JP3228915U - 靴下 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着者の踵より上の部分である脚部を被覆する筒状部のずり落ちが低減されている靴下を提供する。【解決手段】足指を被覆する足指部10、足指から足首に至る部分を被覆する足部20、踵を被覆する踵部30、及び、足首から上の脚部を被覆する筒状部40が接続されている靴下1において、筒状部40の内表面に、ゴム製の凸部を設ける。凸部は、筒状部40の軸方向に平行に延びている凸条41とすることができる。凸部は、シリコーン系ゴム製とすることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、靴下に関するものである。
一般的な靴下では、装着者の踵より上の部分である脚部を被覆する筒状部のずり落ちを防止するために、ゴム編みやゴム糸を使用した織編によって、開口部(はき口)の伸縮性を他の部分より高めて締め付け力を付与している。しかしながら、開口部の締め付け力を過度に増大させると、皮膚への食い込みによってかゆみや痛みを生じさせるため、開口部の締め付け力のみによって筒状部のずり落ちを防止することは困難である。
筒状部のずり落ちを防止するために、開口部の近傍を皮膚に接着するための接着剤を使用する人もいるが、接着の作業に手間がかかる上、接着剤によって皮膚がかぶれることがあった。そのため、開口部の締め付け力を過度に増大させることなく、靴下自身の構成によって筒状部のずり落ちが低減されている靴下が要請されていた。
そこで、本考案は、上記の実情に鑑み、装着者の踵より上の部分である脚部を被覆する筒状部のずり落ちが低減されている靴下の提供を、課題とする。
上記課題を解決するため、本考案にかかる靴下は、
「足指を被覆する足指部、足指から足首に至る部分を被覆する足部、踵を被覆する踵部、及び、足首から上の脚部を被覆する筒状部が接続されている靴下であって、
前記筒状部の内表面に、ゴム製の凸部を備えている」ものである。
本構成の靴下は、足首から上の脚部を被覆する部分である筒状部の内表面に凸部を備えているため、筒状部の内表面と皮膚との間の摩擦力が凸部によって増大し、筒状部のずり落ちを低減することができる。また、凸部はゴム製であって弾性を有しており、装着者の動きに伴う脚部の表面形状の変化に沿って変形するため、装着者の動きに関わらず摩擦力が作用すると共に、皮膚に対する筒状部の内表面のフィット感が維持される。
ここで、凸部を形成する「ゴム」としては、完全に硬化している状態である程度の柔らかさを備えるゴムが望ましく、シリコーン系ゴム、ポリウレタン系ゴム、アクリル系ゴム、を例示することができる。
凸部の形状は特に限定されず、例えば、直線状、波線状、半球状、三角形などの多角形状の形状とすることができる。
本考案にかかる靴下は、上記構成に加え、
「前記凸部は、前記筒状部の軸方向に平行に延びている凸条である」ものとすることができる。
靴下の着脱がしやすいためには、筒状部は径方向の伸縮性に富んでいることが要請される。本構成では、ゴム製の凸部が直線状の凸条であり、凸条が筒状部の軸方向に平行に延びるように形成されているため、凸条の存在が筒状部の径方向の伸縮性に影響を及ぼすおそれが低減されている。
本考案にかかる靴下は、上記構成に加え、
「前記凸部は、シリコーン系ゴム製である」ものとすることができる。
シリコーン系ゴムは、完全に硬化している状態で柔軟性に富んでおり、装着者の脚部の表面形状に沿って変形しやすいと共に、皮膚への密着性が高いため、ずり落ちを防止するための凸部を形成する材料として非常に適している。
以上のように、本考案によれば、装着者の踵より上の部分である脚部を被覆する筒状部のずり落ちが低減されている靴下を、提供することができる。
本考案の一実施形態である靴下の一部切り欠き斜視図である。 (a)図1の靴下を筒状部において軸方向に直交する方向に切断した断面図であり、(b)凸条の数の異なる変形例の靴下を同じ位置で切断した断面図である。 (a)〜(d)凸部の形状の異なる変形例の靴下の一部切り欠き斜視図である。
以下、本考案の具体的な実施形態の靴下1について、図面を用いて説明する。靴下1は、基本的構成として、足指を被覆する足指部10、足指から足首に至る部分を被覆する足部20、踵を被覆する踵部30、足首から上の脚部を被覆する筒状部40を備えており、筒状部40の端部がはき口である開口部50である。
これらの各部からなる靴下1を織編するための繊維としては、羊毛、木綿、絹、麻などの天然繊維、アクリル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、ポリプロピレン系繊維、セルロース系再生繊維などを、特に限定なく使用することができる。また、靴下1における部分ごとに、異なる繊維を使用して織編してもよい。開口部50は、ゴム編みにより、或いは、ポリウレタン弾性糸など弾性に富んだ繊維を使用して織編することにより、他の部分より伸縮性が高められており、筒状部40に適度な締め付け力を付与している。
靴下1は、筒状部40の内表面に、ゴム製の凸部を備えている。本実施形態における凸部は、筒状部40の軸方向に平行な方向に延びるように形成されている凸条41である。本実施形態では、凸条41は筒状部40の軸中心に対して等角度間隔で、複数が形成されている。本実施形態では、凸条41の数は四本であり、図2(a)に示すように、装着者の脚部における前部、後部、左部、右部に対応する位置に設けられている。
また、凸条41は、シリコーン系ゴムで形成されている。このような凸条41は、硬化前の流動性を有しているシリコーン系ゴムを、プリント加工によって筒状部40の内表面に線状に塗布し、加熱によって硬化させることにより形成することができる。
凸条41の高さは、0.5mm〜2mmとすることができ、凸条41の幅は1mm〜3mmとすることができる。また、凸条41の長さは、筒状部40の長さに応じて設定することができ、例えば、5cm〜20cmとすることができる。なお、凸条41の軸方向に直交する方向の断面の外形は、円弧または楕円弧とすることにより、皮膚へ接触したときの感触のよいものとすることができる。
上記の構成とすることにより、筒状部40の内表面と皮膚との間の摩擦力が凸条41によって増大するため、筒状部40のずり落ちを低減することができる。また、凸条41は弾性を有するゴム製であり、装着者の動きに伴う脚部の表面形状の変化に沿って変形するため、装着者の動きに関わらず摩擦力が作用すると共に、皮膚に対する筒状部40の内表面のフィット感が維持される。
加えて、本実施形態では、凸条41を構成するゴムとして、シリコーン系ゴムを採用している。シリコーン系ゴムは、完全に硬化している状態で柔軟性に富んでいるため、装着者の脚部の表面形状に沿って変形しやすいと共に、皮膚への密着性が高いため、ずり落ちを防止する作用が効果的に発揮される。
また、凸条41は、筒状部40の回転中心に対して等角度間隔で複数が形成されているため、装着者の脚部の種々の動きに対応して、ずり落ちを防止する作用を効果的に発揮することができる。
特に、複数の凸条41のうちの一つは、装着者の脚部における前部に対応する位置にある。この位置は、装着者が足首を曲げることによって、筒状部40がずり落ちるように作用する力が、最も大きく作用する位置である。従って、凸条41によって筒状部40のずり落ちを防止する作用が、より効果的に発揮される。
更に、本実施形態では、凸条41が筒状部40の軸方向に平行に延びるように形成されている。靴下1は、はいたり脱いだりする際に、筒状部40を径方向に拡げる必要がある。ゴムは、ある程度の伸縮性を有しているものの、繊維で編成された筒状部40ほどの伸縮性はない。そのため、仮に、ゴム製の凸条41が筒状部40において径方向に延びるように形成されていると、凸条41の存在によって筒状部40の径方向における伸縮性が低減するおそれがある。これに対し、本実施形態では、凸条41が筒状部40の軸方向に平行に延びるように形成されているため、筒状部40の径方向における伸縮を、凸条41が妨げることのないものとなっている。
このように、本実施形態の靴下1は、筒状部40のずり落ちが有効に抑制されているため、装着者の動きが激しいスポーツ用靴下や、筒状部40が長い靴下として好適である。
以上、本考案について好適な実施形態を挙げて説明したが、本考案はこの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記では、凸条41が四本である場合を例示したが、凸条41の数は特に限定されない。例えば、図2(b)に示すように、五本の凸条41が筒状部40の軸中心に対して等角度間隔に設けられた靴下1bとすることができる。この場合、図示しているように、凸条41の一つは装着者の脚部における前部に対応する位置とするとよい。
また、凸部の形状は上記で例示した直線状の凸条に限定されない。例えば、図3(a)に示すように、波形の凸部42を有する靴下2とすることができる。凸部が波形である場合、図示したように、波形が連続する方向が筒状部40の軸方向に平行となるようにすれば、筒状部40の径方向における伸縮性を低下させることなく、凸部42と皮膚との摩擦力を増加させることができる。
或いは、図3(b)に示すように、三角形状の凸部43を有する靴下3とすることができる。凸部が三角形状である場合、図示したように、三角形の底辺側が上となるように配置すれば、筒状部40の下方へのずり落ちに対する抵抗として有効に作用するため、望ましい。
また、或いは、図3(c)に示すように、半球状の凸部44を有する靴下4とすることができる。凸部が半球状である場合、図示したように、複数の凸部44を筒状部40の軸方向に平行となる方向に並べれば、直線状の凸部41の場合と同様に、筒状部40の径方向における伸縮性を低下させることなく、凸部42と皮膚との摩擦力を増加させることができる。
更に、図3(d)に示すように、小さい粒状の凸部45が筒状部40の内表面に全体的に分散している靴下5とすることができる。
なお、一つの靴下が、形状の異なる複数種類の凸部を備えている構成とすることもできる。
また、上記では、足指部10が五本の足指をまとめて被覆する一つの袋状部である場合を例にとって図示しているが、これに限定されず、五本の足指を個々に被覆する五つの袋状部からなる足指部や、第一指を被覆する袋状部と、他の四本の指を被覆する袋状部との二つからなる足指部を備える靴下とすることもできる。
更に、足部の一部に、他の部分よりも伸縮性を高め、且つ、編み目の数を低減することにより締め付け力を付与した締め付け強化部が帯状に形成されたサポートタイプの靴下に、本考案を適用することができる。
加えて、上記では、ゴム製の凸条41が筒状部40のみに形成されている場合を例示したが、筒状部に加えて、それ以外の部分にも凸条を形成することができる。例えば、足部において装着者の足甲に接触する部分にも凸条を形成することにより、足部におけるずれに起因して筒状部がずり落ちることを、有効に防止することができる。
1 靴下
1b 靴下
2 靴下
3 靴下
4 靴下
5 靴下
10 足指部
20 足部
30 踵部
40 筒状部
50 開口部
41 凸条(凸部)
42 凸部
43 凸部
44 凸部
45 凸部

Claims (3)

  1. 足指を被覆する足指部、足指から足首に至る部分を被覆する足部、踵を被覆する踵部、及び、足首から上の脚部を被覆する筒状部が接続されている靴下であって、
    前記筒状部の内表面に、ゴム製の凸部を備えている
    ことを特徴とする靴下。
  2. 前記凸部は、前記筒状部の軸方向に平行に延びている凸条である
    ことを特徴とする請求項1に記載の靴下。
  3. 前記凸部は、シリコーン系ゴム製である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の靴下。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102614953B1 (ko) * 2023-08-29 2023-12-15 안명기 양말

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