JP3217805U - 包装体 - Google Patents

Abstract

【課題】消耗品を収容するための箱に容易に組み立てることの可能な包装体を提供する。【解決手段】包装体１は、単一の材料片を備える。この材料片は、材料中の複数の弱化線を介して接続された複数のパネル３、３ａ、３ｂ、３ｃ、５、５ａ、５ｂ、５ｃ、７、７ａ、７ｂ、９、９ａ、９ｂ、１１、１１ａおよび１３を備えている。これら複数のパネルおよび複数の弱化線は、複数のパネルが箱を成す組み立て状態と、複数のパネルが実質的に連続したシートを成す非組み立て状態との間で包装体を操作できるように構成されている。【選択図】図４

Description

本考案は、包装体に関する。

多くの消耗品（例えば、電子タバコ用の交換カートリッジ）が、消耗品を一つ以上収容した包装体の形態で消費者に販売されている。

そのような消耗品を収容するための箱に容易に組み立てることの可能な包装体を提供することが望ましい。

本書で説明するいくつかの実施形態では、単一の材料片を備える包装体が提供される。この材料片は、材料中の複数の弱化線を介して接続された複数のパネルを備えている。複数のパネルおよび複数の弱化線は、複数のパネルが箱を成す組み立て状態と、複数のパネルが実質的に連続したシートを成す非組み立て状態との間で包装体を操作できるように構成されている。

複数のパネルは、第１パネルの対を複数含んでいてもよい。ここで、第１パネルの各対を構成するパネルは、包装体が組み立て状態にあるときに、箱の一対の隣り合う壁を成す。また、複数のパネルは、更に第２パネルの対を複数含んでいてもよい。ここで、第１パネルの各対を構成するパネルは、第２パネルの対のうち対応する一対を構成するパネルによって接続され、第２パネルの各対を構成するパネルは、材料中の複数の弱化線における複数の第１弱化線のうち対応する一の第１弱化線に沿って接続され、包装体が組み立て状態にあるときに、第２パネルの各対を構成するパネルは、当該パネルを接続する前記対応する一の第１弱化線に沿って、箱の内側で折り重ねられる。

第１パネルの各対のうち第１のパネルは、第２パネルの対のうち第１パネルの当該対を接続する前記対応する一対のうちの第１のパネルと、材料中の複数の弱化線における複数の第２弱化線のうち対応する一の第２弱化線に沿って接続されてもよく、また、第１パネルの各対のうち第２のパネルは、第２パネルの対のうち第１パネルの当該対を接続する前記対応する一対のうちの第２のパネルと、材料中の複数の弱化線における複数の第３弱化線のうち対応する一の第３弱化線に沿って接続されてもよい。

以下では、添付図面を参照しながら、本考案の実施形態を例示のためにのみ説明する。
組み立て状態における包装体の斜視前面図である。 組み立て状態における包装体の斜視背面図である。 非組み立て状態における包装体の平面図である。 非組み立て状態と組み立て状態との中間における包装体の斜視図である。 非組み立て状態と組み立て状態との中間における包装体の平面図である。 組み立て状態において蓋パネルが開いたときの包装体の平面図である。

図１〜３は、本考案の一実施形態に係る包装体１を示している。包装体１は、任意の適切な材料（例えば、厚紙や紙などの折りたたみ可能な材料）からなる単一片を備えている。この単一材料片は、複数のパネル３、３ａ、３ｂ、３ｃ、５、５ａ、５ｂ、５ｃ、７、７ａ、７ｂ、９、９ａ、９ｂ、１１、１１ａおよび１３（これらのすべてが図１および２で見えているわけではない）を含んでいる。これらのパネル３、３ａ、３ｂ、３ｃ、５、５ａ、５ｂ、５ｃ、７、７ａ、７ｂ、９、９ａ、９ｂ、１１、１１ａおよび１３は、複数の弱化線ａ｀〜ｔ｀を介して接続されている。

これら複数のパネル３、３ａ、３ｂ、３ｃ、５、５ａ、５ｂ、５ｃ、７、７ａ、７ｂ、９、９ａ、９ｂ、１１、１１ａおよび１３ならびに複数の弱化線ａ｀〜ｔ｀は、複数のパネル３、３ａ、３ｂ、３ｃ、５、５ａ、５ｂ、５ｃ、７、７ａ、７ｂ、９、９ａ、９ｂ、１１、１１ａおよび１３が閉じた箱を成す組み立て状態と、複数のパネル３、３ａ、３ｂ、３ｃ、５、５ａ、５ｂ、５ｃ、７、７ａ、７ｂ、９、９ａ、９ｂ、１１、１１ａおよび１３が実質的に連続した平坦なシートを成す非組み立て状態との間で、包装体１を操作する（例えば、折りたたんだり展開したりする）ことができるように構成されている。

包装体１が組み立て状態にあるとき、互いに対向する第１のパネル３および第２のパネル５は、閉じた箱の側壁として機能し、互いに対向する第３のパネル７および第４のパネル９は、それぞれ閉じた箱の前壁および後壁として機能し、互いに対向する第５のパネル１１および第６のパネル１３は、それぞれ閉じた箱の上壁および底壁（または基部）として機能する。

包装体１が組み立て状態にあるとき、前壁７、後壁９、上壁１１、および底壁１３の寸法Ｌは、閉じた箱の長さを定め、側壁３および５、上壁１１、ならびに基部壁１３の寸法Ｗは、閉じた箱の幅を定め、側壁３および５、前壁７、ならびに後壁９の寸法Ｈは、閉じた箱の高さを定める。

これらのパネル３、５、７、９、１１および１３は、すべて長方形であり、組み立て状態で互いに対向するパネルは同じ横断面を有しているので、閉じた箱は、組み立て状態にあるときは、直方体の箱の形態となる。もちろん他の形状および横断面も可能である。一つの例では、組み立て状態において互いに対向し同じ横断面を有するパネルが、正方形の横断面を有していてもよい。パネル３、５、７、９、１１および１３がすべて正方形で同じ横断面を有する場合は、閉じた箱は立方体となる。

残りのパネル３ａ、３ｂ、３ｃ、５ａ、５ｂ、５ｃ、７ａ、７ｂ、９ａ、９ｂおよび１１ａは、包装体１が組み立て状態にあるときに閉じた箱の実質的に内部に配置されるという意味で、すべて内側パネルである。

弱化線ａ｀〜ｔ｀は、折り目、ミシン目、刻み目、または他の種類の弱化線、またはこれらの組み合わせによって設けられていてもよい。

図３に示すように、パネル１３は、パネル３、５、７および９と、それぞれ対応する弱化線ｒ｀、ｔ｀、ｑ｀およびｓ｀に沿って隣接している。パネル９は、弱化線ｈ｀に沿ってパネル１１と隣接している。パネル１１は長方形である。

パネル７ａは、実質的に四角形であり、弱化線ａ｀に沿ってパネル７と隣接するとともに、弱化線ｂ｀に沿ってパネル３ａと隣接している。パネル３ａは、実質的に四角形であり、パネル７ａと隣接するとともに、弱化線ｃ｀に沿ってパネル３と隣接している。パネル３は、パネル３ａおよび１３と隣接するとともに、パネル３ｃおよび３ｂとそれぞれ弱化線ｅ｀およびｄ｀に沿って隣接している。パネル３ｃは実質的に台形であり、二つの丸みのある角（かど）を有している。パネル３ｂは実質的に四角形であり、パネル３と隣接するとともに、弱化線ｆ｀に沿ってパネル９ｂと隣接している。パネル９ｂは三角形であり、パネル３ｂと隣接するとともに、弱化線ｇ｀に沿ってパネル９と隣接している。

パネル１１は、パネル９と隣接するとともに、弱化線ｉ｀に沿ってパネル１１とも隣接している。パネル１１ａは実質的に不等辺五角形であり、その角のうち三つは丸みを帯びている。

パネル９ａ、５ａ、５、５ｂおよび７ｂは、それぞれパネル９ｂ、３ｂ、３、３ａおよび７ａと実質的に対称な配置に設けられている。したがって、パネル９ａおよび９ｂは同じ形状および同じサイズであり、パネル５ａおよび３ｂは同じ形状および同じサイズであり、パネル５および３は同じ形状および同じサイズであり、パネル５ｂおよび３ａは同じ形状および同じサイズであり、パネル７ｂおよび７ａは同じ形状および同じサイズである。

パネル９ａは、弱化線ｊ｀に沿ってパネル９と隣接するとともに、弱化線ｋ｀に沿ってパネル５ａと隣接している。パネル５ａは、パネル９ａと隣接するとともに、弱化線ｌ｀に沿ってパネル５とも隣接している。パネル５は、パネル１３および５ａと隣接するとともに、パネル５ｃおよび５ｂとも、それぞれ弱化線ｍ｀およびｎ｀に沿って隣接している。パネル５ｂは、パネル５と隣接するとともに、弱化線ｏ｀に沿ってパネル７ｂとも隣接している。パネル７ｂは、パネル５ｂと隣接するとともに、弱化線ｐ｀に沿ってパネル７とも隣接している。

パネル３、５、９および１３は、自由縁（すなわち切り口）を有さない。残りのパネルは、包装体１が非組み立て状態にあるときに包装体１の周縁を成す自由縁を有している。これらの自由縁は図３にもっとも明瞭に示されている。ただし、図の明瞭さを維持するため、自由縁に符号は付していない。パネル７、９ａおよび９ｂの各々は、単一の直線的な自由縁を有している。ただし、後述するように、パネル７ａの自由縁には、小さな湾曲した切り欠き７ｄが形成されている。パネル３ｂ、３ａ、５ａおよび５ｂの各々は、二つの直線的な自由縁を有しており、これらの自由縁の一方は、他方よりも実質的に長く、それら二つの自由縁は、一つの湾曲した角で交わる。パネル７ａおよび７ｂの各々は、二つの直線的な自由縁を有しており、これら二つの自由縁は、互いに実質的に垂直であり、一つの湾曲した角で交わる。パネル１１は、互いに平行かつ対向する二つの直線的な自由縁を有している。パネル１１ａは、四つの自由縁と三つの湾曲した角を有している。パネル３ｃおよび５ｃ（これらは他のパネルよりも小さい）の各々は、三つの自由縁と二つの湾曲した角を有している。

この例では、湾曲した角が基本的に自由縁と接続されており、これにより包装体の外観が改善される。

図４〜６は、包装体１が組み立て状態と非組み立て状態との間で操作されるときに種々のパネル３、３ａ、３ｂ、３ｃ、５、５ａ、５ｂ、５ｃ、７、７ａ、７ｂ、９、９ａ、９ｂ、１１、１１ａおよび１３が種々の弱化線ａ｀〜ｔ｀の周りにどのように旋回するかを示している。

組み立て状態から非組み立て状態へ移行するとき、包装体１は、パネル３、５、７および９がパネル１３と実質的に垂直になるまで、パネル３、５、７および９がそれぞれ弱化線ｒ｀、ｔ｀、ｑ｀およびｓ｀の周りに旋回するように操作される。

パネル３、５、７および９は、これらのパネルがパネル１３と実質的に垂直になる位置へと旋回させられ、パネル３ｂおよび９ｂ、７ａおよび３ａ、５ａおよび９ａ、ならびに７ｂおよび５ｂは、図６に最も良く示されるように、パネル９ｂおよび３ｂが弱化線ｆ｀に沿って折り重ねられ、パネル３ａおよび７ａが弱化線ｂ｀に沿って折り重ねられ、パネル９ａおよび５ａが弱化線ｋ｀に沿って折り重ねられ、パネル５ｂおよび７ｂが弱化線ｏ｀に沿って折り重ねられる位置に移動する。

したがって、包装体１の一方の側では、パネル９ｂおよび３ｂの対とパネル３ａおよび７ａの対とが箱の内側に配置され、箱の相対向する縁から箱の長手方向中心軸線（図６に破線で示す）に向かって内側に方向付けまたは角度付けがされる。同様に、包装体の他方の側では、パネル９ａおよび５ａの対とパネル５ｂおよび７ｂの対とが箱の内側に配置され、ここでも箱の相対向する縁から箱の長手方向軸線に向かって内側に方向付けまたは角度付けがされる。上記一方の側では、パネル３ａおよび３ｂが互いに向かうように角度を付けられ、パネル９ｂおよび７ａの間に挟まれる。上記他方の側では、パネル５ａおよび５ｂが互いに向かうように角度を付けられ、パネル９ａおよび７ｂの間に挟まれる。

包装体１を組み立て状態にすることを完了するため、パネル３ｃおよび５ｃは、パネル３ｃおよび５ｃがそれぞれパネル３およびパネル５と実質的に垂直になるまで、箱の内側に向かってそれぞれ弱化線ｅ｀およびｍ｀の周りに旋回させられる。パネル１１は、弱化線ｈ｀の周りに旋回させられ、パネル１１ａは、パネル１１がパネル９および１１ａと実質的に垂直になるまで、パネル７とパネル７ａおよび７ｂとの間から箱内へ押し込まれる。この配置では、パネル１１ａは、他のパネルが飛び出して箱が開いてしまうのを防ぐように機能する。

したがって、包装体１が組み立て状態にあるときは、パネル９とパネル３の対は、箱の隣り合う壁を成す。パネル３とパネル７の対、パネル７とパネル５の対、およびパネル５とパネル９の対についても同様である。これらの壁パネル対の各々を構成するパネルは、対応する一対の接続用パネル（すなわち、パネル９ｂおよび３ｂが一対の接続用パネルであり、パネル３ａおよび７ａ、パネル７ｂおよび５ｂ、ならびにパネル９ａおよび５ａも同じである）によって接続されている。これらの接続用パネルは、第１弱化線（場合に応じてｆ｀、ｂ｀、ｏ｀またはｋ｀）に沿って折り重ねられ、また、箱の内側に向かって、ある角度で延びる。

所与の一対の隣り合う壁パネルに関して、接続用パネル対を構成するパネルの一方は第２弱化線に沿って当該壁パネルの一方に接続され、接続用パネル対を構成するパネルの他方は第３弱化線に沿って当該壁パネルの他方に接続される。所与の一対の隣り合う壁パネルおよびその接続用パネル対に関して、第１、第２および第３弱化線は、基部パネルとして機能するパネル１３の角のうち対応する一つに収束する。四つの壁パネル９、３、７および５の各々は、対応する弱化線に沿って基部パネル３に自ら接続されているので、図３から最も良く理解されるように、５本の弱化線が基部パネル１３の角の各々で収束または合流する。

一例では、接続用パネル対を構成するパネル７ａ、３ａ、３ｂ、９ｂ、９ａ、５ａ、５ｂおよび７ｂが互いに折り重なるために必要となる比較的大きな旋回量を得るために、弱化線ｂ｀、ｆ｀、ｋ｀およびｏ｀が他の弱化線よりも弱くなっている。一例では、弱化線ｂ｀、ｆ｀、ｋ｀およびｏ｀がミシン目である一方で、他の弱化線は折り曲げ線または折り目である。

包装体１を非組み立て状態に戻すためには、パネル１１ａを箱の内側から引き出し、パネル１１を、箱を閉じるときと逆の向きに旋回させる。その後、パネル３、３ａ、３ｂ、３ｃ、５、５ａ、５ｂ、５ｃ、７、７ａ、７ｂ、９、９ａ、９ｂ、１１、１１ａおよび１３を、包装体を組み立て状態にするときの移動経路と全体的に逆の経路に沿って移動させることにより、展開することができる。

パネル１１を箱から引き出しやすくするために、パネル７の自由縁には、上述のように、湾曲した切り欠き７ｄが設けられている。

包装体１は、非組み立て状態へと展開されると、連続したシートの形態となる。したがって、包装体１を組み立て状態へ操作するときに使用するスリットや、包装体１を組み立て状態に保持するために使用するスリットは、包装体１には切り込まれていない。更に、この単一片設計は、組み立て状態において追加の接着剤または粘着剤（例えば、糊や粘着テープ）の補助を受けずにしっかりとした状態を保つという意味で、自立型である。

包装体１を組み立て状態に保つために糊や粘着テープを必要としないため、組み立て中に糊付けや接着のためにパネルを位置合わせする必要がなく、特別な道具も必要ないので、どのような物品を包装体に収容するにせよ、包装体１を組み立てて物品を詰める工程が簡易になる。

こうして、包装体を組み立て状態に組み立て、収容すべき物品を包装体に詰める工程が簡易になる。組み立て状態にあるとき、包装体１は構造的に堅固であり、包装体１内の物品に対して良好な保護を与える。

更に、消費者は包装体１を容易に展開して非組み立て状態にすることができるので、包装体の全内面を、消費者に対して視覚的メッセージ（例えば、指示や広告）を伝えるために使用することができる。

組み立て状態では、視認可能な縁の大部分は折り曲げられた縁であり、視認可能な切り口は比較的少数であるため、包装体１は整った外観を有する。

一例では、組み立て状態にあるとき、包装体１は、電子タバコ用の交換カートリッジを収容するために使用される。ただし、この包装体は、多種多様な物品を収容するために使用することができる。

本書で説明した様々な実施形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された特徴の理解と教示を助けるためだけに提示されている。これらの実施形態は、実施形態の代表例として提示されているに過ぎず、すべての実施形態を網羅したものでもなければ、他の実施形態を排除するものでもない。本書で説明した利点、実施形態、例、機能、特徴、構造、および／または他の側面は、実用新案登録請求の範囲によって規定された考案の範囲を限定するもの、あるいは実用新案登録請求の範囲の均等物を制限するものと考えるべきではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の考案の範囲から逸脱することなく他の実施形態を利用し、また、変形を施すことができることを理解されたい。本考案の様々な実施形態が、本書で具体的に説明したもの以外の要素、構成、特徴、部品、ステップ、手段などの好適な組み合わせを適切に備え、それらのみから構成され、あるいは実質的にそれらから構成されてもよい。更に、本開示は、実用新案登録請求の範囲に現在は記載されていないが将来記載される可能性のある他の考案を含む可能性がある。

Claims (21)

1. 単一の材料片を備える包装体であって、
   前記材料片は、材料中の複数の弱化線を介して接続された複数のパネルを備えており、前記複数のパネルおよび前記複数の弱化線は、前記複数のパネルが箱を成す組み立て状態と、前記複数のパネルが実質的に連続したシートを成す非組み立て状態との間で包装体を操作できるように構成されている、包装体。
2. 前記複数のパネルが、第１パネルの対を複数含んでおり、前記第１パネルの各対を構成するパネルが、前記包装体が組み立て状態にあるときに、前記箱の一対の隣り合う壁を成し、前記複数のパネルが、更に第２パネルの対を複数含んでおり、前記第１パネルの各対を構成するパネルが、前記第２パネルの対のうち対応する一対を構成するパネルによって接続され、前記第２パネルの各対を構成するパネルが、前記材料中の前記複数の弱化線における複数の第１弱化線のうち対応する一の第１弱化線に沿って接続され、前記包装体が前記組み立て状態にあるときに、前記第２パネルの各対を構成するパネルが、当該パネルを接続する前記対応する一の第１弱化線に沿って、前記箱の内側で折り重ねられる、請求項１に記載の包装体。
3. 前記第１パネルの各対のうち第１のパネルが、前記第２パネルの対のうち前記第１パネルの当該対を接続する前記対応する一対のうちの第１のパネルと、前記材料中の前記複数の弱化線における複数の第２弱化線のうち対応する一の第２弱化線に沿って接続され、前記第１パネルの各対のうち第２のパネルが、前記第２パネルの対のうち前記第１パネルの当該対を接続する前記対応する一対のうちの第２のパネルと、前記材料中の前記複数の弱化線における複数の第３弱化線のうち対応する一の第３弱化線に沿って接続されている、請求項２に記載の包装体。
4. 前記第１パネルの所与の一対および当該一対を接続する前記第２パネルの対に関して、前記複数の第１弱化線のうち前記対応する一の第１弱化線、前記複数の第２弱化線のうち前記対応する一の第２弱化線、および前記複数の第３弱化線のうち前記対応する一の第３弱化線が一箇所に収束する、請求項３に記載の包装体。
5. 前記一箇所が、前記複数のパネルに含まれる更なるパネルの角である、請求項４に記載の包装体。
6. 前記更なるパネルは、前記包装体が前記組み立て状態にあるときに前記箱の基部として機能する、請求項５に記載の包装体。
7. 前記第１パネルの各対のうち前記第１のパネルが、前記材料中の前記複数の弱化線における複数の第４弱化線のうち対応する一の第４弱化線に沿って前記更なるパネルに接続され、前記第１パネルの各対のうち前記第２のパネルが、前記材料中の前記複数の弱化線における複数の第５弱化線のうち対応する一の第５弱化線に沿って前記更なるパネルに接続されている、請求項５または６に記載の包装体。
8. 前記第１パネルの所与の一対および当該一対を接続する前記第２パネルの対に関して、前記複数の第１弱化線のうち前記対応する一の第１弱化線、前記複数の第２弱化線のうち前記対応する一の第２弱化線、前記複数の第３弱化線のうち前記対応する一の第３弱化線、前記複数の第４弱化線のうち前記対応する一の第４弱化線、および前記複数の第５弱化線のうち前記対応する一の第５弱化線が、前記複数のパネルに含まれる更なるパネルの角である一箇所に収束する、請求項７に記載の包装体。
9. 前記複数のパネルは、前記包装体が前記組み立て状態にあるときに前記箱の蓋として機能するパネルを含んでいる、請求項２〜８のいずれか一項に記載の包装体。
10. 前記包装体が前記組み立て状態にあるときに前記箱の蓋として機能する前記パネルが、前記第１パネルのうちの一つと弱化線に沿って接続されている、請求項９に記載の包装体。
11. 前記複数のパネルは、前記包装体が前記組み立て状態にあるときに前記箱の蓋として機能する前記パネルと弱化線を介して接続されたタブパネルを含んでおり、前記タブパネルは、前記包装体が前記組み立て状態にあるときに、前記複数のパネルに含まれる他のパネルのうちの二つ以上の間から前記箱の内側に折り込まれるように構成されている、請求項１０に記載の包装体。
12. 前記タブパネルは、前記第１パネルのうちの一つと前記第２パネルのうちの二つとの間から前記箱の内側へ折り込まれるように構成されており、前記第２パネルのうちの前記二つの各々は、前記複数の弱化線のうち対応する一の弱化線に沿って、前記第１パネルのうちの前記一つと接続されている、請求項１１に記載の包装体。
13. 前記タブパネルが、前記包装体を前記組み立て状態に維持するように機能する、請求項１１に記載の包装体。
14. 前記複数の第１弱化線が、前記複数の弱化線に含まれる他の弱化線よりも弱い、請求項２〜１３のいずれか一項に記載の包装体。
15. 前記複数の弱化線が、折り曲げ線、折り目、ミシン目、および刻み目の少なくとも一つを含んでいる、請求項１〜１４のいずれか一項に記載の包装体。
16. 前記組み立て状態において前記箱が、閉じた箱である、請求項１〜１５のいずれか一項に記載の包装体。
17. 前記組み立て状態において前記箱が自立する、請求項１〜１６のいずれか一項に記載の包装体。
18. 前記箱が、直方体状または立方体状の箱である、請求項１〜１７のいずれか一項に記載の包装体。
19. 前記実質的に連続したシートは、実質的に平坦なシートである、請求項１〜１８のいずれか一項に記載の包装体。
20. 前記複数の弱化線の一部は、前記複数の弱化線の他の弱化線よりも弱い、請求項１〜１９のいずれか一項に記載の包装体。
21. 本願に添付する図面を参照して本明細書で実質的に説明される包装体。

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