JP3234296B2 - 多心光コネクタ - Google Patents

多心光コネクタ

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淳 山川
寿彦 太田
正美 斉藤
浩之 山田
三千人 松本
正 灰原
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多心の光ファイバ心線の
接続に使用される多心光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多心光コネクタは図6に示す構成
を有している。図中60および61は多心光コネクタを
示す。多心光コネクタ60および61の接続端面60a
および61aには、それぞれ光ファイバ用挿入孔62お
よび光ファイバ用孔62の両側に一対の位置合わせ用ピ
ン孔63が形成されている。光ファイバ用孔62内に
は、多心光ファイバテープ66の光ファイバが、多心光
コネクタの接続端面においてその端面を露出するように
して挿入されている。また、多心光コネクタ60の位置
合わせ用ピン孔63内には、位置合わせ用ピン64の一
端が挿入されている。位置合わせ用ピン64の他端は、
多心光コネクタ61の位置合わせ用ピン孔63内に挿入
されるようになっている。位置合わせ用ピン64を両多
心光コネクタ60および61の位置合わせ用ピン孔63
内に挿入し、両多心光コネクタ60および61の接続端
面を当接させた後に、両多心光コネクタ60および61
は弾性クリップ65により固定される。
【0003】上記のように、従来の多心光コネクタは、
一対の位置合わせ用ピン孔63の間に、複数本の光ファ
イバ用孔の群を1列設けた構造を有している。このた
め、通常この多心光コネクタを用いて一括して接続でき
る光ファイバの数は数本〜十数本である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
情報の大容量化に伴う光通信網の拡大が進む中で、従来
の多心光コネクタよりはるかに多心で小型の光コネクタ
が要求されるようになってきている。
【0005】これに対して、光ファイバ用孔のピッチを
従来と同じかそれ以下に設定して光ファイバ用孔の数を
増加する場合、どの光ファイバ用孔にどの光ファイバを
挿入するかの判断が難しくなり、多心光コネクタを作製
する上で作業性が著しく低下する。
【0006】また、多心光ファイバテープが収容する光
ファイバの本数は決められているので、その本数を超え
る本数の多心光コネクタを作製するときには、複数の多
心光ファイバテープを使用する必要がある。この場合、
光ファイバ用孔のピッチが一定であると、光ファイバを
光ファイバ用孔に挿入する際に、隣合う多心光ファイバ
テープの側端部同士が互いに重なり合ったりする状態と
なり、多心光ファイバテープの側端部に近い光ファイバ
に曲がり等が生じてしまう。この曲り等は、接続損失増
加を引き起こす原因になるので好ましくない。
【0007】本発明の目的は、多心で小型であり、しか
も接続損失が少ない多心光コネクタを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の光ファ
イバ用孔およびその両側に形成された一対の位置合わせ
ピン用孔が形成されたコネクタ本体と、前記光ファイバ
用孔内にその接続端面が露出するようにして載置された
光ファイバとを具備する多心光コネクタであって、前記
光ファイバ用孔が所定本数の光ファイバからなる光ファ
イバ群に対応する数の孔からなる光ファイバ用孔群毎に
離隔して配置されていることを特徴とする多心光コネク
タを提供する。
【0009】
【作用】本発明の多心光コネクタによれば、光ファイバ
用孔が所定本数の光ファイバからなる光ファイバ群に対
応する数の孔からなる光ファイバ用孔群毎に離隔して配
置されている。これにより、光ファイバを光ファイバ用
孔に挿入する際に多心光ファイバテープの側端部に近い
光ファイバに曲がり等が生じることを防止でき、接続損
失を少なくすることができる。
【0010】また、上記構成により光ファイバテープ用
挿入孔には仕切り部が形成されているので、多心光コネ
クタにおけるクラック等の発生が防止される。これによ
り多心光コネクタの強度が向上される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の多心光コネクタの一実施例を
図面を参照して説明する。
【0012】図1〜3は本発明の多心光コネクタの一実
施例を示す。この多心光コネクタ10の接続端面には、
一対の位置合わせ用ピン孔11が形成されており、一対
の位置合わせ用ピン孔11の間に光ファイバ用孔12が
形成されている。この光ファイバ用孔12は、約180
〜250μm程度のピッチで並列された複数個の光ファ
イバ用孔からなる複数個の光ファイバ用孔群13に分割
されている。各光ファイバ用孔群13間の間隔Dは、3
00〜1500μm程度であることが好ましい。これ
は、間隔Dが300μm未満であると光ファイバが載置
されるピッチとほぼ同じとなり、これと区別がつかなく
なり、間隔Dが約1500μmを超えると光コネクタの
寸法が大きくなるからである。
【0013】図1においては、光ファイバ用孔群13を
構成する光ファイバ用孔12の数を16個に設定してい
るが、この数は光ファイバテープに収容される光ファイ
バの本数等に応じて適宜変更することができる。光ファ
イバ用孔12の数を光ファイバテープに収容される光フ
ァイバの本数に揃えることが好ましい。
【0014】また、図1においては、光ファイバ用孔群
13の数を3個に設定しているが、光ファイバテープの
個数に合わせて2個または4個以上に設定してもよい。
【0015】また、図2および図3に示すように、多心
光コネクタ10の一方の主面14の中央部には光ファイ
バ用孔12に達する開口部15が形成されている。開口
部15の底部には、光ファイバテープを載置するガイド
部16が仕切り部17により区画されて形成されてい
る。このガイド部16の数は、光ファイバ用孔群13の
数(ここでは3個)に対応させている。さらに、多心光
コネクタの接続端面と反対側の端面には、光ファイバテ
ープ用挿入孔18が形成されており、この光ファイバテ
ープ用挿入孔18は開口部15に連通している。また、
仕切り部17は、光ファイバテープ用挿入孔18を有す
る端面まで形成されており、これにより機械的強度が向
上し、クラック等の発生を防止している。なお、仕切り
部17の断面形状は、図3に示す半円状の他、矩形状で
もよい。
【0016】このような構成の多心光コネクタに光ファ
イバを挿着する場合、例えば、3個の16心光ファイバ
テープおよびブーツを光ファイバテープ用挿入孔18か
らそれぞれ挿入する。光ファイバテープはガイド部16
により案内され、その個々の光ファイバが所定の光ファ
イバ用孔12に挿入される。このとき、各光ファイバテ
ープは、仕切り部17により挿入時に重なったり、衝突
したりすることなく挿入される。多心光コネクタは開口
部15が形成されているので、光ファイバテープの挿入
作業がきわめて容易となる。また、光ファイバ用孔12
が3個の光ファイバ用孔群13に分割されているので、
所定の光ファイバ用孔に所定の光ファイバを確実に挿入
することができる。また、このとき、各光ファイバ用孔
群13間を距離Dだけ離隔しているので、挿入時に光フ
ァイバテープ同士が重なったりすることがなく、これに
より光ファイバの曲り等を防止して接続損失を小さくす
ることができる。
【0017】また、図4に示すように、光ファイバテー
プ用挿入孔18には仕切り部17が形成されているの
で、多心光コネクタの一方の主面14におけるクラック
等の発生が防止される。これにより多心光コネクタの強
度が向上される。
【0018】図5は本発明の多心光コネクタの他の実施
例を示す。この多心光コネクタ10は、一対の位置合わ
せ用ピン孔11の間に、所定のピッチで配列した8個の
光ファイバ用孔12からなる光ファイバ用孔群13を、
1列に3個で上下2列設けたものである。このように光
ファイバ用孔群13を配列することにより、さらに高密
度の多心光コネクタを作製することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の多心光コネ
クタは、多心で小型であり、しかも接続損失が少ないも
のであり、大容量の光通信網に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多心光コネクタの一実施例を示す
説明図。
【図2】図1に示す多心光コネクタの平面図。
【図3】図2におけるA−A線に沿う断面図。
【図4】図1に示す多心光コネクタの光ファイバテープ
用挿入孔を有する端面を示す説明図。
【図5】本発明に係る多心光コネクタの他の実施例を示
す説明図。
【図6】従来の多心光コネクタを示す斜視図。
【符号の説明】
10…多心光コネクタ、11…位置合わせ用ピン孔、1
2…光ファイバ用孔、13…光ファイバ用孔群、14…
主面、15…開口部、16…ガイド部、17…仕切り
部、18…光ファイバテープ用挿入孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 正美 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 山田 浩之 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古河電気工業株式会社内 (72)発明者 松本 三千人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 灰原 正 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−135911(JP,A) 特開 平4−194809(JP,A) 実開 昭64−29603(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数本の光ファイバを備えた第
    1及び第2の多心光ファイバテープと、前記多心光ファ
    イバテープをそれらの側端部同士が対向するように支持
    するコネクタ本体とを少なくとも具備し、 前記コネクタ本体の内部には、前記コネクタ本体の一方
    の端面から他方の端面へと貫通し且つ前記第1の多心光
    ファイバテープが挿入された第1の案内路と、前記コネ
    クタ本体の一方の端面から他方の端面へと貫通し且つ前
    記第2の多心光ファイバテープが挿入された第2の案内
    路と、前記第1の案内路と前記第2の案内路との間に介
    在し且つそれらを互いに離隔させる仕切り部とが設けら
    れ、 前記第1の案内路は、前記コネクタ本体の一方の端面に
    開口した第1の光ファイバテープ用挿入孔を形成すると
    ともに、前記コネクタ本体の他方の端面に互いに離隔し
    て開口し且つ第1の光ファイバ用孔群を構成する複数の
    光ファイバ用孔を形成し、 前記第2の案内路は、前記コネクタ本体の一方の端面に
    開口した第2の光ファイバテープ用挿入孔を形成すると
    ともに、前記コネクタ本体の他方の端面に互いに離隔し
    て開口し且つ第2の光ファイバ用孔群を構成する複数の
    光ファイバ用孔を形成し、 前記コネクタ本体には、それぞれ前記他方の端面に開口
    し且つ前記第1及び第2の光ファイバ用孔群を挟んで位
    置する一対の位置合わせ用ピン孔が設けられたことを特
    徴とする多心光コネクタ。
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JP6633851B2 (ja) * 2015-07-10 2020-01-22 住友電気工業株式会社 コネクタ付き光ファイバ心線
JP2023066170A (ja) * 2021-10-28 2023-05-15 株式会社白山 多心光フェルール、多心光コネクタおよび多心光フェルールの製造方法

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