JP3218504U - 搬送ローラー - Google Patents

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清三 伊藤
清三 伊藤
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Abstract

【課題】搬送時の移動面における凹凸、傾斜等に対応して搬送物を傾斜させることなくスムーズに搬送移動できるようにする搬送ローラーを提供する。【解決手段】ローラー5を回転自在に支承しているローラー台本体1と、ローラー台本体に揺動シャフト14によってローラー台本体の前後方向に揺動自在にして連繋した搬送物搭載部10とを備える。搬送物搭載部は、ローラー台本体に揺動自在に支承したブリッジ11と、ブリッジの中央部にブリッジ上で旋回自在に支承した天板15とから成る。ブリッジには、ローラー台本体の開放した上部開口部分を覆う上側板12に、ローラー台本体の左右の側壁3と共に揺動シャフト14を挿通する支持脚片13を設けてあり、天板は、上側板のほぼ中央部に設けた回転軸部16に回転自在に嵌め入れられている。【選択図】図1

Description

この考案は、例えば重量的に嵩張る各種工場等における諸機器の据付あるいは移動に際し、これらを搬送する場合に移動面における凹凸、傾斜等に対応して搬送物を傾斜させることなくスムーズに搬送移動できるようにした搬送ローラーに関する。
従来から、例えば各種工場等で諸機器を搬送移動させるには、ターンテーブル(天板)を上面に配した台車本体に複数の車輪を設けて成る台車装置を利用することか多い。例えば特許文献1に示された運搬用キャスターであり、特許文献2に示された無軌道無人搬送台車である。特許文献1に係る運搬用キャスターでは、ターンテーブルを付設したキャスターベースに、車輪を設けてある前輪部を揺動自在に支承として成り、走行面に凹凸がある場合に前輪部が揺動することでこれを乗り越えてキャスターベースをスムーズに走行させることができるようにしている。特許文献2に係る無軌道無人搬送台車は、車体の下面に、従動輪を設けてある車輪支持アームを揺動自在に支承して成り、路面に対して車輪支持アームが天秤のように上下方向に揺動することで路面に接した状態で走行できるようにしている。
実開平6−45801号公報 実公平8−228号公報
ところが、このように、走行面の凹凸、傾斜に対応して車輪部分が揺動することで円滑な移動走行を図るとする従来のこの種のキャスター・台車においては、車輪部分のキャスター本体・台車本体に対しての揺動作用機構は、揺動を可能とするように単に小径・細径の支軸を介して支持されている。そのため、例えば重量的に嵩張るような工場内での大型の諸機器を支持して移動させるキャスター、台車の揺動機構として組み込むとしても、諸機器の重量を支えるには無理があり、その脆弱性の故に移動走行の使用中に破損してしまうことがあった。
そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、その目的は重量的に嵩張る諸機器を搬送移動させるとき、搬送面上で転動するローラー台本体と搬送物を搭載支持する天板部分との相互間の揺動作用で搬送移動面における凹凸、傾斜等に対応して揺動対処可能にして安定性良く移動搬送できるようにした搬送ローラーを提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、ローラー5が回転自在に支承されているローラー台本体1と、このローラー台本体1に揺動シャフト14によってローラー台本体1の前後方向に揺動自在にして連繋した搬送物搭載部10とを備えて成り、搬送物搭載部10は、ローラー台本体1に揺動自在に支承されているブリッジ11と、ブリッジ11の中央部にブリッジ11上で旋回自在に支承されている天板15とから成り、ブリッジ11は、ローラー台本体1の開放された上部開口部分を覆う上側板12に、ローラー台本体1の左右の側壁3と共に前記揺動シャフト14が挿通される支持脚片13を設けてあり、天板15は、上側板12のほぼ中央部に設けた回転軸部16に回転自在に嵌め入れてあることを特徴とする。
ローラー台本体1上部の開放部分の前後端部には、開放部分の一部を閉塞するように帯状の閉塞板8が架装されており、この閉塞板8の開放部分側の前後縁の底面、及びブリッジ11の上側板12の前後縁の底面それぞれには面取り処理加工が施されて構成することができる。
搬送物搭載部10の揺動は、ブリッジ11の上側板12の左右側縁部分がローラー台本体1の左右の側壁3の上縁に衝接することで一定範囲に規制されているものとして構成することができる。
以上のように構成されたこの考案に係る搬送ローラーにあって、搬送物搭載部10上に所定の搬送物Pを搭載してローラー台本体1を走行させるとき、走行面に凹凸、傾斜面等があると搬送物搭載部10に対してローラー台本体1が、搬送物Pの重量を支える揺動シャフト14を介して揺動することでこれらを回避し、スムーズに走行移動させる。
ローラー台本体1の上部の開放部分に搬送物搭載部10が揺動自在に連繋され、開放部分の閉塞板8、上側板12それぞれの底面の面取り処理加工で、搬送物搭載部10とローラー台本体1との揺動時にローラー5を搬送物搭載部10に接触させない。
搬送物搭載部10とローラー台本体1との揺動時に、上側板12の左右側縁部分がローラー台本体1の左右の側壁3の上縁に衝接することで、揺動範囲を一定範囲内に規制し、搬送物搭載部10、ローラー台本体1それぞれに過大な負荷を掛けない。
この考案は以上説明したように構成されているため、搬送物搭載部10上に各種機器等の重量的に嵩張る所定の搬送物Pを搭載し、ローラー台本体1のローラー5によって走行移動させるとき、その移動走行面に凹凸、傾斜等があってもそれに対応してローラー台本体1が揺動して回避し、スムーズに搬送させることができる。
すなわち、これはこの考案において、ローラー台本体1と搬送物搭載部10とを揺動シャフト14によって前後方向に揺動自在に連繋して成り、搬送物搭載部10は、ローラー台本体1に揺動自在に支承したブリッジ11に天板15を旋回自在に支承して成り、ブリッジ11は、ローラー台本体1の開放された上部開口部分を覆う上側板12に、ローラー台本体1の左右の側壁3と共に前記揺動シャフト14が挿通される支持脚片13を設けてあり、天板15は、上側板12のほぼ中央部に設けた回転軸部16に回転自在に嵌め入れてあるからである。これによって、搬送移動中における移動面の凹凸、傾斜等に対応したローラー台本体1の揺動、搬送物Pの重量に耐え得る揺動シャフト14による揺動連繋、搬送移動中の方向転換容易性等の優れた効果を得ることができる。
また、ローラー台本体1上部の開放部分の一部を閉塞する架装した閉塞板8の開放部分側の前後縁の底面、及びブリッジ11の上側板12の前後縁の底面それぞれには面取り処理加工が施されているので、搬送物Pを搭載している搬送物搭載部10に対してローラー台本体1が揺動するときでも、ローラー台本体1のローラー5を搬送物搭載部10に接触させず、ローラー5による走行回転を阻害しない。
搬送物搭載部10とローラー台本体1との相互間の揺動は、ブリッジ11の上側板12の左右側縁部分がローラー台本体1の左右の側壁3の上縁に衝接して一定範囲に規制されているので、必要以上に揺動することはなく、大きな負荷を掛けずに安全にしかも安定した状態で移動走行できる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。この考案は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
この考案を実施するための一形態を示す分解斜視図である。 同じく側面図である。 同じく平面図である。 同じく使用状態の一例を示す概要斜視図である。
以下、図面を参照してこの考案を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1はローラー台本体であり、このローラー台本体1は、前後の側壁2、左右の側壁3等から平面で矩形状を呈する筒枠状に構枠されていて、左右の側壁3の前後部それぞれに架装したローラー軸4に、筒状のローラー5が前後で例えば計6個に配して回転自在に支承されて成る。そして、前部の側壁2の前面には、ローラー台本体1自体を牽引したり、他の搬送ローラー等と連繋したりするようにした、連繋孔7が開穿されている連繋片6が対状にして連設されている。
また、ローラー台本体1の内部では、内部自体を適当に区画しているようになる前後方向、左右方向それぞれに沿って配列した補強区画片9が連結されていて、上下方向に沿って負荷される搬送物Pの重量を十分に支持できるように耐荷重性が考慮されている。
このローラー台本体1の上部は開放されていて、この開放部分におけるローラー台本体1の上部の前後端部には、開放部分の一部を閉塞するように帯状の閉塞板8が架装されている。
ローラー台本体1の上部の開放部分には、ローラー台本体1の前後方向に沿って揺動する搬送物搭載部10を設けてある。この搬送物搭載部10は、ローラー台本体1に揺動自在に支承されているブリッジ11と、ブリッジ11の中央部にブリッジ11上で旋回自在に支承されている天板15とから成る。
ブリッジ11は、ローラー台本体1の上部開放部分を覆い、ローラー台本体1の左右の側壁3の上縁相互間に跨がる程度の大きさを有するほぼ矩形状の上側板12の裏面に、例えば左右の側壁3の内側面、前記補強区画片9の側面にそれぞれ当接する適数の支持脚片13を設けて成る。そして、支持脚片13には、ローラー台本体1の左右の側壁3と共に1本の揺動シャフト14が抜脱されることなく貫挿支持してあることで、揺動シャフト14を支点としてブリッジ11自体が揺動されるようにしてある。
尚、ブリッジ11自体の揺動作用は、ローター台本体1に対して、上側板12の左右側縁部分がローラー台本体1の左右の側壁3の上縁に衝接することで一定範囲、例えばその最大の揺動角度が40°の揺動範囲に規制されている。この規制による揺動許容の角度範囲は、揺動シャフト14の揺動支点位置、この揺動支点位置から上側板12に至る間隔、上側板12の左右側縁部分と左右の側壁3の上縁との間隔等によって適宜に選定される。
また、前記の閉塞板8の裏面における前後縁、及び上側板12の裏面における前後縁それぞれは、ローラー5との接触が生じないように例えば面取り処理加工が施されていて、ブリッジ11あるいはローラー台本体1が前後に揺動したときにブリッジ11の上側板12の前後縁部分がローラー台本体1の左右の側壁の上縁に衝接することがあっても、上側板12がローラー5面には接触しないようにしてある。
前記天板15は、上側板12のほぼ中央部に支承した回転軸部16に回転可能に、抜脱されることなく嵌め合わせることで、上側板12面上で旋回自在に支承されている。この天板15の上面には例えば互いに直交させて配列した突条状の滑り止め処理が施されている。
次にこの実施の形態における使用の一例を説明すると、例えば搬送物Pの四隅に配することで搬送物搭載部10における天板15上に搬送物Pを搭載し、連繋片6に連繋した牽引装置・機構その他によって牽引等する。牽引搬送時に例えば走行面上に凹凸、傾斜等があると、ローラー5を支承しているローラー台本体1を、ローラー台本体1が搬送物搭載部10と揺動連繋されていることで、搬送物搭載部10に対する揺動傾斜作用で凹凸、傾斜等の傾斜角度に対応した揺動によってこれらを回避し、ローラー台本体1をスムーズに走行させる。
また、搬送物搭載部10の天板15が旋回自在であることで、搬送物Pに対して搬送物Pを搭載したままでローラー台本体1自体の方向転換を図ることもでき、所定場所へ無理なく移動搬送させることができる。
P…搬送物
1…ローラー台本体
2…前後の側壁
3…左右の側壁
4…ローラー軸
5…ローラー
6…連繋片
7…連繋孔
8…閉塞板
9…補強区画片
10…搬送物搭載部
11…ブリッジ
12…上側板
13…支持脚片
14…揺動シャフト
15…天板
16…回転軸部

Claims (3)

  1. ローラーが回転自在に支承されているローラー台本体と、このローラー台本体に揺動シャフトによってローラー台本体の前後方向に揺動自在にして連繋した搬送物搭載部とを備えて成り、搬送物搭載部は、ローラー台本体に揺動自在に支承されているブリッジと、ブリッジの中央部にブリッジ上で旋回自在に支承されている天板とから成り、ブリッジは、ローラー台本体の開放された上部開口部分を覆う上側板に、ローラー台本体の左右の側壁と共に前記揺動シャフトが挿通される支持脚片を設けてあり、天板は、上側板のほぼ中央部に設けた回転軸部に回転自在に嵌め入れてあることを特徴とする搬送ローラー。
  2. ローラー台本体上部の開放部分の前後端部には、開放部分の一部を閉塞するように帯状の閉塞板が架装されており、この閉塞板の開放部分側の前後縁の底面、及びブリッジの上側板の前後縁の底面それぞれには面取り処理加工がされている請求項1に記載の搬送ローラー。
  3. 搬送物搭載部の揺動は、ブリッジの上側板の左右側縁部分がローラー台本体の左右の側壁の上縁に衝接することで一定範囲に規制されているものとしてある請求項1または2に記載の搬送ローラー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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