JP3224557U - 医療用スコープ - Google Patents

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Abstract

【課題】患者の動きをいち早く把握することのできる医療用スコープを提供する。【解決手段】医療用スコープ1は、術者が保持する柱状の本体部10と、当該本体部10の前端に露出した筒部材20と、を具備し、本体部10には、使用状態で下方向に向かって突き出されて術者の手の平側に臨む補助保持部60が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、主に耳孔内や鼻孔内、そして口腔内を視認するための医療用スコープに関する。
従来から、このような医療用スコープとしては、例えば特許文献1に開示されている構成が知られている。具体的には、柱状の本体部を有し、当該本体部を術者が手で握って患者の耳孔内等に撮像管(スコープ機能部)を挿入して内部を視認する。
特許第6167206号公報
しかしながら、従来の医療用スコープにあっては、特に顔を一定位置に固定することの困難な幼児等が検査対象となる場合に検査中に不意に顔を動かしてしまうことが多く、その動きに対応して瞬時に医療用スコープを耳孔内等から退避させなければならない、という課題があった。
ここで、考案者は、このような問題は医療用スコープと患者との距離感がつかみにくいことが原因であることを突き止めた。
本考案は、患者の動きをいち早く把握することのできる医療用スコープを提供することを目的とする。
本考案は、術者が片手で保持する柱状の本体部と、当該本体部の先端から露出しているスコープ機能部と、を具備する医療用スコープであって、前記本体部には、使用状態で手首側に向かって突き出された補助保持部が形成されており、使用時には、前記本体部の上面部に術者の人差し指が添えられ、前記本体部が当該人差し指と親指との間の部位で支持されると共に、前記補助保持部が術者の手の平側に臨み、かつ該補助保持部に親指が添えられてなることを特徴とする医療用スコープである。
かかる構成にあっては、前記本体部から下方向に向かって突き出される前記補助保持部を術者が手の平で挟むように持つことができ、術者の余った指(例えば薬指と小指)を患者の体の一部に添えることが可能となる。これによって患者の動きをいち早く把握して咄嗟に医療用スコープを退避させて怪我等を防止することができるようになる。
また、前記本体部の基端部から、前記スコープ機能部に接続されたケーブルが差し出されており、使用時に前記ケーブルが前記基端部から下方向に差し出された状態となる構成が提案される。
かかる構成とすることにより、使用時に術者の手元でケーブルが巻き付いて煩わしい、といったことがなくなり、また術者はケーブルの差出し方向によって、視認中の画像の上下左右を容易に判別することができる。
さらに、前記スコープ機能部には、前記本体部の先端から前方に向かって光を照射する発光部が備えられており、さらに前記スコープ機能部のうち、前記本体部の先端から露出した部分が、透明な筒部材で構成され、前記筒部材の筒軸方向が、前記本体部の基端から先端に向かう方向に一致してなる構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記発光部の表面積が増大し、発光量をより一層多くすることができる。
またさらに、前記筒部材が前記本体部に対して脱着可能である構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記筒部材のみを交換することで医療用スコープの衛生状態を簡便な作業だけで良好に保つことができる。
本考案にかかる医療用スコープは、患者の動きをいち早く把握して術者の咄嗟の対応を可能とする効果がある。
(a),(b)ともに実施例にかかる医療用スコープの斜視図である。 実施例にかかる医療用スコープを用いて耳孔内を検査している状態を示す説明図である。 実施例にかかる医療用スコープを用いて口腔内を検査している状態を示す説明図である。
以下に本考案を具体化した実施例を詳細に説明する。なお、本考案は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜、設計変更が可能である。
医療用スコープ1は、図1に示すように、軸に沿って径が連続的に変化する円柱状の本体部10を備えている。
本体部10の先端(前端)には、筒軸方向を前後方向とした透明な筒部材20が配されている。筒部材20は本体部10に対して脱着可能とされており、筒部材20を容易に交換することができる。具体的に筒部材20は、本体部10に内蔵されたOリング(図示省略)によって保持される。
また、本体部10の内部には、制御回路やレンズ、さらには発光部としての発光LEDや撮影手段としてのカメラ等が配されている。ここで、発光LEDは、本体部10の前方に向かって光を照射する機能を有する。また、カメラは、本体部10の前方を撮影する機能を有する。なお、筒部材20、制御回路、レンズ、発光LED、及びカメラによって、本考案にかかるスコープ機能部が構成されている。
また、本体部10の基端部(後端部)からは、ケーブル30が下方向に向かって差し出されている。なお、ケーブル30は、スコープ機能部に接続されている。また、本体部10の基端部からは、コネクタ40が上方向に向かって設けられており、当該コネクタ40に、画像表示手段としてのディスプレイ50が直接取り付けられている。このディスプレイ50には、スコープ機能部のカメラで撮影された画像が表示される。
さらに本体部10の先端寄りの位置には、下方向に向かって突き出された補助保持部60が形成されている。この補助保持部60は、医療用スコープ1における使用状態において、術者の手の平側に臨むことになる。
上述の医療用スコープ1は、例えば図2に示すように、患者Hの耳孔内に筒部材20を挿入して耳孔内部を撮影して視認し、検査することができる。このとき、術者Dは医療用スコープ1の本体部10の基端部を親指と人差し指の付け根付近で挟んで支持し、人差し指を本体部10の上面に添え、かつ中指を本体部10の下部に添え、親指を補助保持部60に添えて医療用スコープ1を安定して保持することができる。そして術者は余った薬指や小指で患者Hに触れることができ、これによって患者Hの顔の動きをいち早く把握することができる。
また例えば図3に示すように、医療用スコープ1は、患者Hの口腔内に筒部材20を挿入して喉を検査することもできる。このときもまた、同様な持ち方で術者Dは医療用スコープ1の補助保持部60に親指を添え、薬指あるいは小指を患者Hの下唇に触れて検査することができる。これによって、術者は患者Hの顔の動きをいち早く把握することができる。
また、撮影された画像はケーブル30に接続されたディスプレイ50に表示して術者Dが視認することができるが、このとき、本体部10から差し出されたケーブル30の方向を下方向として確認できるため、画像の上下左右を容易に判別できる。
さらに、筒部材20は本体部10に対して脱着可能であるため、筒部材20のみを交換することで、医療用スコープ1を清潔に保つことができる。そして筒部材20は透明であり、発光LEDから照射された光を筒部材20の先端部から十分な発光量で照らすことができる。
上記実施例において、各部の寸法形状は適宜自由に選択可能である。
また、補助保持部60の形状は特に限定されないが、術者Dが持ち易いように手の形に合わせて表面に凹凸が形成されていてもよい。また、本体部10の外面形状も同様に凹凸が形成されていてもよい。
また、筒部材20の先端面は平面でもよいし、光を乱反射しやすくするために適宜凹凸が形成されていてもよい。
1 医療用スコープ
10 本体部
20 筒部材
30 ケーブル
40 コネクタ
50 ディスプレイ
60 補助保持部
D 術者
H 患者

Claims (4)

  1. 術者が片手で保持する柱状の本体部と、当該本体部の先端から露出しているスコープ機能部と、を具備する医療用スコープであって、
    前記本体部には、使用状態で手首側に向かって突き出された補助保持部が形成されており、
    使用時には、前記本体部の上面部に術者の人差し指が添えられ、前記本体部が当該人差し指と親指との間の部位で支持されると共に、前記補助保持部が術者の手の平側に臨み、かつ該補助保持部に親指が添えられてなる
    ことを特徴とする医療用スコープ。
  2. 前記本体部の基端部から、前記スコープ機能部に接続されたケーブルが差し出されており、使用時に前記ケーブルが前記基端部から下方向に差し出された状態となる
    請求項1に記載の医療用スコープ。
  3. 前記スコープ機能部には、前記本体部の先端から前方に向かって光を照射する発光部が備えられており、さらに前記スコープ機能部のうち、前記本体部の先端から露出した部分が、透明な筒部材で構成され、前記筒部材の筒軸方向が、前記本体部の基端から先端に向かう方向に一致してなる
    請求項1又は請求項2に記載の医療用スコープ。
  4. 前記筒部材が前記本体部に対して脱着可能である
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の医療用スコープ。

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