JP3241362B2 - 情報入力制御装置及び方法 - Google Patents

情報入力制御装置及び方法

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JP3241362B2
JP3241362B2 JP5124790A JP5124790A JP3241362B2 JP 3241362 B2 JP3241362 B2 JP 3241362B2 JP 5124790 A JP5124790 A JP 5124790A JP 5124790 A JP5124790 A JP 5124790A JP 3241362 B2 JP3241362 B2 JP 3241362B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、表示部にウインドウが表示されるのに好適
なパームトップ(商標)コンピュータ等の情報入力制御
装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、表示部にウインドウが表示されるのに好適
なパームトップ(商標)コンピュータ等の情報入力制御
装置に関し、一旦表示されたウインドウが、情報入力部
の操作だけで消去され、かつ再び表示されるように構成
し、この種の操作を容易にするとともに、装置の簡素化
を可能にしたものである。
〔従来の技術〕
表示部等に表示されたアイコン(文字の代用とされる
絵柄)が選択されると、そのアイコンの内容(例えば、
図形描画用プレート、活字入力用プレート)を拡大させ
たウインドウが表示部に表示される装置としては、パー
ムトップコンピュータ、あるいはマウスとキーボードと
を組み合わせたもの等が知られている。
また、ウインドウは概に表示されている内容に重ねて
表示されるため、例えば文章の作成中に入力した文字が
ウインドウ(活字入力用プレート)によってかくされて
しまう。
従って、そのかくされた文字を見たい場合には、ウイ
ンドウを一旦消去する必要がある。
そこで、従来ウインドウを一旦消去する方法として、
例えばマウスを利用する装置においては、マウスまたは
キーボードに設けられた専用のボタンを操作することに
より、ウインドウの消去・再表示が行なわれる方法、ウ
インドウ内に消去用のボタン表示領域を設け、その領域
にマウスカーソルを移動させてマウスをクリックさせる
と消去されるとともに、消去されたウインドウに対応す
るアイコンが表示部に表示される一方、そのアイコンに
マウスカーソルを移動させてマウスをクリックさせると
再表示される方法が採られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、マウスまたはキーボード等に専用ボタ
ンを設ける方法では、装置が複雑化するという問題があ
る。
また、マウスカーソルを移動等させる方法では、操作
が面倒である。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、装置の構成が簡素で、かつウインドウ
の消去・再表示の操作が容易とされた情報入力制御装置
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係る情報入力制
御装置は、 表示部(7)に重ね合わされて配置され、手書き入力
操作によって各種情報が入力される情報入力部(11)
と、 上記情報入力部(11)により上記表示部(7)に表示
される所望のアイコンに対応する座標情報が操作される
のに応答して、上記表示部(7)にウインドウ(w)を
表示するウインドウ表示手段と、 上記ウインドウ(w)内に表示される消去ボタン領域
に対応する座標情報が上記情報入力部(11)にて操作さ
れるのに応答して、表示されている上記ウインドウを一
旦消去するウインドウ消去手段と、 上記消去されたウインドウ(w)に対応するアイコン
を上記情報入力部で指示することで、上記一旦消去され
たウインドウ(w)を再び表示するウインドウ再表示手
段と、 上記ウインドウ消去手段によって上記情報入力部(1
1)の消去ボタン領域が操作されるのに応答して、表示
されている上記ウインドウ(w)が一旦消去された時点
で、上記表示部(7)上に表示されていた上記ウインド
ウ(w)の表示座標位置を保持する座標記憶手段とを具
備し、 上記ウインドウ再表示手段は、所定の条件が満足され
たときに、上記一旦消去されたウインドウ(w)を、上
記座標記憶手段に保持されていた表示座標位置に再び表
示するようになし、 上記消去ボタン領域での指示により消去された上記ウ
インドウ(w)に対応するアイコンは、上記表示部
(7)内のスタンバイ領域(50c)に表示されるように
なし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記スタンバイ領域
(50c)に表示されたアイコンを上記情報入力部(11)
で指示することで実行されるようになす ことを特徴とする。
また、本発明に係る情報入力制御装置は、 表示部(7)に重ね合わされて配置され、手書き入力
操作によって各種情報が入力される情報入力部(11)
と、 上記情報入力部(11)により上記表示部(7)に表示
される所望のアイコンに対応する座標情報が操作される
のに応答して、上記表示部(7)にウインドウ(w)を
表示するウインドウ表示手段と、 上記ウインドウ(w)内に表示される消去ボタン領域
に対応する座標情報が上記情報入力部(11)にて操作さ
れるのに応答して、表示されている上記ウインドウを一
旦消去するウインドウ消去手段と、 所定の条件が満足された時、上記一旦消去されたウイ
ンドウ(w)を再び表示するウインドウ再表示手段と、 上記ウインドウ消去手段によって上記情報入力部(1
1)の消去ボタン領域が操作されるのに応答して、表示
されている上記ウインドウ(w)が一旦消去された時点
で、上記表示部(7)上に表示されていた上記ウインド
ウ(w)の表示座標位置を保持する座標記憶手段と、 時間経過を計数する時間計数手段を具備し、 上記ウインドウ再表示手段は、上記時間計数手段の計
数結果に基づいて、所定の時間が経過した時点で、上記
所定の条件が満足されたものと見做して、上記一旦消去
されたウインドウ(w)を再び表示するようになし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記ウインドウ消去手
段により上記ウインドウ(w)を一旦消去するように命
令する際、上記時間計数が計数する時間に基づいて再表
示されるよう該時間がセットされたことを検知して行わ
れ、 上記消去ボタン領域での指示により消去された上記ウ
インドウ(w)に対応するアイコンは、上記表示部
(7)内のスタンバイ領域(50c)に表示されるように
なし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記スタンバイ領域
(50c)に表示されたアイコンを上記情報入力部(11)
で指示することで実行されるようになす ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る情報入力制御方法は、 表示部(7)に重ね合わされて配置された情報入力部
(11)により、手書き入力操作によって各種情報が入力
され、 上記情報入力部(11)により上記表示部(7)に表示
される所望のアイコンに対応する座標情報が操作される
のに応答するウインドウ表示手段により、上記表示部
(7)にウインドウ(w)が表示され、 上記ウインドウ(w)内に表示される消去ボタン領域
に対応する座標情報が上記情報入力部(11)にて操作さ
れるのに応答するウインドウ消去手段により、表示され
ている上記ウインドウ(w)が一旦消去され、 上記消去されたウインドウ(w)に対応するアイコン
を上記情報入力部で指示することで、上記一旦消去され
たウインドウ(w)がウインドウ再表示手段により再び
表示されると共に、 上記ウインドウ消去手段によって上記情報入力部(1
1)の消去ボタン領域が操作されるのに応答して、表示
されている上記ウインドウ(w)が一旦消去された時点
で、上記表示部(7)上に表示されていた上記ウインド
ウ(w)の表示座標位置が座標記憶手段により保持さ
れ、 上記ウインドウ再表示手段は、所定の条件が満足され
たときに、上記一旦消去されたウインドウ(w)を、上
記座標記憶手段に保持されていた表示座標位置に再び表
示するようになし、 上記消去ボタン領域での指示により消去された上記ウ
インドウ(w)に対応するアイコンは、上記表示部
(7)内のスタンバイ領域(50c)に表示されるように
なし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記スタンバイ領域
(50c)に表示されたアイコンを上記情報入力部(11)
で指示することで実行されるようになす ことを特徴とする。
また、本発明に係る情報入力制御方法は、 表示部(7)に重ね合わされて配置された情報入力部
(11)により、手書き入力操作によって各種情報が入力
され、 上記情報入力部(11)により上記表示部(7)に表示
される所望のアイコンに対応する座標情報が操作される
のに応答するウインドウ表示手段により、上記表示部
(7)にウインドウ(w)が表示され、 上記ウインドウ(w)内に表示される消去ボタン領域
に対応する座標情報が上記情報入力部(11)にて操作さ
れるのに応答するウインドウ消去手段により、表示され
ている上記ウインドウが一旦消去され、 所定の条件が満足された時、上記一旦消去されたウイ
ンドウ(w)がウインドウ再表示手段により再び表示さ
れると共に、 上記ウインドウ消去手段によって上記情報入力部(1
1)の消去ボタン領域が操作されるのに応答して、表示
されている上記ウインドウ(w)が一旦消去された時点
で、上記表示部(7)上に表示されていた上記ウインド
ウ(w)の表示座標位置が座標記憶手段により保持さ
れ、 上記ウインドウ再表示手段は、時間経過を計数する時
間計数手段の計数結果に基づいて、所定の時間が経過し
た時点で、上記所定の条件が満足されたものと見做し
て、上記一旦消去されたウインドウ(w)を再び表示す
るようになし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記ウインドウ消去手
段により上記ウインドウ(w)を一旦消去するように命
令する際、上記時間計数手段が計数する時間に基づいて
再表示されるよう該時間がセットされたことを検知して
行われ、 上記消去ボタン領域での指示により消去された上記ウ
インドウ(w)に対応するアイコンは、上記表示部
(7)内のスタンバイ領域(50c)に表示されるように
なし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記スタンバイ領域
(50c)に表示されたアイコンを上記情報入力部(11)
で指示することで実行されるようになす ことを特徴とする。
〔作用〕
本発明に係る情報入力制御装置では、情報入力部が所
定操作されるのに応答して、表示中のウインドウが一旦
消去され、必要なときは再び表示される。
〔実施例〕
以下、本発明に係る情報入力制御装置の好適な実施例
を、図面に基いて説明する。
第1図において、本発明が適用されたパームトップコ
ンピュータ(1)は、主要な電気的構成部等が収納され
た本体ケーシング(3)と、本体ケーシング(3)に蝶
番(9)を介して連結された表示部ケーシング(5)と
を有している。
この場合、蝶番(9)中には、フレキシブル基板等が
内蔵されており(図示せず)、本体ケーシング(3)側
から、表示部ケーシング(5)側に、電力、各種信号等
が、そのフレキシブル基板を介して伝送される。
本体ケーシング(3)には、凹部(3a)が設けられて
おり、この凹部(3a)には、入力ペン(情報入力手段)
(11)と、入力ペン(11)に一方端部が連結されたコー
ド(13)とが収納される。
コード(13)の他方端部には、表示部(15)の側面に
設けられた端子(15)と接続される接続端子(13a)が
設けられており、それら接続端子(13a)と端子(15)
とを介して、入力ペン(11)はパームトップコンピュー
タ(1)に対して電気的に接続される。
すなわち、表示部ケーシング(5)には、液晶等から
構成される表示部(7)が設けられ、この表示部(7)
に設けられた表示パネルの表側には、透明のタッチセン
サ等から構成された入力タブレット(20)が設けられて
いる。
そして、接続端子(13a)が端子(15)に接続された
状態で、入力ペン(11)がタブレット(20)の表面上で
移動されると、入力ペン(11)のペン先とタブレット
(20)との静止容量が変化し、その変化量が検出されて
接続端子(13a)から出力される。
また、入力ペン(11)のペン先が、タブレット(20)
と当接されていない状態であっても、そのペン先の座標
は検出され、ペン先がタブレット(20)と対向する位置
には、表示部(7)に、例えば十字状のマーカが表示さ
れる。
一方、本体ケーシング(3)には電源スイッチ(10)
と、ROM,RAM等のICカードが装填されるICカード用ソケ
ット(17)が設けられているとともに、外部機器との接
続が行なわれる拡張用ソケット(23)が設けられてい
る。
また、ロック機構(19)が解除された状態で開閉自在
となる蓋体(21)が設けられた凹部内には、電源(40)
が格納される。
さらに、表示部ケーシング(5)にはマイクロフォン
(30)が設けられており、このマイクロフォン(30)か
ら入力された音声信号は、本体ケーシング(3)の側面
に設けられたスイッチ群(27)が操作されることによ
り、録音(固体録音)または再生が行なわれる。
すなわち、録音スイッチ(17a)をオンとすると録音
が開始され、再生スイッチ(17b)をオンとすると再生
が開始されてスピーカ(25)から放音される。
そして、停止スイッチ(17c)をオンとすると、録音
または再生が停止され、音量調整スイッチ(17d)によ
り、再生時の音量等が調整可能とされている。
第2図には、パームトップコンピュータ(1)の主要
な電気的構成部(100)を示すシステムブロック図が示
されており、電気的構成部(100)は、CPU(102)、プ
ログラムROM(104)およびワーキングRAM(106)を主体
とする制御部により、全体動作が制御される。
すなわち、CPU(102)では、ディスプレイコントロー
ラ(114)を介してV−RAM(116)に表示データが書き
込まれ、その表示データは、CPU(102)で制御されるデ
ィスプレイコントローラ(114)により表示部(7)に
表示される。
また、CPU(102)では、入力タブレット(20)、入力
ペン(11)の出力信号がタブレットインターフェイス
(118)を介して取り込まれ、マイクロフォン(30)の
出力信号(音声信号)が固体録音処理部(120)を介し
て取り込まれてA/D変換され、その音声信号は、電源(1
10)が設けられたバックアップRAM(108)に格納され
る。
なお、電源(110)からはタイマー(111)へも電力が
供給されており、タイマー(111)では、水晶振動子(1
12)から得られるクロック数が計算され、その時点の年
月日データと時刻データとが出力される。
また、ダイアラ回路(122)にCPU(102)から、例え
ば電話番号のデータが供給されると、電話回線に伝送さ
れるデュアルトーンに相当する音声信号が発生される。
そして、バックアップRAM(108)に格納された音声信
号が固体録音処理部(120)でD/A変換されたアナログ信
号、またはダイアラ回路(122)で発生されたデュアル
トーンは、混合器(124)を介してスピーカ(25)から
出力(放音)される。
さらに、電源スイッチ(10)、またはスイッチ群(2
7)の各出力は、電源(40)およびスイッチ用インター
フェイス(124)を介してCPU(102)に取り込まれ、ま
た、ICカード用ソケット(17)と拡張用ソケット(23)
の出力は、各々ICカードインターフェイス(126)、拡
張用インターフェイス(125)を介してCPU(102)に取
り込まれる。
以上の構成により、例えば文字を入力して、表示部
(7)に表示させるには、まず電源スイッチ(10)をオ
ンとすると、表示部(7)には、第3図から理解される
ように、各種アイコン群(50)等が表示される。
そこで、アイコン「カク」の表示領域(50a)に入力
ペン(11)を当接させると、アイコン(50a)は網かけ
状態に表示が変化し、例えば、コネクションの画像
(Φ)が表示される。
次に、文字入力用アンコン「カツジ」の表示領域(50
b)に、入力ペン(11)を当接させ、その状態で入力ペ
ン(11)を画像(Φ)上に移動(ドラッギング)させる
と、第4図から理解されるように、アイコン(50b)の
内容が拡大されたウインドウ(w)(活字プレート)が
画像(Φ)に重ねられて表示され、アイコン「カツジ」
は消去される。
この状態で、ウインドウ(w)の文字入力領域(w1
から、入力ペン(11)で例えば、かな文字を手書きし、
入力ペン(11)で所定の操作を行なうと、かな文字は漢
字に変換されて画像(Φ)上に書き込まれる。
次に、ウインドウ(w)が一旦消去されて、再び表示
される場合に、CPU(102)で行なわれる処理手順を、第
5図〜第7図のフローチャートに従って説明する。
第5図において、入力ペン(11)がタブレット(20)
上に当接される(ペンダウン)と(ステップ(S1)YE
S)、そのペンダウン位置の座標が取り込まれ、その座
標が消去(ハイド)領域(w2)内であれば(ステップ
(S2),ステップ(S3)YES)、現在の当接位置座標が
取り込まれてRAM(106)に格納されるとともに、入力ペ
ン(11)が格納された座標位置でタブレット(20)から
離間された(ペンアップ)ことを条件として(ステップ
(S4),ステップ(S6)YES)、ハイド領域(w2)が黒
くされるとともに、図示しないループカウンタが値100
にセットされる(ステップ(S7),(S8))。
この場合、本実施例では、ハイド領域(w2)に入力ペ
ン(11)が1回だけペンダウンされると第6図に示され
た操作(特定領域へのペンダウン)が行なわれるまでウ
インドウ(w)が消去され続ける一方、2回ペンダウン
されると、5秒間(所定の時間)経過後に、自動的に再
表示されるので、ペンダウンが一定の時間、すなわち、
ループカウタが値100から値0になるまでの時間内に1
回であるか2回であるかの判定が行なわれる。
従って、ループカウンタの代りにタイマを利用する
(割り込み処理等)ことも好適であり、またループカウ
ンタの設定値は、使用状態等に対応させて適宜選択する
ことができる。
ステップ(S8)でループカウンタがセットされると、
ペンダウンがされないことを条件として(ステップ(S1
1)NO)、ループカウンタから値1が順次減算され(ス
テップ(12))、ループカウンタが値0になると(ステ
ップ(S10)YES)、ペンダウンは1回だけなので、ウイ
ンドウ(w)が消去され(ステップ(S13))、第6図
の処理が行なわれるまでその消去は続行される。
なお、本実施例では、ペンダウンが1回だけの場合、
消去されたウインドウ(w)に対応するアイコン(50
b)がスタンバイ領域(50c)に表示されるので(ステッ
プ(S14))、使用者は、消去されたウインドウ(w)
の内容が容易に確認できる。
一方、ループカウンタが値0になる前にペンダウンが
行なわれると(ステップ(S11)YES)、そのペンダウン
位置の座標が取り込まれ(ステップ(S15))、その座
標がハイド領域(w2)であれば(ステップ(S16)、ウ
インドウ(w)が消去され、図示しないタイムカウンタ
が値5〔秒〕にセットされる(ステップ(S17),ステ
ップ(S18))。
なお、タイムカウンタは、使用状態等に対応させて、
適宜な値(時間)にセットすることができる。
また、ステップ(S3)でペンダウンがハイド領域
(w2)ではない場合には、通常の処理が行なわれる(ス
テップ(S9))。
次に、消去されたウインドウ(w)が再び表示される
再表示処理(再表示手段)について説明する。
ステップ(S13)でウインドウ(w)が消去される
と、CPU(102)は第6図に示された処理を行なうために
待機状態となり、スタンバイ領域(50c)にペンダウン
されると(ステップ(S20),ステップ(S21)YES,ステ
ップ(S22)YES)、消去されたウインドウ(w)は再び
表示される(ステップ(S23))。
なお、他のスタンバイ領域にペンダウンされると(ス
テップ(S22)NO)、ペンダウンされた領域に表示され
たアイコンに対応するウインドウが表示される処理等が
行なわれる(ステップ(S24))。
一方、ステップ(S17)でウインドウ(w)が消去さ
れて5秒間経過すると、CPU(102)には割り込みがかか
り、第7図の処理が行なわれる。
まず、ステップ(S30)では、タイマカウンタのセッ
ト時間から、命令内容が判定される。
すなわち、RAM(104)には、タイマーセットリスト記
憶エリアが設けられており、そのエリアには、セットさ
れる時間と、その時間に対応する要件(例えば、ウイン
ドウの再表示、アラーム時計)とがペアデータとされ
て、いわゆるリスト型式で格納されている。
従って、セットされた時間が値5〔秒〕であればウイ
ンドウ(w)が消去される命令であることが判定される
ので(ステップ(S30)YES)、消去されたウインドウ
(w)は再び表示される(ステップS31))。
なお、セットされた時間が値5〔秒〕でない場合には
(ステップS30)NO)、アラーム時計に対する処理等が
行なわれる(ステップ(S32))。
以上説明したように、本実施例では、所定の時間内に
ハイド領域(w2)に1回のペンダウンが行なわれると、
ウインドウ(w)が消去され、スタンバイ領域(50c)
にペンダウンが行なわれると、ウインドウ(w)が再表
示される。
また、所定の時間内にハイド領域(w2)に2回のペン
ダウンが行なわれるとウインドウ(w)は5秒間消去さ
れた後、自動的に再表示される。
すなわち、入力ペン(11)がタブレット(20)に対し
て当接または離間される操作だけで、ウインドウ(w)
の消去または再表示が行なわれるので、この種の操作が
容易となり、また従来のように専用ボタンを設ける必要
がないので、パームトップコンピュータ(1)の構成が
簡素化される。
なお、ウインドウ(w)の消去または再表示の処理と
しては、例えば第3図及び第4図中の特定の領域(60)
に1回ペンダウンすると、表示中のウインドウ(複数の
場合も有る)が全て消去され、もう1回ペンダウンする
と再表示されるという処理も好適である。
また、活字プレート(ウインドウ(w))において
は、特定のボタン(例えば、書き込みボタン)領域にペ
ンダウンする毎に、活字プレートが3秒間だけ消去され
た後自動的に再表示される処理も好適である。
さらに、ウインドウ(w)が全て消去されるのではな
く、例えば、その表示面積が大小に変化する等の処理も
可能である。
そして、本発明は、例えばCRT等の表示部でマウスカ
ーソルが移動される他の情報入力制御装置にも適用可能
である。
〔発明の効果〕
以上の説明で理解されるように、本発明に係る情報入
力制御装置は、情報入力部の操作だけで、一旦表示され
たウインドウが消去または再表示されるので、ウインド
ウを一旦消去させる操作等が容易となり、また従来のよ
うに専用ボタンを設ける必要がないので、装置の簡素化
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る情報入力制御装置の好適な実施例
におけるパームトップコンピュータの斜視図、第2図は
パームトップコンピュータの主要な電気的構成のシステ
ムブロック図、第3図と第4図は表示部の表示内容を示
す平面図、第5図,第6図及び第7図は、パームトップ
コンピュータのCPUで行なわれる処理手順のフローチャ
ート図である。 (1)はパームトップコンピュータ(情報入力制御装
置)、(7)は表示部、(11)は入力ペン(情報入力
部)、(20)は入力タブレット、(102)はCPU、(10
4)はプログラムROM、(106)はワーキングRAM、(w)
はウインドウ、(w1)は所定領域(ハイド領域)であ
る。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部に重ね合わされて配置され、手書き
    入力操作によって各種情報が入力される情報入力部と、 上記情報入力部により上記表示部に表示される所望のア
    イコンに対応する座標情報が操作されるのに応答して、
    上記表示部にウインドウを表示するウインドウ表示手段
    と、 上記ウインドウ内に表示される消去ボタン領域に対応す
    る座標情報が上記情報入力部にて操作されるのに応答し
    て、表示されている上記ウインドウを一旦消去するウイ
    ンドウ消去手段と、 上記消去されたウインドウに対応するアイコンを上記情
    報入力部で指示することで、上記一旦消去されたウイン
    ドウを再び表示するウインドウ再表示手段と、 上記ウインドウ消去手段によって上記情報入力部の消去
    ボタン領域が操作されるのに応答して、表示されている
    上記ウインドウが一旦消去された時点で、上記表示部上
    に表示されていた上記ウインドウの表示座標位置を保持
    する座標記憶手段とを具備し、 上記ウインドウ再表示手段は、所定の条件が満足された
    ときに、上記一旦消去されたウインドウを、上記座標記
    憶手段に保持されていた表示座標位置に再び表示するよ
    うになし、 上記消去ボタン領域での指示により消去された上記ウイ
    ンドウに対応するアイコンは、上記表示部内のスタンバ
    イ領域に表示されるようになし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記スタンバイ領域に表
    示されたアイコンを上記情報入力部で指示することで実
    行されるようになすことを特徴とする情報入力制御装
    置。
  2. 【請求項2】表示部に重ね合わされて配置され、手書き
    入力操作によって各種情報が入力される情報入力部と、 上記情報入力部により上記表示部に表示される所望のア
    イコンに対応する座標情報が操作されるのに応答して、
    上記表示部にウインドウを表示するウインドウ表示手段
    と、 上記ウインドウ内に表示される消去ボタン領域に対応す
    る座標情報が上記情報入力部にて操作されるのに応答し
    て、表示されている上記ウインドウを一旦消去するウイ
    ンドウ消去手段と、 所定の条件が満足された時、上記一旦消去されたウイン
    ドウを再び表示するウインドウ再表示手段と、 上記ウインドウ消去手段によって上記情報入力部の消去
    ボタン領域が操作されるのに応答して、表示されている
    上記ウインドウが一旦消去された時点で、上記表示部上
    に表示されていた上記ウインドウの表示座標位置を保持
    する座標記憶手段と、 時間経過を計数する時間計数手段を具備し、 上記ウインドウ再表示手段は、上記時間計数手段の計数
    結果に基づいて、所定の時間が経過した時点で、上記所
    定の条件が満足されたものと見做して、上記一旦消去さ
    れたウインドウを再び表示するようになし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記ウインドウ消去手段
    により上記ウインドウを一旦消去するように命令する
    際、上記時間計数手段が計数する時間に基づいて再表示
    されるよう該時間がセットされたことを検知して行わ
    れ、 上記消去ボタン領域での指示により消去された上記ウイ
    ンドウに対応するアイコンは、上記表示部内のスタンバ
    イ領域に表示されるようになし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記スタンバイ領域に表
    示されたアイコンを上記情報入力部で指示することで実
    行されるようになすことを特徴とする情報入力制御装
    置。
  3. 【請求項3】表示部に重ね合わされて配置された情報入
    力部により、手書き入力操作によって各種情報が入力さ
    れ、 上記情報入力部により上記表示部に表示される所望のア
    イコンに対応する座標情報が操作されるのに応答するウ
    インドウ表示手段により、上記表示部にウインドウが表
    示され、 上記ウインドウ内に表示される消去ボタン領域に対応す
    る座標情報が上記情報入力部にて操作されるのに応答す
    るウインドウ消去手段により、表示されている上記ウイ
    ンドウが一旦消去され、 上記消去されたウインドウに対応するアイコンを上記情
    報入力部で指示することで、上記一旦消去されたウイン
    ドウがウインドウ再表示手段により再び表示されると共
    に、 上記ウインドウ消去手段によって上記情報入力部の消去
    ボタン領域が操作されるのに応答して、表示されている
    上記ウインドウが一旦消去された時点で、上記表示部上
    に表示されていた上記ウインドウの表示座標位置が座標
    記憶手段により保持され、 上記ウインドウ再表示手段は、所定の条件が満足された
    ときに、上記一旦消去されたウインドウを、上記座標記
    憶手段に保持されていた表示座標位置に再び表示するよ
    うになし、 上記消去ボタン領域での指示により消去された上記ウイ
    ンドウに対応するアイコンは、上記表示部内のスタンバ
    イ領域に表示されるようになし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記スタンバイ領域に表
    示されたアイコンを上記情報入力部で指示することで実
    行されるようになすことを特徴とする情報入力制御方
    法。
  4. 【請求項4】表示部に重ね合わされて配置された情報入
    力部により、手書き入力操作によって各種情報が入力さ
    れ、 上記情報入力部により上記表示部に表示される所望のア
    イコンに対応する座標情報が操作されるのに応答するウ
    インドウ表示手段により、上記表示部にウインドウが表
    示され、 上記ウインドウ内に表示される消去ボタン領域に対応す
    る座標情報が上記情報入力部にて操作されるのに応答す
    るウインドウ消去手段により、表示されている上記ウイ
    ンドウが一旦消去され、 所定の条件が満足された時、上記一旦消去されたウイン
    ドウがウインドウ再表示手段により再び表示されると共
    に、 上記ウインドウ消去手段によって上記情報入力部の消去
    ボタン領域が操作されるのに応答して、表示されている
    上記ウインドウが一旦消去された時点で、上記表示部上
    に表示されていた上記ウインドウの表示座標位置が座標
    記憶手段により保持され、 上記ウインドウ再表示手段は、時間経過を計数する時間
    計数手段の計数結果に基づいて、所定の時間が経過した
    時点で、上記所定の条件が満足されたものと見做して、
    上記一旦消去されたウインドウを再び表示するようにな
    し、 上記ウインドウ再表示手段は、上記ウインドウ消去手段
    により上記ウインドウを一旦消去するように命令する
    際、上記時間計数手段が計数する時間に基づいて再表示
    されるよう該時間がセットされたことを検知して行わ
    れ、 上記消去ボタン領域での指示により消去された上記ウイ
    ンドウに対応するアイコンは、上記表示部内のスタンバ
    イ領域に表示されるようになし、 上記ウインドウ再表示手段は、上記スタンバイ領域に表
    示されたアイコンを上記情報入力部で指示することで実
    行されるようになすことを特徴とする情報入力制御方
    法。
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