JP3236087U - 腕木式転落防止装置 - Google Patents

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麗奈 河合
咲季 板橋
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麗奈 河合
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Abstract

Figure 0003236087000001
【課題】駅プラットホームから人が転落するのを防止するための転落防止装置を提供する。
【解決手段】腕木式転落防止装置1は、少なくともそれぞれに回転機構を収納する第1本体部2及び第2本体部3と、第1本体部に回転可能に取り付けられた第1遮断桿4及び第2本体部に回転可能に取り付けられた第2遮断桿5を備え、第1遮断桿よりも第2遮断桿の方が高い位置に取り付けられており、第1遮断桿が第2遮断桿よりも軌道側に取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、腕木式の遮断桿によって駅プラットホームから人が転落するのを防止するための転落防止装置に関する。
駅プラットホームから人が転落するのを防止するための転落防止装置やホームドアに関する技術がいくつか知られている。例えば、乗降通路の幅を広くとることができ、かつ小型化が実現可能なプラットホーム用ゲート装置が知られている(特許文献1参照)。
また、プラットホーム上の安全性を損なわせることなく、プラットホーム柵の構造及び制御をシンプルにするプラットホーム柵が知られている(特許文献2参照)。
特開2020-157974号公報 特開2021-79783号公報
例えば、駅プラットホームから人が転落するのを防止したい場合、駅プラットホームにホームドアを設置することを考える。
しかしながら、ホームドアの設置には、車両によるドア位置の相違による設置の難しさという問題や、重量があるため駅プラットホームを補強する必要があり、設置コストが高いという問題がある。
また、前述の問題から、利用者数が少ない駅や閑散線区における視覚支援学校の最寄駅、地方の観光地をはじめとする視覚障がい者の利用が多く見込まれる駅へ、ホームドアをピンポイントで設置することが困難であるという問題がある。
1つの側面では、本考案は周知のホームドアよりも簡易的な装置である腕木式の遮断桿によって、駅プラットホームから人が転落するのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、開示の腕木式転落防止装置が提供される。この腕木式転落防止装置は、駅プラットホームに設置され、少なくともそれぞれ回転機構を収納する第1本体部及び第2本体部と、第1本体部に回転可能に取り付けられた第1遮断桿及び第2本体部に回転可能に取り付けられた第2遮断桿を有している。
併せて、前記第1遮断桿よりも前記第2遮断桿の方が高い位置に取り付けられており、前記第1遮断桿は前記第2遮断桿よりも軌道側にずらした位置に設置されていることを特徴としても良い。
また、前記第1本体部及び前記第2本体部には、それぞれ収納部を有しており、遮断桿の下降時は、前記第1遮断桿の先端が前記第2本体部の収納部へ、前記第2遮断桿の先端が前記第1本体部の収納部へ収納されるように企図されていることを特徴としても良い。
さらに、前記第1本体部及び前記第2本体部は、遮断桿を動作させるための駆動源が含まれていることを特徴としてもよい。
なお、前記第1遮断桿は、駅プラットホーム面から450mm~550mmの高さに設けられ、前記第2遮断桿は、前記第1遮断桿から350mm~450mmの高さに設けられていると好適である。
また、前記第1遮断桿は前記第2遮断桿よりも50mm~150mm軌道側に設けられていると好適である。
本考案によれば、周知のホームドアよりも簡易的に、駅プラットホームから人が転落するのを防止するための転落防止装置を提供することができる。
実施の形態の腕木式転落防止装置の一例を示す正面図である。 実施の形態の腕木式転落防止装置における第1本体部の一例を示す図である。 実施の形態の腕木式転落防止装置における第2本体部の一例を示す図である。 実施の形態の腕木式転落防止装置の一例を示す斜視略図である。
以下、実施の形態の腕木式転落防止装置の一例を、図面を参照して説明する。なお、以下において説明する実施形態は、本考案に係る腕木式転落防止装置の一例を示したものであって、本体部や遮断桿のデザイン等は、図1~図4に示した例に限定されるものではない。
<実施の形態>
図1は、実施の形態の腕木式転落防止装置の一例を示す正面図である。実施の形態の腕木式転落防止装置1は、図示省略する回転機構などが少なくともそれぞれに収容されている第1本体部2及び第2本体部3を有している。
第1本体部2には、第1遮断桿4が回転可能に取り付けられている。より詳細には、第1本体部2内に収容されている回転機構の回転軸C1によって支持されている。また、第2本体部3には、第2遮断桿5が回転可能に取り付けられている。より詳細には、第2本体部3内に収容されている回転機構の回転軸C2によって支持されている。
第1遮断桿4及び第2遮断桿5は、それぞれ長尺の棒状部材である。
本実施の形態では、図1に示すような遮断桿の下降時において、第1遮断桿4の駅プラットホーム面6からの設置高さTは450mm~550mmである。第2遮断桿5の第1遮断桿4からの高さHは、350mm~450mmである。
図2は、実施の形態の腕木式転落防止装置における第1本体部の一例を示す図である。図2の左が軌道側、右が駅プラットホーム中心側である。実施の形態の第1本体部2は、第1遮断桿4の開閉動作を妨げないための第1空洞部7を有している。また、第2遮断桿の先端部を格納するための第1格納部8を有している。なお、遮断桿の下降時において、第1遮断桿4は第2遮断桿5から間隔Dだけ軌道側に設置されている。
本実施の形態では、図2に示すような遮断桿の下降時において、第1遮断桿4の第2遮断桿5からの間隔Dは、50mm~150mmである。
図3は、実施の形態の腕木式転落防止装置における第2本体部の一例を示す図である。図3の左が駅プラットホーム中心側、右が軌道側である。実施の形態の第2本体部3は、第2遮断桿5の開閉動作を妨げないための第2空洞部9を有している。また、第1遮断桿の先端部を格納するための第2格納部10を有している。なお、遮断桿の下降時において、第2遮断桿5は第1遮断桿4から間隔Dだけ駅プラットホーム中心側に設置されている。
本実施の形態では、図3に示すような遮断桿の下降時において、第2遮断桿5の第1遮断桿4からの間隔Dは、50mm~150mmである。
図4は、実施の形態の腕木式転落防止装置の一例を示す斜視略図である。本実施の形態では、図4に示すように第1遮断桿4及び第2遮断桿5は、それぞれ屈折式遮断桿である。
次に、以上のように構成された腕木式転落防止装置の動作・作用について説明する。第1遮断桿4及び第2遮断桿5を上昇させる際には、第1本体部2及び第2本体部3に設けられている図示しない駆動源を駆動させ、回転機構の回転軸C1及びC2を回動させる。これによって第1遮断桿4及び第2遮断桿5が上昇する。
なお、第1遮断桿4及び第2遮断桿5の動作は連動していることが好適である。
一方、第1遮断桿4及び第2遮断桿5を下降させる場合には、上記と逆の動作がなされる。すなわち、駆動源によって回転機構の回転軸C1及びC2が逆方向に回動され、第1遮断桿4及び第2遮断桿5が下降する。
その際、第1遮断桿4の先端は第2本体部3に有する第2格納部10に格納され、第2遮断桿5の先端は第1本体部2に有する第1格納部8に格納される。
さらに、本考案に係る腕木式転落防止装置1においては、上述したように遮断桿が下降する際に、第1遮断桿4の先端は第2本体部3に有する第2格納部10に格納され、第2遮断桿5の先端は第1本体部2に有する第1格納部8に格納される。
そのため、万が一、下降済の遮断桿に人が接触したり、寄り掛かったりした場合であっても、遮断桿が軌道側に大きく湾曲しないため、人が駅プラットホームから転落することを抑止する効果も得られる。
また、遮断桿を2本設ける場合、通常は1本目(下側)の直上に2本目(上側)を設けることが考えられる。しかしながら、本考案者の検討によれば、1本目(下側)の直上に2本目(上側)が350mm~450mmの間隔で設けられている場合には、1本目(下側)の遮断桿を跨ぐようにして2本の遮断桿の隙間から軌道側へ侵入するのを躊躇させる効果が低減する恐れがある。
これに対して、本考案に係る腕木式転落防止装置1においては、上述したように、第1遮断桿4よりも第2遮断桿5が間隔Dだけ駅プラットホーム中心側に設置されていることで、目の錯覚により第1遮断桿4と第2遮断桿5の間隔が、実際の間隔よりも狭く見えることや、第2遮断桿5が駅プラットホーム中心側にあることによる圧迫感から、第1遮断桿4を跨ぐようにして第2遮断桿5との隙間から軌道側へ侵入する行為を抑止する効果も得られている。
さらに、腕木式転落防止装置1においては、第1遮断桿4及び第2遮断桿5が上昇している状態で、停電などにより下降のための駆動力が得られない場合は、自重によって第1遮断桿4及び第2遮断桿5が下降するように企図されていることが望ましい。
以上、本考案の腕木式転落防止装置を、図示の実施の形態に基づいて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本考案に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
また、本考案は、前述した各実施の形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 腕木式転落防止装置
2 第1本体部
3 第2本体部
4 第1遮断桿
5 第2遮断桿
6 駅プラットホーム面
C1、C2 回転軸
T 第1遮断桿の駅プラットホーム面からの設置高さ
H 第2遮断桿の第1遮断桿からの高さ
7 第1空洞部
8 第1格納部
9 第2空洞部
10 第2格納部
D 第1遮断桿と第2遮断桿の間隔

Claims (2)

  1. 少なくともそれぞれに回転機構を収納する第1本体部及び第2本体部と、前記第1本体部に回転可能に取り付けられた第1遮断桿及び前記第2本体部に回転可能に取り付けられた第2遮断桿を備え、前記第1遮断桿よりも前記第2遮断桿の方が高い位置に取り付けられており、前記第1遮断桿が前記第2遮断桿よりも軌道側に取り付けられている転落防止装置。
  2. 前記第1遮断桿は、駅プラットホーム面から450mm~550mmの高さ、前記第2遮断桿は、前記第1遮断桿から350mm~450mmの高さに設けられており、前記第1遮断桿が前記第2遮断桿よりも50mm~150mm軌道側に設けられている請求項1に記載の転落防止装置。
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