JP3228609B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3228609B2 JP22052093A JP22052093A JP3228609B2 JP 3228609 B2 JP3228609 B2 JP 3228609B2 JP 22052093 A JP22052093 A JP 22052093A JP 22052093 A JP22052093 A JP 22052093A JP 3228609 B2 JP3228609 B2 JP 3228609B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バイポーラトランジ
スタを含む半導体装置に係り、とくに、N型及びP型の
両導電型埋込み領域を用いた縦型構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、バイポーラトランジスタを有する
LSIなどの半導体装置は、高い集積密度と少ない消費
電力をめざして開発が進められている。図12は、従来
の縦型NPNトランジスタの断面図である。P型シリコ
ン半導体基板9上にN型エピタキシャルシリコン半導体
層7を形成したウエーハを用いる。ウエーハ主面には、
エミッタ電極Eが接触しているNエミッタ領域1が形
成されている。エミッタ領域1を囲むようにPベース
領域3が形成されている。ベース領域30内には高濃度
のベース電極取出し領域20が形成されていて、その上
にベース電極Bが取付けられている。ベース領域30に
離隔して、ベース領域30を囲むようにNコレクタ領
域50が形成されている。コレクタ領域50には、N
コレクタ電極取出し領域40が形成され、その上にコレ
クタ電極Cが取付けられている。これらトランジスタを
構成する領域は、シリコン半導体基板9上に形成された
前記エピタキシャルシリコン半導体層7又はこの半導体
層に形成されたNウエル領域に形成される。このトラン
ジスタを囲んでP素子分離領域6が半導体基板9まで
形成されている。素子領域の半導体基板9表面にはN
埋込み領域80が形成され、これにコレクタ領域50が
接触している。
【0003】また、図13は、従来の縦型PNPトラン
ジスタの断面図である。P型シリコン半導体基板9上に
N型エビタキシャルシリコン半導体層を形成した図12
と同じウエーハを用いる。ウエーハ主面には、エミッタ
電極Eが接触しているPエミッタ領域15が形成され
ている。エミッタ領域15に対向してNベース電極取
出し領域25が複数形成され、その上にベース電極Bが
取付けられている。ベース領域は、エミッタ領域とコレ
クタ領域とに囲まれたNウエル領域又はN型エピタキシ
ャルシリコン半導体層7全体がこれに相当する。ベース
電極取出し領域25及びエミッタ領域15を囲むよう
に、Pコレクタ領域55が形成されている。コレクタ
領域55にはPコレクタ電極取りだし領域45が形成
され、その上にコレクタ電極Cが取付けられている。コ
レクタ領域55に近接し、ベース電極取りだし領域25
とは反対側に、高濃度のN不純物拡散領域35が形成
されている。このN不純物拡散領域35には、電極取
出し領域65が形成され、この上に入力電極Vccが形成
されている。また、これらのトランジスタを形成する領
域は、シリコン半導体基板9上に形成された前記エピタ
キシャルシリコン半導体層7又はこの半導体層に形成さ
れたNウエル領域に形成される。このトランジスタを囲
んで、P素子分離領域6が半導体基板9まで形成され
ている。
【0004】素子領域の半導体基板9表面にはNウエル
95が形成されており、その中にP埋込み領域105
が形成されこれにコレクタ領域55が接触している。ま
た、同じNウエル95内において、P埋込み領域10
5に近接してN埋込み領域85が形成され、これに前
記N不純物拡散領域35が接触している。従来の縦型
NPNトランジスタは、エミッタ領域であるN不純物
拡散領域60の周囲のベース領域にhfe、Vceo を決定
している不純物濃度のP不純物拡散領域33及びそれ
よりも不純物濃度の高いP不純物拡散領域20を設
け、そこにベース電位を与えていた(図12参照)。縦
型PNPトランジスタも同様にエミッタ領域であるP
不純物拡散領域15の周囲にN不純物拡散領域25を
設け、そこにベース電位を与えていた(図13参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の縦型トラ
ンジスタは、ベース電位がエミッタ領域の周辺部で最も
大きくなる。そのために電流集中効果により縦型NPN
又はPNP構造の有効活性領域が減少していた。この効
果はとくに大面積のエミッタを持つ縦型NPN又はPN
P構造のトランジスタに顕著に現れる。また、エミッタ
領域とコレクタ電極取りだし領域の間にベース領域内に
形成されたベース領域の高濃度不純物拡散領域が存在す
るので、エミッターコレクタ間距離が大きくなり、実質
的なコレクタ抵抗が増大していた。
【0006】本発明はこのような事情によりなされたも
のであり、縦型トランジスタの電流集中効果を緩和し、
コレクタ内部抵抗の低減をはかった半導体装置及びその
製造方法を提供することを目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベース電位を
高濃度不純物拡散埋込み領域を介してエミッタ領域の直
下に与えることを特徴としている。また、P型及びN型
の埋込み領域を形成するに際し、不純物の拡散係数の差
を利用して2種類の埋込み領域を同時に形成することを
特徴としている。
【0008】すなわち、本発明の半導体装置は、半導体
ウエーハの主面に露出して形成されたP型エミッタ領域
と、前記半導体ウエーハの主面に露出して形成され、前
記P型エミッタ領域を囲む第1のN型ベース領域と、前
記半導体ウエーハの主面に露出して形成され、前記第1
のN型ベース領域に離隔して対向している第2のN型ベ
ース領域と、前記半導体ウエーハの主面に露出して形成
された少なくとも1つのP型コレクタ領域と、前記半導
体ウエーハ内部に、前記P型エミッタ領域、前記第1の
N型ベース領域及び前記P型コレクタ領域の下に形成さ
れているN型埋込み領域と、前記半導体ウエーハ内部
に、前記N型埋込み領域と重なって形成され、前記N型
埋込み領域より上方向又は上方向及び下方向に厚くなっ
ているP型埋込み領域とを備え、前記P型埋込み領域
は、前記P型コレクタ領域と電気的に接続し、このP型
埋込み領域には前記P型エミッタ領域の直下の所定領域
に少なくとも1つのこのP型埋込み領域が形成されてい
ない窓が形成され、前記N型埋込み込み領域は、1端が
第2のN型ベース領域に電気的に接続し他端が前記P型
エミッタ領域の直下に延在して前記に突出しており、
かつ、前記第1のN型ベース領域に電気的に接続してい
ることを特徴としている。
【0009】本発明の半導体装置の製造方法は、半導体
ウエーハ内部にN型高濃度不純物領域を形成する工程
と、前記半導体ウエーハ内部に前記N型高濃度不純物領
域と少なくとも部分的に重なっているP型高濃度不純物
領域を形成する工程と、前記半導体ウエーハを熱処理す
ることにより前記N型及びP型高濃度不純物拡散領域の
不純物を熱拡散して、N型埋込み領域と、前記N型埋込
み領域と重なって形成され、前記N型埋込み領域より上
方向又は上方向及び方向に厚くなっているP型埋込み
領域とを形成する工程と、前記半導体ウエーハの主面に
P型エミッタ領域を前記N型埋込み領域の真上に位置す
るように形成する工程と、前記半導体ウエーハの主面に
前記P型エミッタ領域を囲み、前記N型埋込み領域に電
気的に接続している第1のN型ベース領域を形成する工
程と、前記半導体ウエーハの主面に露出し、前記第1の
N型ベース領域に離隔して対向し、前記N型埋込み領域
と電気的に接続している第2のN型ベース領域を形成す
る工程と、前記半導体ウエーハの主面に、前記P型埋込
み領域と電気的に接続している少なくとも1つのP型コ
レクタ領域を形成する工程とを備え、前記P型埋込み領
域は、前記P型エミッタ領域の直下の所定領域に少なく
とも1つのこのP型埋込み領域が形成されていない窓が
形成され、前記N型埋込み領域の一端は、前記窓に突出
していることを特徴としている。
【0010】
【作用】埋込み領域としてP型及びN型の2つの領域を
形成し、そのいずれかをベース領域としてバイポーラト
ランジスタを縦型構造にすることにより、ベース電位を
与える部分がエミッタ領域直下の任意の場所に与えるこ
とができ、また、エミッタ領域と高不純物濃度のコレク
タ電極取り出し領域の距離を短くすることができる。さ
らに、N型埋込み領域を形成する不純物とP型埋込み領
域を形成する不純物の拡散係数の差を利用してベース領
域又はコレクタ領域を兼ねる埋込み領域を他の埋込み領
域に重ねて形成することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。まず、図1及び図2を参照して本発明を説明する
ための第1の参照例を説明する。図1は、縦型NPNト
ランジスタの断面図であり、図2は、表面に形成された
電極の表示を省いた前図のトランジスタの平面図であ
る。図2のA−A′線に沿う断面図が図1になってい
る。この参照例では、前述の従来例と同様に、P型シリ
コン半導体基板9上にN型エピタキシャルシリコン半導
体層7を形成したウエーハを用いる。ウエーハ主面には
エミッタ電極Eが形成されているNエミッタ領域1が
設けられている。エミッタ領域1を囲むようにPベー
ス領域3が形成されている。ベース領域3と離隔して高
不純物濃度のPベース領域11が形成されている。こ
のPベース領域11内には、高不純物濃度のベース電
極取出し領域2が形成されていて、その上にベース電極
Bが取付けられている。この電極取出し領域2は、ベー
ス領域11に5×1015/cm2 程度の不純物を打ち込
んで形成する。ベース領域3に離隔して、ベース領域3
に対向するようにNコレクタ領域5が形成されてい
る。コレクタ領域5にはNコレクタ電極取出し領域4
が形成され、その上にコレクタ電極Cが取付けられてい
る。
【0012】これらトランジスタを構成する領域は、シ
リコン半導体基板9上に形成された前記エピタキシャル
シリコン半導体層7かもしくはこの半導体層が形成され
たNウエル領域に形成される。このトランジスタを囲ん
で、P素子分離領域6が半導体基板9まで形成されて
いる。素子領域の半導体基板9表面にはN埋込み領域
8が形成され、これにコレクタ領域5が接触している。
一方、N埋込み領域8表面にはP埋込み領域10が
形成され、これにPベース領域11が接触している。
図2に平面図に示すようにP埋込み領域10の幅は、
埋込み領域8より狭くて良い。また、Pベース領
域11の幅よりも狭くても良い。P埋込み領域10の
どの部分でもエミッタ領域1の直下に存在してベース電
位を与えることができればその先端がこの領域を越えて
コレクタ領域に近付いても良く、その幅も必要に応じて
広くすることができる。P埋込み領域10の厚さは、
埋込み領域8より厚くなっている。その断面を見る
とP埋込み領域10は、N埋込み領域8の上方及び
下方に厚くなっている。両者が重なる領域はN型領域に
なっている。
【0013】次ぎに、前図及び図3乃至図6を参照して
この参照例の半導体装置の製造方法について説明する。
図3乃至図6は、この参照例の製造工程断面図である。
硼素(B)をドープしたP型シリコン半導体基板9の表
面を高温の酸化雰囲気中で熱処理して第1の絶縁膜であ
る熱酸化膜(SiO)92を形成する。次いで、フォ
トレジスト(図示せず)を塗布し、このフォトレジスト
に埋込み(N層)領域パターンを形成し、これをマス
クとして埋込み領域パターン内の絶縁膜92を除去して
絶縁膜92に前記パターン形状の開口部93を形成す
る。次に、フォトレジストを取り除いてから、再びシリ
コン半導体基板9の表面を高温の酸化雰囲気中で熱処理
して第2の絶縁膜である熱酸化膜(SiO)94を形
成する(図3)。次に、半導体基板9の表面から第2の
絶縁膜94を取り除き、前記開口部93内の半導体基板
表面領域を一部取り除く。次に、前処理を行ってから半
導体基板9全面に例えばアンチモン(Sb)を不純物に
含んだシリケートガラス膜95を形成する。そして、こ
のシリケートガラス膜95を熱処理して第1の絶縁膜9
2の開口部93から半導体基板9の内部にSbを拡散
し、N領域96を形成する。第1の絶縁膜92は、拡
散に対するマスクとして用いられる。
【0014】次に、半導体基板9表面に形成されていた
第1の絶縁膜92及びその上に形成されているシリケー
トガラス95を除去する(図4)。次に、半導体基板9
の表面を高温の酸化雰囲気中で熱処理して第3の絶縁膜
である熱酸化膜(SiO)97を形成する。次に、フ
ォトレジスト(図示せず)を塗布し、このフォトレジス
トに埋込み(P層)領域パターンを形成し、これをマ
スクとして埋込み領域パターン内の絶縁膜97を除去し
て、この絶縁膜97に前記パターン形状の開口部98を
形成する。次に、前処理を行ってから半導体基板9全面
に、例えば、ボロン(B)を不純物として含んだボロン
シリケートガラス膜99を形成する(図5)。そして、
このボロンシリケートガラス膜99を熱処理して第3の
絶縁膜97の開口部98から半導体基板9の内部にB不
純物を拡散し、P領域100を形成する。第3の絶縁
膜97は、拡散に対するマスクとして用いられる。実施
例では、この様にN領域96やP領域100を形成
する場合には固相拡散法を用いているがこれら領域をイ
オン注入法により形成することも可能である。次に、半
導体基板9表面に形成されている第3の絶縁膜97及び
その上に形成されているボロンシリケートガラス膜99
を取り除く。
【0015】次に、半導体基板9を約1200℃で約3
時間熱処理を行うことによってN領域96及びP
域100の不純物Sb、Bを拡散して、これら領域をN
埋込み領域8及びP埋込み領域10に変える。P
領域96とP領域100は部分的に重なって形成され
ているが、N領域96の導電型を規定するSbとP
領域10の導電型を規定するBとは拡散係数が異なり、
Bの拡散係数はSbより小さいので、熱処理拡散によっ
て不純物の広がる速度は、P領域100のほうが大き
い。したがって、P領域100の不純物が拡散して最
終的に形成されるP埋込み領域10は、N領域96
の不純物が拡散して最終的に形成されるN埋込み領域
8よりその上下方向の厚みが大きく、その断面形状(図
1参照)は、N埋込み領域8より上下方向に飛び出し
ている。そして、この重なっている部分の導電型は、埋
込み領域8、10の不純物濃度に依存している。即ち、
濃い不純物濃度の埋込み領域の不純物濃度が薄い不純物
濃度の埋込み領域の不純物濃度の大体10倍を越える
と、この重なる部分の導電型は濃い不純物濃度の埋込み
領域の導電型に規定されるようになる。この実施例では
埋込み領域8の不純物濃度は、約7×1018/cm3
であり、P埋込み領域10の不純物濃度は、約6×1
17/cm3 である。したがって、この2つの領域8、1
0の重なる部分83はN型不純物拡散領域になる。
【0016】2つの埋込み領域の体積比は、拡散温度を
一定にすれば拡散時間に依存する。半導体基板9に埋込
み領域8、10を形成してから、半導体基板9の上に、
例えば、シラン化合物とリン化合物を高温で分解反応さ
せるエピタキシャル成長によりシリコン半導体層7を形
成する(図6)。そして、この半導体層7の上に熱酸化
膜からなる絶縁膜(SiO)を形成し、この絶縁膜に
素子分離領域パターンの開口部を形成する。この開口部
を有する絶縁膜全面に、Bを添加したボロンシリケート
ガラス膜を低温気相成長により形成する。そして、半導
体基板9及び半導体層7を約1200℃で熱処理するこ
とによりガラス膜中のB不純物を熱拡散させ、半導体層
7に半導体基板9に達するP型不純物拡散領域を形成
し、これを素子分離領域6とする。次に、半導体層7上
の絶縁膜及びガラス膜を取り除く。そして、前述と同じ
様に、マスクとなる絶縁膜及びBを添加したボロンシリ
ケートガラス膜を形成し、これらを用いて半導体層7の
素子分離領域6に囲まれた領域内に前記P埋込み領域
10に接するPベース領域3を形成する。次に、半導
体層7の素子分離領域6に囲まれた領域内に前記P
込み領域10に接するPベース領域11及びPベー
ス電極取出し領域2を形成する。
【0017】次に、前述と同じように、マスクとなる絶
縁膜及びP及びAsを添加したシリケートガラス膜を形
成し、これらを用いて半導体層7の素子分離領域6に囲
まれた領域内にシリケートガラス膜中のP及びAsなど
を約1100℃で熱拡散させて前記N埋込み領域8に
接するNコレクタ領域5、Nコレクタ電極取出し領
域4及びPベース領域3内のNエミッタ領域1を形
成する。次に、半導体層7上に層間絶縁膜を形成し、金
属配線を形成し、エミッタ領域1、ベース電極取出し領
域2及びコレクタ電極取出し領域4にそれぞれアルミニ
ウム金属などのエミッタ電極E、ベース電極B及びコレ
クタ電極Cを形成する。工程の最後にリンシリケートガ
ラスなどの絶縁膜を保護膜としてこれら配線などを被覆
する(図1及び図2参照)。
【0018】次に、図7及び図8を参照して第1の実施
例を説明する。図7は、縦型PNPトランジスタの断面
図であり、図8は、表面に形成された電極の表示を省い
た前図のトランジスタの平面図である。図8のB−B′
部断面図が図7の平面図になっている。この実施例で
は、P型シリコン半導体基板9上にN型エピタキシャル
シリコン半導体層7を形成した図13と同じウエーハを
用いる。ウエーハ主面には、エミッタ電極Eが接触して
いるPエミッタ領域12が形成されている。半導体層
7は、第1のベース領域を構成している。エミッタ領域
12に対向してその両側に第1及び第2のPコレクタ
領域51、52が形成されている。これら第1及び第2
のコレクタ領域51、52にはPコレクタ電極取出し
領域41、42が複数形成され、その上にコレクタ電極
Cが形成されている。コレクタ領域52のエミッタ領域
12とは反対側に第2のベース領域を構成するNベー
ス領域24が形成され、その上にNベース電極取出し
領域21が複数形成され、その上にベース電極Bが取付
けられている。コレクタ領域51には、Pコレクタ電
極取出し領域41が形成され、その上にコレクタ電極C
が取付けられている。また、これらトランジスタを構成
する領域は、シリコン半導体基板9上に形成された前記
エピタキシャルシリコン半導体層7又はこの半導体層に
形成されたNウエル領域に形成される。
【0019】このトランジスタを囲んでP素子分離領
域6が半導体基板9まで形成されている。素子領域の半
導体基板9表面にはNウエル91が形成されており、そ
の中にP埋込み領域101が形成され、この埋込み領
域101は、コレクタ領域51、52に接続している。
また、同じNウエル91内において、P埋込み領域1
01に重なるようにN埋込み領域82が形成され、こ
れに前記ベース領域24が接続されている。コレクタ領
域に接続されたP埋込み領域101は素子分離領域6
を囲むほぼ全領域に形成されているが、P埋込み領域
101のエミッタ領域12直下の所定の領域102は、
窓になっていて、P埋込み領域が形成されていない、
そして、その窓102の位置に前記N埋込み領域82
の先端が配置され、その先端からベース電位が与えられ
る。図8の平面図に示すようにN埋込み領域82の幅
は、P埋込み領域101より狭く、Nベース領域2
4の幅よりも狭くしてある。N埋込み領域82のどの
部分でもエミッタ領域12の直下に存在してベース電位
を与えることができれば、前記窓を広くしてその先端が
この領域を越えてコレクタ領域51に近付いても良く、
その幅も必要に応じて広くすることができる。P埋込
み領域101の厚さは、N埋込み領域82より厚くな
っている。
【0020】その断面を見ると、P埋込み領域101
はN埋込み領域82の上方及び下方に厚くなってい
る。このような両方向の埋込み領域を形成するには、イ
オン注入や固相拡散により導電型の異なる複数種の不純
物を半導体基板内に打ち込み、その後熱拡散して導電型
の異なる2種類の埋込み領域を同時に形成する。拡散係
数の異なる不純物を利用しているので、2つの埋込み領
域が重なっていてもその形成は容易である。この領域が
重なっている場合にその重なっている部分の導電型は、
この重なりを形成する領域の不純物濃度の高い領域の導
電型に依存する。そして、埋込み領域の厚さは、拡散時
間により容易に決められる。
【0021】次に、図9を参照して第2の参照例を説明
する。この参照例では、前述の従来例と同様にP型シリ
コン半導体基板9上にN型エピタキシャルシリコン半導
体層7を形成したウエーハの主面には、エミッタ電極E
が形成されているNエミッタ領域1、エミッタ領域1
を囲むPベース領域3、ベース領域3と離隔している
高不純物濃度のPベース領域11、Pベース領域1
1内の高不純物濃度のベース電極取出し領域2、ベース
領域3に離隔して、ベース領域3に対向するNコレク
タ領域5、コレクタ領域5内のNコレクタ電極取出し
領域4などのトランジスタを構成するP型素子分離領域
6内に形成された各領域及び半導体基板9の表面領域に
形成されたN埋込み領域8の配置は、第1の実施例で
ある図1に示された半導体装置と同じであるが、半導体
基板9の表面領域に形成されたP埋込み領域10が前
記実施例と相違している。P埋込み領域10は、P
ベース領域11に接触している。そして、その一端はベ
ース領域3に接して、エミッタ領域1の直下に来るよう
に配置されている。この実施例では、P埋込み領域1
0は、一部は、N埋込み領域8と重なっているが、残
りは、N埋込み領域8の上に配置されており、N
込み領域8より下には形成されていない。第1の参照例
において、P埋込み領域10は、N埋込み領域8の
上方及び下方に突出している。
【0022】2つの領域は重なっており、重なっている
部分は、両埋込み領域の不純物濃度を第1の参照例と同
じにしてあるのでN型領域になっている。したがって、
埋込み領域10は、N埋込み領域8の上の部分と
下の部分に分断される事になる。ところが、上の部分
は、高不純物濃度のPベース領域11及びベース領域
3に繋がっており、ベース領域としての役割を果たして
いるが、下の部分は、トランジスタの構成要素としての
役割も果たしておらず、不要な部分である。そこで、こ
の実施例では、この部分を形成しないようにすることに
よって、不要な部分を無くし、しかもその結果としてベ
ース抵抗を低くすることができる。この下の部分を除く
ためには、第1の実施例で説明したN領域96とP
領域100を形成する際に、P領域100をN領域
96より浅く形成しておき、その後これを熱拡散して行
う。そして、P領域がN領域より深くなる前に拡散
を止めれば、この実施例の両埋込み領域8、10が形成
される。P埋込み領域をN埋込み領域より深くしな
いようにすることは、例えば、第2の実施例のように他
の例にも適用することができる。
【0023】次に、図10及び図11を参照して第2の
実施例を説明する。図10は、半導体装置の平面図であ
り、図11は、図10のC−C′線に沿う断面図であ
る。図10のB−B′線に沿う断面図は、図7と同じで
ある。この実施例では、P型シリコン半導体基板9上に
N型エピタキシャルシリコン半導体層7を形成したウェ
ーハを用いる。ウェーハ主面には、Pエミッタ領域1
2が形成されている。エミッタ領域12に対向してその
両側に第1及び第2のPコレクタ領域51、52が形
成されている。コレクタ領域52のエミッタ領域とは反
対側に第1のベース領域であるNベース領域24が形
成され、その上にNベース電極取り出し領域21が複
数に分割されて形成されている。ベース電極Bは、電極
取出し領域21上に取付けられている。半導体層7は、
エミッタ領域12下の第1のベース領域として用いられ
る。コレクタ領域51には、Pコレクタ電極取出し領
域41が形成されている。また、これらトランジスタを
構成する領域は、半導体基板9上に形成された半導体層
7またはこの半導体層に形成されたNウエル領域に形成
される。このトランジスタは、半導体層7に形成され、
半導体基板9にまで達するP型素子分離領域6に囲まれ
ている。素子分離領域6に囲まれた半導体層7の領域下
の半導体基板9の表面領域にはNウエル(図7に示す9
1)が形成されており、その中にP埋込み領域101
が形成され、このP埋込み領域101は、コレクタ領
域51、52に接続している。
【0024】同じNウエル内において、P埋込み領域
101に重なるようにN埋込み領域82が形成され、
これに前記ベース領域24が接続されている。コレクタ
領域51、52に接続されたP埋込み領域101は、
素子分離領域6に囲まれた半導体層7又はNウエルのほ
ぼ全域に形成されているが、エミッタ領域12直下の所
定領域102は窓になっていて、P埋込み領域101
が形成されていない。そして、その窓の位置に前記N
埋込み領域82の先端が配置され、その先端からベース
電位が与えられる。図10の平面図に示すようにN
込み領域82の幅は、P埋込み領域101より狭い。
また、Pエミッタ領域12の幅より狭くなっている。
埋込み領域101のどの部分でもエミッタ領域12
の直下に存在してベース電位を与えることができれば、
前記窓を広くしてその先端がこの領域を越えてコレクタ
領域5に近づいてもよく、その幅も必要に応じて広くす
ることができる。
【0025】この実施例の特徴は、P埋込み領域10
1に形成されエミッタ領域12の直下に配置された埋込
み領域のない窓102が複数個形成されていることにあ
る。窓102を複数に分けて形成すると、電流集中が無
くなる。P埋込み領域101の厚さは、N埋込み領
域82より厚くなっている。そして、その断面を見る
と、P埋込み領域101は、N埋込み領域82の上
方及び下方に厚くなっている。この様な両埋込み領域を
形成するには、イオン注入や固相拡散により導電型の異
なる複数種の不純物を半導体基板内に打込みその後熱拡
散を行なって導電型の異なる2種類の埋込み領域を同時
に形成する。拡散係数の異なる不純物を利用しているの
で、2つの埋込み領域が重なってもその形成は容易であ
る。この領域が重なっている場合において、その重なっ
ている部分の導電型はこの重なりを構成する領域の不純
物濃度の高いほうの領域の導電型に依存する。そして、
埋込み領域の厚さは熱拡散時間により容易に決められ
る。ベース領域及びコレクタ領域の取出し電極数は、電
流集中を避けるために複数に別けて設けることが多い。
本発明の半導体装置及びその製造方法は、Bi−CMO
S素子に適用することができる。また、モータ制御ドラ
イバ用ICなどに用いることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上の構成により、ベース電
位を与える領域が、エミッタ領域直下の任意の場所を選
択する事ができ、ベース内部抵抗による電流集中効果を
緩和させることができる。また、エミッタ領域とコレク
タ電極取出し領域の距離が短くなるので、コレクタ内部
抵抗を小さくすることができる。更に、拡散係数のこと
なる不純物の熱拡散により導電型の異なる2種類の埋込
み領域を同時に形成することができ、更に拡散時間を調
整することによって埋込み領域の大きさを任意に調整す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参照例の半導体装置の断面図。
【図2】参照例の半導体装置の概略平面図。
【図3】参照例の半導体装置の製造工程断面図。
【図4】参照例の半導体装置の製造工程断面図。
【図5】参照例の半導体装置の製造工程断面図。
【図6】参照例の半導体装置の製造工程断面図。
【図7】第1の実施例の半導体装置の断面図。
【図8】第1の実施例の半導体装置の平面図。
【図9】参照例の半導体装置の断面図。
【図10】第2の実施例の半導体装置の平面図。
【図11】図10のC−C′線に沿う半導体装置の断面
図。
【図12】従来の半導体装置の断面図。
【図13】従来の半導体装置の断面図。
【符号の説明】
1、12 エミッタ領域 2、21 ベース領域 3 ベース領域 4、41、42 コレクタ電極取出し領域 5 コレクタ領域 6 素子分離領域 7 半導体層(シリコン半導体エピタキシ
ャル成長層) 8、81、82 N埋込み領域 9 半導体基板(P型シリコン半導体基
板) 10、101 P埋込み領域 11 Pベース領域 22 N不純物拡散領域 23 入力電極取出し領域 24 Nベース領域 51、52 Pコレクタ領域 91 Nウエル 93、98 絶縁膜の開孔部 95、99 ガラス膜 96 N領域 100 P領域 102 P埋込み領域の窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−268169(JP,A) 特開 昭63−155657(JP,A) 特開 昭63−219166(JP,A) 特開 平5−121424(JP,A) 特開 昭61−244066(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/73 H01L 21/331

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエーハの主面に露出して形成さ
    れたP型エミッタ領域と、 前記半導体ウエーハの主面に露出して形成され、前記P
    型エミッタ領域を囲む第1のN型ベース領域と、 前記半導体ウエーハの主面に露出して形成され、前記第
    1のN型ベース領域に離隔して対向している第2のN型
    ベース領域と、 前記半導体ウエーハの主面に露出して形成された少なく
    とも1つのP型コレクタ領域と、 前記半導体ウエーハ内部に、前記P型エミッタ領域、前
    記第1のN型ベース領域及び前記P型コレクタ領域の下
    に形成されているN型埋込み領域と、 前記半導体ウエーハ内部に、前記N型埋込み領域と重な
    って形成され、前記N型埋込み領域より上方向又は上方
    向及び方向に厚くなっているP型埋込み領域とを備
    え、 前記P型埋込み領域は、前記P型コレクタ領域と電気的
    に接続し、前記P型埋込み領域には前記P型エミッタ領
    域の直下の所定領域に少なくとも1つのこのP型埋込み
    領域が形成されていない窓が形成され、前記N型埋込み
    込み領域は、1端が第2のN型ベース領域に電気的に接
    続し他端が前記P型エミッタ領域の直下に延在して前記
    に突出しており、かつ、前記第1のN型ベース領域に
    電気的に接続していることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体ウエーハ内部にN型高濃度不純物
    領域を形成する工程と、 前記半導体ウエーハ内部に前記N型高濃度不純物領域と
    少なくとも部分的に重なっているP型高濃度不純物領域
    を形成する工程と、 前記半導体ウエーハを熱処理することにより前記N型及
    びP型高濃度不純物拡散領域の不純物を熱拡散して、N
    型埋込み領域と、前記N型埋込み領域と重なって形成さ
    れ、前記N型埋込み領域より上方向又は上方向及び
    向に厚くなっているP型埋込み領域とを形成する工程
    と、 前記半導体ウエーハの主面にP型エミッタ領域を前記N
    型埋込み領域の真上に位置するように形成する工程と、 前記半導体ウエーハの主面に前記P型エミッタ領域を囲
    み、前記N型埋込み領域に電気的に接続している第1の
    N型ベース領域を形成する工程と、 前記半導体ウエーハの主面に露出し、前記第1のN型ベ
    ース領域に離隔して対向し、前記N型埋込み領域と電気
    的に接続している第2のN型ベース領域を形成する工程
    と、 前記半導体ウエーハの主面に、前記P型埋込み領域と電
    気的に接続している少なくとも1つのP型コレクタ領域
    を形成する工程とを備え 前記P型埋込み領域には、前記P型エミッタ領域の直下
    の所定領域に少なくとも1つのこのP型埋込み領域が形
    成されていない窓が形成され、前記N型埋込み領域の一
    端は、前記窓に突出し ていることを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
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