JP3233044U - カプセル構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】カプセル及び複数のミクロソームを含み、有効成分を有するカプセル構造を提供する。【解決手段】カプセルは、第1のカプセルシェル112及び第2のカプセルシェル114を有し、第1のカプセルシェル及び第2のカプセルシェルが相対嵌合して密閉される収容空間116を画定する。これらのミクロソーム120は、カプセルの収容空間に充填され、且つ大豆抽出物を含む。これにより、有効成分の安定性及び人体吸収率を向上させる。【選択図】図2

Description

本考案は、カプセル構造に関し、特に、有効成分を有するカプセル構造に関する。
脳血管疾患の中で、虚血性脳卒中は現在台湾で最も一般的な脳卒中の形態であり、その発生する原因は、脳血管その自体の急速な閉塞、又は心臓からの血栓、近位血管の血栓の脱落によって引き起こされる脳栓などである。
科学的研究からわかるように、ナットウキナーゼは人体の血栓を効果的に除去し、高血圧、脳卒中、筋肉のけいれん、心血管疾患に優れた効果がある。しかしながら、現在市販されているナットウキナーゼを有する製品は、保存環境の水分過剰や胃酸による早期分解などの問題に直面することが多く、栄養素が容易に不活性化されるか、有効利用率が低すぎるという課題がある。
如何に養補助食品の積極的な保存及び有効利用率を改善し、保存時間を延長し、同時に体内での滞留時間を延長する埋め込み構造を提供するかは、現在の解決しようとする課題となる。
本開示のいくつかの実施形態において、有効成分を有し、カプセル及び複数のミクロソームを含むカプセル構造を提出する。カプセルは第1のカプセルシェル及び第2のカプセルシェルを有し、第1のカプセルシェル及び第2のカプセルシェルが相対嵌合して密閉される収容空間を画定する。これらのミクロソームは、カプセルの収容空間に充填され、且つ大豆抽出物を含む。
いくつかの実施形態において、大豆抽出物はナットウキナーゼを含む。
いくつかの実施形態において、カプセルの第1のカプセルシェルの長さは、約7.5ミリメートル〜約12ミリメートルにある。
いくつかの実施形態において、カプセルの第2のカプセルシェルの長さは、約12.4ミリメートル〜約20.2ミリメートルにある。
いくつかの実施形態において、カプセルの長さは、約14.6ミリメートル〜約23.3ミリメートルにある。
いくつかの実施形態において、カプセルの成分は、ビーズワックス、ゼラチン、セルロース又はセルロース誘導体、澱粉又は澱粉誘導体、高発散デキストリン、シクロデキストリン、マルトデキストリン、難消化性デキストリン、グリセリン又はグリセリン誘導体、カラギーナン又はその組合せを含む。
いくつかの実施形態において、各ミクロソームは、内から外へ、コア、クラッド及び保護層を順に含む。コアは、上記の大豆抽出物を含む。クラッドはコアの外に覆われる。保護層は、前記クラッドを覆い、且つフィルム状構造であり、コア内の成分の安定性を向上させることに用いられる。
いくつかの実施形態において、クラッドの成分は、水溶性食用ガム、高発散デキストリン、シクロデキストリン、マルトデキストリン、難消化性デキストリン、セルロース又はセルロース誘導体、澱粉又は澱粉誘導体、乳タンパク質、又はその組合せを含む。
いくつかの実施形態において、保護層の成分は、キトサン、セルロース、セルロース誘導体、海藻抽出物、プロポリス抽出物、澱粉、澱粉誘導体、デキストラン、デキストラン誘導体、ポリエチレン、ポリエチレン誘導体、ソルビトール、ソルビトール誘導体、二酸化ケイ素、又はその組合せを含む。
いくつかの実施形態において、各ミクロソームの粒径は、約50ナノメートル〜約1マイクロメートルにある。
いくつかの実施形態において、各ミクロソームは、防湿剤、調味料、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、浸透剤、潤滑剤、着色剤、結合剤、水質軟化剤、水性溶剤、油性溶剤、希釈剤、安定剤、吸収遅延剤、崩壊剤、乳化剤、接着剤、吸湿性剤、脱ガム剤又は沈着剤、免疫調整剤、殺菌剤及びその組合せからなる群から選ばれる食品添加物を含む。
本開示内容の各方面を、下記のように詳しく述べ、添付図面に合わせて読むと、最も好ましく理解できる。注意すべきなのは、業界の基準慣例によると、各特徴は比例して描かれていない。実際的に、明確に検討するために、各特徴のサイズを任意に増加又は減少してもよい。
本開示のいくつかの実施形態によるカプセル構造を示す平面図である。 本開示のいくつかの実施形態によるカプセル構造が分解された斜視図である。 本開示のいくつかの実施形態によるカプセル構造におけるミクロソームを示す斜視断面図である。
本開示内容の記述をより詳細化して、充実させるためには、以下、本考案の実施態様と具体的な実施例について、説明的な描述を提出するが、これは本考案の具体的な実施例を実施又は運用する唯一の形式ではない。下記で開示する各実施例、有益な場合で互いに組み合わせ又は取り替わってもよいし、更なる記載又は説明をせずに、1つの実施例において他の実施例を加えてもよい。
本明細書に用いる「備える」、「含む」、「有する」及び類似用語については、それが記載される特徴、領域、整数、工程、操作、素子及び/又は部材を明らかにするが、その記述された又は別の1つ又は複数の他の特徴、領域、整数、工程、操作、素子、部材、及び/又はそれらの群は排除されない。
図1及び図2を同時に参照されたく、図1は、本開示のいくつかの実施形態によるカプセル構造を示す平面図である。図2は、本開示のいくつかの実施形態によるカプセル構造が分解された斜視図である。図面に示すように、いくつかの実施形態において、本開示は、有効成分を有し、カプセル110及び複数のミクロソーム120を含むカプセル構造100を提出する。カプセル110は、第1のカプセルシェル112及び第2のカプセルシェル114を有し、第1のカプセルシェル112及び第2のカプセルシェル114が相対嵌合して密閉される収容空間116を画定する。これらのミクロソーム120は、カプセル110の収容空間116に充填され、且つ大豆抽出物を含む。一実施形態において、本開示は、カプセル110及びミクロソーム120により大豆抽出物を保存して、外部環境による大豆抽出物の活性への影響を防ぎ、同時にその安定性を向上させる。
本開示のいくつかの実施形態において、大豆抽出物はナットウキナーゼを含む。一実施形態において、各個又は各枚の本開示のカプセル構造100において、含まれるナットウキナーゼの投与量は、約30ミリグラム〜約360ミリグラムの間にある。いくつかの実施例において、各個又は各枚の本開示のカプセル構造100において、ナットウキナーゼの投与量は、30ミリグラム、60ミリグラム、90ミリグラム、120ミリグラム、150ミリグラム、180ミリグラム、210ミリグラム、240ミリグラム、270ミリグラム、300ミリグラム、330ミリグラム、360ミリグラム又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。
本開示の実施形態において、ナットウキナーゼは、様々な一般名又は科学的名称を有し、例として、発酵大豆抽出物、ナットウ萃取物、ナットウ酵素、スブチリシン、セリンプロテアーゼ、又はプラスミンであるがこれらに限定されない。注意すべきなのは、本文において、いずれも「ナットウキナーゼ」という名称で統一的に書かれている。
本開示の実施形態において、ナットウキナーゼが粉末の形でミクロソーム120に覆われる場合、ナットウキナーゼの活性単位(FU)で測定すると、1グラムあたりのナットウキナーゼ粉末のナットウキナーゼの活性単位は、約10,000FU〜約100,000FUの間にある。いくつかの実施例において、1グラムあたりのナットウキナーゼ粉末におけるナットウキナーゼ活性単位は、10,000FU、20,000FU、30,000FU、40,000FU、50,000FU、60,000FU、70,000FU、80,000FU、90,000FU、100,000FU又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。ここに記載のナットウキナーゼの活性単位FUは、ナットウに含まれるナットウキナーゼの有効含有量を測定するための国際標準単位であり、特定の化学反応を触媒するナットウキナーゼの能力を指す。
本開示の実施形態において、ナットウキナーゼは、人体で長時間作用し、一般的に約8時間から12時間作用し、体内の血栓物質を穏やか且つ継続的に溶解し、体又は脳の血液の灌流を触媒し、体内の凝固系と抗凝固系のバランスを取る。ナットウキナーゼを摂取すると、心筋梗塞、高血圧、虚血性卒中、虚血性脳卒中等の心血管疾患及び脳血管疾患を効果的に予防でき、症状の前に予め摂取し又は症状の後に摂取してよい。
本開示のいくつかの実施形態において、カプセル110の第1のカプセルシェル112は、長さが約7.5ミリメートル〜約12ミリメートルの間にあり、直径が約5.3ミリメートル〜約8.7ミリメートルの間にあり、肉厚が約0.1ミリメートル〜約0.11ミリメートルの間にある。いくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の長さは、7.5ミリメートル、7.8ミリメートル、8.1ミリメートル、8.4ミリメートル、8.7ミリメートル、9.0ミリメートル、9.3ミリメートル、9.6ミリメートル、9.9ミリメートル、10.2ミリメートル、10.5ミリメートル、10.8ミリメートル、11.1ミリメートル、11.4ミリメートル、11.7ミリメートル、12ミリメートル又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。いくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の直径は、5.3ミリメートル、5.8ミリメートル、6.3ミリメートル、6.8ミリメートル、7.3ミリメートル、7.8ミリメートル、8.3ミリメートル、8.7ミリメートル又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。いくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の肉厚は、0.1ミリメートル、0.105ミリメートル、0.11ミリメートル又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。
本開示のいくつかの実施形態において、カプセル110の第2のカプセルシェル114は、長さが約12.4ミリメートル〜約20.2ミリメートルの間にあり、直径が約5.09ミリメートル〜約8.28ミリメートルの間にあり、肉厚が約0.088ミリメートル〜約0.105ミリメートルの間にある。いくつかの実施例において、第2のカプセルシェル114の長さは、12.4ミリメートル、13ミリメートル、13.6ミリメートル、14.2ミリメートル、14.8ミリメートル、15.4ミリメートル、16ミリメートル、16.6ミリメートル、17.2ミリメートル、17.8ミリメートル、18.4ミリメートル、19ミリメートル、19.6ミリメートル、20.2ミリメートル又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。いくつかの実施例において、第2のカプセルシェル114の直径は、5.09ミリメートル、5.8ミリメートル、6.4ミリメートル、7ミリメートル、7.6ミリメートル、8.2ミリメートル、8.28ミリメートル又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。いくつかの実施例において、第2のカプセルシェル114の肉厚は、0.088ミリメートル、0.102ミリメートル、0.105ミリメートル又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。
本開示のいくつかの実施形態において、カプセル110の長さは、約14.6ミリメートル〜約23.3ミリメートルにある。注意すべきなのは、ここでのカプセル110の長さとは、現在の数の第1のカプセルシェル112及び第2のカプセルシェル114が互いに係止、係合、圧接、接着又は嵌合の後の長さを指す。いくつかの実施例において、カプセル110の長さは、14.6ミリメートル、15ミリメートル、15.4ミリメートル、15.8ミリメートル、16.2ミリメートル、16.6ミリメートル、17ミリメートル、17.4ミリメートル、17.8ミリメートル、18.2ミリメートル、18.6ミリメートル、19ミリメートル、19.4ミリメートル、19.8ミリメートル、20.2ミリメートル、20.6ミリメートル、21ミリメートル、21.4ミリメートル、21.8ミリメートル、22.2ミリメートル、22.6ミリメートル、23ミリメートル、23.3ミリメートル又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。
本開示のいくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の長さが12ミリメートルであり、且つ直径が8.64ミリメートルである場合、第2のカプセルシェル114の長さが20ミリメートルであり、且つ直径が8.28ミリメートルであり、両者が圧接された後の長さは23.3ミリメートルである。本開示のいくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の長さが12ミリメートルであり、且つ直径が7.73ミリメートルである場合、第2のカプセルシェル114の長さが20ミリメートルであり、且つ直径が7.4ミリメートルであり、両者が圧接された後の長さは23.1ミリメートルである。本開示のいくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の長さが11.3ミリメートルであり、且つ直径が7.73ミリメートルである場合、第2のカプセルシェル114の長さが18.5ミリメートルであり、且つ直径が7.4ミリメートルであり、両者が圧接された後の長さは21.5ミリメートルである。本開示のいくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の長さが10ミリメートルであり、且つ直径が6.97ミリメートルである場合、第2のカプセルシェル114の長さが16.7ミリメートルであり、且つ直径が6.69ミリメートルであり、両者が圧接された後の長さは19.3ミリメートルである。本開示のいくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の長さが9.2ミリメートルであり、且つ直径が6.41ミリメートルである場合、第2のカプセルシェル114の長さが15.2ミリメートルであり、且つ直径が6.12ミリメートルであり、両者が圧接された後の長さは17.8ミリメートルである。本開示のいくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の長さが8.2ミリメートルであり、且つ直径が5.89ミリメートルである場合、第2のカプセルシェル114の長さが13.7ミリメートルであり、且つ直径が5.59ミリメートルであり、両者が圧接された後の長さは15.9ミリメートルである。本開示のいくつかの実施例において、第1のカプセルシェル112の長さが7.5ミリメートルであり、且つ直径が5.38ミリメートルである場合、第2のカプセルシェル114の長さが12.4ミリメートルであり、且つ直径が5.09ミリメートルであり、両者が圧接された後の長さは14.6ミリメートルである。
本開示のいくつかの実施形態において、カプセル110の主要成分は、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(Hydroxypropyl Methyl Cellulose;HPMC)、水、カラギーナン(carrageenan)、塩化カリウム、二酸化チタン、食品着色料、又はその組合せを含む。カプセル110の賦形剤は、ビーズワックス、ステアリン酸カルシウム、カルボキシメチルセルロース、タピオカ澱粉、セルロース、高発散デキストリン、ココナッツ殻核油、ココナッツ油、トウモロコシ油、トウモロコシ澱粉、シクロデキストリン、ポリデキストロース、デキストリン、無水重炭酸カルシウム、重炭酸カルシウム二水和物、エタノール、魚油、ゼラチン、グルコース、グリセリン、グリセリン脂肪酸エステル、グリーンバナナ澱粉、難消化性マルトデキストリン、ラクトース、ステアリン酸マグネシウム、マルトデキストリン、マルトース、マンニトール、中鎖トリグリセリド、微結晶性セルロース、オリゴ糖、オリーブオイル、パーム油、ポリエチレングリコール、ジャガイモ澱粉、ゴマ油、ケイ化微結晶セルロース、大豆レシチン、大豆油、大豆リン脂質、ステアリン酸、スクロース、ヒマワリ油、ヒマワリ種子油、小麦澱粉、又はその組合せを含む。
次に、図3を参照されたく、図3は、本開示のいくつかの実施形態によるカプセル構造におけるミクロソームを示す斜視断面図である。本開示のいくつかの実施形態において、各ミクロソーム120は、コア122、クラッド124及び保護層126を内から外へ順に含む。コア122は、上記の大豆抽出物を含む。クラッド124は、コア122の外に覆われる。保護層126は、前記クラッド124を覆い、且つフィルム状構造であり、コア122内の成分の安定性を向上させることに用いられる。ミクロソーム120により、その中の大豆抽出物の湿気による劣化を防ぎ、大豆抽出物の保存期間を延ばすことができる。
本開示の実施形態において、各ミクロソーム120の粒径は、約50ナノメートル〜約1マイクロメートルにある。いくつかの実施例において、各ミクロソーム120の粒径は、50ナノメートル、100ナノメートル、150ナノメートル、200ナノメートル、250ナノメートル、300ナノメートル、350ナノメートル、400ナノメートル、450ナノメートル、500ナノメートル、600ナノメートル、700ナノメートル、800ナノメートル、900ナノメートル、1マイクロメートル又はこれらの値における任意の両者の間の任意の値であってよい。
本開示の実施形態において、コア122は、粉末、顆粒又は液体の形態であり、コア122の成分は、大豆抽出物を含む。いくつかの実施例において、大豆抽出物は主にナットウキナーゼであり、血管の管腔から老廃物を除去し、心血管機能を改善する効果を有する。
本開示の実施形態において、クラッド124の成分は、水溶性食用ガム、高発散デキストリン、シクロデキストリン、マルトデキストリン、難消化性デキストリン、セルロース又はセルロース誘導体、乳タンパク質、又はその組合せを含む。
本開示の実施形態において、保護層126の成分は、キトサン、セルロース、セルロース誘導体、海藻抽出物、プロポリス抽出物、澱粉、澱粉誘導体、又はその組合せを含む。
本開示の実施形態において、ミクロソーム120は、酢酸フタル酸セルロース(cellulose acetate phthalate;CAP)、酢酸コハク酸セルロース(cellulose acetate succinate;CAS)、酢酸セルローストリメリテート(cellulose acetate trimellitate;CAT)、エチルセルロース(ethylcellulose、EC)、カルボキシメチルセルロースナトリウム(sodium carboxymethyl cellulose;CMC)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(hydroxypropyl methylcellulose;HPMC)、ポリアクリルアミド(polyacrylamides;PAM)、ポリカプロラクトン(polycaprolactone;PCL)、ポリエチレングリコール(polyethylene glycol;PEG)、ポリエチレンイミン(polyethylenimine;PEI)、ポリグリセロール(polyglycerols;PG)、ポリ乳酸(polylactic acid;PLA)、ポリ乳酸グリコール酸(polylactic glycolic acid;PLGA)、ポリメタクリレート(polymethacrylates;PMA)、ポリソルベート(polysorbate;PS)、ポリビニルアセテートフタレート(polyvinyl acetate phthalate;PVAP)、アルギン酸塩、キトサン、ヒアルロン酸、ポロキサマー(poloxamer)、シェラック、シリコン、ゼイン、又はその組合せを含む主成分を更に有する。
本開示の実施形態において、ミクロソーム120は、カルシウム、コーンスターチ、ゲニピン(genipin)、イミダゾール(1,3−ジアゾール;imidazole)、マグネシウム、オレイン酸、ステアリン酸、ショ糖、トリポリリン酸、酸化亜鉛、又はその組合せを含む補助成分を更に有する。
本開示の実施形態において、各ミクロソーム120は、防湿剤、調味料、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、浸透剤、潤滑剤、着色剤、結合剤、水質軟化剤、水性溶剤、油性溶剤、希釈剤、安定剤、吸収遅延剤、崩壊剤、乳化剤、接着剤、吸湿性剤、脱ガム剤又は沈着剤、免疫調整剤、殺菌剤及びその組合せからなる群から選ばれる食品添加物を含む。
上記の「食品添加物」は、食品に対する着色、調味、防腐、漂白、乳化、香味料の添加、品質の安定化、発酵の促進、一貫性の向上、栄養の強化、酸化の防止又は他の必要な目的のために、食品に添加・接触させる単一物質又は複合物質である。
要するに、カプセル構造100におけるカプセル110及びミクロソーム120により、ナットウキナーゼは保護されて、長期保存製剤として使用されることができる。本開示により、ナットウキナーゼの特性を有効に活用して、血液の循環を改善し、血液の流れをよくし、血管内に堆積している血栓をやさしく溶かし、血圧を下げることができる。更に、本開示により、心筋梗塞、虚血性卒中、虚血性脳卒中、高血圧などの心血管疾患や脳血管疾患に対しても効果的に予防、治療、回復を促進することができる。
上記は、複数の実施例の特徴的な構造を概述したが、当業者が本考案の態様をよりよく理解できるようにする。当業者が了解すべきなのは、本文に説明された実施例の同じ目的を実施すること及び/又は同じメリットを実現するために、本考案をその他のプロセス及び構造を設計したり修正したりする基礎として容易に使用することができることである。当業者が更に了解すべきなのは、本考案の様々な実施形態が前述の通りに開示されたが、本考案を限定するものではなく、当該の技術分野における通常の知識を有する者が、本考案の精神と領域から逸脱しない限り、多様の変更や修飾を加えることができ、従って、本考案の保護範囲は、後の実用新案登録請求の範囲で指定した内容を基準とするものである。
100:カプセル構造
110:カプセル
112:第1のカプセルシェル
114:第2のカプセルシェル
116:収容空間
120:ミクロソーム
122:コア
124:クラッド
126:保護層

Claims (11)

  1. 第1のカプセルシェル及び第2のカプセルシェルを有し、前記第1のカプセルシェル及び前記第2のカプセルシェルが相対嵌合して密閉される収容空間を画定するカプセルと、
    前記カプセルの前記収容空間に充填され、大豆抽出物を含む複数のミクロソームと、
    を備える有効成分を有するカプセル構造。
  2. 前記大豆抽出物はナットウキナーゼを含む請求項1に記載のカプセル構造。
  3. 前記カプセルの前記第1のカプセルシェルの長さは、約7.5ミリメートル〜約12ミリメートルにある請求項1に記載のカプセル構造。
  4. 前記カプセルの前記第2のカプセルシェルの長さは、約12.4ミリメートル〜約20.2ミリメートルにある請求項1に記載のカプセル構造。
  5. 前記カプセルの長さは、約14.6ミリメートル〜約23.3ミリメートルにある請求項1に記載のカプセル構造。
  6. 前記カプセルの成分は、ビーズワックス、ゼラチン、セルロース又はセルロース誘導体、澱粉又は澱粉誘導体、高発散デキストリン、シクロデキストリン、マルトデキストリン、難消化性デキストリン、グリセリン又はグリセリン誘導体、又はその組合せを含む請求項1に記載のカプセル構造。
  7. 各前記ミクロソームは、
    前記大豆抽出物を含むコアと、
    前記コアの外に覆われるクラッドと、
    前記クラッドの外に覆われ、フィルム状構造であり、前記コア内の成分の安定性を向上させる保護層と、
    を内から外へ順に含む請求項1に記載のカプセル構造。
  8. 前記クラッドの成分は、水溶性食用ガム、高発散デキストリン、シクロデキストリン、マルトデキストリン、難消化性デキストリン、セルロース、セルロース誘導体、乳タンパク質、又はその組合せを含む請求項7に記載のカプセル構造。
  9. 前記保護層の成分は、キトサン、セルロース、セルロース誘導体、海藻抽出物、プロポリス抽出物、澱粉、澱粉誘導体、又はその組合せを含む請求項7に記載のカプセル構造。
  10. 各前記ミクロソームの粒径は、約50ナノメートル〜約1マイクロメートルにある請求項1に記載のカプセル構造。
  11. 各前記ミクロソームは、防湿剤、調味料、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、浸透剤、潤滑剤、着色剤、結合剤、水性溶剤、油性溶剤、希釈剤、安定剤、吸収遅延剤、崩壊剤、乳化剤、接着剤、吸湿性剤、免疫調節剤、殺菌剤及びその組合せからなる群から選ばれる食品添加物を備える請求項1に記載のカプセル構造。
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