JP3219070B2 - 回線復旧方式 - Google Patents
回線復旧方式Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベーシック手順通
信の公衆回線接続において、データ転送中に検出された
キャリアのオフ状態に対して、データ回線の復旧を行う
回線復旧方式に関する。
信の公衆回線接続において、データ転送中に検出された
キャリアのオフ状態に対して、データ回線の復旧を行う
回線復旧方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ベーシック手順通信の公衆回線接
続において、公衆回線に接続された例えば変復調装置等
からなるデータ回線の終端装置(DCE:Data Circuit
s Terminating Equipment)は、データ受信中、すなわ
ち電文の受信を開始してから終結符号を受け取るまでの
間に、キャリア断(キャリアのオフ状態)、すなわちキ
ャリア信号の切断を検出すると、データ回線の障害と見
なしてCD(キャリア検出)信号をオフ状態にする。こ
れに伴って、例えば通信制御装置と、中央処理演算装置
とを具備するホストコンピュータからなるデータ端末装
置(端末装置、DTE:Data Terminal Equipment)
は、DCEからのCD信号のオフ状態を検出すると、デ
ータ回線の復旧処理を開始する。DTEによるデータ回
線の復旧処理では、先ず、一旦データ回線を切断してか
らデータ回線の再接続を行う。そして、例えばデータの
送信元等に受信要求を発行して、データの再送要求等を
行う。
続において、公衆回線に接続された例えば変復調装置等
からなるデータ回線の終端装置(DCE:Data Circuit
s Terminating Equipment)は、データ受信中、すなわ
ち電文の受信を開始してから終結符号を受け取るまでの
間に、キャリア断(キャリアのオフ状態)、すなわちキ
ャリア信号の切断を検出すると、データ回線の障害と見
なしてCD(キャリア検出)信号をオフ状態にする。こ
れに伴って、例えば通信制御装置と、中央処理演算装置
とを具備するホストコンピュータからなるデータ端末装
置(端末装置、DTE:Data Terminal Equipment)
は、DCEからのCD信号のオフ状態を検出すると、デ
ータ回線の復旧処理を開始する。DTEによるデータ回
線の復旧処理では、先ず、一旦データ回線を切断してか
らデータ回線の再接続を行う。そして、例えばデータの
送信元等に受信要求を発行して、データの再送要求等を
行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなキャリア
断におけるデータ回線の復旧方式では、DTEがCD信
号のオフ状態を検出すると、DTEのホストコンピュー
タ上のベーシック手順通信ハンドラが、DTEの中央演
算処理装置の資源を使用して通信制御装置を介して、デ
ータ回線の再接続、データの再受信要求、データの再送
要求等を行うため、データ回線の復旧に時間がかかると
いう問題があった。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、キャリア断におけるデータ回線の復旧処理の時
間を短縮することが可能な回線復旧方式を提供すること
を目的とする。
断におけるデータ回線の復旧方式では、DTEがCD信
号のオフ状態を検出すると、DTEのホストコンピュー
タ上のベーシック手順通信ハンドラが、DTEの中央演
算処理装置の資源を使用して通信制御装置を介して、デ
ータ回線の再接続、データの再受信要求、データの再送
要求等を行うため、データ回線の復旧に時間がかかると
いう問題があった。本発明は上記事情に鑑みてなされた
もので、キャリア断におけるデータ回線の復旧処理の時
間を短縮することが可能な回線復旧方式を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して係る
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の回線
復旧方式は、ベーシック手順通信の公衆回線接続におい
て、データ転送中に検出されたキャリアのオフ状態に対
して、データ回線の終端装置から、前記データ回線の復
旧を行う回線復旧方式であって、前記データ回線から受
信したデータをメモリに待避するステップと、前記デー
タ回線から前記キャリアのオフ状態を検出した際に、前
記メモリに待避した前記データの最後に前記データ転送
の終結符号が付加されているか否かを判別するステップ
と、前記メモリに待避した前記データの最後に前記終結
符号が付加されていない場合に、前記データの送信元で
ある相手局に否定応答の信号を送信するステップとを含
むことを特徴としている。
目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の回線
復旧方式は、ベーシック手順通信の公衆回線接続におい
て、データ転送中に検出されたキャリアのオフ状態に対
して、データ回線の終端装置から、前記データ回線の復
旧を行う回線復旧方式であって、前記データ回線から受
信したデータをメモリに待避するステップと、前記デー
タ回線から前記キャリアのオフ状態を検出した際に、前
記メモリに待避した前記データの最後に前記データ転送
の終結符号が付加されているか否かを判別するステップ
と、前記メモリに待避した前記データの最後に前記終結
符号が付加されていない場合に、前記データの送信元で
ある相手局に否定応答の信号を送信するステップとを含
むことを特徴としている。
【0005】上記の回線復旧方式では、キャリアのオフ
状態を検出した際に、データ回線の終端装置においてキ
ャリア検出信号をオフ状態にすること無く、データ回線
を保持したままで否定応答(NAK:Negative Acknowl
edge)をデータの送信元に送信して、データの再送を促
進することにより、データ回線の終端装置を介してデー
タを受信する端末装置はデータ回線と接続状態のまま、
再送されるデータの受信待ち状態となり、データ端末装
置が例えばキャリア検出信号のオフ状態を検出する等に
よってデータ回線の再接続、データの再受信要求、デー
タの再送要求等の復旧処理を行う必要が無く、データ回
線の復旧処理に掛かる時間を短縮化することが可能とな
る。
状態を検出した際に、データ回線の終端装置においてキ
ャリア検出信号をオフ状態にすること無く、データ回線
を保持したままで否定応答(NAK:Negative Acknowl
edge)をデータの送信元に送信して、データの再送を促
進することにより、データ回線の終端装置を介してデー
タを受信する端末装置はデータ回線と接続状態のまま、
再送されるデータの受信待ち状態となり、データ端末装
置が例えばキャリア検出信号のオフ状態を検出する等に
よってデータ回線の再接続、データの再受信要求、デー
タの再送要求等の復旧処理を行う必要が無く、データ回
線の復旧処理に掛かる時間を短縮化することが可能とな
る。
【0006】さらに、請求項2に記載の回線復旧方式
は、ベーシック手順通信の公衆回線接続において、デー
タ転送中に検出されたキャリアのオフ状態に対して、デ
ータ回線の終端装置を介してデータを受信する端末装置
に具備される通信制御装置から、前記データ回線の復旧
を行う回線復旧方式であって、前記データ回線から受信
したデータをメモリに待避するステップと、前記終端装
置からキャリア検出信号のオフ状態を検出した際に、前
記メモリに待避した前記データの最後に前記データ転送
の終結符号が付加されているか否かを判別するステップ
と、前記メモリに待避した前記データの最後に前記終結
符号が付加されていない場合に、前記データの送信元で
ある相手局に否定応答の信号を送信するステップとを含
むことを特徴としている。
は、ベーシック手順通信の公衆回線接続において、デー
タ転送中に検出されたキャリアのオフ状態に対して、デ
ータ回線の終端装置を介してデータを受信する端末装置
に具備される通信制御装置から、前記データ回線の復旧
を行う回線復旧方式であって、前記データ回線から受信
したデータをメモリに待避するステップと、前記終端装
置からキャリア検出信号のオフ状態を検出した際に、前
記メモリに待避した前記データの最後に前記データ転送
の終結符号が付加されているか否かを判別するステップ
と、前記メモリに待避した前記データの最後に前記終結
符号が付加されていない場合に、前記データの送信元で
ある相手局に否定応答の信号を送信するステップとを含
むことを特徴としている。
【0007】上記の回線復旧方式では、端末装置からデ
ータ回線の復旧処理を行う際に、端末装置がデータ回線
の終端装置から送出されるキャリア検出信号のオフ状態
を検出すると、端末装置は、データ回線を保持したまま
でNAKをデータの送信元に送信してデータの再送を促
進するため、例えばデータ回線の再接続、データの再受
信要求、データの再送要求等の復旧処理を行う必要が無
く、データ回線の復旧処理に掛かる時間を短縮化するこ
とができることに加えて、端末装置は中央演算処理装置
の資源を使用すること無しに、端末装置の通信制御装置
のみにおいてデータ回線の復旧処理を行うため、データ
回線の復旧処理に掛かる時間をより一層短縮化すること
が可能となる。
ータ回線の復旧処理を行う際に、端末装置がデータ回線
の終端装置から送出されるキャリア検出信号のオフ状態
を検出すると、端末装置は、データ回線を保持したまま
でNAKをデータの送信元に送信してデータの再送を促
進するため、例えばデータ回線の再接続、データの再受
信要求、データの再送要求等の復旧処理を行う必要が無
く、データ回線の復旧処理に掛かる時間を短縮化するこ
とができることに加えて、端末装置は中央演算処理装置
の資源を使用すること無しに、端末装置の通信制御装置
のみにおいてデータ回線の復旧処理を行うため、データ
回線の復旧処理に掛かる時間をより一層短縮化すること
が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回線復旧方式の実
施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1
は本発明の一実施形態に係わる回線復旧方式を具現する
DCEのブロック構成図である。本実施の形態による回
線復旧方式を具現するDCE10は、図1に示すよう
に、受信データをローカルエリアに一時待避する手段1
01と、最後に受信したデータは終結符号かを判別する
手段102と、相手局にNAKを送信する手段103
と、ローカルメモリ104とを具備している。受信デー
タをローカルエリアに一時待避する手段101は、デー
タ回線から受信したデータを、DCE10内のローカル
メモリ104に一時的に待避させる。最後に受信したデ
ータは終結符号かを判別する手段102は、ローカルメ
モリ104に一時的に待避されたデータの最後の例えば
伝送制御キャラクタ等のキャラクタが、終結符号である
かどうかを判別する。相手局にNAKを送信する手段1
03は、データの送信元とされる相手局に対して、NA
Kを送信して、データの再送を促進する。
施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1
は本発明の一実施形態に係わる回線復旧方式を具現する
DCEのブロック構成図である。本実施の形態による回
線復旧方式を具現するDCE10は、図1に示すよう
に、受信データをローカルエリアに一時待避する手段1
01と、最後に受信したデータは終結符号かを判別する
手段102と、相手局にNAKを送信する手段103
と、ローカルメモリ104とを具備している。受信デー
タをローカルエリアに一時待避する手段101は、デー
タ回線から受信したデータを、DCE10内のローカル
メモリ104に一時的に待避させる。最後に受信したデ
ータは終結符号かを判別する手段102は、ローカルメ
モリ104に一時的に待避されたデータの最後の例えば
伝送制御キャラクタ等のキャラクタが、終結符号である
かどうかを判別する。相手局にNAKを送信する手段1
03は、データの送信元とされる相手局に対して、NA
Kを送信して、データの再送を促進する。
【0009】本実施の形態による回線復旧方式を具現す
るDCE10は上述の構成を備えており、次に、DCE
10における回線復旧方式の動作について図2を参照し
ながら説明する。図2は本実施の形態による回線復旧方
式の動作を示すフローチャートである。まず、処理が開
始されると(ステップS1)、データ回線からデータが
送信されて来る合図となる相手局からのキャリアオン
(キャリアのオン状態)を受信する(ステップS2)。
その後、相手局から送信されて来るデータを受信する
と、受信したデータを一時的にDCE10のローカルメ
モリ104に待避する(ステップS3)。次に、相手局
からのキャリアオフ(キャリア断)を受信した際に(ス
テップS4)、このキャリアオフが、データの受信が正
常に完了した場合のものか、あるいはデータ受信中のデ
ータ回線の異常に起因するものかを判別するために、ロ
ーカルメモリ104に待避されたデータの最後の例えば
伝送制御キャラクタ等のキャラクタが終結符号であるか
否かを判別し(ステップS5)、終結符号である場合は
(ステップS5のYES側)、データ受信が正常に完了
したと判断して、ステップS1の処理開始に戻る。
るDCE10は上述の構成を備えており、次に、DCE
10における回線復旧方式の動作について図2を参照し
ながら説明する。図2は本実施の形態による回線復旧方
式の動作を示すフローチャートである。まず、処理が開
始されると(ステップS1)、データ回線からデータが
送信されて来る合図となる相手局からのキャリアオン
(キャリアのオン状態)を受信する(ステップS2)。
その後、相手局から送信されて来るデータを受信する
と、受信したデータを一時的にDCE10のローカルメ
モリ104に待避する(ステップS3)。次に、相手局
からのキャリアオフ(キャリア断)を受信した際に(ス
テップS4)、このキャリアオフが、データの受信が正
常に完了した場合のものか、あるいはデータ受信中のデ
ータ回線の異常に起因するものかを判別するために、ロ
ーカルメモリ104に待避されたデータの最後の例えば
伝送制御キャラクタ等のキャラクタが終結符号であるか
否かを判別し(ステップS5)、終結符号である場合は
(ステップS5のYES側)、データ受信が正常に完了
したと判断して、ステップS1の処理開始に戻る。
【0010】一方、ローカルメモリ104に待避された
データの最後の例えば伝送制御キャラクタが終結符号以
外の場合には(ステップS5のNO側)、データ受信中
に回線異常によってキャリア断が発生したと判断する。
キャリア断が発生したと判断すると、キャリア断によっ
て正常に受信できなかったデータを、再度、相手局から
送信してもらうために、相手局に対してNAKを送出し
て(ステップS6)、ステップS1の処理開始に戻る。
データの最後の例えば伝送制御キャラクタが終結符号以
外の場合には(ステップS5のNO側)、データ受信中
に回線異常によってキャリア断が発生したと判断する。
キャリア断が発生したと判断すると、キャリア断によっ
て正常に受信できなかったデータを、再度、相手局から
送信してもらうために、相手局に対してNAKを送出し
て(ステップS6)、ステップS1の処理開始に戻る。
【0011】本実施の形態による回線復旧方式によれ
ば、キャリア断を検出した際に、DCE10においてC
D信号をオフにすること無しに、データ回線を保持した
ままでNAKをデータの送信元の相手局に送信して、デ
ータの再送を促進することにより、DTEはデータ回線
と接続状態のまま、再送されるデータの受信待ち状態と
なり、DTEが例えばCD信号のオフ状態を検出する等
によってデータ回線の再接続、データの再受信要求、デ
ータの再送要求等の復旧処理を行う必要が無く、データ
回線の復旧処理に掛かる時間を短縮化することが可能と
なる。
ば、キャリア断を検出した際に、DCE10においてC
D信号をオフにすること無しに、データ回線を保持した
ままでNAKをデータの送信元の相手局に送信して、デ
ータの再送を促進することにより、DTEはデータ回線
と接続状態のまま、再送されるデータの受信待ち状態と
なり、DTEが例えばCD信号のオフ状態を検出する等
によってデータ回線の再接続、データの再受信要求、デ
ータの再送要求等の復旧処理を行う必要が無く、データ
回線の復旧処理に掛かる時間を短縮化することが可能と
なる。
【0012】次に、本実施の形態の変形例について説明
する。図3は本実施形態の変形例に係わる回線復旧方式
を具現するDTEの通信制御装置のブロック構成図であ
り、図4は図3に示す通信制御装置における回線復旧方
式の動作を示すフローチャートである。図3に示すよう
に、通信制御装置20は、受信データをローカルエリア
に一時待避する手段101と、最後に受信したデータは
終結符号かを判別する手段102と、相手局にNAKを
送信する手段103と、ローカルメモリ104とを具備
している。まず、処理が開始されると(ステップT
1)、データ回線からデータが送信されて来る合図とな
るDCEからのCD信号オンを受信する(ステップT
2)。その後、相手局から送信されて来るデータを受信
すると、受信したデータを一時的に通信制御装置20の
ローカルメモリ104に待避する(ステップT3)。次
に、DCEからのCD信号オフを受信した際に(ステッ
プT4)、このCD信号オフが、データの受信が正常に
完了した場合のものか、あるいはデータ受信中のデータ
回線の異常に起因するものかを判別するために、ローカ
ルメモリ104に待避されたデータの最後の例えば伝送
制御キャラクタ等のキャラクタが終結符号であるか否か
を判別し(ステップT5)、終結符号である場合は(ス
テップT5のYES側)、データ受信が正常に完了した
と判断して、ステップT1の処理開始に戻る。
する。図3は本実施形態の変形例に係わる回線復旧方式
を具現するDTEの通信制御装置のブロック構成図であ
り、図4は図3に示す通信制御装置における回線復旧方
式の動作を示すフローチャートである。図3に示すよう
に、通信制御装置20は、受信データをローカルエリア
に一時待避する手段101と、最後に受信したデータは
終結符号かを判別する手段102と、相手局にNAKを
送信する手段103と、ローカルメモリ104とを具備
している。まず、処理が開始されると(ステップT
1)、データ回線からデータが送信されて来る合図とな
るDCEからのCD信号オンを受信する(ステップT
2)。その後、相手局から送信されて来るデータを受信
すると、受信したデータを一時的に通信制御装置20の
ローカルメモリ104に待避する(ステップT3)。次
に、DCEからのCD信号オフを受信した際に(ステッ
プT4)、このCD信号オフが、データの受信が正常に
完了した場合のものか、あるいはデータ受信中のデータ
回線の異常に起因するものかを判別するために、ローカ
ルメモリ104に待避されたデータの最後の例えば伝送
制御キャラクタ等のキャラクタが終結符号であるか否か
を判別し(ステップT5)、終結符号である場合は(ス
テップT5のYES側)、データ受信が正常に完了した
と判断して、ステップT1の処理開始に戻る。
【0013】一方、ローカルメモリエリア104に待避
されたデータの最後の例えば伝送制御キャラクタが終結
符号以外の場合には(ステップT5のNO側)、データ
受信中にデータ回線の異常によってキャリア断が発生し
たと判断する。キャリア断が発生したと判断すると、キ
ャリア断によって正常に受信できなかったデータを、再
度、相手局から送信してもらうために、相手局に対して
NAKを送出して(ステップT6)、ステッTS1の処
理開始に戻る。この場合、DTEにおいてデータ回線の
復旧処理を行う際に、DTEの中央処理演算装置を介す
ること無しに、通信制御装置20のみで復旧処理を行う
ことによって、復旧処理の時間を短縮することが出来
る。
されたデータの最後の例えば伝送制御キャラクタが終結
符号以外の場合には(ステップT5のNO側)、データ
受信中にデータ回線の異常によってキャリア断が発生し
たと判断する。キャリア断が発生したと判断すると、キ
ャリア断によって正常に受信できなかったデータを、再
度、相手局から送信してもらうために、相手局に対して
NAKを送出して(ステップT6)、ステッTS1の処
理開始に戻る。この場合、DTEにおいてデータ回線の
復旧処理を行う際に、DTEの中央処理演算装置を介す
ること無しに、通信制御装置20のみで復旧処理を行う
ことによって、復旧処理の時間を短縮することが出来
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明の回線復旧方式によれば、キャリアのオフ状態を検
出した際に、データ回線の終端装置においてキャリア検
出信号をオフ状態にすること無く、データ回線を保持し
たままで否定応答をデータの送信元に送信することによ
り、データの端末装置はデータ回線と接続状態のまま、
再送されるデータの受信待ち状態となり、端末装置が例
えばキャリア検出信号のオフ状態を検出する等によって
データ回線の再接続、データの再受信要求、データの再
送要求等の復旧処理を行う必要が無く、データ回線の復
旧処理に掛かる時間を短縮化することが可能となる。ま
た、請求項2記載の回線復旧方式によれば、端末装置か
らデータ回線の復旧処理を行う際に、端末装置がデータ
回線の終端装置から送出されるキャリア検出信号のオフ
状態を検出すると、端末装置は、データ回線を保持した
ままで否定応答をデータの送信元に送信してデータの再
送を促進するため、例えばデータ回線の再接続、データ
の再受信要求、データの再送要求等の復旧処理を行う必
要が無く、データ回線の復旧処理に掛かる時間を短縮化
することができることに加えて、端末装置は中央演算処
理装置の資源を使用すること無しに、端末装置の通信制
御装置のみにおいてデータ回線の復旧処理を行うため、
データ回線の復旧処理に掛かる時間をより一層短縮化す
ることが可能となる。
発明の回線復旧方式によれば、キャリアのオフ状態を検
出した際に、データ回線の終端装置においてキャリア検
出信号をオフ状態にすること無く、データ回線を保持し
たままで否定応答をデータの送信元に送信することによ
り、データの端末装置はデータ回線と接続状態のまま、
再送されるデータの受信待ち状態となり、端末装置が例
えばキャリア検出信号のオフ状態を検出する等によって
データ回線の再接続、データの再受信要求、データの再
送要求等の復旧処理を行う必要が無く、データ回線の復
旧処理に掛かる時間を短縮化することが可能となる。ま
た、請求項2記載の回線復旧方式によれば、端末装置か
らデータ回線の復旧処理を行う際に、端末装置がデータ
回線の終端装置から送出されるキャリア検出信号のオフ
状態を検出すると、端末装置は、データ回線を保持した
ままで否定応答をデータの送信元に送信してデータの再
送を促進するため、例えばデータ回線の再接続、データ
の再受信要求、データの再送要求等の復旧処理を行う必
要が無く、データ回線の復旧処理に掛かる時間を短縮化
することができることに加えて、端末装置は中央演算処
理装置の資源を使用すること無しに、端末装置の通信制
御装置のみにおいてデータ回線の復旧処理を行うため、
データ回線の復旧処理に掛かる時間をより一層短縮化す
ることが可能となる。
【図1】 本発明の一実施形態に係わる回線復旧方式を
具現するDCEのブロック構成図である。
具現するDCEのブロック構成図である。
【図2】 本実施の形態による回線復旧方式の動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図3】 本実施形態の変形例に係わる回線復旧方式を
具現するDTEの通信制御装置のブロック構成図であ
る。
具現するDTEの通信制御装置のブロック構成図であ
る。
【図4】 図3に示す通信制御装置における回線復旧方
式の動作を示すフローチャートである。
式の動作を示すフローチャートである。
10 DCE 20 通信制御装置 101 受信データをローカルエリアに一時待避する手
段 102 最後に受信したデータは終結符号かを判別する
手段 103 相手局にNAKを送信する手段 104 ローカルメモリ
段 102 最後に受信したデータは終結符号かを判別する
手段 103 相手局にNAKを送信する手段 104 ローカルメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/14 H04L 29/08 H04M 11/00 303
Claims (2)
- 【請求項1】 ベーシック手順通信の公衆回線接続にお
いて、データ転送中に検出されたキャリアのオフ状態に
対して、データ回線の終端装置から、前記データ回線の
復旧を行う回線復旧方式であって、 前記データ回線から受信したデータをメモリに待避する
ステップと、 前記データ回線から前記キャリアのオフ状態を検出した
際に、前記メモリに待避した前記データの最後に前記デ
ータ転送の終結符号が付加されているか否かを判別する
ステップと、 前記メモリに待避した前記データの最後に前記終結符号
が付加されていない場合に、前記データの送信元である
相手局に否定応答の信号を送信するステップとを含むこ
とを特徴とする回線復旧方式。 - 【請求項2】 ベーシック手順通信の公衆回線接続にお
いて、データ転送中に検出されたキャリアのオフ状態に
対して、データ回線の終端装置を介してデータを受信す
る端末装置に具備される通信制御装置から、前記データ
回線の復旧を行う回線復旧方式であって、 前記データ回線から受信したデータをメモリに待避する
ステップと、 前記終端装置からキャリア検出信号のオフ状態を検出し
た際に、前記メモリに待避した前記データの最後に前記
データ転送の終結符号が付加されているか否かを判別す
るステップと、 前記メモリに待避した前記データの最後に前記終結符号
が付加されていない場合に、前記データの送信元である
相手局に否定応答の信号を送信するステップとを含むこ
とを特徴とする請求項1に記載の回線復旧方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03203199A JP3219070B2 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 回線復旧方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03203199A JP3219070B2 (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 回線復旧方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000232499A JP2000232499A (ja) | 2000-08-22 |
JP3219070B2 true JP3219070B2 (ja) | 2001-10-15 |
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ID=12347514
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---|---|---|---|
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---|---|
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1999
- 1999-02-09 JP JP03203199A patent/JP3219070B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000232499A (ja) | 2000-08-22 |
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