JP2001218276A - 移動通信システムにおけるデータ通信方法及び装置 - Google Patents

移動通信システムにおけるデータ通信方法及び装置

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JP2001218276A
JP2001218276A JP2000028349A JP2000028349A JP2001218276A JP 2001218276 A JP2001218276 A JP 2001218276A JP 2000028349 A JP2000028349 A JP 2000028349A JP 2000028349 A JP2000028349 A JP 2000028349A JP 2001218276 A JP2001218276 A JP 2001218276A
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JP2000028349A
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Hidetoshi Yazaki
英俊 矢崎
Motonori Tokuda
元紀 徳田
Kenichi Yakura
憲一 矢倉
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Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、データ通信において不都合あ
った場合に、その不都合に対して確実、かつ効率的に対
処できるようにしたデータ通信方法及び装置を提供する
ことである。 【解決手段】上記課題は、移動通信システムにおいて送
信局装置から受信局装置にデータを送信するに際して、
送信局装置は、データを所定単位毎に送信し、該データ
の最終単位を送信した後に応答待ち状態となり、受信局
装置は、送信局装置からのデータを当該所定単位ごとに
順次受信し、データの最終単位を受信したときに送信局
装置に対して受信完了応答信号を送信し、送信局装置
は、上記受信完了応答信号を受信することなく上記応答
待ち状態が所定時間継続したときに、受信局装置に対し
て確認情報を送信し、上記確認情報を受信した受信局装
置は、該確認情報受信時の当該受信局装置の状況に応じ
た確認応答情報を送信局装置に送信し、上記確認応答情
報を受信した送信局装置は、該確認応答情報に応じた処
理を行うようにしたデータ通信方法にて達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
におけるデータ通信方法及び装置に係り、詳しくは、移
動通信システムにおいて送信局装置から受信局装置にデ
ータを送信する際に、そのデータ通信において不都合が
あった場合に、その不都合に対して確実、かつ効率的に
対処できるようにしたデータ通信方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、移動機(携帯電話機など)と情報
提供サーバとを移動パケット通信システムを介して接続
し、移動機に対する種々の情報提供サービスやメール送
受信サービス等を実現する移動通信システムが実現され
ている。このような移動通信システムでは、移動機に対
して無線伝送路を介してデータ通信が行われるため、受
信されるデータの一部が欠落したり誤ったりする可能性
が、有線伝送路にてデータ通信を行う場合に比べて高
い。
【0003】このような移動通信システムにおけるデー
タ通信の過程で送受信されるデータの欠落や誤りに対処
するために、従来、次のような方法がとられている。
【0004】まず、第一の方法では、送信局装置(例え
ば、交換機内に設置される)が、例えば、パケット単位
でデータを順次送信する過程で、最終のパケットの送信
を終えてから所定時間経過しても受信局装置(例えば、
移動機)から何ら応答(受信完了応答)がない場合に、
送信したデータの再送を行う。
【0005】また、第二の方法では、受信局装置が順次
パケットを受信している過程で、パケットの欠落や誤り
を検出したときに、その欠落や誤ったパケットの再送要
求を送信局装置に行い、送信局装置は再送要求を受けた
ときにその要求に係るパケットを受信局装置に送信す
る。
【0006】このような方法により、移動通信システム
でのデータ通信においてデータの欠落や誤り等の不都合
が発生しても、受信局装置において適切なデータの受信
が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記第一の方
法では、受信局装置から受信完了応答がない場合、送信
局装置では、受信局装置において欠落や誤りの発生した
データ(パケット)を確認することができないため、一
度送信した全てのデータ(パケット)を再送しなければ
ならない。このため、効率的なデータ通信が損なわれ
る。
【0008】また、第二の方法では、送信局装置は、受
信局装置から再送要求がなければ、受信局装置において
パケットの正常受信がおこなわれていると判断して、順
次パケットを送信しつづける。しかし、フェージングな
どによって無線伝送路において受信局装置からの再送要
求が欠落してしまう場合や、受信局装置の一時的な故障
により、再送要求を送信できない場合等、受信局装置が
パケットの再送をうける必要があるもかかわらず、送信
局装置にて再送要求を受信できない場合がありうる。こ
のような場合には、受信局装置はその欠落や誤ったパケ
ットの再送をうけることができない。
【0009】そこで、本発明の課題は、データ通信にお
いて不都合あった場合に、その不都合に対して確実、か
つ効率的に対処できるようにしたデータ通信方法及び装
置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、本発明に係るデータ通信方法は、請求項1に
記載されるように、移動通信システムにおいて送信局装
置から受信局装置にデータを送信するに際して、送信局
装置は、データを所定単位毎に送信し、該データの最終
単位を送信した後に応答待ち状態となり、受信局装置
は、送信局装置からのデータを当該所定単位ごとに順次
受信し、データの最終単位を受信したときに送信局装置
に対して受信完了応答信号を送信し、送信局装置は、上
記受信完了応答信号を受信することなく上記応答待ち状
態が所定時間継続したときに、受信局装置に対して確認
情報を送信し、上記確認情報を受信した受信局装置は、
該確認情報受信時の当該受信局装置の状況に応じた確認
応答情報を送信局装置に送信し、上記確認応答情報を受
信した送信局装置は、該確認応答情報に応じた処理を行
うように構成される。
【0011】このようなデータ通信方法では、送信局装
置が、データを受信局装置にデータを順次所定単位ごと
に送信して最終単位を送信した後、受信局装置から受信
完了応答信号を所定時間受信しない場合、送信局装置が
確認情報を受信局装置に送信する。そして、受信局装置
はその確認情報を受信した時点における状況に応じた確
認応答情報を返送する。そのため、送信局装置は、その
確認応答情報により受信局装置の状況を把握することが
でき、その状況に応じた処理を行うことができる。
【0012】受信局装置がそのデータの最終単位を正常
に受信できなかったという状況に的確、かつ効率的に対
処できるという観点から、本発明は、請求項2に記載さ
れるように、上記データ通信方法において、上記受信局
装置は、上記確認情報を受信した時点でデータの最終単
位をまだ正常に受信していない場合、少なくとも当該最
終単位を含むまだ正常に受信していないデータの単位に
ついての再送要求を上記確認応答情報として送信するよ
うに構成することができる。
【0013】また、受信局装置がデータの最終単位まで
正常に受信して受信完了信号を送信したにもかかわら
ず、その受信完了信号がなんらかの理由によって送信局
装置に届かなかったという状況に的確、かつ効率的に対
処できるという観点から、本発明は、請求項3に記載さ
れるように、上記各データ通信方法において、上記受信
局装置は、上記確認情報を受信した時点ですでに受信完
了応答信号を送信している場合、該受信完了応答信号を
上記確認応答情報として再送信するように構成すること
ができる。
【0014】更に、受信局装置が順次データを受信して
そのデータの最終単位を受信した時点で、その最終単位
以外のデータの単位を受信していなかったという状況に
的確、かつ効率的に対処できるという観点から、本発明
は、請求項4に記載されるように、上記各データ通信方
法において、受信局装置は、データの最終単位を受信し
た時点でデータの他の単位を正常に受信していない場
合、上記受信完了応答信号に代えて、正常に受信してい
ないデータの他の単位についての再送要求を送信局装置
に送信し、該再送要求を受信した送信局装置は、その再
送要求に係るデータの他の単位を受信局装置に再度送信
するように構成することができる。
【0015】請求項5に記載されるように、上記送信局
装置は、パケットをデータの単位として送信するするこ
とができる。
【0016】また、受信局装置にてデータの最終単位を
容易に判定できるという観点から、本発明は、請求項6
に記載されるように、上記各データ通信方法において、
上記送信局装置は、データの最終単位に最終単位を表す
符号を付加して送信するように構成することができる。
【0017】更に、受信局装置に対してデータの最終単
位であるという情報を効率的に送ることができるという
観点から、本発明は、請求項7に記載されるように、上
記各データ通信方法において、上記送信局装置は、デー
タ送信終了を表す信号に上記データの最終単位を含めて
送信するように構成することができる。
【0018】上記課題を解決するため、本発明は、請求
項8に記載されるように、受信局装置に対してデータを
送信する移動通信システムにおける送信局装置におい
て、データを所定単位毎に送信する際に、該データの最
終単位を送信した後に時間計測を開始するタイマ手段
と、受信局装置から受信完了応答信号を受信することな
く上記タイマ手段での計測時間が所定時間に達したとき
に、上記受信局装置に対して確認情報を送信する確認情
報送信手段と、該確認情報送信手段にて確認情報を送信
した後に該確認情報に対する確認応答情報を受信局装置
から受信したときに、該確認応答情報に応じた処理を行
う処理手段を有するように構成される。
【0019】また、上記課題を解決するため、本発明
は、請求項14に記載されるように、送信局装置から所
定単位毎に順次送信されるデータを受信する移動通信シ
ステムにおける受信局装置において、上記データを所定
単位毎に順次受信している際に、データの最終単位を受
信したときに送信局装置に対して受信完了応答信号を送
信する受信完了応答手段と、該受信完了応答手段が受信
完了応答信号を送信する前に送信局装置から確認情報を
受信したときに、その受信時における当該受信局装置の
状況に応じた確認応答情報を送信局装置に送信する確認
応答手段とを有するように構成される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】本発明の実施の一形態に係るデータ通信方
法及び装置が適用される移動通信システムに基本的な構
成は、例えば、図1に示すようになっている。
【0022】図1において、携帯電話機などの移動機1
0と無線通信を行う基地局20は交換局30に接続され
る。交換機局30はパケット通信網P−NWに接続され
ている。このパケット通信網P−NWは、更に、種々の
情報端末機や情報提供サーバ等を接続すると共に、イン
ターネットなどの他のネットワークに接続される。
【0023】このような移動通信システムでは、パケッ
ト通信網が受信した移動機10宛てのデータは、交換機
30及び基地局20を介して移動機10に伝送される。
また、移動機10から送信されたデータ(メールなど)
は、基地局20及び交換機30を介してパケット通信網
P−NWに伝送され、更に、このパケット通信網P−N
Wから宛先の情報端末、サーバあるいはインターネット
等の他のネットワークに伝送される。
【0024】上記のような移動通信システムにおいて、
移動機10と、例えば、交換機30内に設けられた通信
装置との間では、通常、例えば、図2に示すような手順
に従ってデータ通信が行われる。なお、図2において、
移動機10は「ユーザ」と示され、移動機10とデータ
通信を行う通信装置は「NW」と示される(以下、同
様)。
【0025】図2において、移動機10からデータ(例
えば、メール)を送信する場合、移動機10(ユーザ)
は、送信開始要求(Open Request (Data))を送信し、
その送信開始要求(Open Request (Data))を受信した
通信装置(NW)は、送信開始要求に対する応答(Open
Acknowledge)を移動機10に対して送信する。この送
信開始要求(Open Request (Data))を移動機10(ユ
ーザ)が送信してからその応答(Open Acknowledge)を
通信装置(NW)が送信するまでの間、移動機10(ユ
ーザ)と通信装置(NW)との間で所定のニゴシエーシ
ョンがなされ、データ通信に関する種々の取り決め、例
えば、1回の要求に対して送信されるパケットの最大数
(ウインドウサイズ)等が確認される。この例では、ウ
インドサイズが「3」として確認される。
【0026】上記のようにして移動機10(ユーザ)が
通信装置(NW)から送信開始要求に対する応答(Open
Acknowledge)を受信すると、移動機10(ユーザ)
は、データを所定長のパケット単位Data(0)、Data(1)、
Data(2)Fに順次送信する。このデータ送信において、最
終のパケットData(2)には、最終のパケットであること
を表す符合「F」が付加される。なお、上記各パケット
Data(数字)における()内の数字は、シリアル番号を表
す。
【0027】移動機10(ユーザ)は、最終のパケット
Data(2)Fを送信した後に、応答の待ち状態となり、内部
タイマを起動する。一方、通信装置(NW)は、移動機
10(ユーザ)から送信されるパケットを順次受信し、パ
ケットData(2)Fを受信すると、符号「F」にてそのパケ
ットが最終パケットであることを検出する。そして、通
信装置(NW)は、この最終のパケットData(2)Fを受信
すると、受信完了応答信号(Data Acknowledge)を移動
機10(ユーザ)に送信する。
【0028】応答待ち状態となる移動機10(ユーザ)
は、内部タイマが所定時間TM_R2に達する前に、上
記受信完了応答信号(Data Acknowledge)を受信する
と、送信した全てのパケットが通信装置(NW)にて正
常に受信されたと判断する。一方、通信装置(NW)
は、受信完了応答信号(Data Acknowledge)を送信した
後に、移動機10(ユーザ)宛てのデータ(例えば、メ
ール)があれば、そのデータをパケット単位Data(0)、D
ata(1)、Data(2)に順次移動機10(ユーザ)に送信す
る。この場合、最終パケットData(2)は、終了要求信号
(Close Request (Data(2)))に含めて送信される。通
信装置(NW)は、この最終パケットData(2)を含む終
了要求信号(Close Request (Data(2)))を送信した後
に応答待ち状態となり、内部タイマを起動する。
【0029】移動機10(ユーザ)は、上記のようにし
て通信装置(NW)から順次パケット単位に送信される
データを受信する。そして、移動機10(ユーザ)は、
最終パケットData(2)を含む終了要求信号(Close Reque
st (Data(2)))を受信すると、そのパケットData(2)を
最終のパケットであると判断し、終了要求信号に対する
応答信号(Close Acknowledge)を送信する。
【0030】上記のように応答待ち状態となる通信装置
(NW)は、内部タイマが所定時間TM_R3に達する
前に、移動機10(ユーザ)から終了要求信号に対する
応答信号(Close Acknowledge)を受信すると、移動機
10(ユーザ)にて全てのパケットが正常に受信された
と認識する。そして、移動機10(ユーザ)と通信装置
(NW)との間のデータ通信が終了される。
【0031】上記のような手順にてなされる移動機10
(ユーザ)と通信装置(NW)との間でなされるデータ
通信の過程で、パケットの欠落や誤りなど、パケットの
正常な受信がなされなかった場合、次のような手順に従
って処理が行われる。
【0032】例えば、通信装置(NW)から移動機10
(ユーザ)にデータが送信される過程で、最終パケット
が欠落した場合、図3に示すような手順での処理が行わ
れる。
【0033】移動機10(ユーザ)からの開始要求(Ope
n Request)を通信装置(NW)が受信すると、通信装
置(NW)は、その開始要求に対する応答(Open Ackno
wledge)を移動機10(ユーザ)に送信した後に、移動
機10(ユーザ)宛てのデータをパケット単位Data
(0)、Data(1)、Data(2)に順次送信する。移動機10
(ユーザ)は、上記開始要求に対する応答(Open Ackno
wledge)を受信した後、通信装置(NW)からのデータ
をパケット単位に順次受信する。
【0034】このような過程で、最終パケットData(2)
が欠落すると、移動機10(ユーザ)は、その最終パケ
ットData(2)の受信が確認されないので、受信完了応答
信号(Data Acknowledge)を送信しない。一方、通信装
置(NW)は、最終パケットData(2)を送信した後に、
応答待ち状態となって、内部タイマを起動させている。
そして、上記のように移動機10(ユーザ)から受信完
了応答信号(Data Acknowledge)が送信されず、この受
信完了応答信号(Data Acknowledge)を受信することな
く上記内部タイマが所定時間TM_R2に達すると、通
信装置(NW)は、確認信号(Response Request)を移
動機10(ユーザ)に対して送信する。
【0035】最終パケットData(2)の待ち状態となって
いた移動機10(ユーザ)が通信装置(NW)からの確
認信号(Response Request)を受信すると、その確認信
号(Response Request)の受信時点での状況が最終パケ
ットData(2)を受信していない状況であるので、移動機
10(ユーザ)は、その最終パケットData(2)の再送要
求(Data Request (0,011))を上記確認信号の応答とし
て通信装置(NW)に送信する。なお、この再送要求
(Data Request (0,011))における(0,011)は、シリ
アル番号「0」からのデータ通信(左端の0)で、シリ
アル番号「0」と「1」のパケットは受信した(右端か
ら並ぶ2つの1)が、シリアル番号「2」についてはま
だ受信していない(右端から3番目の0)旨を表す。
【0036】通信装置(NW)は、この最終パケットDa
ta(2)の再送要求(Data Request (0,011))を受信する
と、その要求に係る最終パケットData(2)Fを移動機10
(ユーザ)に対して再送信する。そして、移動機10
(ユーザ)は、この最終パケットData(2)Fを受信する
と、受信完了応答信号(Data Acknowledge (3))を通信
装置(NW)に送信する。なお、この受信完了応答信号
(Data Acknowledge (3))における(3)は、シリアル
番号3のパケットから始まる次のデータの要求を意味す
る。
【0037】上記のような手順によれば、通信装置(N
W)から送信されたパケットのうち最終パケットData
(2)が移動機10(ユーザ)にて受信されない場合、通
信装置(NW)は、確認信号(Response Request)に対
する応答として移動機10(ユーザ)から送信される最
終データData(2)の再送要求(Data Request (0,011))
に基づいて、移動機10(ユーザ)に対して欠落した最
終データData(2)だけを確実に再送することができる。
【0038】次に、例えば、通信装置(NW)から移動
機10(ユーザ)にデータが送信される過程で、全ての
パケットが欠落した場合、図4に示すような手順での処
理が行われる。
【0039】図4において、図3に示した例と同様に、
移動機10(ユーザ)と通信装置(NW)との間で、開
始要求(Open Request)、その開始要求に対する応答
(OpenAcknowledge)の送受信がなされた後、通信装置
(NW)は移動機10(ユーザ)宛てのデータをパケッ
ト単位Data(0)、Data(1)、Data(2)Fに順次送信する。こ
の過程で、全てのパケットData(0)、Data(1)、Data(2)F
が欠落した場合、移動機10(ユーザ)は、それらのパ
ケットの受信を待ち続ける。
【0040】一方、通信装置(NW)は、最終パケット
Data(2)Fを送信した後、応答の待ち状態となって、内部
タイマを起動する。そして、移動機10(ユーザ)から
の応答がなく、内部タイマが所定時間TM_R2に達す
ると、通信装置(NW)は、確認信号(Response Reque
st)を移動機10(ユーザ)に送信する。
【0041】上記のようにパケットの受信を待ち続けて
いる移動機10(ユーザ)が通信置(NW)からの確認
信号(Response Request)を受信すると、その確認信号
(Response Request)を受信した時点での状況が、全て
のパケットを受信していない状況であるので、移動機1
0(ユーザ)は、上記確認信号(Response Request)の
応答として、全てのパケットの再送要求(Data Acknowl
edge (0))を通信装置(NW)に送信する。なお、この
再送要求(Data Acknowledge (0))における(0)は、
再送要求に係るパケットがシリアル番号「0」からのパ
ケット全てであることを表している。
【0042】上記のように、確認信号(Response Reque
st)を送信した後に、その応答として、全てのパケット
の再送要求(Data Acknowledge)を受信した通信装置
(NW)は、その要求に係るシリアル番号「0」からの
パケットData(0)、Data(1)、Data(2)Fを順次送信する。
そして、これらのパケットData(0)、Data(1)、Data(2)F
を順次受信する移動機10(ユーザ)は、その最終パケ
ットData(2)Fの受信を確認すると、受信完了応答信号
(Data Acknowledge (3))を通信装置(NW)に送信す
る。
【0043】上記のような手順によれば、通信装置(N
W)から送信された全てのパケットData(0)、Data(1)、
Data(2)が移動機10(ユーザ)にて受信されなかった
場合、通信装置(NW)は、確認信号(Response Reque
st)に対する応答として移動機10(ユーザ)から送信
される全ての再送要求(Data Acknowledge (0))に基づ
いて、移動機10(ユーザ)に対して欠落した全てのパ
ケットを確実に再送することができる。
【0044】更に、例えば、通信装置(NW)から移動
機10(ユーザ)にデータが送信される過程で、全ての
パケットは正常に受信されたものの、移動機10(ユー
ザ)から通信装置(NW)に対して送信される応答信号
が欠落した場合、図5に示すような手順での処理が行わ
れる。
【0045】図5において、図3及び図4に示す例と同
様に、移動機10(ユーザ)と通信装置(NW)との間
で、開始要求(Open Request)、その開始要求に対する
応答(Open Acknowledge)の送受信がなされた後、通信
装置(NW)は移動機10(ユーザ)宛てのデータをパ
ケット単位Data(0)、Data(1)、Data(2)Fに順次送信す
る。そして、移動機10(ユーザ)は、それらのパケッ
トを正常に受信して、最終パケットData(2)Fを受信した
ことを確認すると、受信完了応答信号(Data Acknowled
ge (3))を通信装置(NW)に対して送信する。
【0046】上記の過程で、通信装置(NW)は、最終
パケットData(2)Fを送信した後、応答の待ち状態となっ
て、内部タイマを起動する。この状態で、上記最終パケ
ットData(2)Fの受信応答としての受信完了応答信号(Da
ta Acknowledge (3))が欠落して通信装置(NW)に届
かない場合、内部タイマが所定時間TM_R2に達する
と、通信装置(NW)は、確認信号(Response Reques
t)を移動機10(ユーザ)に送信する。
【0047】移動機10(ユーザ)は、通信装置(N
W)からの確認信号(Response Request)を受信する
と、その確認信号(Response Request)を受信した時点
の状況が受信完了応答信号(Data Acknowledge (3))を
既に送信した状況であるので、その受信完了応答信号
(Data Acknowledge)を再度送信する。
【0048】この受信完了応答信号(Data Acknowledge
(3))を受信した通信装置(NW)は、移動機10(ユ
ーザ)によってシリアル番号0から始まるデータが正常
に受信されたことを認識すると共に、この受信完了応答
信号に含まれる次のデータの要求に応じて、次のデータ
であるシリアル番号3からのパケットを移動機10(ユ
ーザ)に順次送信する(図示略)。
【0049】上記のような手順によれば、移動機10
(ユーザ)からの受信完了応答信号(Data Acknowledge
(3))が通信装置(NW)に届かなかった場合、通信装
置(NW)は、確認信号(Response Request)に対する
応答として移動機10(ユーザ)から再送される受信完
了応答信号(Data Acknowledge (3))によって、移動機
10(ユーザ)にて全てのパケットが受信されたことを
確認することができる。従って、通信装置(NW)は、
その受信完了応答信号(Data Acknowledge (3))に基づ
いた適切な対処を行うことができる。また、更に、例え
ば、通信装置(NW)から移動機10(ユーザ)にデー
タが送信される過程で、最終パケット以外のパケットが
欠落した場合、図6及び図7に示すような手順での処理
が行われる。
【0050】図6において、前述した例と同様に、移動
機10(ユーザ)と通信装置(NW)との間で、開始要
求(Open Request)、開始に対する応答(Open Acknowl
edge)の送受信がなされた後、通信装置(NW)は移動
機10(ユーザ)宛てのパケットData(0)、Data(1)、Da
ta(2)Fを順次送信する。移動機10(ユーザ)は、通信
装置(NW)からのパケットを順次受信する過程で、各
パケットのシリアル番号を参照して受信されたパケット
を確認している。
【0051】上記のように通信装置(NW)から移動機
10(ユーザ)に対してパケットが順次送信される過程
で、例えば、パケットData(1)が欠落したとする。この
場合、移動機10(ユーザ)は、最終パケットData(2)F
の受信を確認した後に、パケットData(1)の受信確認が
なされていないことを検出すると、そのパケットData
(1)の再送要求(Data Request (0,101))を通信装置
(NW)に送信する。
【0052】通信装置(NW)は、最終パケットData
(2)Fを送信した後に応答待ち状態となって、内部タイマ
を起動する。そして、通信装置(NW)は、その内部タ
イマが所定時間TM_R2に達する前に、移動機10
(ユーザ)からの再送要求(DataRequest (0,101))を
受信すると、その再送要求に係るパケットData(1)を再
度移動機10(ユーザ)に送信する。
【0053】移動機10(ユーザ)は、通信装置(N
W)から再送されるパケットData(1)を受信すると、全
てのパケットを受信したとして、受信完了応答信号(Da
ta Acknowledge (3))を通信装置(NW)に送信する。
【0054】また、図7に示す例は、通信装置(NW)
から移動機10(ユーザ)に対してパケットData(0)、D
ata(1)、Data(2)Fを順次送信する過程で、パケットData
(0)及びData(1)が欠落した場合を示している。この場
合、移動機10(ユーザ)は最終パケットData(2)Fを
受信した後に、パケットData(0)、Data(1)の受信確認の
なされていないことを検出すると、それらのパケットDa
ta(0)、Data(1)の再送要求(Data Request (0,100))を
通信装置(NW)に送信する。
【0055】通信装置(NW)は、最終パケッData(2)F
を送信した後、内部タイマが所定時間TM_R2に達す
る前に上記再送要求(Data Request (0,100))を受信す
ると、その要求に係るパケットData(0)、Data(1)を順次
送信する。そして、通信装置(NW)は、その再送要求
に係る最終のパケットData(1)を送信した後に、待ち状
態となって、再度内部タイマを起動する。
【0056】上記のように通信装置(NW)から再送さ
れるパケットのうち最終でないパケットData(0)が欠落
すると、移動機10(ユーザ)は、再送される最終のパ
ケットData(1)を受信した後に、上記欠落したパケットD
ata(0)の再送要求(Data Request (0,110))を再度通信
装置(NW)に送信する。
【0057】上記のように待ち状態となる通信装置(N
W)は、内部タイマが所定時間TM_R2に達する前に
移動機10(ユーザ)から再度の再送要求(Data Reque
st (0,110))を受信すると、その再送要求に係るパケッ
トData(0)を再度移動機10(ユーザ)に対して送信す
る。
【0058】そして、移動機10(ユーザ)は、この再
度の再送要求に係るパケットData(0)を受信すると、全
てのパケットを受信したとして、受信完了応答信号(Da
ta Acknowledge (3))を通信装置(NW)に対して送信
する。
【0059】図6及び図7に示す例において、通信装置
(NW)が最終パケットData(2)Fまたは、再送における
最終のパケットData(1)を送信した後に、その応答(再
送要求)が受信されずに内部タイマが所定時間TM_R
2に達すると、前述した例と同様に、通信装置(NW)
は、確認情報(Response Request)を移動機10(ユー
ザ)に送信する。そして、移動機10(ユーザ)は、そ
の確認情報(ResponseRequest)を受信した時点での状
況、例えば、最終パケットを受信していない状況や再送
要求を既に送信した状況などに応じた応答を通信装置
(NW)に送信する。
【0060】なお、前述した図3乃至図7に示す各例で
は、移動機10(ユーザ)は、通信装置(NW)から順
次送信されるパケットのうち最終のパケットに付加され
る符号Fによって当該最終パケットを検出しているが、
図2に示す正常な処理手順においても説明したように、
終了要求信号(Close Request)に最終パケットを含め
ることによって、移動機10(ユーザ)においてその最
終パケットを検出することができる。
【0061】このように終了要求信号(Close Reques
t)に最終パケットを含める場合の例が図8及び図9に
示される。
【0062】図8において、通信装置(NW)は、順次
パケットData(0)、Data(1)を送信し、最終パケットData
(2)を終了要求信号(Close Request (Data(2)))に含め
て送信する。そして、通信装置(NW)は、この最終パ
ケットが含められた最終要求信号(Close Request (Dat
a(2)))を送信した後に応答待ち状態となって、内部タ
イマを起動する。
【0063】移動機10(ユーザ)が通信装置(NW)
からのパケットを順次受信する過程で、終了要求信号
(Close Request (Data(2)))が欠落すると、当該移動
機10(ユーザ)は、終了要求信号を待ち続ける。この
状態において、通信装置(NW)は、上記終了要求信号
に対する応答がなく、内部タイマが所定時間TM_R3
に達すると、確認情報(Response Request)を移動機1
0(ユーザ)に送信する。そして、その確認情報(Resp
onse Request)を送信した後、通信装置(NW)は、内
部タイマを起動する。
【0064】この確認情報(Response Request)を受信
した移動機10(ユーザ)は、当該確認情報(Response
Request)の受信時点においてまだ最終パケットを受信
していないという状況であることから、前述した例と同
様に、最終パケットData(2)の再送要求(Data Request
(0,011))を通信装置(NW)に送信する。通信装置
(NW)は、上記確認情報(Response Request)を送信
した後に起動した内部タイマが所定時間TM_R5に達
する前にこの再送要求(Data Request (0,011))を受信
すると、再送要求に係る最終パケットData(2)を含めた
終了要求信号(Close Request (Data(2)))を移動機1
0(ユーザ)に再度送信する。
【0065】この再送された終了要求信号(Close Requ
est (Data(2)))を受信した移動機10(ユーザ)は、
終了応答信号(Close Acknowledge (3))を送信する。
なお、この終了応答信号(Close Acknowledge (3))に
も、シリアル番号3から始まる次にパケットの要求が含
まれる。
【0066】図9に示す例では、通信装置(NW)から
移動機10(ユーザ)に対してパケットが順次送信され
る過程で、最終パケットData(2)以外のData(1)が欠落す
ると、移動機10は、通信装置(NW)から最終パケッ
トData(2)を含む終了要求信号(Close Request (Data
(2))を受信した後に、その欠落したパケットData(1)の
再送要求(Data Request (0,101))を通信装置(NW)
に送信する。そして、通信装置(NW)は、前述したよ
うな内部タイマが所定時間TM_R2に達する前にその
再送要求(Data Request (0,101))を受信すると、その
要求に係るパケットData(1)を移動機10(ユーザ)に
送信する。この再送されるパケットData(1)を受信した
移動機10(ユーザ)は、全てのデータを受信したとし
て、終了応答信号(Close Acknowledge (3))を通信装
置に送信する。
【0067】図3から図9に示す各例は、通信装置(N
W)がデータを送信する送信局装置として機能し、移動
機10(ユーザ)がデータを受信する受信局装置として
機能した例であるが、移動機10(ユーザ)から通信装
置(NW)にデータを送信する場合も、同様の手順にて
パケットの再送などの処理を行うことができる。
【0068】上記各例では、移動機10とデータ通信を
行う通信装置(NW)は交換機30に設けられていた
が、システムの構成はこれに限られない。移動機10と
データ通信を行う通信装置(NW)は、基地局10、交
換機30及びパケット通信網内のいずれにも設けること
ができる。
【0069】
【発明の効果】以上、説明してきたように、請求項1乃
至17記載の本願発明によれば、送信局装置がデータを
最終単位まで送信した後、何らかの不都合によって受信
局装置から受信完了応答信号を所定時間受信しない場
合、送信局装置から受信局装置に対して確認情報を送信
し、その確認情報に対する応答となる確認応答信号を受
信局装置が送信局装置に送信するようにしたため、送信
局装置は、その確認応答情報により受信局装置の状況を
把握することができ、その状況に応じた処理を行うこと
ができる。その結果、データ通信において不都合あった
場合に、その不都合に対して確実、かつ効率的に対処で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るデータ通信及び装
置が適用される移動通信システムの基本的な構成を示す
ブロック図である。
【図2】正常なデータ通信における通信手順の一例を示
すシーケンス図である。
【図3】パケットの欠落が発生した際における通信手順
の第一の例を示すシーケンス図である。
【図4】パケットの欠落が発生した際における通信手順
の第二の例を示すシーケンス図である。
【図5】応答信号の欠落が発生した際における通信手順
の第三の例を示すシーケンス図である。
【図6】パケットの欠落が発生した際における通信手順
の第四の例を示すシーケンス図である。
【図7】パケットの欠落が発生した際における通信手順
の第四の例を示すシーケンス図である。
【図8】パケットの欠落が発生した際における通信手順
の第五の例を示すシーケンス図である。
【図9】パケットの欠落が発生した際における通信手順
の第六の例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】 10 移動機 20 基地局 30 交換機
フロントページの続き (72)発明者 矢倉 憲一 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA12 HA08 HC01 JL01 JT02 JT09 LA01 LD18 MA01 MB18 5K067 AA02 AA11 AA33 BB04 BB21 CC08 DD24 EE02 EE10 EE16 GG01 GG11 HH05 HH21 HH22 9A001 BB04 CC05 CC07 DD10 HH34 JJ12

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動通信システムにおいて送信局装置から
    受信局装置にデータを送信するに際して、 送信局装置は、データを所定単位毎に送信し、該データ
    の最終単位を送信した後に応答待ち状態となり、 受信局装置は、送信局装置からのデータを当該所定単位
    ごとに順次受信し、データの最終単位を受信したときに
    送信局装置に対して受信完了応答信号を送信し、 送信局装置は、上記受信完了応答信号を受信することな
    く上記応答待ち状態が所定時間継続したときに、受信局
    装置に対して確認情報を送信し、 上記確認情報を受信した受信局装置は、該確認情報受信
    時の当該受信局装置の状況に応じた確認応答情報を送信
    局装置に送信し、 上記確認応答情報を受信した送信局装置は、該確認応答
    情報に応じた処理を行うようにしたデータ通信方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ通信方法において、 上記受信局装置は、上記確認情報を受信した時点でデー
    タの最終単位をまだ正常に受信していない場合、少なく
    とも当該最終単位を含むまだ正常に受信していないデー
    タの単位についての再送要求を上記確認応答情報として
    送信するようにしたデータ通信方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のデータ通信方法に
    おいて、 上記受信局装置は、上記確認情報を受信した時点ですで
    に受信完了応答信号を送信している場合、該受信完了応
    答信号を上記確認応答情報として再送信するようにした
    データ通信方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3いずれか記載のデータ通信
    方法において、 受信局装置は、データの最終単位を受信した時点でデー
    タの他の単位を正常に受信していない場合、上記受信完
    了応答信号に代えて、正常に受信していないデータの他
    の単位についての再送要求を送信局装置に送信し、 該再送要求を受信した送信局装置は、その再送要求に係
    るデータの他の単位を受信局装置に再度送信するように
    したデータの通信方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4いずれか記載のデータ通信
    方法において、 上記送信局装置は、パケット単位にデータの送信を行う
    ようにしたデータ通信方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至6いずれか記載のデータ通信
    方法において、 上記送信局装置は、データの最終単位に最終単位を表す
    符号を付加して送信するようにしたデータ通信方法。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6いずれか記載のデータ通信
    方法において、 上記送信局装置は、データ送信終了を表す信号に上記デ
    ータの最終単位を含めて送信するようにしたデータ通信
    方法。
  8. 【請求項8】受信局装置に対してデータを送信する移動
    通信システムにおける送信局装置において、 データを所定単位毎に送信する際に、該データの最終単
    位を送信した後に時間計測を開始するタイマ手段と、 受信局装置から受信完了応答信号を受信することなく上
    記タイマ手段での計測時間が所定時間に達したときに、
    上記受信局装置に対して確認情報を送信する確認情報送
    信手段と、 該確認情報送信手段にて確認情報を送信した後に該確認
    情報に対する確認応答情報を受信局装置から受信したと
    きに、該確認応答情報に応じた処理を行う処理手段を有
    する送信局装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の送信局装置において、 上記処理手段は、受信局装置から確認応答情報として、
    少なくとも上記データの最終単位を含むデータの単位に
    ついての再送要求を受信したときに、当該再送要求に係
    るデータの単位を受信局装置に対して再度送信する第一
    のデータ再送手段を有する送信局装置。
  10. 【請求項10】請求項8または9記載の送信局装置にお
    いて、 受信局装置からの受信完了応答信号を受信することな
    く、かつ上記タイマ手段での計測時間が上記所定時間に
    達する前に、受信局装置からデータの最終単位以外の単
    位についての再送要求を受信したときに、該再送要求に
    係るデータの単位を受信局装置に対して再度送信する第
    二のデータ再送手段を有する送信局装置。
  11. 【請求項11】請求項8乃至10いずれか記載の送信局
    装置において、 パケット単位にてデータの送信を行うようにした送信局
    装置。
  12. 【請求項12】請求項8乃至11いずれか記載の送信局
    装置において、 データの最終単位に最終単位を表す符号を付加して送信
    するようにした送信局装置。
  13. 【請求項13】請求項8乃至11いずれか記載の送信局
    装置において、 データ送信終了を表す信号に上記データの最終単位を含
    めて送信するようにした送信局装置。
  14. 【請求項14】送信局装置から所定単位毎に順次送信さ
    れるデータを受信する移動通信システムにおける受信局
    装置において、 上記データを所定単位毎に順次受信している際に、デー
    タの最終単位を受信したときに送信局装置に対して受信
    完了応答信号を送信する受信完了応答手段と、 該受信完了応答手段が受信完了応答信号を送信する前に
    送信局装置から確認情報を受信したときに、その受信時
    における当該受信局装置の状況に応じた確認応答情報を
    送信局装置に送信する確認応答手段とを有する受信局装
    置。
  15. 【請求項15】請求項14記載の受信局装置において、 上記確認応答手段は、上記確認情報を受信した時点でデ
    ータの最終単位をまだ正常に受信していない場合、少な
    くとも当該最終単位を含むまだ正常に受信していないデ
    ータの単位についての再送要求を上記確認応答情報とし
    て送信する第一の再送要求手段を有する受信局装置。
  16. 【請求項16】請求項14または15記載の受信局装置
    において、 上記確認応答手段は、上記確認情報を受信した時点です
    でに受信完了応答信号を送信している場合、該受信完了
    応答信号を上記確認応答信号として再送信する受信完了
    応答再送手段を有する受信局装置。
  17. 【請求項17】請求項14乃至16いずれか記載の受信
    局装置において、 データの最終単位を受信した時点でデータの他の単位を
    正常に受信していない場合、上記受信完了応答手段から
    送信されるべき受信完了応答信号に代えて、正常に受信
    していない当該データの他の単位についての再送要求を
    送信局装置に送信する第二の再送要求手段を有する受信
    局装置。
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