JP3238589U - ファスナー付包装袋 - Google Patents

ファスナー付包装袋 Download PDF

Info

Publication number
JP3238589U
JP3238589U JP2022001890U JP2022001890U JP3238589U JP 3238589 U JP3238589 U JP 3238589U JP 2022001890 U JP2022001890 U JP 2022001890U JP 2022001890 U JP2022001890 U JP 2022001890U JP 3238589 U JP3238589 U JP 3238589U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastener
packaging bag
opening
finger
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2022001890U
Other languages
English (en)
Inventor
勉 安達
Original Assignee
有限会社オートメイク
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社オートメイク filed Critical 有限会社オートメイク
Priority to JP2022001890U priority Critical patent/JP3238589U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3238589U publication Critical patent/JP3238589U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】ファスナー付包装袋の開封を容易にする。【解決手段】この考案のファスナー付包装袋は、前後一対のシート1a、1bを重ね合わせて周縁を密閉した袋体1の開口部内に、互いに弾力的に嵌合し合って開口部を密閉開封する一対の凹凸条3a、3bからなるプラスチック製のファスナー部3を備えたファスナー付包装袋であって、嵌合し合った凹凸条を条方向に沿って逆向きにスライドさせるための指掛部6を上記ファスナー部の外表面側に重ね合わせて設けており、指掛部は前後のシートの各外表面に互いに対向させて設けた。【選択図】図2

Description

この考案は主としてプラスチックフィルム製のファスナー付包装袋に関する。
従来プラスチックフィルム製のファスナー付包装袋は、3辺が密閉された四角形の袋体の残りの1辺をファスナー付の開口部としており、袋体のプラスチック製ファスナーの外周辺側の予めヒートシールされた部分を開封線に沿って切取ってから、その内部のファスナーを開くもの(特許文献1)や、ファスナーの外周辺側内面に、開封時の把持部(突起部20)を設けてファスナーの引開きを容易にするもの(特許文献2)が知られている。
特開2022-18568号公報 WO2003/80458号公報
上記特許文献1の考案は袋体のファスナー側の外周辺を切除した後に、切り残した袋体のシート端を指で摘まんで前後に引張りながらファスナーを開くのに対し、特許文献2の発明では袋体の開口部に把持部となる突起部を設けているので、ファスナーの引離し開きが容易であるという利点がある。
しかし、上記突起部は棒状又は線状で比較的大径の円形断面のものを予め形成するため、コスト高になるほか、袋体内のファスナー近傍に大径断面の把持部を対向させて設けると、取扱中に把持部同士の接触により、ファスナーの噛み合いが外れて気密性が損なわれる等の欠点がある。
その他特許文献1の袋体は、開封後の再封後のエア抜きを容易にするものであるが、再封後も袋内が外気を連通しているために、袋体の密閉性は保たれないという欠点がある。
上記課題を解決するための本考案の包装袋は、第1に前後一対のシートを重ね合わせて周縁を密閉した袋体の開口部内に、互いに弾力的に嵌合し合って開口部を密閉開封する一対の凹凸条からなるプラスチック製のファスナー部を備えたファスナー付包装袋であって、嵌合し合った凹凸条を条方向に沿って逆向きにスライドさせるための指掛部を上記ファスナー部の外表面側に重ね合わせて設けたことを特徴としている。
第2に、指掛部を前後のシートの各外表面に互いに対向させて設けたことを特徴としている。
第3に、指掛部をファスナー部の長さ方向に所定の間隔を介して少なくとも2個設けたことを特徴としている。
第4に、指掛部がシートの前後の外表面に突出する突起であることを特徴としている。
第5に、指掛部がファスナー部の条方向と交差する方向の線状,棒状又はブロック状であることを特徴としている。
以上のように構成される本考案によれば、一方の手指で袋開口部のファスナーの前後表面又は当該表面の一方の指掛部を把持して押さえ、他方の手の指先で他方側にある指掛部を摘まみ、ファスナーの前後いずれかの側を凹凸条方向に押し寄せることにより、前後いずれかの側の凹凸条が、他方の側の凹凸条に対してスライドしながら皺状にたるみを形成する。
その結果部分的にファスナーが開口し、内部への外気導入が行われるとともに、当該開口部よりファスナー部分を前後に引き開いてファスナー全体の開口を容易且つ迅速に行うことができる。
また包装袋の再使用時に、内部のエアを抜く際には、上記方法により部分的にファスナーを開口して全体を前後面より均一に押圧してエア抜きが出来る他、再利用時にファスナーを封止する際も、ファスナー上の前後面を両手の指で摘まみながら、少なくとも一方の手で指掛部を押さえて引離し方向にスライドさせることにより、ファスナーの封止操作も簡単且つ確実に開始できる利点がある。
本考案の実施形態を示す包装袋の全体平面図である。 図1のII―II断面図である。 図1に示す包装袋のファスナー開封方法を示す部分拡大平面図である。 本考案の他の実施形態のファスナー開封状態を示す部分拡大平面図である。
図1~図3は本考案の1実施形態を示し、袋体1は1辺が例えば10~数十cm程度の正方形又は長方形からなる合成樹脂フィルム製の前後各側の各シート1a,1bと、その開口端(上端)の前後各内面に一体的にヒートシールされたテープ状の合成樹脂フィルムからなる補強テープ部2a,2bとが重ね合わされ、四角形の上部開口端を除く左右端と下端がヒートシールされ又は単純に折り曲げられて密閉構造になっている。
上記袋体1の開口端内面を構成する前後の補強テープ部2a,2bの内面下端側には、互いに弾力的な嵌合係脱が可能な横方向の凹凸条3a,3b(オス型,メス型)からなる上下一対の帯状の公知のファスナー部3が、上下で互いに逆向きに一体形成されている。
また、該ファスナー部3の上方の補強テープ部2a,2bの内面には、ファスナー部3と平行な線状の凹凸からなる滑り止め4が形成され、袋体1の開口端を指先で摘まんで開く際の滑り止めとなっている。上記滑り止め4は、開口部を封止した状態で前後のシート1a,1bの内面同士が付着し合うことを防止する効果もある。図示する例では前後の補強テープ部2a,2bの上下幅が異なり(図2参照)、ファスナー開封時に開口端が摘まみ易い構造となっている。
上下のファスナー部3の中間位置には、嵌合し合った前後の凹凸条3a,3bが前後方向からの押圧変形によって外れるのを防止する左右方向の線状凸部5が形成されている。
尚、本実施形態では袋体1及び補強テープ部2a,2bのフィルム厚はいずれも約0.1mm程度,凹凸条3a,3bが嵌合し合った状態のファスナー部3の袋体外側の厚みが2.0mm,ファスナー部3の上下幅が約7.5mm程度である。
上記補強テープ部2a,2bの前後外側面の左右方向中央部には、例えば40mm程度の左右(横)間隔を介して上下方向の棒状,線状又は直方体形状等からなるプラスチック製の指掛部6が、溶着,加熱圧着又は接着等により一体的に固着して突設されている。
図示する例ではこの指掛部6は厚み1.2mm,上下長18mm,左右幅4.5mm程度のものを使用したが、これらのサイズは、ファスナーの断面サイズその他の条件により異なる。指掛部6の材質は袋体1及びテープ部2a,2bと同質系のものが望ましく、左右の指掛部6は前後各側の指掛部6a,6bとして振分け配置されている。
上記のように構成される包装袋において、袋体1の開口部を開口操作するには、例えば図3に示すように袋体1の開口部のファスナー部3部分で左右の指掛部6がそれぞれ左右の人差し指と親指によって前後方向から強く押圧されるように摘まれる。
そしてこの例では、同図矢印で示すように、左右の人差し指を左右の後側指掛部6b,6bの内側から外側に引き開くのに対し、左右の親指は左右の前側指掛部6a,6aの外側から内向きに押し挟めることにより、ファスナー部3の親指側(前側)の凹凸条3aが、図示するように指掛部6b,6b間で山形の皺を形成しながら湾曲することにより、密閉嵌合していたファスナー部3が部分的に開放されて袋体1内と外部が連通し、ファスナー部3はこの状態で、袋開口縁を前後に引っ張ることにより容易に全面開放される。
尚、この指動作は、前側の人差し指と後側の親指の動作を図3に示すものとは逆向きに行っても同様に作用する。
上記実施形態では、袋体1の開口部のファスナー部3の外側前後面に左右一対の指掛部6を設けた例を示したのに対し、図4は右側の一箇所のみ前後の指掛部6a,6bを設けた例を示している。
この例では右手の人差し指と親指の動作(ファスナーの開封動作)は図3の場合と同様であるが、左手側には、指掛部6が設けられていないため、左手の指では、直接ファスナー3を前後から押圧しながら摘まんだ状態で、右手の人差し指と親指を前後逆向きにスライドする。このことにより、両手指間のファスナー部3の後側凹凸条3aが袋開口部と共に皺状に押し寄せられて変形し、ファスナー部3が部分的に開放される。
この場合も前後の指の動作を逆向きにし、又は左右の指のいずれで指掛部6を摘まむかの選択は上記の例と同様にフリーである。
上記指掛部6は、単純な棒状,線状,ブロック状等の形状のものが形成し易いが、例えば指先が適合して掛る球面状の凹部を表面に形成したものや、表面にローレット状の凹凸を形成したものであっても良い。
1 袋体
1a,1b シート
2a,2b 補強テープ部
3 ファスナー部
3a 凹状
3b 凸状
6(6a,6b) 指掛部

Claims (5)

  1. 前後一対のシートを重ね合わせて周縁を密閉した袋体の開口部内に、互いに弾力的に嵌合し合って開口部を密閉開封する一対の凹凸条からなるプラスチック製のファスナー部を備えたファスナー付包装袋であって、嵌合し合った凹凸条を条方向に沿って逆向きにスライドさせるための指掛部を上記ファスナー部の外表面側に重ね合わせて設けたファスナー付包装袋。
  2. 指掛部を前後のシートの各外表面に互いに対向させて設けた請求項1に記載のファスナー付包装袋。
  3. 指掛部をファスナー部の長さ方向に所定の間隔を介して少なくとも2個設けた請求項1又は2に記載のファスナー付包装袋。
  4. 指掛部がシートの前後の外表面に突出する突起である請求項1又は2に記載のファスナー付包装袋。
  5. 指掛部がファスナー部の条方向と交差する方向の線状,棒状又はブロック状である請求項4に記載のファスナー付包装袋。
JP2022001890U 2022-06-08 2022-06-08 ファスナー付包装袋 Active JP3238589U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022001890U JP3238589U (ja) 2022-06-08 2022-06-08 ファスナー付包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022001890U JP3238589U (ja) 2022-06-08 2022-06-08 ファスナー付包装袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3238589U true JP3238589U (ja) 2022-08-04

Family

ID=82655443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022001890U Active JP3238589U (ja) 2022-06-08 2022-06-08 ファスナー付包装袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3238589U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4593718B2 (ja) ジッパ用ストリップ
TWI613127B (zh) 具夾鏈帶之袋體及其製造方法
JP4423045B2 (ja) チャック付き密封袋
TWI647156B (zh) Bag body with zipper tape, article storage method for bag body with zipper tape, method for manufacturing bag body with zipper tape, and manufacturing device for bag body with zipper tape
TWI795483B (zh) 具夾鏈帶之袋、及具夾鏈帶之袋之製造方法
JP7352351B2 (ja) 嵌合具および嵌合具付き袋体
EP1844925A1 (en) Method and device for manufacturing bag with clamping device
US8215839B2 (en) Multistep occluding zipper with sealing features
CA2743816A1 (en) Tactile enhancement mechanism for a closure mechanism
TW201632423A (zh) 夾鏈帶、具夾鏈帶之袋體、及具夾鏈帶之袋體之製造方法
JP3238589U (ja) ファスナー付包装袋
TW201718359A (zh) 附有夾鏈帶之袋體
JP6496110B2 (ja) ファスナ付き収納体及びそのファスナ並びに収納体用連続シート
JP2018008728A (ja) 開閉具付き合成樹脂系包装用袋
JP2007119043A (ja) 袋用ジッパー及びこのジッパーを取り付けて成る包装用袋
JP2004155446A (ja) チャック付き袋及びそのチャック付き袋の製造方法並びにチャック付き袋への袋詰め方法
JP2016043973A (ja) ジッパーテープ、ジッパーテープ付き袋体およびジッパーテープ付き袋体の製造方法
JP3634954B2 (ja) 合成樹脂製袋体
TW202227338A (zh) 附有夾鏈帶之容器、附有夾鏈帶之容器之製造方法及附有夾鏈帶之容器之製造裝置
US6728997B1 (en) Closure device
JPH04339768A (ja) チャック付の袋体
JPH0637947Y2 (ja) チャック付袋体
JP2006290424A (ja) ファスナー付き包装袋
JP7176865B2 (ja) 包装袋、包装材
TWI739624B (zh) 預開式夾鏈袋之製作方法

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3238589

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20220801