JP3229815U - 加湿装置を備えた乾燥機 - Google Patents

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拓 松尾
拓 松尾
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株式会社木原製作所
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Abstract

【課題】温風棚式乾燥機でありながら、季節、天候に左右されず、被乾燥物の乾燥斑を軽減し均一な乾燥を行う加湿装置を備えた乾燥機を提供する。【解決手段】加湿装置を備えた乾燥機Kは、空気を加温して乾燥空気とする加温室Dと被乾燥物を乾燥する乾燥室Sを併設し、加温室と乾燥室の下部を連通する吐出ダクト5と、加温室と乾燥室の上部を連通し空気の循環を可能とする循環ダクト8と、乾燥室内の乾球、湿球温度を制御する制御部と、を備え、加温室に蒸気を送気する加湿部Pを配設し、加湿部は加熱ヒーターと貯水タンクを有し、加湿部内部で発生した蒸気を乾燥室に送気し、被乾燥物の乾燥斑を軽減し均一な乾燥を行う。【選択図】図2

Description

本考案は、農産魚介類などの乾燥、例えば薩摩芋の乾燥において、乾燥斑が無く、色・艶を良好な仕上がり状態とする加湿装置を備えた乾燥機に関する。
従来、農産魚介類などの乾燥、例えば薩摩芋を乾燥する際、蒸気等で柔らかくした薩摩芋をスライスし、スライスされた薩摩芋を孔の開いた乾燥用トレイ(以降、一般的名称で「えびら」という)に並べた後、天日により乾燥、或いは棚を設けた台車に10段乃至20段程度差し込み乾燥室に搬入して乾燥する等の乾燥方法が行われている。
特開昭61−249368 公報
特許文献1に開示された発明においては、海苔などを乾燥する際、密閉式の乾燥機に中間床を配置し上側乾燥室と下側乾燥室とに区画し、各々の乾燥室にシャッターで開閉する吸入口及び排気口を設け、また各々の乾燥室に設けた湿度センサーで、室内の湿度を区々に検出し、その湿度が設定値である時は乾燥室で生成される加温、恒湿空気を循環し、その湿度が設定値以下である時は、乾燥室の加湿器を作動させ湿度を設定値に維持し、またその湿度が設定値以上である時は、乾燥室に設けた排気口を開放して多湿空気を排出しつつ、乾燥室に設けた吸入口より外気を導入して湿度を設定値に維持する構成となっている。
しかしながら、このような構成の乾燥機においては、乾燥室内に加湿器が設けられているため、乾燥中に被乾燥物から出る成分に長時間晒され加湿器の劣化を早め、また高頻度でのメンテナンス及び清掃が求められる乾燥機となっている。
本考案は、このような事情に対処してなされたものであり、簡易な構成でありながら、乾燥機内部の湿度をコントロールし被乾燥物の乾燥斑を軽減し均一に乾燥でき、メンテナンス及び清掃が容易な加湿装置を備えた乾燥機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案に係る、加湿装置を備えた乾燥機は、空気を加温して乾燥空気とする加温室と被乾燥物を乾燥する乾燥室を併設し、前記加温室と前記乾燥室の下部を連通する吐出ダクトと、前記加温室と前記乾燥室の上部を連通し空気の循環を可能とする循環ダクトと、前記乾燥室内の乾球、湿球温度を制御する制御部と、を備えた乾燥機において、
前記加温室に蒸気を送気する加湿部を配設し、前記加湿部は加熱ヒーターと貯水タンクを有することを特徴とする。
前記加湿部内部に有する前記加熱ヒーターにより前記貯水タンクに貯水されている水を加熱し、発生した蒸気が蒸気管を通り、前記加温室に供給されることを特徴とする。
このような構成の加湿装置を備えた乾燥機において、前記加温室に供給された蒸気が前記加温室で、前記乾燥室から循環された空気、または吸入口から吸入された外気と混合し、前記加温室から前記乾燥室に送気される。この混合空気が被乾燥物に送られるという作用を有する。
本考案の請求項1記載の加湿装置を備えた乾燥機によれば、加温室から乾燥室に送気された混合空気は、前記乾燥室内に広がり、制御部により前記乾燥室内の湿度を制御することで、季節、天候に左右されることなく、被乾燥物の乾燥斑を軽減し均一な乾燥を行うことができるという効果を有する。
は本考案の実施例に係る加湿装置を備えた乾燥機の全体図を示す。 は本考案の実施例に係る加湿装置を備えた乾燥機の正面断面図を示し、空気の流れを示す。 は本考案の実施例に係る加湿装置を備えた乾燥機に使用する加湿部の全体図を示す。 は本考案の実施例に係る加湿装置を備えた乾燥機に使用する加湿部の断面詳細図を示す。
本考案の実施の形態に係る加湿装置を備えた乾燥機について、図1乃至図4を用いて詳細に説明する。なお、図1で示した構成要素については、図2乃至図4においても同一の符号を付して、その説明を省略する。
図1に示すように、本実施例の加湿装置を備えた乾燥機Kは、空気を加温して乾燥空気とする加温室Dと被乾燥物を乾燥する乾燥室Sを併設し、前記加温室Dと前記乾燥室Sの下部を連通する吐出ダクト5と、前記加温室Dと前記乾燥室Sの上部を連通し空気の循環を可能とする循環ダクト8と、乾燥室内の乾球、湿球温度を制御する制御部10と、を備えた乾燥機において、
前記加温室Dに蒸気を送気する加湿部Pを配設し、前記加湿部Pは加熱ヒーター17と貯水タンク15を備える。
前記加温室Dは、上部に空気を取り込む吸気口1と、中央付近に保持され空気を下方に送出する送風機2と、空気を加温して乾燥空気とする熱交換器3と、熱源4(例えば、バーナー)と、を配置する。
前記乾燥室Sは、前記吐出ダクト5を介して前記加温室Dから送気される乾燥空気により被乾燥物を乾燥し湿った空気を排出する排気口6と、えびら13を出し入れ可能な扉7と、を配置する。
次に、図2を用いて本実施例の加湿装置を備えた乾燥機Kにおける空気および蒸気の流れについて説明する。
図2に示すように、前記送風機2により前記吸気口1から取り込まれた空気(図中濃い墨塗り矢印)は、前記熱交換器3を通過して乾燥空気(図中白抜き矢印)となり、前記吐出ダクト5を介して前記乾燥室Sに送気される。
また、前記乾燥室S内の湿度を乾燥に適した湿度にするため、前記加湿部Pで発生させた蒸気(図中斜線矢印)を前記加温室Dに配設された加湿ノズル11から適宜噴出する。前記加湿ノズル11は前記加湿部Pと蒸気管21で連結している。蒸気は、前記送風機2に吸入され前記熱交換器3を通過して前記乾燥室Sに送気される。
前記乾燥室Sに送気された乾燥空気および蒸気は前記乾燥室Sの下部に配置された多孔板12を通過することで整流され、前記乾燥室Sに配置された前記えびら13に並べられた被乾燥物14は均一に乾燥される。
また、前記多孔板12を通過して吹き出された乾燥空気および蒸気は、前記被乾燥物14の水分を吸収し、湿り空気(図中薄い墨塗り矢印)となり前記排気口6より排出される。又は、前記送風機2により前記循環ダクト8を介して再び前記加温室Dに吸い込まれて乾燥空気となる。
前記湿り空気を前記排気口6より排出する量と、前記加温室Dに再び吸込み乾燥空気として使用する量の割合を循環率と、言い、この循環率の変更は、ダンパー9の開閉角度にて行うことができる。
また、前記循環ダクト8と前記ダンパー9は、必ずしも必要なものではなく、この場合前記循環ダクト8の連通部分は、閉塞していなければならない。
次に、図3および図4を用いて本実施例の加湿装置を備えた乾燥機Kの前記加湿部Pについて説明する。
図3および図4に示すように、前記加湿部Pは、前記貯水タンク15に外部からの加熱用水20を給水する給水用ポンプ16と、前記加熱用水20を加熱するための前記加熱ヒーター17と、加熱された前記加熱用水20から発生する蒸気を送気する前記蒸気管21との連結部となる蒸気出口18と、不要となった前記加熱用水20を排水するための排水口19と、を配置する。
K‥‥本実施例の加湿装置を備えた乾燥機
D‥‥本実施例の加湿装置を備えた乾燥機の加温室
S‥‥本実施例の加湿装置を備えた乾燥機の乾燥室
P‥‥本実施例の加湿装置を備えた乾燥機の加湿部
1‥‥吸気口 2‥‥送風機 3‥‥熱交換器
4‥‥熱源(バーナー) 5‥‥吐出ダクト 6‥‥排気口
7‥‥乾燥室扉 8‥‥循環ダクト 9‥‥ダンパー
10・・・・制御部 11・・・・加湿ノズル
12‥‥複数の通気孔を有する板(多孔板)
13‥‥乾燥用トレイ(えびら)
14・・・・被乾燥物 15・・・・貯水タンク 16・・・・給水用ポンプ
17・・・・加熱ヒーター 18・・・・蒸気出口 19・・・・排水口
20・・・・加熱用水 21・・・・蒸気管



Claims (1)

  1. 空気を加温して乾燥空気とする加温室と被乾燥物を乾燥する乾燥室を併設し、前記加温室と前記乾燥室の下部を連通する吐出ダクトと、前記加温室と前記乾燥室の上部を連通し空気の循環を可能とする循環ダクトと、乾燥室内の乾球、湿球温度を制御する制御部と、を備えた乾燥機において、
    前記加温室に蒸気を送気する加湿部を配設し、前記加湿部は加熱ヒーターと貯水タンクを有することを特徴とする加湿装置を備えた乾燥機。




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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023124501A (ja) * 2022-02-25 2023-09-06 株式会社木原製作所 乾燥測定装置

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