JP3219683U - 包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で、左側切取線および右側切取線を小さい力で円滑に破断させることが可能な包装箱を提供する。【解決手段】収容物品を収容可能な箱本体部80と、箱本体部80に切取可能線を介して連設された蓋部90とから構成される包装箱であって、切取可能線が、中央切取線71と、中央切取線71の左端から左側背面フラップ31の正面側辺部または左側上面フラップ51の底面側辺部まで延びる左側切取線72と、中央切取線71の右端から右側背面フラップ32の正面側辺部または右側上面フラップ52の底面側辺部まで延びる右側切取線73とを有し、上面板50には、中央切取線71上における左右両端以外の箇所から正面側に向けて延びる少なくとも1本の罫線53が形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、1枚のシート状のブランクにより形成され、収容物品を収容可能な箱本体部と、箱本体部に切取可能線を介して連設された蓋部とから構成される包装箱に関し、特に、蓋部を除去した後に、箱本体部を展示用の箱として利用することが可能な包装箱に関する。
従来から、1枚のシート状のブランクにより形成され、収容物品を収容可能な箱本体部と、箱本体部に切取可能線を介して連設された蓋部とから構成される包装箱が知られており(特許文献1を参照)、この特許文献1に記載の包装箱では、切取可能線を破断させて蓋部を除去した後に、箱本体部を展示用の箱として利用する。
この特許文献1に記載の包装箱は、底面板と、底面板の背面側辺部に折目線を介して連設された背面板と、背面板の上面側辺部に背面側折目線を介して連設された上面板と、背面板の左側辺部に折目線を介して連設された左側背面フラップと、背面板の右側辺部に折目線を介して連設された右側背面フラップと、上面板の左側辺部に折目線を介して連設された左側上面フラップと、上面板の右側辺部に折目線を介して連設された右側上面フラップとを備え、切取可能線としての中央切取線が、背面板と上面板との間の背面側折目線の左端から右端まで延びるように設けられている。
ところが、この特許文献1に記載の包装箱では、包装箱を組み上げた状態で折り重なって配置される、左側背面フラップと左側上面フラップとの間、および、右側背面フラップと右側上面フラップとの間が接着されていないことから、包装箱としての強度を確保することができない。
特開2015−107831号公報
そこで、包装箱としての強度を向上させつつも、切取可能線の破断による箱本体部と蓋部との分離を可能にする1つの案として、図11や図12に示すように、背面板130に連設された左側背面フラップ131に、中央切取線171の左端から左側背面フラップ131の正面側辺部まで延びる左側切取線172を形成するとともに、右側背面フラップ132に、中央切取線171の右端から右側背面フラップ132の正面側辺部まで延びる右側切取線173を形成し、また、左側切取線172によって左側背面フラップ131の基部131aから分離される分離部131bを左側上面フラップ151に接着するとともに、右側切取線173によって右側背面フラップ132の基部132aから分離される分離部132bを右側上面フラップ152に接着することが考えられる。
なお、図11においては、理解を容易にするために左側切取線172を図示したが、この左側切取線172が形成された左側背面フラップ131は、左側上面フラップ151の内側に配置されており、左側切取線172が外側から見えることはない。
この図11や図12に示す包装箱110では、まず、包装箱110の内側に向けて押込部133を押し込んだ後に上面板150を持ち上げることで、中央切取線171を破断させ、次に、上面板150を更に持ち上げることで、左側切取線172および右側切取線173を破断させる。
ところが、図11や図12に示す包装箱110では、上面板150を持ち上げることによって生じる基部131a、132aと分離部131b、132bとを引き離そうとする力を主に利用して、左側切取線172および右側切取線173を破断させるが、左側切取線172および右側切取線173の形成精度や包装箱110の素材等によっては、左側切取線172および右側切取線173を円滑に破断させることができない場合がある。
そこで、本考案は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構成で、左側切取線および右側切取線を小さい力で円滑に破断させることが可能な包装箱を提供することを目的とするものである。
本考案は、1枚のシート状のブランクにより形成され、収容物品を収容可能な箱本体部と、箱本体部に切取可能線を介して連設された蓋部とから構成される包装箱であって、底面板と、前記底面板の背面側辺部に折目線を介して連設された背面板と、前記背面板の上面側辺部に背面側折目線を介して連設された上面板と、前記背面板の左側辺部に折目線を介して連設された左側背面フラップと、前記背面板の右側辺部に折目線を介して連設された右側背面フラップと、前記上面板の左側辺部に折目線を介して連設された左側上面フラップと、前記上面板の右側辺部に折目線を介して連設された右側上面フラップとを備え、前記切取可能線は、前記背面側折目線の左端から右端まで延びる中央切取線と、前記左側背面フラップまたは前記左側上面フラップの少なくとも一方に形成され、前記中央切取線の左端から前記左側背面フラップの正面側辺部または前記左側上面フラップの底面側辺部まで延びる左側切取線と、前記右側背面フラップまたは前記右側上面フラップの少なくとも一方に形成され、前記中央切取線の右端から前記右側背面フラップの正面側辺部または前記右側上面フラップの底面側辺部まで延びる右側切取線とを有し、前記上面板には、前記中央切取線上における左右両端以外の箇所から正面側に向けて延びる少なくとも1本の罫線が形成されていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に係る考案によれば、中央切取線上における左右両端以外の箇所から正面側に向けて延びる少なくとも1本の罫線が上面板に形成されていることにより、中央切取線を破断させた後に上面板を持ち上げて左側切取線および右側切取線を破断させる際に、上面板の持ち上げに伴って上面板が罫線に沿って折れ曲がり、上面板の背面側辺部の左右両端を左右方向の内側に移動させることが可能であるため、左側切取線および右側切取線の上端部に剪断力を作用させて左側切取線および右側切取線の上端部を破断させ、この破断させた部分を起点として左側切取線および右側切取線を小さい力で円滑に破断させることができる。
本請求項2に係る考案によれば、中央切取線上の互いに離間した2つの罫線起点部から正面側に向けてそれぞれ延びる2本の罫線が上面板に形成されていることにより、上面板を持ち上げて左側切取線および右側切取線を破断させる際に、使用者が2本の罫線間に手を当てて上面板を持ち上げることが可能であるため、罫線に沿って折れ曲がった上面板によって指等が挟まれることを回避でき、安全かつ円滑に左側切取線および右側切取線を破断させることができる。
本請求項3に係る考案によれば、背面板に、背面側折目線から下方に突出する押込部が形成され、中央切取線が、背面側折目線の左端から左側の罫線起点部まで延びる左側部分と、背面側折目線の右端から右側の罫線起点部まで延びる右側部分と、左側の罫線起点部から背面板を通って右側の罫線起点部まで延びる押込部画定部とを有していることにより、背面板の押込部を包装箱の内側に向けて押し込んだ後に、上面板を持ち上げるという簡便な動作によって、中央切取線、左側切取線、および右側切取線を破断させることが可能であるため、包装箱の開封を容易かつ円滑に達成することができる。
本請求項4に係る考案によれば、2本の罫線が正面側に向かうに従って相互間の間隔が広がるように形成されていることにより、上面板を持ち上げて左側切取線および右側切取線を破断させる際に、上面板の背面側辺部の左右両端を左右方向の内側に向けてより効率的に移動させることが可能であるため、左側切取線および右側切取線の上端部を破断させるために必要とされる力を小さくすることができ、包装箱の開封を円滑に達成することができる。
本考案の第1実施形態に係る包装箱の開封途中の状態を示す斜視図。 第1実施形態の包装箱を展開した状態を示す平面図。 第1実施形態の包装箱の開封方法を示す斜視図。 包装箱に形成された切取可能線の破断方法を示す説明図。 収容物品の包装方法を説明図する説明図。 包装箱の変形例を示す説明図。 本考案の第2実施形態に係る包装箱の開封途中の状態を示す斜視図。 第2実施形態の包装箱を展開した状態を示す平面図。 第2実施形態の包装箱の開封方法の一態様を示す斜視図。 包装箱の参考例を示す斜視図。 包装箱の他の参考例を示す斜視図。 図11に示す包装箱を展開した状態を示す平面図。
以下に、本考案の第1実施形態に係る包装箱10について、図面に基づいて説明する。
第1実施形態の包装箱10は、1枚のシート状の段ボールから成るブランクにより形成されたラップアラウンド式の包装箱であり、図1や図2に示すように、底面板20と、背面板30と、第1正面板40と、上面板50と、第2正面板60とを備えている。これら各板20〜60は、矩形状に形成されている。
背面板30は、図2に示すように、底面板20の背面側辺部に折目線を介して連設されている。また、第1正面板40は、底面板20の正面側辺部に折目線を介して連設されている。また、上面板50は、背面板30の上面側辺部に背面側折目線74を介して連設されている。また、第2正面板60は、上面板50の正面側辺部に折目線を介して連設されている。なお、図2に示す符号Aは、段ボールの目方向(中空が流れている方向)を示している。
また、包装箱10は、図2に示すように、左側底面フラップ21と、右側底面フラップ22と、左側背面フラップ31と、右側背面フラップ32と、第1左側正面フラップ41と、第1右側正面フラップ42と、左側上面フラップ51と、右側上面フラップ52と、第2左側正面フラップ61と、第2右側正面フラップ62とを備えている。これら各フラップ21〜62は、矩形状に形成されている。
左側底面フラップ21および右側底面フラップ22は、図2に示すように、底面板20の左側辺部または右側辺部に折目線を介して連設されている。また、左側背面フラップ31および右側背面フラップ32は、背面板30の左側辺部または右側辺部に折目線を介して連設されている。また、第1左側正面フラップ41および第1右側正面フラップ42は、第1正面板40の左側辺部または右側辺部に折目線を介して連設されている。また、左側上面フラップ51および右側上面フラップ52は、上面板50の左側辺部または右側辺部に折目線を介して連設されている。また、第2左側正面フラップ61および第2右側正面フラップ62は、第2正面板60の左側辺部または右側辺部に折目線を介して連設されている。
左側底面フラップ21は、左側背面フラップ31および第1左側正面フラップ41と折り重なって配置され、これら左側背面フラップ31および第1左側正面フラップ41に接着される。また、右側底面フラップ22は、右側背面フラップ32および第1右側正面フラップ42と折り重なって配置され、これら右側背面フラップ32および第1右側正面フラップ42に接着される。また、左側上面フラップ51は、左側背面フラップ31および第2左側正面フラップ61と折り重なって配置され、これら左側背面フラップ31および第2左側正面フラップ61に接着される。また、右側上面フラップ52は、右側背面フラップ32および第2右側正面フラップ62と折り重なって配置され、これら右側背面フラップ32および第2右側正面フラップ62に接着される。
左側背面フラップ31は、図2に示すように、背面板30に連設される基部31aと、後述する左側切取線72によって基部31aから分離される分離部31bとを有し、分離部31bで左側上面フラップ51に接着される。同様に、右側背面フラップ32は、背面板30に連設される基部32aと、後述する右側切取線73によって基部32aから分離される分離部32bとを有し、分離部32bで右側上面フラップ52に接着される。
なお、折り重なって配置される各フラップ21〜62の上下関係、すなわち、折り重なって配置される2枚のフラップ21〜62のうち、いずれのフラップ21〜62を包装箱10の外側または内側に配置するかについては、実施形態に応じて任意に決定すればよい。また、折り重なって配置される2枚のフラップ21〜62同士を接着するか否かは、実施形態に応じて任意に決定すればよい。また、折り重なって配置される各フラップ21〜62同士を固着する方法については、接着に限定されない。
包装箱10には、図1や図2に示すように、ミシン目状の切取可能線70が形成されており、この切取可能線70を破断することにより、包装箱10は、箱本体部80および蓋部90の2つのパーツに分離される。
なお、本実施形態では、箱本体部80は、底面板20、左側底面フラップ21、右側底面フラップ22、背面板30、左側背面フラップ31、右側背面フラップ32、第1正面板40、第1左側正面フラップ41、および、第1右側正面フラップ42から主に構成される。また、蓋部90は、上面板50、左側上面フラップ51、右側上面フラップ52、第2正面板60、第2左側正面フラップ61、および、第2右側正面フラップ62から主に構成される。
切取可能線70は、図2に示すように、背面側折目線74の左端から右端まで延びる中央切取線71と、左側背面フラップ31に形成された左側切取線72と、右側背面フラップ32に形成された右側切取線73とを有している。
中央切取線71は、図2に示すように、背面側折目線74の左端から背面側折目線74の途中箇所(後述する左側の罫線起点部71d)まで延びる左側部分71aと、背面側折目線74の右端から背面側折目線74の途中箇所(後述する右側の罫線起点部71e)まで延びる右側部分71bと、左側部分71aの右端から背面板30を通って右側部分71bの左端まで延びる略コ字状の押込部画定部71cとを有している。
押込部画定部71cと背面側折目線74とによって画定された部分は、背面側折目線74から下方に突出するように、背面板30に形成された押込部33として機能する。
左側切取線72は、図2に示すように、中央切取線71の左端から左側背面フラップ31の正面側辺部まで、左側背面フラップ31の正面側辺部に対して斜めに延びている。
また、右側切取線73は、図2に示すように、中央切取線71の右端から右側背面フラップ32の正面側辺部まで、右側背面フラップ32の正面側辺部に対して斜めに延びている。
なお、本実施形態では、左側切取線72が左側背面フラップ31に形成されているが、図6(a)や図6(b)に示すように、左側切取線72は、左側背面フラップ31または左側上面フラップ51の少なくとも一方に形成されていればよく、同様に、右側切取線73は、右側背面フラップ32または右側上面フラップ52の少なくとも一方に形成されていればよい。また、上面フラップ51、52に切取線72、73を形成した場合、切取線72、73は、中央切取線71の左端または右端から上面フラップ51、52の底面側辺部まで延び、左側背面フラップ31や右側背面フラップ32の場合と同様に、切取線72、73によって基部51a、52aから分離される分離部51b、52bが、背面フラップ31、32に接着される。
上面板50には、中央切取線71上における左右両端以外の箇所から正面側に向けて延びる少なくとも1本の罫線53が形成されている。
本実施形態では、図1や図2に示すように、上面板50には、中央切取線71上の互いに離間した2つの罫線起点部71d、71eから正面側に向けて延びる2本の罫線53が形成されている。これら2本の罫線53は、正面側に向かうに従って相互間の間隔が広がるように、上面板50上の途中まで延びている。
つぎに、本実施形態の包装箱10の開封方法について、以下に説明する。
まず、図3(a)に示すように、包装箱10の内側に向けて押込部33を押し込むことで、中央切取線71の押込部画定部71cを破断させ、使用者の手を包装箱10内に挿入する。
次に、図3(a)に示すように、上面板50を持ち上げることで、中央切取線71の左側部分71aおよび右側部分71bを破断させる。
次に、図3(b)に示すように、上面板50を更に持ち上げることで、左側背面フラップ31の左側切取線72、および、右側背面フラップ32の右側切取線73を破断させる。
この際、図4に示すように、上面板50の持ち上げに伴って上面板50が罫線53に沿って折れ曲がり、上面板50の背面側辺部の左右両端を左右方向の内側に向けて引っ張って移動させることが可能であるため、左側切取線72および右側切取線73の上端部に剪断力を作用させて左側切取線72および右側切取線73の上端部を破断させ、この破断させた部分を起点として左側切取線72および右側切取線73を小さい力で破断させることができる。
なお、図4においては、理解を容易にするために左側切取線72を図示したが、この左側切取線72が形成された左側背面フラップ31は、左側上面フラップ51の内側に配置されており、左側切取線72が外側から見えることはない。
最後に、図3(c)に示すように、蓋部90を除去することで、包装箱10の開封を完了する。
つぎに、収容物品Wの包装方法について、図5に基づいて以下に説明する。
まず、図5(a)〜(b)に示すように、底面板20を下方に向けた姿勢で包装箱10を作業面上に置いた後、底面板20の内面上に収容物品Wを配置する。
次に、図5(c)〜(e)に示すように、収容物品Wを包むように、各板20〜60および各フラップ21〜62を折り曲げ、折り重なったフラップ21〜62同士を接着する。
このように、本実施形態の包装箱10では、収容物品Wの包装時に、作業途中で包装箱10や収容物品Wの姿勢を変えることなく、収容物品Wの包装を完了することができる。
次に、本考案の第2実施形態に係る包装箱10について、図7〜図9に基づいて説明する。ここで、第2実施形態では、一部構成については、前述した第1実施形態と全く同じであるため、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
まず、第2実施形態の包装箱10では、図7〜図9に示すように、上面板50、左側上面フラップ51、および、右側上面フラップ52には、左側上面フラップ51の底面側辺部から右側上面フラップ52の底面側辺部まで直線状に延びる少なくとも1本の追加切取線75が形成されている。本実施形態では、2本の追加切取線75が形成されている。
これら追加切取線75は、包装箱10に2つ目の開封方法を付与するものであり、すなわち、図9(a)〜(c)に示すように、2本の追加切取線75を破断させることにより、蓋部90の正面側部分のみを除去することができ、具体的には、上面板50の正面側の一部、左側上面フラップ51の正面側の一部、右側上面フラップ52の正面側の一部、第2正面板60、第2左側正面フラップ61、および、第2右側正面フラップ62を除去することができる。
また、第2実施形態の包装箱10では、図9(a)に示すように、第2正面板60の下側部分が、第1正面板40の内側に配置される。
次に、本考案の包装箱10の参考例について、図10に基づいて説明する。ここで、本参考例では、一部構成については、前述した第2実施形態と全く同じであるため、相違点以外の構成については、その説明を省略する。
本参考例の包装箱10では、図10に示すように、第1正面板40の上面側辺部に凹部43が形成されている。これにより、第2正面板60の下側部分を第1正面板40の内側に挿入し易くなるとともに、箱本体部80に収容された収容物品Wを、包装箱10の正面側から視認し易くなる。
以上、本考案の実施形態を詳述したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
例えば、上述した実施形態では、包装箱が段ボールから形成されているものとして説明したが、包装箱の具体的な材料は、1枚の板材であれば如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、罫線、中央切取線の左側部分および右側部分、左側切取線、右側切取線等が、直線状に延びているものとして説明したが、少なくとも一部分が曲線状に形成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、上面板に形成される罫線の本数が2本であるものとして説明したが、罫線の本数は1本以上であればよい。また、罫線の長さ等の各種設計については、包装箱の開封時において、上面板が折れ曲がり、上面板の背面側辺部の左右両端を左右方向の内側に向けて移動させることが可能なものであれば、如何なるものでもよい。
また、上述した実施形態では、底面板を下方に向けた姿勢で包装箱を使用するものとして説明したが、包装箱の使用方法は実施態様に応じて任意に決定すればよく、例えば上面板や背面板を下方に向けた姿勢で包装箱を使用してもよい。
10 ・・・ 包装箱
20 ・・・ 底面板
21 ・・・ 左側底面フラップ
22 ・・・ 右側底面フラップ
30 ・・・ 背面板
31 ・・・ 左側背面フラップ
31a ・・・ 基部
31b ・・・ 分離部
32 ・・・ 右側背面フラップ
32a ・・・ 基部
32b ・・・ 分離部
33 ・・・ 押込部
40 ・・・ 第1正面板
41 ・・・ 第1左側正面フラップ
42 ・・・ 第1右側正面フラップ
43 ・・・ 凹部
50 ・・・ 上面板
51 ・・・ 左側上面フラップ
52 ・・・ 右側上面フラップ
53 ・・・ 罫線
60 ・・・ 第2正面板
61 ・・・ 第2左側正面フラップ
62 ・・・ 第2右側正面フラップ
70 ・・・ 切取可能線
71 ・・・ 中央切取線
71a ・・・ 左側部分
71b ・・・ 右側部分
71c ・・・ 押込部画定部
72 ・・・ 左側切取線
73 ・・・ 右側切取線
74 ・・・ 背面側折目線
75 ・・・ 追加切取線
80 ・・・ 箱本体部
90 ・・・ 蓋部
W ・・・ 収容物品

Claims (4)

  1. 1枚のシート状のブランクにより形成され、収容物品を収容可能な箱本体部と、箱本体部に切取可能線を介して連設された蓋部とから構成される包装箱であって、
    底面板と、前記底面板の背面側辺部に折目線を介して連設された背面板と、前記背面板の上面側辺部に背面側折目線を介して連設された上面板と、前記背面板の左側辺部に折目線を介して連設された左側背面フラップと、前記背面板の右側辺部に折目線を介して連設された右側背面フラップと、前記上面板の左側辺部に折目線を介して連設された左側上面フラップと、前記上面板の右側辺部に折目線を介して連設された右側上面フラップとを備え、
    前記切取可能線は、前記背面側折目線の左端から右端まで延びる中央切取線と、前記左側背面フラップまたは前記左側上面フラップの少なくとも一方に形成され、前記中央切取線の左端から前記左側背面フラップの正面側辺部または前記左側上面フラップの底面側辺部まで延びる左側切取線と、前記右側背面フラップまたは前記右側上面フラップの少なくとも一方に形成され、前記中央切取線の右端から前記右側背面フラップの正面側辺部または前記右側上面フラップの底面側辺部まで延びる右側切取線とを有し、
    前記上面板には、前記中央切取線上における左右両端以外の箇所から正面側に向けて延びる少なくとも1本の罫線が形成されていることを特徴とする包装箱。
  2. 前記上面板には、前記中央切取線上の互いに離間した2つの罫線起点部から正面側に向けてそれぞれ延びる2本の罫線が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
  3. 前記背面板には、前記背面側折目線から下方に突出する押込部が形成され、
    前記中央切取線は、前記背面側折目線の左端から前記2つの罫線起点部のうち左側の罫線起点部まで延びる左側部分と、前記背面側折目線の右端から前記2つの罫線起点部のうち右側の罫線起点部まで延びる右側部分と、前記左側の罫線起点部から前記背面板を通って前記右側の罫線起点部まで延び、前記押込部を画定する押込部画定部とを有していることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
  4. 前記2本の罫線は、正面側に向かうに従って相互間の間隔が広がるように形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の包装箱。
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