JP3222530B2 - イネ種子用殺菌剤 - Google Patents

イネ種子用殺菌剤

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JP3222530B2 JP06091492A JP6091492A JP3222530B2 JP 3222530 B2 JP3222530 B2 JP 3222530B2 JP 06091492 A JP06091492 A JP 06091492A JP 6091492 A JP6091492 A JP 6091492A JP 3222530 B2 JP3222530 B2 JP 3222530B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は育苗期に発生するイネ馬
鹿苗病、イネいもち病、イネごま葉枯病及びイネ苗立枯
病などの糸状菌に起因する病害とイネ籾枯細菌病菌、イ
ネ苗立枯細菌病菌及びイネ褐条病菌などの細菌に起因す
るイネ苗腐敗症の防除に有効なイネ種子用殺菌剤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の一方の有効成分である2−(4
−クロロベンジル)−5−イソプロピル−1−(1H−
1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)−1−シク
ロペンタノールは、育苗期に発生するイネ馬鹿苗病、イ
ネいもち病、イネごま葉枯病に有効であることが知られ
ている(特開平1−93574号)がイネ育苗期に発生
する細菌に起因するイネ苗腐敗症の防除は不可能であ
る。また、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カルシウム等の炭
酸塩類が糸状菌に起因する植物病害の防除剤として有効
であることも既に知られている(特開昭51−6393
2号公報)。当該発明は、植物に寄生する糸状菌が一般
に酸性側で良好に生育し、塩基性側では生育を阻害され
るという性質を利用したものであり、植物病原性細菌に
起因する病害に対しては充分な効果は得られない。ま
た、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸水素カリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム等を作物に薬害のでる殺菌性金属塩化合物と組み合
わせることによって、効果の増加、効果の持続及び薬害
の軽減がもたらされることが知られている(特開昭55
−27164号公報及び特開昭60−123410号公
報)。しかしながら、当該組成物は上記のアルカリ類及
び塩類による塩基性によって、直接的な静菌力がもたら
され、殺菌力のある金属イオンの急激な放出が抑制され
るために、相乗的かつ緩行的に植物病原菌抑制効果を発
揮するものであって、これらは金属イオン調節剤として
の働きが主であり、アルカリ類及び塩類単独による病害
防除効果は十分ではない。また、炭酸カルシウムは、散
布処理によって野菜のモザイク病(ウイルス性)を予防
できることが知られているが、細菌病に対する記載はな
い。(特開昭48−13522号公報) 水酸化第二銅などの銅化合物は、各種作物における細菌
の繁殖に起因する病害の防除剤として使用されている。
しかし、種子用細菌剤としての効果は充分なものではな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】稲作栽培は機械移植が
導入されたのに伴い、育苗法はほとんどが箱育苗法に変
わっている。本育苗法ではイネ苗を32℃前後の高温多
湿条件下に置くことになる。このため、培土中あるいは
籾表面に生息する病原菌にとっては繁殖に好適な環境条
件をあたえることになり、ピシウム属菌、リゾプス属
菌、フザリウム属菌、トリコデルマ属菌、シュードモナ
ス属菌などによるイネ苗立枯病が発生し易く、イネ苗が
軟弱になりやすい。特に、イネばか苗病菌(ジベレラ
フジクロイ;Gibbellera fujikuroi)によって引き起こ
されるイネばか苗病、イネ籾枯細菌病菌(シュードモナ
ス グルメ;Pseudomonas glumae)、イネ苗立枯細菌病
(シュードモナス プランタリ;Pseudomonas plantari
i)、あるいはイネ褐条病(シュードモナス アベナ;Ps
eudomonas avenae)によって引き起こされるイネ苗腐敗
症は近年徐々に増加の傾向にあり、イネ苗の育苗にとっ
て大きな問題となっている。しかし、糸状菌と細菌に起
因する病害に同時に有効な種子消毒剤は現在、実用化さ
れていない。また、特に細菌によるイネ苗腐敗症に対す
る防除薬剤は数が少なく、使用方法等に制限があり、効
果も必ずしも万全ではない。このため、安価でかつ環境
への影響が少なく、糸状菌と細菌に共に有効な同時防除
薬剤の開発が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記問題
点を解決するために鋭意検討した結果、2−(4−クロ
ロベンジル)−5−イソプロピル−1−(1H−1,2,
4−トリアゾール−1−イルメチル)−1−シクロペン
タノール(一般名イプコナゾ−ル)と炭酸カルシウム、
塩基性炭酸マグネシウム、炭酸アンモニウム、重炭酸ア
ンモニウム及び炭酸水素カリウムから選ばれる炭酸塩を
イネ種子に処理することにより、イネ馬鹿苗病、イネい
もち病、イネごま葉枯病及びイネ苗立枯病などの糸状菌
に起因する病害及びイネ籾枯細菌病菌、イネ苗立枯細菌
病菌及びイネ褐条病菌などの細菌に起因するイネ苗腐敗
症に同時に極めて優れた防除効果を示すことを見いだし
た。さらに、2−(4−クロロベンジル)−5−イソプ
ロピル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イ
ルメチル)−1−シクロペンタノールと炭酸塩に銅化合
物を加えることにより細菌に起因する病害に対し、さら
に優れた殺菌効果及び安定的な効果を発揮することをみ
いだし、本発明を完成させた。
【0005】即ち、本発明は2−(4−クロロベンジ
ル)−5−イソプロピル−1−(1H−1,2,4−トリ
アゾール−1−イルメチル)−1−シクロペンタノール
と炭酸カルシウム、塩基性炭酸マグネシウム、炭酸アン
モニウム、重炭酸アンモニウム及び炭酸水素カリウムか
ら選ばれる炭酸塩を有効成分とするイネ種子用殺菌剤で
あり、更に、要すれば、これら有効成分に銅化合物を加
えたイネ種子用殺菌剤である。
【0006】本発明の種子用殺菌剤は、通常、種子浸
漬、種子粉衣、培土混和等の方法で用いられる。即ち、
製剤を水で100ppm〜10000ppmに希釈した
水溶液に種籾を浸漬するか、粉末状にした薬剤を0.1
%〜2.0%の割合で種子粉衣して用いることができ
る。また、イネ育苗箱当り3g〜60gを播種前の培土
全体に混和、イネ育苗箱当り3g〜60gを覆土用培土
に混和し播種後覆土、或いはイネ育苗箱当り3g〜60
gを床土に混和し播種後覆土する等いずれの方法でも使
用可能である(数値はいずれも総有効成分量を表
す。)。上記薬剤の使用量は製剤形態や種子の種類によ
って変わりうる。
【0007】本発明の薬剤は有効成分をそのまま用いて
もよいが、一般に汎用されている農薬製剤に製剤化して
使用する。即ち、有効成分に担体、界面活性剤、分散
剤、補助剤等を配合し、粉剤、水和剤、微粒剤、粒剤、
水性懸濁液剤(ゾル剤)等に製剤化する。担体としては、
例えばクレ−、タルク、ベントナイト、カオリン、珪藻
土、ホワイトカ−ボン、珪砂、硫安、尿素、バ−ミキュ
ライト等の担体が挙げられる。界面活性剤及び、分散剤
としては、例えば、ジアリ−ルアルキルジスルホン酸、
アルコール硫酸エステル類、アルキルアリ−ルスルホン
酸塩、リグニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルアリ−ルエ−テル、ポリオキシエチレンソルビタン
モノアルキレ−ト等が挙げられる。補助剤としては、例
えば、カルボキシメチルセルロ−ス、ポリエチレングリ
コ−ル、アラビアゴム等が挙げられる。
【0008】各製剤における有効成分の配合割合は、必
要に応じて適宜選ばれるが、有効成分量は、粉剤、微粒
剤、粒剤、水性懸濁液は1から50%(重量)、水和剤
は10から95%(重量)の範囲が好ましい。また、イ
プコナゾ−ルは製剤中に1〜10%(重量)、炭酸塩は
製剤中に1〜80%(重量)の配合が適当であり、イプ
コナゾ−ルと炭酸塩の配合割合は必要に応じて適宜選ば
れるが、重量比として1:0.1から1:50、好まし
くは1:0.5から1:10である。銅化合物を加える
場合には、製剤中に銅化合物を1から10重量%の配合
が好ましい。 銅化合物としては例えば、2価の銅イオ
ンの水酸化物、塩、複塩、キレ−ト化合物であって、こ
のようなものとしては、硫酸銅、水酸化第二銅、塩基性
硫酸銅、ヒドロキシキノリン銅、塩化第二銅などが挙げ
られる。
【0009】本発明の施用量は使用される化合物の種
類、発生傾向、被害の程度、環境条件、剤型及び施用方
法等によって異なる。通常、種子浸漬処理の場合には5
00ppm〜5000ppmの濃度、種子粉衣処理の場
合には0.1%〜2.0%(乾種子重比)の粉衣量、また
イネ育苗用培土混和の場合には育苗箱当り3g〜60g
の混和量で使用される(数値はいずれも総有効成分量を
表す。)。
【0010】
【実施例】次に、実施例をあげて本発明殺菌剤の製剤、
用途及び効果を具体的に説明するが、有効成分及びその
他成分の配合割合は本発明の主旨を損なわない範囲で任
意に変更し得るものである。また、下記実施例中の%は
重量百分率を示す。
【0011】製剤例1(粉剤) イプコナゾ−ル2%、炭酸カルシウム15%、珪藻土5
%及びクレー78%を均一に混合粉砕して粉剤とした。
【0012】製剤例2(粉剤) イプコナゾ−ル2%、塩基性炭酸マグネシウム20%、
珪藻土5%及びクレ−73%を均一に混合粉砕して粉剤
とした。
【0013】製剤例3(粉剤) イプコナゾ−ル2%、炭酸アンモニウム30%、珪藻土
5%及びクレ−63%を均一に混合粉砕して粉剤とし
た。
【0014】製剤例4(水和剤) イプコナゾ−ル6%、炭酸カルシウム15%、珪藻土7
4%、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム2%及
びリグニンスルホン酸ナトリウム3%を均一に混合粉砕
して水和剤とした。
【0015】製剤例5(水和剤) イプコナゾ−ル6%、炭酸カルシウム60%、珪藻土2
9%、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム2%及
びリグニンスルホン酸ナトリウム3%を均一に混合粉砕
して水和剤とした。
【0016】製剤例6(水和剤) イプコナゾ−ル6%、重炭酸アンモニウム50%、珪藻
土39%、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム2
%及びリグニンスルホン酸ナトリウム3%を均一に混合
粉砕して水和剤とした。
【0017】製剤例7(水和剤) イプコナゾ−ル6%、炭酸水素カリウム40%、珪藻土
49%、ジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム2%
及びリグニンスルホン酸ナトリウム3%を均一に混合粉
砕して水和剤とした。
【0018】製剤例8(水和剤) イプコナゾール%、炭酸カルシウム10%、水酸化第
二銅2%、珪藻土78%、ジナフチルメタンジスルホン
酸ナトリウム2%及びリグニンスルホン酸ナトリウム3
%を均一に混合粉砕して水和剤とした。
【0019】製剤例9(ゾル剤) イプコナゾ−ル6%、炭酸カルシウム10%、ポリオキ
シエチレンアルキルアリ−ルエ−テル硫酸塩4%、エチ
レングリコ−ル10%及び水70を湿式粉砕してゾル剤
とした。
【0020】製剤例10(ゾル剤) イプコナゾ−ル6%、塩基性炭酸マグネシウム20%、
ポリオキシエチレンアルキルアリ−ルエ−テル硫酸塩4
%、エチレングリコ−ル10%及び水60%を湿式粉砕
してゾル剤とした。
【0021】製剤例11(粒剤) イプコナゾ−ル2%、塩基性炭酸マグネシウム40%、
ラウリルアルコール硫酸エステルのナトリウム塩2%、
リグニンスルホン酸ナトリウム5%、カルボキシメチル
セルロース2%及びクレー47%を均一に混合粉砕す
る。この混合物に水20%を加えて練合し、押出式造粒
機を用いて14〜32メッシュの粒状に加工したのち、
乾燥して粒剤とした。
【0022】製剤例12(粉剤) イプコナゾ−ル2%、塩基性炭酸マグネシウム20%、
塩基性硫酸銅1%、珪藻土5%及びクレ−72%を均一
に混合粉砕して粉剤とした。
【0023】製剤例13(ゾル剤) イプコナゾ−ル5%、炭酸カルシウム15%、水酸化第
二銅3%、ポリオキシエチレンアルキルアリ−ルエ−テ
ル硫酸塩4%、エチレングリコ−ル10%及び水67%
を湿式粉砕してゾル剤とした。
【0024】試験例1 イネ籾枯細菌病菌に起因するイ
ネ腐敗症に対する種子浸漬処理による防除試験 製剤例4及び製剤例8に準じて調製した薬剤を用いて、
所定有効成分濃度の水溶液を作製した。この薬液に、あ
らかじめイネ籾枯細菌病菌を浸漬接種したイネ種子(品
種;黄金晴)を24時間浸漬した後、直ちに風乾した。
薬剤処理した種子を水に3日間浸種した後、30℃で2
4時間催芽させ、鳩胸状態にして育苗箱1箱あたり12
0g量を均一に播種した。播種10日後に、育苗箱あた
り100苗を任意に選抜し、下記の基準と式(数1、数
2)により、発病状況を調査し発病度及び防除価を算出
した。試験結果を表1及び表2に示す。
【0025】
【数1】
【0026】N0:発病していない苗数 N1:葉鞘及び不完全葉にだけ発病している苗数 N2:本葉第1葉にまで発病している苗数 N3:本葉第2葉にまで発病している苗数 N4:腐敗枯死した苗数
【0027】
【数2】
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】試験例2 イネ籾枯細菌病菌に起因するイ
ネ腐敗症に対するイネ育苗用培土混和処理による防除試
験 イネ籾枯細菌病菌を浸漬接種したイネ種子(品種;黄金
晴)を水に浸種し、30℃で24時間催芽させ、鳩胸状
態にして育苗箱1箱あたり120g量を均一に播種し
た。製剤例11に準じて調製した薬剤の所定有効成分量
を1箱の育苗箱の床土(パールマット;片倉チッカリン
社製)に混和した。播種10日後に、育苗箱あたり10
0苗を任意に選抜し、試験例1記載の基準と式により、
発病状況を調査し発病度及び防除価を算出した。結果を
表3に示す。尚、比較薬剤として有効成分単剤の他に、
カスガマイシン2%粒剤(カスミン粒剤)を通常使用さ
れる薬量で使用した。
【0031】
【表3】
【0032】試験例3 イネ籾枯細菌病菌に起因するイ
ネ腐敗症に対する種子粉衣処理による防除試験 イネ籾枯細菌病菌を浸漬接種したイネ種子(品種;黄金
晴)に、製剤例5に準じて調製した薬剤の所定有効成分
量を湿粉衣した。薬剤処理した種子を水に3日間浸種し
た後、30℃で24時間催芽させ、鳩胸状態にして育苗
箱1箱あたり120g量を均一に播種した。播種10日
後に、育苗箱あたり100苗を任意に選抜し、試験例1
記載の基準と式により、発病状況を調査し発病度及び防
除価を算出した。結果を表4に示す。
【0033】
【表4】
【0034】試験例4 イネ立枯細菌病菌に起因するイ
ネ腐敗症に対する種子浸漬処理による防除試験 製剤例8に準じて調製した薬剤を用いて、所定有効成分
濃度の水溶液を作製した。この薬液に、イネ立枯細菌病
菌を出穂期に圃場で接種したイネ種子(品種;ササニシ
キ)を24時間浸漬した後、直ちに風乾した。薬剤処理
した種子を水に3日間浸種した後、30℃で24時間催
芽させ、鳩胸状態にして育苗箱1箱あたり120g量を
均一に播種した。播種15日後に、育苗箱あたり100
苗を任意に選抜し、試験例1の基準と式(数1、数2)
に基づき、発病状況を調査し発病度及び防除価を算出し
た。結果を表5に示す。
【0035】
【表5】
【0036】
【発明の効果】本発明のイネ種子用殺菌剤は上述の試験
結果から明かな様に、育苗期に発生するイネ籾枯細菌病
菌、イネ苗立枯細菌病菌及びイネ褐条病菌などの細菌に
よるイネ苗腐敗症、及び糸状菌によるイネ馬鹿苗病、イ
ネいもち病、イネごま葉枯病及びイネ苗立枯病などに対
し、種子浸漬処理、育苗箱用培土への混和処理、または
種子粉衣処理で高い防除効果を有するものである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2−(4−クロロベンジル)−5−イソ
    プロピル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1
    −イルメチル)−1−シクロペンタノールと炭酸カルシ
    ウム、塩基性炭酸マグネシウム、炭酸アンモニウム、重
    炭酸アンモニウム及び炭酸水素カルシウムから選ばれる
    炭酸塩を有効成分とし、植物病原性細菌に起因するイネ
    苗腐敗症に対して高い効果を有することを特徴とするイ
    ネ種子用殺菌剤。
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