JP3232677U - 浴槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】車椅子を使用する要介助者を容易に入浴させることが可能であり、構成を簡素化してコストを低減することが可能な浴槽を提供する。【解決手段】浴槽1は、上面が開口する浴槽本体3と、浴槽本体を下側から支持する支持部4とを備えている。浴槽本体は、浴槽本体の左右方向の両側の側面を構成する平板状の2個の側面部3aと、2個の側面部に繋がるとともに浴槽本体の底面を構成する曲板状の底部3dとを備えており、左右方向から見たときの底部の形状は、下側に膨らむ曲面状となっている。【選択図】図1

Description

本考案は、車椅子を使用する要介助者を車椅子に乗せたままの状態で入浴させるための浴槽に関する。
従来、車椅子を使用する要介助者を車椅子に乗せたままの状態で入浴させるための浴槽が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の浴槽は、浴槽本体と、浴槽本体の前面を開閉する開閉扉と、開閉扉を駆動するシリンダとを備えている。この浴槽では、開閉扉が開いている状態で、車椅子に乗っている要介助者を浴槽本体の中に入れ、開閉扉を閉めた後、浴槽の湯を溜めて要介助者を入浴させる。また、この浴槽では、入浴後に湯を抜いてから、開閉扉を開いて、車椅子に乗っている要介助者を浴槽本体の外に出す。
特開2000−197679号公報
特許文献1に記載の浴槽では、車椅子を使用する要介助者を車椅子に乗せたままの状態で容易に入浴させることができるため、車椅子を使用する要介助者を容易に入浴させることが可能である。一方で、この浴槽の場合、浴槽本体に対して開閉可能な開閉扉と、開閉扉を駆動するシリンダとが必要になるため、浴槽の構成が複雑になって浴槽のコストが高くなる。
そこで、本考案の課題は、車椅子を使用する要介助者を容易に入浴させることが可能であっても、構成を簡素化してコストを低減することが可能な浴槽を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本考案の浴槽は、上面が開口する浴槽本体と、浴槽本体を下側から支持する支持部とを備え、浴槽本体は、浴槽本体の左右方向の両側の側面を構成する平板状の2個の側面部と、2個の側面部に繋がるとともに浴槽本体の底面を構成する曲板状の底部とを備え、左右方向から見たときの底部の形状は、下側に膨らむ曲面状となっていることを特徴とする。
本考案の浴槽では、浴槽本体の底面を構成する曲板状の底部は、左右方向から見たときに下側に膨らむ曲面状となっている。そのため、本考案では、浴槽本体の開口が、たとえば、後ろ側を向くように、支持部に対して浴槽本体を容易に転がすことが可能になる。また、本考案では、開口が後ろ側を向いている浴槽本体の中に、車椅子に乗っている要介助者を入れた後、浴槽本体の開口が上側を向くように支持部に対して浴槽本体を容易に転がすことが可能になるとともに、浴槽本体が転がるときに、底部の上面に沿って車椅子をスムーズに移動させることが可能になる。さらに、本考案では、開口が上側を向いている浴槽本体の中に湯を溜めて要介助者を入浴させた後に浴槽本体から湯を抜いた状態で、浴槽本体の開口が、たとえば、後ろ側を向くように、支持部に対して浴槽本体を容易に転がすことが可能になるとともに、浴槽本体が転がるときに、底部の上面に沿って車椅子をスムーズに移動させて、車椅子に乗っている要介助者を浴槽本体の中から出すことが可能になる。
したがって、本考案では、特許文献1に記載の浴槽のように開閉扉やシリンダが設けられていなくても、車椅子に乗っている要介助者を浴槽本体の中に容易に入れたり、浴槽本体の中から容易に出したりすることが可能になる。すなわち、本考案では、特許文献1に記載の浴槽のように開閉扉やシリンダが設けられていなくても、車椅子を使用する要介助者を車椅子に乗せたままの状態で容易に入浴させることが可能になる。その結果、本考案では、車椅子を使用する要介助者を車椅子に乗せたままの状態で容易に入浴させることが可能であっても、浴槽の構成を簡素化して浴槽のコストを低減することが可能になる。
本考案において、浴槽本体は、2個の側面部および底部に繋がるとともに浴槽本体の前後方向の一方側の側面を構成する平板状の第2側面部を備えることが好ましい。このように構成すると、平板状の第2側面部が浴槽本体の下端をなすように浴槽本体を転がして、浴槽本体の開口を前側または後ろ側に向けることが可能になる。したがって、車椅子に乗っている要介助者を浴槽本体に対して出し入れするときの、浴槽本体の状態を安定させることが可能になる。また、このように構成すると、車椅子に乗っている要介助者を浴槽本体に対して出し入れするときに、平板状の第2側面部の上面に沿って車椅子を移動させることが可能になるため、車椅子を容易に移動させることが可能になる。
本考案において、浴槽は、浴槽本体の前上端部の縁に固定される取手を備え、取手は、浴槽本体の前上端部の縁から斜め後ろ上側に向かって伸びていることが好ましい。このように構成すると、取手を利用して、浴槽本体の開口が後ろ側を向くように支持部に対して浴槽本体を転がすことが可能になるため、支持部に対して浴槽本体をより容易に転がすことが可能になる。
本考案において、支持部は、左右方向の外側のそれぞれから側面部の下端部に接触して浴槽本体の左右方向の移動を規制する2個の規制部材と、底部が載置される2個の支持部材とを備え、2個の支持部材は、前後方向において間隔をあけた状態で配置され、2個の支持部材のうちの一方の支持部材は、2個の規制部材に固定され、他方の支持部材は、2個の規制部材に着脱可能に取り付けられていることが好ましい。このように構成すると、他方の支持部材を取り外せば、浴槽本体の開口が、たとえば、後ろ側を向くように、支持部に対して浴槽本体を転がすことが可能になる。したがって、浴槽本体の底部が2個の支持部材に載置されていても、支持部に対して浴槽本体を容易に転がすことが可能になる。
本考案において、支持部は、キャスターを備えることが好ましい。このように構成すると、支持部と一緒に浴槽本体を容易に移動させることが可能になる。したがって、浴槽本体の下側を容易に清掃することが可能になる。
以上のように、本考案の浴槽では、車椅子を使用する要介助者を容易に入浴させることが可能であっても、浴槽の構成を簡素化して浴槽のコストを低減することが可能になる。
本考案の実施の形態にかかる浴槽の側面図である。 図1に示す浴槽の背面図である。 図1に示す浴槽本体の中に車椅子を入れるときの状態を説明するための図である。 図1に示す浴槽本体の中に車椅子を入れるときの状態を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本考案の実施の形態を説明する。
(浴槽の構成)
図1は、本考案の実施の形態にかかる浴槽1の側面図である。図2は、図1に示す浴槽1の背面図である。
本形態の浴槽1は、車椅子2を使用する要介助者を車椅子2に乗せたままの状態で入浴させるために使用される。浴槽1は、車椅子2に乗っている要介助者が入る浴槽本体3と、浴槽本体3を下側から支持する支持部4と、浴槽本体3に固定される取手5とを備えている。本形態の浴槽1は、浴槽本体3と支持部4と取手5とから構成されている。以下の説明では、上下方向(鉛直方向)に直交する図1等のX方向を「前後方向」とし、上下方向と前後方向に直交する図1等のY方向を「左右方向」とする。また、前後方向の一方側である図1等のX1方向側を「前」側とし、その反対側である図1等のX2方向側を「後ろ」側とする。
浴槽本体3は、上面が開口する箱状に形成されている。浴槽本体3の深さは、車椅子2に乗っている状態で浴槽本体3の中に入った要介助者が胸や肩まで湯に浸かることが可能な深さとなっている。浴槽本体3は、ステンレス鋼板によって形成されている。たとえば、浴槽本体3は、2mm程度の厚さのステンレス鋼板によって形成されている。浴槽本体3は、浴槽本体3の左右方向の両側の側面を構成する平板状の2個の側面部3aと、2個の側面部3aに繋がるとともに浴槽本体3の前側の側面を構成する平板状の側面部3bと、2個の側面部3aに繋がるとともに浴槽本体3の後ろ側の側面を構成する平板状の側面部3cと、2個の側面部3aおよび側面部3b、3cに繋がるとともに浴槽本体3の底面を構成する曲板状の底部3dとを備えている。本形態の側面部3cは、第2側面部である。
側面部3aの厚さ方向は、左右方向と一致し、側面部3b、3cの厚さ方向は、前後方向と一致している。底部3dは、平板状のステンレス鋼板を曲板状に変形させることによって形成されており、底部3dの板厚は一定になっている。左右方向から見たときの底部3dの形状は、下側に膨らむ曲面状となっている。具体的には、左右方向から見たときの底部3dの形状は、下側に向かって膨らむ円弧状となっている。側面部3b、3cは、長方形の平板状に形成されている。側面部3b、3cの上下方向の両端面は、上下方向に直交し、側面部3b、3cの左右方向の両端面は、左右方向に直交している。側面部3aの前後方向の両端面は、前後方向に直交し、側面部3aの上端面は、上下方向に直交している。左右方向から見たときの側面部3aの下端面の形状は、下側に向かって膨らむ円弧状となっている。
側面部3aの前後方向の両端面は、側面部3b、3cの左右方向の両端面に繋がっている。側面部3aの下端面には、底部3dの左右方向の両端面が繋がり、側面部3b、3cの下端面には、底部3dの前後方向の両端面が繋がっている。2個の側面部3aと側面部3b、3cと底部3dとは、互いに溶接されて固定されている。側面部3cの上端には、浴槽本体3の中に車椅子2を案内するための平板状のガイド部3eが繋がっている。ガイド部3eは、後ろ側に向かうにしたがって上側に向かうように傾斜している。
支持部4は、左右方向の外側のそれぞれから側面部3aの下端部に接触して浴槽本体3の左右方向の移動を規制する2個の規制部材8と、浴槽本体3の底部3dが載置される2個の支持部材9、10と、2個の規制部材8の後端部を繋ぐ連結部材11と、4個のキャスター12とを備えている。規制部材8は、たとえば、ステンレス製の角パイプであり、前後方向を長手方向とする直線状に形成されている。2個の規制部材8は、左右方向において間隔をあけた状態で配置されている。2個の規制部材8は、左右方向において浴槽本体3よりも外側に配置されている。
2個の支持部材9、10は、前後方向において間隔をあけた状態で配置されている。本形態では、支持部材9が前側に配置され、支持部材10が後ろ側に配置されている。支持部材9は、たとえば、ステンレス製の角パイプであり、左右方向を長手方向とする直線状に形成されている。支持部材9の左右方向の両端部は、2個の規制部材8の上面に固定されている。すなわち、支持部材9は、2個の規制部材8に固定されている。支持部材9は、たとえば、2個の規制部材8に溶接されている。
支持部材10は、たとえば、ステンレス製の山形鋼であり、左右方向を長手方向とする直線状に形成されている。支持部材10は、2個の規制部材8に着脱可能に取り付けられている。2個の規制部材8の上面には、支持部材10を保持するステンレス製の保持部材14が固定されている。保持部材14には、支持部材10が嵌め込まれるスリットが形成されている。保持部材14のスリットには、山形鋼である支持部材10の一辺が嵌め込まれている。浴槽本体3の底部3dは、支持部材9の後ろ上端の角部と、支持部材10の前上端の角部とに接触している。底部3dの下面には、支持部材9の前上端の角部に接触して、支持部4に対する浴槽本体3の後ろ方向への移動を規制するステンレス製のストッパ部材15が固定されている。
連結部材11は、たとえば、ステンレス製の平鋼であり、左右方向を長手方向とする直線状に形成されている。連結部材11の左右方向の両端部は、2個の規制部材8の後端部の下面に固定されている。キャスター12は、支持部4の四隅に配置されている。規制部材8の前端部には、支持部4の前端側に配置されるキャスター12を回転可能に保持するキャスター保持部材16が固定され、規制部材8の後端部には、支持部4の後端側に配置されるキャスター12を回転可能に保持するキャスター保持部材17が固定されている。なお、支持部4の前端側に配置される2個のキャスター12は、ストッパ付きのキャスターである。
取手5は、たとえば、ステンレス製の丸パイプを略U形状に折り曲げることで形成されている。取手5を構成する丸パイプの両端は、側面部3bの上端部に固定されている。すなわち、取手5は、浴槽本体3の前上端部の縁に固定されている。取手5は、浴槽本体3の前上端部の縁から斜め後ろ上側に向かって伸びている。
(浴槽の使用方法)
図3、図4は、図1に示す浴槽本体3の中に車椅子2を入れるときの状態を説明するための図である。なお、図4では、支持部4の図示を省略している。また、図3、図4では、ストッパ部材15の図示を省略している。
浴槽1を使用するときには、車椅子2を使用する要介助者を介助する者(浴槽1の使用者)は、まず、湯が入っていない状態の浴槽本体3の後ろ側を若干、持ち上げて、支持部材10を取り外す。その後、使用者は、浴槽本体3の開口が後ろ側を向くまで、支持部4に対して浴槽本体3を転がす(図3参照)。このときには、使用者は、取手5を掴んで浴槽本体3を転がす。この状態で、使用者は、車椅子2に乗っている要介助者を浴槽本体3の中に入れる。具体的には、使用者は、車椅子2に乗っている要介助者を浴槽本体3の側面部3cに載せる。このときには、車椅子2の車輪は、ガイド部3eの上面を通過して側面部3cに載る(図3参照)。
その後、使用者は、開口が上側を向くまで支持部4に対して浴槽本体3をゆっくりと転がす(図4参照)。このときには、使用者は、取手5を掴んで浴槽本体3を転がす。また、このときには、車椅子2は、浴槽本体3の底部3dの上面に沿って浴槽本体3の中で移動する。浴槽本体3の開口が上側を向くと、使用者は、支持部材10を取り付ける。その状態で、使用者は、浴槽本体3の中に湯を溜めて要介助者を入浴させる。
要介助者の入浴が終わると、使用者は、浴槽本体3の中から湯を抜く。たとえば、使用者は、水中ポンプを使用して浴槽本体3の中から湯を抜く。ただし、浴槽本体3の底部3dに、湯を抜くための排水穴が形成されていて、この排水穴から湯を抜いても良い。その後、使用者は、浴槽本体3の開口が後ろ側を向くまで、支持部4に対して浴槽本体3をゆっくりと転がす。このときには、使用者は、取手5を掴んで浴槽本体3を転がす。使用者は、開口が後ろ側を向くまで浴槽本体3を転がした後、車椅子2に乗っている要介助者を浴槽本体3の中から出す。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、浴槽本体3の底部3dは、左右方向から見たときに下側に膨らむ曲面状となっている。そのため、本形態では、浴槽本体3の開口が後ろ側を向くように、支持部4に対して浴槽本体3を容易に転がすことが可能になる。また、本形態では、開口が後ろ側を向いている浴槽本体3の中に、車椅子2に乗っている要介助者を入れた後、浴槽本体3の開口が上側を向くように支持部4に対して浴槽本体3を容易に転がすことが可能になるとともに、浴槽本体3が転がるときに、底部3dの上面に沿って車椅子2をスムーズに移動させることが可能になる。
さらに、本形態では、開口が上側を向いている浴槽本体3の中に湯を溜めて要介助者を入浴させた後に浴槽本体3から湯を抜いた状態で、浴槽本体3の開口が後ろ側を向くように、支持部4に対して浴槽本体3を容易に転がすことが可能になるとともに、浴槽本体3が転がるときに、底部3dの上面に沿って車椅子2をスムーズに移動させて、車椅子2に乗っている要介助者を浴槽本体3の中から出すことが可能になる。
したがって、本形態では、上述の特許文献1に記載の浴槽のように開閉扉やシリンダが設けられていなくても、車椅子2に乗っている要介助者を浴槽本体3の中に容易に入れたり、浴槽本体3の中から容易に出したりすることが可能になる。すなわち、本形態では、開閉扉やシリンダが設けられていなくても、車椅子2を使用する要介助者を車椅子2に乗せたままの状態で容易に入浴させることが可能になる。その結果、本形態では、車椅子2を使用する要介助者を車椅子2に乗せたままの状態で容易に入浴させることが可能であっても、浴槽1の構成を簡素化して浴槽1のコストを低減することが可能になる。
本形態では、浴槽本体3の後ろ側の側面を構成する側面部3cは平板状に形成されており、開口が後ろ側を向くまで浴槽本体3を転がしたときに、平板状の側面部3cが浴槽本体3の下端となる。そのため、本形態では、車椅子2に乗っている要介助者を浴槽本体3に対して出し入れするときの、浴槽本体3の状態を安定させることが可能になる。また、本形態では、車椅子2に乗っている要介助者を浴槽本体3に対して出し入れするときに、平板状の側面部3cの上面に沿って車椅子2を移動させることが可能になるため、車椅子2を容易に移動させることが可能になる。
本形態では、浴槽本体3に取手5が取り付けられており、取手5を利用して、支持部4に対して浴槽本体3を転がすことが可能になっている。そのため、本形態では、支持部4に対して浴槽本体3をより容易に転がすことが可能になる。また、本形態では、支持部4がキャスター12を備えているため、支持部4と一緒に浴槽本体3を容易に移動させることが可能になる。したがって、本形態では、浴槽本体3の下側を容易に清掃することが可能になる。
本形態では、支持部材10が2個の規制部材8に着脱可能に取り付けられており、支持部材10を取り外せば、浴槽本体3の開口が後ろ側を向くまで浴槽本体3を転がすことが可能になっている。そのため、本形態では、浴槽本体3の底部3dが2個の支持部材9、10に載置されていても、支持部4に対して浴槽本体3を容易に転がすことが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態では、側面部3bと側面部3cとが同形状の長方形状に形成されているが、側面部3bと側面部3cとが異なった形状であっても良い。たとえば、側面部3bの上下方向の幅が側面部3cの上下方向の幅より狭くなっていても良い。また、上述した形態において、浴槽本体3は、ガイド部3eを備えていなくても良い。また、上述した形態において、浴槽本体3は、側面部3bを備えていなくても良い。この場合には、たとえば、浴槽本体3は、2個の側面部3aと側面部3cと底部3dとによって構成されている。また、浴槽本体3は、側面部3cを備えていなくても良い。この場合には、たとえば、浴槽本体3は、2個の側面部3aと底部3dとによって構成されている。さらに、上述した形態において、支持部4は、キャスター12を備えていなくても良い。また、上述した形態において、浴槽1は、取手5を備えていなくても良い。
1 浴槽
3 浴槽本体
3a 側面部
3c 側面部(第2側面部)
3d 底部
4 支持部
5 取手
8 規制部材
9、10 支持部材
12 キャスター

Claims (5)

  1. 上面が開口する浴槽本体と、前記浴槽本体を下側から支持する支持部とを備え、
    前記浴槽本体は、前記浴槽本体の左右方向の両側の側面を構成する平板状の2個の側面部と、2個の前記側面部に繋がるとともに前記浴槽本体の底面を構成する曲板状の底部とを備え、
    左右方向から見たときの前記底部の形状は、下側に膨らむ曲面状となっていることを特徴とする浴槽。
  2. 前記浴槽本体は、2個の前記側面部および前記底部に繋がるとともに前記浴槽本体の前後方向の一方側の側面を構成する平板状の第2側面部を備えることを特徴とする請求項1記載の浴槽。
  3. 前記浴槽本体の前上端部の縁に固定される取手を備え、
    前記取手は、前記浴槽本体の前上端部の縁から斜め後ろ上側に向かって伸びていることを特徴とする請求項1または2記載の浴槽。
  4. 前記支持部は、左右方向の外側のそれぞれから前記側面部の下端部に接触して前記浴槽本体の左右方向の移動を規制する2個の規制部材と、前記底部が載置される2個の支持部材とを備え、
    2個の前記支持部材は、前後方向において間隔をあけた状態で配置され、
    2個の前記支持部材のうちの一方の前記支持部材は、2個の前記規制部材に固定され、他方の前記支持部材は、2個の前記規制部材に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の浴槽。
  5. 前記支持部は、キャスターを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の浴槽。
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