JP3236886B2 - 電気機器接続装置 - Google Patents

電気機器接続装置

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JP3236886B2
JP3236886B2 JP15887997A JP15887997A JP3236886B2 JP 3236886 B2 JP3236886 B2 JP 3236886B2 JP 15887997 A JP15887997 A JP 15887997A JP 15887997 A JP15887997 A JP 15887997A JP 3236886 B2 JP3236886 B2 JP 3236886B2
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健 松田
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラとテ
レビとを接続するビデオステーションなど、ビデオカメ
ラ等の電気機器が着脱自在に装着されて電気的に接続さ
れる電気機器接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオステーションは、据置型のテレビ
等にコードを介して電気的に接続され、携帯型のビデオ
カメラが着脱自在に装着されてコネクターを介して電気
的に接続され、テレビとビデオカメラとを接続するよう
になっている。従来のビデオステーションには、偏平な
略直方体形のケースの上面に、ビデオカメラの底面に当
接する装着面が形成されており、ビデオカメラの底面の
相手側コネクターに接続されるコネクターが装着面から
突出して設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のビデオステーシ
ョンは、ビデオカメラを装着する際に、使用者が手でコ
ネクターと相手側コネクターとを整合させた状態で嵌合
させる必要があるため操作性が悪く、また、整合してい
ない状態で無理に嵌合させるとコネクターの接触子の変
形等を生じる場合があるなどの問題があった。
【0004】また、従来のビデオステーションは、ビデ
オカメラが装着されていない際に、コネクターが突出し
た状態になっているため、コネクターが邪魔になって収
納に不便であり、また、コネクターを損傷する可能性が
あるなどの問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
使用時には、電気機器の相手側コネクターとコネクター
とを好適に嵌合することができ、不使用時には、コネク
ターが邪魔にならず、コネクターを保護することができ
る電気機器接続装置の提供を目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
電気機器が着脱自在に装着される装着面が外面に形成さ
れた中空箱型のケースと、前記装着面に対して外方へ突
出して前記電気機器の相手側コネクターに接続されるコ
ネクターとを備えた電気機器接続装置において、前記ケ
ースの前記装着面には、コネクター突出孔、検出部突出
孔が内外に貫通して設けられ、前記ケース内には、操作
部材が移動自在に設けられ、前記コネクターは、操作部
材に追従して前記コネクター突出孔から突出後退自在に
設けられ、前記装着面に対して外方に、検出部が、前記
検出部突出孔から突出して、前記電気機器の装着方向に
移動自在に設けられ、前記ケース内に、ロック部が、前
記検出部に連動して前記操作部材に対して係脱自在で、
前記操作部材を係止する側に附勢されて設けられ、クリ
ック用板バネが、前記検出部又は前記ロック部と一体的
に設けられ、前記ケース及び前記クリック用板バネに
は、前記検出部又は前記ロック部の移動により相互に係
脱する凸型又は凹型のクリック部が固設されたことにあ
る。
【0007】なお、操作部材は、カム部を備え、装着面
に対して略平行に移動自在に設けられ、ケース内には、
前記カム部に係合した縦動部を先端側に備えたアーム状
のコネクター駆動部材が、基端側部分を枢支されて、前
記操作部材に追従して前記装着面に対して略垂直に揺動
自在に設けられ、コネクターは、前記コネクター駆動部
材の中間部分に枢支されることが好ましい。また、カム
部は、カム溝を備えた板状に形成され、縦動部は、略球
状に形成されて前記カム溝に挿入されることが好まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。図において、10はケース(ハウジン
グ)であり、ケース10は、上側部材と下側部材とに2
分割された偏平な略直方体形の中空箱状に成形されてい
る。そして、図において、20、30、40、60、7
0は、それぞれ、操作部材、コネクター駆動部材、コネ
クター支持部材、コネクター、ロック部材であり、これ
らはケース10の内側に収容されている。
【0009】ケース10の外上面の略中央には、図2、
図3に示すように、機器装着部11が、略水平な装着面
11aを有する凹型に形成されており、機器装着部11
には、鉤状の固定部11b、11b…が、装着面11a
より稍上方(外方)に突出して、図中左向(横向)に固
設されている。また、機器装着部11には、図2、図
4、図12に示すように、左右に長い(横長な)略長方
形のコネクター突出孔11c、左右に長い略長円形の検
出部突出孔11dが、ケース10の上面部分を上下(内
外)に貫通して設けられている。
【0010】また、ケース10の外前面の側端部分に
は、図1に示すように、操作摘み収容部12が、左右に
長い凹形に形成されており、操作摘み収容部12には、
鍔状のロック部12aが、前面(奥面)から前方(外
方)に僅かに突出して固設され、左右に長い溝12b
が、ケース10の前面部分を前後(内外)に貫通して設
けられている。
【0011】そして、ケース10の内上面には、図6、
図8に示すように、棒状の操作部材案内部13、13、
バネ取付部14が下方(内方)に略垂直に突出して固設
されている。また図6、図10に示すように、棒状の駆
動部材取付部15、15、支持部材案内部16、16が
下方に略垂直に突出して固設されており、駆動部材取付
部15の下端には、凹型(切欠状)の枢支部15a、1
5aが設けられている。更に、ケース10の内上面に
は、図4〜6に示すように、凸型の検出部案内部17、
17…、凸型のクリック部18が下向に突出して固設さ
れており、棒状のロック部案内部19、19が下方に略
垂直に突出して固設されている。
【0012】操作部材20には、図6、8に示すよう
に、略中央に配置された略垂直な板状のカム部23と、
その左右両側に配置され、左右に長い孔(溝)を備えた
垂直筒状の被案内部21、21と、一端(図中左端)に
配置され、前方へ突出した操作摘み27とが設けられて
いる。また、操作部材20の上部は、略水平に突出した
鍔状に形成されており、その後縁部分に凹型の被ロック
部25が固設されている。また、操作部材20の下部に
は、鉤状のバネ取付部28が設けられている。
【0013】そして、カム部23には、図8に示すよう
に、凹型のカム溝23aが、前後に貫通した孔状で、右
下から左上に所定の角度で斜めに設けられており、カム
溝23aの左上端部分は略水平に形成されている。ま
た、操作摘み27は、図7に示すように、略長方形の枠
状に形成された本体部27aと、その内側に装着された
ロックボタン27cとからなっており、ロックボタン2
7cは、前面部分を本体部27aより前方に突出させ、
ピン27fを介して回動自在に支持され、圧縮バネ27
gにより附勢されて、右後端部分の爪27eを後方へ突
出させている。
【0014】そして、操作部材20は、図6、8に示す
ように、被案内部21、21にケース10の操作部材案
内部13、13が挿入されて、図中左右へ略水平に移動
自在に装着されており、引張バネ29によりバネ取付部
14、28を介して図中左方へ附勢されている。また、
図1に示すように、操作摘み部27は、溝12bからケ
ース10の外側に突出し、操作摘み収容部12に収容さ
れている。
【0015】コネクター駆動部材30は、図9に示すよ
うに、前後に長い2つの腕部31、31の前端を左右に
長い連結部32で連結した略コ字形に成形されている。
そして、腕部31の後端には、略円形凸型の被枢支部3
1a、31aが左右に突出して設けられており、各腕部
31の中間部分には、図10に示すように、凹型の枢支
部31cが前後に長い楕円形孔状に設けられている。ま
た、連結部32の前面には、図11に示すように、略球
形凸型の縦動部32aが、前方に突出して固設されてい
る。
【0016】そして、コネクター駆動部材30は、図
9、10に示すように、後端(基端)の被枢支部31
a、31a…をケース10の駆動部材取付部15、15
の下端の枢支部15a、15a…に押え部材15bを介
して枢支されて、上下に揺動自在に装着されており、図
8、図11に示すように、前端(先端)の縦動部32a
を操作部材20のカム溝23aに挿入して、操作部材2
0の左右への移動に追従して前部側(先端側)が上下に
移動するようになっている。なお、コネクター駆動部材
30が揺動すると、カム溝23aに対する縦動部32a
の向きが変化するが、縦動部32aは、略球形に形成さ
れているので、カム溝23aと好適に係合する。
【0017】コネクター支持部材40は、図12、図1
3に示すように、上側部材と下側部材とに2分割された
偏平な略直方体形に成形されている。そして、左右両端
寄に、孔状の被案内部41、41が上下に貫通して設け
られており、略中央に、中空箱状のコネクター支持部4
3が形成され、コネクター支持部43の上面部分には、
嵌合部突出孔43aが上下(内外)に貫通して設けられ
ている。また、コネクター支持部材40の左右両側面に
は、略円形凸型の被枢支部45、45が左右に突出して
固設されている。なお、被案内部41、41の内周面に
は、摩擦低減のため、複数の小突起が成形されている。
【0018】そして、コネクター支持部材40は、被案
内部41、41にケース10の支持部材案内部16、1
6が挿入されて、上下へ略垂直に移動自在に装着されて
おり、被枢支部45、45をコネクター駆動部材30の
枢支部31c、31cに枢支されて、コネクター駆動部
材30の上下への揺動に追従して上下に移動するように
なっている。
【0019】コネクター60は、上側の幅細略長方形断
面の嵌合部61と、下端の幅太略長方形断面の被支持部
62とからなっており、被支持部62の前後面、両側面
(外周面)には、板バネ状の位置保持バネ67、67…
が、外方へ突出して固定されている。なお、これらの位
置保持バネ67、67…は、略長方形板状の弾性部材の
外周部分に一体的に形成されている。また、コネクター
60の嵌合部61には、多数の小型の接触子が固定され
ている(図示省略)。
【0020】そして、コネクター60は、被支持部62
をコネクター支持部材40の内側のコネクター支持部4
3に収容され、嵌合部61を嵌合部突出孔43aから上
方へ突出させて、嵌合部61の上端をケース10のコネ
クター突出孔11cに挿入して、支持されており、コネ
クター支持部材40と共に略垂直に上下に移動して、機
器装着部11の装着面11aに対して突出、後退するよ
うになっている。また、コネクター60の被支持部62
は、コネクター支持部43内で前後左右に略水平に移動
可能で、位置保持バネ67、67…がコネクター支持部
43の内周面に当接して、嵌合部61をコネクター突出
孔11cに整合する位置に弾性的に保持するようになっ
ている。
【0021】ロック部材70は、図4〜6に示すよう
に、左右に長い検出部材71と前後に長い作動部材75
とからなっており、検出部材71には略円筒形の押動ピ
ン74が下向に突出して固設され、作動部材75にはカ
ム溝76が上向に開口して右前から左後に斜めに形成さ
れており、両者が係合して、検出部材71の左右への移
動と作動部材75の前後への移動とが連動するようにな
っている。
【0022】また、検出部材71には、略円筒形ピン状
の検出部71が上方に突出して固設され、クリック用板
バネ73が一体的に形成されており、クリック用板バネ
73の前端(先端)には、凸型のクリック部73aが上
向に固設されている。そして、作動部材75には、前後
に長い孔(溝)を備えた垂直筒状の被案内部77、77
が設けられており、作動部材75の前端(先端)には、
凸型のロック部78が固設されている。
【0023】そして、ロック部材70は、検出部材71
がケース10の検出部案内部17、17…間に挿入さ
れ、検出部72を検出部突出孔11dから装着面11に
対して上方に突出させて、左右へ移動自在に装着されて
おり、クリック用板バネ73のクリック部73aがクリ
ック部18に対して左右に移動するようになっている。
また、作動部材75が、被案内部77、77にケース1
0のロック部案内部19、19を挿入されて、前後に移
動自在に装着され、ロック部78が操作部材20の被ロ
ック部25に係脱するようになっており、また、作動部
材75が圧縮バネ79により前方へ附勢されて、ロック
部78と被ロック部25の係合が保持され、操作部材2
0の右方への移動を拘束するようになっている。
【0024】このように構成される電気機器接続装置に
は、ビデオカメラ等の電気機器(図示せず)が着脱自在
に装着されるが、電気機器は、その底面を機器装着部1
1の装着面11aに当接させ、その後、装着面11aに
平行に図3右方へ僅かに移動させることによって、底面
の被固定部が固定部11b、11b…に係合して、ケー
ス10に固定される。
【0025】すると、電気機器の底部がロック部材70
の検出部72に当接し、電気機器の移動によって、検出
部72を介して検出部材71が図5右方へ移動し、押動
ピン74、カム溝76を介して作動部材75が圧縮バネ
79に抗して後方へ移動し、ロック部78が操作部材2
0の被ロック部25から離脱して、操作部材20が右方
へ移動可能な状態になる。この際、クリック用バネ73
のクリック部73aがケース10のクリック部19の図
4左側から右側へ移動する形で両者が係脱して、クリッ
ク感を生じる。即ち、比較的簡単な構造で、操作部材2
0のロック解除とクリック感とを好適に対応させること
ができる。
【0026】そして、操作摘み27を図1右方へ移動さ
せると、操作部材20が引張バネ29に抗して図8右方
へ移動し、カム溝23aに沿って縦動部32aが上方へ
移動して、コネクター駆動部材30が図10上方へ揺動
し、コネクター支持部材40、コネクター60が上方へ
移動して、コネクター60の嵌合部61がコネクター突
出孔11cから装着面11aより図12上方へ突出して
相手側コネクターに嵌合し、電気機器と接続装置とが電
気的に接続される。
【0027】そして、コネクター60が相手側コネクタ
ーと接続されると、コネクター駆動部材30の縦動部3
2aは操作部材20のカム溝23aの水平部分に達し、
コネクター60の上昇は停止し、操作摘み27の爪27
eがロック部12aに係合して、操作部材20の左方へ
の移動が拘束されて、コネクター60の接続状態が保持
される。
【0028】このようにコネクター60を相手側コネク
ターに嵌合させる際には、コネクター60は、コネクタ
ー支持部材40を介して略垂直に上昇すると共に、位置
保持バネ52、52…を介してコネクター突出孔11c
に整合するように保持されているので、位置のズレを最
小にして好適に突出させることができ、一方、相手側コ
ネクターの位置がズレていた場合には、位置保持バネ5
2、52…が変形してズレを吸収し、コネクター60を
相手側コネクターに整合させて両者を好適に嵌合するこ
とができる。従って、円滑にコネクター60を接続する
ことができ、接触子の変形等のコネクター60の損傷を
防止することができる。
【0029】一方、操作摘み27を図1左方へ移動させ
る際には、ロックボタン27cが圧縮バネ27gに抗し
て図7左方へ押され、爪27eがロック部12aから離
脱し、引張バネ19により操作部材20が図8左方へ移
動し、カム溝23aに沿って縦動部32aが下方へ移動
して、コネクター駆動部材30が図10下方へ揺動し、
コネクター支持部材40が図12下方へ移動して、コネ
クター60が相手側コネクターから離脱し、電気機器と
接続装置とが電気的に遮断される。そして、コネクター
60は、コネクター突出孔11cから装着面11aより
下方へ後退する。
【0030】なお、コネクター60の挿抜力は、操作部
材20のカム溝23aの角度、コネクター駆動部材30
の被枢支部31a、31a…と縦動部32a、枢支部3
1c、31cとの距離の違いに基づいて、操作摘み27
の操作力を増幅する形で発現されるので、好適に挿抜す
ることができる。
【0031】そして、電気機器を装着面11aに平行に
図3左方へ僅かに移動させると、その底面の被固定部が
固定部11b、11b…から離脱し、電気機器がケース
10から取り外し可能になる。
【0032】すると、ロック部材70の作動部材75
が、カム溝76、押動ピン74を介して検出部材71を
図5左方へ移動させつつ、圧縮バネ79により前方へ移
動し、ロック部78が操作部材20の被ロック部25に
係合して、操作部材20の図8右方への移動が拘束さ
れ、コネクター60が後退した状態に保持される。従っ
て、不使用時には、コネクター60が誤操作等により突
出することがないので、接続装置を収容する際にコネク
ター60が邪魔にならず、また、コネクター60を保護
することができる。
【0033】なお、上述の実施の形態では、ビデオカメ
ラが着脱自在に装着されるビデオステーションに適用し
た場合について述べたが、種々の電気機器が着脱自在に
装着される接続装置に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る電気機器接
続装置は、電気機器が着脱自在に装着されるケースの外
面の装着面に、コネクター突出孔を内外に貫通して設
け、ケース内に、操作部材を移動自在に設け、電気機器
の相手側コネクターに接続されるコネクターを、操作部
材に追従して前記コネクター突出孔から突出後退するよ
うに構成したことによって、操作部材を移動させて、使
用時にはコネクターを装着面より突出させて電気機器の
相手側コネクターに嵌合し、不使用時にはコネクターを
後退させることができる。
【0035】そして、ケースの装着面に、検出部突出孔
を内外に貫通して設け、装着面に対して外方に、検出部
を、検出部突出孔から突出させて、電気機器の装着方向
に移動自在に設け、ケース内に、ロック部を、検出部に
連動して操作部材に対して係脱自在で、操作部材を係止
する側に附勢して設けたことによって、電気機器がケー
スに装着されていない状態では、操作部材がロックされ
てコネクターが後退した状態に保持され、電気機器が装
着されると操作部材のロックが解除されてコネクターが
突出可能になるので、不使用時に誤動作等によりコネク
ターが突出して、収容の邪魔になったり、コネクターが
損傷することを防止することができる。そして、ケース
内に、クリック用板バネを、検出部又はロック部と一体
的に設け、ケース及びクリック用板バネには、検出部又
はロック部の移動により相互に係脱する凸型又は凹型の
クリック部を固設したことによって、比較的簡易な構造
で、操作部材がロック解除されるのに対応してクリック
感を生じさせることができる。
【0036】また、操作部材にカム部を備え、操作部材
を装着面に対して略平行に移動自在に設け、ケース内
に、カム部に係合した縦動部を先端側に備えたアーム状
のコネクター駆動部材を、基端側部分を枢支して、操作
部材に追従して装着面に対して略垂直に揺動自在に設
け、コネクターを、コネクター駆動部材の中間部分に枢
支させたことによって、コネクターの挿抜力を操作部材
の操作力に対して増幅することができ、コネクターと相
手側コネクターとの嵌合を好適に行うことができる。こ
の際、カム部を、カム溝を備えた板状に形成し、縦動部
を、略球状に形成してカム溝に挿入することによって、
コネクター駆動部材が揺動しても、カム溝と縦動部とを
好適に係合させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電気機器接続装置の実施の形態
を示す正面図である。
【図2】 図1の平面図である。
【図3】 図2のAA線による部分断面図である。
【図4】 図2のBB線による部分拡大断面図である。
【図5】 図4のCC線による断面図である。
【図6】 図1のDD線による部分断面図である。
【図7】 図1のEE線による部分拡大断面図である。
【図8】 図2のFF線による部分断面図である。
【図9】 図1のGG線による部分断面図である。
【図10】 図1のHH線による部分断面図である。
【図11】 図8のJJ線による部分拡大断面図であ
る。
【図12】 図10のKK線による部分拡大断面図であ
る。
【図13】 図12のLL線による断面図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 機器装着部 11a 装着面 11b 固定部 11c コネクター突出孔 11d 検出部突出孔 12 操作摘み収容部 12a ロック部 12b 溝 13 操作部材案内部 14 バネ取付部 15 支持部材取付部 15a 枢支部 15b 押え部材 16 支持部材案内部 17 検出部案内部 18 クリック部 19 ロック部案内部 20 操作部材 21 被案内部 23 カム部 23a カム溝 25 被ロック部 27 操作摘み 27a 本体部 27c ロックボタン 27e 爪 27f ピン 27g 圧縮バネ 28 バネ取付部 29 引張バネ 30 コネクター駆動部材 31 腕部 31a 被枢支部 31c 枢支部 32 連結部 32a 縦動部 40 コネクター支持部材 41 被案内部 43 コネクター支持部 43a 嵌合部突出孔 45 被枢支部 60 コネクター 61 嵌合部 62 被支持部 67 位置保持バネ 70 ロック部材 71 検出部材 72 検出部 73 クリック用板バネ 73a クリック部 74 押動ピン 75 作動部材 76 カム溝 77 被案内部 78 ロック部 79 圧縮バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 H01R 12/16 H01R 13/52 H01R 13/639 H01R 24/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器が着脱自在に装着される装着面
    が外面に形成された中空箱型のケースと、前記装着面に
    対して外方へ突出して前記電気機器の相手側コネクター
    に接続されるコネクターとを備えた電気機器接続装置に
    おいて、 前記ケースの前記装着面には、コネクター突出孔、検出
    部突出孔が内外に貫通して設けられ、前記ケース内に
    は、操作部材が移動自在に設けられ、前記コネクター
    は、操作部材に追従して前記コネクター突出孔から突出
    後退自在に設けられ、前記装着面に対して外方に、検出
    部が、前記検出部突出孔から突出して、前記電気機器の
    装着方向に移動自在に設けられ、前記ケース内に、ロッ
    ク部が、前記検出部に連動して前記操作部材に対して係
    脱自在で、前記操作部材を係止する側に附勢されて設け
    られ、クリック用板バネが、前記検出部又は前記ロック
    部と一体的に設けられ、前記ケース及び前記クリック用
    板バネには、前記検出部又は前記ロック部の移動により
    相互に係脱する凸型又は凹型のクリック部が固設された
    ことを特徴してしてなる電気機器接続装置。
  2. 【請求項2】 操作部材は、カム部を備え、装着面に対
    して略平行に移動自在に設けられ、ケース内には、前記
    カム部に係合した縦動部を先端側に備えたアーム状のコ
    ネクター駆動部材が、基端側部分を枢支されて、前記操
    作部材に追従して前記装着面に対して略垂直に揺動自在
    に設けられ、コネクターは、前記コネクター駆動部材の
    中間部分に枢支された請求項1に記載の電気機器接続装
    置。
  3. 【請求項3】 カム部は、カム溝を備えた板状に形成さ
    れ、縦動部は、略球状に形成されて前記カム溝に挿入さ
    れた請求項2に記載の電気機器接続装置。
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