JP4131619B2 - 空気調和装置の室外ファン制御方法及び装置並びに空気調和装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、暖房運転開始時に、蒸発器として機能する室外熱交換器へ送風する室外ファンを制御する空気調和装置の室外ファン制御方法、空気調和装置の室外ファン制御装置及び空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4に示す空気調和装置101は、圧縮機105、室外熱交換器106、膨張弁108及び室外ファン109を備えた室外機102と、室内熱交換器107及び室内ファン110を備えた室内機103と、これらの室外機102及び室内機103を制御する制御装置104と、を有して構成される。
【0003】
この制御装置104は、空気調和装置101の暖房運転開始時に、空気調和装置101の初期設定風速を、図5に示す単一種類の設定マップを用いて、暖房運転開始時の室外温度(外気温)及び室内温度(室温)に基づき、H(高速風)、L(低速風)、STOP(停止)のいずれか一に設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、空気調和装置101の暖房運転開始時に、室内機103において吹き出し空気を吸い込んでしまうエアーショート現象が発生したり、エアーフィルタが目詰まりして室内熱交換器107を流れる空気の風速が低下した場合等には、凝縮器として機能する室内熱交換器107の凝縮能力が低下して、冷媒圧力が上昇してしまうことがある。
【0005】
冷媒圧力が所定圧力まで上昇すると、高圧スイッチ111がこれを検知して制御装置104へ信号を出力し、この制御装置104は、空気調和装置101の室外機102及び室内機103の全ての運転を停止させる(高圧カット)と共に、警報を出力する。
【0006】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、暖房運転開始時における冷媒圧力の上昇を抑制できる空気調和装置の室外ファン制御方法及び装置並びに空気調和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、暖房運転開始時に室外熱交換器へ送風する室外ファンの初期設定風速を、この暖房運転開始時の温度状態に応じて決定して、当該室外ファンを制御する空気調和装置の室外ファン制御方法において、上記室外ファンの初期設定風速を暖房運転開始時の外気温及び室温の温度差ごとに設定した通常設定マップ、及び、前記室外ファンの初期設定風速を前記通常設定マップに比べてレベルを低下して設定したレベルダウン設定マップのそれぞれを予め格納し、上記暖房運転を開始時には、上記外気温及び室温の温度差と上記通常設定マップとにしたがって上記室外ファンの初期設定風速を決定し、上記暖房運転中に冷媒圧力が上昇することにより室外機及び室内機が停止した後には、上記室外ファンの初期設定風速を上記外気温及び室温の温度差と上記レベルダウン設定マップとにしたがって決定して当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、暖房運転開始時に冷媒圧力が上昇して室外機及び室内機が停止した回数が所定回数未満の場合に、室外ファンの初期設定風速を低下させて当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させ、上記回数が上記所定回数以上の場合には上記室外機及び上記室内機を再運転させずに上記室外ファンを停止状態とし警報を出力させることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、暖房運転開始時に室外熱交換器へ送風する室外ファンの初期設定風速を、制御装置が、この暖房運転開始時の温度状態に応じて決定して当該室外ファンを制御する空気調和装置の室外ファン制御装置において、上記制御装置は、上記室外ファンの初期設定風速を暖房運転開始時の外気温及び室温の温度差ごとに設定した通常設定マップ、及び、前記室外ファンの初期設定風速を前記通常設定マップに比べてレベルを低下して設定したレベルダウン設定マップのそれぞれを予め格納し、上記暖房運転を開始時には、上記外気温及び室温の温度差と上記通常設定マップとにしたがって上記室外ファンの初期設定風速を決定し、上記暖房運転中に冷媒圧力が上昇することにより室外機及び室内機が停止した後には、上記室外ファンの初期設定風速を上記外気温及び室温の温度差と上記レベルダウン設定マップとにしたがって決定して当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させることを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、上記制御装置は、暖房運転開始時に冷媒圧力が上昇して室外機及び室内機が停止した回数が所定回数未満の場合に、室外ファンの初期設定風速を低下させて当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させ、上記回数が上記所定回数以上の場合には上記室外機及び上記室内機を再運転させずに上記室外ファンを停止状態とし警報を出力させるよう構成されたことを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、室外熱交換器、及びこの室外熱交換器へ送風する室外ファンを備えた室外機と、室内熱交換器を備えた室内機と、上記室外機及び上記室内機を制御し、暖房運転開始時に上記室外ファンの初期設定風速を暖房運転開始時の温度状態に応じて決定する制御装置と、を有する空気調和装置において、上記制御装置は、上記室外ファンの初期設定風速を暖房運転開始時の外気温及び室温の温度差ごとに設定した通常設定マップ、及び、前記室外ファンの初期設定風速を前記通常設定マップに比べてレベルを低下して設定したレベルダウン設定マップのそれぞれを予め格納し、上記暖房運転を開始時には、上記外気温及び室温の温度差と上記通常設定マップとにしたがって上記室外ファンの初期設定風速を決定し、上記暖房運転中に冷媒圧力が上昇することにより室外機及び室内機が停止した後には、上記室外ファンの初期設定風速を上記外気温及び室温の温度差と上記レベルダウン設定マップとにしたがって決定して当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させることを特徴とする。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、上記制御装置は、暖房運転開始時に冷媒圧力が上昇して室外機及び室内機が停止した回数が所定回数未満の場合に、室外ファンの初期設定風速を低下させて当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させ、上記回数が上記所定回数以上の場合には上記室外機及び上記室内機を再運転させずに上記室外ファンを停止状態とし警報を出力させるよう構成されたことを特徴とする。
【0013】
請求項1、3または5に記載の発明には、次の作用がある。
【0014】
暖房運転開始時に室内熱交換器の凝縮能力が低下して冷媒圧力が上昇し、室外機及び室内機が停止した後には、室外ファンの初期設定風速を低下させて当該室外ファンを動作させ、室外機及び室内機を再運転させることから、室外ファンの初期設定風速の低下によって室外熱交換器の蒸発能力が低下して、この室外熱交換器内における冷媒の蒸発圧力を低下させることができるので、室内熱交換器内における冷媒の凝縮圧力も低下させることができる。この結果、暖房運転開始時における冷媒圧力の上昇を抑制できる。
【0015】
請求項2、4または6に記載の発明には、次の作用がある。
【0016】
暖房運転開始時に冷媒圧力が上昇して室外機及び室内機が停止した回数が所定回数未満の場合に、室外ファンの初期設定風速を低下させて当該室外ファンを動作させ、室外機及び室内機を再運転させ、上記回数が上記所定回数以上の場合に警報を出力させることから、室外機及び室内機の停止回数、並びに警報の回数を低減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る空気調和装置の一実施の形態における冷媒回路を示す回路図である。
【0019】
この図1に示すヒートポンプ式空気調和装置10は、室外機11、室内機12及び制御装置13を有してなり、室外機11の室外冷媒配管14と室内機12の室内冷媒配管15とが連結されている。
【0020】
室外機11は室外に設置され、室外冷媒配管14には圧縮機16が配設されるとともに、この圧縮機16の吸込側にアキュムレータ17が、吐出側に四方弁18がそれぞれ配設され、この四方弁18側に室外熱交換器19、膨張弁22が順次配設されて構成される。室外熱交換器19には、この室外熱交換器19へ向かって送風する室外ファン20が隣接して配置されている。また、上記圧縮機16は、一定速度で回転する圧縮機である。
【0021】
一方、室内機12は、室内冷媒配管15に室内熱交換器21が配設されて構成される。室内熱交換器21には、この室内熱交換器21へ送風する室内ファン23が隣接して配置されている。
【0022】
室外冷媒配管14と室内冷媒配管15とが連結されることにより、アキュムレータ17、圧縮機16、四方弁18、室外熱交換器19、膨張弁22及び室内熱交換器21が順次接続され、更に室内熱交換器21に四方弁18を介してアキュムレータ17が接続されて、冷媒が流れるループ状の冷凍サイクル9が構成される。
【0023】
上記制御装置13は、室外機11及び室内機12の運転を制御し、具体的には、室外機11の圧縮機16、四方弁18、膨張弁22及び室外ファン20、並びに室内機12の室内ファン23をそれぞれ制御する。
【0024】
制御装置13により四方弁18が切り換えられることにより、空気調和装置10が冷房運転又は暖房運転に設定される。つまり、制御装置13が四方弁18を冷房側に切り換えたときには、冷媒が実線矢印の如く流れ、室外熱交換器19が凝縮器に、室内熱交換器21が蒸発器になって冷房運転状態となり、室内熱交換器21が室内を冷房する。また、制御装置13が四方弁18を暖房側に切り換えたときには、冷媒が破線矢印の如く流れ、室内熱交換器21が凝縮器に、室外熱交換器19が蒸発器になって暖房運転状態となり、室内熱交換器21が室内を暖房する。
【0025】
また、制御装置13は、冷房運転時及び暖房運転時に、膨張弁22の弁開度、並びに室外ファン20及び室内ファン23の回転数を空調負荷に応じて制御する。
【0026】
更に、制御装置13は、空気調和装置10の暖房運転開始時において、室外ファン20の初期設定風速を、この暖房運転開始時の温度状態、つまり室外温度(外気温)及び室内温度(室温)に基づいて、図2(A)に示す通常設定マップ、または図2(B)に示すレベルダウン設定マップを用いて、H(高速風)、L(低速風)、STOP(停止)のいずれか一に決定し、室外ファン20を制御する。上記通常設定マップ及びレベルダウン設定マップは、制御装置13に格納されている。
【0027】
上記レベルダウン設定マップは、室外ファン20の初期設定風速を、通常設定マップに比べて1ランクレベルを低下して設定したものである。例えば、室外ファン20の初期設定風速は、室外温度が14℃未満で且つ室内温度が24℃未満のときには、通常設定マップではH(高速風)であるのに対し、レベルダウン設定マップではL(低速風)に設定されている。また、室外ファン20の初期設定風速は、室外温度が14℃未満で且つ室内温度が24℃以上のときには、通常設定マップではL(低速風)であるのに対し、レベルダウン設定マップではSTOP(停止)に設定されている。
【0028】
空気調和装置10の暖房運転開始時には、室内機12において吹き出し温度を吸い込んでしまうエアーショート現象が発生したり、エアーフィルタが目詰まりして室内熱交換器21を流れる空気の風速が低下してしまう場合がある。このような場合等には、凝縮器として機能する室内熱交換器21の凝縮能力が低下して冷媒圧力が上昇してしまう。この冷媒圧力が所定圧力まで上昇したことを高圧スイッチ24が検知して、その旨を制御装置13へ送信すると、この制御装置13は、空気調和装置10の室外機11及び室内機12を全て停止させる(高圧カット)。制御装置13は、この高圧カットの後に空気調和装置10を再び暖房運転させるときに、室外ファン20の初期設定風速を、上記レベルダウン設定マップを用いて決定し、この室外ファン20を動作させる。
【0029】
このように、空気調和装置10の暖房運転再開時に、室外ファン20の初期設定風速を、レベルダウン設定マップを用い、通常設定マップを用いた場合に比べて低下して決定し、室外ファン20を動作させることによって、室外熱交換器19の蒸発能力が低下する。これにより、この室外熱交換器19内における冷媒の蒸発圧力が低下し、室内熱交換器21内における冷媒の凝縮圧力も低下して、冷媒圧力が抑制されることになる。
【0030】
次に、制御装置13が実行する室外ファン20の制御手順を、図3を参照して以下に説明する。
【0031】
制御装置13は、空気調和装置10の暖房運転開始時に、室外ファン20の初期設定風速を、図2(A)に示す通常設定マップを用いて、室外温度及び室内温度に基づき決定し、この室外ファン20を制御する(S1)。
【0032】
制御装置13は、次に、空気調和装置10の暖房運転開始時に、室内機12において前述のエアーショート現象やエアーフィルタの詰まりによる風速低下等が発生して、室内熱交換器21の凝縮能力が低下し、冷媒圧力が上昇して、高圧カットが発生したか否かを判定する(S2)。
【0033】
制御装置13は、空気調和装置10の暖房運転開始時に高圧カットが発生しなかった場合には、室外ファン20を空調負荷に応じて制御し、通常運転を実行させる(S3)。
【0034】
上記ステップS2において、高圧カットが発生して空気調和装置10が全停止した場合には、制御装置13は、この制御装置13に内蔵された停止カウンタに+1を加算し(S4)、次に、この停止カウンタのカウンタ値が4以上であるか否かを判断する(S5)。
【0035】
制御装置13は、停止カウンタのカウンタ値が4未満(即ち3以下)である場合には、室外ファン20の初期設定風速を、図2(B)に示すレベルダウン設定マップを用い、室外温度及び室内温度に基づいて決定し、この室外ファン20を制御すると共に(S6)、室外機11及び室内機12を再運転させる。
【0036】
上記ステップS5において、停止カウンタのカウンタ値が4以上の場合には、制御装置13は、室外機11及び室内機12を再運転させることなく警報を表示させる(S7)。
【0037】
上述のように構成されたことから、上記実施の形態によれば、次の効果▲1▼及び▲2▼を奏する。
【0038】
▲1▼空気調和装置10の暖房運転開始時に、室内熱交換器21の凝縮能力が低下して冷媒圧力が上昇し、高圧カットによって室外機11及び室内機12が停止した後には、制御装置13は、室外ファン20の初期設定風速をレベルダウン設定マップを用いて低下して決定し、この室外ファン20を動作させて、室外機11及び室内機12を再運転させる。室外ファン20の初期設定風速の低下によって室外熱交換器19の蒸発能力が低下し、この室外熱交換器19内における冷媒の蒸発圧力が低下する。この結果、室内熱交換器21内における冷媒の凝縮圧力も低下して、空気調和装置10の暖房運転開始時における冷媒圧力の上昇を抑制できる。
【0039】
▲2▼制御装置13は、空気調和装置10の暖房運転開始時に冷媒圧力が上昇して、高圧カットにより室外機11及び室内機12を停止させた回数が所定回数(例えば4回)未満の場合に、室外ファン20の初期設定風速をレベルダウン設定マップを用いて低下して決定し、この室外ファン20を動作させて、室外機11及び室内機12を再運転させ、上記高圧カットの回数が上記所定回数(例えば4回)以上の場合に警報を出力させる。このことから、冷媒圧力の上昇を抑制できるので、室外機11及び室内機12の停止回数、並びに警報の回数を低減できる。
【0040】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0041】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明に係る空気調和装置の室外ファン制御方法によれば、暖房運転開始時における冷媒圧力の上昇を抑制できる。
【0042】
請求項3に記載の発明に係る空気調和装置の室外ファン制御装置によれば、暖房運転開始時における冷媒圧力の上昇を抑制できる。
【0043】
請求項5に記載の発明に係る空気調和装置によれば、暖房運転開始時における冷媒圧力の上昇を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態における冷媒回路を示す回路図である。
【図2】図1の制御装置に格納された室外ファンの初期設定風速の設定マップを示し、(A)が通常設定マップ、(B)がレベルダウン設定マップをそれぞれ示す図表である。
【図3】図1の暖房運転開始時に制御装置が実行する室外ファンの制御手順を示すフローチャートである。
【図4】従来の空気調和装置の冷媒回路を示す回路図である。
【図5】図4の制御装置に格納された室外ファンの初期設定風速の設定マップを示す図表である。
【符号の説明】
10 空気調和装置
11 室外機
12 室内機
13 制御装置
19 室外熱交換器
20 室外ファン
21 室内熱交換器
24 高圧スイッチ
Claims (6)
- 暖房運転開始時に室外熱交換器へ送風する室外ファンの初期設定風速を、この暖房運転開始時の温度状態に応じて決定して、当該室外ファンを制御する空気調和装置の室外ファン制御方法において、
上記室外ファンの初期設定風速を暖房運転開始時の外気温及び室温の温度差ごとに設定した通常設定マップ、及び、前記室外ファンの初期設定風速を前記通常設定マップに比べてレベルを低下して設定したレベルダウン設定マップのそれぞれを予め格納し、
上記暖房運転を開始時には、上記外気温及び室温の温度差と上記通常設定マップとにしたがって上記室外ファンの初期設定風速を決定し、
上記暖房運転中に冷媒圧力が上昇することにより室外機及び室内機が停止した後には、上記室外ファンの初期設定風速を上記外気温及び室温の温度差と上記レベルダウン設定マップとにしたがって決定して当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させる
ことを特徴とする空気調和装置の室外ファン制御方法。 - 暖房運転開始時に冷媒圧力が上昇して室外機及び室内機が停止した回数が所定回数未満の場合に、室外ファンの初期設定風速を低下させて当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させ、
上記回数が上記所定回数以上の場合には上記室外機及び上記室内機を再運転させずに上記室外ファンを停止状態とし警報を出力させる
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の室外ファン制御方法。 - 暖房運転開始時に室外熱交換器へ送風する室外ファンの初期設定風速を、制御装置が、この暖房運転開始時の温度状態に応じて決定して当該室外ファンを制御する空気調和装置の室外ファン制御装置において、
上記制御装置は、
上記室外ファンの初期設定風速を暖房運転開始時の外気温及び室温の温度差ごとに設定した通常設定マップ、及び、前記室外ファンの初期設定風速を前記通常設定マップに比べてレベルを低下して設定したレベルダウン設定マップのそれぞれを予め格納し、
上記暖房運転を開始時には、上記外気温及び室温の温度差と上記通常設定マップとにしたがって上記室外ファンの初期設定風速を決定し、
上記暖房運転中に冷媒圧力が上昇することにより室外機及び室内機が停止した後には、上記室外ファンの初期設定風速を上記外気温及び室温の温度差と上記レベルダウン設定マップとにしたがって決定して当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させる
ことを特徴とする空気調和装置の室外ファン制御装置。 - 上記制御装置は、暖房運転開始時に冷媒圧力が上昇して室外機及び室内機が停止した回数が所定回数未満の場合に、室外ファンの初期設定風速を低下させて当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させ、
上記回数が上記所定回数以上の場合には上記室外機及び上記室内機を再運転させずに上記室外ファンを停止状態とし警報を出力させるよう構成された
ことを特徴とする請求項3に記載の空気調和装置の室外ファン制御装置。 - 室外熱交換器、及びこの室外熱交換器へ送風する室外ファンを備えた室外機と、室内熱交換器を備えた室内機と、上記室外機及び上記室内機を制御し、暖房運転開始時に上記室外ファンの初期設定風速を暖房運転開始時の温度状態に応じて決定する制御装置と、を有する空気調和装置において、
上記制御装置は、
上記室外ファンの初期設定風速を暖房運転開始時の外気温及び室温の温度差ごとに設定した通常設定マップ、及び、前記室外ファンの初期設定風速を前記通常設定マップに比べてレベルを低下して設定したレベルダウン設定マップのそれぞれを予め格納し、
上記暖房運転を開始時には、上記外気温及び室温の温度差と上記通常設定マップとにしたがって上記室外ファンの初期設定風速を決定し、
上記暖房運転中に冷媒圧力が上昇することにより室外機及び室内機が停止した後には、上記室外ファンの初期設定風速を上記外気温及び室温の温度差と上記レベルダウン設定マップとにしたがって決定して当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させる
ことを特徴とする空気調和装置。 - 上記制御装置は、暖房運転開始時に冷媒圧力が上昇して室外機及び室内機が停止した回数が所定回数未満の場合に、室外ファンの初期設定風速を低下させて当該室外ファンを動作させ、上記室外機及び上記室内機を再運転させ、
上記回数が上記所定回数以上の場合には上記室外機及び上記室内機を再運転させずに上記室外ファンを停止状態とし警報を出力させるよう構成された
ことを特徴とする請求項5に記載の空気調和装置。
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