JP3216914B2 - 発券装置 - Google Patents

発券装置

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JP3216914B2
JP3216914B2 JP21047392A JP21047392A JP3216914B2 JP 3216914 B2 JP3216914 B2 JP 3216914B2 JP 21047392 A JP21047392 A JP 21047392A JP 21047392 A JP21047392 A JP 21047392A JP 3216914 B2 JP3216914 B2 JP 3216914B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信網に接続され、複数
の発券センタによって券の発行に共同利用される発券装
置であり、どの発券センタでどのようなサービス条件で
発行されたか、及び該当の発券装置で料金処理した料金
額などが、券に暗号化して記載される発券装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の発券装置は通信機能を持
たないスタンドアロン形であるか、通信機能を持ってい
ても1つの発券センタ装置だけに接続される端末として
収容されるものであった。
【0003】また、特開昭59−128665号公報に
示される技術は、通信網に複数のカード発行装置と、複
数のカード発行センタ装置を接続し、通信網を介して前
記発行センタ装置から発行を許されたカードをカード発
行装置によって出力するカード発行形公衆通信窓口方式
であって、前記カード発行装置では、利用者による入力
部を介しての利用要求に基づき、発行すべきカードの種
類や発行条件などのデータをカード発行センタ装置また
は網から取り出し、或いは予め用意しておいて表示する
と共に、利用者による所望のカード発行に必要な情報を
同じくカード発行センタ装置の蓄積部から網を介して取
り出しカードに記録した後、カード出力部によって出力
し、カード発行に対する料金は取込物処理部によって決
済処理するようにしたことを特徴としたものである。
【0004】また、特開昭61−201366号公報に
示される技術は、発券装置よりアクセスしたセンタの電
話番号を暗号化して、券用紙上に印字して発券すること
を特徴とするものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の発券装置においては、類似の構造構成の券
を発行するものであっても、発券システムが別個である
ため、社会的には設備が多重化し、不経済な面があっ
た。また、このような各システムは地域的に限られたも
のとなる傾向が強く、当該券の発券地域以外の顧客は券
を購入するために、発券地域に出向くか、代理人に依頼
するよりなかったため利便性の面で問題があるものと言
わざるを得なかった。
【0006】このような問題点を解決するための特開昭
59−128665号公報による技術においては、通信
網を利用して複数のカード発行センタ装置にアクセス
し、発券を行うことの可能な共同利用システムを提供し
ているが、このようなシステムでは複数のカード発行セ
ンタ装置があるため発券装置を共同利用する券を区別す
るため措置を講ずる必要があった。すなわち券面の記録
(印刷、磁気記録等)フォーマットをすべて発券センタ
の任意としてしまうと、類似フォーマットが出現した場
合には、利用者を始めとして混乱をきたすことになる。
また、システムを悪用して、正規の発券装置から正規で
ない発券センタ装置にアクセスするなどの、不正発券を
意図する者から券を防護する必要があるという問題があ
った。
【0007】さらに、前記特開昭61−201366号
公報による技術においては、発券装置からアクセスした
センタの電話番号を暗証化して券面に印字することによ
りセンタの異なる券を区分するものであるが、キーが公
衆電話機に固定されており、同時に暗号化される情報が
センタの電話番号であるため、暗号が見破られ易く、か
つ日時、席の種別などのサービス条件は単に券面にその
まま印字されているので不正行為を誘発しやすいという
問題を有していた。
【0008】そこで、この発明は以上のような点に鑑み
てなされたもので、上記従来の問題点を除去することが
できる極めて良好な発券装置を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によると、前記課
題を解決するため、通信網を介して複数の発券センタが
独自に専用記録できる領域を券上に設け、この領域に、
利用者の入力に基づき、発券センタから送信されるサー
ビス条件に関する情報の一部をそのまま券に印字すると
同時に、発券装置が所有している情報、発券センタから
の情報、場合によっては、さらに利用者が入力した情報
の一部又は全部を発券装置用のキーで暗号化して券に記
録することにより、券を異なるサービス提供条件に、あ
るいは異なる利用者、発券センタによるものに改ざんし
た事が容易に識別可能とし、不正行為や混乱を防ぐよう
に構成したものである。
【0010】
【作用】このような構成によると、一部サービス条件を
そのまま印字することに加え、サービスの条件、発券セ
ンタに関する情報、場合によっては、利用者のパスワー
ド、等を券に暗号化して記録してあるので、利用者ある
いはその券を拾った者がその内容を発券後、復号化して
も正しい形式になるように改ざんすることは困難であ
り、券を異なるサービス提供条件に、あるいは異なる利
用者、発券センタによるものとなるように変更すること
が出来ず、混乱をきたすこともなく不正発券を意図する
者から券を守ることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例を示すシステム
構成の説明図であって、1Aないし1Mは発券装置、2
Aないし2Nは発券センタ、3Aないし3Lは券による
サービスを提供する場所、10は通信網、11は発券装
置運用センタである。
【0013】発券装置1Aないし1Mは利用者により押
下されるダイヤル番号に対応したセンタ2Aないし2N
に通信網10により接続される。
【0014】3Aないし3Lは利用者により持参された
発券された券によりサービスを提供される劇場等であ
り、券面の暗号情報を解読できるリーダを有する。
【0015】11は複数の発券装置を管理、運用するた
めの発券装置運用センタである。
【0016】図2は図1の発券装置1Aないし1M、例
えば1Aの構成を示すブロック図である。
【0017】図2において、3は通信処理部である。こ
の通信処理部3は、前記通信網10および発券センタ2
Aないし2Nと信号を送受信する部分であって、発券装
置1A内部の信号形式と網伝送信号形式とを電圧レベル
やビット配列などについてフォーマット変換するもので
ある。
【0018】4は料金処理部である。この料金処理部4
は、利用者によって料金支払いのため発券装置1Aに投
入、挿入された硬貨、紙幣およびこれらに代わるプリペ
イドカード等またはクレジットカードの如き、支払いを
担保するためのID記録物を取り込んで、正規性の検証
を行い、料金の収納、減額記録、料金請求、残金の返却
等の処理を行う部分である。
【0019】5は発券部である。この発券部5は発券セ
ンタ装置2Aないし2N、例えば2Aからのサービス名
称、日時、場所、席番号等のサービス条件を券面記録
(印刷、磁気記録)情報に変換し、後から説明する制御
部8が有する券面記録フォーマットに従い、発券装置1
A内に蓄積している券用紙又はカードに記録し、利用者
に発行する部分で、券の搬送機構や券面記録手段、用紙
蓄積手段などからなっている。
【0020】表示部6は利用者に操作案内や操作指示、
料金等の発券条件通知、その他発券に関する情報等を可
視もしくは可聴情報として表示する部分であり、例えば
ディスプレイ、スピーカなどからなっている。
【0021】7は操作入力部であり、この操作入力部7
は利用者が接続先ダイヤル番号や制御部8および発券に
必要な情報の入力に使用する部分であり、タッチスイッ
チ、押しボタンスイッチ等により構成される。
【0022】制御部8は発券装置1A各部の制御を行う
部分であって、処理部CPU8aがROM8bに記憶し
たプログラムに従い、券面フォーマットなどのデータ、
一時記憶部RAM8cを用いて、発券装置1Aの各部か
らのデータを入力処理し、制御データを各部へ出力す
る。
【0023】また、制御部8はROM8bあるいは一時
記憶部RAM8cへ記憶しているキー情報を用いて、R
OM8bに記憶したプログラムに従い、情報の暗号化を
行う。
【0024】図3は発券装置1Aと、発券装置運用セン
タ11と、発券センタ2Aと、サービス提供場3Aと、
券13とにより、一連の予約発券処理が行われる手順、
方法を示した図である。
【0025】図4は発券装置1Aと、発券装置運用セン
タ11と、発券センタ2Aと、サービス提供場3Aと、
券13とにより、図3と一部異なる手順、方法で予約発
券処理が行われる例を示した図である。
【0026】図5は発券装置1Aの処理手順の例を示し
た図である。
【0027】図6は発券装置1Aにより印字出力される
券面例を示したものである。
【0028】図7は同様に印字出力されると同時にB部
に暗号化情報を磁気出力したカードを示したものであ
る。
【0029】以下、各図を参照して本発明の実施例の動
作を説明する。
【0030】本発明の発券装置1Aは図1に示したよう
に通信網10の一端に接続されている。
【0031】利用者が発券装置1Aの図2に示す料金処
理部4に硬貨を投入すると制御部CPU8aはこれを料
金処理部4からの信号により認識しROM8bに記憶し
ている図5の処理手順に従い通信処理部3に制御信号を
送出し、利用者が操作入力部7を介して発券センタ装置
2Aの接続先ダイヤル番号を入力すると、制御部8はこ
れを通信網10に通信処理部3を介して送出する。
【0032】これにより、通信網10により交換接続が
実施され、該発券装置1Aが発券センタ2Aに接続さ
れ、発券センタ2Aは呼設定にともなうISDNプロト
コルのDチャネルのユーザユーザ情報部UUIで以下の
ようなサービス案内を発券装置1Aに送信する。
【0033】発券装置1Aは、発券のために必要な入力
項目、料金表、操作ガイダンス及びそれらに関する制御
手順等を受信し、該制御手順に従って表示部6により、
利用者に発券案内、操作ガイダンス、料金表等を表示
し、所要項目に関する入力操作を指示する。
【0034】利用者が操作入力部7から入力操作を行う
と、制御部8はこれを通信処理部3を介して利用者によ
り入力されたサービス項目をサービス要求として発券セ
ンタ2Aへ送信する。この場合、利用者が発券センタ2
Aからの音声ガイダンスに従って入力するように構成す
ることも可能である。
【0035】発券センタ2Aにより、発券装置1Aから
送信されたサービス要求条件に対し空席情報などをもと
に発券が受付けられると、受付信号に引き続いて発券の
ための料金情報等が送信されて来るので、制御部8は、
これを通信処理部3を介して受信する。
【0036】続いて制御部8は受信した料金情報から所
要料金を算出し料金処理部4に該料金に対して十分な額
が蓄積(預託)されているかを、料金処理部4を介して
検査し不足していれば表示部6にその旨を表示し利用者
に追加投入を催促する。所要額が満たされ発券準備が整
えば制御部8は通信処理部3より発券センタに料金収納
可能であることを送信する。
【0037】図3のように発券センタではサービス名
称、入場月日時分、場所、席クラス、席番号、料金、サ
ービス受付番号、サービス受付月日時分、発行元名称な
ど実施可能なサービス条件SC及び前記発券センタを識
別可能なセンタ名称、識別番号、電話番号など発券セン
タIDであるICを発券装置1Aへ送信する。
【0038】これと同時に、サービス条件SC及び発券
センタIDであるICをあらかじめ決められた該発券セ
ンタの独自の暗号方式または汎用暗号方式での前記発券
センタ用のキーESで暗号化した情報ES(SC,C
I)を発券装置1Aへ送信する。
【0039】発券装置1Aではこれら情報を通信処理部
3を介して受信すると、料金処理部4により、当該料金
を収納受領した後、発券装置を特定できる電話番号、一
連番号などのID、利用者がアクセスした日時、時刻、
などの発券装置が所有する情報であるNT及び発券装置
で収納あるいは預託した料金額MOを発券装置用の暗号
キーETで各々暗号化し、ET(MO),ET(NT)
を生成する。あるいは、これらをまとめて、ET(M
O,NT)としても以下同様となる。
【0040】次に図2における制御部8はROM8bに
記憶している券面フォーマットデータを用いて券面記録
データを作成する。
【0041】そして制御部8は作成した券面データを発
券部5の記録部に送出し、発券装置1A内に内蔵してあ
る券用紙に例えば図6のA部には、発券センタ2Aから
送信して来たサービス名、料金、日時、席番号などの最
終的なサービス条件情報SCを利用者、劇場の受付など
が目視できる形で印字する。
【0042】B部には発券センタIDであり、発券元の
名称、電話番号などよりなるCIを目視できる形で印字
する。
【0043】またC部には発券装置が所有する情報であ
るNTの他にサービス条件SCと発券センタIDである
CIを暗号化した情報ES(SC,CI)、NT及び料
金額MOを発券装置独自の暗号キーETで各々暗号化し
たET(NT),ET(MO)をサービス提供場のリー
ダ12内にあるバーコードリーダで読み取れるバーコー
ド印刷、OCRで読み取れるOCR文字などで印字記録
する。
【0044】記録あるいは印字が終了すると、券搬送ま
たは放出手段により発券する。発券を終了すると制御部
8は料金処理部4に残金等が残っていれば、これを返却
し、また通信網10へ切断信号を送出し、発券センタ2
Aの回線を切断するなどの終了処理を行い、再び初期の
利用待ち状態へ復旧する。
【0045】利用者は発券された券を図1の例えば3A
のサービス提供場3Aである劇場に持参し、受付人は券
面の印字されたサービス条件を目視して入場を許可す
る。たまたま席が既にふさがっていたり、不審な点が見
られた時には、サービス提供場3AにあるOCR等のリ
ーダ12で券面の暗号情報を自動読取する。
【0046】図3のように受付人が同時に目視できる形
で印字された発券センタIDであるCIを読み取り、表
示されたダイヤル番号に手動ダイヤルするか、あるい
は、リーダ12が発券センタ2Aに自動ダイヤル発呼
し、発券装置IDであるNT、暗号化情報ES(SC,
CI)、ET(MO)及びET(NT)を送信する。
【0047】発券センタ2AではNTから対応する復号
キーDSを探し、DS{ES(SC,CI)}=SC,
CIを求め、発券センタのファイルにあるSC,CIと
比較照合して、一致していれば、OKを、不一致であれ
ば、NOをサービス提供場3Aへ送信する。
【0048】サービス提供場3Aでは、この結果をリー
ダ12に表示して、受付人が読み取り、券を持参した人
を入場させるか、拒否するかを判断する。
【0049】また、発券センタ2Aでは、発券装置運用
センタから送信される発券装置の暗号復号キーDTを用
いて、DT{ET(MO)=MO,DT{ET(NT)
=NTを求めて、ファイルに記録してあるサービス条件
と比較照合する。同時にあるいは前記MO,NTを記憶
しておいて、週毎、月毎に発券装置センタに料金請求を
行う。
【0050】図4は、図3の実施例に機能追加した別の
実施例である。相違点の第1は、発券装置1Aに利用者
が会員番号、パスワードなど利用者情報を入力し、これ
を発券装置1Aで暗号化して券13に記録し、サービス
提供場3Aで入力した利用者の入力情報とチェックする
か、あるいは発券センタの利用者DBの情報とチェック
し、まさに正しい利用者によって発券されたものである
こを確認できるようにするものである。
【0051】これにより、利用者は発券装置に現金ある
いはプリペイドカードを投入することなく、発券センタ
で会員の1人と確認できるので、クレジット的に料金処
理するか、銀行口座から自動引落とすることができる。
【0052】相違点の2点目は、発券センタ2Aよりサ
ービス提供場3Aにあらかじめ発券センタの復号キーD
S及び発券装置の復号キーDTが送信されるため、サー
ビス提供場3Aで券の暗号情報を解読し、検証し、表示
し、受付員がチェックすることができる。
【0053】あるいはサービス提供場3Aのリーダ12
から発券センタへ自動ダイヤルし、発券センタからの応
答時に、ISDNプロトコルのDチャネルのユーザユー
ザ情報部UUIにより、発券センタの復号キーDS及び
発券装置の復号キーDTを受信することもできる。
【0054】この場合、サービス提供場3Aで券の提示
があった時にただちに、券の暗号情報を解読し、検証
し、表示し、受付員がチェックすることができる。
【0055】また、相違点の3点目は、発券装置1Aの
キーETを発券装置に埋め込んでおくと、セキュリティ
上も問題あると共に、発券装置運用センタ11で対応す
る復号キーDTを発券センタに直ちに送付できるように
管理することも大変であるので、発券装置運用センタ1
1で、発券装置用のキーETと復号キーDTをまとめて
管理し、利用の度、あるいは適当な周期で、発券装置用
のキーを発券装置運用センタから適宜配送してもらうよ
うな構成とした点である。
【0056】例えば、利用者が操作入力部7を介して発
券センタ2Aへダイヤルすると、発券装置1Aは自動的
に、発券装置運用センタ11に発呼し、呼設定にともな
うISDNプロトコルのDチャネルのユーザユーザ情報
部UUIに発券装置1Aから、発呼毎に新たに発生する
テンポラリなキー情報TKを送信する。
【0057】発券装置運用センタ11が応答すると、網
は被呼応答信号を該発券装置1Aに送出する。
【0058】この時発券装置運用センタ11は発券装置
1Aから送信されたテンポラリなキーTKを用い、前記
発券装置1Aで利用すべき、復号キーDTと対になった
キーETをTKで暗号化したTK(ET)をユーザユー
ザ情報部に乗せて、発券装置1Aへ送信する。
【0059】発券装置1Aはユーザユーザ情報部の被呼
応答信号及び暗号化済キー情報TK(ET)を通信処理
部3を介して受信し、制御部8は発券装置運用センタ1
1の暗号化キー情報TK(ET)を自らのテンポラリな
キーTKを用いて復号化し、発券装置のキーETを求め
て、ETをRAM8cに記録し、収納額などの暗号化に
用いる。
【0060】以上の二つの実施例の説明では、料金処理
部8は硬貨のみを対象として説明したがクレジットカー
ド、クレジット通話用カード、プリペイドカード等他の
代替品であっても同様に処理できることは明らかであ
る。
【0061】また、発券装置へは料金処理部を実装せ
ず、発券装置の設置店の店員へ利用者が現金を手渡す方
法でも実現できる。
【0062】発券装置へのサービス要求条件などの入力
も利用者に代わり店員が行うことも可能である。
【0063】また、通信処理部7から送出する信号の形
態もアナログ回線上のPB信号やモデムを用いたり、デ
ジタル回線のBch,Dchパケットなどでも問題なく実行
できる。
【0064】なお、発行する券としては、図7に示すよ
うにプラスチックや紙上に磁気ストライプや、裏面に全
面磁気コートした磁気カードとし、発券装置内に予め多
数内蔵し、必要な毎にくり出して、A部には、サービス
名、料金、日時、席番号などのサービス条件情報と発券
センタの名称を利用者、劇場の受付などが目視できる形
で印字し、B部には発券センタIDであるCIを目視で
きる形で印字する。またC部にはサービス条件SCと発
券センタIDであるCIを暗号化した情報ES(SC,
CI)を磁気記録することもできる。
【0065】これらの券は所定の形式のものであれば利
用者が持参したものに発券装置で印字、記録することも
できる。
【0066】さらに、利用者が持参し、発券装置に挿入
するICカード内のメモリに前記A部、B部、C部の情
報を記録することもできる。この場合はサービス提供場
にはリーダ30としてICカードの内容を読み取れるI
Cカードリーダライタが必要なことは言うまでもない。
【0067】また、料金はICカードによるプリペイド
処理あるいはクレジット処理により行うような構成とす
ることが出来ると共に、別途硬貨などで支払うようにす
ることもできる。
【0068】以上の説明では暗号キーES,ETと復号
キーDS,STを異なるものとして説明したが、ES=
DS,ET=DTとし、秘密キー暗号方式としても同様
となる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば券
面の一部に発券装置が所有する情報、発券センタからの
情報などが混じった形で暗号化されているので、一部を
書き換えることは困難であり、利用者が入力の情報をあ
とから否定したり、発券センタが内容が異なると否定し
たり、発券センタ2Aと発券装置運用センタ11との間
の料金代行徴収に関するトラブルの発生を未然に防止で
きる。
【0070】また、本発明によると、何らかのトラブル
発生時には発券装置が所有する情報、収納した料金額情
報も混合した状態で記録されているので、利用した発券
装置を特定でき、また、収納した料金額を知ることがで
き、犯罪の防止、検挙に有効であり、混乱を避けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム構成の説明
図、
【図2】本発明の一実施例の発券装置のブロック構成
図、
【図3】本発明の一実施例により一連の予約発券処理が
行われる手順、方法を示した図、
【図4】図3と一部異なる手順、方法で予約発券処理が
行われる例を示した図、
【図5】本発明の一実施例による発券装置の処理手順の
例を示した図、
【図6】本発明の一実施例の発券装置により印字出力さ
れる券面例を示した図、
【図7】同じく印字出力されると同時にB部に暗号化情
報を磁気出力したカードを示した図である。
【符号の説明】
1Aないし1M…発券装置、2Aないし2N…発券セン
タ、3Aないし3N…サービス提供場、3…通信処理
部、4…料金処理部、5…発券部、6…表示部、7…操
作入力部、8…制御部、8a…CPU、8b…ROM、
8c…RAM、10…通信網、11…発券装置運用セン
タ、12…リーダ、13…券。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/00 302 H04M 11/00 302 // G07B 11/00 G07B 11/00 (72)発明者 釜江 尚彦 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−201366(JP,A) 特開 昭52−86038(JP,A) 特開 昭53−110346(JP,A) 特開 昭63−138457(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G06K 17/00 G07B 5/00 G07B 11/00 H04M 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介して複数の発券センタおよび
    発券装置運用センタに接続されて券の発行を行う発券装
    置において、それぞれの固有の 発券装置IDなど発券装置側で記憶あ
    るいは生成する情報、発券装置で収納あるいは預託した
    料金額情報の内のいずれかーつあるいは複数の情報を
    券装置運用センタからそれぞれの発券装置に送られた、
    それぞれの発券装置用のキーにより暗号化し、発券装置
    の各部を制御する制御部と、 該制御部による暗号化情報および発券センタからサービ
    ス提供条件情報および発券センタID情報とともに発券
    センタが発券センタに固有のキーで暗号化した該サービ
    ス提供条件情報および発券センタID情報の暗号情報を
    受信し、該サービス提供条件情報および発券センタID
    情報を券に記録するとともに、該二つの暗号化情報をサ
    ービス提供場の券リーダで読み取り可能な情報として記
    し発券する発券部と、 通信網および発券センタとの信号送受のための通信処理
    部と、 料金処理部と、 操作入力部と、 を備えたことを特徴とする 発券装置。
  2. 【請求項2】 通信網を介して複数の発券装置を運用す
    る発券装置運用センタに発券装置よりISDNプロトコ
    ルのユーザユーザ情報部によりテンポラリなキー情報を
    送信し、発券装置運用センタで前記発券装置運用のキー
    情報を該テンポラリなキー情報により暗号化してから、
    発券装置にユーザユーザ情報部により送信することを特
    徴とする請求項1記載の発券装置。
  3. 【請求項3】 会員番号、パスワードなど利用者による
    発券装置への入力情報を発券装置用のキーにより暗号化
    して前記券に記録することを特徴とする請求項1記載
    発券装置。
JP21047392A 1992-08-06 1992-08-06 発券装置 Expired - Fee Related JP3216914B2 (ja)

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