JP3220898U - 非通電制動の外部ロータモータ - Google Patents

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小平 陳
小平 陳
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Abstract

【課題】安全性を向上させることができる非通電制動の外部ロータモータを提供する。
【解決手段】外部ロータモータは、マンドレル1、ステータ、電磁鋼およびキャビティを備えた第一外部ロータ4を含む。ステータはマンドレル上に固定され、ステータの片側に位置する第一軸受がマンドレル上に設けられ、第一外部ロータは第一軸受上に取り付けられた後、ステータの周りを取り囲み、電磁鋼は第一外部ロータの内周壁に取り付けられる。外部ロータモータは、さらに、マンドレル上に設けられ、かつステータの第一軸受が設けられた側とは異なる側に位置する第二軸受と、摩擦ディスク7と、摩擦ディスクが第二軸受に取り付けられた後に第一ロータに固定接続され、マンドレル上に設けられる非通電電磁ブレーキと、を含む。非通電電磁ブレーキは非通電のときに摩擦ディスクと係合し、摩擦力で制動され、通電されると摩擦ディスクから分離する。
【選択図】図1

Description

本考案は、モータに関し、特に、非通電制動の外部ロータモータに関する。
電気自動車のような電動式乗り物の人気が高まるにつれて、モータにより駆動されるハブモータが電気自動車および他の回転構造に広く使用されている。ハブモータの機能の中には、ハブを回転させることに限定されるものがあり、その内部には電磁ブレーキは内蔵されず、電磁ブレーキ機能もない。
特許番号CN202121438Uには、以下のハブモータが開示されている。すなわち、モータロータ、モータステータ、モータシャフト、モータエンドカバーという4つの部分で構成され、モータステータにモータリードが設けられ、ハブモータに電磁ブレーキが設けられ、電磁ブレーキは電磁ブレーキロータと電磁ブレーキステータで構成され、電磁ブレーキロータとモータエンドカバーは一体的に接続され、電磁ブレーキに電磁ブレーキリードが設けられ、モータリードはモータシャフトの一端から引き出され、電磁ブレーキリードはモータシャフトの他端から引き出され、ハブモータの外面はタイヤを直接巻き付けて駆動輪全体を構成する。
上記ハブモータでは、モータシャフトに電磁ブレーキステータが固定され、電磁ブレーキが通電されると、電磁ブレーキロータと電磁ブレーキステータは互いに吸引され、それにより電磁ブレーキロータと電磁ブレーキステータとの間に摩擦が生じ、電磁ブレーキロータはモータエンドキャップに固定され、その結果、モータエンドカバーが減速され、次いで、モータエンドカバーに固定されたモータロータが制動される。
上記ハブモータでは、電磁ブレーキが通電状態で制動されるため、このような電磁ブレーキは通電電磁ブレーキとも呼ばれる。非通電状態で、電磁ブレーキロータと電磁ブレーキステータが分離した状態であるため、電磁ブレーキによる制動効果はない。しかしながら、本出願人は以下のことを発見した。電動車椅子用の電動機のように、乗員が車椅子に乗って車椅子を運転しているときに、車椅子を駆動するモータに通電しなければならない場合がある。しかし、例えば、電池が消耗し、または車椅子の高速運転中に故障により急に電源が切られた場合、車椅子は慣性の影響を受けて移動し続ける。車椅子に乗っている運動障害のある人々は、車椅子にブレーキをかけることができないため、車椅子に乗っている運動障害のある人々にとって大きな危険が生じる。また、駐車が必要な場合には、通電電磁ブレーキが非通電状態にあるため、ブレーキ機能が失われ、通電電磁ブレーキは駐車の安全性を確保することができない。
本考案の目的は、安全性を向上させることができる非通電制動の外部ロータモータを提供することである。
上記技術的問題を解決する技術的解決手段は以下のとおりであり、
すなわち、マンドレル、ステータ、電磁鋼および第一外部ロータを含む非通電制動の外部ロータモータであって、第一外部ロータはキャビティを備え、ステータはマンドレル上に固定され、ステータの片側に位置する第一軸受がマンドレル上に設けられ、第一外部ロータが第一軸受上に取り付けられた後、第一外部ロータはステータの周りを取り囲み、電磁鋼は第一外部ロータの内周壁に取り付けられ、
非通電制動の外部ロータモータは、さらに、
マンドレル上に設けられ、かつステータの第一軸受が設けられた側とは異なる側に位置する第二軸受と、
摩擦ディスクと、
該摩擦ディスクが第二軸受に取り付けられた後に第一ロータに固定接続され、マンドレル上に設けられる非通電電磁ブレーキと、
を含み、該非通電電磁ブレーキは非通電のときに上記摩擦ディスクと係合し、上記摩擦ディスクは非通電電磁ブレーキと摩擦ディスクとの間に発生する摩擦力で制動され、非通電電磁ブレーキが通電されると摩擦ディスクから分離する。
上記解決手段を採用し、非通電電磁ブレーキが通電されると、励磁コイルに発生する磁界が摩擦板に吸引力を発生させ、該吸引力は第二弾性部材の力を越えて摩擦板を摩擦ディスクから分離させる。このときステータ上のコイルに通電すれば第一外部ロータを駆動することができる。非通電電磁ブレーキが切られると、励磁コイルは磁界を発生する機能を失い、摩擦板には吸引力がなくなり、第二弾性部材により解放された張力により摩擦板が摩擦ディスクに係合または当接する。これにより、摩擦ディスクと摩擦板との間に摩擦力を発生して摩擦ディスクを制動する。さらに、摩擦ディスクに固定された第一外部ロータが制動力を得る。この構成は、上記の装置(例えば、車椅子)の制動または駐車に適している。このように、本考案では、制動または駐車を必要とする場合に、非通電電磁ブレーキが人為的に制御された非通電の条件下で装置を制動することができるだけでなく、装置(車椅子など)が作動している場合に、予期せずに突然電力を失ったとき、外部ロータモータを自動的に制動することができる。このため、本考案の外部ロータモータは、非通電の際に、装置の安全性を改善するために役立つ。
図1は本考案の一実施形態における非通電制動の外部ロータモータの外部構造の概略図ある。 図2は図1の断面構造の概略図である。 図3は本考案の一実施形態における摩擦ディスクの構造の概略図である。 図4は本考案の一実施形態におけるヨークの立体構造の概略図である。 図5は本考案一実施形態におけるヨークの別の方向から見た立体構造の概略図である。 図6は本考案における手動解除機構の好ましい実施形態を示す概略図である。 図7は図6におけるリリースディスクの概略図である。 図8は図6における回転スリーブの構造概略図である。
図1〜図5に示すとおり、本考案に係る非通電制動の外部ロータモータは、マンドレル1、ステータ2、電磁鋼3および第一外部ロータ4を含む。第一外部ロータ4はキャビティを備え、ステータ2はマンドレル1上に固定され、ステータ2上に巻線が設けられ、ステータ2の片側に位置する第一軸受5がマンドレル1上に設けられ、第一外部ロータ4が第一軸受5上に取り付けられた後、第一外部ロータ4はステータ2の周りを取り囲み、電磁鋼3は第一外部ロータ4の内周壁に取り付けられる。非通電制動の外部ロータモータは、さらに、第二軸受6、摩擦ディスク7および非通電電磁ブレーキを含む。第二軸受6は、マンドレル上に設けられ、かつステータの第一軸受5側とは異なる側に位置し、非通電電磁ブレーキは、マンドレル1上に設けられる。
図2に示すとおり、マンドレル1の軸体には、第一軸受肩および第二軸受肩が設けられ、第一軸受5の一端は第一軸受肩によって軸方向の移動を制限され、第二軸受6の一端は第二軸受肩によって軸方向の移動を制限される。摩擦ディスク7は第二軸受6上に取り付けられた後に第一ロータ4と固定接続され、摩擦ディスク7はネジによって第一ロータ4と固定接続される。ステータ2の巻線に通電するとステータと電磁鋼3との間に回転磁界が発生し、第一外部ロータ4を回転させると、第一外部ロータ4により摩擦ディスク7が回転する。
非通電電磁ブレーキが停電したときに上記摩擦ディスク7と係合し、摩擦ディスク7は非通電電磁ブレーキと該摩擦ディスク7との間に発生した摩擦力で制動される。さらに摩擦ディスク7に固定された第一外部ロータ4に制動力を与えることにより第一外部ロータ4の回転を停止させる。非通電電磁ブレーキは、通電すると摩擦ディスク7から分離する。
以下に、非通電電磁ブレーキの構造の好ましい態様について詳細に説明する。一実施形態において、非通電電磁ブレーキは、マンドレルに固定されたヨーク9、停電のときに摩擦ディスクと係合する摩擦板10、接続部材11、軸方向制限部材12、および第二弾性部材を含む。非通電電磁ブレーキにおける各部材の関係は以下のとおりである。
図2に示すとおり、ヨーク9には中心孔が設けられ、ヨーク9はマンドレル1上に嵌着され、かつマンドレル1と円周方向に一体化する。ヨーク9とマンドレル1はキーで周方向に固定されることが好ましい。ヨーク9の軸方向の移動は制限される。ヨーク9と第二軸受6との間に、制限スリーブ8が設けられ、該制限スリーブ8はマンドレル1上に嵌着し、制限スリーブ8の一端は第二軸受6と当接し、制限スリーブ8の他端はヨーク9の摩擦板10に面する一端に当接し、マンドレル1上にナット14が固定され、ヨーク9の他端はナット14と当接し、この構成によりヨーク9および第二軸受6の両方が軸方向に制限されることが好ましい。
図2、図4および図5に示すとおり、ヨーク9上に励磁コイル(図示せず)が設けられ、ヨーク9の摩擦板10に面する軸方向端面上に収容キャビティ13が形成され、上記励磁コイルは該収容キャビティ内に取り付けられる。ヨーク9には接続部材11が貫通する第一貫通孔9aが設けられる。また、ヨーク9には第二弾性部材を取り付けるための取り付け孔9bが設けられる。
図2に示すとおり、摩擦板10はマンドレル1上に嵌着し、接続部材11の一端は摩擦板と接続し、接続部材11の他端はヨーク9上に設けられた第一貫通孔9aを貫通し、接続部材11は第一貫通孔9aと隙間嵌合する。このように、接続部材11に接続した摩擦板10が軸方向に移動するように、接続部材11は第一貫通孔9aに沿って軸方向に移動する。上記摩擦ディスク7の摩擦板10に面する軸方向端面に配置溝7aが設けられ、上記接続部材11の摩擦板10に接続した端部は該配置溝7a内に位置する。すなわち、接続部材11の端部は摩擦板10を貫通する。接続部材11の摩擦板10に接続した一端にネジ山が設けられ、摩擦板10にネジ孔が設けられ、接続部材11と摩擦板10はネジ山によって固定接続されることが好ましい。
図2に示すとおり、軸方向制限部材12は上記第一貫通孔9aを貫通する接続部材11の他端に固定され、接続部材11の他端に径方向突起を形成するように、軸方向制限部材12と接続部材11は一体成型されてもよい。軸方向制限部材12は1つの制限ナットであってもよい。該制限ナットが接続部材11とネジで接続する場合には、接続部材11は1つの二重ネジであってもよい。
図2に示すとおり、第二弾性部材13の一端はヨーク9上に取り付けられ、第二弾性部材の他端は摩擦板10と当接する。第二弾性部材13はヨーク9上の取り付け孔9b内に位置し、取り付け孔9bはブラインドホールであってもよく、このとき、第二弾性部材はヨーク9と当接する。取り付け孔9bは貫通孔であってもよく、該貫通孔内に1つのプラグが接続され、第二弾性部材はプラグと当接する。プラグはネジ付きプラグであってもよく、取り付け孔9bはネジ付き孔であり、プラグは取り付け孔9b内にネジ接続され、プラグを調整することによって第二弾性部材が摩擦板10に対する張力を調整することができる。1つまたは複数の実施形態において、第二弾性部材はバネを使用することが好ましい。
図2に示すとおり、非通電電磁ブレーキの動作過程は以下のとおりであり、非通電電磁ブレーキが通電されると、励磁コイルが生じる磁界が摩擦板10に吸引力を発生させる。該吸引力は第二弾性部材の力を越えて摩擦板10を摩擦ディスク7から分離させる。このとき、ステータ2上のコイルに通電すれば第一外部ロータ4を駆動することができる。非通電電磁ブレーキが切られると、励磁コイルは磁界を発生させる機能を失い、摩擦板10には吸引力がなくなる。第二弾性部材によって解放された張力は摩擦板10を摩擦ディスク7に係合または当接させ、それによって摩擦ディスク7と摩擦板10との間に摩擦力が発生して摩擦ディスク7を制動する。さらに摩擦ディスク7に固定された第一外部ロータ4が制動力を得る。
本考案に係る外部ロータモータでは、ハブを第一外部ロータ4に取り付け、タイヤをハブに取り付けることによって、電気駆動輪を形成することができる。
図2に示すとおり、非通電のときに、非通電電磁ブレーキと摩擦ディスク7との摩擦力が制動し、または駐車の役割を果たすことがある。しかし、非通電状態で、装置(例えば車椅子)を手動で駆動する(車椅子を道路の中央に駐車することができない)必要がある場合、充電補充がなければ、使用者は非通電電磁ブレーキと摩擦ディスク7との間の係合を解除することができず、そのため装置(例えば車椅子)を手動で駆動することができない。したがって、本考案のさらなる解決手段として、上記非通電電磁ブレーキの摩擦ディスク7とは反対側の端部には、非通電のときに非通電電磁ブレーキと摩擦ディスク7との分離を駆動する手動解除機構が設けられる。手動解除機構によって非通電電磁ブレーキを摩擦ディスク7から分離させた後、摩擦ディスク7は制限されないため、第一外部ロータ4を手動駆動によって回転させることができる。このように、装置を手動で駆動して移動することができる。
図2および図5に示すとおり、摩擦板10とは反対側のヨーク9の軸方向端面にはリングスリーブ9cが設けられている。リングスリーブ9cとヨーク9との間には組み立てキャビディ9dが形成され、上記手動解除機構の少なくとも一部は該組み立てキャビディ9dに位置する。好ましい実施形態における、手動解除機構は、以下のとおりである。
すなわち、貫通孔16aを備え、かつ非通電電磁ブレーキに接続するリリースディスク16およびマンドレル1上に嵌着される回転スリーブ17を含む。図2、図6および図8に示すとおり、リリースディスク16は組み立てキャビディ9d内に位置し、リリースディスク16の軸方向端面に第一溝16bが設けられる。第一溝16bはヨーク9に面するリリースディスク16の軸方向端面に設けられることが好ましい。手動解除機構を付加した後、接続部材11はリリースディスク16を貫通して軸方向制限部材12と固定する必要があ。すなわち、軸方向制限部材12はヨーク9とは反対側のリリースディスク16の軸方向端面に制限され、それにより手動解除機構と非通電電磁ブレーキとの接続を形成する。リリースディスク16に第二貫通孔16cが設けられる。第二貫通孔16cは段差孔であり、接続部材11は第二貫通孔16cを貫通した後に軸方向制限部材12と固定される。
図2、図6〜図8に示すとおり、非通電電磁ブレーキ上に第一弾性部材15が設けられ、該第一弾性部材15の一端は手動解除機構と当接する。その後、該第一弾性部材15は手動解除機構と非通電電磁ブレーキとの間で引っ張られる。第一弾性部材15としてはバネを採用することが好ましい。第一弾性部材15は接続部材11上に嵌着され、第一弾性部材15の一端は第二貫通孔16c内に位置し、かつ第二貫通孔16cの段差面と当接する。第一弾性部材15の他端は軸方向制限部材12に当接する。第一弾性部材15は弾性力を有するため、第一弾性部材15が手動解除機構と非通電電磁ブレーキとの間で引っ張られ、それによりリリースディスク16に応力がかかった状態となる。
図2、図6〜図8に示すとおり、回転スリーブ17の一端はリリースディスクの貫通孔16aを貫通する。回転スリーブ17の他端には少なくとも該回転スリーブに沿って径方向に延びる1つの当接ブロック17aが設けられる。当接ブロック17aはリリースディスク16と回転スリーブ9cが設けられたヨーク9の軸方向端面との間に隙間嵌合される。当接ブロック17aの一部は上記第一溝16b内に埋め込まれる。上記第一溝16bの表面はアーチ面であり、上記当接ブロック17aの表面もアーチ面である。さらに好ましい設置では、ハンドル18によって回転スリーブ17をいつでも回転することができるように、回転スリーブ17上に1つのハンドル18が固定接続される。
図2、図6〜図8に示すとおり、ハンドル18によって回転スリーブ17を回転させ、リリースディスク16および非通電電磁ブレーキをマンドレル1の軸方向に沿って変位させるように、第一溝16aから外れた当接ブロック17aをリリースディスク16の軸方向端面に当接させる。該過程において、動力の伝達過程は以下のとおりである。すなわち、リリースディスク16は第一弾性部材15により動力を軸方向制限部材12に伝達し、軸方向制限部材12は動力を接続部材11に伝達し、それにより接続部材11は摩擦板10を軸方向に移動させ、さらに摩擦板10を摩擦ディスク7から分離させる。
図2、図6〜図8に示すとおり、さらに、スイッチ19およびモータの動作を制御するコントローラ(図示せず)を含む。スイッチ19は、コントローラと電気的に接続し、リリースディスク16上に固定され、スイッチ19上にはタブレット20が設けられ、該タブレット20は回転スリーブ17の周面と当接する。回転スリーブ17の周面はアーチ面と面取り面で構成され、タブレット20は面取り面と当接することが好ましい。電源(電池)に電力があるが、装置(車椅子など)を手動で駆動する必要がある場合、手動解除機構の回転スリーブ17を回転させることによって、回転スリーブ17が回転するときにタブレット20に圧力を加える。これにより、スイッチ19がオンにされ、コントローラは、スイッチがオンとなった信号を得た後、外部ロータモータへの電力供給をオフにし、外部ロータモータが電気駆動の動作状態とならないようにする。このようにして、安全かつ確実に手動で装置を作動させることができる。
本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下の実施形態を採用することもできる。
上記手動解除機構と上記実施形態と異なる点は以下のとおりである。リリースディスク16上に第一溝16aを設けず、当接ブロックに面する非通電電磁ブレーキの軸方向端面に第二溝を設ける。すなわち、第二溝はリングスリーブ9cが設けられたヨーク9の軸方向端面に位置し、回転スリーブ17を回転させて第二溝から外れた当接ブロック17aがリリースディスク16を押し出して軸方向に変位させる。そして、リリースディスク16は該リリースディスクに接続された非通電電磁ブレーキと摩擦ディスクを分離させる。手動解除機構の他の構造は上記実施形態と同じであり、ここでは説明しない。
また、当接ブロック17aは長方形(直方体)の形状であり、該長方形の当接ブロックの少なくとも2つの角は面取りされ、面取り処理は直角面取りまたは丸み面取りであってもよい。第一溝16bの形状は当接ブロック17aの表面形状と一致する。また、当接ブロック17aの表面を球面とすることができ、その場合、第一溝の表面も球面とする。
1 マンドレル
2 ステータ
3 電磁鋼
4 第一外部ロータ
5 第一軸受
6 第二軸受
7 摩擦ディスク
7a 配置溝
8 制限スリーブ
9 ヨーク
9a 第一貫通孔
9b 取り付け孔
9c リングスリーブ
9d 組み立てキャビディ
10 摩擦板
11 接続部材
12 軸方向制限部材
13 収容キャビティ
14 ナット
15 第一弾性部材
16 リリースディスク
16a 貫通孔
16b 第一溝
16c 第二貫通孔
17 回転スリーブ
17a 当接ブロック
18 ハンドル
19 スイッチ
20 タブレット

Claims (10)

  1. マンドレル、ステータ、電磁鋼および第一外部ロータを含む非通電制動の外部ロータモータであって、
    第一外部ロータはキャビティを備え、ステータはマンドレル上に固定され、ステータの片側に位置する第一軸受がマンドレル上に設けられ、第一外部ロータが第一軸受上に取り付けられた後、第一外部ロータはステータの周りを取り囲み、電磁鋼は第一外部ロータの内周壁に取り付けられ、
    非通電制動の外部ロータモータは、さらに、
    マンドレル上に設けられ、かつステータの第一軸受が設けられた側とは異なる側に位置する第二軸受と、
    摩擦ディスクと、
    該摩擦ディスクが第二軸受に取り付けられた後に第一ロータに固定接続され、マンドレル上に設けられる非通電電磁ブレーキと、
    を含み、該非通電電磁ブレーキは非通電のときに前記摩擦ディスクと係合し、摩擦ディスクは非通電電磁ブレーキと該摩擦ディスクとの間に発生する摩擦力で制動され、非通電電磁ブレーキが通電されると摩擦ディスクから分離する、ことを特徴とする、
    非通電制動の外部ロータモータ。
  2. 摩擦ディスクから離れる前記非通電電磁ブレーキの一端には、非通電のときに非通電電磁ブレーキを摩擦ディスクと分離させる手動解除機構が設けられる、ことを特徴とする、
    請求項1に記載の非通電制動の外部ロータモータ。
  3. 非通電電磁ブレーキ上に第一弾性部材が設けられ、該第一弾性部材の一端が手動解除機構と当接すると、該第一弾性部材は手動解除機構と非通電電磁ブレーキとの間で引っ張られる、ことを特徴とする、
    請求項2に記載の非通電制動の外部ロータモータ。
  4. 摩擦板とは反対側のヨークの軸方向端面にはリングスリーブが設けられ、リングスリーブとヨークとの間には組み立てキャビディが形成され、前記手動解除機構の少なくとも一部は該組み立てキャビディ内に位置する、ことを特徴とする、
    請求項3に記載の非通電制動の外部ロータモータ。
  5. 手動解除機構は、
    貫通孔を備え、かつ非通電電磁ブレーキに接続するリリースディスクと、
    マンドレル上に嵌着された回転スリーブと、を含み、
    リリースディスクの軸方向端面には第一溝が設けられ、
    回転スリーブの一端はリリースディスクの貫通孔を貫通し、回転スリーブの他端には少なくとも該回転スリーブに沿って径方向に延びる1つの当接ブロックが設けられ、当接ブロックの一部は前記第一溝内に埋め込まれ、リリースディスクおよび非通電電磁ブレーキをマンドレルの軸方向に沿って変位させるように、回転スリーブを回転させて第一溝から外れた当接ブロックをリリースディスクの軸方向端面に当接させる、ことを特徴とする、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の非通電制動の外部ロータモータ。
  6. 前記第一溝の表面はアーチ面であり、前記当接ブロックの表面もアーチ面である、ことを特徴とする、
    請求項5に記載の非通電制動の外部ロータモータ。
  7. さらに、スイッチおよびモータの動作を制御するコントローラを含み、
    前記スイッチは、コントローラと電気的に接続し、リリースディスク上に固定され、
    前記スイッチ上にタブレットが設けられ、該タブレットは回転スリーブの周面と当接する、ことを特徴とする、
    請求項5に記載の非通電制動の外部ロータモータ。
  8. 前記手動解除機構は、
    貫通孔を備え、かつ非通電電磁ブレーキに接続するリリースディスクと、
    マンドレル上に嵌着された回転スリーブと、を含み、
    回転スリーブの一端はリリースディスクの貫通孔を貫通し、回転スリーブの他端には少なくとも該回転スリーブに沿って径方向に延びる1つの当接ブロックが設けられ、
    当接ブロックに面する非通電電磁ブレーキの軸方向端面上に第二溝が設けられ、当接ブロックの一部は前記第二溝内に埋め込まれ、回転スリーブを回転させて第二溝から外れた当接ブロックがリリースディスクを押し出して軸方向に変位させ、リリースディスクは該リリースディスクに接続する非通電電磁ブレーキと摩擦ディスクを分離させる、ことを特徴とする、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の非通電制動の外部ロータモータ。
  9. 非通電電磁ブレーキは、
    マンドレル上に固定され、第一貫通孔が設けられるヨークと、
    ヨーク上に設けられる励磁コイルと、
    非通電のときに摩擦ディスクと係合する摩擦板であって、マンドレル上に嵌着される摩擦板と、
    接続部材であって、その一端は摩擦板に接続し、他端はヨーク上に設けられる第一貫通孔を貫通し、第一貫通孔と隙間嵌合する接続部材と、
    前記第一貫通孔を貫通する接続部材の他端と固定される軸方向制限部材と、
    第二弾性部材と、
    を含み、
    第二弾性部材の一端はヨーク上に取り付けられ、第二弾性部材の他端は摩擦板と当接する、ことを特徴とする、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の非通電制動の外部ロータモータ。
  10. 摩擦板に面する前記摩擦ディスクの軸方向端面上に配置溝が設けられ、前記軸方向制限部材と摩擦板との接続端部は該配置溝内に位置する、ことを特徴とする、
    請求項9に記載の非通電制動の外部ロータモータ。
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