JP3216723B2 - 指針表示式時計の組立方法 - Google Patents

指針表示式時計の組立方法

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JP3216723B2
JP3216723B2 JP51285291A JP51285291A JP3216723B2 JP 3216723 B2 JP3216723 B2 JP 3216723B2 JP 51285291 A JP51285291 A JP 51285291A JP 51285291 A JP51285291 A JP 51285291A JP 3216723 B2 JP3216723 B2 JP 3216723B2
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gear train
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泰夫 神山
雅明 高橋
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    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/146Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、指針によって時刻表示,タイマー,アラ
ーム,クロノグラフ等の各種機能を表示できるようにし
た指針表示式の多機能時計の組立方法に関する。
背景技術 デジタル時計や複合時計で広く普及しているアラーム
機能,クロノグラフ機能及びタイマー機能などの諸機能
を、指針表示式時計に付加して指針表示式多機能時計を
提供しようとする動きが現われ、既に幾つかの時計にお
いて試みられている。
特に、最近ではマイコンICの普及により、その時計仕
様に応じて、マイコンICのソフトを変更するだけで、同
一の基本モジュールにより各種の機能表示のできる時計
が簡単に達成できるようになった。デジタル時計や複合
時計の場合は、その表示手段である液晶セルのパターン
を変更することで、デジタル時計のマイコンICのソフト
による機能仕様変更以外にも表示仕様の変更が比較的簡
単にでき、デザイン対応も容易に可能である。
ところが、指針表示式時計の場合は、1つのモータに
は1組の駆動用輪列を対応させる構造とするのが一般的
であり、1つのモータで複数種の指針表示をするものと
しては、例えば、同じ秒針機能だけを中3針構造から副
針構造に変える、特開昭60−147678号に示すものぐらい
しか見当らない。
しかしながら、指針表示式時計において、1つのモー
タに対して1組の駆動用輪列を対応させているだけで
は、表示仕様の変更を簡単に行なうことが難しく、1つ
の基本モジュールで指針による表示内容の異なる時計を
提供することは難しい。このような時計では、マイコン
ICによりソフトを変更して異なった機能を有する時計を
設計したとしても、表示仕様の変更が困難であるので、
同じようなデザインの時計しか得られず、各機能に応じ
た表示内容を有する時計を提供することは困難であっ
た。
したがって、本発明の目的は、1つの基本モジュール
のみで、複数の機能を選択的に組み合せたいろいろな種
類の指針表示式時計を提供できるようにした点にある。
発明の開示 本発明の指針表示式時計の組立方法は、モータAに連
接させて配置する前記輪列を支持するための第1支持
部、モータBに連接させて配置する前記輪列を支持する
ための第2支持部、モータCに連接させて配置する前記
輪列を支持するための第3支持部を予め位置決めして設
ける。また、前記モータAに連接させて前記第1支持部
に支持される秒針用の第1減速輪列及び分針用の第2減
速輪列と、前記モータBに連接させて前記第2支持部に
支持される分針用の第3減速輪列及び時針用の第4減速
輪列と、前記モータCに連接させて選択的に前記第3支
持部に支持される機能表示用の機能用減速輪列及び分針
用の第7減速輪列とを準備する。
そして、前記第1支持部に前記第1減速輪列を支持さ
せ、前記第2支持部に前記第3減速輪列を支持させたと
きには、前記第3支持部に前記機能用減速輪列を支持さ
せ、前記第1支持部に前記第2減速輪列を支持させ、前
記第2支持部に前記第4減速輪列を支持させたときに
は、前記第3支持部に機能用減速輪列を支持させ、前記
第1支持部に前記第1減速輪列を支持させ、前記第2支
持部に前記第4減速輪列を支持させたときには、前記第
3支持部に前記第7減速輪列を支持させる。
この方法によれば、1つの基本モジュールで、各種の
機能を選択的に組み合わせたいろいろな時計を提供する
ことができる。
また、時計の機能も、マイコンICのソフト仕様の変更
により自由に変更でき、仕様の異なった各種の時計を簡
単に提供できる。
さらに、回路基板、実装方法等を共通化でき、開発手
番も大幅に短縮できる。また、輪列以外の押エ板等の他
の構造部品もほとんど共通に使用できるので生産性も向
上し、従来より低いコストの指針表示式多機能時計を提
供できる。
図面の簡単な説明 第1図の時計の基本構造を示すブロック図である。
第2図は第2減速輪列を選択した多機能時計平面図で
ある。
第3図、第4図および第5図は第1減速輪列1を選択
した多機能時計平面図である。
第6図はモータAに第2減速輪列を、モータBに第4
減速輪列を、モータCに第5減速輪列をそれぞれ選択配
置したときの組立平面図である。
第7図はモータAに第1減速輪列を、モータBに第4
減速輪列、モータCに第7減速輪列をそれぞれ選択配置
したときの組立平面図である。
第8図はモータAに第1減速輪列を、モータBに第3
減速輪列を、モータCに第6減速輪列をそれぞれ選択配
置したときの組立平面図である。
第9図はモータAに第1減速輪列を、モータBに第3
減速輪列を、モータCに第8減速輪列をそれぞれ選択配
置したときの組立平面図である。
第10図はモータAに第1減速輪列、モータBに第3減
速輪列を選択配置したときの要部断面図である。
第11図はモータBに第3減速輪列を選択配置したとき
の要部断面図である。
第12図はモータAに第2減速輪列を選択配置し、モー
タBに第4減速輪列を選択配置したときの要部断面図で
ある。
第13図はモータCに第7減速輪列を選択配置したとき
の要部断面図である。
第14図はモータCに第6減速輪列を選択配置したとき
の要部断面図である。
第15図はモータCに第8減速輪列を選択配置したとき
の要部断面図である。
第16図は巻真部付近の構造を示す要部断面図である。
第17図はスイッチブロックの概略構成を説明するため
の要部断面図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図に示す時計の基本構成ブロック図により指針表
示式時計の基本概念を説明する。
指針表示式時計は、三台のモータ90,100,110とマイク
ロコンピュータ集積回路120と、このマイクロコンピュ
ータ集積回路120を電気的に制御するスイッチブロック1
30と、エネルギー源である電池140と、信号源である水
晶振動子150を有している。
第1図において前記マイコンIC120からは、モータA9
0、モータB100、モータC110を駆動するための信号及び
ブザー160を鳴らすための信号が出力される。
モータA90に連接させる輪列として、第1減速輪列1
(秒針駆動用輪列)及び第2減速輪列2(分針駆動用輪
列)が準備されている。
前記モータA90の回転は、前記輪列の中から選択され
た第1減速輪列1(秒針駆動用輪列)または第2減速輪
列2(分針駆動用輪列)に伝えられ、前記第1減速輪列
1を選択した場合には秒針170を回転し、前記第2減速
輪列2を選択した場合には分針180を回転する。
また、モータB100に連接させる輪列として、分針及び
時針駆動用の第3減速輪列と、時針のみを駆動させる第
4減速輪列が準備されている。
前記モータB100の回転は、前記輪列の中から選択され
た第3減速輪列3または第4減速輪列4に伝えられ、前
記第3減速輪列3を選択した場合には分針180と時針190
の両方を回転させ、第4減速輪列4を選択した場合には
時針190のみを回転する。
また、モータC110に連接させる輪列として、主表示部
での通常の時刻表示のため以外の機能を表示する機能用
輪列である第5減速輪列5(副針A用),第6減速輪列
6(副針A及びB用),第8減速輪列(日板用)と、分
針駆動用の第7減速輪列7が準備されている。
前記モータC110の回転は、前記輪列の中から選択され
た第5減速輪列5,第6減速輪列6,第7減速輪列7または
第8減速輪列8に伝えられ、前記第5減速輪列5を選択
した場合には副針A200を回転し、前記第6減速輪列6を
選択した場合には副針A200と副針B210の両方を回転し、
前記第7減速輪列7を選択した場合には分針180のみを
回転し、前記第8減速輪列8を選択した場合には絵日板
220を回転する。
まず、第6図,第7図,第10図及び第12図にもとづい
て、モータA90により選択的に駆動される第1減速輪列
1と第2減速輪列2及びこれらを選択的に支承する輪列
受250と地板260について説明する。
[第1減速輪列の選択] モータA90は、モータAコイル91,モータAヨーク92、
モータAロータ93を有している。第1減速輪列1は秒中
間車11と秒車12からなっている(第7図及び第10図参
照)。
前記モータAロータ93のカナ(ピニオン)93a(歯数
Z=6)は、前記秒中間車11の歯車11a(歯数Z=48)
と噛み合っている。秒中間車11のカナ11b(歯数Z=1
2)は、前記秒車12の歯車12a(歯数Z=45)と噛み合っ
ている。前記秒針170は、前記秒車12の嵌合部12bに嵌合
しており、モータAロータ93が180゜回転すると前記秒
針170が6゜回転する。
1秒毎に秒針170を6゜回転させると、1分で360゜と
なり、秒針170は1周することとなる。
[第2減速輪列の選択] 第2減速輪列2は、三番車B21と二番車B22とからなっ
ている(第6図及び第12図)。
モータAロータ93のカナ93b(歯数Z=6)は、前記
三番車B21の歯車21a(歯数Z=63)と噛み合っている。
三番車B21のカナ21b(歯数Z=7)は、前記二番車B22
の歯車22aと噛み合っている。前記分針180は、二番車B2
2の嵌合部22bに嵌合しており、20秒に1回モータAロー
タ93が180゜回転すると前記分針180が2゜回転する。
20秒毎に分針180を2゜回転させると60分で360゜とな
り、1周することとなる。
[輪列受250と地板260] 第1減速輪列1又は第2減速輪列2のいずれか一方を
軸支する輪列受250と地板260は、秒中間車11及び三番車
B21、並びに秒針を保持する秒車12と分針を保持する二
番車A34からなる秒分車及び二番車B22をそれぞれ共通の
軸支位置(第1支持部)に交換して取り付けられるよう
にしてある。
すなわち、秒中間車11と三番車B21は、それぞれ共通
形状の軸11x,21xと、胴付部11y,21yを有しており、輪列
受250には軸11x,21xを受ける軸受孔251が、また地板260
には胴付部11y,21yを回転可能に支持する受部261が設け
てある。
また、秒分車と二番車B22はそれぞれ共通形状の軸12
x,22xと、フランジ34y,22yを有しており、輪列受250に
は軸12x,22xを受ける軸受孔252が、また地板260にはフ
ランジ34y,22yを回転自在に支持するフランジ受部262が
設けてある。
なお、秒中間車11には二番車A34の歯車34aに噛合する
カナは形成されていない。
また、押エ板230,回路基板240,文字板280等も全て、
第1減速輪列1,第2減速輪列2のいずれを選択しても共
通して使用できるようになっている。
次に、第6図,第8図及び第10図〜第12図にもとづい
て、モータB100により選択的に駆動される第3減速輪列
3と第4減速輪列4及びこれらを選択的に軸支する輪列
受250と地板260について説明する。
[第3減速輪列の選択] モータB100は、モータBコイル101,モータBヨーク10
2,モータBロータ103を有している。第3減速輪列3は
五番車31,四番車32,三番車A33,二番車A34,日ノ裏車A35
及び筒車A36からなっている(第6図,第8図,第10図
及び第11図参照)。
前記モータBロータ103のカナ103a(歯数Z=6)
は、前記五番車31の歯車31a(歯数Z=48)と噛合って
いる。五番車31のカナ31b(歯数Z=8)は、前記四番
車32の歯車32a(歯数Z=45)の一方と噛合っている。
四番車32の歯車32aの他方は、前記三番車A33の歯車33a
(歯数z=54)と噛合っている。三番車A33のカナ33b
(歯数Z=27)は、前記二番車A34の歯車34a(歯数Z=
45)と噛合っている。
前記分針180は、二番車A34の嵌合部34Cに嵌合してい
る。二番車A34のカナ34b(歯数Z=12)は、前記日ノ裏
車A35の歯車35a(歯数Z=21)と噛み合っている。日ノ
裏車A35のカナ35b(歯数Z=7)は、前記筒車A36の歯
車36a(歯数Z=48)と噛合っている。前記時針190は、
筒車A36の嵌合部36bと嵌合しており、20秒に1回モータ
Bロータ103が180゜回転すると、前記分針180が2゜回
転し、前記時針190が(1/6)゜回転する。
20秒毎に分針180が2゜回転すると60分で360゜となり
1周することとなり、また、時針190は12時間で360゜と
なり1周することとなる。
[第4減速輪列の選択] 第4減速輪列4は、部分的には前述した第3減速輪列
3と同一の構成となっており、モータBロータ103から
五番車31,四番車32までは前記第3減速輪列3と共用し
ている。すなわち、第4減速輪列4は、五番車31,四番
車32,三番車C41及び筒車B42からなっている(第6図,
第10図及び第12図参照)。
前記モータBロータ103から前記五番車31、前記四番
車32までは前述の通り前記第3減速輪列3と同一構成で
あるので、説明を省略する。
第12図において、前記四番車32の歯車32a(歯数Z=4
5)は、前記三番車C41の歯車41a(歯数Z=54)と噛合
っている。三番車C41のカナ41b(歯数Z=9)は、筒車
B42の歯車42a(歯数Z=30)と噛合っている。前記時針
190は、前記筒車B42の嵌合部42bに嵌合しており、2分
に1回モータBロータ103が180゜回転すると前記時針19
0が1゜回転する。
2分毎に時針190を1゜回転させると12時間(=720
分)で360゜となり、時針190は1周することとなる。
[輪列受250と地板260] 第3減速輪列3又は第4減速輪列4のいずれか一方を
軸支する輪列受250と地板260は、三番車A33と三番車C4
1、並びに筒車A36と筒車B42をそれぞれ共通の軸支位置
(第2支持部)に交換して取り付けられるようになって
いる。
すなわち、三番車A33と三番車C41は共通形状の軸受孔
33x,41xと、胴付部33y,41yを有しており、輪列受250に
は軸受孔33x,41xと回転自在に遊嵌する軸253が、また地
板260には胴付部33y,41yを回転自在に支持する受部263
が設けてある。
また、筒車A36と筒車B42は共通形状の軸受孔36x,42x
を有しており、地板260には軸受孔36x,42xを回転自在に
支持する軸筒264が設けてある。
なお、輪列受250と地板260は、第3減速輪列3をなす
二番車A34と、日ノ裏車A35を着脱可能に軸支している。
次に、第6図〜第9図及び第13図〜第15図にもとづい
て、モータC110により選択的に駆動される第5減速輪列
5,第6減速輪列6,第7減速輪列7,第8減速輪列8及びこ
れらを選択的に支承する輪列受250と地板260について説
明する。
[第6減速輪列6の選択] まず、説明を理解しやすくするため第6減速輪列6を
選択した場合について説明する。
モータC110は、モータCコイル111,モータCヨーク11
2,モータCロータ113を有している。第6減速輪列6
は、デュアル中間車51,デュアル車52,日ノ裏車B61及び
筒車C62からなっている(第8図,第14図参照)。
前記モータCロータ113のカナ113a(歯数Z=6)
は、前記デュアル中間車51の歯車51a(歯数Z=48)と
噛合っている。デュアル中間車51のカナ51b(歯数Z=1
2)は、前記デュアル車52の歯車52a(歯数Z=45)と噛
合っている。デュアル車52のカナ52b(歯数Z=8)
は、前記日ノ裏車B61の歯車61a(歯数Z=32)と噛合っ
ている。日ノ裏車B61のカナ61b(歯数Z=9)は、前記
筒車C62の歯車62a(歯数Z=54)と噛合っている。前記
副針A200は、前記デュアル車52の嵌合部52Cに嵌合して
いる。
前記副針B210は前記筒車C62の嵌合部62bに嵌合してお
り、1分に1回モータCロータ113が180゜回転すると前
記副針A200が6゜回転し、前記副針B210が(1/4)゜回
転する。
1分毎に副針A200を6゜回転させると60分で360゜と
なり、1周することとなり、また副針B210は24時間で36
0゜となり、1周することとなる。
[第5減速輪列5の選択] 次に、前記第5減速輪列5についての説明を行なう。
第5減速輪列5とは、前述した第14図に示す第6減速輪
列6から、日ノ裏車B61と筒車C62及び前記副針B210とを
除いた輪列のことである。
すなわち、第6減速輪列6における副針A200を回転す
る機能のみを有している。
[第7減速輪列7の選択] 第7減速輪列7は、分伝エ車A71,分伝エ車B72,分伝エ
車C73及び分車74からなっている(第7図及び第13図参
照)。前記モータCロータ113のカナ113a(歯数Z=
6)は、前記分伝エ車A71の歯車71a(歯数Z=63)と噛
合っている。分伝エ車A71のカナ71b(歯数Z=7)は、
前記分伝エ車B72の歯車72a(歯数Z=60)と噛合ってい
る。分伝エ車B72の歯車72aは、前記分伝エ車C73の歯車7
3a(歯数Z=60)と噛合っている。分伝エ車C73のカナ7
3b(歯数Z=27)は、前記分車74の歯車74a(歯数Z=4
5)と噛合っている。分針180は、前記分車74の嵌合部74
bに嵌合しており、12秒に1回モータCロータ113が180
゜回転すると前記分針180が1.2゜回転する。
12秒毎に分針180を1.2゜回転させると60分で360゜と
なり、1周することとなる。
[第8減速輪列8の選択] 第8減速輪列8は、絵日板伝エ車81,絵日板伝エ車B8
2,絵日板伝エ車C83及び絵日板伝エ車D84からなっている
(第9図及び第11図参照)。
前記モータCロータ113のカナ113a(歯数Z=6)
は、前記絵日板伝エ車A81の歯車81a(歯数Z=48)と噛
合っている。絵日板伝エ車A81のカナ81b(歯数Z=12)
は、前記絵日板伝エ車B82の歯車82a(歯数Z=45)と噛
合っている。絵日板伝エ車B82のカナ82b(歯数Z=45)
は、前記絵日板伝エ車C83の歯車83a(歯数Z=30)と噛
合っている。絵日板伝エ車C83のカナ83b(歯数Z=9)
は、前記絵日板伝エ車D84の歯車84a(歯数Z=54)と噛
合っている。絵日板伝エ車D84のカナ84b(歯数Z=10)
は、前記絵日板220の歯車220a(歯数Z=120)と噛合っ
ており、モータCロータ113が180゜回転すると前記絵日
板220が0.125゜回転する。
絵日板220は(2880STEP)/(1周)となる。
[輪列受250と地板260] 第5減速輪列5〜第8減速輪列8のうちのいずれか一
つを軸支する輪列受250と地板260は、デュアル中間車51
と分伝エ車A71と絵日板伝エ車A81のうちから一つ、並び
にデュアル車52と分伝エ車B72と絵日板伝エ車B82のうち
から一つを選択してそれぞれ共通の軸支位置(第3支持
部)に交換して取り付けられるようになっている。ま
た、日ノ裏車B61と絵日板伝エ車C83並びに筒車C62と絵
日板伝エ車D84をそれぞれ共通の軸支位置(第3支持
部)に交換して取り付けられるようになっている。
すなわち、デュアル中間車51と分伝エ車A71と絵日板
伝エ車A81は、共通形状の軸51x,71x,81xと、胴付部51y,
71y,81yを有しており、輪列受250には軸51x,71x,81xを
軸支する軸受孔254が設けてあり、260には胴付部51y,71
y,81yを回転自在に支持する受部265が設けてある。
また、デュアル車52と分伝エ車B72と絵日板伝エ車B82
は、共通形状の軸52x,72x,82xと胴付部52y,72y,82yを有
しており、輪列受250には軸52x,72x,82xを受ける軸受孔
255が設けてあり、また地板260には胴付部52y,72y,82y
を回転自在に支持する受部266が設けてある。
さらに、日ノ裏車B61と絵日板伝エ車C83は、共通形状
の軸61x,83xと胴付部61y,83yを有しており、輪列受250
には軸61x,83xを軸支するための軸受孔256が設けてあ
り、また地板260には胴付部61y,83yを回転自在に支持す
る受部267が設けてある。
さらにまた、筒車C62と絵日板伝エ車D84は共通形状の
軸受孔62x,84xを有しており、地板260には軸受孔62x,84
xを支承する軸筒268が設けてある。
なお、輪列受250と地板260は第7減速輪列7をなす分
伝エ車C73を着脱可能に支持している。
上述した各減速輪列を構成する部品の交換及び着脱
は、輪列受250と地板260を固定するねじ270及びチュー
ブ260aを取り外し、輪列受250と地板260を分離して行な
う。
前述のスイッチブロック130は、第6図または第17図
に示すような、3つの押ボタン132,133,134を有してい
る。これらの押ボタン132,133,134を押すと、それぞれ
の押ボタン132,133,134に対応した押エ板230の一部分で
ある押エ板スイッチバネ部230b、230c,230dが押され、
それぞれの押ボタン132,133,134に対応して回路基板240
に印刷された押ボタンスイッチパターン240c,240d,240e
と電気的に導通し、スイッチが入る。
なお、図には示していないが押ボタン132,133,134は
側に支持されている。
また、前記スイッチブロック130には、押引によりス
イッチの作動する巻真131がある。第2図,第6図及び
第16図に示すように、巻真131の位置には、通常位置P
1、プッシュバックする押込位置P2、引出位置P3の3つ
の位置がある。
第6図において、巻真131を押して押込位置P2にする
と、巻真131のモードバネ押し部131aと接しているモー
ドバネ135(第16図図示)が押され、ダボ260bを回転中
心として回転する。このときモードバネ135と接触配置
されているモードレバー136も、ダボ260bを回転中心と
して回転し、モードレバー136のモード車送り部136aが
モード車138の歯を押すことによってモード車138が回転
する。そして、モード車138の位置を規制するモード躍
制レバー137のモード車躍制部137cの跳び位置をモード
車138の歯が越えたときに、モード車138は1歯分回転す
る。
これにより、前記モード車138のモード車ダボ138aに
係合しているモード切換スイッチバネ139とともに、第1
6図に示す前記モード車138の嵌合部138bに嵌合している
機能指示針30も回転する。
このとき、モード車138の歯数は全部で8つであるの
で、モードレバー136の1回の送りにより、モード車138
とモード切換スイッチバネ139は、1回転(360゜)の1/
8つまり45゜ずつ回転する。
前記モード切換スイッチバネ139には、2つの接点部1
39aがある。この接点部139aが、前記回路基板240に印刷
されている4つのモードスイッチパターン240aのうちの
どれかと接触導通しているかによって、8つのモード状
態をつくり出す。
巻真131を離すと、前記モード躍制レバー137のモード
バネ押し部137a及びモードレバー押し部137bのバネ力に
より、巻真131とモードバネ135及びモードレバー136
は、巻真131が通常位置P1にあるときの状態に戻され
る。
次に、前記巻真131を引いて引出位置P3にすると、モ
ードバネ135は、モード躍制レバー137のモードバネ押し
部137aのバネ力により、前記ダボ260bを回転中心として
回転する。モードバネ135の回転により、モードバネ接
点部135aが前記回路基板240に印刷された巻真スイッチ
パターン240bと接触導通し、前記マイコンIC120に電気
信号が送られ、修正状態となる。
前記巻真131を引いて引出位置P3にするときには、第1
6図に示すように、巻真131の節度部131bが押エ板230の
押エ板節度部230aを乗り越えることにより節度をつくり
出す。
次に、各種多機能時計について説明する。
第2図の多機能時計A510は、分針180、時針190、副針
A200、文字板280、ケース320を有しており、該ケース32
0の円周部320aには、時間とカレンダの月を示すための
I〜XIIのローマ数字が刻まれている。
また、前記文字板280の円周目盛部280aには、分を示
す60個の目盛と、カレンダの月を示す「1」〜「31」の
日付数字が刻まれており、該日付数字の「1」〜「29」
までは2目盛毎に刻まれ、「30」と「31」は1目盛毎に
刻まれている。
小文字板330は、円周目盛部330aに秒を示す60個の目
盛と、カレンダの閏年経年を示すLY,+1,+2,+3の文
字及び数字と、アラームのON・OFFを示す文字を刻んで
ある。
第6図の組立平面図は、第2図の多機能時計A510のム
ーブメントの組立平面図である。前述のように、モータ
A90と第2減速輪列2により前記分針180が、モータB100
と第4減速輪列4により前記時針190が、モータC110と
第5減速輪列5により前記副針A200が、それぞれ独立に
駆動されるよう構成されている。
また、機能表示部310には、時刻指示部310a、カレン
ダ指示部310bを含む7個の機能指示部310a〜310gと、零
位置合わせ部310hとが設けられている。機能指示針300
は、前述のように巻真131を通常位置P1から押込位置P2
へ押込むことにより、前述した機能指示部310a〜310b
と、零位置合わせ部310h及び機能指示部310e〜310dを循
環的に指示していく。
前記機能指示針300が前記機能指示部310aを指示して
いるときには、該多機能時計A510は通常時刻を示し、前
記時針190は通常時を、前記分針180は通常分を、前記副
針A200は通常秒を表示する。
前記機能指示針300が前記機能指示部310bを指示して
いるときは、該多機能時計A510はカレンダを表示し、前
記副針A200は閏年経年を、前記時針190は月を、前記分
針180は日を示す。
前記機能指示針300が前記機能指示部310cを指示して
いるときは、該多機能時計A510はワンショットアラーム
を示す。そして、ワンショットアラームがセット状態の
ときには、前記時針190はワンショットアラームのセッ
ト時を、前記分針180はワンショットアラームのセット
分を、前記副針A200は現在0秒位置を示す。また、ワン
ショットアラームが未セット状態のときには、前記時針
190は現在時を、前記分針180は現在分を、前記副針A200
は現在秒を示す。
前記機能指示針300が前記機能指示部310dを指示して
いるときは、該機能時計A510はデイリーアラームを示
し、前記時針190はアラームセット時を、前記分針180は
アラームセット分を、前記副針A200はON・OFFを示す。
前記機能指示針300が前記機能指示部310eを指示して
いるときは、該多機能時計A510はクロノグラフ時刻を示
し、前記時針190はクロノ分を、前記分針180はクロノ秒
を、前記副針Aはクロノ1/20秒を示す。
前記機能指示針300が前記機能指示部310fを指示して
いるときには、該多機能時計A510はタイマーを示し、前
記時針190はタイマー分を、前記分針180はタイマー秒
を、前記副針A200はタイマー設定時間を示す。
前記機能指示針300が前記機能指示部310gを指示して
いるときには、該多機能時計A510はローカルタイムを表
示し、前記時針190はローカルタイム時を、前記分針180
はローカルタイム分を、前記副針A200はローカルタイム
秒を示す。
前記機能指示針300が前記機能指示部310hを指示して
いるときには、該多機能時計A510は零位置合わせ状態を
示し、前記時針190、前記分針180、前記副針A200は零位
置としてそれぞれ、12時位置,0分位置,0秒位置を示す。
前記機能指示部310a〜310gと零位置合わせ部310hに示す
各機能状態において、前記巻真131を引いて引出位置P3
にすると前述のように修正状態となり、前記押ボタン13
2〜134により修正を行なうことができる。
第3図の多機能時計B520は、時針190、分針180、秒針
170を有している。第7図の組立平面図は第3図の多機
能時計B520の組立平面図を示す。前述のようにモータA9
0と第1減速輪列1により前記秒針170が、モータB100と
第4減速輪列4により前記時針190が、モータC110と第
7減速輪列7により前記分針180がそれぞれ独立に駆動
されるよう構成されており、その他の構成は前述した第
2図の多機能時計A510とほぼ同様の構成である。
したがって、前記多機能時計A510と同一の機能指示部
310を有し、機能指示針300が機能表示部310の機能指示
部310aを指示しているときには、該多機能時計B520は通
常時刻を示し、前記時針190は通常時を、前記分針180は
通常分を、前記秒針170は通常秒を示す。
前記機能指示針300が前記機能表示部310の機能表示部
310dを指示しているときには、該多機能時計B520はデイ
リーアラームを示し、前記時針190はアラームセット時
を、前記分針180はアラームセット分を示し、前記秒針1
70は文字板280のアラーム種別表示部280bを指示するこ
とにより、アラームのON・OFF、音量の強・弱を選択可
能なようにしている。
第4図の多機能時計C530は、時針190、分針180、秒針
170、副針A200、副針B210を有している。第8図の組立
平面図は第4図の多機能時計C530の組立平面図を示す。
前述のようにモータA90と第1減速輪列1により前記秒
針170が、モータB100と第3減速輪列3により前記分針1
80と時針190とが、モータC110と第6減速輪列6により
前記副針A200と前記副針B210とがそれぞれ独立に駆動さ
れるよう構成されており、その他の構成は前述した第2
図の多機能時計A510とほぼ同様の構成である。
したがって、前記多機能時計A510と同一の機能指示部
310を有し、機能指示針300が機能表示部310の機能指示
部310aを指示しているときには、該多機能時計C530は通
常時刻(ホームタイム)を示し、前記時針190は通常時
を、前記分針180は通常分を前記秒針170は通常秒を、前
記副針A200はローカルタイムの分を、前記副針B210はロ
ーカルタイムの時を24時間制で示す。
前記機能指示針300が前記機能表示部310の機能指示部
310gを指示しているときは、該多機能時計C530はローカ
ルタイムを示し、前記時針190はローカルタイム時を、
前記分針180はローカルタイムの分を、前記副針A200は
ホームタイムの分を、前記副針B210はホームタイムの時
を24時間制で示す。
第5図の多機能時計D540は、時針190、分針180、秒針
170、絵日板220を有している。第9図の組立平面図は第
5図の多機能時計D540の組立平面図を示す。前述のよう
にモータA90と第1減速輪列1により前記秒針170が、モ
ータB100と第3減速輪列3により前記分針180と前記時
針190とが、モータC110と第8減速輪列8により前記絵
日板220がそれぞれ独立に駆動されるよう構成されてお
り、その他の構成は前述した第2図の多機能時計A510と
ほぼ同様の構成である。したがって、前記多機能時計A5
10と同一の機能表示部310を有し、機能指示針300が機能
表示部310の機能指示部310aを指示しているときには、
該多機能時計D540は通常時刻を示し、前記時針190は通
常時を、前記分針180は通常分を、前記秒針170は通常秒
を、前記絵日板220は日を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−254890(JP,A) 特開 昭58−5687(JP,A) 特開 平1−158382(JP,A) 特開 昭58−109878(JP,A) 実開 平2−9894(JP,U) 実開 平1−136485(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G04C 3/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータA及びモータBと、このモータA及
    びモータBによって駆動される複数の指針と、前記モー
    タA,Bの駆動を前記指針に伝達する輪列と、この輪列を
    支持する地板及び輪列受けとを有する指針表示式時計の
    組立方法であって、 前記モータAと選択的に連接して配置される秒針用の第
    1減速輪列及び分針用の第2減速輪列と、前記モータB
    と選択的に連接して配置される分針用の第3減速輪列及
    び時針用の第4減速輪列とを準備し、 前記第1減速輪列と第2減速輪列のいずれをも選択的に
    支持可能な第1支持部及び前記第3減速輪列と第4減速
    輪列のいずれをも選択的に支持可能な第2支持部を予め
    位置決めして設け、 前記第1支持部に前記第1減速輪列を支持させたときに
    は、前記第2支持部に前記第3減速輪列を前記第1減速
    輪列と平面的に重ならないように支持させ、かつ、前記
    第1支持部に前記第2減速輪列を支持させたときには、
    前記第2支持部に前記第4減速輪列を前記第2減速輪列
    と平面的に重ならないように支持させ、 前記第1減速輪列と第3減速輪列又は第2減速輪列と第
    4減速輪列のいずれの組み合せによる場合も、前記第1
    支持部と第2支持部によってこれら減速輪列を干渉しな
    いように支持すること、 を特徴とする指針表示式時計の組立方法。
  2. 【請求項2】モータB及びモータCと、このモータB,C
    によって駆動される複数の指針と、前記モータB,Cの駆
    動を前記指針に伝達する輪列と、この輪列を支持する地
    板及び輪列受けとを有する指針表示式時計の組立方法で
    あって、 前記モータBと選択的に連接して配置される分針用の第
    3減速輪列及び時針用の第4減速輪列と、前記モータC
    と選択的に連接して配置される機能表示用の機能用減速
    輪列及び分針用の第7減速輪列とを準備し、 前記第3減速輪列と第4減速輪列のいずれをも選択的に
    支持可能な第2支持部及び前記機能用減速輪列と第7減
    速輪列のいずれをも選択的に支持可能な第3支持部を予
    め位置決めして設け、 前記第2支持部に前記第3減速輪列を支持させたときに
    は、前記第3支持部に前記機能用減速輪列を前記第3減
    速輪列と平面的に重ならないように支持させ、前記第2
    支持部に前記第4減速輪列を支持させたときには前記第
    3支持部に前記第7減速輪列を前記第4減速輪列と平面
    的に重ならないように支持させ、 前記第3減速輪列と機能用減速輪列又は第3減速輪列と
    第7減速輪列のいずれの組合せによる場合にも、前記第
    2支持部と第3支持部によってこれら減速輪列を干渉し
    ないように支持すること、 を特徴とする指針表示式時計の組立方法。
  3. 【請求項3】モータA、モータB及びモータCと、この
    モータA,B,Cによって駆動される複数の指針と、前記モ
    ータA,B,Cの駆動を前記指針に伝達する輪列と、この輪
    列を支持する地板及び輪列受けとを有する指針表示式時
    計の組立方法であって、 前記モータAと選択的に連接して配置される秒針用の第
    1減速輪列及び分針用の第2減速輪列と、前記モータB
    と選択的に連接して配置される分針用の第3減速輪列及
    び時針用の第4減速輪列と、前記モータCと選択的に連
    接して配置される機能表示用の機能用減速輪列及び分針
    用の第7減速輪列とを準備し、 前記モータAに連接させて配置する前記輪列を支持する
    ための第1支持部、前記モータBに連接させて配置する
    前記輪列を支持するための第2支持部及び前記モータC
    に連接させて配置する前記輪列を支持するための第3支
    持部を予め位置決めして設け、 前記第1支持部に前記第1減速輪列を支持させ、前記第
    2支持部に前記第3減速輪列を支持させたときには、前
    記第3支持部に前記機能用減速輪列を前記第1減速輪列
    及び第3減速輪列と平面的に重ならないように支持さ
    せ、 前記第1支持部に前記第2減速輪列を支持させ、前記第
    2支持部に前記第4減速輪列を支持させたときには、前
    記第3支持部に機能用減速輪列を前記第2減速輪列及び
    第4減速輪列と平面的に重ならないように支持させ、 前記第1支持部に前記第1減速輪列を支持させ、前記第
    2支持部に前記第4減速輪列を支持させたときには、前
    記第3支持部に前記第7減速輪列を前記第1減速輪列及
    び第4減速輪列と平面的に重ならないように支持させ、 前記第1減速輪列,前記第3減速輪列,前記機能用減速
    輪列の組み合せと、前記第2減速輪列,前記第4減速輪
    列,機能用減速輪列の組み合わせ又は前記第1減速輪
    列,前記第4減速輪列,前記第7減速輪列の組み合わせ
    のいずれの組み合わせによる場合にも、第1支持部、第
    2支持部と第3支持部とによってこれら減速輪列を干渉
    しないように支持すること、 を特徴とする指針表示式時計の組立方法。
  4. 【請求項4】前記第1減速輪列と前記第2減速輪列のそ
    れぞれが、軸及び胴付部を共通形状とする第1の中間歯
    車と、軸及びフランジを共通形状とする第2の中間歯車
    とを有し、 前記第1支持部が、前記第1の中間歯車の前記軸を支持
    する第1軸受け孔と、前記胴付部を支持する胴付部受部
    と、前記第2の中間歯車の前記軸を支持する第2軸受け
    孔と、前記フランジを支持するフランジ受部とを有する
    ことを特徴とする請求項1又は3に記載の指針表示式時
    計の組立方法。
  5. 【請求項5】前記第3減速輪列と前記第4減速輪列のそ
    れぞれが、軸受け孔及び胴付部を共通形状とする第3の
    中間歯車と、軸受け孔を共通形状とする第4の中間歯車
    とを有し、 前記第2支持部が、前記第3及び第4の中間歯車の前記
    軸受け孔に遊嵌する軸と、前記第3の中間歯車の胴付部
    を支持する受部とを有することを特徴とする請求項1,2
    又は3に記載の指針表示式時計の組立方法。
  6. 【請求項6】前記機能用減速輪列が、副針A用の第5減
    速輪列,副針A及び副針B用の第6減速輪列又は日板も
    しくは絵板用の第8減速輪列であり、 前記第5,第6,第8減速輪列又は前記第7減速輪列のうち
    の少なくとも二つ以上の減速輪列のそれぞれが、軸及び
    胴付部を共通形状とする一つ又は複数の第5の中間歯車
    を有し、 前記第3支持部が、前記第5の中間歯車の前記軸を支持
    する軸受け孔と、前記胴付部を支持する受部とを有する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の指針表示式時
    計の組立方法。
  7. 【請求項7】前記第6減速輪列と前記第8減速輪列のそ
    れぞれが、軸受孔を共通形状とする第6の中間歯車を設
    け、前記第3支持部が前記軸受孔を支承する軸筒に形成
    されていることを特徴とする請求項6に記載の指針表示
    式時計の組立方法。
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