JP3221916U - コーヒー抽出器 - Google Patents

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Abstract

【課題】浸漬法と透過法の切り替えを、栓の移動ではなく、管も使わず、簡易な構造で実現するコーヒー抽出器の提供。【解決手段】コーヒー抽出器は、外側部分と内側部分とを備える。内側部分は、外側部分の内側に入れ子状に納まり、且つ、底に穴があいている形状を有し、内側部分においてコーヒー液が抽出される。外側部分は、抽出されたコーヒー液の受け器となる。内側部分の外側の最長幅より、外側部分の内側の最短幅が短い。【選択図】図9

Description

本考案は、コーヒー抽出に関する。特に、本考案は、少ない湯量でコーヒー粉を浸すことにより濃い状態を保持した後、それを足し湯ですばやく取り出すコーヒー抽出方法及びそれに用いられる器具に関する。
コーヒーの抽出方法としては様々な方法があるが、基本的には透過法と浸漬法に大別できる。ネルドリップやペーパードリップは透過法、コーヒーサイフォン、コーヒープレスは浸漬法に分類される。一般に水の温度が高いほど溶け出しやすく温度が低いほど溶け出しにくいとされているが、コーヒー粉には多種多様な成分が含まれており、成分によっても溶け出しやすさは一様ではない。まろやかな味の元となる糖類、アミノ酸類、酸などは濃いコーヒー液の中においても溶け出すのに対し、渋み雑味の元となる類の成分は濃いコーヒー液の中では溶け出しにくい性質がある。そのため、次の手順に従えばまろやかな成分が多く溶け出し、渋み雑味の成分が少ないすっきりしてまろやかなコーヒー液を抽出することができる。
(1)コーヒー粉全体が濡れる程度の少量の水(湯)を注ぎしばらく放置する。
(2)コーヒー粉の人数分に対応する量より少ない、例えば半分の量の水(湯)を一気に注いでフィルターで漉す。
(3)濃い目のコーヒー液が得られるので適度にうすめる
この手順の(1)は浸漬法で、手順の(2)は透過法であり、(1)から(2)に移ることがスムーズに出来、かつ(2)の手順の中でコーヒー液を漉し終わるまでが重要である。
特許文献1におけるコーヒー淹れ器の技術によれば、浸漬法と透過法を組み合わせた抽出が可能である。しかしながら、浸漬法と透過法の切り替えにはコーヒー液の流出穴を塞ぐ棒状の栓を抜いて移動することが必要である。
特許文献2は、浸漬法と透過法の切り替えが可能なコーヒー抽出器を開示している。そのコーヒー抽出器は、コーヒーが抽出される抽出部と、抽出されたコーヒー液が流出する経路となる貫通孔と、その貫通孔に接続し当該接続部から上方に向かい途中から下方に向かうように形成された管と、を備える。
特許第2814400号 特開2011−167469号公報
本願考案者は、次の点に着目した。上記特許文献1におけるコーヒー淹れ器では、浸漬法と透過法の切り替えにはコーヒー液の流出穴を塞ぐ棒状の栓を物理的に移動することが必要である。棒状の栓で穴を塞ぎ、あるいは移動するという操作を日常的に繰り返すと接触部の摩耗によって栓の密閉度が劣化して液が漏れたりすることがある。
また、上記特許文献2におけるコーヒー淹れ器では、管によるサイフォン原理を使用しているため抽出の途中で管に空気が入ると機能が停止する不便さがある。
本考案の1つの目的は、コーヒー抽出器での浸漬法と透過法の切り替えを、栓の移動ではなく、管も使わず、簡易な構造で実現することにある。
本考案の1つの観点において、コーヒー抽出器は、外側部分と内側部分とを備える。内側部分は、外側部分の内側に入れ子状に納まり、且つ、底に穴があいている形状を有し、内側部分においてコーヒー液が抽出される。外側部分は、抽出されたコーヒー液の受け器となる。内側部分の外側の最長幅より、外側部分の内側の最短幅が短い。
本考案によれば、コーヒー液が抽出される内側部分を持ち上げるだけで浸漬法の抽出から透過法の抽出に簡単に移行でき、さらに内側部分を水平方向に適度に回せば外側部分であるコーヒー液受け器の上に乗せることが出来るため、手で持ち続けなくてもよい。また、栓やパッキンや管が不要で摩耗や劣化する個所がない。
図1は、本考案の実施の形態に係るコーヒー抽出器の外観図である。 図2は、図1で示された外カップと内カップの形状の特徴の一部を示すもので、外カップの内側に内カップが入れ子に納まった状態を示している。 図3は、図2で示された入れ子の状態から内カップを上方に持ち上げ、さらに90度水平方向に回転して外カップの上に乗せた状態の外観図である。 図4は、図2で示された入れ子の状態の平面図と、内カップを上方に持ち上げ、さらに90度水平方向に回転して外カップの上に乗せた状態の平面図である。 図5は、内カップにフィルターを装着するステップを表している。 図6は、コーヒー粉を投入するステップを表している。 図7は、コーヒー粉に湯を注入するステップを表している。 図8は、浸漬状態を表している。 図9は、内カップを上方に持ち上げ、さらに90度水平方向に回転して外カップの上に乗せた状態を表している。
添付画面を参照して、本考案の実施の形態に係るコーヒー抽出器及びコーヒー抽出方法を説明する。
図1〜図4は、本考案の実施の形態に係るコーヒー抽出器の構造を示している。コーヒー抽出器は、外カップ1(外側部分)と内カップ2(内側部分)を備えている。図1は、外カップ1と内カップ2の外観図である。図2は、外カップ1の内側に内カップ2が入れ子になった状態の外観図である。図3および図4は、それぞれ、入れ子の状態から内カップ2を持ち上げてさらにそれを水平方向に90度回して外カップ1の上に乗せた状態の外観図および平面図である。コーヒー抽出器の内カップ2の底には抽出されたコーヒー液が流出する経路となる穴3が空いている。また、内カップ2の外側の最長幅より、外カップ1の内側の最短幅が短い。内カップ2と外カップ1との間隙は内カップ2を上げ下げするのに支障がない範囲で小さい。
本考案の実施の形態に係るコーヒー抽出器を用いたコーヒー抽出方法は、次の通りである。
まず、図5に示されるように、内カップ2を外カップ1の内側に入れ子状態で入れる。更に、内カップ2の内側にフィルター4を設置する。フィルター4は市販のフィルターを開いて内カップ2の内壁に添うようにしながら底に着くまで押し込める。フィルター4にしわがよるのはかまわないが、フィルター4の上の部分の高さは一部が極端に低いと、のちに湯を足すときに低いところから漏れ出しやすくなるので、上の部分の高さは全体が同じような高さになるようにするほうがよい。
続いて、図6に示されるように、フィルター4の内側にコーヒー粉5を入れる。コーヒー粉5を投入したらコーヒー抽出器全体を左右に軽くゆすって、粉の表面が平らになるようにする。湯をかけたとき粉全体に均等にゆきわたりやすくするためである。
続いて、図7に示されるように、フィルター4の中にあるコーヒー粉5に少量の湯(水)6をかけてコーヒー粉7全体が浸った状態にする。湯6はコーヒー粉7全体が濡れる程度にかけたらそこでいったん止める。湯6を少なめにかけてかきまぜてもよいし、コーヒー粉7全体がひたるくらいに湯6をかけてもよいが、コーヒー粉7がしずんでしまうのは湯が多すぎである。
内カップ2の底にある穴3は外カップ1の底で塞がれた状態にあるため、内カップ2の中に入れたコーヒー粉7に注湯した湯6はほとんど透過せず、浸漬状態になる(図8)。このまましばらく(例えば1分)放置する。湯量が少ないためコーヒー粉の周囲は溶け出した成分で濃い状態にあり、コーヒー成分のうちまろやかな成分が溶け出し、渋み成分はあまり溶け出さない。
続いて、図9に示されるように、内カップ2の中に足し湯をし、すぐに内カップ2を持ち上げ、90°回転して外カップ1の上にはめそのままの状態を保つと、抽出されたコーヒー液8が内カップ2の底の穴3を通して外カップ1に溜まる。
足し湯の量は、それまでにコーヒー粉から析出した成分を洗い流すのに必要な量でよい。経験的な目安はコーヒー粉人数分の出来上がりコーヒー液量の1/2程度である。例えば、1人前のコーヒー粉に対しての出来上がりコーヒー液量が130mlとするなら、足し湯の量は65ml程度である。こうして外カップ1にはコーヒー粉人数分の一般的な出来上がりコーヒー液量の1/2程度の濃いコーヒー液が溜まるのでこれを2倍程度にうすめて出来上がりとなる。濃いめを好む人はそのままか少しだけ薄めることでもよいし、うすめを好む人は3倍程度にうすめるとか、好みに応じて濃くも薄くも調整できる利点もある。
このように、本考案によれば、コーヒー液8が抽出される内カップ2を持ち上げるだけで浸漬法の抽出から透過法の抽出に簡単に移行でき、さらに内カップ2を水平方向に適度に回せば外カップ1(コーヒー受け器)の上に乗せることが出来るため、手で持ち続けなくてもよい。また、栓やパッキンや管が不要で摩耗や劣化する個所がない。
1 外カップ
2 内カップ
3 内カップの底の穴
4 フィルター
5 コーヒー粉
6 湯(水)
7 濡れたコーヒー粉
8 コーヒー液

Claims (1)

  1. 抽出されたコーヒー液の受け器となる外側部分と、
    前記外側部分の内側に入れ子状に納まり、且つ、底に穴があいている形状を有し、コーヒー液が抽出される内側部分と
    を備え、
    前記内側部分の外側の最長幅より、前記外側部分の内側の最短幅が短い
    コーヒー抽出器。
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