JP3220508B2 - 2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸の製造方法 - Google Patents
2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸の製造方法Info
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C63/00—Compounds having carboxyl groups bound to a carbon atoms of six-membered aromatic rings
- C07C63/04—Monocyclic monocarboxylic acids
- C07C63/06—Benzoic acid
- C07C63/10—Halides thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C51/43—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation
- C07C51/44—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation by distillation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/347—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
- C07C51/377—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups
- C07C51/38—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups by decarboxylation
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- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸加水分解により2,
3,4,5−テトラフルオロ安息香酸に転化することが
できそして抗バクテリア剤の製造に重要な中間体である
(ドイツ特許出願公開第3,318,145号明細書)
N’−置換N−アミノ−3,4,5,6−テトラフルオ
ロフタルイミドからの改良された2,3,4,5−テト
ラフルオロ安息香酸の製造方法に関する。
3,4,5−テトラフルオロ安息香酸に転化することが
できそして抗バクテリア剤の製造に重要な中間体である
(ドイツ特許出願公開第3,318,145号明細書)
N’−置換N−アミノ−3,4,5,6−テトラフルオ
ロフタルイミドからの改良された2,3,4,5−テト
ラフルオロ安息香酸の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在まで、2,3,4,5−テトラフル
オロ安息香酸をテトラクロロフタロイルクロライドから
(G.G.Yakobson,V.N.Odinko
v,N.N.Vorozhtsov,Zh.Obshs
h.Khim.36(1966),139;Imper
ial Chemical Industries P
LC,ヨーロッパ特許第140,482号明細書、英国
特許出願公開第2,146,635号明細書,24.
7.84)、テトラフルオロアントラニル酸から(S.
Hayashi,N.Ishikawa,Bull.C
hem.Soc.Jap.45(1972),290
9)、1,2,3,4−テトラフルオロベンゼンから
(L.J.Belf,M.W.Buxton,J.F.
Tilney−Bassett,Tetrahedro
n23(1967),4719;Z.Naturfor
sch.31B(1976),1667)、テトラヒド
ロフタル酸無水物から(Bayer AG、ドイツ特許
出願公開第3,810,093A1,5.10.89;
Warner−Lambert Co. ,ヨーロッパ特
許出願公開第218,111号明細書,9.9.86)
またはテトラクロロフタル酸ジニトリルから(Impe
rial Chemical IndustriesP
LC、英国特許出願公開第2,134,900号明細
書,22.8.84)、ある場合には複雑でおよび/ま
たは工業的に実用化が不可能であるような工程を介して
しか製造することができなかった。同様のことが1,2
−ジブロモテトラフルオロベンゼンからの2,3,4,
5−テトラフルオロ安息香酸の製造(C.Tambor
ski,E.J.Soloski,J.Organom
etallic Chem.10(1967),38
5)およびテトラフルオロフタル酸から出発するP.S
artoriおよびA.Golloch(Chem.B
er.101(1986),2004)により記載の方
法についてもあてはまる。N−炭素置換テトラクロロフ
タルイミドもテトラフルオロフタル酸の合成に使用され
ていて(SDS Biotech K.K.、ヨーロッ
パ特許出願公開第259,633号明細書,18.8.
87)、これは2,3,4,5−テトラフルオロ安息香
酸に転化できる。
オロ安息香酸をテトラクロロフタロイルクロライドから
(G.G.Yakobson,V.N.Odinko
v,N.N.Vorozhtsov,Zh.Obshs
h.Khim.36(1966),139;Imper
ial Chemical Industries P
LC,ヨーロッパ特許第140,482号明細書、英国
特許出願公開第2,146,635号明細書,24.
7.84)、テトラフルオロアントラニル酸から(S.
Hayashi,N.Ishikawa,Bull.C
hem.Soc.Jap.45(1972),290
9)、1,2,3,4−テトラフルオロベンゼンから
(L.J.Belf,M.W.Buxton,J.F.
Tilney−Bassett,Tetrahedro
n23(1967),4719;Z.Naturfor
sch.31B(1976),1667)、テトラヒド
ロフタル酸無水物から(Bayer AG、ドイツ特許
出願公開第3,810,093A1,5.10.89;
Warner−Lambert Co. ,ヨーロッパ特
許出願公開第218,111号明細書,9.9.86)
またはテトラクロロフタル酸ジニトリルから(Impe
rial Chemical IndustriesP
LC、英国特許出願公開第2,134,900号明細
書,22.8.84)、ある場合には複雑でおよび/ま
たは工業的に実用化が不可能であるような工程を介して
しか製造することができなかった。同様のことが1,2
−ジブロモテトラフルオロベンゼンからの2,3,4,
5−テトラフルオロ安息香酸の製造(C.Tambor
ski,E.J.Soloski,J.Organom
etallic Chem.10(1967),38
5)およびテトラフルオロフタル酸から出発するP.S
artoriおよびA.Golloch(Chem.B
er.101(1986),2004)により記載の方
法についてもあてはまる。N−炭素置換テトラクロロフ
タルイミドもテトラフルオロフタル酸の合成に使用され
ていて(SDS Biotech K.K.、ヨーロッ
パ特許出願公開第259,633号明細書,18.8.
87)、これは2,3,4,5−テトラフルオロ安息香
酸に転化できる。
【0003】2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸
は、テトラフルオロフタル酸またはその酸無水物から種
々の方法(ヨーロッパ特許出願公開第194,671号
明細書、同第218,111号明細書、特開平1−02
5,737号公報、同昭63−295,529号公報)
によって得ることができる。これらの中には工業生産に
は使用できないあるいは環境衛生上受け入れられないよ
うな化学品を使用して実施されている方法もある。主要
な問題点は、ほとんどテトラフルオロフタル酸を更に反
応させる前にこれを単離しなければならないという点に
あり、そしてこれはかなりの問題を引き起こすというの
が現状である。
は、テトラフルオロフタル酸またはその酸無水物から種
々の方法(ヨーロッパ特許出願公開第194,671号
明細書、同第218,111号明細書、特開平1−02
5,737号公報、同昭63−295,529号公報)
によって得ることができる。これらの中には工業生産に
は使用できないあるいは環境衛生上受け入れられないよ
うな化学品を使用して実施されている方法もある。主要
な問題点は、ほとんどテトラフルオロフタル酸を更に反
応させる前にこれを単離しなければならないという点に
あり、そしてこれはかなりの問題を引き起こすというの
が現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、2,3,4,
5−テトラフルオロ安息香酸のより良い製造方法が求め
られ、そしてそれは本発明方法により満足された。
5−テトラフルオロ安息香酸のより良い製造方法が求め
られ、そしてそれは本発明方法により満足された。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、式(1)
【0006】
【化6】
【0007】で表される2,3,4,5−テトラフルオ
ロ安息香酸の改良された製造方法に関するものであり、
式(2)
ロ安息香酸の改良された製造方法に関するものであり、
式(2)
【0008】
【化7】
【0009】〔式中Xは残基
【0010】
【化8】
【0011】(R1 およびR2 はそれぞれ、水素原子、
アルキル(C1 〜C10)−基、アリール基、例えばフェ
ニル基、アルキル(C1 〜C6 )−CO−基、例えばア
セチル基、アリール−CO−基、例えばベンゾイル基で
あり、ただしR1 およびR2 の場合、アリール基または
アリール−CO−基は芳香環上で例えば弗素および/ま
たは塩素原子および/またはアルキル(C1 〜C4 )−
基で置換されていてもよいか、あるいはR1 およびR2
は共に芳香環上で4個の塩素原子または4個の弗素原子
にって置換されていてもよいフタロイル残基、好ましく
は残基
アルキル(C1 〜C10)−基、アリール基、例えばフェ
ニル基、アルキル(C1 〜C6 )−CO−基、例えばア
セチル基、アリール−CO−基、例えばベンゾイル基で
あり、ただしR1 およびR2 の場合、アリール基または
アリール−CO−基は芳香環上で例えば弗素および/ま
たは塩素原子および/またはアルキル(C1 〜C4 )−
基で置換されていてもよいか、あるいはR1 およびR2
は共に芳香環上で4個の塩素原子または4個の弗素原子
にって置換されていてもよいフタロイル残基、好ましく
は残基
【0012】
【化9】
【0013】であり、あるいはXは芳香環上で例えば弗
素および/または塩素原子および/またはアルキル(C
1 〜C4 )基で置換されていてもよい残基
素および/または塩素原子および/またはアルキル(C
1 〜C4 )基で置換されていてもよい残基
【0014】
【化10】
【0015】である〕で表されるN’−置換−N−アミ
ノテトラフルオロフタルイミドを水性媒体中、約−1な
いし約+1のpH値、好ましくは約−0.2ないし約+
0.4のpH値で約160ないし約220℃、好ましく
は約190ないし約205℃の温度に閉鎖容器(反応
器)内で加熱することからなる、上記方法。
ノテトラフルオロフタルイミドを水性媒体中、約−1な
いし約+1のpH値、好ましくは約−0.2ないし約+
0.4のpH値で約160ないし約220℃、好ましく
は約190ないし約205℃の温度に閉鎖容器(反応
器)内で加熱することからなる、上記方法。
【0016】この反応混合物を有機酸、例えばトリフル
オロ酢酸、アルキルスルホン酸またはアリールスルホン
酸、例えばメタンスルホン酸、トリフルオロメタンスル
ホン酸、ヘキサフルオロプロパンスルホン酸またはp−
トルエンスルホン酸を使用するか、あるいは無機鉱酸、
例えば塩酸、臭酸、沃酸、硫酸、クロロスルホン酸また
は燐酸を使用して所望の酸性pHとすることができる。
オロ酢酸、アルキルスルホン酸またはアリールスルホン
酸、例えばメタンスルホン酸、トリフルオロメタンスル
ホン酸、ヘキサフルオロプロパンスルホン酸またはp−
トルエンスルホン酸を使用するか、あるいは無機鉱酸、
例えば塩酸、臭酸、沃酸、硫酸、クロロスルホン酸また
は燐酸を使用して所望の酸性pHとすることができる。
【0017】本発明による1段階法は、製造方法次第で
かなりの問題を起こすこともあるテトラフルオロフタル
酸無水物またはテトラフルオロフタル酸の中間単離を省
くことができるという利点がある。これに対して、2,
3,4,5−テトラフルオロ安息香酸は水性媒体に溶け
にくく、濾過により粗生成物として得ることができる。
かなりの問題を起こすこともあるテトラフルオロフタル
酸無水物またはテトラフルオロフタル酸の中間単離を省
くことができるという利点がある。これに対して、2,
3,4,5−テトラフルオロ安息香酸は水性媒体に溶け
にくく、濾過により粗生成物として得ることができる。
【0018】この反応では二酸化炭素が反応ガスとして
生成するので、本発明による方法を行う際の主な圧力
は、容器(反応器)を満たすレベル、特定の反応温度に
おける反応媒体に対する二酸化炭素の溶解度、およびガ
スの実際の挙動に依存する。しかしながら、それは常に
少なくとも反応温度における蒸気圧と同じくらいで約
6.1バール(160℃)ないし約22.9バール(2
20℃)である。
生成するので、本発明による方法を行う際の主な圧力
は、容器(反応器)を満たすレベル、特定の反応温度に
おける反応媒体に対する二酸化炭素の溶解度、およびガ
スの実際の挙動に依存する。しかしながら、それは常に
少なくとも反応温度における蒸気圧と同じくらいで約
6.1バール(160℃)ないし約22.9バール(2
20℃)である。
【0019】反応の際に生成し、低いpH値で弗化水素
として存在する遊離弗素によって、使用する装置の腐蝕
を避けるために、本発明による方法を弗素捕捉剤の存在
下に行うことができる。使用できる試剤は、カルシウム
塩および二酸化珪素であり、好ましいのは巨大な内部表
面を有する二酸化珪素である。また、トリアルキル錫フ
ルオライドと弗素とのポリマ−を生じるトリアルキル−
(C2 〜C6 )錫クロライドを使用してもよい。以下に
挙げる物質を使用するのが好ましい。カルシウム塩、例
えば反応条件下で使用する酸の塩として存在する水酸化
カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウムおよび塩
化カルシウム、および巨大内部表面を有する二酸化珪素
(Aerosil商標名)が好ましい。
として存在する遊離弗素によって、使用する装置の腐蝕
を避けるために、本発明による方法を弗素捕捉剤の存在
下に行うことができる。使用できる試剤は、カルシウム
塩および二酸化珪素であり、好ましいのは巨大な内部表
面を有する二酸化珪素である。また、トリアルキル錫フ
ルオライドと弗素とのポリマ−を生じるトリアルキル−
(C2 〜C6 )錫クロライドを使用してもよい。以下に
挙げる物質を使用するのが好ましい。カルシウム塩、例
えば反応条件下で使用する酸の塩として存在する水酸化
カルシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシウムおよび塩
化カルシウム、および巨大内部表面を有する二酸化珪素
(Aerosil商標名)が好ましい。
【0020】驚くべきことに、本発明により得られる
2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸は簡単な分別
法により実質的問題(凝集)なしに精製することがで
き、この段階は上記に詳述した文献に従って予めある範
囲の溶剤から結晶化することによって行われてきた。
2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸は、無色液体
として99ないし101℃(1ミリバ−ル)にかけて蒸
留し、そしてこれは容器内に集められると直ちに凝固す
る(凝固点83.1℃)。この方法で上記の酸が使用可
能になるために必要な純度(>99.9%)が問題なく
得られる。
2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸は簡単な分別
法により実質的問題(凝集)なしに精製することがで
き、この段階は上記に詳述した文献に従って予めある範
囲の溶剤から結晶化することによって行われてきた。
2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸は、無色液体
として99ないし101℃(1ミリバ−ル)にかけて蒸
留し、そしてこれは容器内に集められると直ちに凝固す
る(凝固点83.1℃)。この方法で上記の酸が使用可
能になるために必要な純度(>99.9%)が問題なく
得られる。
【0021】本発明による方法において、出発物質とし
て使用される式(2)で表されるN’−置換N−アミノ
テトラフルオロフタルイミドは、1モルの3,4,5,
6−テトラクロロフタル酸無水物と、少なくとも等モル
量、便宜上は約20モル%まで過剰の式(3)
て使用される式(2)で表されるN’−置換N−アミノ
テトラフルオロフタルイミドは、1モルの3,4,5,
6−テトラクロロフタル酸無水物と、少なくとも等モル
量、便宜上は約20モル%まで過剰の式(3)
【0022】
【化11】
【0023】(式中、R1 およびR2 は前記の意味を持
つ)で表される窒素化合物とを水性/アルコール媒体、
氷酢酸、約90〜100%濃度の硫酸、または発煙硝酸
中で約100ないし約220℃の温度(使用する媒体に
依存)で反応させて式(4)
つ)で表される窒素化合物とを水性/アルコール媒体、
氷酢酸、約90〜100%濃度の硫酸、または発煙硝酸
中で約100ないし約220℃の温度(使用する媒体に
依存)で反応させて式(4)
【0024】
【化12】
【0025】(式中、R1 およびR2 は前記の意味を持
つ)で表される対応するN’−置換N−アミノ−3,
4,5,6−テトラクロロフタルイミドとし、そして得
られた上記式(4)のイミドを、直接あるいは例えば弗
素および/または塩素原子および/またはアルキル(C
1 〜C4 )基で芳香環が置換されていてもよい少なくと
も等モル量のベンズアルデヒドと、それ自体公知の方法
で予め反応させて対応するベンジル化合物とした後に、
あるいはアルキル(C1 〜C6 )−CO−ハライド、好
ましくはアルキル(C1 〜C6 )−CO−クロライド、
式アルキル(C1 〜C6 )−CO−O−OC−(C1 〜
C6 )アルキルで表される無水カルボン酸、アリール−
CO−ハライド、好ましくはアリール−CO−クロライ
ドまたは4個の塩素原子または4個の弗素原子で芳香環
上が置換されてもよい無水フタル酸で公知の方法で(H
alex反応)予めアシル化した後に、弗化カリウム、
弗化ルビジウムまたは弗化セシウムあるいはこれらの混
合物と、約50ないし約230℃の温度、好ましくは約
90ないし約140℃の温度で相間移動触媒の存在下に
または不存在下に極性非プロトン性溶媒中で反応させる
ことによって製造できる。
つ)で表される対応するN’−置換N−アミノ−3,
4,5,6−テトラクロロフタルイミドとし、そして得
られた上記式(4)のイミドを、直接あるいは例えば弗
素および/または塩素原子および/またはアルキル(C
1 〜C4 )基で芳香環が置換されていてもよい少なくと
も等モル量のベンズアルデヒドと、それ自体公知の方法
で予め反応させて対応するベンジル化合物とした後に、
あるいはアルキル(C1 〜C6 )−CO−ハライド、好
ましくはアルキル(C1 〜C6 )−CO−クロライド、
式アルキル(C1 〜C6 )−CO−O−OC−(C1 〜
C6 )アルキルで表される無水カルボン酸、アリール−
CO−ハライド、好ましくはアリール−CO−クロライ
ドまたは4個の塩素原子または4個の弗素原子で芳香環
上が置換されてもよい無水フタル酸で公知の方法で(H
alex反応)予めアシル化した後に、弗化カリウム、
弗化ルビジウムまたは弗化セシウムあるいはこれらの混
合物と、約50ないし約230℃の温度、好ましくは約
90ないし約140℃の温度で相間移動触媒の存在下に
または不存在下に極性非プロトン性溶媒中で反応させる
ことによって製造できる。
【0026】弗素化(Halex反応)に好適な極性非
プロトン性溶媒は、例えばジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、テトラメチ
レンスルホキシド、ジメチルスルホン、ジフェニルスル
ホキシド、ジフェニルスルホン、スルホラン、N−メチ
ルピロリドンまたは1,3−ジメチルイミダゾリジン−
2−オンである。
プロトン性溶媒は、例えばジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、テトラメチ
レンスルホキシド、ジメチルスルホン、ジフェニルスル
ホキシド、ジフェニルスルホン、スルホラン、N−メチ
ルピロリドンまたは1,3−ジメチルイミダゾリジン−
2−オンである。
【0027】使用できる相間移動触媒は、例えば4価の
アンモニウム塩またはリン塩である。好適な化合物を個
々に挙げると、テトラアルキル(C1 〜C18)−アンモ
ニウムクロライドまたはテトラアルキル(C1 〜C18)
−アンモニウムブロマイド、テトラアルキル(C1 〜C
18)−ホスホニウムクロライドまたはテトラアルキル
(Cx1〜C18)−ホスホニウムブロマイド、テトラフェ
ニルホスホニウムクロライドまたはテトラフェニルホス
ホニウムブロマイド、〔(フェニル)m (アルキル(C
1 〜C18))n 〕−ホスホニウムクロライドまたは
〔(フェニル)m (アルキル(C1 〜C18))n 〕−ホ
スホニウムブロマイド(但し、mは1〜3であり、nは
3〜1であり、そしてm+nは4である)である。
アンモニウム塩またはリン塩である。好適な化合物を個
々に挙げると、テトラアルキル(C1 〜C18)−アンモ
ニウムクロライドまたはテトラアルキル(C1 〜C18)
−アンモニウムブロマイド、テトラアルキル(C1 〜C
18)−ホスホニウムクロライドまたはテトラアルキル
(Cx1〜C18)−ホスホニウムブロマイド、テトラフェ
ニルホスホニウムクロライドまたはテトラフェニルホス
ホニウムブロマイド、〔(フェニル)m (アルキル(C
1 〜C18))n 〕−ホスホニウムクロライドまたは
〔(フェニル)m (アルキル(C1 〜C18))n 〕−ホ
スホニウムブロマイド(但し、mは1〜3であり、nは
3〜1であり、そしてm+nは4である)である。
【0028】
【実施例】以下の実施例は、本発明を制限することなし
に本発明による方法をさらに詳細に説明するものであ
る。 例1 8.72g(20ミリモル)のオクタフルオロビスフタ
ルイミドを100mlの水に懸濁し、そして溶液のpH
を濃硫酸を使用して0とした。この懸濁液を加圧下に3
6時間205℃で加熱し、冷却後懸濁液が得られた。濾
過することによって、3.42g(17.6ミリモル)
の2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸が淡褐色固
体として得られた。メチル第3級ブチルエーテルで水相
を抽出し、MgSO4 を用いて抽出物を乾燥させ、濾過
により溶媒を除去するとさらに3.3g(17ミリモ
ル)の2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸が得ら
れる(全収率、粗製で86%)。このような一連の操作
を数回繰り返して得られた粗生成物を一緒にまとめて分
別蒸留すると、99〜101℃(1ミリバール)にかけ
て2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸が蒸留す
る。 融点:85.3℃1 H NMR(CDCl3 、内部標準TMS):δ=
7.69(dddd.1H)。19 F NMR(CDCl3 、内部標準CFCl3 ): δ=−133.2(dddd,1F,J=6.1Hz,
10.4Hz、13.3Hz,19.9Hz) −137.8(dddd,1F,J=3.3Hz,1
0.5Hz,13.1Hz,20.9Hz) −145.6(dddd,1F,J=8.4Hz,1
0.5Hz,19.6Hz,20.9Hz) −153.5(dddd,1F,J=2.7Hz,2.
7Hz,19.6Hz,19.9Hz)。13 C NMR(CDCl3 、内部標準TMS): δ=141.6(ddddd)、144.4(dddd
d)、146.7(ddddd)、148.8(ddd
dd)、 167.0(−COOH)(C−COOH目視できず) MS:m/z(%)=45(12)、75(9)、80
(14)、99(54)、119(5)、130(1
2)、149(57)、177(100)、194(M
+ ,82)。 例2 水性懸濁液に懸濁させたN,(N’−ベンジリデン)−
アミノテトラフルオロフタルイミド6.44g(20ミ
リモル)を85%濃度の燐酸でpH約−0.5まで調整
し、引き続いてこの混合物を210℃で25時間保持し
た。冷却後、この混合物をメチル第3級ブチルエーテル
で抽出し、有機相を水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、
捨てる(ベンズアルデヒドの除去)。水溶液を酸性化
し、そしてメチル第3級ブチルエーテルで再抽出する
と、乾燥および溶媒の除去後、2,3,4,5−テトラ
フルオロ安息香酸が3.23g(16.6ミリモル/8
3%)得られ、これは例1のように更に精製することが
できる。 例3 5%濃度塩酸100ml中でN’,N−ジメチルアミノ
テトラフルオロフタルイミド5.24g(20ミリモ
ル)を190℃で48時間加熱した。得られた溶液をメ
チル第3級ブチルエーテルで抽出し、そして飽和塩化ナ
トリウム溶液で洗浄した。乾燥および溶媒の除去により
2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸が3.41g
(17.6ミリモル/88%)得られ、これは例1のよ
うに更に精製することができる。 例4 水120g中でオクタフルオロビスフタルイミド13.
1g(30ミリモル)と硫酸20.4gおよび水酸化カ
ルシウム0.75gの混合物(20℃でpH0.5)を
180℃で21時間加熱した。内部圧力を最大12バー
ルに制限した。純粋活性物質の含有率が理論値85%に
相当する83%(GC、検量)の粗製2,3,4,5−
テトラフルオロ安息香酸11.2g(96%)がメチル
第3級ブチルエーテルによる抽出並びに例1の通りの操
作により冷却溶液から得られた。
に本発明による方法をさらに詳細に説明するものであ
る。 例1 8.72g(20ミリモル)のオクタフルオロビスフタ
ルイミドを100mlの水に懸濁し、そして溶液のpH
を濃硫酸を使用して0とした。この懸濁液を加圧下に3
6時間205℃で加熱し、冷却後懸濁液が得られた。濾
過することによって、3.42g(17.6ミリモル)
の2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸が淡褐色固
体として得られた。メチル第3級ブチルエーテルで水相
を抽出し、MgSO4 を用いて抽出物を乾燥させ、濾過
により溶媒を除去するとさらに3.3g(17ミリモ
ル)の2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸が得ら
れる(全収率、粗製で86%)。このような一連の操作
を数回繰り返して得られた粗生成物を一緒にまとめて分
別蒸留すると、99〜101℃(1ミリバール)にかけ
て2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸が蒸留す
る。 融点:85.3℃1 H NMR(CDCl3 、内部標準TMS):δ=
7.69(dddd.1H)。19 F NMR(CDCl3 、内部標準CFCl3 ): δ=−133.2(dddd,1F,J=6.1Hz,
10.4Hz、13.3Hz,19.9Hz) −137.8(dddd,1F,J=3.3Hz,1
0.5Hz,13.1Hz,20.9Hz) −145.6(dddd,1F,J=8.4Hz,1
0.5Hz,19.6Hz,20.9Hz) −153.5(dddd,1F,J=2.7Hz,2.
7Hz,19.6Hz,19.9Hz)。13 C NMR(CDCl3 、内部標準TMS): δ=141.6(ddddd)、144.4(dddd
d)、146.7(ddddd)、148.8(ddd
dd)、 167.0(−COOH)(C−COOH目視できず) MS:m/z(%)=45(12)、75(9)、80
(14)、99(54)、119(5)、130(1
2)、149(57)、177(100)、194(M
+ ,82)。 例2 水性懸濁液に懸濁させたN,(N’−ベンジリデン)−
アミノテトラフルオロフタルイミド6.44g(20ミ
リモル)を85%濃度の燐酸でpH約−0.5まで調整
し、引き続いてこの混合物を210℃で25時間保持し
た。冷却後、この混合物をメチル第3級ブチルエーテル
で抽出し、有機相を水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、
捨てる(ベンズアルデヒドの除去)。水溶液を酸性化
し、そしてメチル第3級ブチルエーテルで再抽出する
と、乾燥および溶媒の除去後、2,3,4,5−テトラ
フルオロ安息香酸が3.23g(16.6ミリモル/8
3%)得られ、これは例1のように更に精製することが
できる。 例3 5%濃度塩酸100ml中でN’,N−ジメチルアミノ
テトラフルオロフタルイミド5.24g(20ミリモ
ル)を190℃で48時間加熱した。得られた溶液をメ
チル第3級ブチルエーテルで抽出し、そして飽和塩化ナ
トリウム溶液で洗浄した。乾燥および溶媒の除去により
2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸が3.41g
(17.6ミリモル/88%)得られ、これは例1のよ
うに更に精製することができる。 例4 水120g中でオクタフルオロビスフタルイミド13.
1g(30ミリモル)と硫酸20.4gおよび水酸化カ
ルシウム0.75gの混合物(20℃でpH0.5)を
180℃で21時間加熱した。内部圧力を最大12バー
ルに制限した。純粋活性物質の含有率が理論値85%に
相当する83%(GC、検量)の粗製2,3,4,5−
テトラフルオロ安息香酸11.2g(96%)がメチル
第3級ブチルエーテルによる抽出並びに例1の通りの操
作により冷却溶液から得られた。
【0029】以降の精製は例1に記載の通りである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−87826(JP,A) 特開 昭62−111942(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 63/70 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (7)
- 【請求項1】 式(1) 【化1】 で表される2,3,4,5−テトラフルオロ安息香酸の
製造方法であって、 式(2) 【化2】 〔式中Xは残基 【化3】 (R1 およびR2 は水素原子、アルキル(C1 〜C10)
−基、フェニル基、アルキル(C1 〜C6 )−CO−基
またはフェニル−CO−基であり、ただしフェニル基ま
たはフェニル−CO−基はR1 およびR2 の場合に芳香
環上で弗素および/または塩素原子および/またはアル
キル(C1 〜C4 )−基で置換されていてもよいか、あ
るいはR1 およびR2 はともに、芳香環上で4個の塩素
原子または4個の弗素原子により置換されていてもよい
フタロイル残基、好ましくは残基 【化4】 である)であるか、あるいはXは芳香環上で弗素および
/または塩素原子および/またはアルキル(C1 〜
C4 )−基で置換されていてもよい残基 【化5】 である〕で表されるN’−置換−N−アミノテトラフル
オロフタルイミドを水性媒体中、−1ないし+1のpH
値で160ないし220℃の温度に加熱することからな
る、上記方法。 - 【請求項2】 加熱を80ないし205℃の温度で行う
請求項1の方法。 - 【請求項3】 加熱を−0.2ないし+0.4のpH値
で行う請求項1または2の方法。 - 【請求項4】 反応混合物のpHを有機酸、アルキルス
ルホン酸またはアリールスルホン酸あるいは無機鉱酸を
使用して調整する請求項1ないし3のいずれか一つの方
法。 - 【請求項5】 得られた2,3,4,5−テトラフルオ
ロ安息香酸を分別蒸留により精製する請求項1ないし4
のいずれか一つの方法。 - 【請求項6】 反応をカルシウム塩、二酸化珪素または
トリアルキル(C2〜C6 )錫クロライドの存在下に行
う請求項1ないし5のいずれか一つの方法。 - 【請求項7】 反応を水酸化カルシウム、硫酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、塩化カルシウムまたは巨大な内部
表面を有する二酸化珪素の存在下に行う請求項1ないし
6のいずれか一つの方法。
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