JP3231379B2 - ストロボ用反射鏡 - Google Patents

ストロボ用反射鏡

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JP3231379B2 JP05334492A JP5334492A JP3231379B2 JP 3231379 B2 JP3231379 B2 JP 3231379B2 JP 05334492 A JP05334492 A JP 05334492A JP 5334492 A JP5334492 A JP 5334492A JP 3231379 B2 JP3231379 B2 JP 3231379B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源から照射する光束
をその反射面で反射させるストロボ用反射鏡に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】ストロボ装置は一般に、
光源の背面に反射面(傘)を設け、光源からの直接光と
反射面による反射光との合成光線を被写体に向けて発す
る。該ストロボ装置には、従来より楕円形状の反射鏡が
用いられているため、例えば反射鏡の前面に設けられた
フレネルレンズ(集光レンズ)を通して一度結像させ、
光源を第一焦点とするときこの光源の前方に該光源の像
(第二焦点)を作る構成とされていた。
【0003】ところで、従来のストロボ装置に使用され
ている反射鏡は、その楕円形状故、ストロボ本体やカメ
ラ等、反射鏡を保持する保持部材への取り付け性が悪
く、その作業が困難であり、また形状が複雑であること
により加工精度が出しにくい等の問題点を有していた。
また楕円形状の反射鏡によると、その内面後部に光源を
収納する場合、この光源の外周面とその収納部内周面の
曲率とが異なっているため、その取付け性が悪かった。
そこで図4のように、反射鏡の内面後部に、光源11の
外周面の曲率と同じ曲率の凹部10を形成し、この凹部
10に光源11を収納する構成が考えられるが、このよ
うな構成によると、曲率が異なる反射鏡9と凹部10と
の連結部9aの反射面において、予測困難な反射光が出
る等の不具合が生じる。
【0004】
【発明の目的】本発明は、ストロボ用反射鏡についての
このような問題点を解消し、光源の取付け性を向上さ
せ、形状がシンプルで容易に加工精度を出すことができ
るストロボ用反射鏡を提供することを目的としている。
また本発明は、ストロボ本体やカメラ等、反射鏡を保持
する保持部材への取付性を向上させ、その取付スペース
を小さくでき、さらに光源付近の凹部により予測困難な
反射光が出る等の不具合をなくすることができるストロ
ボ用反射鏡を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の概要】上記目的を達成する本発明は、従って、
光源から照射する光束をその反射面で反射させるストロ
ボ用反射鏡において、上記反射面は、その断面形状にお
いて、上記光源の発光点を中心とした、上記光源の外周
と略同一の曲率からなる円弧部と、この円弧部から連続
する、該円弧部に接する接線方向に延びる連続部とを有
していることを特徴とする。
【0006】
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する。
図1は、本発明によるストロボ用の反射鏡12の第一実
施例を示すものである。同図は、光源(キセノン管)1
1の中心を通る、照明光軸Oに沿った断面を示すもの
で、第一反射面(円弧部)13に連結されている第二反
射面(連続部)12aは、光源11を中心とする図の上
下に配置された一対の平板状の反射面として構成されて
いる。同図中の14は、ストロボ本体やカメラ等、反射
鏡12を保持する保持部材を示している。
【0007】光源11は円筒状に構成されており、反射
鏡12の光軸後方に形成された凹部16に、図1の紙面
に対し垂直となるようにして収納されている。この凹部
16の内面は光源11の外周面の曲率と同じにされ、円
筒状の光源11に沿わせた形状とされている。換言する
と、凹部16は光源11の光軸後方において、該光源1
1の発光点を中心とした同心円上に位置する円弧状の第
一反射面13として構成されている。
【0008】第二反射面12aは、断面形状が略直線状
に構成されており、光源11の発光点を中心とする同心
円の接線上に位置している。本実施例ではこの同心円は
光源11の外周面、および凹部16の断面円弧状の第一
反射面13と一致している。また第二反射面12aは完
全な直線状として構成することができる。第二反射面1
2aの前端部は、保持部材14の前部に取り付けられた
フレネルレンズ17の上下端部に、それぞれ角度A(例
えば60゜ )で当接している。
【0009】以上の構成を有する本ストロボ用の反射鏡
12によると、第二反射面12aが略直線状に構成され
ているため、ストロボ本体やカメラ等、反射鏡を保持す
る保持部材への取付けが容易となり、また精度も向上さ
せることができる。その上、光源11の反射鏡12への
取付け位置における予測困難な光線が出ないため、予測
困難な光線による配光ムラ等が生じにくい。これは、光
源11から照射される光束が、次のように進むからであ
る。すなわち、光源11の発光点から照射される光束の
うち、図1の上側に位置する第二反射面12aで反射す
る光束は、図のpで示すように進む。また光源11の発
光点から照射される光束のうち、下側に位置する第二反
射面12aで反射する光束は、図のqで示すように進
む。
【0010】このような反射特性を有する反射鏡12は
従って、第二反射面12aが、第一反射面13の円弧の
接線として第二反射面12aが繋っていて滑らかである
ため、図4の連結部9aのように急激に曲率の変化する
部位がないので、予測困難な光が出ず、配光ムラを起こ
す可能性が少ない均一な光を照射することができる。ま
た反射鏡12は、光源11の発光点と第二反射面12a
に関して光学的に共役な位置にある点aおよび点bに、
光源11の発光点の虚像があることと等価であり、これ
により、あたかもこれらの点aと点bをそれぞれ発光点
とする光源11′と光源11″から光束を照射している
ようになる。また光束pとqは、フレネルレンズ17を
通過した後に結像することはなく、直接的に同じ方向を
照射することができるから、中心付近のムラを生じさせ
ない均一な配光とすることができる。フレネルレンズ1
7の前方に照射される光束には、上下の第二反射面12
aによって反射されたもの以外に、光源11から直接的
に前方(図1中の左方向)へ照射された直接光が含ま
れ、さらに、これらの光束と正反対方向(図1中の右方
向)に照射される光束は第一反射面13で反射して、上
記の前方へ照射される光束とともに前方に照射される。
【0011】図2に第二の実施例を示す。同実施例の反
射鏡12は楕円形状であるが、図4に示した従来の反射
鏡9と異なり、発光管11と反射鏡12後部の接合部分
に凹部16(第一反射面13)が形成され、さらにこの
第一反射面13から楕円反射面12bに至る部位に、第
一の実施例に共通する、光源11の同心円の接線と一致
させた第二反射面12aが形成されている。このような
形状の反射鏡12によると、従来の楕円形状の反射鏡で
生じていた照射時のムラを減少させ、配光特性を向上さ
せることができる。また従来の楕円形状の反射鏡では、
カメラ等、ストロボを必要とする装置への取り付けが、
直線部分がなくて困難であったが、このような形状にす
ると直線部分ができるため、取り付けが容易となり、ま
た精度も向上する。さらに、上述と同様に、図4に示す
連結部9aのような急激な曲率の変化もなくなるため、
予測困難な光線もなくなる。
【0012】また図3に第三の実施例を示す。同図にお
いて図1の反射鏡12と異なるのは、前端部に接合部1
2cが形成されている点と、光源(キセノン管)11の
直径が小さくされている点と、光源11と凹部16(第
一反射面13)との間に支持用のスペーサ20が介在さ
れている点である。接合部12cは、フレネルレンズ1
7の後壁に対して垂直に当接するように構成され、第二
反射面12aはこの接合部12cに対し角度B(例えば
57゜ )で連結されている。このスペーサ20はそれ自
体、透明な材質から構成されているが、これに限らず、
光源11に当接する部分に反射面を形成したものを用い
てもよい。このような形状の反射鏡12によっても、図
1の反射鏡12と同様の配光特性を持たせることができ
る。
【0013】従来は楕円形状で円筒状の光源を取り付け
ていたため、図4に示す連結部9aのように急激に曲率
の変化する部分が存在していたが、上記第一〜第三の実
施例で説明したように本発明に係る反射鏡12によれ
ば、光源11の取り付け部から反射鏡全体に滑らかな形
状をしているため、予測困難な反射光が出る等の不具合
をなくすることができる。また反射鏡12に直線部分が
存在するため、ストロボ本体やカメラ等、反射鏡を保持
する部材への該反射鏡12の取り付けが、従来のものに
比して行ない易くなる上、精度も出し易くなる。特に、
略直線状の第二反射面12aを持つ反射鏡においては、
従来の楕円形状に比べてコンパクトになる(図5の二点
鎖線で示す)。また反射鏡12が、直線状の第二反射面
12aとその開角度によって形状が決定されているの
で、検査、検証を簡単に行なうことができる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明のストロボ装置の反
射鏡は、その断面形状が上記光源の発光点を中心とし
、上記光源の外周と略同一の曲率からなる円弧部と、
この円弧部に連続する、該円弧部に接する接線方向に延
びる連続部を有するから、光源を反射鏡に安定して取り
付けることができる。また本発明の反射鏡は、円弧部と
連続部とが滑らかに連結されているから、形状がシンプ
ルになり、加工精度を容易に出すことができ、ストロボ
本体への取付性を向上させ、その取付スペースも小さく
することができる。さらに本発明の反射鏡は、円弧部と
連続部とが円弧部の接線方向に滑らかに連結されている
から、従来、反射鏡の光源後方の凹部付近で生じていた
予測不可能な反射光を確実になくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるストロボ用反射鏡の第一の実施例
を示す、照明光軸に沿わせた断面図である。
【図2】本発明によるストロボ用反射鏡の第二の実施例
を示す、照明光軸に沿わせた断面図である。
【図3】本発明によるストロボ用反射鏡の第三の実施例
を示す、照明光軸に沿わせた断面図である。
【図4】従来の楕円形状の反射鏡の凹部形状を示す断面
図である。
【図5】本発明によるストロボ用反射鏡と、従来の楕円
状反射鏡の形状を比較して示す断面図である。
【符号の説明】
11 11′11″ 光源 12 反射鏡 12a 第二反射面(連続部) 13 第一反射面(円弧部) 14 保持部材 17 フレネルレンズ O 照明光軸

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から照射する光束をその反射面で反
    射させるストロボ用反射鏡において、 上記反射面は、その断面形状において、 上記光源の発光点を中心とした、上記光源の外周と略同
    一の曲率からなる円弧部と、 この円弧部に連続する、該円弧部に接する接線方向に延
    びる連続部とを有することを特徴とするストロボ用反射
    鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のストロボ用反射鏡におい
    て、上記連続部は楕円であるストロボ用反射鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のストロボ用反射鏡におい
    て、上記光源と上記反射面の円弧部との間にはスペーサ
    が介在されているストロボ用反射鏡。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のストロボ用反射鏡におい
    て、上記スペーサは透明部材で形成されているストロボ
    用反射鏡。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のストロボ用反射鏡におい
    て、上記スペーサの上記光源に接触する部分には反射面
    が形成されているストロボ用反射鏡。
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