JP3218522U - 鍔観賞用具 - Google Patents

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【課題】鍔観賞用具に時刻表示を行なうことができるようにし、動的で面白みがあり、かつ時刻も表示できるという実利的な面も有する鍔観賞用具を提供する。【解決手段】鍔2と、鍔2を掛け留める鍔掛け6を有した鍔受け板3と、鍔掛け6に鍔2が掛け留められている鍔受け板3が収容され、鍔受け板3の鍔配置面5が相対する面が開放されている箱4とを備えていて、鍔受け板3の鍔配置面5とは反対側に時計ムーブメント10が位置し、時計ムーブメント10から指針軸が鍔受け板3の鍔掛け6に通っていて、前記鍔掛け6に掛け留められている鍔2の前方側に位置するようにして指針軸に時針13と分針14とからなる指針11を取り付けた。【選択図】図1

Description

本考案は、日本刀の刀剣の柄と刀身との間に挟んで柄を握る手を防護する鍔を掛け留めて、観賞し易くする鍔観賞用具に関するものである。
従来から鍔を観賞し易くする用具として鍔立が用いられており、この鍔立は鍔を掛け留める立て掛け板部を主体部分とし、この立て掛け板部を傾倒状態で支持する傾斜支持部をも合わせて備えているものとして構成されている。
そして鍔立の立て掛け板部に鍔を留めることで鑑賞の対象が鍔である置物となるが、静的な置物となっていることから、例えば特許文献1の写真立てに時計を組み合わせた置物のように時刻表示を行なわせるようにして、動的な動きをして面白みのある形態にしたいとの要望がなされるようになってきた。
公開実用昭和58−074871号
しかしながら、特許文献1に示されているような時計としての動きのある部分を立て掛け板部の隅部に配置しても、時針や分針を大きくすることができず、面白みに欠けるという不具合がある。
そこで本考案は上記事情に鑑み、鍔を留めた鍔観賞用具に時刻表示を行なうことができるようにすることを課題とし、動的で面白みがあり、かつ時刻も表示できるという実利的な面も有する鍔観賞用具を提供することを目的とするものである。
本考案は上記課題を考慮してなされたもので、鍔と、鍔を掛け留める鍔掛けを有した鍔受け板と、前記鍔掛けに鍔が掛け留められている鍔受け板が収容されていて、この鍔受け板の鍔配置面が相対する面が開放されている箱とを備えている鍔観賞用具において、
鍔受け板の鍔配置面とは反対側に時計ムーブメントが位置し、この時計ムーブメントから指針軸が鍔受け板の鍔掛けに通っていて、この鍔掛けに掛け留められている鍔の前方側に位置するようにして前記指針軸に指針が取り付けられていることを特徴とする鍔観賞用具を提供して、上記課題を解消するものである。
本考案によれば、鍔の前方側(鍔を正面から見たときの鍔位置より手前側)に指針が位置するので、時針や分針などの指針を長く設けることができて時刻表示が明確に行なえる。また、観賞の対象である鍔に、指針の位置を把握し易くするための時計文字盤の役割を担わせることができるという優れた効果を奏するものである。
本考案の実施の形態を正面から見た状態で説明図である。 同じく実施の形態を一部を断面にして側方から見た状態で示す説明図である。 他の例を一部を断面にして側方から見た状態で示す説明図である。
つぎに本考案を図1から図3に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は鍔観賞用具で、該鍔観賞用具1は図1と図2とに示されているように鍔2と、この鍔2を掛け留めることができて、掛け留められた鍔2を受け止める鍔受け板3と、前記鍔受け板3が収容されている箱4とを備えているものである。
(鍔受け板)
鍔受け板3は、鍔2を配置する鍔配置面5に、前記鍔2を掛け留める突起状の鍔掛け6が突設している。鍔2は中心孔(なかごあな)7に前記鍔掛け6を通すようにしてこの鍔掛け6に掛け留めている。
(箱)
箱4は木製であり、四面の側面板8と底面板9とを組み合わせて一面を開放した略升状に形成した木箱である。上記鍔受け板3は箱4の内部の四角形の収納空間4aに収め入れられており、箱4内で移動することのないように収納空間4aの平面視形状に対応させて、外周形状を略四角形にしている。そして、この鍔受け板3の鍔配置面5を、箱4の開放された一面側に位置させている。
このように箱4では、鍔受け板3の鍔配置面5が箱外方に向けて相対する面が開放されており、鍔受け板3の鍔配置面5に配置された鍔2は、箱4の開放された面を通して簡単に外部から見ることができるように設けられている。
本鍔観賞用具1にあっては時刻を表示する機能を有しているものである。時刻を表示する前記機能は時計ムーブメント10とこの時計ムーブメント10に連結されて回転する指針11とから構成されている。
(時計ムーブメント)
図2に示されているように時計ムーブメント10は、上記鍔受け板3の背面(鍔配置面とは反対側)に取り付けられている。このように鍔観賞用具1では、箱4が収容する鍔受け板3の背面に時計ムーブメント10が取り付けられているので、鍔受け板3や後述の指針11が箱4の開放された面から外部に突出した配置とならないように、箱4の収納空間4aに十分な奥行きを有している。
(指針)
時計ムーブメント10からは指針軸12が上記鍔受け板3と鍔掛け6とを貫通するようにして鍔掛け6の前方に通されている。そして、鍔掛け6に掛け留められている鍔2の前方側に位置するようにして指針軸12に時針13と分針14とからなる前記指針11が取り付けられていて、鍔2の手前で、時計ムーブメント10の駆動の下で動く時針13と分針14とにより時刻表示を行なうように設けられている。
図2に示す実施の形態では、箱4の収納空間4aに時計ムーブメント10の全体が収容されている。そして時刻合わせなどの操作を行なう場合には、箱4から鍔受け板3とこの時計ムーブメント10とを共に取り出して、時計ムーブメント10の背面に形成されている不図示の時刻設定機構体を操作するものとしている。
図において符号15は蓋を示している。前記蓋15は箱4の開放された面を必要に応じて覆うように取り付けられるものである。そして蓋15自体を透明材から成形することも可能であり、透明材からなる蓋15を箱4の開放された面側に被せ付けるようにすれば、蓋15を通して指針11や鍔2を見ることができる。
また、図3に示す例は、箱4の底面板9に、上記時計ムーブメント10が通る挿通孔16が開口していて、この挿通孔16から箱外方に向けて時計ムーブメント10の上記時刻設定機構体が表出するように設けられている。即ち、図3に示す鍔観賞用具1は、時計ムーブメント10を箱4から外すことなく時刻合わせなどの操作を行なえるものである。
上記各例での鍔受け板5は中実とされた一枚の木質材からなるものに限定されない。即ち、装飾が施されている形態であってもよく、この鍔受け板5を、例えば板状の心材の外表面を化粧材で覆ってなるものとすることが可能である。また、箱4は木製に限定されるものではなく、合成樹脂製のものとするも可能である。
1…鍔観賞用具
2…鍔
3…鍔受け板
4…箱
4a…箱の収納空間
5…鍔配置面
6…鍔掛け
8…箱の側面板
9…箱の底面板
10…時計ムーブメント
11…指針
12…指針軸
13…時針
14…分針
15…蓋
16…挿通孔

Claims (1)

  1. 鍔と、鍔を掛け留める鍔掛けを有した鍔受け板と、前記鍔掛けに鍔が掛け留められている鍔受け板が収容されていて、この鍔受け板の鍔配置面が相対する面が開放されている箱とを備えている鍔観賞用具において、
    鍔受け板の鍔配置面とは反対側に時計ムーブメントが位置し、この時計ムーブメントから指針軸が鍔受け板の鍔掛けに通っていて、この鍔掛けに掛け留められている鍔の前方側に位置するようにして前記指針軸に指針が取り付けられていることを特徴とする鍔観賞用具。
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