JP3224322B2 - ネットワークプリンタ装置 - Google Patents

ネットワークプリンタ装置

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JP3224322B2 JP04842394A JP4842394A JP3224322B2 JP 3224322 B2 JP3224322 B2 JP 3224322B2 JP 04842394 A JP04842394 A JP 04842394A JP 4842394 A JP4842394 A JP 4842394A JP 3224322 B2 JP3224322 B2 JP 3224322B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワークプリンタ装
置に係わり、特に、印刷ジョブの受付け順序に関係なく
プリンタエミュレーション及び又はフォームオーバレイ
が同一の印刷ジョブを優先して実行するネットワークプ
リンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のパソコンあるいはワークステーシ
ョンとLANを介して接続され、これらパソコンあるい
はワークステーションから転送されて来る印刷ファイル
(印刷情報)を記憶装置に記憶すると共に印刷ジョブを
ジョブテーブルに登録し、該ジョブテーブルから順番に
印刷ジョブを取り出し、該印刷ジョブに応じた印刷情報
に基づいて画像を生成して用紙に印刷するネットワーク
プリンタ装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のネットワ
ークプリンタ装置では、ユーザ(パソコンあるいはワー
クステーション)から印刷情報を受け取った順に印刷処
理を行うものである。ところで、印刷データはメーカが
異なるとパソコンあるいはワークステーション毎に記述
が異なる。このため、ネットワークプリンタ装置は種々
の印刷データを解釈するためのエミュレーションプログ
ラムを備え、印刷情報(エミュレーション指定データ)
で指定されたエミュレーションプログラムを起動して印
刷データの解釈を行う。このエミュレーションプログラ
ムの切り替えはメモリの内容を初期化する必要があり、
切り替えに相当の時間を要する。又、ネットワークプリ
ンタにはフォームオーバレイ(定型用紙であり、単にオ
ーバレイということもある)を用いた印刷機能がある。
これは、予め記憶されているフォーム上に印刷画像をオ
ーバレイして印刷する機能である。このフォームオーバ
レイは一定ではなく、印刷ジョブにより変る。フォーム
オーバレイが変更になると、該フォームオーバレイをハ
ードディスク等のフォームオーバレイ保管装置から、あ
るいはフォームオーバレイ保管用のパソコン等からダウ
ンロードしなくてはならない。このため、フォームオー
バレイ変更には相当の時間を必要とする。
【0004】以上より、同一エミュレーション、同一オ
ーバレイの印刷ジョブが連続する場合には、エミュレー
ションの切り替えやオーバレイの変更が必要でないた
め、ネットワークプリンタ装置の効率を低下することは
ない。しかし、LANには種々のメーカのパソコンある
いはワークステーションが接続されているため、又、個
々のユーザによりフォームオーバレイも異なるため、同
一エミュレーション、同一オーバレイの印刷ジョブが連
続することは少ない。かかる場合には、ジョブ毎にエミ
ュレーションプログラムを切り替えたり、あるいは、フ
ォームオーバレイを変更することになり、ネットワーク
プリンタ装置の使用効率が低下し、その高速性を十分に
活用できない問題がある。以上から本発明の目的は、エ
ミュレーションプログラムの切り替え回数及びフォーム
オーバレイの変更回数をできるだけ少なくして使用効率
を向上できるネットワークプリンタ装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。10a,10b・・はパソコンあるいはワー
クステーション、20はネットワークプリンタ装置、3
0はLANである。ネットワークプリンタ装置20にお
いて、LCNTはLANコントローラ、PRTCはプリ
ンタコントローラ、PRTMは印刷機構部、MEMはハ
ードディスク等の記憶装置、JRFは印刷ジョブ登録手
段、JBTBはジョブテーブル、PDFは印刷順序決定
手段である。
【0006】
【作用】ジョブテーブルJBTBに、印刷ジョブ毎に、
印刷ジョブ名(ID)を記入する欄、記憶装置における
印刷情報の記憶位置情報を記入する欄、ファイル名記入
欄、ファイルサイズ記入欄、印刷情報の解釈を行うエミ
ュレーションプログラムの名称を記入する欄、フォーム
オーバレイの名称を記入する欄、同一のエミュレーショ
ンプログラム及び同一のフォームオーバレイを使用する
他の印刷ジョブを指示するデータを記入するジョブ指示
欄(フラグ欄)を設ける。
【0007】ユーザより新たなに印刷情報が入力される
と、該印刷情報は記憶装置MEMに格納される。又、印
刷情報登録手段JRFは、該印刷情報よりエミュレーシ
ョンプログラム名とフォームオーバレイ名を抽出し、ジ
ョブテーブルJBTBにこれらエミュレーションプログ
ラム名とフォームオーバレイ名がそれぞれ同一の印刷ジ
ョブが存在するか調べる。同一の印刷ジョブが存在する
場合には、印刷情報登録手段JRFは該印刷ジョブのジ
ョブ指示欄に新たな印刷情報の印刷ジョブ名を記入する
と共に、該新たな印刷情報に応じた印刷ジョブをジョブ
テーブルに登録する。そして、印刷順序決定手段PDF
は所定の印刷ジョブに応じた印刷が終了すると、該印刷
ジョブのジョブ指示欄61gに他の印刷ジョブが指示さ
れているか調べる。指示されている場合には、印刷順序
決定手段PDFは該指示されている印刷ジョブに応じた
印刷をプリンタコントローラPRTC、印刷機構部PR
TMに実行させ、指示されていない場合には印刷情報の
受付け順に印刷を実行させ、かつ、印刷が終了した印刷
ジョブをジョブテーブルJBTBから削除する。以上よ
り、印刷が終了したジョブのエミュレーション及びフォ
ームオーバレイが同一の印刷ジョブが存在すれば、印刷
ジョブ受付け順序を無視して該ジョブを実行でき、エミ
ュレーションプログラムの切り替え回数及びフォームオ
ーバレイの変更回数をできるだけ少なくでき、ネットワ
ークプリンタ装置の使用効率を向上することができる。
【0008】又、ジョブテーブルJBTBにエミュレー
ションは異なるが同一のオーバレイを使用する他の印刷
ジョブを指示する第2のジョブ指示欄を設ける。印刷ジ
ョブ登録手段JRFは、新たに印刷情報が入力された
時、該印刷情報よりエミュレーションプログラム名とフ
ォームオーバレイ名を抽出し、ジョブテーブルJBTB
にエミュレーションプログラム名が異なり、フォームオ
ーバレイ名が同一の印刷ジョブが存在するか調べ、存在
する場合には、該印刷ジョブの第2ジョブ指示欄に新た
な印刷情報の印刷ジョブ名を記入する。印刷順序決定手
段PDFは、所定の印刷ジョブに応じた印刷が終了した
後、該印刷ジョブの第1のジョブ指示欄61gに他の印
刷ジョブが指示されているか調べ、指示されていない場
合には、第2のジョブ指示欄に他の印刷ジョブが指示さ
れているか調べる。印刷順序決定手段PDFは、第2の
ジョブ指示欄に他の印刷ジョブが指示されている場合に
は、該指示されている印刷ジョブに応じた印刷をプリン
タコントローラPRTC、印刷機構部PRTMに実行さ
せ、指示されていない場合には印刷情報の受付け順に印
刷を実行させる。このようにすれば、フォームオーバレ
イの変更回数を更に減少でき益々ネットワークプリンタ
装置の使用効率を向上することができる。
【0009】更に、ジョブテーブルJBTBにフォーム
オーバレイは異なるが同一のエミュレーションプログラ
ムを使用する他の印刷ジョブを指示する第2のジョブ指
示欄を設ける。印刷ジョブ登録手段JRFは、新たに印
刷情報が入力された時、該印刷情報よりエミュレーショ
ンプログラム名とフォームオーバレイ名を抽出し、ジョ
ブテーブルJBTBにフォームオーバレイ名が異なり、
エミュレーションプログラム名が同一の印刷ジョブが存
在するか調べ、存在する場合には、該印刷ジョブの第2
ジョブ指示欄に新たな印刷情報の印刷ジョブ名を記入す
る。印刷順序決定手段PDFは、所定の印刷ジョブに応
じた印刷が終了した後、該印刷ジョブの第1のジョブ指
示欄に他の印刷ジョブが指示されているか調べ、指示さ
れていない場合には第2のジョブ指示欄に他の印刷ジョ
ブが指示されているか調べる。印刷順序決定手段PDF
は、第2のジョブ指示欄に他の印刷ジョブが指示されて
いる場合には、該指示されている印刷ジョブに応じた印
刷をプリンタコントローラPRTC、印刷機構部PRT
Mに実行させ、指示されていない場合には印刷情報の受
付け順に印刷を実行させる。このようにすれば、エミュ
レーションの切り替え回数を更に減少でき、益々ネット
ワークプリンタ装置の使用効率を向上することができ
る。尚、フォームオーバレイのみに、あるいは、エミュ
レーションプログラムのみに着目して第1のジョブ指示
欄に新たな印刷情報の印刷ジョブ名を記入することもで
きる。
【0010】
【実施例】
(a) 本発明を適用できる第1の物理的環境 図2本発明を適用できるLANネットワークシステムの
第1の構成図である。10a,10b,10c・・はパ
ソコン(PC)あるいはワークステーション(WS)等
の端末、20はネットワークプリンタ装置、30はLA
Nである。ネットワークプリンタ装置20において、S
VRはサーバ、PRTはプリンタである。このシステム
においては、高性能のPC/WSをサーバSVRとし、
該サーバに接続されたプリンタPRTを共用使用する形
態を備えている。
【0011】(b) サーバの構成 図3はサーバSVRの構成図である。図中、51はLA
Nコネクタであり、例えば10Base2、10Bas
eT及び10Base5用のコネクタがある。52はL
ANコネクタ用のトランシーバであり、CSMA/CD
の衝突検出や送受信制御を行う。53はLANコントロ
ーラで、例えばTCP/IPの通信プロトコル制御が可
能になっている。54はマイクロコンピュータ(MP
U)、55はプリンタPRTとRS232Cあるいはセ
ントロニクスに従ってデータの授受を行う通信部、56
はRAM、57はROM、58はSCSIインタフェー
ス部、59はハードディスク装置(HD)である。RO
M57にはブートプログラム、システムプログラム等が
記憶され、RAM56には種々のソフトウェアやジョブ
テーブル等が記憶されている。
【0012】(b-1) ジョブテーブル ジョブテーブル56aは受付順に印刷ジョブを登録する
ものであり、図4に示すように印刷ジョブ毎に、印刷
ジョブ名(ID)を記入する欄61a、ハードディスク
59における印刷情報記憶位置を記入する欄61b、フ
ァイル名記入欄61c、ファイルサイズ記入欄61d、
印刷情報の解釈を行うエミュレーションプログラムの名
称を記入する欄61e、フォームオーバレイの名称を記
入する欄61f、同一のエミュレーションプログラム及
び同一のフォームオーバレイを使用する他の印刷ジョブ
を指示するデータを記入するジョブ指示欄(フラグ欄)
61gを有している。
【0013】(b-2) ソフトウェア ソフトウェアとしては、スプーリング制御部56b、印
刷データ転送制御部56c、課金ログ制御部56d等が
ある。スプーリング制御部56bは印刷データ記憶機能
56b-1とジョブ管理機能56b-2を備えており、端末10
a,10b、・・・から転送されて来る印刷情報をハー
ドディスク59にスプーリング(記憶)すると共に、印
刷ジョブを受付順にジョブテーブル56aに登録し、該
ジョブテーブルから所定の順序で印刷ジョブを取り出す
機能を有している。印刷データ転送制御部56cは現印
刷ジョブに応じた印刷情報をハードディスク59から読
み取ってプリンタPRTに転送する機能を有している。
課金ログ制御部56dは、ネットワークプリンタで印刷
したジョブに関する課金情報の収集、ロギング、課金管
理等の機能を有している。
【0014】(b-3) ジョブ管理機能 スプーリング制御部56bのジョブ管理機能56b-2に
は、印刷ジョブをジョブテーブル56aに登録する印刷
ジョブ登録機能部JRFと、印刷順序決定機能部PDF
がある。ユーザより新たなに印刷情報が入力されると、
印刷ジョブ登録機能部JRFは、該印刷情報よりエミュ
レーションプログラム名とフォームオーバレイ名を抽出
し、ジョブテーブル56aにこれらエミュレーションプ
ログラム名とフォームオーバレイ名がそれぞれ同一の印
刷ジョブが存在するか調べる。同一の印刷ジョブが存在
する場合には、印刷ジョブ登録機能部JRFは該印刷ジ
ョブのジョブ指示欄61gに新たな印刷情報の印刷ジョ
ブ名(ID)を記入すると共に、新たな印刷情報に応じ
た印刷ジョブをジョブテーブル56aに登録する。例え
ば、図4のID=3の印刷ジョブを新たに登録する場合
(ID=4の印刷ジョブはまだ登録されていない)、該
印刷ジョブのエミュレーションプログラム名とフォーム
オーバレイ名が同一の印刷ジョブ(ID=1)が存在す
る。従って、ID=1の印刷ジョブのフラグ欄61gに
印刷ジョブ名(ID=3)を記入すると共に、ジョブテ
ーブル56aにID=3の印刷ジョブを登録する。
【0015】印刷順序決定機能部PDFは所定の印刷ジ
ョブに応じた印刷が終了してプリンタレディになると、
該印刷ジョブのジョブ指示欄61gに他の印刷ジョブが
指示されているか調べる。指示されている場合には、印
刷順序決定機能部PDFは該指示されている印刷ジョブ
を次に印刷するものであると決定する。しかし、指示さ
れていない場合には印刷情報受付け順(印刷ジョブ登録
順)における優先順位の最も高い印刷ジョブを次に印刷
するものであると決定する。例えば、図4に示すように
ジョブテーブル56aに印刷ジョブが登録されている場
合、第1番目の印刷ジョブ(ID=1)の印刷完了後
に、フラグ欄61gを参照する。フラグ欄にはID=3
が記入されているから、次に実行すべき印刷ジョブはI
D=3の印刷ジョブであると決定し、かつ、ジョブテー
ブル56aよりID=1の印刷ジョブを削除する。ID
=3の印刷ジョブが完了すると、そのフラグ欄61gを
参照し、印刷ジョブ名が記入されているか調べる。この
場合、記入されていないから、印刷ジョブ登録順序にお
ける最優先順位のID=2の印刷ジョブを次に実行する
印刷ジョブであると決定する。
【0016】(b-4) イーサネットフレーム Ethernetフレームは図5に示すように、Ethernetヘッダ
EHと、情報部Iと、フレームチェックシーケンス部F
CSで構成され、EthernetヘッダEHには、同期確立の
ためのプリアンブルPREと、宛先アドレスDAと、発
信アドレスSAと、タイプフィールドTYPが含まれ、
タイプフィールドTYPにより通信プロトコルの種別
(TCP/IP,IPX/SPXの別)が書き込まれて
いる。又、情報フィールドIには各通信プロトコルのヘ
ッダ(例えばTCP/IPヘッダ)PHD、ネットワー
クプリンタヘッダNPH、印刷データ(描画データ)D
Tが含まれている。ネットワークプリンタヘッダNPH
には、印刷要求等のコマンドCMD、ファイル名FL
N、使用するエミュレーションプログラムを指定するエ
ミュレーション指定データEPI、使用するオーバレイ
を指定するオーバレイ指定データOLI等を有してい
る。尚、LANの送信単位はフレームであり、フレーム
をパケット化して送る場合にはパケットという。従っ
て、パケットとフレームという言葉が混在するが実体は
同じものである。
【0017】(c) プリンタの構成 図6はプリンタの構成図である。71はプリンタコント
ロール部、72はエンジン(印刷機構)、73はオペレ
ータパネルである。プリンタコントロール部71におい
て、72aはマイクロコンピュータ(MPU)、72b
はサーバSVRとRS232Cあるいはセントロニクス
に従ってデータの授受を行う通信部、72cはRAM、
72dはROM、72eはSCSIインタフェース部、
72fはハードディスク装置(HD)、72gは印刷情
報より順次1頁分のドットイメージの画像データを生成
してRAM72cに記憶する描画LSIである。RAM
72cにはワークメモリ領域72c-1、印刷画像生成に必
要なフォントを記憶するフォント記憶領域72c-2、フォ
ームオーバレイを記憶するオーバレイ記憶域72c-3、生
成された印刷画像(ビットマップデータ)を記憶する描画
用ページメモリ領域72c-4等を有している。印刷に必要
なオーバレイは、適宜、サーバSVRのハードディスク
より、あるいはLAN上のオーバレイ保管用端末(クラ
イアント)よりダウンロードされる。ROM72dには
ブートプログラムや印刷データの解釈を行う各種エミュ
レーションプログラムが記憶されている。エミュレーシ
ョンプログラムとしては、例えば、FMシーケンスプロ
グラム、日本語PostScript、SUNラスタ等がある。
【0018】(d) 印刷ジョブ受付け時の処理 図7は端末よりサーバSVRに印刷要求があった時の処
理のフロー図である。LANコントローラ53は、LA
Nコネクタ51、トランシーバ52を介してLANより
パケット(フレーム)を受信すれば、該パケット中の宛
先アドレスが自アドレスと一致するか調べる。一致すれ
ば、該パケット(フレーム)をバッファに格納し、異な
れば捨てる。ついで、複数のフレームから構成されるデ
ータを再構築するために同一ID毎にバッファのリンク
を行い、同一IDが終了するまで上記処理を繰り返す。
同一IDの終了により、データ(例えば印刷データ)を
上位層であるスプーリング制御部56bに渡す。・・・
以上ステップ101 スプーリング制御部56bは、ファイル管理機能を有
し、印刷データにジョブ番号を付してハードディスク5
9にスプーリングすると共に(ステップ102)、該印
刷データに応じた印刷ジョブをジョブテーブル56aに
登録する(ステップ103)。
【0019】この印刷ジョブの登録処理は以下のように
行われる。ジョブ管理機能部56b-2の印刷ジョブ登録機
能部JRFはジョブテーブル56aを検索し、印刷ジョ
ブが登録されているかチェックする(ステップ103
a,103b)。登録されていなければ、印刷要求され
ているジョブをジョブテーブル56aに登録し(ステッ
プ103c)、処理を終了する。しかし、他の印刷ジョ
ブがジョブテーブル56aに登録されている場合には、
印刷ジョブ登録機能部JRFは、印刷情報よりエミュレ
ーションプログラム名とフォームオーバレイ名を抽出
し、ジョブテーブル56aにこれらエミュレーションプ
ログラム名とフォームオーバレイ名がそれぞれ同一の印
刷ジョブが存在するか調べる(ステップ103c,10
3d)。エミュレーションプログラム名とフォームオー
バレイ名がそれぞれ同一の印刷ジョブが存在しなけれ
ば、印刷要求されているジョブをジョブテーブル56a
に登録し(ステップ103c)、処理を終了する。一
方、エミュレーションプログラム名とフォームオーバレ
イ名がそれぞれ同一の印刷ジョブが存在すれば、印刷ジ
ョブ登録機能部JRFは、該印刷ジョブのジョブ指示欄
61gに印刷要求されている印刷ジョブ名(ID)を記
入する(ステップ103f)。ついで、印刷要求されて
いるジョブをジョブテーブル56aに登録し(ステップ
103c)、処理を終了する。
【0020】(e) 印刷ジョブ決定処理 図7は次に実行すべき印刷ジョブを決定する処理のフロ
ー図である。ジョブ管理機能部56b-2の印刷順序決定機
能部PDFは、ジョブテーブル56aに未印刷のジョブ
が存在するか調べ(ステップ201)、存在する場合に
はプリンタよりプリンタレディのコマンドが入力されて
いるか調べる(ステップ202)。印刷が終了してプリ
ンタレディになっている場合には、印刷順序決定機能部
PDFは最後に印刷したジョブのエミュレーションプロ
グラム名とフォームオーバレイ名がそれぞれ同一の印刷
ジョブが存在するかチェックする。すなわち、最後に印
刷したジョブのフラグ欄61gを参照し、該フラグ欄に
他の印刷ジョブ名が記入されているかチェックする(ス
テップ203)。記入されていれば、フラグ欄に記入さ
れている印刷ジョブ名を印刷データ転送制御部56cに
渡す。これにより、印刷データ転送制御部56cは指示
された印刷ジョブ名の印刷情報をハードディスク59よ
り読み取ってプリンタPRTに転送する(ステップ20
4)。しかる後、印刷順序決定機能部PDFは印刷終了
した印刷ジョブをジョブテーブル56aから削除し(ス
テップ205)、初めに戻る。
【0021】一方、ステップ203において、フラグ欄
に他の印刷ジョブ名が記入されていなければ、印刷ジョ
ブ登録順(印刷ジョブ受付け順)における優先順位の最
も高い印刷ジョブを次に印刷するものであると決定し、
印刷ジョブ名を印刷データ転送制御部56cに渡す。こ
れにより、印刷データ転送制御部56cは指示された印
刷ジョブ名の印刷情報をハードディスク59より読み取
ってプリンタPRTに転送する(ステップ206)。し
かる後、印刷順序決定機能部PDFは、印刷終了した印
刷ジョブをジョブテーブル56aから削除し(ステップ
205)、初めに戻る。
【0022】(f) プリンタの処理 図9はプリンタの処理手順説明図である。サーバSVR
より印刷データが転送されて来ると、プリンタPRTの
プリンタコントロール部71は印刷データを解析し(ス
テップ301)、エミュレーションプログラムが前回の
印刷ジョブにおけるエミュレーションプログラムと一致
しているかチェックする(ステップ302)。一致して
いればエミュレーションプログラムの切り替えは行わ
ず、一致してなければ印刷データが指示するエミュレー
ションプログラムに切り替える(ステップ303)。つ
いで、フォームオーバレイが前回の印刷ジョブにおける
フォームオーバレイと一致しているかチェックする(ス
テップ304)。一致していれば印刷データに基づいて
印刷処理を行う(ステップ305)。しかし、フォーム
オーバレイが前回のもと一致してなければサーバSVR
に対してオーバレイを要求する。サーバSVRは要求さ
れたオーバレイがハードディスク59に格納されている
かチェックし(ステップ306)、格納されていれば、
該オーバレイをプリンタPRTに転送する。プリンタP
RTは該オーバレイをRAM72cに格納した後、印刷
処理を行う(ステップ305)。
【0023】一方、ステップ306において、オーバレ
イがハードディスク59に格納されていない場合には、
サーバSVRはオーバレイ保管サーバOLSVRに対し
て該オーバレイを要求する。オーバレイ保管サーバOL
SVRは要求されたオーバレイを検索してサーバSVR
に転送し(ステップ307)、サーバは該オーバレイを
プリンタPRTに転送する。プリンタPRTは該オーバ
レイをRAM72cに格納した後、印刷処理を行う(ス
テップ305)。以上のように、本発明によれば、印刷
が終了したジョブのエミュレーション及びフォームオー
バレイが同一の印刷ジョブが存在すれば、印刷ジョブ受
付け順序を無視して該印刷ジョブを実行する。このた
め、エミュレーションプログラムの切り替え回数及びフ
ォームオーバレイの変更回数をできるだけ少なくでき、
ネットワークプリンタ装置の使用効率を向上することが
できる。
【0024】(g) ジョブ管理制御の変形例1 以上では、エミュレーションプログラムとオーバレイが
共に一致する場合にフラグ欄61gに印刷ジョブ名を記
入した場合であるが、以上に加えて更に、オーバレイの
み一致する場合、あるいはエミュレーションプログラム
のみ一致する場合を考慮することもできる。図10はか
かる場合におけるジョブテーブルの構成図であり、図4
と同一部分には同一符号を付している。図4のジョブテ
ーブルと異なる点は、オーバレイのみが同一の印刷ジョ
ブを指示する第2のフラグ欄61hを設けた点である。
図10の例では、新たに印刷ジョブ(ID=3)を登録
する際、該印刷ジョブのオーバレイが既登録の印刷ジョ
ブ(ID=1)のオーバレイと一致するから、該既登録
の印刷ジョブの第2フラグ欄61hにID=3を記入す
る。ついで、印刷ジョブ(ID=4)を登録する際、該
印刷ジョブのエミュレーションプログラム及びオーバレ
イが共に既登録の印刷ジョブ(ID=1)のそれらと一
致するから、該既登録の印刷ジョブの第1フラグ欄61
hにID=4を記入する。又、ID=4の印刷ジョブの
オーバレイが既登録の印刷ジョブ(ID=3)のオーバ
レイと一致するから、該既登録の印刷ジョブの第2フラ
グ欄61hにID=4を記入する。
【0025】かかる状態において、印刷ジョブ決定処理
は以下のように行われる。まず、ID=1の印刷ジョブ
実行後に、第1フラグ欄61gを参照して他の印刷ジョ
ブが指示されているか調べる。指示されている場合に
は、他の印刷ジョブ(ID=4)を次に実行する。尚、
ID=1の印刷ジョブをジョブテーブルから削除する。
ついで、該ID=4の印刷ジョブ実行後に、第1フラグ
欄61gを参照して他の印刷ジョブが指示されているか
調べる。指示されていなければ、印刷済みジョブのジョ
ブ名(ID=4)を第2フラグ欄61hに有する印刷ジ
ョブを検索する。存在すれば、オーバレイが一致する印
刷ジョブ(ID=3)を実行する。尚、印刷済みの印刷
ジョブ(ID=4)をジョブテーブルから削除する。こ
のようにすれば、フォームオーバレイの変更回数を更に
減少でき益々ネットワークプリンタ装置の使用効率を向
上することができる。図11はジョブテーブルが第1、
第2フラグ欄を有する場合の印刷ジョブ受付け時の処理
のフロー図であり、ステップ101〜102の処理は図
7のフロー図における処理と同じである。
【0026】ジョブ管理機能部56b-2(図3)の印刷ジ
ョブ登録機能部JRFは印刷要求があるとジョブテーブ
ル56aを検索し、印刷ジョブが登録されているかチェ
ックする(ステップ401,402)。登録されていな
ければ、印刷要求されているジョブをジョブテーブル5
6aに登録して(ステップ403)処理を終了する。し
かし、他の印刷ジョブがジョブテーブル56aに登録さ
れている場合には、印刷ジョブ登録機能部JRFは、印
刷情報よりエミュレーションプログラム名とフォームオ
ーバレイ名を抽出し、ジョブテーブル56aにエミュレ
ーションプログラム名と同一の既登録の印刷ジョブが存
在するか調べる(ステップ404)。存在しなければ、
オーバレイが同一の既登録の印刷ジョブが存在するか調
べ(ステップ405)、存在しなければ印刷要求されて
いるジョブをジョブテーブル56aに登録して(ステッ
プ403)処理を終了する。ステップ405において、
オーバレイが一致する既登録の印刷ジョブが存在する場
合には、該既登録の印刷ジョブの第2フラグ欄61hに
印刷要求されている印刷ジョブのジョブ名(ID)を記
入する(ステップ406)。ついで、印刷要求されてい
るジョブをジョブテーブル56aに登録して(ステップ
403)処理を終了する。
【0027】一方、ステップ404において、エミュレ
ーションプログラム名が同一の既登録の印刷ジョブが存
在すれば、オーバレイも同一の印刷ジョブが存在するか
チェックする(ステップ407)。、エミュレーション
プログラム名とフォームオーバレイ名がそれぞれ同一の
印刷ジョブが存在すれば、印刷ジョブ登録機能部JRF
は、該印刷ジョブのジョブ指示欄61gに印刷要求され
ている印刷ジョブのジョブ名(ID)を記入する(ステ
ップ408)。ステップ407で「NO]となった時、
あるいはステップ408の処理後、ステップ405に飛
び、エミュレーションプログラム名は異なるが、オーバ
レイ名が同一の既登録の印刷ジョブが存在するか調べ
(ステップ405)、存在しなければ印刷要求されてい
るジョブをジョブテーブル56aに登録して(ステップ
403)処理を終了する。一方、オーバレイのみが一致
する既登録の印刷ジョブが存在する場合には、該既登録
の印刷ジョブの第2フラグ欄61hに印刷要求されてい
る印刷ジョブのジョブ名(ID)を記入する(ステップ
406)。ついで、印刷要求されているジョブをジョブ
テーブル56aに登録して(ステップ403)処理を終
了する。以上では、エミュレーションプログラムとオー
バレイが共に一致する場合に第1フラグ欄61gに印刷
ジョブ名を記入し、オーバレイのみ一致する場合に第2
フラグ欄61hに印刷ジョブ名を記入した場合である。
しかし、エミュレーションプログラムとオーバレイが共
に一致する場合に第1フラグ欄61gに印刷ジョブ名を
記入し、エミュレーションプログラムのみ一致する場合
に第2フラグ欄61hに印刷ジョブ名を記入するように
構成することもできる。
【0028】(h) ジョブ管理制御の変形例2 以上では、エミュレーションプログラムとオーバレイが
共に一致する場合にフラグ欄61gに印刷ジョブ名を記
入した場合であるが、エミュレーションプログラムのみ
が一致した場合、あるいは、オーバレイのみが一致した
場合に第1フラグ欄61gに印刷ジョブ名を記入して同
様の処理を行うことができる。 ・エミュレーションのみ考慮した場合の制御 印刷情報が入力された時、該印刷情報よりエミュレーシ
ョンプログラム名を抽出し、ジョブテーブルにエミュレ
ーションプログラム名が同一の既登録の印刷ジョブが存
在するか調べる。エミュレーション同一の印刷ジョブが
存在する場合には、該印刷ジョブの第1フラグ欄61g
に印刷要求されている印刷情報の印刷ジョブ名を記入す
ると共に、入力された印刷情報に応じた印刷ジョブをジ
ョブテーブル56aに登録する。そして、所定の印刷ジ
ョブに応じた印刷が終了した後、該印刷ジョブのジョブ
指示欄に他の印刷ジョブが指示されているか調べ、指示
されている場合には、該他の印刷ジョブを次に実行すべ
きものと決定する。
【0029】・オーバレイのみ考慮した場合の制御 印刷情報が入力された時、該印刷情報よりオーバレイ名
を抽出し、ジョブテーブルにオーバレイ名が同一の既登
録の印刷ジョブが存在するか調べる。オーバレイ同一の
印刷ジョブが存在する場合には、該印刷ジョブの第1フ
ラグ欄61gに印刷要求されている印刷情報の印刷ジョ
ブ名を記入すると共に、入力された印刷情報に応じた印
刷ジョブをジョブテーブル56aに登録する。そして、
所定の印刷ジョブに応じた印刷が終了した後、該印刷ジ
ョブのジョブ指示欄に他の印刷ジョブが指示されている
か調べ、指示されている場合には、該他の印刷ジョブを
次に実行すべきものと決定する。
【0030】 (i) 本発明を適用できる物理環境の別の構成 (i-1) 構成 図12は本発明を適用できるLANネットワークシステ
ムの別の構成図である。10a,10b,10c・・は
パソコン(PC)あるいはワークステーション(WS)
等の端末、20はネットワークプリンタ装置、30はL
ANである。ネットワークプリンタ装置20は、LAN
との通信機能及び本格的なサーバ機能を備えたLANア
ダプタ(Front End Processor :FEP)21とプリン
タ22を一体にして構成されている。図2の物理環境で
は、サーバSVRとプリンタPRTを別個に構成し、サ
ーバにプリンタを接続してネットワークプリンタ装置2
0を構成している。しかし、図12の物理環境ではプリ
ンタに、LANとの通信機能及び本格的なサーバ機能を
備えたLANアダプタ(Front End Processor :FE
P)を組み込んでネットワークプリンタ装置20を構成
している。
【0031】(i-2) ネットワークプリンタのハードウェ
ア 図13は図12におけるネットワークプリンタ装置の概
略ハードウェア構成図である。20はネットワークプリ
ンタ装置、21はLAN通信機能を有するLANアダプ
タ部(Front End Processor;FEP)、22はプリンタ
コントロール部、23はエンジン(印刷機構)、24は
ハードディスクで、フォームオーバレイ、フォン
ト、スプーリングによる印刷データ、装置定義情
報、課金ログ情報、エラーログ情報等を記憶するも
の、25はフロッピーデイスクであり、フォームオーバ
レイ、フォント、プログラムをプリンタ装置にダウンロ
ードするもの、26はLAN(イーサネット:Etherne
t)にネットワークプリンタを接続するためのLANコネ
クタ、27はRS232Cあるいはセントロニクス用の
接続コネクタ、28はプリンタ装置からの情報表示、プ
リンタ装置への指示情報の入力、状態表示を行なうオペ
レータパネル、29はプリンタコントロール部22等へ
電源を供給する電源部である。
【0032】FEP21はLANアダプタ機能を有し、
Ethernet、トークンリング(Token Ring)等のドライバ制
御を行なう。Ethernetの10Base5、10Base
2及び10BaseTのそれぞれに対応できるように接
続コネクタ26が設けられる。 又、FEP21はRS
232Cあるいはセントロニクスの接続インタフェース
を有し、更に、複数の通信プロトコルを制御する機能
(マルチプロトコル制御機能)を有し、TCP/IP、
IPX/SPX、Ethertalk、RS232C,セントロ
ニクス等の受付けを可能とする。以上の機能に加えて、
FEP21はLANを介して印刷データを受付け、バス
又はスカジー(SCSI)を介してスプーリングを行な
う機能と、端末(クライアント)とプリンタ装置間の通
信に伴う会話制御機能を有している。スプーリングとは
各クライアントからの印刷要求があった時、印刷ジョブ
を図7あるいは図11の処理に従ってジョブテーブルに
登録すると共に、印刷データをハードデイスク24に記
憶する機能である。
【0033】プリンタコントロール部22は、ジョブテ
ーブルを参照して図8に示す処理に従って次に実行すべ
き印刷ジョブを決定し、該印刷ジョブに応じた印刷デー
タをハードディスク24から読み出し、所定のエミュレ
ーションプログラムに基づいて印刷データの記述言語を
解釈する処理、頁毎に印刷データ及びオーバレイをドッ
トイメージへ展開する処理(描画処理)、エンジン部の
制御等を主な機能としている。エンジン23は、プリン
タコントロール部22から送られてきた描画(印刷)可
能なイメージデータを紙面上に転写し、印刷処理を完結
させる。図14はネットワークプリンタの詳細なハード
ウェア構成図であり、図13と同一部分には同一符号を
付している。尚、LANに関係しない部分(RS232
C等)は省略している。FEP21において、26a〜
26cはそれぞれ10Base2、10BaseT及び
10Base5用のコネクタであり、26a′、26
b′は10Base2、10BaseT用のトランシー
バであり、CSMA/CDの衝突検出や送受信制御を行
う。尚、10Base5のトランシーバ26c′はLA
Nとコネクタ26c間に設けられる。21aはLANコ
ントローラであり、TCP/IP、IPX/SPX、Et
hertalk等の複数の通信プロトコル制御が可能になって
いる。21bはシステムバス、21cはマイクロコンピ
ュータ(MPU1)、21dはプリンタコントロール部
22とバス間通信を行なうためのデュアルポートRAM
(DPRAM)、21eはジョブテーブル等を記憶する
RAM、21fはROM、21gはSCSIインタフェ
ース部、21hはDMA(Direct Memory Access)制御部
である。
【0034】プリンタコントロール部22において、2
2aはシステムバス、22bはSCSIバス、22c,
22dはSCSIインタフェース部、22eはマイクロ
コンピュータ(MPU2)、22fは描画LSI、22
gはビットマップ等の画像データ及びジョブテーブルを
記憶するRAMである。又、23はエンジン(印刷機
構)、24はハードディスク、25はフロッピーデイス
ク、28はオペレータパネルである。ジョブテーブルは
FEP21の有するスプーリング制御機能(ジョブ登録
機能)により図7あるいは図11のフローに従って作成
され、プリンタコントロール部22のRAM21e,2
2gに二重に記憶される。又、次に実行すべき印刷ジョ
ブはプリンタコントロール部22が有する印刷ジョブ決
定機能により図8に示す処理に従って決定され、該印刷
ジョブの印刷が実行される。以上、本発明を実施例によ
り説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の
主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを
排除するものではない。
【0035】
【発明の効果】以上本発明によれば、印刷が終了したジ
ョブのエミュレーション及び/又はフォームオーバレイ
が同一の印刷ジョブが存在すれば、印刷ジョブの受付け
順序と関係なく該印刷ジョブを実行でき、エミュレーシ
ョンプログラムの切り替え回数及びフォームオーバレイ
の変更回数をできるだけ少なくでき、ネットワークプリ
ンタ装置の使用効率を向上することができる。又、本発
明によれば、印刷が終了したジョブのエミュレーション
及びフォームオーバレイが共に同一の印刷ジョブが存在
すれば、印刷ジョブの受付け順序と関係なく該ジョブを
実行すると共に、エミュレーションプログラムあるいは
オーバレイのみが一致する印刷ジョブが存在すれば、該
印刷ジョブを受付け順序と関係なく実行するためエミュ
レーションプログラムの切り替え回数あるいはフォーム
オーバレイの変更回数を更に減少でき益々ネットワーク
プリンタ装置の使用効率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明を適用できる物理的環境説明図(その
1)である。
【図3】サーバ構成図ある。
【図4】ジョブテーブル説明図である。
【図5】イーサネットフレーム構成図である。
【図6】プリンタの構成図である。
【図7】印刷要求時の処理フローである。
【図8】実行すべき印刷ジョブ決定処理フロー図であ
る。
【図9】プリンタの処理手順説明図である。
【図10】ジョブテーブルの別の構成図である。
【図11】印刷ジョブ受付け時の処理フロー図である。
【図12】本発明を適用できる物理的環境説明図(その
2)である。
【図13】ネットワークプリンタの概略ハードウェア構
成図である。
【図14】ネットワークプリンタの詳細なハードウェア
構成図である。
【符号の説明】
10a,10b・・パソコンあるいはワークステーショ
ン 20・・ネットワークプリンタ装置 30・・LAN LCNT・・LANコントローラ PRTC・・プリンタコントローラ PRTM・・印刷機構部 MEM・・ハードディスク等の記憶装置 JRF・・印刷ジョブ登録手段 JBTB・・ジョブテーブル PDF・・印刷順序決定手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/12 B41J 21/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のパソコンあるいはワークステーシ
    ョンとLANを介して接続され、これらパソコンあるい
    はワークステーションから転送されて来る印刷情報を記
    憶装置に記憶すると共に印刷ジョブをジョブテーブルに
    登録し、該ジョブテーブルから順番に印刷ジョブを取り
    出し、該印刷ジョブに応じた印刷情報に基づいて画像を
    生成して用紙に印刷するネットワークプリンタ装置にお
    いて、 印刷ジョブ毎に、印刷ジョブ名を記入する欄、記憶装置
    における印刷情報の記憶位置を記入する欄、印刷情報の
    解釈を行うエミュレーションプログラムの名称を記入す
    る欄、フォームオーバレイの名称を記入する欄、同一の
    エミュレーションプログラム及び同一のフォームオーバ
    レイを使用する他の印刷ジョブを指示するデータを記入
    するジョブ指示欄を有するジョブテーブルを記憶する手
    段と、 新たなに印刷情報が入力された時、該印刷情報よりエミ
    ュレーションプログラム名とフォームオーバレイ名を抽
    出し、ジョブテーブルにこれらエミュレーションプログ
    ラム名とフォームオーバレイ名がそれぞれ同一の印刷ジ
    ョブが存在するか調べ、同一の印刷ジョブが存在する場
    合には、該印刷ジョブのジョブ指示欄に新たな印刷情報
    を指示するデータを記入すると共に、該新たな印刷情報
    に応じた印刷ジョブをジョブテーブルに登録する印刷ジ
    ョブ登録手段と、 所定の印刷ジョブに応じた印刷が終了した後、該印刷ジ
    ョブのジョブ指示欄に他の印刷ジョブが指示されている
    か調べ、指示されている場合には、指示されている印刷
    ジョブに応じた印刷を実行させ、指示されていない場合
    には印刷情報の受付け順に印刷を実行させる印刷順序決
    定手段を備えたネットワークプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 ジョブテーブルにエミュレーションは異
    なるが同一のオーバレイを使用する他の印刷ジョブを指
    示する第2のジョブ指示欄を設け、 印刷ジョブ登録手段は、新たに印刷情報が入力された
    時、該印刷情報よりエミュレーションプログラム名とフ
    ォームオーバレイ名を抽出し、ジョブテーブルにエミュ
    レーションプログラム名が異なり、フォームオーバレイ
    名が同一の印刷ジョブが存在するか調べ、存在する場合
    には、該印刷ジョブの第2ジョブ指示欄に新たな印刷情
    報を指示するデータを記入し、 印刷順序決定手段は、所定の印刷ジョブに応じた印刷が
    終了した後、該印刷ジョブの第1のジョブ指示欄に他の
    印刷ジョブが指示されているか調べ、指示されていない
    場合には第2のジョブ指示欄に他の印刷ジョブが指示さ
    れているか調べ、指示されている場合には、指示されて
    いる印刷ジョブに応じた印刷を実行させ、指示されてい
    ない場合には印刷情報の受付け順に印刷を実行させる請
    求項1記載のネットワークプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 ジョブテーブルにフォームオーバレイは
    異なるが同一のエミュレーションプログラムを使用する
    他の印刷ジョブを指示する第2のジョブ指示欄を設け、 印刷ジョブ登録手段は、新たに印刷情報が入力された
    時、該印刷情報よりエミュレーションプログラム名とフ
    ォームオーバレイ名を抽出し、ジョブテーブルにフォー
    ムオーバレイ名が異なり、エミュレーションプログラム
    名が同一の印刷ジョブが存在するか調べ、存在する場合
    には、該印刷ジョブの第2ジョブ指示欄に新たな印刷情
    報を指示するデータを記入し、 印刷順序決定手段は、所定の印刷ジョブに応じた印刷が
    終了した後、該印刷ジョブの第1のジョブ指示欄に他の
    印刷ジョブが指示されているか調べ、指示されていない
    場合には第2のジョブ指示欄に他の印刷ジョブが指示さ
    れているか調べ、指示されている場合には、指示されて
    いる印刷ジョブに応じた印刷を実行させ、指示されてい
    ない場合には印刷情報の受付け順に印刷を実行させる請
    求項1記載のネットワークプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 複数のパソコンあるいはワークステーシ
    ョンとLANを介して接続され、これらパソコンあるい
    はワークステーションから転送されて来る印刷情報を記
    憶装置に記憶すると共に印刷ジョブをジョブテーブルに
    登録し、該ジョブテーブルから順番に印刷ジョブを取り
    出し、該印刷ジョブに応じた印刷情報に基づいて画像を
    生成して用紙に印刷するネットワークプリンタ装置にお
    いて、 印刷ジョブ毎に、印刷ジョブ名を記入する欄、記憶装置
    における印刷情報の記憶位置を記入する欄、フォームオ
    ーバレイの名称を記入する欄、同一のフォームオーバレ
    イを使用する他の印刷ジョブを指示するデータが記入さ
    れるジョブ指示欄を有するジョブテーブルを記憶する手
    段と、 印刷情報が入力された時、該印刷情報よりフォームオー
    バレイ名を抽出し、ジョブテーブルにフォームオーバレ
    イ名が同一の印刷ジョブが存在するか調べ、同一の印刷
    ジョブが存在する場合には、該印刷ジョブのジョブ指示
    欄に前記印刷情報を指示するデータを記入すると共に、
    該印刷情報に応じた印刷ジョブをジョブテーブルに登録
    する印刷ジョブ登録手段と、 所定の印刷ジョブに応じた印刷が終了した後、該印刷ジ
    ョブのジョブ指示欄に他の印刷ジョブが指示されている
    か調べ、指示されている場合には、指示されている印刷
    ジョブに応じた印刷を実行させ、指示されていない場合
    には印刷情報受付け順に印刷を実行させる印刷順序決定
    手段を備えたネットワークプリンタ装置。
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