JP3234101B2 - 被記録材の皮膜状画像形成物質除去装置 - Google Patents

被記録材の皮膜状画像形成物質除去装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被記録材から皮膜状画
像形成物質を除去し、再利用可能な状態に被記録材を再
生する皮膜状画像形成物質除去装置に関する。
【0002】
【従来技術】最近のOA化により、プリンター用紙や複
写用紙が大量に使用されるようになってきた。それにと
もなってオフィスからは大量の廃棄用紙が生ずるように
なり、この多くが無駄に捨てられているのが現状であ
る。この処分に多大の費用がかかると同時に、これら廃
棄処理による地域環境の悪化、ひいては紙を生産するた
めの森林伐採による地球規模での環境悪化まで最近では
とりだたされるようになってきた。従来、この問題を解
消し紙のリサイクルを図るためには、一度使用した紙に
対して用紙上のインクを取り除き、浸して再びすいて再
生古紙として利用する処置を施さざるをえなかった。最
近になって1度使用した用紙上の文字画像をクリーニン
グにより取り去り、複写あるいはプリンティングに再利
用することができる紙が開発されている。例えば特開平
4−670043号公報にシート状支持体の表面、特に
片面のみに離型処理してなり、且つ、該離型処理した支
持体に印を付け、普通紙と区別したものが開示されてい
る。しかしながら、これは特殊紙であるため定着性に難
があり、一般の複写用紙として使用するには問題があ
る。また、特開平1−101576号公報、特開平1−
101577号公報には画像形成支持体上の皮膜状画像
形成物質(トナー)を溶解する有機溶媒中で超音波処理
することにより画像を除去する方法が開示されている
が、有機溶剤による公害や引火及び毒性に問題があり、
一般のオフィスや家庭で使用するにはやはり問題があ
る。さらに特開平1−297294号公報には、画像形
成支持体として、プラスチック、金属、液浸透性の悪い
紙あるいはセラミック等で形成されたものを使用し、該
支持体上に形成された画像を熱溶融性の剥離体を介在さ
せて加熱し、画像を支持体から剥離するクリーニング方
法が開示されている。しかしこの方法の場合、表面に離
型処理を施した特別な用紙を用いなければならない。一
方、本出願人は、少なくとも画像が形成される側の表面
近傍に液体で膨潤する層を設けた被記録材を用い、該画
像を形成する皮膜状の画像形成物質よりも該被記録材の
膨潤層を大きく膨潤せしめる、水を含有した液体(画像
除去促進液)を被記録材に付与する液付与手段と、液付
与後に、該被記録材を剥離用部材に圧接もしくは加熱圧
接して、該皮膜状画像形成物質を被記録材から該剥離部
材に転写剥離する剥離手段を有する皮膜状画像形成物質
除去方法および該再生方法に使用する皮膜状画像形成物
質除去装置を提案している(例えば、特願平4−255
916号参照)。この方法によって、被記録材に対して
その紙質を比較的損傷することなく皮膜状画像形成物質
のみを除去し、被記録材を再び使用可能な状態に再生す
ることが確認されている。ただしここでいう皮膜状とは
必ずしも画像全体が1つの膜を形成しているということ
を指しているのではなく、単に画像形成物質が被記録材
の内部に深く浸透していないということや、染料を含有
する水性インクで印字した場合のように画像形成物質が
ほとんど分子レベルで被記録材に吸着されている状態で
はないということを意味している。
【0003】
【目的】本発明の目的は、皮膜状画像形成物質除去装置
内の剥離部材表面が清浄な状態に保持され、皮膜状画像
形成物質の剥離を安定に繰り返して行うことのできる皮
膜状画像形成物質除去装置の提供にある。
【0004】
【構成】本出願人の前記発明を実施するにあたり、皮膜
状画像形成物質の除去を繰り返し実施すると、被記録材
上の皮膜状画像形成物質が剥離しきれず残る現象(残
像)が回数を重ねるごとに表れてきた。本発明者らは、
この残像が生じる原因を調査したところ、剥離を重ねる
ごとに前記剥離部材表面上の異物の量が増加し、これが
剥離特性を悪化させ、残像を生じさせる大きな原因とな
っていることを見出し、本発明に到達した。ここで異物
とは、剥離後に剥離部材表面に付着した皮膜状画像形成
物質、紙粉、被記録材上から転移した汚れ、剥離部材表
面より離脱した剥離部材構成物質の一部等の物質のこと
をいう。本発明は上記問題点を解決するためのものであ
る。すなわち、本発明の被記録材の皮膜状画像形成物質
除去装置は、少なくとも画像を形成する皮膜状画像形成
物質よりも該画像形成物質が設けられている被記録材の
膨潤層を大きく膨潤させる水を含有した液体(画像除去
促進液)を被記録材に付与する液付与手段と、前記画像
除去促進液付与後に、被記録材に剥離部材を圧接もしく
は加熱圧接して、前記皮膜状画像形成物質を被記録材か
ら該剥離部材に転写剥離させ、被記録材を再生する剥離
手段と、該剥離部材上に付着している異物を除去する剥
離部材クリーニング手段を少なくとも有する被記録材の
皮膜状画像形成物質除去装置において、該剥離部材の表
面温度が剥離時よりもクリーニング時の方が相対的に低
くなるように設定する手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0005】以下に本発明に係る剥離部材クリーニング
手段を設けた皮膜状画像形成物質除去装置の構成、およ
び該再生装置を使用した再生方法を図面に基づいて具体
的に説明する。本発明に係る皮膜状画像形成物質除去装
置においては、まず皮膜状画像形成物質3により表面近
傍に画像が形成された被記録材(プリンタ用紙、複写用
紙等の像保持体)2に、画像除去促進液1を浸透させる
ことによって被記録材2の表面に安定に付着している皮
膜状画像形成物質3と該表面との接着力を低下させる。
ここで上記画像除去促進液1としては、界面活性剤およ
び/または水溶性高分子を含む水溶液が挙げられる。ま
た、後述するように前記水溶液にpH調整剤、重金属イ
オンを封止するためのキレート剤、防腐剤、防かび剤、
防錆剤、漂白剤等の添加剤を使用することも可能であ
る。該画像除去促進液として界面活性剤を含む水溶液を
用いる場合、界面活性剤の添加量は0.01〜20重量
%、好ましくは0.1〜5重量%の範囲が良好である。
界面活性剤としては好ましくは水に対する分散または溶
解安定性の高いものを添加することが好ましい。具体的
には陰イオン界面活性剤としては石鹸、N−アシルアミ
ノ酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、アシル化ペプチド等
のカルボン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルベン
ゼンスルホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、
スルホ琥珀酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、N−ア
シルスルホン酸塩等のスルホン酸塩、硫酸化油、アルキ
ル硫酸塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫
酸塩等の硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、アルキル
エーテルリン酸塩、アルキルアリールリン酸塩等のリン
酸エステル塩が挙げられる。陽イオン界面活性剤として
は脂肪族アミン塩、アルキル第4級アンモニウム塩、芳
香族第4級アンモニウム塩、複素環第4級アンモニウム
塩等が挙げられる。両性界面活性剤としては、カルボキ
シベタイン、スルホベタイン等のベタイン型、アミノカ
ルボン酸塩、イミダゾリン誘導体等が挙げられる。非イ
オン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキ
ル及びアリールエーテル、ポリオキシエチレンスチロー
ルエーテル、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、アル
キルアリルホルムアルデヒド縮合物の酸化エチレン誘導
体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロック
共重合体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンア
ルキルエーテル等のエーテル系、ポリオキシエチレング
リセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂
肪酸エステル等のエーテルエステル系、ポリエチレング
リコール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド、ポリ
グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、しょ糖脂肪
酸エステル等のエステル系、脂肪族アルカノールアミ
ド、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチ
レンアルキルアミン、アルキルアミンオキサイド等の含
窒素系が挙げられる。フッ素系界面活性剤としては、フ
ロロアルキルカルボン酸塩、フロロアルキルスルホン酸
塩等のアニオン系、フロロアルキル導入ベタイン等の両
性系、ノニオン系、カチオン系等が挙げられる。シリコ
ーン系界面活性剤の使用も可能である。前記各界面活性
剤は、単独で使用しても、2種類以上を混合して用いて
も良い。画像除去促進液には界面活性剤とともに、ある
いは単独で皮膜状画像形成物質除去能力を向上させる、
あるいは再生状態を改良する等の目的で水溶性高分子を
添加してもよい。
【0006】画像除去促進液中に添加される水溶性高分
子としては天然系では、アラビアガム、トラガンガム、
グーアガム、カラヤガム、ローカストビーンガム、アラ
ビノガラクトン、ペクチン、クインスシードデンプン等
の植物性高分子、アルギン酸、カラギーナン、寒天、ふ
のり等の海藻系高分子、ゼラチン、カゼイン、アルブミ
ン、コラーゲン等の動物系高分子、キサンテンガム、デ
キストラン等の微生物系高分子、半合成系では、メチル
セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース等の繊維素系高分子、可溶性デンプン、
カルボキシメチルデンプン(CMS)、ジアルデヒドデ
ンプン、デンプングリコール酸ナトリウム、デンプンリ
ン酸エステルナトリウム等のデンプン系高分子、アルギ
ン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエス
テル等の海藻系高分子、純合成系では、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエー
テル等のビニル系高分子、非架橋ポリアクリルアミド、
ポリアクリル酸及びそのアルカリ金属塩、水溶性スチレ
ンアクリル樹脂等のアクリル系樹脂、水溶性スチレンマ
レイン酸樹脂、水溶性ビニルナフタレンアクリル樹脂、
水溶性ビニルナフタレンマレイン酸樹脂、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルアルコール、β−ナフタレンスル
ホン酸ホルマリン縮合物のアルカリ金属塩、四級アンモ
ニウムやアミノ基等のカチオン性官能基の塩を側鎖に有
する高分子化合物、セラック等の天然高分子化合物等が
挙げられる。これら水溶性高分子の添加量は、画像除去
促進液を付与する方法により異なるが、0.1〜20重
量%、好ましくは0.1〜10重量%の範囲がよい。本
発明においては、被記録材に水あるいは水と界面活性剤
を含む状態で、水溶性高分子を保持させることにより、
皮膜状画像形成物質の剥離体を形成することができ、水
溶性高分子は、前記画像剥離体と接触できないセルロー
ス繊維内部の皮膜状画像に対して、セルロース繊維/皮
膜状画像/水溶性高分子/剥離体の如く接触することが
でき、その粘着力によって皮膜状画像を、紙質を傷める
ことなく剥離することができる。
【0007】その他、画像除去促進液に添加されるもの
としては、pH調製剤として、調合される画像除去促進
液に悪影響をおよぼさずにpHを7以上に調整できるも
のであれば、任意の物質を使用することができる。その
例として、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン
等のアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化物、水酸化ア
ンモニウム、第4級アンモニウム水酸化物、第4級ホス
ホニウム水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩等が挙げられる。
また、重金属イオンの封止剤で剥離助剤として添加され
るキレート試薬としては、例えば、エチレンジアミン四
酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、ヒドロキ
シエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジエチレ
ントリアミン五酢酸ナトリウム、ウラミル二酢酸ナトリ
ウム等がある。防錆剤としては、例えば、酸性亜硫酸
塩、チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸アンモ
ン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペ
ンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムニ
トライト等がある。さらに防腐防かび剤としては、デヒ
ドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、2−ピリ
ジンチオール−1−オキサイドナトリウム、安息香酸ナ
トリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム等が使用
可能である。また再生後の被記録材の白色度を向上する
目的で漂白剤を添加することができる。具体的には酸化
漂白剤として過酸化水素、過酸化ナトリウム、過炭酸ナ
トリウム、次亜塩素酸ナトリウム等が挙げられる。蛍光
染料、青み付け染料、酵素等を添加することもできる。
前記画像除去促進液の皮膜状画像形成物質に対する接触
角は、好ましくは90度以下、さらに好ましくは50度
以下である。また、その表面張力は70mN/m(dy
ne/cm)以下、さらに好ましくは50mN/m以下
である。前記画像除去促進液の被記録材に対する浸透速
度は、t(水を含む液体と被記録材との接触時間)=
0.4秒において10ml/m2以上、好ましくは12
ml/m2以上である。
【0008】次に、この被記録材2を、被記録材2と該
皮膜状画像形成物質3との付着力より大きい付着力を、
該皮膜状画像形成物質3との間に有する剥離部材で表面
が覆われ、かつ軟化手段としての加熱用ヒータ41を内
蔵した剥離手段としての剥離ローラ4と、補助的に加熱
するための軟化手段としての加熱用ヒータ51を内蔵し
た加圧手段としての加熱ローラ5との圧接部に通し、皮
膜状画像形成物質3を被記録材2から剥離ローラ4の剥
離部材に転移させる。剥離ローラ4の表面の剥離部材
は、上記剥離手段通過時に受ける熱、圧力等に対する耐
久性、画像除去促進液に対する安定性に優れ、表面変質
が少なく、なおかつ良好な剥離が行えるものが適してい
る。具体的には、合成、または天然のゴム、ポリエステ
ル、ジアリレート樹脂、キシレン樹脂、アルキルベンゼ
ン樹脂、エポキシ樹脂、エポキシアリレート樹脂、けい
素樹脂、ウレタン樹脂、ふっ素樹脂、塩化ビニール樹
脂、ポリエチレン、塩素化ポリオレフィン、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ポリアミド、メタクリル樹脂、ポ
リアセタール、ポリカーボネート、セルロース系樹脂、
ポリビニルアルコール、ポリイミド、ポリアミドイミ
ド、ポリエチレンテレフタレートなどの合成樹脂、アル
ミ系、銅系、ニッケル系、鉄系等の金属系材料、または
それらの合金、酸化物等が挙げられる。また上記合成樹
脂には、例えばチタン、酸化チタン等金属、金属酸化物
を分散させてもよい。ここで、上記剥離ローラ4に代え
てベルト形状の剥離手段を用いてもよい(以降、前記ベ
ルト形状の剥離手段を剥離ベルトと呼ぶ)。そして剥離
ベルトに上記樹脂を用いる場合には、テンションや熱に
よる伸び防止、耐久性等の観点から、支持体と表層の少
なくとも2層以上の多層構造にし、各層に適した素材で
構成することが望ましい。つまり剥離ベルトとしては、
支持体に適した素材で形成された基体ベルト上に上記材
料などを表層として形成し、剥離部材を構成することが
望ましい。支持体を構成する素材としては、例えば、ゴ
ムローラ、シート、セロハンテープ、クラフト紙粘着テ
ープ、ポリ塩化ビニルテープ、アセトンテープ、フィラ
メント補強テープ等のテープ等も用いることができる。
また、上記剥離ローラ4内の加熱用ヒータ41及び加熱
ローラ5内の加熱用ヒータ51は、被記録材2の表裏に
密着して被記録材2に固着している皮膜状画像形成物質
3を加熱して軟化させ、これにより、皮膜状画像形成物
質3を被記録材2の繊維から剥がれ易くするものであ
る。この加熱は、皮膜状画像形成物質3の軟化点以上の
温度で、被記録材2と剥離ローラ4との圧接部において
被記録材2上の皮膜状画像形成物質3が溶融しない程度
に行うことが望ましい。皮膜状画像形成物質3が溶融し
てしまうと被記録材2上の皮膜状画像形成物質3を、紙
側と剥離ローラ4側とに分断することなく、剥離ローラ
4側へ転写させるのが、困難になるためである。また、
加熱しすぎると剥離ローラ4との圧接部が移動中に被記
録材2が乾燥しすぎて、皮膜状画像形成物質3の被記録
材2に対する固着力が被記録材2が濡れている場合に比
して強まり、被記録材2が皮膜状画像形成物質3を介し
て剥離ローラ4に張り付いて分離できなくなる恐れがあ
る。従って、加熱部通過後の被記録材2に多少の湿り気
が残って上記皮膜状画像形成物質3の再付着を防止でき
る程度に加熱することが望ましい。剥離ローラ4の剥離
部材に転移した皮膜状画像形成物質3、紙粉、被記録材
上から転移した汚れ等の異物は後述するクリーニング手
段7により剥離ローラ4から除去される。皮膜状画像形
成物質3が剥離された被記録材2は乾燥ユニット9で乾
燥され紙受けユニット10に排出される。ここで、クリ
ーニング手段による剥離部材クリーニングは剥離のたび
に行うのでもよく、また適度な使用回数、使用時間ごと
に行うのでも良い。これに使用するクリーニング部材7
1としては、剥離部材上の異物に対してせん断力を及ぼ
すことが可能で、異物を掻き落すことが可能な部材が好
ましい。具体的には、被記録材幅よりも長い棒状基体
と、その周辺に毛が植え付けられた構成のロール状ブラ
シ部材、あるいはブレード状部材等が挙げられ、後に実
施例で述べるように金属、硬質プラスチック等よりなる
ブラシ部材、金属、硬質プラスチック、硬質ゴム等より
なるブレード部材等を使用した場合が、評価の結果良好
なクリーニング特性を示した。これらのクリーニング部
材は単独で使用しても、幾つかを組み合わせて使用して
も良い。またこれらを用いて剥離部材をクリーニングす
る際、剥離部材の表面温度を剥離時よりも低く設定する
ことにより、異物が容易に除去できることが認められ
た。この原因については例えば皮膜状画像形成物質に対
しては、剥離部材との接着力が高温時よりも低温時の方
が弱まる、または皮膜状画像形成物質が低温になればな
るほど弾性率が高まりクリーニング部材からのせん断力
が有効に作用する、等の予測が立てられるが詳しいこと
はまだわかっていない。剥離部材の表面温度が剥離時よ
りもクリーニング時に低くなるよう設定するには、剥離
手段を通過した後クリーニング手段にいたるまでに、剥
離部材表面が自然冷却されるだけの時間的、空間的距離
を両手段間に置くようにすれば良いが、より好ましく
は、両手段の間に、剥離部材の表面温度を低下せしめる
冷却手段78を設けるのが良い(図8)。この手段とし
ては、例えば剥離部材表面温度よりも相対的に低温の気
体を該剥離部材に吹き付ける送風機76とその制御手段
77を用いて構成することができる。冷却手段として
は、前記の気体に代えて液体を吹き付けることにより行
うこともできる。またこれらの冷却手段78に対する消
費電力を抑えると同時に、剥離部材表面温度をほぼ一定
にするために、剥離部材クリーニング時の剥離部材表面
温度を、例えばサーミスタ等により検知する手段79
と、検知された温度があらかじめ設定された値以上にな
った際に、冷却手段78が作動するように構成すること
も可能である(図8)。また前記剥離部材クリーニング
時の剥離部材の表面温度を検知する手段の他に、皮膜状
画像形成物質剥離時の剥離部材の表面温度を検知する手
段、さらには前記両表面温度を比較し、剥離部材の表面
温度が剥離時よりもクリーニング時の方が相対的に低く
なるように冷却手段を作動させる手段を設け、皮膜状画
像形成物質剥離時の剥離部材の表面温度のコントロール
および/または剥離部材のクリーニング時の表面温度の
コントロールを行うことも可能である。一方、クリーニ
ングにより剥離部材表面から離脱した異物に対しては、
これが再び剥離部材表面に付着しないように再付着防止
手段73を設けることが効果的である。具体的に再付着
を防止するための方法として、一旦剥離部材を離脱し空
気中を浮遊している異物に対して剥離部材から離れる方
向に吸引するための吸引装置75を設ける(図5)、あ
るいはクリーニング部材にブラシを使用する際は、例え
ば螺旋状、網状等に植毛部分を構成し、適度な異物の逃
げ道を形成する(図6)等の手段が挙げられる。またこ
の時、棒状基体を中空にしてこの内部に異物を吸引し、
基体の端部より異物を回収箱に誘導するようにしても良
い。以下、実施例に添って、本発明の皮膜状画像形成物
質除去装置の構成を具体的に説明する。
【0009】
【実施例】
実施例1 図4は、本発明の皮膜状画像形成物質除去装置の1例の
概略構成図である。この装置においては、被記録材2の
搬送方向上流側に、被記録材2に画像除去促進液1を供
給する画像除去促進液塗布部6が設けられている。画像
除去促進液塗布部6は、画像除去促進液1を収容する容
器61と、該容器61内に回転可能に配設された画像除
去促進液塗布手段としての汲み上げローラ62とから構
成されている。本具体例においては、上記画像除去促進
液1として界面活性剤を1重量%程度含む水溶液が用い
られている。また、汲み上げローラ62は例えば給液性
材料であるスポンジ材で構成することができる。そし
て、画像除去促進液塗布部6より被記録材2の搬送方向
下流側には、剥離ベルト43と加熱ローラ5とが設けら
れており、画像除去促進液塗布手段を通過して来た被記
録材2をさらに下流側に送る方向に回転している。本具
体例においては、上記剥離ベルト43の表面は上記酸化
チタンを分散させたポリエチレンテレフタレート(PE
T)からなる剥離部材で覆われている。また、本具体例
においては、剥離ベルト43上に付着した異物を剥離ベ
ルト43から除去するためのクリーニング手段7が設け
られている。クリーニング手段7は、剥離ベルト43表
面に接した状態で回転し、剥離ベルト43表面から異物
を掻き取る回転ブラシ71と、剥離ベルト43から掻き
取られた異物を回収して収容する回収箱72とから構成
されている。またクリーニング手段が設置されている位
置は剥離位置から空間的に十分隔てられており、自然冷
却によってクリーニング時の剥離ベルト表面温度が剥離
時よりも低くなるように設定してある。一方、剥離ベル
ト43及び加熱ローラ5より被記録材2の搬送方向下流
側には、被記録材2と剥離ベルト43とを分離するため
の分離爪8が設けられており、この分離爪8より被記録
材2の搬送方向下流側には、被記録材に含まれる余分な
水分を除去し、再び被記録材を使用可能な状態に再生す
るための乾燥ユニット9が設けられている。乾燥ユニッ
ト9は、被記録材2を搬送するための搬送ベルト91と
搬送ベルト91を支持しながら被記録材2を加熱し水分
を除去する乾燥ローラ92よりなる。さらにその下流側
には再生された被記録材を収納するための紙受けユニッ
ト10が設置されている。この皮膜状画像形成物質除去
装置を使用し、画像が記録された被記録材から皮膜状画
像形成物質を除去し再生する操作(以降再生操作と呼
ぶ)を繰り返し行った。まずはじめに回転ブラシ71を
設置しない状態、すなわち剥離部材のクリーニングを行
わない状態で実施したところ、10回の繰り返し再生操
作で残像が生じた。そこで真鍮製回転ブラシを設置し同
様に10回の繰り返し再生操作を行ったところ、残像が
生ずることはなく良好に剥離がなされていた。
【0010】実施例2 本実施例では、実施例1に示す皮膜状画像形成物質除去
装置に対して、クリーニング手段を図7に示す剥離手段
直後の位置に変更し評価した。この位置での剥離部材表
面温度を測定したところ剥離位置における温度とほぼ等
しかった(実施例1及び図2に示す構成においては、ク
リーニング手段の位置での剥離部材表面温度は剥離位置
における温度よりも低く室温に近かった)。評価の結
果、従来クリーニング手段が設置されていた部分でクリ
ーニングを実施した場合には、クリーニング手段通過後
の剥離部材表面はほとんど異物の無い状態にまでクリー
ニングされていたにもかかわらず、図5に示す剥離手段
直後の位置でクリーニングを行った場合には、転写部材
表面に多量の異物がクリーニング後に残っていることが
認められた。この結果より、剥離部材表面温度が剥離時
よりもクリーニング時に相対的に低くなるように設定さ
れた場合に、よりクリーニング効果が大きくなることが
判明した。
【0011】実施例3 実施例1に示す皮膜状画像形成物質除去装置において、
剥離部と剥離部材クリーニング部との間に、図8に示す
ように剥離部材に対して空冷することが可能な送風機を
設け、空冷しながら再生操作を行った。100回以上の
繰り返し再生操作後に剥離部材表面温度を測定したとこ
ろ、送風機を設置しない場合に比較して、該表面温度は
初期時とほとんど変化せず安定していた。
【0012】実施例4 実施例1に示す皮膜状画像形成物質除去装置において、
クリーニング部材として以下の材質、構成のものを皮膜
状画像形成物質除去装置に設置し、それぞれ剥離部材に
対するクリーニングの良否を評価した。表1に示すとお
りに金属、硬質プラスチックよりなるブラシ部材、及
び、金属、硬質プラスチック、硬質ゴムよりなるブレー
ドがクリーニングに対して良好な特性を示した。
【表1】 (螺旋構造、網状構造はともにブラシ毛部の構造をい
う。)
【0013】実施例5 実施例1に示す皮膜状画像形成物質除去装置に加えて、
図5に示すようにクリーニング部材を覆う構成で、一旦
剥離部材を離脱した異物を吸引するための吸引装置を設
けた。この吸引装置は市販の電気掃除機の吸引部を加工
したものである。この構成にて吸引しながら実施例1と
同様の評価を試みたところ、クリーニング後の剥離部材
表面は実施例1の場合と比較して、より一層異物の量が
減少していた。
【0014】
【効果】1.被記録材の皮膜状画像形成物質除去装置
に、剥離部材クリーニング手段を設け、剥離部材の表面
温度が、剥離時よりもクリーニング時の方が相対的に低
くなるように設定することにより、皮膜状画像形成物質
の剥離およびクリーニングを、良好に行うことができ
る。 2.前記1の皮膜状画像形成物質除去装置において、剥
離部材から剥離した異物が再び剥離部材に付着すること
を防止する再付着防止手段を設けることで、剥離部材か
ら離脱した異物が、剥離部材に再付着しなくなるため、
この後の剥離工程でこれら異物が剥離部材に再付着しな
くなるため、この後の剥離工程でこれら異物が悪影響を
及ぼすのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の画像除去促進液付与部を説明し
た図である。
【図2】本発明の装置の皮膜状画像形成物質除去部の構
成を説明した図である。
【図3】本発明の装置の乾燥ユニット部を説明した図で
ある。
【図4】実施例1の装置の構成を説明した図である。
【図5】本発明の装置の剥離部材クリーニング手段に設
けた剥離部材表面から離脱した異物の再付着防止手段の
構成を説明した図である。
【図6】螺旋状の植毛部分を有するブラシであるクリー
ニング部材を説明した図である。
【図7】実施例2の本発明の装置の画像剥離部の構成を
説明した図である。
【図8】実施例3の装置の構成を説明した図である。
【符号の説明】
1 画像除去促進液 2 被記録材 3 皮膜状画像形成物質 4 剥離ローラ 41 剥離ローラ加熱用ヒータ 43 剥離ベルト 44 剥離ベルト支持用ローラ 5 加熱ローラ 51 加熱ローラ用ヒータ 6 液付与手段(画像除去促進液塗布部) 7 クリーニング手段 71 クリーニング部材 72 異物回収箱 73 異物再付着防止手段 75 異物吸引装置 76 送風機 77 送風機制御装置 78 剥離部材冷却手段 79 剥離部材表面温度検知手段 8 分離爪 9 乾燥ユニット 91 搬送ベルト 92 乾燥用ローラ 10 紙受けユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 格二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 谷川 清 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平5−173454(JP,A) 特開 平4−333088(JP,A) 特開 昭63−100488(JP,A) 特開 平5−107989(JP,A) 特開 平4−300395(JP,A) 特開 平4−82983(JP,A) 実開 平4−46460(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 570 - 578

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を形成する皮膜状画像形成物質より
    も該画像形成物質が設けられている被記録材の膨潤層を
    大きく膨潤させる水を含有した液体(画像除去促進液)
    を被記録材に付与する液付与手段と、前記画像除去促進
    液付与後に、被記録材に剥離部材を圧接もしくは加熱圧
    接して、前記皮膜状画像形成物質を被記録材から該剥離
    部材に転写剥離させ、被記録材を再生する剥離手段と、
    該剥離部材上に付着している異物を除去する剥離部材ク
    リーニング手段を少なくとも有する被記録材の皮膜状画
    像形成物質除去装置において、該剥離部材の表面温度が
    剥離時よりもクリーニング時の方が相対的に低くなるよ
    うに設定する手段を設けた被記録材の皮膜状画像形成物
    質除去装置。
  2. 【請求項2】 該剥離部材の表面温度が剥離時よりもク
    リーニング時の方が相対的に低くなるように設定する手
    段が、剥離手段と剥離部材クリーニング手段との間に設
    けた剥離部材の表面温度を低下させる冷却手段である請
    求項1記載の被記録材の皮膜状画像形成物質除去装置。
  3. 【請求項3】 該剥離部材の表面温度を低下させる冷却
    手段が、剥離部材表面温度よりも相対的に低温の流体を
    該剥離部材に吹き付けることのできる流体噴射手段であ
    る請求項2記載の被記録材の皮膜状画像形成物質除去装
    置。
  4. 【請求項4】 剥離部材クリーニング時の剥離部材表面
    温度を検知する手段と、検知された温度があらかじめ設
    定された値以上になった際に、冷却手段が作動するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項1、2または3い
    ずれか記載の被記録材の皮膜状画像形成物質除去装置。
  5. 【請求項5】 該剥離部材クリーニング手段が、剥離部
    材上の異物に対して気体あるいは液体を噴射し、その圧
    力によって前記異物を除去することのできる流体噴射手
    段である請求項1〜4いずれか記載の被記録材の皮膜状
    画像形成物質除去装置。
  6. 【請求項6】 該剥離部材クリーニング手段が、剥離部
    材上の異物に対してせん断力を及ぼし、該異物を剥離す
    る手段である請求項1〜5いずれか記載の被記録材の皮
    膜状画像形成物質除去装置。
  7. 【請求項7】 該剥離部材クリーニング手段が、剥離部
    材に対して相対運動可能な手段である請求項1〜6いず
    れか記載の被記録材の皮膜状画像形成物質除去装置。
  8. 【請求項8】 該剥離部材クリーニング手段が被記録材
    幅よりも長い棒状基体と該基体の周辺に植え付けられた
    毛を有する構成のロール状ブラシ部材である請求項6ま
    たは7記載の被記録材の皮膜状画像形成物質除去装置。
  9. 【請求項9】 該ロール状ブラシ部材が基体周辺に螺旋
    状または網状に毛が植え付けられた構成のロール状ブラ
    シ部材である請求項8記載の被記録材の皮膜状画像形成
    物質除去装置。
  10. 【請求項10】 剥離部材から剥離した異物が再び剥離
    部材に付着することを防止する再付着防止手段を設けた
    請求項1〜9いずれか記載の被記録材の皮膜状画像形成
    物質除去装置。
  11. 【請求項11】 再付着防止手段が剥離部材から離脱し
    た異物を吸引する手段である請求項10記載の被記録材
    の皮膜状画像形成物質除去装置。
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