JP3232755B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP3232755B2
JP3232755B2 JP06505393A JP6505393A JP3232755B2 JP 3232755 B2 JP3232755 B2 JP 3232755B2 JP 06505393 A JP06505393 A JP 06505393A JP 6505393 A JP6505393 A JP 6505393A JP 3232755 B2 JP3232755 B2 JP 3232755B2
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哲也 隅田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房運転可能な空気調
和装置に関し、特に、熱源側ファンの風量制御に係るも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、空気調和装置には、実
公昭52−39238号公報に開示されているように、
圧縮機と、四路切換弁と、室外ファンを有する室外熱交
換器と、冷房用電動膨脹弁と、暖房用電動膨脹弁と、室
内ファンを有する室内熱交換器とが順に可逆運転可能に
接続されて冷媒循環回路が形成されるものがある。
【0003】そして、外気温度を検出し、冷房運転サイ
クル時に外気温度が上昇すると、室外ファンの風量を高
速回転させる一方、暖房運転サイクル時に外気温度が上
昇すると、室外ファンの風量を低速回転させて、高圧冷
媒圧力の上昇を防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した空気調和装置
において、室外ファンの風量を外気温度のみで制御して
おり、低圧冷媒の圧力状態を何ら考慮していないので、
圧縮機の信頼性が低いという問題があった。
【0005】つまり、例えば、暖房運転サイクル時にお
いて、外気温度が高い場合、高圧冷媒圧力が高いので、
サンプリングタイム毎に順次室外ファンの風量を低下さ
せることになる。これでは、高圧冷媒圧力の上昇を防止
することはできるものゝ、室外ファンの風量が必要以上
に低下し、低圧冷媒圧力が低下し過ぎることになり、圧
縮機が湿り運転を行う場合が生じ、該圧縮機の負荷が逆
に大きくなり、信頼性が低下することになるという問題
があった。
【0006】本発明は、斯かる点に鑑みてなされたもの
で、熱源側ファンの風量を必要以上に低下させないよう
にして、圧縮機の信頼性を向上させることを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明が講じた手段は、暖房運転サイクル時の蒸
発圧力相当飽和温度と考慮して熱源側ファンの風量を制
御するようにしたものである。
【0008】具体的に、図1に示すように、請求項1に
係る発明が講じた手段は、先ず、圧縮機(21)と、熱源側
ファン(26)を備えた熱源側熱交換器(23)と、膨脹機構(2
5)と、利用側熱交換器(31)とが順に接続されて暖房運転
可能な冷媒循環回路(1)が設けられている。そして、上
記熱源側ファン(26)の風量を複数段に切換えて該風量を
調節する風量調節手段(72)と、上記熱源側熱交換器(23)
における蒸発圧力相当飽和温度を検出する蒸発温度検出
手段(Thc)と、上記冷媒循環回路(1)における凝縮温度相
当飽和圧力を検出する高圧検出手段(HPS2)とが設けられ
ている。更に、該高圧検出手段(HPS2)の圧力信号を取込
み、検出圧力が設定圧力以上であると高圧信号を、検出
圧力が設定圧力より低いと低圧信号をそれぞれ所定時間
毎に出力する圧力判別手段(73)が設けられている。加え
て、上記蒸発温度検出手段(Thc)の温度信号を取込み、
圧力判別手段(73)が高圧信号を出力する毎に、蒸発圧力
相当飽和温度に対応した低風量になるように熱源側ファ
ン(26)の風量を順次低下させる低下信号を上記風量調節
手段(72)に出力すると共に、圧力判別手段(73)が低圧信
号を出力する毎に、蒸発圧力相当飽和温度に対応した高
風量になるように熱源側ファン(26)の風量を順次増大さ
せる増大信号を上記風量調節手段(72)に出力する風量制
御手段(75)が設けられている。
【0009】また、請求項2に係る発明が講じた手段
は、先ず、圧縮機(21)と、熱源側ファン(26)を備えた熱
源側熱交換器(23)と、膨脹機構(25)と、利用側熱交換器
(31)とが順に接続されて暖房運転可能な冷媒循環回路
(1)が設けられている。そして、上記熱源側ファン(26)
の風量を複数段に切換えて該風量を調節する風量調節手
段(72)と、上記熱源側熱交換器(23)における蒸発圧力相
当飽和温度を検出する蒸発温度検出手段(Thc)と、上記
冷媒循環回路(1)における凝縮温度相当飽和圧力を検出
する高圧検出手段(HPS2)と、外気温度を検出する外気温
検出手段(Tha)と、上記高圧検出手段(HPS2)の圧力信号
を取込み、検出圧力が設定圧力以上であると高圧信号
を、検出圧力が設定圧力より低いと低圧信号をそれぞれ
所定時間毎に出力する圧力判別手段(73)と、上記外気温
検出手段(Tha)の温度信号を取込み、検出外気温度が設
定温度以上であると高温信号を、検出外気温度が設定温
度より低いと低温信号をそれぞれ所定時間毎に出力する
外気温判別手段(74)とが設けられている。そして、上記
蒸発温度検出手段(Thc)の温度信号を取込み、圧力判別
手段(73)が高圧信号を出力する毎に、外気温判別手段(7
4)の高温信号及び低温信号に基づく蒸発圧力相当飽和温
度に対応した低風量になるように熱源側ファン(26)の風
量を順次低下させる低下信号を上記風量調節手段(72)に
出力すると共に、圧力判別手段(73)が低圧信号を出力す
る毎に、外気温判別手段(74)の高温信号及び低温信号に
基づく蒸発圧力相当飽和温度に対応した高風量になるよ
うに熱源側ファン(26)の風量を順次増大させる増大信号
を上記風量調節手段(72)に出力する風量制御手段(75)が
設けられている
【0010】また、請求項3に係る発明が講じた手段
は、先ず、圧縮機(21)と、熱源側ファン(26)を備えた熱
源側熱交換器(23)と、膨脹機構(25)と、利用側熱交換器
(31)とが順に接続されて暖房運転可能な冷媒循環回路
(1)と、上記熱源側ファン(26)の風量を複数段に切換え
て該風量を調節する風量調節手段(72)とが設けられてい
る。そして、上記冷媒循環回路(1)における凝縮温度相
当飽和圧力を検出する高圧検出手段(HPS2)と、該高圧検
出手段(HPS2)の圧力信号をサンプリングタイム毎に取込
み、検出圧力が設定圧力以上であると熱源側ファン(26)
の風量を低下させる低下信号を、検出圧力が設定圧力よ
り低いと熱源側ファン(26)の風量を増大させる増大信号
をそれぞれ上記風量調節手段(72)に出力する風量制御手
段(76)と、該風量制御手段(76)が低下信号及び増大信号
を出力すると、該低下信号及び増大信号に対応した待機
時間が経過するまで、上記風量制御手段(76)の出力を停
止させる風量保持手段(77)とが設けられている
【0011】
【作用】上記の構成により、請求項1に係る発明では、
先ず、暖房運転時において、圧縮機(21)より吐出した高
圧の冷媒は、利用側熱交換器(31)で凝縮して液化し、こ
の液冷媒は、電動膨脹弁(25)で減圧し、その後、熱源側
熱交換器(23)で蒸発して圧縮機(21)に戻る循環となる。
【0012】そして、この暖房運転時において、蒸発温
度検出手段(Thc)が熱源側熱交換器(23)における蒸発圧
力相当飽和温度、つまり、蒸発温度を検出すると共に、
圧検出手段(HPS2)が凝縮温度相当飽和圧力、つまり、
高圧冷媒圧力を検出している。また、請求項2に係る発
明では、高圧冷媒圧力を検出すると共に、外気温検出手
段(Tha)が外気温度を検出している。
【0013】更に、圧力判別手段(73)が、上記高圧検出
手段(HPS2)の圧力信号を取込み、検出圧力が設定圧力以
上であると高圧信号を、検出圧力が設定圧力より低いと
低圧信号をそれぞれ所定時間毎に出力する。そして、風
量制御手段(75)は、上記蒸発温度検出手段(Thc)の温度
信号を取込み、圧力判別手段(73)が高圧信号を出力する
毎に、蒸発温度に対応した低風量になるように熱源側フ
ァン(26)の風量を順次低下させる低下信号を上記風量調
節手段(72)に出力すると共に、圧力判別手段(73)が低圧
信号を出力する毎に、蒸発温度に対応した高風量になる
ように熱源側ファン(26)の風量を順次増大させる増大信
号を上記風量調節手段(72)に出力する。この結果、熱源
側ファン(26)の風量が低下し過ぎることなく、高圧冷媒
圧力の上昇を防止する。
【0014】また、請求項2の発明では、上記外気温検
出手段(Tha)の温度信号を取込み、検出外気温度が設定
温度以上であると高温信号を、検出外気温度が設定温度
より低いと低温信号をそれぞれ所定時間毎に出力する。
そして、風量制御手段(75)は、上記蒸発温度検出手段(T
hc)の温度信号を取込み、圧力判別手段(73)が高圧信号
を出力する毎に、外気温判別手段(74)の高温信号及び低
温信号に基づく蒸発温度に対応した低風量になるように
熱源側ファン(26)の風量を順次低下させる低下信号を上
記風量調節手段(72)に出力すると共に、圧力判別手段(7
3)が低圧信号を出力する毎に、外気温判別手段(74)の高
温信号及び低温信号に基づく蒸発温度に対応した高風量
になるように熱源側ファン(26)の風量を順次増大させる
増大信号を上記風量調節手段(72)に出力し、高圧冷媒圧
力の上昇を防止する。
【0015】また、請求項3に係る発明では、暖房運転
時において、風量制御手段(76)は、高圧検出手段(HPS2)
の圧力信号をサンプリングタイム毎に取込み、検出圧力
が設定圧力以上であると熱源側ファン(26)の風量を低下
させる低下信号を、検出圧力が設定圧力より低いと熱源
側ファン(26)の風量を増大させる増大信号をそれぞれ上
記風量調節手段(72)に出力する。そして、該風量制御手
段(76)が低下信号及び増大信号を出力すると、風量保持
手段(77)は、該低下信号及び増大信号に対応した待機時
間が経過するまで、上記風量制御手段(76)の出力を停止
させることになる。この結果、熱源側ファン(26)の風量
の低下し過ぎを防止すると共に、風量変化のハンチング
が防止される。
【0016】
【発明の効果】従って、請求項1の発明によれば、外気
温度又は凝縮圧力相当飽和圧力が所定値より大きくなる
と、熱源側ファン(26)の風量を蒸発圧力相当飽和温度に
対応した低風量にするので、高圧冷媒圧力の上昇を防止
することができると同時に、低圧冷媒圧力が低下し過ぎ
ることがなく、熱源側熱交換器(23)の凍結を防止するこ
とができると共に、圧縮機の湿り運転を防止することが
できる。この結果、該圧縮機の過負荷を防止することが
できることから、信頼性の向上を図ることができる。
【0017】また、請求項2の発明によれば、凝縮圧力
相当飽和圧力が所定値になると、外気温度に基づく蒸発
圧力相当飽和温度に対応した低風量に熱源側ファン(26)
を設定するので、より確実に低圧冷媒圧力が低下し過ぎ
ることを防止することができ、圧縮機の信頼性をより向
上させることができる。
【0018】また、請求項3の発明によれば、熱源側フ
ァン(26)の風量が変化すると、所定時間風量が変化しな
いようにしたので、風量が急激に低下しないので、低圧
冷媒圧力が低下し過ぎることを防止することができる。
更に、風量変化のハンチングを防止することができるこ
とから、快適性の向上を図ることができると共に、圧縮
機の負荷変動を抑制することができ、信頼性の向上を図
ることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0020】図2は、請求項2に係る発明の空気調和装
置における冷媒配管系統を示し、(1)は、冷媒循環回路
であって、一台の室外ユニット(2)に対して一台の室内
ユニット(3)が接続された所謂セパレートタイプに構成
されている。
【0021】上記室外ユニット(2)には、インバータに
より運転周波数を可変に調節されるスクロールタイプの
圧縮機(21)と、冷房運転時には図中実線のごとく、暖房
運転時には図中破線のごとく切換わる四路切換弁(22)
と、冷房運転時に凝縮器として、暖房運転時に蒸発器と
して機能する熱源側熱交換器である室外熱交換器(23)
と、該室外熱交換器(23)の補助熱交換器(24)と、冷媒を
減圧するための膨脹機構である電動膨脹弁(25)と、冷媒
調節器(4)とが配置されると共に、上記室外熱交換器(2
3)の近傍に熱源側ファンである室外ファン(26)が配置さ
れている。一方また、上記室内ユニット(3)には、冷房
運転時に蒸発器として、暖房運転時に凝縮器として機能
する利用側熱交換器である室内熱交換器(31)が配置され
ると共に、上記室内熱交換器(31)の近傍に室内ファン(3
2)が配置されている。
【0022】そして、上記圧縮機(21)と四路切換弁(22)
と室外熱交換器(23)と補助熱交換器(24)と電動膨脹弁(2
5)と冷媒調節器(4)と室内熱交換器(31)とが順に冷媒配
管(11)によって接続され、上記冷媒循環回路(1)は、冷
媒の循環により熱移動を生ぜしめるように冷房運転サイ
クルと暖房運転サイクルとに可逆運転可能な閉回路に構
成されている。
【0023】また、上記冷媒循環回路(1)は、上記電動
膨脹弁(25)を冷媒が双方向に流れるように配置して構成
され、、つまり、電動膨脹弁(25)は、冷房運転サイクル
と暖房運転サイクルとで冷媒が異なる方向に流れて減圧
するように構成されている(図2の実線は冷房、破線は
暖房参照)。更に、上記冷媒循環回路(1)は、アキュム
レータを備えていないチャージレス回路に構成され、上
記室内熱交換器(31)の一端、具体的に、冷房運転サイク
ル時における冷媒の出口側で、暖房運転サイクル時にお
ける冷媒の入口側が四路切換弁(22)を介して直接に圧縮
機(21)に接続されている。
【0024】一方、上記冷媒調節器(4)は、冷房運転サ
イクル時に低圧液ラインとなり、暖房運転サイクル時に
高圧液ラインとなる冷媒配管(11)に介設され、液冷媒の
貯溜可能に形成されている。そして、該冷媒調節器(4)
は、冷房運転サイクル時に冷媒循環量を調節すると共
に、暖房運転サイクル時に余剰冷媒を貯溜するように構
成されている。
【0025】尚、図2において、(F1〜F3)は、冷媒中の
塵埃を除去するためのフィルタ、(ER)は、圧縮機(21)の
運転音を低減させるための消音器である。
【0026】更に、上記空気調和装置にはセンサ類が設
けられており、上記圧縮機(21)の吐出管には、吐出管温
度Tdを検出する吐出管センサ(Thd)が配置され、上記室
外ユニット(2)の空気吸込口には、外気温度である室外
空気温度Taを検出する外気温検出手段である外気温セン
サ(Tha)が配置され、上記室外熱交換器(23)には、冷房
運転時に凝縮温度となり、暖房運転時に蒸発温度(蒸発
圧力相当飽和温度)となる室外熱交温度Tcを検出する蒸
発温度検出手段である室外熱交センサ(Thc)が配置さ
れ、上記室内ユニット(3)の空気吸込口には、室内温度
である室内空気温度Trを検出する室温センサ(Thr)が配
置され、上記室内熱交換器(31)には、冷房運転時に蒸発
温度となり、暖房運転時に凝縮温度となる室内熱交温度
Teを検出する室内熱交センサ(The)が配置されている。
更に、上記圧縮機(21)の吐出管には、高圧冷媒圧力HPを
検出して、該高圧冷媒圧力HPの過上昇によりオンとなっ
て高圧保護信号を出力する高圧保護圧力スイッチ(HPS1)
と、上記高圧冷媒圧力HP(凝縮温度相当飽和圧力)を検
出して、該高圧冷媒圧力HPが所定値になるとオン信号を
出力する高圧検出手段である高圧制御圧力スイッチ(HPS
2)とが配置され、上記圧縮機(21)の吸込管には、低圧冷
媒圧力を検出して、該低圧冷媒圧力の過低下によりオン
となって低圧保護信号を出力する低圧保護圧力スイッチ
(LPS1)が配置されている。
【0027】そして、上記各センサ(Thd,〜,The)及び各
スイッチ(HPS1,HPS2,LPS1)の出力信号は、コントローラ
(7)に入力されており、該コントローラ(7)は、入力信号
に基づいて空調運転を制御するように構成され、圧縮機
(21)の容量制御手段(71)と、風量調節手段(72)と、圧力
判別手段(73)と、外気温判別手段(74)と、風量制御手段
(75)とが設けられている。
【0028】そして、該容量制御手段(71)は、インバー
タの運転周波数を零から最大周波数まで20ステップN
に区分すると共に、例えば、室外熱交センサ(Thc)が検
出する凝縮温度又は蒸発温度より最適な冷凍効果を与え
る吐出管温度Tdの最適値Tkを算出し、該吐出管温度Tdが
最適値Tkになるように周波数ステップNを設定して圧縮
機(21)の容量を制御し、所謂吐出管温度制御に構成され
ている。
【0029】また、上記風量調節手段(72)は、室外ファ
ン(26)の風量を複数段、例えば、最高風量のHHからH
及びLの低風量とOFFの停止状態との4段階に切換え
て風量を調節する。
【0030】また、上記圧力判別手段(73)は、高圧制御
圧力スイッチ(HPS2)の圧力信号を取込み、検出圧力が設
定圧力(例えば、24Kg/cm2)以上であると高圧信号
を、検出圧力が設定圧力(例えば、24Kg/cm2)より
低いと低圧信号をそれぞれ所定時間毎に出力す。
【0031】また、上記外気温判別手段(74)は、外気温
センサ(Tha)の温度信号を取込み、検出外気温度が設定
温度(例えば、15℃又は2℃)以上であると高温信号
を、検出外気温度が設定温度(例えば、15℃又は2
℃)より低いと低温信号をそれぞれ所定時間毎に出力す
る。
【0032】また、上記風量制御手段(75)は、室外熱交
センサ(Thc)の温度信号を取込み、圧力判別手段(73)が
高圧信号を出力する毎に、外気温判別手段(74)の高温信
号及び低温信号に基づく室外熱交温度Tcに対応した低風
量になるように室外ファン(26)の風量を順次低下させる
低下信号を上記風量調節手段(72)に出力すると共に、上
記圧力判別手段(73)が低圧信号を出力する毎に、外気温
判別手段(74)の高温信号及び低温信号に基づく室外熱交
温度Tcに対応した高風量になるように室外ファン(26)の
風量を順次増大させる増大信号を上記風量調節手段(72)
に出力する。
【0033】次に、上述した空気調和装置の冷暖房運転
動作について説明する。
【0034】先ず、上記冷媒循環回路(1)において、冷
房運転サイクル時には、圧縮機(21)より吐出した高圧の
冷媒は、室外熱交換器(23)で凝縮して液化し、この液冷
媒は、電動膨脹弁(25)で減圧された後、冷媒調節器(4)
に流入し、その後、室内熱交換器(31)で蒸発して圧縮機
(21)に戻る循環となる。一方、暖房運転サイクル時に
は、圧縮機(21)より吐出した高圧の冷媒は、室内熱交換
器(31)で凝縮して液化し、この液冷媒は、冷媒調節器
(4)に流入した後、電動膨脹弁(25)で減圧し、その後、
室外熱交換器(23)で蒸発して圧縮機(21)に戻る循環とな
る。
【0035】この各運転サイクル時において、容量制御
手段(71)は、上記室外熱交センサ(Thc)が検出する凝縮
温度又は蒸発温度より最適な冷凍効果を与える吐出管温
度Tdの最適値Tkを算出し、該吐出管温度Tdが最適値Tkに
なるように周波数ステップNを設定して圧縮機(21)の容
量を制御し、室内負荷に対応した空調運転を行ってい
る。
【0036】次に、上記暖房運転サイクル時における室
外ファン(26)の風量制御について、図3及び図4に基づ
き説明する。
【0037】先ず、室外ファン(26)の制御がスタートす
ると、ステップST1において、風量制御手段(75)は、圧
力判別手段(73)が高圧制御圧力スイッチ(HPS2)のオン信
号に基づき高圧信号を出力したか否かを判別し、高圧信
号を出力すると、判定がイエスとなってステップST2に
移り、外気温判別手段(74)が外気温センサ(Tha)の温度
信号に基づき高温信号を出力したか否かを判別する。
【0038】そして、該外気温判別手段(74)は、外気温
度Taが15℃以上であると、高温信号を出力するので、
ステップST2からステップST3に移り、また、外気温度
Taが15℃未満であると、低温信号を出力するので、ス
テップST2からステップST4に移ることになる。
【0039】その後、上記ステップST3において、室外
熱交センサ(Thc)の温度信号を受けて蒸発温度である室
外熱交温度Tcが5℃以上か否かを判別し、5℃未満であ
ると、ステップST3からステップST5に移り、また、5
℃以上であると、ステップST3からステップST6に移る
ことになる。
【0040】続いて、該ステップST5において、風量制
御手段(75)は、風量の低下信号を出力し、この低下信号
を風量調節手段(72)が受け、該風量調節手段(72)は、室
外ファン(26)が現在最高風量のHHであれば、中風量の
Hに、また、現在中風量のHであれば、低風量のLに設
定してリターンすることになる。また、上記ステップST
6において、風量制御手段(75)は、風量の低下信号を出
力し、この低下信号を風量調節手段(72)が受け、該風量
調節手段(72)は、室外ファン(26)が現在最高風量のHH
であれば、中風量のHに、また、現在中風量のHであれ
ば、低風量のLに、また、現在中風量のLであれば、停
止のOFFに設定してリターンすることになる。
【0041】一方、上記ステップST4において、室外熱
交センサ(Thc)の温度信号を受けて蒸発温度である室外
熱交温度Tcが0℃以上か否かを判別し、0℃未満である
と、ステップST4からステップST7に移り、また、0℃
以上であると、ステップST4からステップST8に移るこ
とになる。
【0042】続いて、該ステップST7において、風量制
御手段(75)は、風量の低下信号を出力し、この低下信号
を風量調節手段(72)が受け、該風量調節手段(72)は、室
外ファン(26)が現在最高風量のHHであれば、中風量の
Hに設定してリターンすることになる。また、上記ステ
ップST8において、風量制御手段(75)は、風量の低下信
号を出力し、この低下信号を風量調節手段(72)が受け、
該風量調節手段(72)は、室外ファン(26)が現在最高風量
のHHであれば、中風量のHに、また、現在中風量のH
であれば、低風量のLに設定してリターンすることにな
る。
【0043】つまり、例えば、上記ステップST6におい
ては、室外熱交温度Tcが5℃以上であるので、室外ファ
ン(26)を停止状態にしても凍結等が生じないので、風量
を順次停止状態にまで低下させることになり、各室外熱
交温度Tcの温度状態おいて低下させる最低風量を設定し
ている。
【0044】また一方、上記ステップST1において、風
量制御手段(75)は、圧力判別手段(73)が低圧信号を出力
すると、判定がノーとなってステップST9に移り、外気
温判別手段(74)が外気温センサ(Tha)の温度信号に基づ
き高温信号を出力したか否かを判別する。
【0045】そして、該外気温判別手段(74)は、外気温
度Taが2℃以上であると、高温信号を出力するので、ス
テップST9からステップST10に移り、また、外気温度Ta
が2℃未満であると、低温信号を出力するので、ステッ
プST9からステップST11に移ることになる。
【0046】その後、上記ステップST10において、室外
熱交センサ(Thc)の温度信号を受けて蒸発温度である室
外熱交温度Tcが−5℃以上か否かを判別し、−5℃未満
であると、ステップST10からステップST12に移り、ま
た、−5℃以上であると、ステップST10からステップST
13に移ることになる。
【0047】続いて、該ステップST12において、風量制
御手段(75)は、風量の増大信号を出力し、この増大信号
を風量調節手段(72)が受け、該風量調節手段(72)は、室
外ファン(26)が現在停止状態のOFFであれば、低風量
のLに、また、現在低風量のLであれば、中風量のHに
設定してリターンすることになる。また、上記ステップ
ST13において、風量制御手段(75)は、風量の増大信号を
出力し、この増大信号を風量調節手段(72)が受け、該風
量調節手段(72)は、室外ファン(26)が現在停止状態のO
FFであれば、低風量のLに設定してリターンすること
になる。
【0048】一方、上記ステップST11において、室外熱
交センサ(Thc)の温度信号を受けて蒸発温度である室外
熱交温度Tcが−10℃以上か否かを判別し、−10℃未
満であると、ステップST11からステップST14に移り、ま
た、−10℃以上であると、ステップST11からステップ
ST15に移ることになる。
【0049】続いて、該ステップST14において、風量制
御手段(75)は、風量の増大信号を出力し、この増大信号
を風量調節手段(72)が受け、該風量調節手段(72)は、室
外ファン(26)が現在停止状態のOFFであれば、低風量
のLに、また、現在低風量のLであれば、中風量のH
に、また、現在中風量のHであれば、最高風量のHHに
設定してリターンすることになる。また、上記ステップ
ST15において、風量制御手段(75)は、風量の増大信号を
出力し、この増大信号を風量調節手段(72)が受け、該風
量調節手段(72)は、室外ファン(26)が現在停止状態のO
FFであれば、低風量のL、また、現在低風量のLであ
れば、中風量のHにに設定してリターンすることにな
る。
【0050】つまり、各室外熱交温度Tcの温度状態にお
いて増大させる最高風量を設定している。
【0051】従って、本実施例によれば、外気温度Ta及
び高圧冷媒圧力HPが所定値より大きくなると、室外ファ
ン(26)の風量を室外熱交温度Tcに対応した低風量にする
ので、高圧冷媒圧力HPの上昇を防止することができると
同時に、低圧冷媒圧力が低下し過ぎることがなく、室外
熱交換器(23)の凍結を防止することができると共に、圧
縮機(21)の湿り運転を防止することができる。この結
果、該圧縮機(21)の過負荷を防止することができること
から、信頼性の向上を図ることができる。
【0052】特に、高圧冷媒圧力HPが所定値になると、
外気温度Taに基づく室外熱交温度Tcに対応した低風量に
室外ファン(26)を設定するので、より確実に低圧冷媒圧
力が低下し過ぎることを防止することができ、圧縮機(2
1)の信頼性をより向上させることができる。
【0053】また、図示しないが、請求項1に係る発明
の実施例として、上記高圧冷媒圧力HPと室外熱交温度Tc
とにより上記室外ファン(26)の風量を制御するようにし
てもよい。
【0054】つまり、外気温度Taでは室外ファン(26)の
風量を制御せず、高圧冷媒圧力HPが、例えば、24Kg/
cm2以上になると、図3における上記ステップST1から
ステップST3に移り、ステップST5及びステップST6の
低下制御を行う一方、高圧冷媒圧力HPが、例えば、24
Kg/cm2未満になると、図4におけるステップST1から
ステップST11に移り、ステップST14及びステップST15の
増大制御を行うことになる。
【0055】尚、本実施例では、外気温判別手段(74)は
設けられていない。
【0056】従って、本実施例においても、室外ファン
(26)の風量を室外熱交温度Tcに対応した低風量にするの
で、高圧冷媒圧力HPの上昇を防止することができると同
時に、室外熱交換器(23)の凍結を防止することができる
と共に、圧縮機(21)の湿り運転を防止することができ
る。この結果、該圧縮機(21)の過負荷を防止し、信頼性
の向上を図ることができる。
【0057】図5は、請求項3に係る発明の実施例を示
す制御フローであって、図2におけるコントローラ(7)
に1点鎖線で示すように、圧力判別手段(73)と外気温判
別手段(74)と風量制御手段(75)に代えて他の風量制御手
段(76)と風量保持手段(77)とを設けたものである。
【0058】該風量制御手段(76)は、高圧制御圧力スイ
ッチ(HPS2)の圧力信号をサンプリングタイム毎に取込
み、検出圧力が設定圧力(例えば、24Kg/cm2)以上
であると室外ファン(26)の風量を低下させる低下信号
を、検出圧力が設定圧力(例えば、24Kg/cm2)より
低いと室外ファン(26)の風量を増大させる増大信号をそ
れぞれ風量調節手段(72)に出力する。
【0059】また、上記風量制御手段(76)は、該風量制
御手段(76)が低下信号及び増大信号を出力すると、該低
下信号及び増大信号に対応した待機時間が経過するま
で、上記風量制御手段(76)の出力を停止させる。
【0060】次に、上記暖房運転サイクル時における室
外ファン(26)の風量制御について、図5に基づき説明す
る。
【0061】先ず、室外ファン(26)の制御がスタートす
ると、ステップST21において、風量制御手段(76)は、高
圧制御圧力スイッチ(HPS2)のオン信号がされたか否かを
判別し、オン信号が出力されと、判定がイエスとなって
ステップST22に移り、室外ファン(26)の風量が現在低風
量のLか否かを判別する。この室外ファン(26)の風量が
低風量のLでない場合には、ステップST23に移り、室外
ファン(26)の風量が現在中風量のHか否かを判別する。
この室外ファン(26)の風量が中風量のHでない場合に
は、現在最高風量のHHであるので、ステップST24に移
り、風量制御手段(76)が低下信号を出力し、風量調節手
段(72)が室外ファン(26)の風量を中風量のHに設定す
る。その後、上記ステップST24からステップST25に移
り、風量保持手段(77)が風量制御手段(76)の出力を10
分間停止し、風量を中風量のHに保持してリターンする
ことになる。
【0062】また、上記ステップST23において、室外フ
ァン(26)の風量が中風量のHである場合には、判定がイ
エスとなってステップST26に移り、風量制御手段(76)が
低下信号を出力し、風量調節手段(72)が室外ファン(26)
の風量を低風量のLに設定する。その後、上記ステップ
ST26からステップST27に移り、風量保持手段(77)が風量
制御手段(76)の出力を7分間停止し、風量を低風量のL
に保持してリターンすることになる。
【0063】また、上記ステップST22において、室外フ
ァン(26)の風量が低風量のLである場合には、判定がイ
エスとなってステップST28に移り、風量制御手段(76)が
低下信号を出力し、風量調節手段(72)が室外ファン(26)
の風量を停止状態のOFFに設定する。その後、上記ス
テップST28からステップST29に移り、風量保持手段(77)
が風量制御手段(76)の出力を5分間停止し、室外ファン
(26)を停止に保持してリターンすることになる。
【0064】つまり、室外ファン(26)の風量を低下する
毎にその変化状態を所定時間保持させることになる。
【0065】一方、上記ステップST21において、上記風
量制御手段(76)は、高圧制御圧力スイッチ(HPS2)がオン
信号を出力しないと、判定がノーとなってステップST30
に移り、室外ファン(26)の風量が現在停止状態のOFF
か否かを判別する。この室外ファン(26)の風量が停止状
態のOFFでない場合には、ステップST31に移り、室外
ファン(26)の風量が現在低風量のLか否かを判別する。
この室外ファン(26)の風量が低風量のLでない場合に
は、ステップST32に移り、室外ファン(26)の風量が現在
中風量のHか否かを判別する。この室外ファン(26)の風
量が中風量のHでない場合には、現在最高風量のHHで
あるので、そのまゝリターンすることになる。
【0066】また、上記ステップST32において、室外フ
ァン(26)の風量が中風量のHである場合には、判定がイ
エスとなってステップST33に移り、風量制御手段(76)が
増大信号を出力し、風量調節手段(72)が室外ファン(26)
の風量を最高風量のHHに設定する。その後、上記ステ
ップST33からステップST34に移り、風量保持手段(77)が
風量制御手段(76)の出力を10分間停止し、風量を最高
風量のHHに保持してリターンすることになる。
【0067】また、上記ステップST31において、室外フ
ァン(26)の風量が低風量のLである場合には、判定がイ
エスとなってステップST35に移り、風量制御手段(76)が
増大信号を出力し、風量調節手段(72)が室外ファン(26)
の風量を中風量のHに設定する。その後、上記ステップ
ST35からステップST36に移り、風量保持手段(77)が風量
制御手段(76)の出力を7分間停止し、室外ファン(26)を
中風量のHに保持してリターンすることになる。
【0068】また、上記ステップST30において、室外フ
ァン(26)の風量が停止状態のOFFである場合には、判
定がイエスとなってステップST37に移り、風量制御手段
(76)が増大信号を出力し、風量調節手段(72)が室外ファ
ン(26)の風量を低風量のLに設定する。その後、上記ス
テップST37からステップST38に移り、風量保持手段(77)
が風量制御手段(76)の出力を5分間停止し、室外ファン
(26)を低風量のLに保持してリターンすることになる。
【0069】つまり、室外ファン(26)の風量を増大する
毎にその変化状態を所定時間保持させることになる。
【0070】従って、本実施例によれば、室外ファン(2
6)の風量が変化すると、所定時間風量が変化しないよう
にしたので、風量が急激に低下しないので、低圧冷媒圧
力が低下し過ぎることを防止することができる。更に、
風量変化のハンチングを防止することができることか
ら、快適性の向上を図ることができると共に、圧縮機(2
1)の負荷変動を抑制することができ、信頼性の向上を図
ることができる。
【0071】尚、上記実施例おいて、高圧冷媒圧力HPを
高圧制御圧力スイッチ(HPS2)で検出するようにしたが、
室内熱交センサ(The)が検出する暖房運転サイクル時の
凝縮温度Te(室内熱交温度)を用いてもよい。
【0072】また、室外熱交温度Tcは、室外熱交センサ
(Thc)に代えて圧力センサを用いて検出するようにして
もよい。
【0073】また、上記室外ファン(26)の風量段数は、
実施例に限られないことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】冷媒循環回路を示す冷媒配管系統図である。
【図3】高圧時の室外ファンの風量制御を示す制御フロ
ー図である。
【図4】低圧時の室外ファンの風量制御を示す制御フロ
ー図である。
【図5】他の室外ファンの風量制御を示す制御フロー図
である。
【符号の説明】
1 冷媒循環回路 4 冷媒調節器 21 圧縮機 23 室外熱交換器(熱源側熱交換器) 25 電動膨脹弁 26 室外ファン(熱源側ファン) 31 室内熱交換器(利用側熱交換器) 72 風量調節手段 73 圧力判別手段 74 外気温判別手段 75,76 風量制御手段 77 風量保持手段 Thc 室外熱交センサ Tha 外気温センサ HPS2 高圧制御圧力スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 隅田 哲也 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工 業株式会社 堺製作所 金岡工場内 (56)参考文献 特開 昭57−92641(JP,A) 特開 昭61−38344(JP,A) 実開 平1−70046(JP,U) 実開 平4−18264(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 102 F25B 1/00 381 F25B 1/00 383

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(21)と、熱源側ファン(26)を備え
    た熱源側熱交換器(23)と、膨脹機構(25)と、利用側熱交
    換器(31)とが順に接続されて暖房運転可能な冷媒循環回
    路(1)と、 上記熱源側ファン(26)の風量を複数段に切換えて該風量
    を調節する風量調節手段(72)と、 上記熱源側熱交換器(23)における蒸発圧力相当飽和温度
    を検出する蒸発温度検出手段(Thc)と、 上記冷媒循環回路(1)における凝縮温度相当飽和圧力を
    検出する高圧検出手段(HPS2)と、 該高圧検出手段(HPS2)の圧力信号を取込み、検出圧力が
    設定圧力以上であると高圧信号を、検出圧力が設定圧力
    より低いと低圧信号をそれぞれ所定時間毎に出力する圧
    力判別手段(73)と、 上記蒸発温度検出手段(Thc)の温度信号を取込み、圧力
    判別手段(73)が高圧信号を出力する毎に、蒸発圧力相当
    飽和温度に対応した低風量になるように熱源側ファン(2
    6)の風量を順次低下させる低下信号を上記風量調節手段
    (72)に出力すると共に、圧力判別手段(73)が低圧信号を
    出力する毎に、蒸発圧力相当飽和温度に対応した高風量
    になるように熱源側ファン(26)の風量を順次増大させる
    増大信号を上記風量調節手段(72)に出力する風量制御手
    段(75)とを備えていることを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機(21)と、熱源側ファン(26)を備え
    た熱源側熱交換器(23)と、膨脹機構(25)と、利用側熱交
    換器(31)とが順に接続されて暖房運転可能な冷媒循環回
    路(1)と、 上記熱源側ファン(26)の風量を複数段に切換えて該風量
    を調節する風量調節手段(72)と、 上記熱源側熱交換器(23)における蒸発圧力相当飽和温度
    を検出する蒸発温度検出手段(Thc)と、 上記冷媒循環回路(1)における凝縮温度相当飽和圧力を
    検出する高圧検出手段(HPS2)と、 外気温度を検出する外気温検出手段(Tha)と、 上記高圧検出手段(HPS2)の圧力信号を取込み、検出圧力
    が設定圧力以上であると高圧信号を、検出圧力が設定圧
    力より低いと低圧信号をそれぞれ所定時間毎に出力する
    圧力判別手段(73)と、 上記外気温検出手段(Tha)の温度信号を取込み、検出外
    気温度が設定温度以上であると高温信号を、検出外気温
    度が設定温度より低いと低温信号をそれぞれ所定時間毎
    に出力する外気温判別手段(74)と、 上記蒸発温度検出手段(Thc)の温度信号を取込み、圧力
    判別手段(73)が高圧信号を出力する毎に、外気温判別手
    段(74)の高温信号及び低温信号に基づく蒸発圧力相当飽
    和温度に対応した低風量になるように熱源側ファン(26)
    の風量を順次低下させる低下信号を上記風量調節手段(7
    2)に出力すると共に、圧力判別手段(73)が低圧信号を出
    力する毎に、外気温判別手段(74)の高温信号及び低温信
    号に基づく蒸発圧力相当飽和温度に対応した高風量にな
    るように熱源側ファン(26)の風量を順次増大させる増大
    信号を上記風量調節手段(72)に出力する風量制御手段(7
    5)とを備えていることを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機(21)と、熱源側ファン(26)を備え
    た熱源側熱交換器(23)と、膨脹機構(25)と、利用側熱交
    換器(31)とが順に接続されて暖房運転可能な冷媒循環回
    路(1)と、 上記熱源側ファン(26)の風量を複数段に切換えて該風量
    を調節する風量調節手段(72)と、 上記冷媒循環回路(1)における凝縮温度相当飽和圧力を
    検出する高圧検出手段(HPS2)と、 該高圧検出手段(HPS2)の圧力信号をサンプリングタイム
    毎に取込み、検出圧力が設定圧力以上であると熱源側フ
    ァン(26)の風量を低下させる低下信号を、検出圧力が設
    定圧力より低いと熱源側ファン(26)の風量を増大させる
    増大信号をそれぞれ上記風量調節手段(72)に出力する風
    量制御手段(76)と、 該風量制御手段(76)が低下信号及び増大信号を出力する
    と、該低下信号及び増大信号に対応した待機時間が経過
    するまで、上記風量制御手段(76)の出力を停止させる風
    量保持手段(77)とを備えていることを特徴とする空気調
    和装置。
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