JPH0420710Y2 - - Google Patents

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JPH0420710Y2
JPH0420710Y2 JP10345286U JP10345286U JPH0420710Y2 JP H0420710 Y2 JPH0420710 Y2 JP H0420710Y2 JP 10345286 U JP10345286 U JP 10345286U JP 10345286 U JP10345286 U JP 10345286U JP H0420710 Y2 JPH0420710 Y2 JP H0420710Y2
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JP
Japan
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wheels
truck
towing
trolley
auxiliary
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JP10345286U
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JPS639092U (ja
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  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は牽引台車の改良に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、第4図に示すように、組立て工場などに
おいては、後側の台車1の前部フツク1aを前側
の台車1の後部ピン1bに掛け止めることによ
り、多数の台車1,……,1を一連に連結して、
先頭の牽引車2で台車1,……,1を移動させる
ようにしている。
ところで、各台車1は、通常、前後左右の計4
個の主車輪3a〜3dで走行するようになつてい
るが、積載した部品などの重心位置が高い場合、
コーナを曲がる際に台車1が大きく傾いて倒れる
ことがあるという問題があつた。
このため、台車1の両側部に、側方に突出する
補助車輪4a,4bを取付けて台車1の傾きを防
止することも提案されているが、補助車輪4a,
4bが台車1の両側から側方へ大きく突出するの
で、通路の障害となるばかりか、台車1の格納ス
ペースを広くとる必要があるという問題があつ
た。
(考案の目的) 本考案は、上記従来の問題を解消するためにな
されたもので、不要時には補助車輪を台車の内方
に収納できるようにして、通路の障害となるのを
防止するとともに、狭いスペースに格納し得るよ
うにすることを目的とするものである。
(考案の構成) このため本考案は、主車輪により走行自在な牽
引台車において、台車本体の走行方向の両側部
に、補助車輪を一端部に支持したアーム部材が支
持軸でそれぞれ枢着され、該各アーム部材の他端
部に、補助車輪が台車本体の側方に突出する突出
位置と台車本体の内方に収納される収納位置とに
変位されるように各アーム部材を旋回させる操作
部材が設けられ、該操作部材は台車の前部に設け
られた牽引用のフツク部材に連係され、フツク部
材が牽引位置にセツトされると、補助車輪が突出
位置に突出されることを特徴とするものである。
(考案の効果) 本考案によれば、台車本体の両側部に支持軸で
枢着されたアーム部材を牽引用のフツク部材に連
係する操作部材で旋回させることにより、補助車
輪を突出位置と収納位置とに変位させるようにし
たものであるから、フツク部材を牽引位置にセツ
トすると、自動的に補助車輪が突出して、走行を
安定に行うことができ、フツク部材を牽引位置か
ら退避させると、これに連動して操作部材が補助
車輪を台車本体の内方に収納することができるの
で、補助車輪が通路の障害となるのが防止される
ようになる。
また、補助車輪が側方に突出しないので、台車
の格納スペースも少なくてすむようになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第1図及び第2図に示すように、牽引台車10
は、前後方向に長い四角枠状の台車本体11を備
え、該台車本体11の下面には、左右前輪12
a,12bと左右後輪12c,12dが、それぞ
れブラケツト13a〜13dを介して回転自在に
取付けられ、台車本体11は、これら4個の主車
輪12a〜12dにより通路23上を走行するよ
うになる。
該台車本体11の上面前部に固定された軸受部
材14a,14aには、略逆V字状のフツク15
の基部15a,15aが上下揺動自在に枢着さ
れ、該フツク15は牽引時の水平位置(二点鎖線
参照)と格納時の垂直位置(実線参照)との間で
揺動し得るようになつている。
一方、第3図にも示すように、一端部16aに
ブラケツト17を介して補助車輪18を回転自在
に支持したアーム部材16,16が設けられ、該
各アーム部材16,16の中間部には支持軸1
9,19が固定され、該各支持軸19,19は、
台車本体11の下面両側部に、斜め後向きに傾け
て形成された支持孔11a,11aに下方から嵌
合され、ワツシヤ20,20を介して、上端部に
打ち込まれたロールピン21,21により抜け止
めされている。
該アーム部材16は、支持軸19を中心に、補
助車輪18が台車本体11の側方に突出する突出
位置(第1図二点鎖線参照)と、補助車輪18が
台車本体11の内方に収納される収納位置(第1
図実線参照)とに変位するよう旋回される。
上記台車本体11の下面には、アーム部材16
を突出位置と収納位置に当て止めるストツパー2
2a,22bが固定されている。
上記アーム部材16の支持軸19は、台車本体
11の支持孔11aにより所定角度θで斜め後向
きに傾けられているから、突出位置では補助車輪
18が通路23に接地しているが、収納位置では
補助車輪18が上方に持ち上げられて通路23か
ら僅かに浮き上がるようになる(第3図参照)。
従つて、補助車輪18が収納位置に変位されて
いても、台車本体11の走行には支障が全く生じ
ない。
上記台車本体11の車幅方向の中央位置には、
前後方向に伸長するガイドシヤフト25が固定さ
れ、該ガイドシヤフト25にはガイドスリーブ2
6が前後摺動自在に嵌合され、該ガイドスリーブ
26には、車幅方向に伸長するガイドリング27
が固定されている。
該ガイドリング27の長孔部27aには、上記
アーム部材16の他端部16bに植設されたピン
28が嵌合され、ガイドリング27の前動時には
長孔部27aでガイドされるピン28を介してア
ーム部材16が収納方向に旋回され、後動時には
長孔部27aでガイドされるピン28を介してア
ーム部材16が突出方向に旋回されるようにな
る。
上記ガイドスリーブ26には上方に突出する固
定リンク29が設けられ、上記フツク15の下部
にも固定リンク30が設けられ、該フツク15の
固定リンク30とガイドスリーブ26の固定リン
ク29とは、前後方向に伸長する揺動リンク31
で連結され、フツク15の水平揺動時にはガイド
スリーブ26が後動され、垂直揺動時にはガイド
スリーブ26が前動されるように連動する。
上記のように牽引台車10を構成すれば、牽引
時にフツク15を水平位置に揺動させると、揺動
リンク31を介してガイドスリーブ26とともに
ガイドリング27が後動され、ピン28を介して
アーム部材16が突出方向に旋回されるので補助
車輪18が突出位置に変位される。
従つて、牽引台車10がコーナを曲がる際に
は、補助車輪18が通路23に接地しているの
で、傾いて倒れるという事故はなくなる。
一方、停止時あるいは格納時にフツク15を垂
直位置に揺動させると、揺動リンク31を介して
ガイドスリーブ26とともにガイドリング27が
前動され、ピン28を介してアーム部材16が収
納方向に旋回されるので、補助車輪18が収納位
置に変位される。
従つて、台車本体11の側方に補助車輪18が
突出しないので、通路23の障害にならず、ま
た、狭い格納スペースに合理的に格納できるよう
にもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る牽引台車の平面図、第2
図は第1図の−線断面図、第3図は第1図の
A矢視拡大図、第4図は従来の牽引台車の平面図
である。 10……牽引台車、11……台車本体、12a
〜12d……主車輪、15……フツク、16……
アーム部材、16a……一端部、16b……他端
部、18……補助車輪、19……支持軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主車輪により走行自在な牽引台車において、台
    車本体の走行方向の両側部に、補助車輪を一端部
    に支持したアーム部材が支持軸でそれぞれ枢着さ
    れ、該各アーム部材の他端部に、補助車輪が台車
    本体の側方に突出する突出位置と台車本体の内方
    に収納される収納位置とに変位されるように各ア
    ーム部材を旋回させる操作部材が設けられてい
    て、該操作部材は台車の前部に設けられた牽引用
    のフツク部材に連係され、フツク部材が牽引位置
    にセツトされると補助車輪が突出位置に突出され
    ることを特徴とする牽引台車。
JP10345286U 1986-07-04 1986-07-04 Expired JPH0420710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10345286U JPH0420710Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10345286U JPH0420710Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS639092U JPS639092U (ja) 1988-01-21
JPH0420710Y2 true JPH0420710Y2 (ja) 1992-05-12

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ID=30976022

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JP10345286U Expired JPH0420710Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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JPS639092U (ja) 1988-01-21

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