JP3235227B2 - オーバラップフィルム及びオーバラップフィルムを用いたラッピング方法 - Google Patents

オーバラップフィルム及びオーバラップフィルムを用いたラッピング方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被包装体の外周面全体
に巻込まれた後、全体をシュリンク装置によって熱収縮
することにより被包装体を密封状態にラッピングするオ
ーバラップフィルム及びこのオーバラップフィルムを用
いたラッピング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図8及び図9に示すように、オー
バラップフィルム1によって被包装体2を密封状態にラ
ッピングする方法が知られている。このオーバラップフ
ィルム1には、一般に、厚さが25〜30μm程度の透
明な二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)が用い
られ、その内面側には被包装体2を取り出す際に、オー
バラップフィルム1を引き裂くためのカットテープ3が
接合されている。
【0003】すなわち、被包装体2の展開寸法よりもや
や大きめの外径寸法に切断されたオーバラップフィルム
1は、その両端部4、5を重合わせるようにして被包装
体2の外周面全体に巻き込まれるとともに外側部が被包
装体2の外側部に合わせて畳み込まれた後、重合わせた
両端部4、5を熱融着するとともにシュリンク装置によ
って全体が加熱されることによって熱収縮されて被包装
体2に密着されラッピング体6を構成する。
【0004】オーバラップフィルム1の巻込み方向の一
端部5には、図9に示すように、短冊状の引き裂き用タ
ブ7が突出形成されており、この引き裂き用タブ7の先
端から巻込み方向の全幅に亘ってオーバラップフィルム
1の内面側にカットテープ3が接合されている。引き裂
き用タブ7の基部には、オーバラップフィルム1の内方
に向かって一対の切込み8、8が設けられるとともに、
その幅は、カットテープ3の幅よりもやや大きく形成さ
れている。この引き裂き用タブ7とカットテープ3の幅
の差は、オーバラップフィルム1を被包装体2に巻き込
む際に、幅方向の巻きズレが生じてもカットテープ3が
引き裂き用タブ6からはみ出さないようにするものであ
る。
【0005】被包装体2を上述したオーバラップフィル
ム1によって密封状態にラッピングしてなるラッピング
体6は、引き裂き用タブ7とともにオーバラップフィル
ム1から引き剥がしたカットテープ3を巻き込み方向に
沿って強く引っ張ることによってオーバラップフィルム
1を引き裂いて被包装体2が取り出される。なお、引き
裂き用タブ7の基部に設けた一対の切込み8、8は、カ
ットテープ3によるオーバラップフィルム1の引き裂き
動作のガイドとして機能する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
たオーバラップフィルム1は、図9に示すように、引き
裂き用タブ7の両側に、カットテープ3との幅の差異に
よる領域部A、Aが構成され、オーバラップフィルム1
の重合わされた両端部4、5を熱融着する際に、この領
域部A、Aも同時に熱融着されてしまう。
【0007】このようなラッピング体6にあっては、カ
ットテープ3によってオーバラップフィルム1を引き裂
く際、オーバラップフィルム1から引き剥がすことが極
めて困難であり、例えば爪等によって引き掻いてようや
く引き剥がすことができるといった煩わしさがあり、さ
らにカットテープ3が途中で切れてしまうといった問題
もあった。
【0008】本発明は、被包装体をオーバラップフィル
ムによって密閉状態にラッピングしてなるラッピング体
の外観或いは密閉性を損なうことなく、引き裂き用タブ
及びカットテープの引剥がしを容易に行うことができる
オーバラップフィルム及びこのオーバラップフィルムを
用いた被包装体のラッピング方法を提供することを目的
としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成した
本発明に係るオーバラップフィルムは、巻込み終端側の
端部に引き裂き用タブを突出形成するとともに内面側に
は前記引き裂き用タブの先端部から巻込み方向の全幅に
亘ってカットテープを接合してなるものであって、前記
引き裂き用タブよりも幅が小とされた前記カットテープ
は、オーバラップフィルムよりも熱収縮率が小さい材料
によって形成されるとともに、前記引き裂き用タブに対
応する部分における前記カットテープの内面側を非接合
部となし、前記引き裂き用タブは、先端部において幅が
減じられるように形成されて、前記カットテープの前記
非接合部が突出状に形成されているものである。
【0010】ここで、引き裂き用タブは、先端部が半円
形状又は中央部から基端側に向かってカットした形状と
されることが望ましい。
【0011】さらに、オーバラップフィルムの巻き込み
終端側の端部に、引き裂き用タブの両側縁に延長して一
対の引き裂きガイド用の切り込みが形成される。
【0012】また、本発明に係るラッピング方法は、被
包装体の外周面を巻き込み、両端部を重ね合わせて熱融
着部となし、巻き込み方向の終端側の一部に、先端部の
幅が減じられるように形成された引き裂き用タブが突出
形成され、当該オーバラップフィルムよりも熱収縮率が
小さい材料によって形成され且つ前記引き裂き用タブよ
りも幅が小とされたカットテープが前記引き裂き用タブ
の先端部から巻き込み方向の全幅に亘って接合され、前
記引き裂き用タブに対応する部分における前記カットテ
ープの内面側を非接合面となすオーバラップフィルムを
備え、被包装体を巻き込んでラッピングした状態で重ね
合わされる前記オーバラップフィルムの両端部を熱融着
した後、全体をシュリンク装置によって熱収縮させるこ
とによって前記カットテープの先端部を前記引き裂き用
タブの先端部から突出露呈させるようにして前記被包装
体をラッピングするようにしたものである。
【0013】
【作用】本発明に係るオーバラップフィルム及びこのオ
ーバラップフィルムを用いたラッピング方法によって被
包装体をラッピングしたオーバラップフィルムは、カッ
トテープの先端を摘んで引っ張ることにより、このカッ
トテープが重ね合わせられた引き裂き用タブに沿って引
き裂かれる。カットテープは、オーバラップフィルムに
設けた引き裂き用タブの先端部からオーバラップフィル
ムの被包装体への巻込み方向の全幅に亘って接合されて
いるので、オーバラップフィルムをその全幅に亘って引
き裂くことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0015】本発明は、図2に示すように箱状の被包装
体12をラッピングしたラッピング体10を構成するた
めに用いられるオーバラップフィルム11である。この
オーバラップフィルム11は、従来のオーバラップフィ
ルムと同様に、厚さを25〜30μm程度となす透明な
二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)によって形
成されている。オーバラップフィルム11は、その内面
側には被包装体12を取り出す際に、オーバラップフィ
ルム11を引き裂くために用いられるカットテープ13
が接合されている。
【0016】オーバラップフィルム11は、被包装体1
2の外周の全体を覆うようにするため、被包装体12を
展開した大きさよりも大きな外形を有するように切断さ
れ、その長手方向の一端である巻込み終端側の一端部1
5に、図1に示すように、短冊状に形成された引き裂き
用タブ16が一体に突出形成されている。この引き裂き
用タブ16の基部には、その両側縁を延長してオーバラ
ップフィルム11に切り込んでなる引き裂きガイド用の
切込み17、17が設けられている。また、引き裂き用
タブ16の先端部16aは、図1に示すように、半円形
状とされることによって、その幅方向の寸法が実質的に
減じられるように形成されている。
【0017】オーバラップフィルム11は、その巻込み
方向の両端部14、15(センターシール部18)を重
合わせるようにして被包装体12の外周面全体に巻き込
まれるとともに、その外側部が被包装体12の外側部に
合わせて畳み込まれる。さらに、オーバラップフィルム
11のセンターシール部18或いは畳み込んだ外側部に
熱融着処理を施こすことによってこれらの部分を接合し
て被包装体12を密封する。しかる後、表面の皺或いは
波打ち等を除去するため、シュリンク装置によって被包
装体12を含むオーバラップフィルム11の全体を加熱
処理し、オーバラップフィルム11を熱収縮させること
によって被包装体12の外周面全体に密着させてラッピ
ング体10を完成してなる。
【0018】カットテープ13は、図3に示すように、
一方の面に接着層19が設けられ、オーバラップフィル
ム11の内面側に、その巻込み終端側端部15に突出形
成した引き裂き用タブ16の先端から巻込み方向の全幅
に亘って接合されている。このカットテープ13は、オ
ーバラップフィルム11よりも熱収縮率が小さい材料に
よって形成されるとともに、厚さを25〜30μm程度
とするオーバラップフィルム11に対し、その厚さも7
0μm程度と、より厚くすることによって引っ張り強度
が高められている。なお、本実施例においては、オーバ
ラップフィルム11の熱収縮率は4〜6%、カットテー
プ13の熱収縮率は1%程度である。
【0019】さらに、カットテープ13は、オーバラッ
プフィルム11を被包装体12に巻き込む際に、幅方向
の巻きズレが生じてもカットテープ13が引き裂き用タ
ブ16からはみ出さぬように、引き裂き用タブ16に対
してその幅が1/2程度に設定されている。なお、本実
施例においては、カットテープ13の幅は2mm、引き
裂き用タブ16の幅は4mmにそれぞれ設定してなる。
【0020】カットテープ13には、図1及び図3に示
すように、被包装体12をラッピングした際重合わされ
るオーバラップフィルム11のセンターシール部18に
対応する一端部13a部分には、グラビア印刷法等によ
って印刷層20が設けられてなる。したがって、オーバ
ラップフィルム11のセンターシール部18に熱融着処
理を施こして引き裂き用タブ16を含む一端部15を他
端部14上に接合するが、印刷層20が設けられたカッ
トテープ13の一端部13aは、オーバラップフィルム
11の他端部14上に接合されることはない。すなわ
ち、印刷層20は非融着層として機能する。
【0021】上述したように、引き裂き用タブ16は、
その先端部16aが半円形状に形成されていることか
ら、図1に示すように、この先端部16aの、印刷層2
0が設けられたカットテープ13の先端部が臨む円弧状
の領域bcは、オーバラップフィルム11のセンターシ
ール部18に対する熱融着処理を施こした際、センター
シール部18の一方を構成する一端部14とは接合され
ることのない非接合部21として構成される。この非接
合部21は、巻込み方向に対する間隔Lを0.2mm以
上に設定されることが好ましく、本実施例においては、
約0.27mmの間隔に設定されている。
【0022】上述したカットテープ13の先端部は、オ
ーバラップフィルム11を、シュリンク装置によって全
体を加熱処理して熱収縮させることによって、引き裂き
用タブ16の先端部16aから突出露呈する。すなわ
ち、引き裂き用タブ16は、上記センターシール部18
に対する熱融着処理によってもセンターシール部18の
一方を構成する一端部14上に接合されるが、その先端
部16aを半円形とすることにより幅方向の寸法が実質
的に減じられていることによって、融着力が小さくなっ
ている。
【0023】オーバラップフィルム11に対するシュリ
ンク装置による加熱処理によって、引き裂き用タブ16
も熱収縮する。同様に、カットテープ13も熱収縮する
が、その収縮量はオーバラップフィルム11に対して熱
収縮率の小さい材料によって形成されていることから引
き裂き用タブ16の熱収縮量よりも小さい。したがっ
て、融着力が小さい引き裂き用タブ16の先端部16a
が図4矢印F方向に熱収縮するにしたがって、カットテ
ープ13の先端部の非接合部21部分は次第に大きくな
り、引き裂き用タブ16の先端部16aから大きく突出
露呈するようになる。
【0024】さらに、オーバラップフィルム11に対す
る加熱処理が行われることにより、引き裂き用タブ16
は、カットテープ13を図4矢印F方向へ引っ張るよう
にして熱収縮が促進され、図5に示すように、引き裂き
用タブ16の先端部16aから突出露呈されたカットテ
ープ13の非接合部21は、同図矢印Gで示すように、
上方に向かって反り返るようにカールした状態となる。
この実施例においては、非接合部21のカールした部分
は、長さ及び高さがともに約0.5mm程度になってい
る。
【0025】引き裂き用タブ16の先端部16aから突
出し且つカールしたカットテープ13の非接合部21を
強く引っ張り上げることにより、被包装体12をラッピ
ングしてなるオーバラップフィルム11は、引き裂き用
タブ16とともに引き裂かれる。この際、例えば爪等に
よって引き裂き用タブ16を引っ掻いてカットテープ1
3の先端部を剥出すといった作業は一切不要であり、ま
たカットテープ11が途中で切れてしまうといった不都
合が生じることもない。
【0026】図6は、本発明に係るオーバラップフィル
ムの他の実施例を示し、上述した第1の実施例と同一部
分は同一符号を付してその詳細な説明は省略する。この
第2の実施例オーバラップフィルム30にあっては、巻
込み終端側の一端部31に突出形成した引き裂き用タブ
32は、短冊状に形成されているが、その先端部33は
中央部から基部側に向かってカットされてなる。したが
って、カットテープ13の先端部の非接合部21の間隔
Mはより大きくなり、オーバラップフィルム30に対す
る加熱処理によって、非接合部21は第1の実施例オー
バラップフィルムよりも大きく突出露呈させることがで
きる。
【0027】図7は、本発明に係るオーバラップフィル
ムのさらに他の実施例を示し、上記各実施例と同一部分
は同一符号を付してその詳細な説明は省略する。この第
3の実施例オーバラップフィルム40にあっては、巻込
み終端側の一端部41に一対の引き裂きガイド用の切込
み42、42を形成し、これら切込み42、42間に位
置してカットテープ13が内面側に接合されてなる。カ
ットテープ13の先端部は、オーバラップフィルム40
の巻込み終端側の一端部41から直接突出されている。
このように構成することによって、カットテープ13の
先端部の非接合部21をさらに大きく突出露呈させるこ
とができる。
【0028】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、オー
バラップフィルムを引き裂くカットテープは、その先端
部がオーバラップフィルムのセンターシール部からカー
ルした状態で突出露呈させることができるので、このカ
ットテープの先端を爪等によって引っ掻いて引剥がすと
いった煩わしさもなく、極めて容易に被包装体を取り出
すことができる。また、カットテープの先端部は、オー
バラップフィルムによって被包装体を巻き込んだ後、セ
ンターシール部で接合し且つシュリンク装置等によって
加熱処理することによって密封状態にラッピングする一
連の工程中で形成されるため、工程が増えるといったこ
ともなく、またラッピング体の外観或いは密閉性を何ら
損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオーバラップフィルムのセンタシ
ール部の構成を説明する要部平面図である。
【図2】上記オーバラップフィルムによって被包装体を
ラッピングしてなるラッピング体の一部切欠き斜視図で
ある。
【図3】上記オーバラップフィルムのセンタシール部の
構成を説明する加熱処理前の要部断面図である。
【図4】上記オーバラップフィルムのセンタシール部に
おけるカットテープの先端部の突出露呈の動作を説明す
る要部断面図である。
【図5】上記オーバラップフィルムのセンタシール部の
構成を説明する加熱処理後の要部断面図である。
【図6】本発明に係るオーバラップフィルムの他の実施
例におけるセンタシール部の構成を説明する要部平面図
である。
【図7】本発明に係るオーバラップフィルムの他の実施
例におけるセンタシール部の構成を説明する要部平面図
である。
【図8】従来のオーバラップフィルムによって被包装体
をラッピングしてなるラッピング体の一部切欠き斜視図
である。
【図9】上記オーバラップフィルムのセンタシール部の
構成を説明する要部平面図である。
【符号の説明】 10 ラッピング体、 11 オーバラップフィルム、
12 被包装体、13 カットテープ、 16 引き
裂き用タブ、 18 センターシール部、19 接着
層、 20 印刷層(非融着層)、 21 非接合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−199866(JP,A) 実開 昭61−86278(JP,U) 実開 昭59−46858(JP,U) 実開 昭58−94664(JP,U) 実開 平3−32066(JP,U) 実開 昭49−16380(JP,U) 実開 昭53−140674(JP,U) 実開 平2−90269(JP,U) 実開 昭62−8916(JP,U) 実開 昭60−76623(JP,U) 特公 昭36−6095(JP,B1) 特公 昭42−5391(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 71/08 B65D 65/34

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻込み終端側の端部に引き裂き用タブを
    突出形成するとともに内面側には前記引き裂き用タブの
    先端部から巻込み方向の全幅に亘ってカットテープを接
    合してなるオーバラップフィルムにおいて、 前記引き裂き用タブよりも幅が小とされた前記カットテ
    ープは、オーバラップフィルムよりも熱収縮率が小さい
    材料によって形成されるとともに、前記引き裂き用タブ
    に対応する部分における前記カットテープの内面側を非
    接合部となし、 前記引き裂き用タブは、先端部において幅が減じられる
    ように形成されて、前記カットテープの前記非接合部が
    突出状に形成されていることを特徴とするオーバラップ
    フィルム。
  2. 【請求項2】 前記引き裂き用タブは、先端部が半円形
    状又は中央部から基端側に向かってカットした形状とさ
    れたことを特徴とする請求項1記載のオーバラップフィ
    ルム。
  3. 【請求項3】 前記巻き込み終端側の端部に、前記引き
    裂き用タブの両側縁に延長して一対の引き裂きガイド用
    の切り込みを形成したことを特徴とする請求項1記載の
    オーバラップフィルム。
  4. 【請求項4】 被包装体の外周面を巻き込み、両端部を
    重ね合わせて熱融着部となし、巻き込み方向の終端側の
    一部に、先端部の幅が減じられるように形成された引き
    裂き用タブが突出形成され、当該オーバラップフィルム
    よりも熱収縮率が小さい材料によって形成され且つ前記
    引き裂き用タブよりも幅が小とされたカットテープ
    記引き裂き用タブの先端部から巻き込み方向の全幅に亘
    って接合され、前記引き裂き用タブに対応する部分にお
    ける前記カットテープの内面側を非接合面となすオーバ
    ラップフィルムを備えてなり、 被包装体を巻き込んでラッピングした状態で重ね合わさ
    れる前記オーバラップフィルムの両端部を熱融着した
    後、全体をシュリンク装置によって熱収縮させることに
    よって前記カットテープの先端部を前記引き裂き用タブ
    の先端部から突出露呈させるようにして前記被包装体を
    ラッピングする前記オーバラップフィルムを用いたラッ
    ピング方法。
JP31573292A 1992-10-30 1992-10-30 オーバラップフィルム及びオーバラップフィルムを用いたラッピング方法 Expired - Fee Related JP3235227B2 (ja)

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