JP3227382B2 - 旋回作業機 - Google Patents

旋回作業機

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JP3227382B2 JP15261896A JP15261896A JP3227382B2 JP 3227382 B2 JP3227382 B2 JP 3227382B2 JP 15261896 A JP15261896 A JP 15261896A JP 15261896 A JP15261896 A JP 15261896A JP 3227382 B2 JP3227382 B2 JP 3227382B2
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武志 梶本
滋 幸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の旋
回作業機に関し、特に、グリースガン等の工具や小物な
どを収納するための収納ボックスが取付けられた旋回作
業機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種従来のバックホーは、走行装置上
に旋回機体が旋回可能に搭載され、旋回機体の前部に
は、バックホー装置が装着されている。このような旋回
作業機では、旋回ベアリング、旋回歯車、スイベルジョ
イント、及び、バックホー装置の各回動部分に、定期的
にグリースを給脂する必要がある。
【0003】したがって、かかるメンテナンスを定期的
に行えるように、グリースガンを旋回機体に収納してお
くことが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、グリ
ースガンを収納し得る収納ボックスが取付けられていな
いか、又は、取付けられていたとしても、全体のデザイ
ン性を損なわないように、外部から見えない場所に収納
ボックスが設けられ、グリースガンを取出しにくかっ
た。
【0005】そこで、本発明は、グリースガン等を収納
し得る収納ボックスを、内部の収容物(グリースガン)
が取出し易く、かつ、全体の外観商品性を損なわないよ
うに旋回機体に設けることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、次の技術的手段を講じた。すなわち、
本発明は、旋回機体上に運転席が設けられるとともに、
該運転席の上方を覆うキャノピが左右一対の支柱を介し
て旋回機体に取付けられた旋回作業機において、前記左
右支柱間に、開閉操作可能な収納ボックスを取付けたも
のである。この収納ボックス内には、グリースガン等の
各種工具を収納できるし、また、小物入れとしても使用
できる。
【0007】この収納ボックスは、キャノピの支柱間に
設けているとともに開閉操作可能としているから、収納
ボックスからのグリースガンの取出作業は非常に容易に
行えるとともに、該収納ボックスを閉めているときにお
いては外部からグリースガンが見えることはなく、ま
た、収納ボックスは左右側方を支柱により覆われるよう
になって左右側方からは見えにくく、デザイン性を損な
うことが抑えられる。
【0008】さらに、収納ボックスは、左右支柱間に設
けられているから、これら支柱によって左右側方が保護
され、破損防止が図られる。また、本発明は、前部に作
業機が装着される旋回機体上に運転席が設けられ、該運
転席の上方を覆うキャノピが正面視略U字状に屈曲形成
されたパイプ製の支持部材を介して旋回機体に取付けら
れた旋回作業機において、左右方向に長尺状であるとと
もに左右端部が上方に屈曲状に形成された収納ボックス
が、前記支持部材のU字状内面側でかつ運転席の後方に
配置されており、該収納ボックスは、前記支持部材に取
付固定されかつ後方に開口されたボックス本体と、該ボ
ックス本体の開口を開閉する開閉蓋とを備えている。
【0009】したがって、収納ボックスからのグリース
ガンの取出作業は、開閉蓋を後方に開けることでボック
ス本体の後部開口を開放することにより非常に容易に行
えるとともに、該収納ボックスを閉めているときにおい
ては外部からグリースガンが見えることはなく、また、
収納ボックスは左右側方を支柱により覆われるようにな
って左右側方からは見えにくく、デザイン性を損なうこ
とが抑えられるし、さらに、左右の支柱によって収納ボ
ックスが左右側方から保護され、運転席によって前方か
ら保護され、これらにより収納ボックスの破損防止が図
られる。
【0010】さらに、収納ボックスは左右方向に長尺状
であるとともに左右端部が上方に屈曲状に形成されてい
るから、グリースガンの外形形状に適応してグリースガ
ンを無理なく収納し得るとともに、かかる収納ボックス
の形状は支持部材のU字形状にも適合し、作業機全体と
してのデザイン性を向上し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1乃至図5は本発明の実施の
形態を示しており、本実施の形態の旋回作業機1はバッ
クホーとも呼ばれる掘削作業機であって、クローラ走行
装置2を有する走行機体3を備えている。この走行機体
3には旋回機体4が縦軸回り旋回可能に支持されている
とともに、走行機体3の前部にはドーザ装置5が装着さ
れている。
【0012】旋回機体4の機体フレーム4aの前部には
バックホー装置6(掘削作業装置)が装着されている。
該装置6は、揺動シリンダ(図示せず)の伸縮動作によ
って左右揺動可能に機体フレーム4aの前部に取付けら
れたブラケット8と、ブームシリンダ9の伸縮動作によ
って上下揺動可能にブラケット8に取付けられたブーム
10と、アームシリンダ11の伸縮動作によって前後揺
動可能にブーム10先端部に取付けられたアーム12
と、バケットシリンダ13の伸縮動作によって掻き込み
揺動可能にアーム12の先端部に取付けられたバケット
14とを有する。
【0013】また、機体フレーム4aの後部上にはエン
ジン(図示せず)が搭載され、該エンジンを覆うボンネ
ット16が開閉自在に取付けられている。旋回機体4上
には、エンジンよりも前方で運転席20が搭載され、該
運転席20の前方には各種のレバー及びペダルからなる
操作装置21が設けられており、運転席20の左右側方
が乗降口となされている。
【0014】また、旋回機体4には、運転席20の上方
を覆うキャノピ22(日除け)が、正面視略U字状のパ
イプ製支持部材23を介して取付けられている。この取
付構造を詳細に説明すると、旋回機体4の機体フレーム
4aの後部には、エンジンを跨ぐように門形フレーム2
4が設けられており、該門形フレーム24の上端部に、
左右方向に長尺の取付ブラケット25が取付固定されて
おり、該ブラケット25の上部に、支持部材23の下部
が嵌合固定されている。すなわち、支持部材23の下部
は、左右方向に延びる筒状の固定部26として利用さ
れ、該固定部26を取付ブラケット25に溶接等により
取付固定しうるよう構成されている。
【0015】この支持部材23は、取付ブラケット25
の左右側方位置から上方に立ち上がる左右一対の支柱2
7を有し、該支柱27の上端にキャノピ22が取付固定
されている。左支柱27と右支柱27の間隔は、運転席
20の左右幅よりも大となされ、運転席20に着座した
オペレータは、これら支柱27,27の間から後方確認
を行い得るようになっている。
【0016】支持部材23の下部(固定部26)には、
グリースガンGを収納するための収納ボックス30が取
付固定されている。この収納ボックス30は、左右方向
に長尺状であるとともに左右端部が上方に屈曲状に形成
されており、支持部材23のU字状内面側に配置されか
つ運転席20の後方に配置される。
【0017】この収納ボックス30は、図3及び図4に
示すように、支持部材23に取付固定されかつ後方に開
口されたボックス本体31と、該ボックス本体31の後
部開口を開閉する開閉蓋32とを備えている。ボックス
本体31は、底壁部31aと、該底壁部31aの前端縁
から上方に立設する前壁部31bと、上方に移行するに
したがって前後方向幅が幅狭となる左右の側壁部31c
と、天壁部31dとを有しており、底壁部31aがボル
ト29により支持部材23に取付固定されている。
【0018】また、開閉蓋32は、後壁部32aと、該
後壁部32aの上端縁から前方に延出する天壁部32b
と、下方に移行するにしたがって前後方向幅が幅狭とな
るとともに曲面状に形成された側壁部32cとを有して
いる。この開閉蓋32の後壁部32aの下端部と、ボッ
クス本体31の下端部(本実施形態では、ボックス本体
31の底壁部31aの後端部)とは、左右方向の回動軸
を有するヒンジ33を介して連結されており、開閉蓋3
2を、その上部が後方に回動するように開放可能に構成
されている。
【0019】この開閉蓋32の天壁部32b上面の左右
両側には、把持部34(つまみ)が設けられており、こ
の把持部34を把持して開閉蓋32を開閉操作可能とし
ている。また、開閉蓋32は、キャッチ装置35によっ
て閉じた姿勢から不慮に開くことが規制されている。こ
のキャッチ装置35は、図5に詳細に示すように、蓋3
2の内面にボルト36により取付固定されたキャッチバ
ネ37を備えている。このキャッチバネ37は、一対の
挟持片38を有し、該挟持片38間に、ボックス本体3
1側に設けたストライカ39を弾性的に挟持し得るよう
になっている。なお、開閉蓋32側にストライカを設
け、ボックス本体31側にキャッチバネを設けることも
できる。
【0020】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、適宜設計変更することができる。例えば、
上記実施の形態では収納ボックス30はグリースガン用
としたが、他の各種工具や、小物入れとして使用するこ
ともできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、左右
支柱間に、開閉操作可能な収納ボックスを取付けたの
で、収納ボックスから、その内部に収納されたグリース
ガン等の収納物の取出作業を容易かつ迅速に行うことが
できるとともに、収納ボックスを閉めているときにおい
ては外部からグリースガンが見えることはなく、また、
収納ボックスは左右側方を支柱により覆われるようにな
って、左右側方からは見えにくくすることができるとと
もに、これら支柱によって収納ボックスを保護すること
で該ボックスの破損防止を図ることができる。
【0022】また、本発明は、前部に作業機が装着され
る旋回機体上に運転席が設けられ、該運転席の上方を覆
うキャノピが正面視略U字状に屈曲形成されたパイプ製
の支持部材を介して旋回機体に取付けられた旋回作業機
において、左右方向に長尺状であるとともに左右端部が
上方に屈曲状に形成された収納ボックスが、前記支持部
材のU字状内面側に配置されかつ運転席の後方に配置さ
れており、該収納ボックスは、前記支持部材に取付固定
されかつ後方に開口されたボックス本体と、該ボックス
本体の開口を開閉する開閉蓋とを備えている。
【0023】したがって、収納ボックスからのグリース
ガンの取出作業は、開閉蓋を後方に開けることでボック
ス本体の前部開口を開放することにより非常に容易に行
うことができ、該収納ボックスを閉めているときにおい
ては外部からグリースガンが見えることはなく、また、
収納ボックスは左右側方を支柱により覆われるようにな
って左右側方からは見えにくく、デザイン性を損なうこ
とが抑えられるし、さらに、左右の支柱によって収納ボ
ックスを左右側方から保護し、運転席によって前方から
保護することができる。さらに、収納ボックスは左右方
向に長尺状であるとともに左右端部が上方に屈曲状に形
成されているから、グリースガンの外形形状に適応して
グリースガンを無理なく収納し得るとともに、かかる収
納ボックスの形状は支持部材のU字形状にも適合し、デ
ザイン性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る旋回作業機を示す背
面図である。
【図2】同旋回作業機の側面図である。
【図3】収納ボックスの拡大背面図である。
【図4】収納ボックスの側面図である。
【図5】キャッチ装置の拡大側面図である。
【符号の説明】
1 旋回作業機 4 旋回機体 6 作業機 20 運転席 22 キャノピ 23 支持部材 27 支柱 30 収納ボックス 31 ボックス本体 32 開閉蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−179153(JP,A) 特開 平7−127099(JP,A) 特開 平7−197488(JP,A) 実開 平6−27960(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/10 E02F 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回機体(4)上に運転席(20)が設
    けられるとともに、該運転席(20)の上方を覆うキャ
    ノピ(22)が左右一対の支柱(27)を有する正面視
    略U字状に形成された支持部材(23)を介して旋回機
    体(4)に取付けられた旋回作業機において、 前記運転席(20)の後方でかつ左右支柱(27)間
    に、開閉操作可能な収納ボックス(30)を取付け、該
    収納ボックス(30)は、前記支持部材(23)に底部
    が取付固定されかつ後方に開口されたボックス本体(3
    1)と、該ボックス本体(31)の開口を開閉する開閉
    蓋(32)とを備え、この収納ボックス(30)は左右
    側方を左右一対の支柱(27)により覆われていること
    を特徴とする旋回作業機。
  2. 【請求項2】 支持部材(23)のU字状内面側で運転
    席(20)の後方に、この運転席(20)の左右幅より
    も大きく左右方向に長尺状の収納ボックス(30)が備
    えられ、この収納ボックス(30)におけるボックス本
    体(31)の後方開口を全開閉するように、開閉蓋(3
    2)の下端部に左右方向の回動軸を有するヒンジ(3
    3)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    回作業機。
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JP6035269B2 (ja) * 2014-03-17 2016-11-30 日立建機株式会社 建設機械

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