JP3217449B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法

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JP3217449B2 JP14197592A JP14197592A JP3217449B2 JP 3217449 B2 JP3217449 B2 JP 3217449B2 JP 14197592 A JP14197592 A JP 14197592A JP 14197592 A JP14197592 A JP 14197592A JP 3217449 B2 JP3217449 B2 JP 3217449B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値データに基づいて
グラフを表示するための画像を作成処理する情報処理装
置および情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のグラフ表示処理を実行可
能な情報処理装置では、表計算のデータを利用した種々
のグラフ化が可能となり、数値変動を容易にビジュアル
化して業績分析等を容易に行えるようになっている。
【0003】この場合、操作者は表計算用紙のデータの
所望範囲をポインティングデバイス等で指定し、データ
方向を指定すると、自動的に軸スケールが決定され、通
常、「0」から表示する最大値を考慮して、刻み値を設
定しながら軸スケールが連続的に表示される領域に、範
囲指定した表計算用紙のデータが全体表示される構成と
なっていた。
【0004】また、使用者の要求に応じて、軸スケール
を最大値,最小値,刻み値等を入力することにより、所
定の範囲における各データの変動状態を詳細に表示でき
るように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報処理装置
は、数値データを同一比率で表示するグラフ上の表示位
置に変換して表示していた。このため、各データの変動
状態が近接している場合には、軸スケールは連続的に表
示されているため、ビジュアル化されたグラフもその変
動が小さくなり、所望の範囲の変動を拡大して表示しよ
うとすると、上記のような軸スケール変換処理を行う必
要があり、使用者の負担が重くなると共に、最適な軸ス
ケールが設定されないと、表示データの欠落等を発生さ
せ、グラフ機能を有効に機能させることができない。ま
た、軸の途中を省略してある範囲内のデータだけを拡大
表示することができずにグラフ全体が表示されるので、
グラフのある範囲の変化を読み取りたい場合には不都合
となる等の問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、複数の数値情報をグラフ化するとき、
グラフの省略範囲により区切られる第1のグラフ領域に
出力される第1の数値情報の出力位置を求め、その第1
の数値情報に隣り合って出力されるべき数値情報であっ
て、かつその出力位置が当該第1のグラフ領域に含まれ
ない第2の数値情報の仮想出力位置を前記第1の数値情
報の出力位置を基準として求め、前記求めた第1及び第
2の数値情報の出力位置から当該2つの数値情報の出力
位置を結ぶ線分の傾きを求め、前記第1の数値情報の出
力位置から前記省略範囲に向けて前記傾きを持つ線分を
前記第1のグラフ領域の範囲に出力するよう制御するこ
とにより、複数の数値情報をグラフ化するとき、省略範
囲を表示し、グラフ領域内で各数値情報の変動状態を拡
大して表示することができるとともに、隣り合って出力
されるべき数値情報の一方が前記省略範囲内もしくは省
略範囲を跨いだ領域に含まれる場合でも、各数値情報間
の変動状態を各数値情報の出力位置から出力される線分
の傾きにより容易に把握できるグラフを作成することが
できる情報処理装置および情報処理方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、複数の数値情報と、それらの数値情報をグラフ化
する時のグラフの省略範囲とからグラフを作成する情報
処理装置であって、前記省略範囲により区切られる第1
のグラフ領域に出力される第1の数値情報の出力位置を
求め、その第1の数値情報に隣り合って出力されるべき
数値情報であって、かつその出力位置が当該第1のグラ
フ領域に含まれない第2の数値情報の仮想出力位置を前
記第1の数値情報の出力位置を基準として求める出力位
置演算手段と、前記出力位置演算手段により求めた第1
及び第2の数値情報の出力位置から当該2つの数値情報
の出力位置を結ぶ線分の傾きを求める線分傾き導出手段
と、前記第1の数値情報の出力位置から前記省略範囲に
向けて前記傾きを持つ線分を前記第1のグラフ領域の範
囲に出力するよう制御する線分出力制御手段とを有する
ものである。 また、前記省略範囲を特定する数値情報を
入力する入力手段を更に有するものである。 さらに、前
記複数の数値情報から、前記省略範囲を算出する省略範
囲算出手段を更に有するものである。 また、前記第1の
グラフ領域は、グラフに表す最大値と前記省略範囲の最
大値との間の領域とするものである。 さらに、前記第1
のグラフ領域は、グラフに表す最小値と前記省略範囲の
最小値との間の領域とするものである。
【0008】本発明に係る情報処理方法は、複数の数値
情報と、それらの数値情報をグラフ化する時のグラフの
省略範囲とからグラフを作成する情報処理方法であっ
て、前記省略範囲により区切られる第1のグラフ領域に
出力される第1の数値情報の出力位置を求め、その第1
の数値情報に隣り合って出力されるべき数値情報であっ
て、かつその出力位置が当該第1のグラフ領域に含まれ
ない第2の数値情報の仮想出力位置を前記第1の数値情
報の出力位置を基準として求め、前記求めた第1及び第
2の数値情報の出力位置から当該2つの数値情報の出力
位置を結ぶ線分の傾きを求め、前記第1の数値情報の出
力位置から前記省略範囲に向けて前記傾きを持つ線分を
前記第1のグラフ領域の範囲に出力するよう制御するこ
とを特徴とするものである。 また、入力された数値情報
により前記省略範囲を特定するものである。 さらに、前
記複数の数値情報から、前記省略範囲を算出するもので
ある。 また、前記第1のグラフ領域は、グラフに表す最
大値と前記省略範囲の最大値との間の領域とするもので
ある。 さらに、前記第1のグラフ領域は、グラフに表す
最小値と前記省略範囲の最小値との間の領域とするもの
である。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す情報処理装置
の構成を示すブロック図である。
【0010】図1において、1は表示装置で、入力装置
2から指示または数値入力された情報に基づいて中央処
理装置3が処理した文書データ,表計算データ等を表示
する。4は記憶装置で、中央処理装置3が実行する後述
する図2,図3のフローチャートに示す制御手順を含む
制御プログラムを記憶するとともに、情報処理に必要な
制御情報を記憶するワークエリアを備えている。記憶装
置4は、ハ−ドディスク,フロッピ−ディスク,半導体
メモリを含む。
【0011】なお、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステ
ムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が
行われるシステムであっても本発明を適用できることは
言うまでもない。
【0012】以下、図2,図3に示すフローチャートお
よび図4〜図6を参照しながら本発明に係る情報処理方
について説明するが、基本的には、表示手段(表示装
置1)に表示するグラフの軸の所望の最大値および最小
値を決定し、決定された最大値および最小値に基づいて
軸上の数値表示省略範囲を設定し、決定された最大値と
最小値とで決定される注目表示範囲に対する各数値デー
タの変換表示位置情報を求め、求められた変換表示位置
情報,数値表示省略範囲に基づいて表示手段に各数値デ
ータに対応するグラフを表示することにより、各数値デ
ータの変化状態に注目した拡大グラフ表示を可能とす
る。
【0013】図2は本発明の一実施例を示す情報処理方
法の手順の一例を示すフローチャートである。なお、
(1)〜(8)は各ステップを示す。
【0014】図1に示した情報処理装置は起動時に、図
6に示す編集バー11,15,コマンド8,9,13,
編集画面10,12,14を表示装置1上に表示し、表
データおよびグラフデータを記憶装置4から読み込んだ
後に、画面上にグラフ化している数値データを編集する
ための表16,グラフ17を順次表示する初期化処理を
実行し(1)、図6に示す各情報が表示装置4に表示さ
れた状態で、コマンドの入力待ちになる(2)。この
時、グラフ17は軸の省略を行なわずに、グラフ全体が
表示されている状態である。次いで、コマンド入力が、
『属性』メニュー中の「軸変更」コマンドであったかど
うかを判定し(3)、YESの場合には、軸変更処理ル
ーチンを図3に示すフローチャートに基づいて実行し
(4)、ステップ(2)に戻り、NOならばコマンド入
力が、「その他のコマンド」であるかどうかを判定し
(5)、YESならばその他のコマンド処理ルーチンを
実行し(6)、ステップ(2)に戻り、NOならばコマ
ンド入力が、『終了』であるかどうかを判定し(8)、
NOならばステップ(2)に戻り、YESならば終了処
理、例えば表やグラフデータの更新処理や編集ウインド
ウの消去を行ない処理を終了する。これにより、図6に
示すグラフ17が図4に示すように、省略記号5を伴う
軸が一部切断表示されたグラフGGを表示装置4に表示
される。なお、本実施例における省略記号5は、図5に
示すような幅7と中心線6とで規定される領域に連続す
る2本のスプラインで形成表示される構成となってい
る。
【0015】以下、図3に示すフローチャートを参照し
ながら本発明の情報処理方法における軸変更処理ルーチ
ンについて説明する。
【0016】図3は本発明の情報処理方法における軸変
更処理ルーチンの一例を示す詳細フローチャートであ
る。なお、(1)〜(9)は各ステップを示す。
【0017】前述したように軸変更処理は、図2に示し
たステップ(3) において、『属性』メニューの「軸変
更」コマンドが選択されると起動され、先ず、図7に示
すような軸の省略を行うための軸変更メニューM1が表
示装置4に表示される。この軸変更メニューM1の表示
するY軸範囲には、初期値として現在表示されているグ
ラフ17の最大値「100」と最小値「0」が表示され
る。さらに、軸変更メニュー表示後、表示するY軸の範
囲の下限値のところに、カーソル18を表示し、データ
入力待ちの状態になる。
【0018】ここで、入力装置2から表示するY軸の範
囲として図8に示すように、『75〜95まで』という
数値が入力されると(1) 、中央処理装置3が表示するY
軸の範囲のうち大きい値の「95」をY軸の最大値と
し、数値データが正のデータのみなので「0」をY軸の
最小値として決定する(2) 。次いで、Y軸の最大値が
「95」、最小値が「0」に決まると、中央処理装置3
はそれに応じて省略する軸の範囲を求める(3) 。Y軸の
最大値が「95」、最小値が「0」であり、かつ表示す
るY軸の範囲が「75」から「95」であることから省
略する軸の範囲は「0」から「75」までになる。この
ようにして、軸の最大値,最小値,省略する軸の範囲が
決まると、中央処理装置3が省略記号5の表示位置を下
記のように求める(4) 。
【0019】すなわち、軸の最小値「0」と省略する軸
の範囲の上限値「75」の表示位置を求める。軸の最小
値の表示位置と省略する軸の範囲の上限値の表示位置の
間隔の中心を図5の中心線6とし、軸の最小値の表示位
置と省略する軸の範囲の上限値の表示位置の間隔に応じ
てスプラインの幅(図5の幅7)の位置を決定する。こ
れらの基準線とグラフの縦の軸が交わる点を省略記号5
の表示位置として記憶装置4に保存しておく。
【0020】次いで、中央処理装置3が数値データより
Y軸の最大値「92」と最小値「81」およびその表示
位置を求め、記憶装置4に保存しておく(5) 。次いで、
中央処理装置3が数値データを表示するグラフ上での表
示位置に変換する(6) 。ここで、数値データからグラフ
上での表示位置への変換について一般例を用いて説明す
る。変換式には大きく分けて軸の省略がない場合と、省
略がある場合の2通りがある。軸の省略がある場合は、
さらに、点が省略記号5の上にある場合,省略記号5の
下にある場合,点が省略記号5の中にある場合の計3通
りの態様が考えられるため、変換式も下記第(1)式か
ら第(3)式により決定される。以下、図9〜図11を
参照しながら詳述する。 (軸の省略がない場合)図9に示すようなnumという
数値データの表示位置は、 per=(num−min)/(max−min) Ynum=Ymin−{per*(Ymin−Ymax)}……(1) より得られる。
【0021】ここで、perは軸に対するデータの割合
を示し、maxは軸の最大値の数値データ、minは軸
の最小値の数値データを示し、numは表示位置を求め
る数値データを示す。X??,Y??はそれぞれの数値
データに対する表示位置を示している。軸の省略がない
場合は、グラフ中のどの点でも上記の式で表示位置が求
められる。 (軸の省略がある場合) 〔点が省略記号の上にある場合〕図10に示すようなn
umaという数値データの表示位置は、 per=(numa−minb)/(maxa−minb) Ynuma=Yminb−{per*(Yminb−Ymaxa)} ……(2) より得られる。
【0022】ここで、perは軸に対するデータの割合
を示し、maxaは軸の最大値の数値データ、mina
は軸の最小値の数値データを示し、maxbは省略する
軸の範囲の上限値の数値データを示し、minbは省略
する軸の範囲の下限値の数値データを示し、、num
a,numbは表示する点の数値データを示す。X?
?,Y??はそれぞれの数値データに対する表示位置を
示している。
【0023】〔点が省略記号の下にある場合〕図11に
示すようなnumbという数値データの表示位置は、 per=(numb−mina)/(maxb−mina) Ynumb=Ymina−{per*(Ymina−Ymaxb)} ……(3) より得られる。
【0024】ここで、perは軸に対するデータの割合
を示し、maxaは軸の最大値の数値データ、mina
は軸の最小値の数値データを示し、maxbは省略する
軸の範囲の上限値の数値データを示し、minbは省略
する軸の範囲の下限値の数値データを示し、numbは
表示する点の数値データを示す。X??,Y??はそれ
ぞれの数値データに対する表示位置を示している。
【0025】〔点が省略記号の中にある場合〕省略され
ている範囲の数値データは省略記号5の中心線(図5に
示す中心線6)上にする。軸の省略を行う場合は、上記
3通りの変換式に基づいて表示位置を求める。次に、2
点間の線の引き方について図11および図12〜図15
を参照しながら説明する。
【0026】図11は2点間の線の引き方法の例を示す
模式図であり、〜はぞれぞれ2点間を結ぶ線分を示
す。
【0027】この図に示すように、軸の省略を行う場合
は、2点の表示パターンがパターン〜に示す9通り
考えられる。
【0028】このうち、パターンとパターンは省略
記号5に交わらないので、上記変換式によりそれぞれの
点の表示位置を求め、それらを結ぶと、図12に示すよ
うに2点間が線分表示により連結表示される。
【0029】また、図11に示すようなパターンのよ
うに、2点がともに省略記号5の中にある場合は、図1
3に示すように対応する線分は表示されない。
【0030】さらに、図11に示すようなパターン,
のように、2点がともに省略記号5を交差する場合
は、図14に示すa点を基準としてb点の表示位置を上
記第(1)式に基づいて求め、それから2点間の直線の
傾きを求める。ここで、求められた傾きでa点から省略
記号5の方向へ、図14に示すように線分を表示する。
そして、今度はb点を基準にしてa点の表示位置と2点
間の直線の傾きを求め、その傾きでb点から省略記号5
の方向へ線分を表示する。
【0031】また、図11に示すパターン,,,
のように、1点が省略記号5の中にある場合も交差す
る場合と同様に省略記号5の外にある方の点を基準にし
て、第(1)式から表示位置と傾きを求め、図15に示
すように基準にした方の点から省略記号5までを線分表
示する。なお、表示位置の求め方と2点間の線の引き方
について一般例を示したが、本実施例では省略されてい
る範囲の数値データは省略記号5の中心線6と各点の垂
線が交わる点を表示位置とする。
【0032】このようにステップ(6) において、各数値
データの表示位置が求められると、中央処理装置3が図
16に示すようなグラフ19を表示し(7) 、さらに同じ
グラフ19上に省略記号5を表示し(8) 、さらにグラフ
19の最大値20(本実施例では「92」),最小値2
1(本実施例では「81」)を表示する(9) 。
【0033】なお、上記実施例ではY軸の最大値,最小
値の決定方法は中央処理装置3による自動計算でも、入
力装置2からのデータ入力であっても良い。
【0034】また、データ入力の方法にも、本実施例で
示したように入力装置2から図8に示される軸変更メニ
ューに表示するY軸の範囲を入力する方法の他に、例え
ば、図17に示すように入力装置2から最大値に対して
何%の値までを表示するかを入力する方法や、図18に
示すように省略するY軸の範囲をデータ入力する方法
や、あるいはデータ入力はせずに中央処理装置3による
自動計算によって求める方法でも良く、自動計算の場合
には、あらかじめ数値データ中の最小値の何%以下を省
略するか等の省略の割合を決定し、記憶装置4に保存し
ておく。この記憶装置4にある省略の割合を参照して中
央処理装置3がY軸を省略する範囲を求める。このこと
を図6に示す表16のデータを例にして説明する。
【0035】先ず、省略の割合として最小値の90%以
下のデータを省略すると仮定すると、 省略の範囲=(数値データの最小値)*(省略の割合:90%)……(4) 第(4)式から省略範囲は(81*0.9)=72.9
となる。従って、「0」〜「75」までが省略するY軸
の範囲となる。
【0036】さらに、上記実施例では1つのグラフ中に
省略するY軸の範囲が1つの場合を示したが、図19に
示すように複数指定可能に構成しても良く、項目毎の変
動状態を的確に同時表示することが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の数値情報をグラフ化するとき、グラフの省略範囲
により区切られる第1のグラフ領域に出力される第1の
数値情報の出力位置を求め、その第1の数値情報に隣り
合って出力されるべき数値情報であって、かつその出力
位置が当該第1のグラフ領域に含まれない第2の数値情
報の仮想出力位置を前記第1の数値情報の出力位置を基
準として求め、前記求めた第1及び第2の数値情報の出
力位置から当該2つの数値情報の出力位置を結ぶ線分の
傾きを求め、前記第1の数値情報の出力位置から前記省
略範囲に向けて前記傾きを持つ線分を前記第1のグラフ
領域の範囲に出力するよう制御するので、複数の数値情
報をグラフ化するとき、省略範囲を表示し、グラフ領域
内で各数値情報の変動状態を拡大して表示することがで
きるとともに、隣り合って出力されるべき数値情報の一
方が前記省略範囲内もしくは省略範囲を跨いだ領域に含
まれる場合でも、各数値情報間の変動状態を各数値情報
の出力位置から出力される線分の傾きにより容易に把握
できるグラフを作成することができる。 また、入力され
た数値情報により前記省略範囲を特定するので、グラフ
の省略範囲を自在に設定することができる。 さらに、前
記複数の数値情報から、前記省略範囲を算出するので、
グラフの省略範囲を自動設定することができる。 また、
前記第1のグラフ領域は、グラフに表す最大値と前記省
略範囲の最大値との間の領域とするので、省略範囲の最
大値より上の数値情報と隣り合って出力されるべき前記
省略範囲の最大値以下の数値情報との間の変動状態を前
記省略範囲の最大値より上の数値情報の出力位置から出
力される線分の傾きにより、容易に把握することができ
る。 さらに、前記第1のグラフ領域は、グラフに表す最
小値と前記省略範囲の最小値との間の領域とするので、
省略範囲の最小値より下の数値情報と隣り合って出力さ
れるべき前記省略範囲の最小値以上の数値情報との間の
変動状態を前記省略範囲の最小値より下の数値情報の出
力位置から出力される線分の傾きにより、容易に把握す
ることができる。
【0038】従って、グラフ処理機能を大幅に強化で
き、種々のグラフを伴う文書画像の訴求力を格段に向上
でき、限られた範囲内で種々のグラフを組み合わせたプ
レゼンテーション作業を効率的に行うことができる等の
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す情報処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す情報処理方法の手順
一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の情報処理方法における軸変更処理ルー
チンの一例を示す詳細フローチャートである。
【図4】本発明の一実施例を示す情報処理装置の出力
の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示す情報処理装置による省
略記号の表示方法を示す図である。
【図6】図1に示した表示装置における初期のグラフデ
ータ取り込み表示出力状態を示す図である。
【図7】図1に示した表示装置上での軸変更のためのデ
ータ設定ウインドウの一例を示す図である。
【図8】図1に示した表示装置上での軸変更のためのデ
ータ設定ウインドウの一例を示す図である。
【図9】図1に示した表示装置上での数値データの各表
示位置演算方法を示す図である。
【図10】図1に示した表示装置上での数値データの各
表示位置演算方法を示す図である。
【図11】図1に示した表示装置上での数値データの各
表示位置演算方法を示す図である。
【図12】図1に示した表示装置上での数値データの各
表示位置決定方法を示す図である。
【図13】図1に示した表示装置上での数値データの各
表示位置決定方法を示す図である。
【図14】図1に示した表示装置上での数値データの各
表示位置決定方法を示す図である。
【図15】図1に示した表示装置上での数値データの各
表示位置決定方法を示す図である。
【図16】本発明の一実施例を示す情報処理装置による
グラフ表示結果を示す図である。
【図17】図1に示した表示装置上での軸変更のための
他のデータ設定ウインドウの一例を示す図である。
【図18】図1に示した表示装置上での軸変更のための
他のデータ設定ウインドウの一例を示す図である。
【図19】本発明の一実施例を示す情報処理装置による
他のグラフ表示結果を示す図である。
【符号の説明】
1 表示装置 2 入力装置 3 中央処理装置 4 記憶装置

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の数値情報と、それらの数値情報を
    グラフ化する時のグラフの省略範囲とからグラフを作成
    する情報処理装置であって、 前記省略範囲により区切られる第1のグラフ領域に出力
    される第1の数値情報の出力位置を求め、その第1の数
    値情報に隣り合って出力されるべき数値情報であって、
    かつその出力位置が当該第1のグラフ領域に含まれない
    第2の数値情報の仮想出力位置を前記第1の数値情報の
    出力位置を基準として求める出力位置演算手段と、 前記出力位置演算手段により求めた第1及び第2の数値
    情報の出力位置から当該2つの数値情報の出力位置を結
    ぶ線分の傾きを求める線分傾き導出手段と、 前記第1の数値情報の出力位置から前記省略範囲に向け
    て前記傾きを持つ線分を前記第1のグラフ領域の範囲に
    出力するよう制御する線分出力制御手段と、 を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記省略範囲を特定する数値情報を入力
    する入力手段を更に有することを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の数値情報から、前記省略範囲
    を算出する省略範囲算出手段を更に有することを特徴と
    する請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のグラフ領域は、グラフに表す
    最大値と前記省略範囲の最大値との間の領域とすること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のグラフ領域は、グラフに表す
    最小値と前記省略範囲の最小値との間の領域とすること
    を特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の数値情報と、それらの数値情報を
    グラフ化する時のグラフの省略範囲とからグラフを作成
    する情報処理方法であって、 前記省略範囲により区切られる第1のグラフ領域に出力
    される第1の数値情報の出力位置を求め、 その第1の数値情報に隣り合って出力されるべき数値情
    報であって、かつその出力位置が当該第1のグラフ領域
    に含まれない第2の数値情報の仮想出力位置を前記第1
    の数値情報の出力位置を基準として求め、 前記求めた第1及び第2の数値情報の出力位置から当該
    2つの数値情報の出力 位置を結ぶ線分の傾きを求め、 前記第1の数値情報の出力位置から前記省略範囲に向け
    て前記傾きを持つ線分を前記第1のグラフ領域の範囲に
    出力するよう制御することを特徴とする 情報処理方法。
  7. 【請求項7】 入力された数値情報により前記省略範囲
    を特定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の数値情報から、前記省略範囲
    を算出することを特徴とする請求項6に記載の情報処理
    方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のグラフ領域は、グラフに表す
    最大値と前記省略範囲の最大値との間の領域とすること
    を特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のグラフ領域は、グラフに表
    す最小値と前記省略範囲の最小値との間の領域とするこ
    とを特徴とする請求項6に記載の情報処理方法。
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