JP3221899B2 - スイッチングレギュレータ - Google Patents
スイッチングレギュレータInfo
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- JP3221899B2 JP3221899B2 JP32580491A JP32580491A JP3221899B2 JP 3221899 B2 JP3221899 B2 JP 3221899B2 JP 32580491 A JP32580491 A JP 32580491A JP 32580491 A JP32580491 A JP 32580491A JP 3221899 B2 JP3221899 B2 JP 3221899B2
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- transformer
- switching
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は入力力率及び突入電流を
改善したスイッチングレギュレータに関するものであ
る。
改善したスイッチングレギュレータに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来のスイッチングレギュレータ
の構成説明図である。図４において、１は入力交流端
子、２はメイン全波整流器、３は入力コンデンサ、４は
スイッチングトランス、５はスイッチング素子、６，７
は高周波整流器、８はリアクトル、９は出力コンデン
サ、１０は出力端子、１１はコントロール回路とスイッ
チング素子５をドライブするドライブ回路を示してい
る。
の構成説明図である。図４において、１は入力交流端
子、２はメイン全波整流器、３は入力コンデンサ、４は
スイッチングトランス、５はスイッチング素子、６，７
は高周波整流器、８はリアクトル、９は出力コンデン
サ、１０は出力端子、１１はコントロール回路とスイッ
チング素子５をドライブするドライブ回路を示してい
る。
【０００３】このように構成されたスイッチングレギュ
レータにおいて、スイッチングトランス４及びスイッチ
ング素子５は入力コンデンサ３から必要に応じて電流を
引き出す。一方、メイン全波整流器２は半サイクル毎に
入力コンデンサ３に対し、図５の入力電圧波形に示す各
電圧のピーク時付近で一時的に図５の入力電流波形に示
すピーク電流を供給するため、入力力率の低下となる欠
点を有していた。又、交流電源投入時に入力コンデンサ
３を急激に充電するため、図６の入力電流に示すような
突入電流が発生する欠点を有していた。
レータにおいて、スイッチングトランス４及びスイッチ
ング素子５は入力コンデンサ３から必要に応じて電流を
引き出す。一方、メイン全波整流器２は半サイクル毎に
入力コンデンサ３に対し、図５の入力電圧波形に示す各
電圧のピーク時付近で一時的に図５の入力電流波形に示
すピーク電流を供給するため、入力力率の低下となる欠
点を有していた。又、交流電源投入時に入力コンデンサ
３を急激に充電するため、図６の入力電流に示すような
突入電流が発生する欠点を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の実情に
鑑みてなされたもので、入力力率を向上すると共に電源
入力投入時の突入電流を軽減するスイッチングレギュレ
ータを提供することを目的とする。
鑑みてなされたもので、入力力率を向上すると共に電源
入力投入時の突入電流を軽減するスイッチングレギュレ
ータを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、入力交流電圧を整流する入力整流器の出力
端子に入力コンデンサ、スイッチングトランス及びスイ
ッチング素子が接続され、スイッチングトランスの２次
側に出力整流器が接続されたスイッチングレギュレータ
において、前記スイッチングトランスに並列に接続され
た充電用トランスと、この充電用トランスの２次巻線の
出力端子と前記入力コンデンサの間に接続された整流器
及びリアクトルと、前記入力整流器と入力コンデンサの
間に接続され入力整流器からの整流電圧が入力コンデン
サに充電されるのを阻止するダイオードとを具備するこ
とを特徴とするものである。
するために、入力交流電圧を整流する入力整流器の出力
端子に入力コンデンサ、スイッチングトランス及びスイ
ッチング素子が接続され、スイッチングトランスの２次
側に出力整流器が接続されたスイッチングレギュレータ
において、前記スイッチングトランスに並列に接続され
た充電用トランスと、この充電用トランスの２次巻線の
出力端子と前記入力コンデンサの間に接続された整流器
及びリアクトルと、前記入力整流器と入力コンデンサの
間に接続され入力整流器からの整流電圧が入力コンデン
サに充電されるのを阻止するダイオードとを具備するこ
とを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】上記手段により、スイッチングトランスに並列
に充電用トランスを設け、この充電用トランスの２次巻
線の出力電圧を半波または全波整流し、この整流電圧を
リアクトルを介して入力コンデンサに充電し、メイン全
波整流器から全波整流された波形の谷間部分では入力コ
ンデンサからスイッチングトランス及びスイッチング素
子にエネルギーを供給することにより、入力力率を改善
すると共に電源入力投入時の突入電流を軽減する。
に充電用トランスを設け、この充電用トランスの２次巻
線の出力電圧を半波または全波整流し、この整流電圧を
リアクトルを介して入力コンデンサに充電し、メイン全
波整流器から全波整流された波形の谷間部分では入力コ
ンデンサからスイッチングトランス及びスイッチング素
子にエネルギーを供給することにより、入力力率を改善
すると共に電源入力投入時の突入電流を軽減する。
【０００７】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
【０００８】図１は本発明の一実施例の構成説明図であ
る。図１において、１は入力交流端子、２はメイン全波
整流器、３は入力コンデンサ、４はスイッチングトラン
ス、５はスイッチング素子、６，７は高周波整流器、８
はリアクトル、９は出力コンデンサ、１０は出力端子、
１１はコントロール回路とスイッチング素子５をドライ
ブするドライブ回路、１２，１３はダイオード、１４は
リアクトル、１５は充電用トランスを示している。
る。図１において、１は入力交流端子、２はメイン全波
整流器、３は入力コンデンサ、４はスイッチングトラン
ス、５はスイッチング素子、６，７は高周波整流器、８
はリアクトル、９は出力コンデンサ、１０は出力端子、
１１はコントロール回路とスイッチング素子５をドライ
ブするドライブ回路、１２，１３はダイオード、１４は
リアクトル、１５は充電用トランスを示している。
【０００９】即ち、ダイオード１２のカソード側には図
２に示すような充電用トランス１５の２次巻線の出力電
圧を半波整流した充電用トランス整流電圧が発生してい
る。この充電用トランス整流電圧は充電用トランス１５
の２次巻線の出力電圧を全波整流した電圧でもよい。前
記充電用トランス整流電圧でリアクトル１４を通して入
力コンデンサ３を充電する。この入力コンデンサ３に充
電されたエネルギーを、メイン全波整流器２で整流され
た波形の谷間部分で入力コンデンサ３からダイオード１
３を通してスイッチングトランス４及びスイッチング素
子５に供給してスイッチング動作を継続させ出力を安定
に保つ。一方、ダイオード１３はメイン全波整流器２で
整流された電圧が入力コンデンサ３に充電されるのを防
止しているので、図５の入力電流波形に示すようなピー
ク電流は流れないため、図３に示すような入力電流波形
となり、力率の改善がされる。以上のような動作は電源
入力投入時にも図６の入力電流に示すような突入電流は
流れないことにつながるので、最初から定常電流すなわ
ち図３に示すような突入電流のない入力電流を得ること
ができる。尚、本発明は上記実施例に限らず、例えばブ
リッヂ型、プッシュプル型、フライバック型等のスイッ
チング方式に適用できるものである。
２に示すような充電用トランス１５の２次巻線の出力電
圧を半波整流した充電用トランス整流電圧が発生してい
る。この充電用トランス整流電圧は充電用トランス１５
の２次巻線の出力電圧を全波整流した電圧でもよい。前
記充電用トランス整流電圧でリアクトル１４を通して入
力コンデンサ３を充電する。この入力コンデンサ３に充
電されたエネルギーを、メイン全波整流器２で整流され
た波形の谷間部分で入力コンデンサ３からダイオード１
３を通してスイッチングトランス４及びスイッチング素
子５に供給してスイッチング動作を継続させ出力を安定
に保つ。一方、ダイオード１３はメイン全波整流器２で
整流された電圧が入力コンデンサ３に充電されるのを防
止しているので、図５の入力電流波形に示すようなピー
ク電流は流れないため、図３に示すような入力電流波形
となり、力率の改善がされる。以上のような動作は電源
入力投入時にも図６の入力電流に示すような突入電流は
流れないことにつながるので、最初から定常電流すなわ
ち図３に示すような突入電流のない入力電流を得ること
ができる。尚、本発明は上記実施例に限らず、例えばブ
リッヂ型、プッシュプル型、フライバック型等のスイッ
チング方式に適用できるものである。
【００１０】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、充電
用トランス、ダイオード及びリアクトルを追加すること
により、簡単に力率の改善及び電源投入時の突入電流防
止を経済的に行うことがでる。
用トランス、ダイオード及びリアクトルを追加すること
により、簡単に力率の改善及び電源投入時の突入電流防
止を経済的に行うことがでる。
【図１】本発明の一実施例を示す構成説明図である。
【図２】本発明に係る充電用トランス整流電圧の一例を
示す波形図である。
示す波形図である。
【図３】本発明に係る入力電流の一例を示す波形図であ
る。
る。
【図４】従来のスイッチングレギュレータの構成説明図
である。
である。
【図５】従来のスイッチングレギュレータの入力電圧波
形及び入力電流波形を示す波形図である。
形及び入力電流波形を示す波形図である。
【図６】従来のスイッチングレギュレータの入力電圧及
び入力電流を示す波形図である。
び入力電流を示す波形図である。
１…入力交流端子、２…メイン全波整流器、３…入力コ
ンデンサ、４…スイッチングトランス、５…スイッチン
グ素子、６，７…高周波整流器、８…リアクトル、９…
出力コンデンサ、１０…出力端子、１１…コントロール
回路とスイッチング素子５をドライブするドライブ回
路、１２，１３…ダイオード、１４…リアクトル、１５
…充電用トランス。
ンデンサ、４…スイッチングトランス、５…スイッチン
グ素子、６，７…高周波整流器、８…リアクトル、９…
出力コンデンサ、１０…出力端子、１１…コントロール
回路とスイッチング素子５をドライブするドライブ回
路、１２，１３…ダイオード、１４…リアクトル、１５
…充電用トランス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平１−50765（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−34891（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−170364（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−7785（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H02M 7/06 H02H 9/02 H02M 3/28
Claims (1)
- 【請求項１】 入力交流電圧を整流する入力整流器の出
力端子に入力コンデンサ、スイッチングトランス及びス
イッチング素子が接続され、スイッチングトランスの２
次側に出力整流器が接続されたスイッチングレギュレー
タにおいて、前記スイッチングトランスに並列に接続さ
れた充電用トランスと、この充電用トランスの２次巻線
の出力端子と前記入力コンデンサの間に接続された整流
器及びリアクトルと、前記入力整流器と入力コンデンサ
の間に接続され入力整流器からの整流電圧が入力コンデ
ンサに充電されるのを阻止するダイオードとを具備する
ことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32580491A JP3221899B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | スイッチングレギュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32580491A JP3221899B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | スイッチングレギュレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05168240A JPH05168240A (ja) | 1993-07-02 |
| JP3221899B2 true JP3221899B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=18180784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32580491A Expired - Fee Related JP3221899B2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | スイッチングレギュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3221899B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102474473B1 (ko) | 2020-10-16 | 2022-12-07 | 이재국 | 마스크용 귀 보호구 |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP32580491A patent/JP3221899B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102474473B1 (ko) | 2020-10-16 | 2022-12-07 | 이재국 | 마스크용 귀 보호구 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05168240A (ja) | 1993-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
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