JP3233681U - 溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球 - Google Patents

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Abstract

【課題】製鋼材料及び設備の技術分野に属し、溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球を提供する。【解決手段】アルミニウム芯鋼球1の内部がアルミニウム芯3であり、アルミニウム芯3の外部が鋼外壁4で覆われ、鋼外壁4にアルミニウム芯3を露出させる穴5が設けられている。アルミニウム芯鋼球1は、比較的重量が大きく、取鍋の下部に沈むことができ、高温溶鋼においてアルミニウム球が炉底に沈み込めないという技術的課題を解決し、高温溶鋼中のアルミニウム球の溶融時間を制御し、溶鋼を完全に脱酸する目的を達成し、アルミニウムの高い利用率および溶鋼に対する効率的な脱酸機能を実現する。【選択図】図1

Description

本考案は、溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球および成形切断設備に関し、製鋼材料及び設備の技術分野に属する。
鉄鋼の製錬において、純アルミニウム材は、溶鋼の脱酸に用いられる非常に優れた脱酸材である。しかし、鋼材よりも、アルミニウムは、密度及び融点が低いため、アルミニウム球を高温の溶鋼に投入された後、速やかに溶融し、アルミニウムは、上層の溶鋼の酸素ガスとしか反応できず、溶鋼の脱酸の目的を達成し、高炉の底部の溶鋼を効果的に脱酸することができない。アルミニウム球が取鍋の下部に沈むことができれば、すべての溶鋼を完全に脱酸するという目的を達成することができる。そして、アルミニウム球を取鍋の下部に沈めるために、現在、鋼ビーズをアルミニウム球に混入するプロセスにより、脱酸剤として鋼砂配合アルミニウムを製造し、取鍋に投入するという手段が用いられている。ある程度の脱酸効果が奏されるが、出鋼の際に添加すると、鋼砂配合アルミニウムが鋼スラグ層へ侵入する時、アルミニウムが鋼スラグと反応してその一部が消耗され、鋼砂配合アルミニウムにおけるアルミニウムが取鍋の下部に達する前に溶融するため、脱酸効果が理想的ではない。現在、解決しようとする課題は、鋼とアルミニウムの成形プロセスを改善することにより、製品の比重を向上させるだけでなく、アルミニウムが鋼スラグに接触することなくスラグ層を通過できることで、アルミニウムの利用率を十分に向上させるとともに、高温条件下での密閉容器の危険性を避けることである。また、高温溶鋼中のアルミニウム球が取鍋の下部に沈み込まないという技術課題を解決し、高温溶鋼中のアルミニウム球の溶融時間を制御し、溶鋼を完全に脱酸する目的を達成する。
本考案が解決しようとする課題は、重量が比較的大きく、炉底に沈んで溶鋼を完全に脱酸することができる溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球、及び成形切断設備を提供することである。かかる成形切断設備は、迅速かつ便利に製造することができ、アルミニウム芯鋼球の形状及び構造を制御することにより、溶鋼中のアルミニウム芯の溶融時間を調整することで、アルミニウム芯鋼球が取鍋に沈むことができる深さを制御し、アルミニウムの利用率を向上させ、最も経済的な製鋼の脱酸および合金化プロセスを図る。
上記の技術課題を解決するための考案は以下の通りである。
アルミニウム芯鋼球の内部がアルミニウム芯であり、アルミニウム芯の外部が鋼外壁で覆われ、鋼外壁にアルミニウム芯が露出する穴が設けられている、溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球。
前記溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球において、前記アルミニウム芯鋼球がアルミニウム芯鋼管を切断して製造され、アルミニウム芯鋼管が長尺アルミニウム棒と鋼外壁とで構成され、アルミニウム芯鋼管を切断した後のアルミニウム芯鋼球は長尺アルミニウム棒の両端に対してそれぞれアルミニウム芯が露出する丸穴を有する。
ベース、ラック、切断モータ、切断減速機、ローラチェーンカップリング、伝動大歯車、切断伝動歯車、偏心駆動軸、ロッドエンド軸受リンク、刃物台、成形切断刃、ガイドベース、排出ホッパーからなる切断機を含むアルミニウム芯鋼球を製造するための成形切断設備において、ラックは、直立した長方形のフレームであり、その下端がベースの片側に固定され、切断モータと切断減速機がベースの他側に固定して取り付けられ、切断減速機はローラチェーンカップリングを介して伝動大歯車に接続され、2つの切断伝動歯車がそれぞれ伝動大歯車の上及び下に位置し、伝動大歯車はそれぞれ2つの切断伝動歯車と噛み合い、2つの切断伝動歯車の歯車軸はそれぞれ2つの偏心駆動軸に接続され、2つの偏心駆動軸と伝動大歯車の歯車軸はそれぞれにラックに固定して取り付けられ、2つの偏心駆動軸がそれぞれ2つのロッドエンド軸受リンクの一端に接続され、2つのロッドエンド軸受リンクの他端はそれぞれ刃物台に接続され、2つの刃物台の端面はラックの中間位置で対向し、対向する2つの刃物台の端面がそれぞれ成形切断刃の両端に接続され、成形切断刃はラックの中央部のガイドベース内に位置し、ガイドベースの両側はそれぞれ切断機の材料入口および排出ホッパーに対向する、成形切断設備。
前記アルミニウム芯鋼球の製作のための成形切断設備において、前記ラックは三面が直立する支持板を有し、ラックの上端と下端がそれぞれ頂面と底面に接続され、ラックの頂面と底面にそれぞれ2つの刃物台が接続され、ラック内に垂直な支持固定板が設けられ、支持固定板は、フレームと鋼板で溶接されて構成され、その両端にはそれぞれラックの頂面と底面が溶接接続され、2つの偏心駆動軸と伝動大歯車の歯車軸はそれぞれ支持固定板に固定して取り付けられ、ラックの中央部に水平な支持板が設けられ、ガイドベースは支持板に固定されている。
前記アルミニウム芯鋼球の製作のための成形切断設備において、前記切断機の支持固定板の板面には上から下に3つの取り付け穴があり、上と下の取り付け穴にそれぞれ2つの偏心駆動軸が取り付けられ、中間の取り付け穴には歯車取付軸受が固定され、2つの偏心駆動軸の軸はそれぞれ2つの切断伝動歯車の歯車軸に接続され、伝動大歯車の歯車軸は中間の取り付け穴の歯車取付軸受に嵌着される。
前記アルミニウム芯鋼球の製作のための成形切断設備において、前記切断機の偏心駆動軸はスリーブ、取付用フランジ、軸受、軸、偏心ロッドで構成され、スリーブの外周に取付用フランジが設けられ、スリーブは軸の外周に外挿され、スリーブと軸との間に軸受が取り付けられ、軸の前端面には偏心ロッドが設けられ、偏心駆動軸のスリーブは支持固定板の取り付け穴に埋め込まれ、スリーブの取付用フランジと支持固定板の板面はボルトで固定して接続され、偏心駆動軸の軸の後端は切断伝動歯車の歯車軸に接続され、軸の前端の偏心ロッドはロッドエンド軸受リンクに接続されている。
前記アルミニウム芯鋼球の製作のための成形切断設備において、前記切断機のロッドエンド軸受リンクは、エンドロッド軸受とエンドロッド軸受リンクから構成され、エンドロッド軸受リンクの両端には、エンドロッド軸受座にスレッド接続でエンドロッド軸受が接続されている。
前記アルミニウム芯鋼球の製作のための成形切断設備において、前記切断機のラックの頂面および底面には、それぞれ4本の平行で直立したスリーブ管があり、2つの刃物台はそれぞれ4本の平行で直立したスライドロッドおよび上端面と下端面からなり、2つの刃物台のスライドロッドがそれぞれラックの頂面および底面でのスリーブ管に位置し、スライドロッドとスリーブ管とはスライド嵌合され、上方刃物台の下端面の底面と下方刃物台の上端面の頂面とは、それぞれ成型切断刃の両端に接続され、上方刃物台の上端面の底面と下方刃物台の下端面の表面は、それぞれ2つのロッドエンド軸受リンクの頂端に接続されている。
前記アルミニウム芯鋼球の製作のための成形切断設備において、前記切断機のラックの中央部に水平な支持板が固定され、支持板に成形切断刃に対向する長方形の切れ刃穴が設けられ、ガイドベースは平行に対向する2枚のガイドプレートで構成され、2枚のガイドプレートの中央に上下に連通して対向する溝があり、溝の幅と深さは成形切断刃の幅と厚さに一致し、2枚のガイドプレートの両側はボルトで固定されて接続され、1枚のガイドプレートの下端は支持板の切れ刃穴の一方側に固定され、2枚のガイドプレートの中央の溝は切れ刃穴に対向する。成形切断刃の両端はそれぞれの溝に位置し、成形切断刃と溝とはスライド嵌合される。
前記アルミニウム芯鋼球の製作のための成形切断設備において、前記切断機の成形切断刃は、同じ長方形の鋼板である2枚のブレードからなり、2枚のブレードの上端は、それぞれ2つの刃物台に接続され、2枚のブレードの板面の内側は互いに密接に摺動して対向し、2枚のブレードの鋼板の下端はそれぞれ対向する半楕円状の切れ刃エッジを有し、半楕円形の両側は鋼板の底辺に位置し、かつ、鋼板の底辺に円弧状に接続されている。
前記アルミニウム芯鋼球の製作のための成形切断設備において、さらに、コンベヤを有し、アルミニウム芯鋼管はコンベヤに置かれ、コンベヤの前端は切断機の材料入口に対向し、コンベヤは、フィーダーラック、フィーダーモータ、フィーダー減速機、歯車、駆動ローラ、従動ローラからなり、フィーダーラックは鋼製の長尺フレームであり、フィーダーモータおよびフィーダー減速機はフィーダーラックの一方側に取り付けられ、フィーダー減速機は歯車を介して駆動ローラに接続され、駆動ローラおよび従動ローラはフィーダーラックに取り付けられ、フィーダーラックの前端が切断機の材料入口に対向する。
本考案の有利な効果は、以下のとおりである。
本考案は、溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球及アルミニウム芯鋼球の製作のための成形切断設備を提供する。アルミニウム芯鋼球はアルミニウム芯鋼管を切断して成形され、アルミニウム芯鋼管が切断された後のアルミニウム芯鋼球は長尺アルミニウム棒の両端に対してそれぞれアルミニウム芯が露出する丸穴を有し、溶鋼はその丸穴を通してアルミニウム芯を溶融させることができる。コンベヤは、アルミニウム芯鋼管をフィーダーモータおよび駆動ローラ、従動ローラを介して切断機に送ることができる。そして、切断機の切断モータが伝動大歯車、切断伝動歯車を介して2つの偏心駆動軸を回転させ、2つの偏心駆動軸がロッドエンド軸受リンクを介して、2つの刃物台および成形切断刃の2枚のブレードが相対的に運動するように駆動することにより、アルミニウム芯鋼管を切断する。
本考案によるアルミニウム芯鋼球は、重量が比較的大きく、炉底に沈むことができ、高温溶鋼中のアルミニウム球が炉底へ沈み込めないという技術課題を解決し、高温溶鋼中のアルミニウム球の溶融時間を制御して溶鋼を完全に脱酸する目的を達成する。
本考案による成形切断設備は、アルミニウム芯鋼球を迅速且つ便利に製造することができ、合理的な構造が、安定した運転、容易な操作、簡単な製造という利点を有し、成形切断刃のブレードの形を変更することでアルミニウム芯鋼球の両端の開孔のサイズを制御することで、溶鋼中のアルミニウム芯の溶融時間を調整するこができることにより、アルミニウム芯鋼球が取鍋に沈むことができる深さを制御し、溶鋼を効率的に脱酸する機能を実現することができる。
アルミニウム芯鋼球の構造概略図である。 アルミニウム芯鋼球の左側面図である。 アルミニウム芯鋼管の構造概略図である。 コンベヤおよび切断機の全体構造概略図である。 切断機の構造概略図である。 図5のA−A断面図である。 切断機の偏心駆動軸の構造概略図である。 切断機のロッドエンド軸受リンクの構造概略図である。 切断機の成形切断刃の開いた状態の模式図である。 切断機の成形切断刃の切断状態の模式図である。 ラックの構造概略図である。
本考案は、溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球および成形切断設備を含む。アルミニウム芯鋼球は、重量が比較的大きく、炉底に沈むことができ、溶鋼を完全に脱酸することができる。成形切断設備はコンベヤと切断機とからなり、アルミニウム芯鋼球を迅速且つ便利に製造することができる。
図1、2、3に示すように、アルミニウム芯鋼球1の内部がアルミニウム芯3であり、アルミニウム芯3の外部が鋼外壁4で覆われる。アルミニウム芯鋼球1はアルミニウム芯鋼管2を切断して製作される。アルミニウム芯鋼管2は長尺アルミニウム棒と鋼外壁4とで構成され、鋼外壁4は帯鋼または鋼管である。帯鋼の場合は、帯鋼が長尺アルミニウム棒の外周に巻き付けられ、鋼管の場合は、アルミニウム棒を鋼管に挿入する。
図1、2、3に示すように、アルミニウム芯鋼管2が切断された後のアルミニウム芯鋼球1は、長尺アルミニウム棒の両端に対してそれぞれアルミニウム芯3が露出する丸穴5がある。アルミニウム芯鋼球1の丸穴5のサイズを調整することでアルミニウム芯3と溶鋼との接触面積を変更し、溶鋼中のアルミニウム芯3の溶融時間を制御することにより、アルミニウム芯鋼球1が高炉に沈むことができる深さを制御し、溶鋼を完全に脱酸して還元する目的を達成する。アルミニウム芯鋼球1の丸穴5のサイズを調整するのは成形切断刃24のブレード44および切れ刃エッジ45の形状を変更することによって達成する。
図4に示すように、コンベヤ6はフィーダーラック7、フィーダーモータ8、フィーダー減速機9、歯車10、駆動ローラ11、従動ローラ12からなる。フィーダーラック7は鋼製長尺フレームである。フィーダーモータ8およびフィーダー減速機9はフィーダーラック7の一方側に取り付けられる。フィーダー減速機は歯車10を介して駆動ローラ11に接続されている。駆動ローラ11および従動ローラ12はフィーダーラック7取り付けられている。フィーダーラック7の前端は切断機13の材料入口に対向する。アルミニウム芯鋼管2はコンベヤ6に配置し、フィーダーモータ8は駆動ローラ11を回転させ、駆動ローラ11および従動ローラ12はアルミニウム芯鋼管2を切断機13へ送り、切断し、成形する。
図4に示すように、切断機13は、ベース14、ラック15、切断モータ16、切断減速機17、ローラチェーンカップリング18、伝動大歯車19、切断伝動歯車20、偏心駆動軸21、ロッドエンド軸受リンク22、刃物台23、成形切断刃24、ガイドベース25、排出ホッパー26からなる。
図4には、構造を明確に示すために、ラック15の構造を図示せず、ラック15の構造を図5、6、11に示す。
図4、5、6に示すように、切断機の全体的な構造は、切断モータ16および切断減速機17はベース14の他方側に固定して取り付けられ、切断減速機17はローラチェーンカップリング18を介して伝動大歯車19に接続され、2つの切断伝動歯車20はそれぞれ伝動大歯車19の上と下にあり、伝動大歯車19はそれぞれ2つの切断伝動歯車20と噛み合い、2つの切断伝動歯車20の歯車軸はそれぞれ2つの偏心駆動軸21に接続され、2つの偏心駆動軸21と伝動大歯車19の歯車軸はそれぞれラック15に固定して取り付けられ、2つの偏心駆動軸21がそれぞれ2つのロッドエンド軸受リンク22の一端に接続され、2つのロッドエンド軸受リンク22の他端はそれぞれ刃物台23に接続され、2つの刃物台23の端面はラック15の中間位置で対向し、対向する2つの刃物台23の端面はそれぞれ成形切断刃24の両端に接続され、成形切断刃24はラック15の中央部のガイドベース25内に位置し、ガイドベース25の両側はそれぞれ切断機13の材料入口と排出ホッパー26に対向し、アルミニウム芯鋼管2はガイドベース25を通じて成形切断刃24によって切断される。
使用中、切断モータ16は伝動大歯車19を転動させるように駆動し、伝動大歯車19は2つの切断伝動歯車20を転動させるように駆動し、2つの切断伝動歯車20はそれぞれ2つの偏心駆動軸21を介して2つのロッドエンド軸受リンク22が上下に往復運動するように駆動し、2つのロッドエンド軸受リンク22はそれぞれ2つの刃物台23が上下運動するように駆動し、2つの刃物台23はそれぞれ成形切断刃24の上下に対向する2枚のブレード44に接続されている。2枚のブレード44はアルミニウム芯鋼管2を切断するように上下にずらして配置されている。
図5、6、11に示すように、ラック15は支持板27、頂面28、底面29、支持固定板31、支持板33からなる。4つの支持板27の上端と下端はそれぞれ頂面28と底面29に接続され、ラック15内に垂直な支持固定板31が設けられ、支持固定板31はフレームと鋼板で溶接されて構成され、支持固定板31の両端はそれぞれラック15の頂面28と底面29に溶接接続され、ラック15の中央部に水平な支持板33が設けられている。前記構造においては、ラック15の頂面28および底面29はそれぞれ刃物台23に接続され、2つの偏心駆動軸21と伝動大歯車19の歯車軸はそれぞれ支持固定板31に固定して設けられ、ガイドベース25は支持板33に固定され、成形切断刃24はガイドベース25を介してアルミニウム芯鋼管2を切断する。
図5、6に示すように、切断機13の支持固定板31の板面に上から下に3つの取り付け穴があり、上部および下部の取り付け穴にそれぞれ2つの偏心駆動軸21が取り付られ、中間の取り付け穴に歯車取付軸受32が固定され、2つの偏心駆動軸21の軸はそれぞれ2つの切断伝動歯車20の歯車軸に接続され、伝動大歯車19の歯車軸は中間の取り付け穴の歯車取付軸受32に嵌着される。
図7に示すように、切断機13の偏心駆動軸21はスリーブ37、取付用フランジ38、軸受39、軸40、偏心ロッド41からなる。スリーブ37の外周に取付用フランジ38が設けられ、スリーブ37は軸40の外周に嵌着され、スリーブ37と軸40の間に軸受39が取り付けられ、軸40の前端面に偏心ロッド41が設けられ、偏心駆動軸21のスリーブ37は支持固定板31の取り付け穴に埋め込まれ、スリーブ37の取付用フランジ38と支持固定板31の板面はボルトで固定して接続され、偏心駆動軸21の軸40の後端は切断伝動歯車20の歯車軸に接続され、軸40の前端の偏心ロッド41はロッドエンド軸受リンク22に接続されている。偏心駆動軸21が回転すると、軸40の前端の偏心ロッド41は偏心して回転しロッドエンド軸受リンク22を往復運動させるように駆動し、ロッドエンド軸受リンク22は刃物台23が上下移動するように駆動することにより、成形切断刃24がアルミニウム芯鋼管2を切断する。
図8に示すように、切断機13のロッドエンド軸受リンク22はJMG60型エンドロッド軸受とエンドロッド軸受リンクとから構成され、エンドロッド軸受リンクの両端にはエンドロッド軸受座にスレッド接続でJMG60エンドロッド軸受が接続されている。
図5、6に示すように、切断機13のラック15の頂面28と底面29にはそれぞれ4本の平行で直立したスリーブ管30があり、2つの刃物台23はそれぞれ4本の平行で直立したスライドロッド34、上端面35、および下端面36からなり、2つの刃物台23のスライドロッド34はそれぞれラック15の頂面28と底面29でのスリーブ管30の中に位置し、スライドロッド34は刃物台23がスリーブ管30の内を上下にスライドするように駆動することができ、上方の刃物台23の下端面36の底面と下方の刃物台23の上端面35の頂面はそれぞれ成形切断刃24の両端に接続され、上方の刃物台23の上端面35の底面と下方の刃物台23の下端面36の表面はそれぞれ2つのロッドエンド軸受リンク22の頂端に接続され、2つの刃物台23はそれぞれ2つのロッドエンド軸受リンク22が上下に移動するように駆動する。
図1、2、3、8、9に示すように、切断機13のラック15の中央部の支持板33には成形切断刃24に対向する長方形の切れ刃穴が設けられている。支持板33でのガイドベース25は平行に対向する2枚のガイドプレート42からなり、2枚のガイドプレート42の中央に上下に連通して対向する溝があり、溝の幅と深さは成形切断刃24の幅と厚さに一致し、2枚のガイドプレート42の両側はボルト43で固定されて接続され、1枚のガイドプレート42の下端は支持板33の切れ刃穴の一方側に固定され、2枚のガイドプレート42の中央の溝は切れ刃穴に対向する。成形切断刃24の両端はそれぞれ溝の中に位置し、成形切断刃24は溝に対してスライド嵌合される。
図8、9に示すように、成形切断刃24は同じ長方形の鋼板である2枚のブレード44からなり、2枚のブレード44の上端はそれぞれ2つの刃物台23に接続され、2枚のブレード44の板面の内側は互いに密接に摺動して対向し、2枚のブレード44鋼板の下端はそれぞれ対向する半楕円状の切れ刃エッジ45を有し、半楕円形状の両側はブレード44鋼板の底辺に位置し、かつ、鋼板の底辺に円弧状に接続されている。
実用の使用では、ブレード44は異なる厚さに設計することができ、切れ刃エッジ45も異なる形状を有することができ、異なる厚さと形状の組み合わせにより、多様なブレード44を製作することができ、これらのブレード44はアルミニウム芯鋼管2を押出成形して切断すると、異なる切断面形状を形成し、切断面の中心にある丸穴5の直径も変化することにより、アルミニウム芯鋼球1の丸穴5のサイズを調整してアルミニウム芯3と溶鋼との接触面積を変化させ、溶鋼中のアルミニウム芯3の溶融時間を制御し、アルミニウム芯鋼球1が高炉に沈む深さを制御し、溶鋼を完全に脱酸して還元する目的を達成する。
本考案の使用方法は以下の通りである。
a.アルミニウム芯鋼管2をコンベヤ6のフィーダーラック7に置き、フィーダーモータ8を起動し、フィーダーモータ8が駆動ローラ11および従動ローラ12を回転させ、駆動ローラ11および従動ローラ12がアルミニウム芯鋼管2を切断機13のフィード口に送る。
b.切断機13の380V電源を入れ、適正な動作速度を達成するように周波数変換器により切断モータ16の回転数を制御する。
c.切断減速機17の動力出力がGL12ローラチェーンカップリング18を介して中間の伝動大歯車19に伝達し、伝動大歯車19が上と下の2つの切断伝動歯車20を駆動して同時に回転させ、上と下の2つの切断伝動歯車20が2つの偏心駆動軸21をそれぞれ回転させるように駆動し、偏心駆動軸21の軸40の前端の偏心ロッド41がロッドエンド軸受リンク22を駆動して往復運動を形成し、円運動をロッドエンド軸受リンク22が上下に揺動するような運動に変換する。
d.ロッドエンド軸受リンク22が刃物台23を上下に移動するように駆動し、2つの刃物台23に接続された成形切断刃24の2枚のブレード44が刃物台23につれて上下に相対的に移動する。
e.成形切断刃24の2枚のブレード44がガイドベース25により直線的に上下に相対移動し、切れ刃エッジ45がアルミニウム芯鋼管2の材料を、押圧成形と切断動作を行い、各動作あたりアルミ芯鋼球1が1個ずつ製造される。
f.製造済みのアルミニウム芯鋼球1の製品が排出ホッパー26から材料搬送ベルトに送られ、指定工場に搬送される。
g.成形切断刃24がアルミニウム芯鋼管2の押出成形と切断を完了した後、2枚のブレード44が急速に開かれ、アルミニウム芯鋼管2がガイドベース25を通って2枚のブレード44の間に入り、アルミニウム芯鋼管2の長さが所定の長さになると、成形切断刃24の2枚のブレード44が再びアルミニウム芯鋼管2を押出成形し切断し、このように繰り返し、アルミニウム芯鋼球1の製造プロセスが連続的に行われる。
本考案の一実施例は以下の通りである。
アルミニウム芯鋼球1は、直径が40mmで、長さが60mmで、両端の丸穴5の直径が22mmである。
アルミニウム芯鋼管2は、アルミニウム芯3の直径が34.5±0.5mmで、鋼外壁4の外径が40mmで、内径が37mmである。
コンベヤ6のフィーダーラック7は、長さが4.3mで、高さが1.2mである。
フィーダーモータ8の型番は、SZG45−fである。
駆動ローラ11と従動ローラ12は、サイズが同じであり、直径が110mmである。
切断機13のベース14は、長さが1.5mで、高さが400mmである。
ラック15は、長さが620mmで、幅が600mmで、高さが1.4mである。
切断モータ16の型番は、Y−280M−6である。
ローラチェーンカップリング18の型番は、GL12である。
伝動大歯車19は、直径が460mmで、厚さが70mmである。
切断伝動歯車20は、直径が460mmで、厚さが70mmである。
偏心駆動軸21は、直径が220mmで、長さが480mmである。
ロッドエンド軸受リンク22は、直径が90mmで、長さが450mmである。
刃物台23は、長さが430mmで、幅が300mmで、高さが60mmである。
成形切断刃24のブレード44は、幅が150mmで、高さが246mmで、厚さが15mmである。
ガイドベース25のガイドプレート42は、幅が200mmで、高さが220mmで、厚さが110mmである。
1 アルミニウム芯鋼球
2 アルミニウム芯鋼管
3 アルミニウム芯
4 鋼外壁
5 丸穴
6 コンベヤ
7 フィーダーラック
8 フィーダーモータ
9 フィーダー減速機
10 歯車
11 駆動ローラ
12 従動ローラ
13 切断機
14 ベース
15 ラック
16 切断モータ
17 切断減速機
18 ローラチェーンカップリング
19 伝動大歯車
20 切断伝動歯車
21 偏心駆動軸
22 ロッドエンド軸受リンク
23 刃物台
24 成形切断刃
25 ガイドベース
26 排出ホッパー
27 支持板
28 頂面
29 底面
30 スリーブ管
31 支持固定板
32 歯車取付軸受
33 支持板
34 スライドロッド
35 上端面
36 下端面
37 スリーブ
38 取付用フランジ
39 軸受
40 軸
41 偏心ロッド
42 ガイドプレート
43 ボルト
44 ブレード
45 切れ刃エッジ

Claims (2)

  1. アルミニウム芯鋼球の内部がアルミニウム芯であり、アルミニウム芯の外部が鋼外壁で覆われ、鋼外壁にアルミニウム芯が露出する穴が設けられる、ことを特徴とする溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球。
  2. アルミニウム芯鋼球はアルミニウム芯鋼管を切断して製造され、アルミニウム芯鋼管は長尺アルミニウム棒と鋼外壁とで構成され、アルミニウム芯鋼管を切断した後のアルミニウム芯鋼球は長尺アルミニウム棒の両端に対してそれぞれアルミニウム芯が露出する丸穴を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の溶鋼の脱酸に用いられるアルミニウム芯鋼球。
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