JP3216356B2 - ナンバープレート位置検出装置 - Google Patents

ナンバープレート位置検出装置

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JP3216356B2
JP3216356B2 JP23748393A JP23748393A JP3216356B2 JP 3216356 B2 JP3216356 B2 JP 3216356B2 JP 23748393 A JP23748393 A JP 23748393A JP 23748393 A JP23748393 A JP 23748393A JP 3216356 B2 JP3216356 B2 JP 3216356B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,自動車を撮影することによっ
て得られる画像においてナンバープレートの位置を検出
する装置に関する。
【0002】
【背景技術】従来のナンバープレートの位置を検出する
装置においては,自動車を撮影することによって得られ
る画像から水平方向空間一次微分を用いて撮影画像の縦
エッジを検出することにより,ナンバープレートの位置
を検出している。
【0003】しかし,撮影画像には車両本体,路面上の
模様,荒れなどの存在,撮像素子としてCCDを用いた
場合にはスミアの発生などがあり,ナンバープレート以
外に縦エッジが多数存在する。このために縦エッジを検
出して撮影画像におけるナンバープレートの位置を常に
正確に検出することは比較的困難である。
【0004】また,天候の変化,影,夜間,適切な絞り
が設定されていない場合などにおいてはナンバープレー
トの文字の部分と他の部分とのコントラストが明確にあ
らわれないこともあり,このような場合には縦エッジの
検出が困難となりナンバープレートの位置の検出も困難
である。
【0005】
【発明の開示】この発明は,撮影環境に左右されずに比
較的精度良く撮影画像におけるナンバープレートの位置
を検出することを目的とする。
【0006】この発明によるナンバープレート位置検出
装置は,被写体を撮影して得られる撮影画像におけるナ
ンバープレートの文字の線幅に対応した四辺形図形を含
むモデル画像を表わすモデル画像データを記憶するモデ
ル画像データ記憶手段,上記撮影画像を表わす撮影画像
データと上記モデル画像データ記憶手段に記憶されてい
る上記モデル画像データとの相互相関値を計算する相互
相関値算出手段,および上記相互相関値算出手段により
計算された相関値にもとづいて,上記撮影画像中におけ
るナンバープレート画像の位置を決定するナンバープレ
ート位置決定手段を備えていることを特徴とする。
【0007】この発明によると,被写体を撮影して得ら
れる撮影画像におけるナンバープレートの文字の線幅に
対応した四辺形図形を含むモデル画像を表わすモデル画
像データが記憶されている。自動車を含む被写体が撮影
され,撮影画像を表わす撮影画像データと記憶されてい
るモデル画像データとの相互相関値が算出される。算出
された相関値にもとづいて撮影画像中におけるナンバー
プレート画像の位置が検出される。
【0008】従来のように縦エッジを抽出して撮影画像
におけるナンバープレートの位置を検出せず,相互相関
値から撮影画像における位置を検出しているので,比較
的精度良く位置検出が可能となる。
【0009】また検出する対象物のコントラストが明確
に現われない場合であっても,相互相関値を算出するこ
とができるので,天候の変化やナンバープレートが影に
なった場合にかかわらず撮影画像におけるナンバープレ
ートの位置検出が可能となる。
【0010】上記モデル画像は,十字形であって,上記
四辺形図形の画像を含むものであるとよい。これにより
ナンバープレートの文字を表わす画像とモデル画像との
相関値が高くなり,ナンバープレートの文字以外の画像
とモデル画像との相関値は低くなるので,より高精度の
ナンバープレート位置検出が可能となる。
【0011】また,モデル画像のコントラストと撮影画
像のコントラストとの濃淡パターンが反転しているとき
は相互相関値は負となり,これらの濃淡パターンが非反
転のときは相互相関値は正となることから,相互相関値
の大きさからナンバープレートの地色を判定することも
できる。
【0012】各画素の相関値と所定値とを比較して,上
記所定値以上の相関値をもつ画素を抽出し,抽出された
画素を含む画像領域上を,水平方向に所定の幅をもつウ
ィンドウを用いて走査し,上記所定値以上の相関値を有
する画素が上記ウィンドウ内に存在することを表わす特
徴量データをウィンドウの位置ごとに生成し,生成され
た特徴量データが水平方向に連続して存在する領域幅を
検出し,検出された領域幅のうち最大の幅をもつ特徴量
データの存在領域をナンバープレート画像候補領域と
し,その中央の位置を上記撮影画像におけるナンバープ
レート画像の中央の位置と判定してもよい。
【0013】上記ナンバープレート画像候補領域が撮影
画像の端を含む場合や水平方向の幅が所定の幅よりも狭
い場合に,決定された上記撮影画像中におけるナンバー
プレート画像の中央の位置を補正することが好ましい。
これにより,ナンバープレートが撮影領域の端にあった
場合やナンバープレートの数字の桁数が通常の4桁より
も少ない場合であっても撮影画像におけるナンバープレ
ートの位置を比較的精度良く決定することができる。
【0014】また,上記ナンバープレート画像候補領域
の水平方向の幅が所定の幅よりも狭く,かつ上記ナンバ
ープレート画像候補領域から離れて水平ライン方向の所
定範囲内に特徴量データが存在する他の領域があるとき
に,その特徴量データが存在する上記他の領域を含むよ
うにナンバープレート画像候補領域を広げ,広げられた
ナンバープレート画像候補領域の中央の位置を,上記撮
影画像中におけるナンバープレート画像の中央の位置を
判定してもよい。
【0015】
【0016】
【実施例】図1および図2はこの発明の実施例を示すも
ので,自動車のナンバープレートの文字認識システムに
適用した場合を示している。図1は斜視図であり,図2
は側面図である。
【0017】撮像カメラ1が道路上に支持されて配置さ
れており,被写体となる自動車OBが撮像カメラ1によ
って撮影される。撮影された画像の一例が図5に示され
ている。自動車OBが撮影されることによって得られる
撮影画像は,自動車OBの前面下部に取り付けられたナ
ンバープレートの画像を含む。撮像カメラ1から撮影画
像を表わす信号が出力され,文字認識装置10に与えられ
る。文字認識装置10によって,撮像カメラ1によって撮
影された自動車のナンバープレートの文字が認識され
る。
【0018】図3は文字認識装置10の電気的構成を示し
ている。撮像カメラ1によって撮像された画像を表わす
信号はアナログ/ディジタル変換回路11に与えられ,デ
ィジタル画像データに変換される。ディジタル画像デー
タは画像メモリ12に与えられ,一旦記憶される。アナロ
グ/ディジタル変換回路11においてディジタル変換され
た画像データはプレート位置検出回路22に含まれる正規
化相互相関計算回路14にも与えられる。
【0019】文字認識装置10にはモデル画像記憶回路13
が含まれている。モデル画像記憶回路13には図4に示す
ように黒色に塗りつぶされた四辺形図形を含むモデル画
像Mを表わすモデル画像データが記憶されている。モデ
ル画像は,たとえば四辺形図形は黒色であり,この四辺
形図形の両端の四辺形図形は白色となっている。モデル
画像の中央の四辺形図形の幅は,ナンバープレートが撮
像カメラ1によって撮影されたときのナンバープレート
画像Pの文字の幅と一致している。
【0020】モデル画像記憶回路13に記憶されているモ
デル画像データは正規化相互相関計算回路14に与えられ
る。
【0021】正規化相互相関計算回路14は入力するモデ
ル画像データと撮像画像データとの正規化相互相関の相
関値とその2乗を計算する回路である。モデル画像デー
タをM(i) ,撮像画像データをI(i) とすると正規化相
互相関の相関値の2乗CC2は式1を用いて計算され
る。相関値CCは2乗の相関値CC2 の平方根により得
られる。
【0022】
【数1】 但し,式1においてiは画素の座標を,nは画素の数を
表わしている。
【0023】正規化相互相関の相関値CCは撮影画像ま
たはその一部とモデル画像とが完全に一致したときに1
となり,撮影画像の濃淡パターンとモデル画像の濃淡パ
ターンとが完全に反転したときに,−1となる。相関値
CCの絶対値が大きいほどモデル画像と撮像画像の一致
している度合が高いことになる。
【0024】図6はモデル画像と撮像画像との正規化相
互相関の相関値を表わしている。図6においては簡略化
のために正規化相互相関の相関値を計算せずに,撮像画
像を,モデル画像を用いて走査したときにモデル画像の
四辺形図形と撮影画像の一部とが一致する個数によって
表わされている。
【0025】正規化相互相関の2乗の相関値CC2 をあ
るしきい値によって弁別することにより,しきい値以上
の相関値をもつ画素により表わされる画像が得られる。
この画像の一例が図8に示されている。この画像を表わ
す画像データは画像メモリ17に記憶される。
【0026】正規化相互相関計算回路14において計算さ
れた2乗の相関値CC2 を表わすデータは領域内積分計
算回路15に,相関値CCを表わすデータは画像メモリ17
にそれぞれ与えられる。
【0027】領域内積分計算回路15は,図8に示すよう
に所定値以上の2乗の相関値CC2をもつ画素によって
表わされる画像を,この画像上におけるナンバープレー
トの大きさに対応するウィンドウを用いて走査したとき
にウィンドウ内に含まれる相関値の総和を,ウィンドウ
の左上隅の座標の積分値とするものである。得られた画
像に対して領域内積分が行なわれた結果の積分値が図7
に示されている。
【0028】たとえば図6において座標x1〜x4,y1
〜y2によって囲まれている範囲が,画像上のナンバー
プレートの大きさに対応し,その積分値(相関値の総
和)は16となる。したがって図7において左上隅の座標
(x1,y1)の値が16となる。そのほかの箇所も同様に
して積分が行なわれ図7の積分値画像が得られる。
【0029】領域内積分計算回路15において計算された
積分データはプレート位置特定回路16に与えられる。プ
レート位置特定回路16は撮影画像においてナンバープレ
ートが撮影されている位置を特定する回路である。
【0030】ナンバープレートの位置の特定は次のよう
にして行なわれる。
【0031】まず領域内積分の計算により得られた積分
データが走査され,図7に示すような画像において最大
の積分値を得る画素が検出される。図7に示す例でいう
と積分値の最大値は,座標(x8 ,y12)の画素の積分
値「24」である。この積分の最大値を有している座標
(x8 ,y12)の画素が,撮影画像中におけるナンバー
プレートの左上隅の位置とされる。したがって図7に示
す例では太線で示される位置にナンバープレートが存在
することになる。
【0032】ナンバープレート位置を表わすデータは文
字切出し回路18およびプレート色判別回路20にそれぞれ
与えられる。
【0033】文字切出し回路18には画像メモリ12から撮
影画像データも与えられている。
【0034】文字切出し回路18は,撮影画像のうちナン
バープレートに表示されている文字を取出す回路であ
る。
【0035】文字切出し回路18においては,画像メモリ
12から与えられる撮影画像データのうち,撮影画像にお
けるナンバープレートに相当する領域の画像データが2
値化される。この2値化された画像データによって表わ
される2値画像が図9(A) に示されている。
【0036】つづいて図9(B) で示すように,2値画像
データが2値画像の縦方向および横方向で0になる領域
が切取られる。図9(B) においては縦方向および横方向
での2値データも表わされている。図9(C) で示すよう
に残った領域がナンバープレートの文字の領域を表わす
ことになる。
【0037】ナンバープレートの文字を表わすデータは
文字認識回路19に与えられる。文字認識回路19において
パターン・マッチングなどの公知の手法を用いて文字認
識が行なわれることになる。
【0038】文字認識回路19において認識された文字を
表わすデータは,情報出力回路21に与えられナンバープ
レートの文字を表わすコードとして出力されることにな
る。
【0039】プレート色判定回路20にはプレート位置特
定回路16から与えられる撮影画像におけるナンバープレ
ートの位置を表わすデータのほか画像メモリ17に記憶さ
れているしきい値以上の相関値をもつ画素によって構成
される画像を表わすデータも与えられている。またプレ
ート色判定回路20においてはモデル画像記憶回路13に記
憶されているモデル画像のコントラストも記憶されてい
る。
【0040】プレート色判定回路20はナンバープレート
が存在する,図8に示す画像中における相関値の大きさ
(符号)にもとづいて撮影されたナンバープレートの地
色を判定する回路である。
【0041】正規化相互相関の相関値CCは,モデル画
像と濃淡パターンと撮影画像の濃淡パターンが一致する
と正となり,これらの濃淡パターンが反転して一致する
と負となる。したがってナンバープレート内における正
規化相互相関の相関値CCが正ならば撮影画像の濃淡パ
ターンとモデル画像の濃淡パターンとが一致し,相関値
が負ならばこれらの濃淡パターンが反転していると判断
できる。したがって記憶されているモデル画像データに
よって表わされるモデル画像と比較することにより撮影
画像のナンバープレートの地色が判断できるようにな
る。
【0042】プレート色判定回路20において判定された
プレートの地色を表わすデータは情報出力回路21に与え
られて出力されることになる。
【0043】図10はモデル画像の他の一例を示してい
る。
【0044】図4に示すモデル画像Mは3つの四辺形図
形が水平方向に配置され,中央の四辺形図形の大きさが
撮影画像におけるナンバープレートの文字の幅に対応し
ている。これに対して図10に示すモデル画像M1 は十字
形状であり,この十字形状の縦の図形部分は撮影画像の
ナンバープレートの文字の幅に対応している。
【0045】図11は撮影画像のナンバープレートの文字
とモデル画像M1 との関係を示しており,図12は図10に
示すモデル画像と撮影画像との正規化相互相関の相関値
から得られる相関値画像を示している。
【0046】図11に示されるように縦の図形部分が撮影
画像のナンバープレートの文字の幅に対応しているモデ
ル画像を用いて撮影画像との正規化相互相関の相関値を
計算するとナンバープレート画像の文字の縦の部分とモ
デル画像との一致する程度が高くなり正規化相互相関の
2乗の相関値CC2 も高くなる。またナンバープレート
の文字以外の撮影画像の部分とモデル画像と一致する程
度は低くなり,図12で示すように相関値画像は,ほぼナ
ンバープレートの文字から得られる画像のみとなる。し
たがって,ナンバープレートの位置決定を高精度に実現
できる。
【0047】図13(A) は撮影画像におけるナンバープレ
ートの文字幅に対応した幅をもつ四辺形図形を有するモ
デル画像を示し,図13(B) は図13(A) に示すモデル画像
によって撮影画像との正規化相互相関の相関値をモデル
画像との画素の一致数によって表わした画像である。図
13(B) において,検出するナンバープレートの文字の縦
の部分が四角を用いて囲まれている。
【0048】図14は図10に示すモデル画像によって撮影
画像との正規化相互相関の相関値をモデル画像との画素
の一致数によって表わした画像である。図14において
も,検出するナンバープレートの文字の縦の部分が四角
を用いて囲まれている。
【0049】検出するナンバープレートの文字の縦の部
分とモデル画像の一致の程度を(モデル画像の画素のう
ち撮影画像の画素と一致している画素数)/(モデル画
像の画素数)で表わすことにする。
【0050】図13(B) に示すモデル画像を用いた場合は
検出するナンバープレートの文字の縦の部分とモデル画
像との一致度は平均では式2から0.79,最低では式3か
ら0.66である。
【0051】
【数2】 (7+7+6+8+7+7+6)/9=71/9=0.79 …式2
【数3】 6/9=0.66 …式3
【0052】これに対し,図10に示すモデル画像では同
様に一致度は平均では式4から0.89,最低では式5から
0.8 である。
【0053】
【数4】 (4+4+4+5+5+5+4)/5=44/5=0.89 …式4
【数5】 4/5=0.8 …式5
【0054】モデル画像を図10に示すように十字形状に
し,その縦線部をナンバープレート画像の文字幅と等し
くすることにより,ナンバープレートの文字の縦の部分
を効率良く検出でき,ナンバープレートの位置を高精度
に決定できる。
【0055】図15は他の実施例を示すもので,文字認識
装置の電気的構成を示すブロック図である。図15におい
て,図2と同一物には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0056】図3に示す文字認識装置と図15に示す文字
認識装置とでは撮影画像におけるナンバープレートの位
置決定のやり方が異なる。図3に示す文字認識装置にお
いては撮影画像におけるナンバープレートの大きさに対
応した領域内積分を利用して撮影画像におけるナンバー
プレートの位置を決定しているのに対し,図15に示す文
字認識装置では相関値画像の1水平ライン上を,水平方
向に所定の幅をもつウィンドウを用いて走査したときに
所定値以上の相関値をもつ画素によって表わされる画像
の画素がウィンドウ内に存在することを表わす特徴量デ
ータを生成し,生成された特徴量データにもとづいて撮
影画像におけるナンバープレートの位置を決定する。
【0057】図15に示す文字認識装置10Aにおいてはナ
ンバープレート位置検出回路22Aに画像位置検出回路23
が含まれている。画像位置検出回路23は正規化相互相関
計算回路14において計算された相関値を表わすデータを
入力して,入力したデータにもとづいて所定値以上の相
関値をもつ画素によって表わされる画像によって表わさ
れる図形の位置を検出する回路である。画像位置検出回
路23において検出された図形の位置を表わすデータは,
プレート位置特定回路16に与えられ撮影画像におけるナ
ンバープレートの位置が特定される。
【0058】図16は図15に示す文字認識装置における文
字認識の処理手順を示すフローチャートである。
【0059】図17は撮影画像の一例を示しており,図18
はモデル画像と撮影画像の正規化相互相関の相関値が所
定値以上ある画素によって表わされる画像を示してお
り,図19は相関値画像における1水平ライン上の水平方
向に存在する画像を表わす特徴量データを表わしてい
る。
【0060】撮像カメラ1によって得られた撮影画像信
号はアナログ/ディジタル変換回路11を経てディジタル
画像データに変換されて正規化相互相関計算回路14に与
えられ,モデル画像との正規化相互相関の相関値が計算
される(ステップ31,32)。計算された相関値から図18
に示す相関値が所定値以上である画素によって表わされ
る画像が得られる。
【0061】この画像において図形が存在する縦方向で
の位置が検索される。水平ラインごとに縦方向に走査し
たときに図形が存在することにより図19に示す特徴量デ
ータが得られる。この特徴量データが得られる縦方向の
範囲がナンバープレート画像が存在する縦方向の範囲と
判定される(ステップ33)。
【0062】つづいて横方向(x方向)におけるナンバ
ープレートの中央の位置(基準点)が決定される(ステ
ップ40)。この基準点の決定処理手順については後述す
る。
【0063】基準点が決定されるとその基準点の補正が
必要がどうかが判断され(ステップ34),補正が必要な
らば補正処理が行なわれる(ステップ50)。この補正判
定処理および補正処理についても詳しくは後述する。
【0064】撮影画像におけるナンバープレート画像の
位置が決定されると,ナンバープレート画像の位置に存
在する画像から文字画像が切出され(ステップ35),文
字認識が行なわれる(ステップ36)のは図3に示す文字
認識装置の処理と同じである。
【0065】図20は基準点決定の処理手順を示すフロー
チャートである。
【0066】図21(A) は特徴量データの一例を示し,図
21(B) は特徴量データの積算結果を表わし,図21(C) は
積算された特徴量データのラベリング処理の様子を示
し,図21(D) は基準点の決定処理の様子を示している。
【0067】図21(A) に示す特徴量データは水平方向に
3画素,垂直方向に1画素の大きさのウィンドウによっ
て水平方向に走査される。ウィンドウによって走査され
たときにウィンドウ内に特徴量データが存在すると,ウ
ィンドウ内に存在する特徴量データが積算され,ウィン
ドウの左端の座標に相当する位置に積算結果が得られ
る。特徴量データの水平方向すべてにウィンドウが走査
され,図21(B) に示す積算データが得られる(ステップ
41)。
【0068】積算データが水平方向に連続せずに別々に
存在すると,それぞれの積算データに対応して図21(C)
で示すようにラベリング処理が行なわれる(ステップ4
2)。図21(C) で示す例では積算データはそれぞれR
(j−1),R(j)およびR(j+1)とラベリング
処理が行なわれる。
【0069】ラベリング処理が終了すると,ラベリング
された積算データのうち水平方向にもっとも大きい積算
データに対応する相関値画像の領域が,撮影画像におけ
るナンバープレートの位置の候補とされナンバープレー
ト画像候補領域として得られる(ステップ43)。このナ
ンバープレート画像候補領域の中央の位置がナンバープ
レート画像の中央の位置として基準点が決定される(ス
テップ44)。
【0070】図22は基準点の補正を行なう処理手順を示
すフローチャートである。
【0071】図23はラベリングされた積算データのうち
水平方向にもっとも大きい積算データに対応するナンバ
ープレート画像候補領域が,撮影画像の端にある場合に
行なわれる補正の様子を表わすものであり,図24はこの
相関値画像のナンバープレート画像候補領域が水平方向
において所定の大きさ(たとえばナンバープレート画像
の大きさと比較して極端に小さい大きさ)よりも小さい
ときに行なわれる補正の様子を表わすものであり,図25
はこの相関値画像のナンバープレート画像候補領域が水
平方向において所定の大きさよりも小さく,かつ所定範
囲内に隣接する積分データが存在するときに行なわれる
補正の様子を表わしている。
【0072】図22を参照して,ナンバープレートは撮影
画像内に含まれているが,ナンバープレート画像候補領
域が撮影画像の端にあるかどうかが判断される(ステッ
プ51)。
【0073】ウィンドウの走査はウィンドウの左端が撮
影画像の左端と一致する地点から開始され,ウィンドウ
の右端が撮影画像の右端と一致する地点まで行なわれ
る。このためナンバープレート画像候補領域が撮影画像
のいずれかの端にある場合にナンバープレート画像候補
領域の中点位置をナンバープレート画像の中点位置とす
ると,実際のナンバープレート画像の中央の位置からず
れることになる。ナンバープレート画像候補領域が撮影
画像のいずれかの端にある場合には,ナンバープレート
画像候補領域の中点よりも外側になるように基準点が補
正される(ステップ54)。この補正の量は実測にもとづ
いて妥当な値に定められる。
【0074】ナンバープレート画像候補領域が,撮影画
像の端を含まない場合には(ステップ51でNO),ナンバ
ープレート画像候補領域の水平方向の幅が所定の幅より
も狭いかどうかが判断される(ステップ52)。
【0075】この幅が狭くなければ補正は行なわれない
(ステップ52でNO,ステップ53)。
【0076】この幅が所定の幅よりも狭いと(ステップ
52でYES ),隣接するナンバープレート画像候補領域が
所定範囲内にあるかどうかが判断される(ステップ5
5)。
【0077】隣接するナンバープレート画像候補領域が
所定範囲内になければ(ステップ55でNO),撮影された
ナンバープレートの数字は4桁の数字でなくそれよりも
少ない桁の数字と判断されるため図24で示すように基準
点の位置が補正される(ステップ56)。この補正量も実
測にもとづいて妥当な値に定められる。
【0078】隣接するナンバープレート画像候補領域が
所定範囲内にあると(ステップ55でYES ),隣接するナ
ンバープレート画像候補領域の両端で定められる領域が
新たなナンバープレート画像候補領域として定められる
(ステップ57)。図25で示すように新たなナンバープレ
ート画像候補領域の中央の位置が基準点して定められる
(ステップ58)。
【0079】上述した図15の文字認識装置における基準
点位置決定では,水平方向に3画素,垂直方向に1画素
の大きさをもつウィンドウを用いて特徴量データの積算
を行ない,ナンバープレート画像候補領域を生成してい
るが,図26に示すように例えば水平方向に6画素,垂直
方向に1画素の大きさをもつウィンドウを設定し,この
ウィンドウの左3画素を第1のウィンドウとし,右3画
素を第2のウィンドウとし,第1のウィンドウに特徴量
データが存在するときに積算し,第2のウィンドウに特
徴量データが存在するときに第1のウィンドウ内に存在
する特徴量データの総数から第2のウィンドウ内に存在
する特徴量データの総数を減算して特徴量データの積算
データを得るようにしてもよい。この場合は積算データ
の右端点がプレート画像の右側端点として定められる。
【0080】図27(A) は特徴量データの一例を示してお
り,図27(B) は図26に示すウィンドウを用いて図27(A)
の特徴量データを積算したときに得られる積算データを
示している。ウィンドウの積算エリアにのみ特徴量デー
タが存在すれば積算データは負となり,ウィンドウの積
算エリアにのみ特徴量データが存在すれば積算データは
正となる。得られる積算データのうち右端がプレート画
像の右側端点とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のナンバープレートの文字認識システム
を示す斜視図である。
【図2】自動車のナンバープレートの文字認識システム
を示す側面図である。
【図3】文字認識装置の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】モデル画像の一例を示している。
【図5】撮影画像の一例を示している。
【図6】正規化相互相関の相関値によって表わされる画
像を数値化して示している。
【図7】正規化相互相関の相関値を領域内積分して得ら
れる画像を数値化して示している。
【図8】所定値以上の相関値をもつ画素によって表わさ
れる画像の一例を示している。
【図9】撮影画像からナンバープレートの文字を切出す
過程を示すもので,(A) は2値化されたナンバープレー
ト画像を示し,(B) はナンバープレートの文字の切出し
の様子を示し,(C) は切出された文字を示している。
【図10】モデル画像の他の例を示している。
【図11】ナンバープレートの文字とモデル画像との関
係を示している。
【図12】図10に示すモデル画像と撮影画像との正規化
相互相関にもとづいて得られる画像の一例を示してい
る。
【図13】(A) はモデル画像の一例を,(B) はモデル画
像と撮影画像との正規化相互相関にもとづいて得られる
画像を数値化して示している。
【図14】モデル画像と撮影画像との正規化相互相関に
もとづいて得られる画像を数値化して表わしている。
【図15】他の実施例を示すもので,文字認識装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【図16】文字認識の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図17】撮影画像の一例を示している。
【図18】モデル画像と撮影画像との正規化相互相関に
もとづいて得られる画像の一例を示している。
【図19】特徴量データの一例を示している。
【図20】基準点決定の処理手順を示すフローチャート
である。
【図21】(A) は特徴量データの一例を示し,(B) は積
算データの一例を示し,(C) はラベリングされた積算デ
ータを示し,(D) は決定された基準点を示している。
【図22】基準点の補正処理手順を示すフローチャート
である。
【図23】積算データと補正された基準点との関係を示
している。
【図24】積算データと補正された基準点との関係を示
している。
【図25】積算データと補正された基準点との関係を示
している。
【図26】ウィンドウの一例を示している。
【図27】(A) は特徴量データの一例を,(B) は積算デ
ータの一例を示している。
【符号の説明】
13 モデル画像記憶回路 14 正規化相互相関計算回路 15 領域内積分計算回路 16 プレート位置特定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−245400(JP,A) 特開 昭60−229178(JP,A) 特開 平3−232100(JP,A) 特開 平2−294791(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/017 G06K 9/20 340 G08G 1/04 G01B 11/00 G06T 1/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮影して得られる撮影画像にお
    けるナンバープレートの文字の線幅に対応した四辺形図
    形を含むモデル画像を表わすモデル画像データを記憶す
    るモデル画像データ記憶手段, 上記撮影画像を表わす撮影画像データと上記モデル画像
    データ記憶手段に記憶されている上記モデル画像データ
    との相互相関値を計算する相互相関値算出手段,および
    上記相互相関値算出手段により計算された相関値にもと
    づいて,上記撮影画像中におけるナンバープレート画像
    の位置を決定するナンバープレート位置決定手段, を備えたナンバープレート位置検出装置。
  2. 【請求項2】 上記モデル画像データ記憶手段に記憶さ
    れるモデル画像データは十字形のモデル画像を表わすも
    のであり,上記四辺形図形の画像を含む, 請求項1に記載のナンバープレート位置検出装置。
  3. 【請求項3】 上記ナンバープレート位置決定手段によ
    り決定されたナンバープレート画像内における上記相関
    値の大きさにもとづいてナンバープレートの地色を判定
    する判定手段, をさらに備えた請求項1に記載のナンバープレート位置
    検出装置。
  4. 【請求項4】 上記ナンバープレート位置決定手段が, 各画素の相関値と所定値とを比較して,上記所定値以上
    の相関値をもつ画素を抽出し, 抽出された画素を含む画像領域上を,水平方向に所定の
    幅をもつウィンドウを用いて走査し, 上記所定値以上の相関値を有する画素が上記ウィンドウ
    内に存在することを表わす特徴量データをウィンドウの
    位置ごとに生成し, 生成された特徴量データが水平方向に連続して存在する
    領域幅を検出し,検出された領域幅のうち最大の幅をも
    つ特徴量データの存在領域をナンバープレート画像候補
    領域とし,その中央の位置を上記撮影画像中におけるナ
    ンバープレート画像の中央の位置と判定するものであ
    る, 請求項1に記載のナンバープレート位置検出装置。
  5. 【請求項5】 上記ナンバープレート画像候補領域が,
    撮影画像の端を含む場合に,決定された上記撮影画像中
    におけるナンバープレート画像の中央の位置を補正する
    第1の補正手段をさらに備えた請求項4に記載のナンバ
    ープレート位置検出装置。
  6. 【請求項6】 上記ナンバープレート画像候補領域の水
    平方向の幅が所定の幅よりも狭いときに,決定された上
    記撮影画像中におけるナンバープレート画像の中央の位
    置を補正する第2の補正手段をさらに備えた請求項4に
    記載のナンバープレート位置検出装置。
  7. 【請求項7】 上記ナンバープレート画像候補領域の水
    平方向の幅が所定の幅よりも狭く,かつ上記ナンバープ
    レート画像候補領域から離れて水平ライン方向の所定範
    囲内に特徴量データが存在する他の領域があるときに,
    その特徴量データが存在する上記他の領域を含むように
    ナンバープレート画像候補領域を広げ,広げられたナン
    バープレート画像候補領域の中央の位置を,上記撮影画
    像中におけるナンバープレート画像の中央の位置と判定
    する,請求項4に記載のナンバープレート位置検出装
    置。
  8. 【請求項8】 被写体を撮影して得られる撮影画像にお
    けるナンバープレートの文字の線幅に対応した黒色およ
    び白色の少なくともいずれか一方の四辺形図形を含むモ
    デル画像を表わすモデル画像データを記憶するモデル画
    像データ記憶手段, 上記撮影画像を表わす撮影画像データによって表わされ
    る濃淡パターンと上記モデル画像データ記憶手段に記憶
    されている上記モデル画像データによって表わされる濃
    淡パターンとの相互相関値を計算する相互相関値算出手
    段,および上記相互相関値算出手段により計算された相
    関値にもとづいて,上記撮影画像中におけるナンバープ
    レート画像の位置を決定するナンバープレート位置決定
    手段, を備えたナンバープレート位置検出装置。
  9. 【請求項9】 上記ナンバープレート位置決定手段が,
    上記相互相関値算出手段によって算出された相互相関値
    によって表わされる画像上を,ナンバープレートの大き
    さに相当するウインドウで走査しながら,ウインドウ内
    で相互相関値を積分し,得られる積分値の最大値に基づ
    いてナンバープレートの位置を決定するものである,請
    求項8に記載のナンバープレート位置検出装置。
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