JP3215993U - 男性用パンツ - Google Patents

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幸一 永田
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Abstract

【課題】良好な着用感が得られ、開口縁が伸縮しやすく陰茎の出し入れを容易に行うことが可能となる男性用パンツを提供する。【解決手段】男性用パンツ1の正面中央に設けられた前身頃中央部3が、外側生地6と内側生地7とが重合された構成を有するとともに、外側生地および内側生地にはそれぞれ開口部Oが形成されている。そして、開口部の開口縁6a、7aを、端始末不要な、切りっぱなし構造としたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は男性用パンツに関し、詳しくは外側生地と内側生地とを重合して構成した前身頃中央部に開口部が形成された男性用パンツに関する。
従来、男性用パンツとして、正面中央に設けられた前身頃中央部を、外側生地と内側生地とを重合させて構成し、さらに上記外側生地および内側生地にそれぞれ開口部を形成したものが知られている(特許文献1)。
このような男性用パンツによれば、上記開口部を介して着用者の陰茎を外部に露出させることが可能となっている。
特開平8−100302号公報
ここで、上記特許文献1の男性用パンツにおいて、上記前身頃中央部に形成された開口部の開口縁には、生地のほつれ等を防止するための端始末処理が行われている。生地のほつれ等を防止するための端始末としては、カットした生地の端末を2重に折って縫い止めたり、端部にテープを縫着や接着により接合してほつれを防止する方法も挙げられる。
しかしながら、このような端始末処理は、当該部分が厚くなることから、肌への接触が強くなって着用感が低下するという問題があり、また上記処理によって開口部が伸縮しにくく、開口部から陰茎を出す際の妨げになるという問題もあった。
このような問題に鑑み、本考案は良好な着用感が得られるとともに、開口部からの陰茎の出し入れを容易に行うことが可能な男性用パンツを提供するものである。
すなわち請求項1の考案にかかる男性用パンツは、前身頃の中央に前身頃中央部を有する男性用パンツであって、当該前身頃中央部は、外側生地と内側生地とが重合された構成を有するとともに、上記外側生地および内側生地にそれぞれ開口部が形成された男性用パンツにおいて、
上記外側生地および内側生地の上記開口部の開口縁を、裁断されたままの状態で端始末不要な、切りっぱなし構造としたことを特徴としている。
上記考案によれば、前身頃中央部の外側生地および内側生地に形成した開口部の開口縁を切りっぱなし構造としたため、端始末処理による着用感の低下がなく、また切りっぱなし構造とすることで開口部の開口縁が伸縮しやすいことから、開口部からの陰茎の出し入れを容易に行うことが可能となる。
男性用パンツの正面図 男性用パンツの背面図 男性用パンツを構成する部材を採取するための型どりを説明する図 中身頃中央部の構成を説明する断面図
以下図示実施例について説明すると、図1は本実施例にかかる男性用パンツ1の正面図を示し、図2は当該男性用パンツ1の背面図を示している。
上記男性用パンツ1は複数の部材によって構成され、男性用パンツ1の正面左右に設けられた前身頃側部2L、2Rと、正面中央に設けられた前身頃中央部3と、背面に設けられた後身頃4と、上部に設けられた環状の腰バンド5とによって構成されている。
また上記前身頃中央部3は、外部に位置する外側生地6と、着用者側となる内部に位置する内側生地7とを重合させた構成を有し、後述するようにこれら外側生地6と内側生地7とは同形状を有している。
上記腰バンド5を除く、上記前身頃側部2L、2R、前身頃中央部3、後身頃4は、図3に示すように一枚の生地より採取することが可能となっており、上記腰バンド5には従来公知のゴムバンドを採用することができる。
上記生地としては裁断されたままの状態で端始末不要なものであれば、経編み、横編み等いずれの編地も採用することができるが、具体的に、例えばナイロン90%、ポリウレタン10%によって構成される2wayトリコットを採用することができる。
このような生地はその端部がカールしてしまうという性質を有する場合もある。
そして、上記生地としては、必要に応じて機能性を持たせることが可能であり、例えば吸水速乾機能や、抗菌防臭機能を有した生地を採用することも可能である。
さらに、上記前身頃側部2L、2R、前身頃中央部3、後身頃4といった部材は、それぞれミシン等によって縫着されており、例えば従来公知のオーバーロック縫いによって縫着することができる。
上記オーバーロック縫いは、図4に示すように各部材の端部に所定幅の縫い代を設定し、隣接する部材の縫い代同士を重合させた状態で、これらを縫い合わせるものとなっている。
例えば前身頃側部2L、2Rと後身頃4とを縫着する際には、生地の表面が外部を向くよう、上記縫い代の表面側同士を密着させて縫着し、当該縫着部分Sで折り曲げるとともに当該縫着部分Sを男性用パンツ1の内部に向けて突出させるようにしている。
このようにすることで、前身頃側部2L、2Rおよび後身頃4を構成する生地の表面が外部を向き、縫着部分Sが男性用パンツ1の内側に位置するため、男性用パンツ1の見栄えをよくすることができる。なお、肌触り等を重視して上記縫着部分Sを外部に露出させてもよい。
そして本実施例の男性用パンツ1における、着用者の大腿部が通過する大腿部用開口部OLは、上記前身頃側部2L、2Rおよび後身頃4によって構成され、当該大腿部用開口部OLの開口縁は端始末不要な、切りっぱなし構造となっている。
切りっぱなし構造とすることで、着用者が本実施例の男性用パンツ1の上にズボンを着用しても、上記端始末処理による凹凸が現れず、見栄えを良くすることができる。
一方、上記前身頃側部2L、2Rおよび後身頃4に使用する生地は使用によりその端部が裏側にカールしてしまう傾向が見られ、当該大腿部用開口部OLの開口縁がカールしてしまう場合もあるが、前身頃側部2L、2Rおよび後見頃4は表面が外部を向くように設けられていることから、上記カールが裏面側となる内部に向けて形成されることとなり、見栄え上の悪影響を抑えることができる。
次に、上記前身頃中央部3について説明すると、図4は図1におけるIV―IV部の断面図を示しており、前身頃中央部3は同形状を有する外側生地6と内側生地7とが裏面同士を向き合うように重合させた構成を有している。
また上記前身頃中央部3には開口部Oが形成されており、本実施例の男性用パンツ1を着用した着用者は、上記開口部Oを介して陰茎を外部に露出させることが可能となっている。
上記外側生地6の図示左方側および内側生地7の図示右方側には、縦方向に形成された略円弧状の開口縁6a、7aが形成され、上記前身頃側部2L、2Rに上記前身頃中央部3を縫着すると、上記開口縁6a、7aと上記前身頃側部2L、2Rの縁部とによって開口部Oが形成されるようになっている。
そして本実施例の男性用パンツ1は、上記開口部Oの開口縁6a、7aを、端始末不要な切りっぱなし構造としたことを特徴としている。
このように、開口部Oの開口縁6a、7aを切りっぱなし構造とすることで、前身頃中央部3における生地を薄くすることができ、着用者に快適な着用感を与えるとともに、生地が有する伸縮性により開口縁6a、7aが伸縮するため、陰茎の出し入れを容易に行うことが可能となる。
これに対し、開口部Oの開口縁6a、7aに端始末処理をした場合、当該部分の生地が厚くなるため着用者に不快感を与えることがあり、また端始末処理によって開口縁6a、7aの伸縮性が妨げられることから、陰茎の出し入れがやりにくくなるという問題がある。
図4に示すように、上記外側生地6は左側に位置する左外側生地6Lと、右側に位置する右外側生地6Rとによって構成され、上記開口部Oを構成する開口縁6aは上記右外側生地6Rに形成されている。
これと同様、内側生地7も左側に位置する左内側生地7Lと、右側に位置する右内側生地7Rとによって構成され、上記開口部Oを構成する開口縁7aは上記左内側生地7Lに形成されている。
上述したように、上記外側生地6を構成する上記左外側生地6Lと右外側生地6Rとは、表面が外部を向くように配置され、またこれらの縫着部分Sは内側すなわち上記内側生地7に向けて設けられている。
このようにすることで、上記右外側生地6Rに形成した開口縁6aが、カールしたとしても、当該カールが男性用パンツ1の内側に向けて形成され、また縫着部分Sを内側に設けることで、外部から見た際の見栄えをよくするようになっている。
これに対し、内側生地7を構成する左内側生地7Lと右内側生地7Rとは、表面が内側すなわち着用者側を向くように配置され、またこれらの縫着部分Sは外側すなわち上記外側生地6に向けて設けられている。
このようにすることで、上記左内側生地7Lに形成した開口縁7aが、カールしたとしても、当該カールが男性用パンツ1の外側に向けて形成されるため、当該カールによる着用感の低下を防止することができる。さらに縫着部分Sを外側に設けることによっても着用感の低下を防止している。
図3は一枚の生地から上記男性用パンツ1を構成する、上記腰バンド5を除いた各部材を採取するための型どり図を示したものであり、本実施例では一枚の生地から男性用パンツ1を8枚分採取することができ、また本図に示されている側が当該生地の表面を示しているものとする。
本実施例では、上記開口縁6a、7aの形成されている上記右外側生地6Rと左内側生地7Lとを同じ型から採取することができ、また左外側生地6Lと右内側生地7Rも同じ型から採取することが可能となっている。
ここで、上述したように本実施例の生地は裏側にカールしてしまう傾向が見られたため、上記外側生地6と内側生地7は裏面同士を密着させて重合させることから、右内側生地7Rについては、左外側生地7Lと同形状の生地を裏返しにして使用し、これと同様、左内側生地7Lについても、右外側生地6Rと同形状の生地を裏返しにして使用することで、内側生地7を構成することが可能となる。
ここで、縦方向と横方向とで伸縮性が異なる生地を用いる場合には、上記開口縁6a、7aの向きを当該生地の伸縮する方向に合わせて、左外側生地6Lと右内側生地7Rを45度程度まで傾けて型どりしてもよい。
他にも、一般的な肌着の生地は縦方向には伸びずに横方向に伸びる傾向があるため、生地に対して傾けて型どりすることにより、開口縁だけでなく、開口部Oのカールを抑制することも可能である。縦方向および横方向の双方に生地が伸びる場合も、基本的には横方向の伸縮性が高くなるように配置することが望ましいが、着用感や生地の取り具合などを考慮してどちらかを選択して判断すればよい。
以上のように、本実施例の男性用パンツ1によれば、前身頃中央部3に設けた開口部Oの開口縁6a、7aが切りっぱなし構造となっているため、端始末処理をした場合に比べて着用者に触れる生地を薄くでき、快適な装着感を得ることができる。また切りっぱなし構造とすることで開口縁6a、7aが伸縮しやすくなり、開口部Oからの陰茎の出し入れを容易に行うことが可能となる。
また、上記前身頃中央部3において、外側生地6の裏面と内側生地7の裏面同士が密着するように重合させることで、上記開口縁6a、7aがカールしても、外側生地6ではカールが内部側に形成されて見栄えの悪化が防止され、また内側生地7ではカールが外部側に形成されて着用感の悪化を防止することができる。
なお、本実施例の生地は上下が裏面にカールする傾向が見られたが、生地によってカールの方向が異なる場合もあるため、その生地に応じて、見た目や風合い、着心地によって生地の方向を考慮して型どりすることが重要である。
さらに、本実施例では上記前身頃中央部3を構成する外側生地6および内側生地7を同形状とすることができ、男性用パンツ1を構成する部材を生地から採取するための型どりを容易に行うことが可能となっている。
なお、上記実施例の男性用パンツ1はいわゆるボクサーブリーフタイプであるが、ブリーフタイプや脚部が長いスパッツタイプであってもよく、このように前身頃中央部を備えた様々なタイプの男性用パンツに適用することができる。
また上記実施例では、中身頃中央部3を構成する外側生地6および内側生地7はそれぞれ2枚の生地によって構成されているが、これをそれぞれ一枚の生地によって構成してもよく、この場合も外側生地6および内側生地7を同形状の生地として、その裏面同士を接触させて用いることができる。
1 男性用パンツ 2L、2R 前身頃側部
3 前身頃中央部 4 後身頃
6 外側生地 6a 開口縁
6L 左外側生地 6R 右外側生地
7 内側生地 7a 開口縁
7L 左内側生地 7R 右内側生地
O 開口部

Claims (3)

  1. 正面中央に前身頃中央部を有する男性用パンツであって、当該前身頃中央部は、外側生地と内側生地とが重合された構成を有するとともに、上記外側生地および内側生地にそれぞれ開口部が形成された男性用パンツにおいて、
    上記外側生地および内側生地の上記開口部の開口縁を、裁断されたままの状態で端始末不要な、切りっぱなし構造としたことを特徴とする男性用パンツ。
  2. 外側生地および内側生地の開口縁が裏面に向けてカールする場合、
    上記前身頃中央部を、上記外側生地の裏面と内側生地の裏面とが密着するように重合させて構成したことを特徴とする請求項1に記載の男性用パンツ
  3. 上記前身頃中央部を構成する外側生地および内側生地が同形状を有していることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の男性用パンツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021535287A (ja) * 2018-06-21 2021-12-16 エイチビーアイ ブランデッド アパレル エンタープライゼズ, エルエルシーHBI Branded Apparel Enterprises, LLC 男性用アンダーウェア

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