の現時点での全長を正確に把握で
き、その結果、切断の続行及び中断指令が適確になり、
ひいては長尺材を無駄なく有効に使用することができ、
歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】測定器の地点を長尺材の後端が通過する直前の
状態時における本発明の切断機を示す図面である。
【図2】測定器の地点を長尺材の後端が通過した直後の
状態を示す図面である。
【符号の説明】
1 長尺材 5 測定器 6 制御部 L 設定寸法 C 一定距離

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状の長尺材(1)をその長手方向に沿
    って間欠的に送り、送り停止中に長尺材(1)を設定寸
    法(L)に切断する切断機において、 切断地点に対して長尺材(1)の供給源側に一定距離
    (C)だけ離れた地点に、該地点を通過する長尺材
    (1)の移動量を測る測定器(5)を配置し、該移動量
    を判定材料として切断の続行及び中断指令をする制御部
    (6)を設け、 制御部(6)は、一時停止している長尺材(1)が次に
    停止するまでの間、測定地点を長尺材(1)の中間部が
    通過している場合には切断の続行指令を発し、該地点を
    長尺材(1)の後端が通過した場合には、その間に測っ
    た移動量を基にして、長尺材(1)の現時点での全長を
    算出し、該全長より切断可能な回数を算出し、その回数
    に基づいて切断の続行及び中断指令をすることを特徴と
    する切断機。
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