JP3221208U - 線材洗浄装置 - Google Patents

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理暉 中原
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Abstract

【課題】超音波洗浄と洗浄液の噴射による高圧洗浄の効果を得ることができ、線材表面を均一に洗浄することができる線材洗浄装置を提供する。【解決手段】連続走行する線材を洗浄するための線材洗浄装置100は、洗浄液を収容可能で、線材を一端側から他端側に案内し通過する洗浄容器10と、洗浄容器10の壁面に配置された超音波発振手段20と、洗浄容器10内に洗浄液を供給する液体供給手段30とを備えている。これにより、超音波洗浄と洗浄液の噴射による高圧洗浄の効果を得ることができ、構成が簡単でコストを抑えると共に、線材表面を均一に洗浄することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、金属等の線材、特に連続走行する線材の表面を洗浄するための線材洗浄装置に関する。
従来、線材の表面洗浄は、走行中の線材を洗浄槽内に通過させ、この洗浄槽内に回転自在に支持されると共に、線材を中心に回転し内側にブラシを有するブラシ筒が配設される線材洗浄装置が提案されている(特許文献1)
実開平2−94256号公報
特許文献1に開示されている線材洗浄装置では、ブラシ筒を回転させる回転機構を設ける必要となるため、構成が複雑で、コストが高くなるという問題点があった。また、ブラシ筒の回転でブラシにより線材表面を洗浄することは、洗浄力不十分、均一性が欠けるという欠点があった。
従って、本考案は従来技術の上述した課題を解消するものであり、本考案の目的は、構成が簡単でコストを抑えると共に、線材表面を均一に洗浄することができる線材洗浄装置を提供することにある。
本考案によれば、線材洗浄装置は、連続走行する線材を洗浄するための線材洗浄装置であって、洗浄液を収容可能で、線材を一端側から他端側に案内し通過する洗浄容器と、洗浄容器の壁面に配置された超音波発振手段と、洗浄容器内に洗浄液を供給する液体供給手段とを備えている。
洗浄容器の壁面に配置された超音波発振手段を設けることにより、連続走行する線材が洗浄容器を通過する際に、超音波洗浄により表面が洗浄され、構成が簡単でコストを抑えると共に、線材表面を均一に洗浄することができる。
洗浄容器は、円筒体から形成され、該円筒体の外表面に超音波発振手段が着脱可能に配置されていることが好ましい。これにより、洗浄容器の容積を小さくすることが可能となり、超音波発振手段の修理、取り換えがようになる。
液体供給手段は、洗浄液を噴射する噴射ノズルを有し、この噴射ノズルは、中心に線材を挿通するための挿通孔が設けられ、挿通孔の外周に洗浄液を噴射する環状の噴射口が形成されていることも好ましい。これにより、線材の回りから洗浄液を噴射することで、線材表面を均一に洗浄することができる。
超音波発振手段は、少なくとも1つの周波数の超音波を発生する振動子と、少なくとも1つの振動子が取り付けられ、該振動子の振動を円筒体に伝達するように円筒体の外周面に着脱可能に装着される装着手段とを備え、装着手段は、円筒体の外壁の一部に対応する円弧状凹部を有する二つの取り付け金具を備え、二つの取り付け金具のすくなくとも一方に振動子が設けられていることも好ましい。これにより、円筒体に簡単に取り付けることができると共に、円筒体を効率よく発振させることができる。
本考案によれば、線材洗浄装置は、超音波洗浄と洗浄液の噴射による高圧洗浄の効果を得ることができ、構成が簡単でコストを抑えると共に、線材表面を均一に洗浄することができる。
本考案の一実施形態における線材洗浄装置の構成を概略的に示す図である。 本考案の他の実施形態における線材洗浄装置の構成を概略的に示す図である。
以下、本考案に係る線材洗浄装置(ワイヤ洗浄装置)の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は本考案の一実施形態における線材洗浄装置100の構成を示している。図1に示すように、本実施形態における線材洗浄装置100は、線材Wを一端側から他端側に案内し通過する洗浄容器10と、洗浄容器10の壁面に配置された超音波発振手段20と、洗浄容器10の内部に洗浄液を供給する液体供給手段30とを備えている。
洗浄容器10は、例えば、金属製円筒体から形成されている。本実施形態では、サニタリー管材を用いている。洗浄容器10の両端に液体供給手段30の噴射ノズル31がそれぞれ設けられている。また、洗浄容器10の長さは必要に応じて適宜に設計できる。
超音波発振手段20は、円筒体11の外表面に着脱可能に配置されている。この超音波発振手段20は、少なくとも1つの周波数の超音波を発生する振動子21と、少なくとも1つの振動子21が取り付けられ、振動子21の振動を円筒体11に伝達するように円筒体11の外周面に着脱可能に装着される装着手段22と、駆動手段23とを備えている。装着手段22は、円筒体11の外壁の一部に対応する円弧状凹部を有する二つの取り付け金具22a、22bを備え、二つの取り付け金具22a、22bのすくなくとも一方に振動子21が設けられている。超音波発振手段20からの超音波振動は、円筒体11の壁から放射し、円筒体11の中心軸部に集中するようになっている。そのため、円筒体11の中心部に通過する線材Wをより強力な超音波洗浄を実現できる。また、振動子21は、所定周波数(例えば、20kHz、25kHz、28kHz、30kHz、40kHz又は80kHz等)の基本振動、又はその近くの周波数の振動を発生することができるランジュバン型超音波振動子(例えば、超音波洗浄機用振動子)である。
液体供給手段30は、洗浄容器10の両端に装着された1対の洗浄液を噴射する噴射ノズル31を有している。この1対の噴射ノズル31は、中心に線材Wを挿通するための挿通孔32が設けられ、挿通孔32の外周に洗浄液を噴射する環状の噴射口31aが形成されている。また、液体供給手段30は、ポンプ(例えば、高圧ポンプ)33を備えている。
以上説明したように本実施形態の線材洗浄装置100は、洗浄容器10と、超音波発振手段20と、液体供給手段30とを備える。これにより、超音波洗浄と洗浄液の噴射による高圧洗浄の効果を得ることができ、構成が簡単でコストを抑えると共に、線材Wの表面を均一に洗浄することができる。また、超音波発振手段20は、着脱可能に構成されているため、取り換えが容易できる。
なお、上述した実施形態の線材洗浄装置100において、超音波発振手段20は、円筒体の外表面に着脱可能に配置される例を説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。例えば、図2に示すように、円筒体10Aの側面の開口部に振動板を有する超音波発振手段20Aを取り付けるように構成しても良い。
図2に示す線材洗浄装置100Aは、線材Wを一端側から他端側に案内し通過する洗浄容器10Aと、洗浄容器10Aの壁面に配置された超音波発振手段20Aと、洗浄容器10Aの内部に洗浄液を供給する液体供給手段30とを備えている。
洗浄容器10Aは、円筒体11の側面に開口部12を設け、この開口部12に壁面の一部として振動板22Aが設けられている。超音波発振手段20Aは、振動板22Aの表面に複数の振動子21Aが配置されている。超音波発振手段20Aから放射する超音波は、円筒体11の内面から反射され、円筒体11の中心軸部に集中するようになっている。そのため、円筒体11の中心部に通過する線材Wをより強力な超音波洗浄を実現できる。なお、円筒体の代わりに角筒体を用いても良い。
以上述べた実施形態は全て本考案を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本考案は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10、10A 洗浄容器
11 円筒体
12 開口部
20、20A 超音波発振手段
21、21A 振動子
22 装着手段
22a、22b 取り付け金具
30 液体供給手段
31 噴射ノズル
31a 噴射口
32 挿通孔
33 ポンプ
100 線材洗浄装置

Claims (4)

  1. 連続走行する線材を洗浄するための線材洗浄装置であって、
    洗浄液を収容可能で、前記線材を一端側から他端側に案内し通過する洗浄容器と、
    前記洗浄容器の壁面に配置された超音波発振手段と、
    前記洗浄容器内に洗浄液を供給する液体供給手段とを備えていることを特徴とする線材洗浄装置。
  2. 前記洗浄容器は、円筒体から形成され、該円筒体の外表面に前記超音波発振手段が着脱可能に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の線材洗浄装置。
  3. 前記液体供給手段は、前記洗浄液を噴射する噴射ノズルを有し、
    前記噴射ノズルは、中心に前記線材を挿通するための挿通孔が設けられ、前記挿通孔の外周に前記洗浄液を噴射する環状の噴射口が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の線材洗浄装置。
  4. 前記超音波発振手段は、少なくとも1つの周波数の超音波を発生する振動子と、少なくとも1つの前記振動子が取り付けられ、該振動子の振動を前記円筒体に伝達するように前記円筒体の外周面に着脱可能に装着される装着手段とを備え、
    前記装着手段は、前記円筒体の外壁の一部に対応する円弧状凹部を有する二つの取り付け金具を備え、前記二つの取り付け金具のすくなくとも一方に振動子が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の線材洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102243949B1 (ko) * 2020-12-18 2021-04-26 이완규 철선세척장치
KR20220087983A (ko) * 2020-12-18 2022-06-27 이완규 냉간단조용 철선가공시스템

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