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Abstract
【課題】バスト部分やお腹回りの窮屈感を軽減可能な上衣を提供する。【解決手段】両脇部分から腋下部を経て袖口に亘りマチ布6を縫合した上衣1において、マチ布6の両脇部分の前身頃2側に、袖ぐり部分から胴部の裾部に亘る補助マチ布7を追加縫合する。【選択図】図1
Description
本考案は、脇にマチが設けられた上衣に関する。
肥満体形の人は、上衣を着用した時に、バスト部分やお腹回り、腕回りに窮屈感を覚えることが多い。このため、従来、バスト部分やお腹回り、腕回りに余裕を持たせて、上衣の窮屈感を軽減させるために、両脇部分から腋部分を経て袖部の袖口近くに亘り連続したマチ布を配置した上衣が知られている(特許文献1)。
ところで、より大きな肥満体形の人は、腕回りよりも特にバスト部分やお腹回りに窮屈感がある。この窮屈感を軽減させるために、特許文献1の上衣のマチ布の幅を広げると、袖ぐりや袖幅が大きくなって、全体のシルエットが悪くなり、肥満体形をスマートに見せることができず、肥満体形がより強調される。
肥満体形の人が上衣を購入するポイントとして、着痩せした感じに見えるということが非常に重要である。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、袖ぐりや袖幅を大きくすることなく、全体のシルエットをできるだけ悪くすることなく、バスト部分やお腹回りの窮屈感を軽減することができる上衣を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る上衣は、両脇部分から腋下部を経て袖口に亘りマチ布を配置した上衣において、前記マチ布の両脇部分の前身頃側に、袖ぐり部分から胴部の裾部に亘る補助マチ布を追加配置したことを特徴とする。
また、前記補助マチ布と前記前身頃とは、上衣の幅方向において、バストトップ位置を通るラインよりも外側で縫合されていることを特徴とする。
また、前記前身頃には、前記バストトップ位置から前記補助マチ布に向かって延びるダーツが設けられていることを特徴とする
また、前記マチ布の前記腋下部の裏面に、さらに別布が縫合されていることを特徴とする。
本考案によると、上衣の胴部に補助マチ布が配置されるため、袖ぐりや袖幅を大きくすることなく、全体のシルエットをできるだけ悪くすることなく、バスト部分やお腹回りの窮屈感を軽減可能な上衣を提供できる。
以下、図1から図4を用いて、本考案の実施の形態について説明する。以下の説明における、上衣1の上下方向および幅方向は、図1における上衣1の配置を基準とする。また、上衣1の前後は、上衣1を着用した着用者を基準とした前後を言う。また、上衣1の裏面は、着用者の身体に対向する側の面を言い、表面は、その反対側の面を言う。
図1および図2に示すように、上衣1は、前身頃2と、後身頃3と、上袖4と、袖口5と、マチ布6と、補助マチ布7と、襟8と、を有する。
図1に示すように、上衣1の前側は、幅方向の中央から外側に向かって、前身頃2、補助マチ布7、マチ布6の順に縫合されて構成されている。すなわち、上衣1の前側は、通常の上衣の前身頃よりも幅寸法が小さい前身頃2の両脇に補助マチ布7およびマチ布6が配置されることで、通常の上衣の前身頃と同様の幅寸法を有するように構成されている。
前身頃2は、一対の上前身頃および下前身頃で構成されている。前身頃2には、バストトップ位置Pから補助マチ布7に向かって延びるダーツ21が設けられている。これにより、上衣1のバスト部分が立体的に形成される。よって、上衣1では、バスト部分の窮屈感を軽減することができる。
図2は、上衣1の背面図である。図2に示すように、上衣1の後側は、幅方向の中央から外側に向かって、後身頃3、マチ布6の順に縫合されて構成されている。すなわち、上衣1の後側は、通常の上衣の後身頃よりも幅寸法が小さい後身頃3の両脇にマチ布6が配置されることで、通常の上衣の後身頃と同様の幅寸法を有するように構成されている。
図1および図2に示すように、上衣1の袖は、袖を左右に広げたときに、上側に位置する上袖4と、袖下側に位置するマチ布6とが縫合されて構成されている。上袖4は、袖山側で袖ぐりに縫合されている。袖の袖口側には、袖口5が縫合されている。
前身頃2および後身頃3の襟ぐりには、襟8が縫合されている。
このように、上衣1では、両脇部分から腋下部を経て袖口に亘りマチ布6が配置されている。図3は、袖を上げた状態の上衣1を側方から見た図である。図3に示すように、マチ布6は、細長い形状を有する1つのパーツである。マチ布6は、前身頃2と後身頃3の間に位置する脇マチ部61と、上袖4の袖下側に位置する袖マチ部62とで構成されている。脇マチ部61と袖マチ部62の境界部分が、通常の上衣における袖底部分に該当する。以下の説明では、通常の上衣における袖底部分に該当する部分を腋下部Aと呼ぶ。
脇マチ部61は、上から下までほぼ均等な幅寸法を有する。袖マチ部62は、袖口5に向かうにつれて幅寸法が小さくなっている。詳細には、袖マチ部62の前側縁は、脇マチ部61が延びる方向に延びていて、後側縁は、前側に傾斜して延びている。これにより、上衣1の胴部には、一定の幅寸法のマチが形成され、上衣1の袖には、袖口に向かって幅寸法が次第に小さくなるマチが形成される。このようなマチ布6を配置することによって、上衣1では、バスト部分やお腹回り、腕回りの窮屈感を軽減することができる。
マチ布6における腋下部Aを中心とした一定の範囲の裏面には、別布9が縫合されている。すなわち、着用時に着用者の腋が接触する一定の範囲では、布が二枚に重ねられている。これにより、腋の汗が上衣1の表面に滲み出ることを抑制することができる。
上衣1には、さらに、袖ぐり部分から胴部の裾部に亘る補助マチ布7が配置されている。図4は、上衣1の胴部を構成する前身頃2、補助マチ布7、マチ布6、および、後身頃3を分解して示す図である。図4において、7aは上袖4との縫合ラインであり、7bは前身頃2との縫合ラインであり、7cはマチ布6との縫合ラインである。
図1、図3および図4に示すように、補助マチ布7は、細長い形状である。詳細には、補助マチ布7の腋下部Aの高さ位置より下側は、ほぼ均等な幅寸法である。補助マチ布7の腋下部Aの高さ位置より上側は、上に向かうにつれて幅寸法が小さくなっている。これにより、上衣1の腋下部Aの高さ位置より下には、マチ布6によるマチの幅寸法に、補助マチ布7によるマチの幅寸法が加えられた幅寸法のマチが形成される。上衣1の腋下部Aの高さ位置より上には、肩方向に向かって幅寸法が次第に小さくなる補助マチ布7によるマチが形成される。なお、補助マチ布7は、上衣1の袖には配置されていない。すなわち、上衣1の袖は、マチ布6によるマチだけが形成される。
補助マチ布7と前身頃2の縫合ライン7bは、上衣の幅方向において、バストトップ位置Pを通るラインよりも両脇側に位置している。すなわち、上衣1では、前身頃2は、バストトップ位置Pを含むように形成されている。よって、前身頃2に、バストトップ位置Pから補助マチ布7に向かって延びるダーツ21を設けることができる。このように、上衣1の胴部では、マチ布6および補助マチ布7によるマチに加えて、ダーツ21を設けることができるため、バスト部分の窮屈感をより軽減することができる。
以上のごとく、上衣1は、両脇部分から腋下部を経て袖口に亘り配置したマチ布6とは別に、マチ布6の前身頃側に、袖ぐり部分から胴部の裾部に亘り補助マチ布7を追加配置している。よって、上衣1では、袖ぐりや袖幅を大きくすることなく、バスト部分や胴回りに余裕を持たせることができる。これにより、上衣1では、全体のシルエットを悪くすることなく、バスト部分やお腹回りの窮屈感を軽減することができる。
上記実施形態では、前身頃2は、ダーツ21を有する。しかしながら、前身頃はダーツ21を有さない構成であってもよい。また、図5に示すように、前身頃2の幅方向の中央側にギャザー22が設けられる構成であってもよい。ギャザー22によって、上衣1のバスト部分が立体的に形成されるので、バスト部分の窮屈感を軽減することができる。
上記実施形態では、上衣1では、マチ布6における腋下部Aを中心とした一定の範囲の裏面に、別布9が縫合されている。しかしながら、当該部分に、別布9が縫合されていない構成であってもよい。また、当該部分に、別布9に代わって汗取り用のパッドなどが縫合されている構成であってもよい。
本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
1 上衣
2 前身頃
21 ダーツ
22 ギャザー
3 後身頃
4 上袖
6 マチ布
7 補助マチ布
9 別布
2 前身頃
21 ダーツ
22 ギャザー
3 後身頃
4 上袖
6 マチ布
7 補助マチ布
9 別布
Claims (4)
- 両脇部分から腋下部を経て袖口に亘りマチ布を配置した上衣において、前記マチ布の両脇部分の前身頃側に、袖ぐり部分から胴部の裾部に亘る補助マチ布を追加配置したことを特徴とする上衣。
- 前記補助マチ布と前記前身頃の縫合ラインが、上衣の幅方向において、バストトップ位置を通るラインよりも外側に位置していることを特徴とする請求項1に記載の上衣。
- 前記前身頃に、前記バストトップ位置から前記補助マチ布に向かって延びるダーツを設けたことを特徴とする請求項2に記載の上衣。
- 前記マチ布の前記腋下部の裏面に、さらに別布を縫合していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の上衣。
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2020
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