JP3215525B2 - 逆流濾過器の逆流流体の処理方法とクリーニング流体用沈殿装置 - Google Patents

逆流濾過器の逆流流体の処理方法とクリーニング流体用沈殿装置

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JP3215525B2 JP26600592A JP26600592A JP3215525B2 JP 3215525 B2 JP3215525 B2 JP 3215525B2 JP 26600592 A JP26600592 A JP 26600592A JP 26600592 A JP26600592 A JP 26600592A JP 3215525 B2 JP3215525 B2 JP 3215525B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリーニング工程に用
いられたクリーニング流体用の逆流濾過器内の不純物を
含む逆流流体の処理方法に関する。この処理の目的は、
逆流流体から不純物を分離することにある。更に本発明
は、タンク入路と、沈殿によって処理されるクリーニン
グ流体を収容する第一領域と、第一領域の下に配置され
る沈殿物収集領域とを備えた沈殿タンクを具備し、工業
用のクリーニング工程における不純物を含有したクリー
ニング流体を処理するための沈殿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方法では、固形の不純物は、フラ
ット材のウェブ濾過器、特にエンドレスの紙バンド濾過
器を用いることで、逆流濾過器から出た逆流流体から除
去される。この点に関し、フラット材のウェブ濾過器
は、十分大きく寸法が取られており、逆流流体の収集タ
ンク上に配置される。逆流濾過器から出た逆流流体は、
バンド濾過器に運ばれるとただちに濾過材を通り、そし
て不純物はこの流体から大部分が除去される。この逆流
流体は、連続的又は周期的に回転の止まるバンド濾過器
を備えた分離処理タンクに分離された不純物が運ばれる
間、収集タンクに流れ込む。逆流流体収集タンクに集ま
る逆流流体は、クリーニング工程に戻されるか、必要な
らポンプからなる通路を経て逆流濾過器へ戻される。そ
の結果、流体は一巡して運ばれることになる。しかしな
がら、この形式の方法は、結果として生じる濾過材がか
なりの量になり、それら濾過材をそこに付着した不純物
と一緒に廃棄しなければならないという欠点がある。逆
流濾過器を経由して流れる、主として処理されなければ
ならない、必要不可欠な大量のクリーニング流体に鑑
み、そして例えばノズルの様なクリーニング工程の処理
システムに必要な圧力に鑑み、逆流濾過器の内部におけ
る一般的な圧力は3〜10バールの間であり、従って逆
流濾過器からの逆流流体の排出は、極めて重大な問題を
有することが分かっている。逆流濾過器に設けられた排
出口は、逆流流体の流出量を制限するために出来るだけ
小さくしなければならず、他方でその排出口は、詰まり
を無くするためにも十分大きく設計しなければならな
い。小さな設計の排出口又は絞り弁を使用するに当たっ
ては、管詰まりの危険とは別に、強い流体の流れがフラ
ット材のウェブ濾過器を損傷する危険が生じる。そのた
め、従来の逆流濾過器にあっては、絞り弁からなる排出
通路が、極端に大きな寸法の定常タンクに開口し、そこ
から不純物を大量に含んだ逆流流体がフラット材のウェ
ブ濾過器に運ばれる。また、部分的に開放形式の運転や
絶縁の不備から、当初クリーニング工程で加熱クリーニ
ング流体として用いられた逆流流体の気化によりかなり
のエネルギー量が消失されるという事実も従来の処理方
法の欠点である。更に従来の、特に開放形式の運転に於
ける欠点として、蒸気の気化や漏れにより周囲がかなり
湿り、それによって化学成分が周辺に排出されるという
事実も見受けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の欠点が起こらず、より経済的に、しかも例えば管詰ま
りで生じる故障発生度に関して従来方法よりも高い信頼
性で履行され得る冒頭に述べた形式の方法を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段とその作用】上記目的を達
成するために、本発明は、冒頭に述べた形式の方法にお
いて、逆流濾過器から出た逆流流体を沈殿工程にかけ、
かつそれによって少なくともときどき圧力を作用させ、
さらに、沈殿工程の終了後、逆流流体を、それ自体が回
収した沈殿物の少なくとも一部分から耐圧状態で分離
し、次に沈殿物を除去し、不純物の少なくとも大部分が
浄化された逆流流体の一部をクリーニング工程に戻すこ
とを特徴とする処理方法を提供する。
【0005】ドイツ特許公報第3800613号は、水
又は排水を、主としてその最終クリーニングのために処
理する方法並びにプラントを開示している。しかしなが
ら本発明による方法は、不純物を含み、かつ逆流濾過器
の逆流流体となるクリーニング工程のクリーニング流体
を処理する方法に関するものである。従って、上述のよ
うな従来の方法は、異なった一般的形式のものである。
上記公報は、沈殿物を除去する問題について何等言及し
ておらず、また沈殿物の上にある逆流流体から沈殿部分
を分離することについても何等言及していない。
【0006】本発明による方法は、エンドレスの紙バン
ド濾過器のような濾過器の補助具を用いて逆流濾過器か
ら出た逆流流体の濾過を行なうのではなく、濾過器の補
助具を用いないで履行される沈殿方法を採用する。耐圧
式に閉塞された沈殿タンク内に、処理すべき逆流流体を
運ぶことによって、耐圧式に閉塞された沈殿タンクが、
逆流濾過器からタンク容積への逆流流体の排出を制限す
るので、十分大きい排出開口が逆流濾過器内に付与され
て、管詰まりを防止する。逆流流体は、少なくともとき
どき沈殿工程中に圧力の作用を受けるので、圧縮可能な
及び/または多孔質の不純物に対する沈殿時間が短縮さ
れる。密度が通常で逆流流体より低く、故に現在の技術
水準では沈殿しないような、例えばセルロースや木片等
の圧縮可能な及び/又は多孔質の不純物は、本発明で使
用される圧力によって沈殿させられる。
【0007】沈殿工程の終了後、即ち分離済沈殿物の上
にある逆流流体が不純物から大部分が浄化されたとき、
逆流流体は、耐圧状態で少なくとも沈殿物の一部から分
離されるので、分離済沈殿部分の中の分離済不純物は、
逆流流体の戻りの際に起こる乱流に最早影響されず、そ
のままクリーニング工程へ戻される。このほかの利点と
して、「逆流流体の戻り」や「沈殿物の除去」という方
法の手順は、逆流流体が耐圧分離により沈殿物の除去の
際に一切漏れることがないので、変更可能である。
【0008】この発明的方法によれば、汚染度がひどい
逆流流体の場合、沈殿物を収容するために備えられてい
る沈殿物収集領域の容積が、全沈殿物を収容するには不
十分であり、それゆえに沈殿物の一部のみが逆流流体か
ら分離される時、特に有利であることが分かる。この場
合、この分離部分が、除去され、続いて沈殿工程は、そ
の分離が除去された後、残余の全沈殿物が沈殿物収集部
分内に集められてしまう迄継続されることが出来る。こ
の操作方式により、逆流流体のクリーニング工程への戻
りの間、乱流によって沈殿した不純物が影響を受けない
ようにし、同様に戻らないようにすることが出来る。
【0009】沈殿物の少なくとも一部が分離された後、
逆流流体は、少なくとも部分的にクリーニング工程へ戻
される。この点に関し、「沈殿流体」即ち沈殿工程に影
響を受けている不純物を含む逆流流体の水面が、クリー
ニング工程に用いられたクリーニング流体の水面の上に
あるように沈殿タンクが配置され、その結果、逆流流体
が、使用する必要のあるポンプ無しにクリーニング工程
へ戻され得ることが都合が良い。適切な高さの出力圧力
を有するポンプが備えられる場合は、逆流流体の全部又
は一部分が逆流濾過器へ直接戻される。
【0010】更に、逆流流体を、クリーニング工程へ導
入する前の追加の処理工程としてクリーニング工程へ戻
すことが考えられる。この追加工程では、例えば乳化油
及び/又は脂肪は、回収された界面活性材や洗剤と同様
に分離される。沈殿する流体に作用する圧力は、例えば
液体柱又はこの目的のために備えられるポンプ等の任意
の方法によって、生じさせることが出来る。しかしなが
ら、沈殿する流体に作用する逆流濾過器の流入側に圧力
を優勢にすることが、特に都合が良くかつ簡単である。
【0011】この方法を履行するために作動し、かつ耐
圧となるように閉塞される沈殿タンクは、沈殿される逆
流流体で完全に充填される。但し、圧力をかけている間
又は沈殿タンクの充填中、圧縮空気クッションが逆流流
体の上に形成されることがより好都合である。例えば、
空気のみを含み且つ耐圧となるように閉塞される沈殿タ
ンクが、システム圧に影響を受ける流体で充填される場
合、タンクに含まれる空気は、圧縮され、充填工程に続
いて、システム圧を有する圧縮空気クッションの形でタ
ンクの上方部分にあるだろう。この圧縮空気クッション
は、作業容量を表わし、必要であれば沈殿物を排出した
り、又は通路などを膨張させるためにも拡張されること
が出来る。この空気クッションはまた水撃を防止するこ
とが出来る。
【0012】沈殿物質又は形成される沈殿固形物は、そ
こを取り囲む沈殿物収集領域の壁に付着する傾向がある
ので、沈殿物の除去は往往にして困難な場合が多い。こ
の問題は、逆流流体が上述のように耐圧状態で沈殿部分
から分離されたとき、水性位相の上にある上記の圧縮空
気クッションを、圧縮空気の作用により沈殿物を排出す
るために使用しかつ膨張させることによって、本発明に
より回避できる。沈殿固形物は、沈殿物収集領域から外
に「噴射」される。
【0013】沈殿物の分離部分は、不純物からなるのみ
ならず流体をも含んでいるので、沈殿物を除去する前
に、流体を排出し、かつ流体をクリーニング工程へ、沈
殿物がある場合はクリーニング工程の汚損した側へ戻す
ことが好都合である。沈殿工程の長さについては一定の
時間を決めることが出来る。しかし、経済的な運転方法
に関して、沈殿工程の持続時間は、好ましくは、逆流流
体の汚染のタイプや程度によって決められる。
【0014】運転方法の自動化に関し、沈殿工程は、沈
殿物の量を測るセンサにより決められるのが良い。この
ようにして、沈殿工程の長さは、汚染度合いや異なった
不純物の具体的な沈降速度に関する情報無くして自動的
且つ経済的に明示される。沈殿工程を終わるために、逆
流流体の戻り及び/又は沈殿物の逆流流体からの少なく
とも一部分の耐圧分離が、このセンサによって励起され
る。次いで、沈殿物の排出が、好ましくはセンサ制御で
引き起こされる。
【0015】本発明の付加的目的に対応して、沈殿によ
りクリーニング流体からの不純物の分離を改善し及び/
又は加速することが普通に可能である沈殿装置が提供さ
れる。すなわち、本発明の付加概念によれば、冒頭に述
べた形式の沈殿装置において、第一領域と沈殿物収集領
域とが分離装置によって相互に耐圧状態で分離され、か
つ沈殿物収集領域が、沈殿物を排出するために閉塞部材
によって閉塞されるタンク出路を備えることを特徴とす
る沈殿装置が提供される。
【0016】好ましくは、沈殿タンクは圧力タンクとし
て設計され、それにより沈殿タンクが、圧力の影響を受
けやすいクリーニング流体で満たされるか、又は沈殿タ
ンク内に沈殿するクリーニング流体が圧力によって作用
され、その為の適切な手段が備えられている。圧縮空気
クッションを収容するように設計されている沈殿タンク
の上方部分から沈殿物収集領域に伸びる弁を含む連結通
路を備えることが、特に好都合であることが分かってい
る。圧縮空気クッションは、この通路を経由して沈殿物
収集領域へ膨張させられ、次に沈殿物の排出を手伝うこ
とが出来る。この点に関し、連絡通路を沈殿物収集領域
の上方区域に導かせることが好都合である。
【0017】上記沈殿装置又は沈殿タンクは、タンク入
路を経由して逆流濾過器に連結可能であり、しかも本発
明の方法を履行するために使用されることが特に好都合
である。クリーニング工程部から再生用に採取されたク
リーニング流体、又はクリーニング工程部の出口側に連
結される逆流濾過器の逆流流体の循環を可能にするた
め、沈殿タンクの第一領域とクリーニング工程部とを連
結する帰路を備えることが提案されている。クリーニン
グ工程部が、例えば洗浄される物体を噴霧するノズル手
段とクリーニング流体を集めるためのクリーニング流体
収集タンクとからなる限りに於て、帰路が第一領域とノ
ズル手段の流出又は汚損側に配置された収集タンクとを
連結することが好都合である。
【0018】沈殿装置の好適な実施例に於て、圧力スイ
ッチは、タンク入路に配置された供給弁を制御するため
に上方部分に備えられている。タンクがシステム圧の影
響を受ける流体で充填される時、そしてそのシステム圧
がタンク内で達成されるとき、圧力スイッチによって制
御される供給弁の閉塞によりタンクが自動的に閉塞さ
れ、それゆえ充填手続きが自動的に終了するという利点
がある。
【0019】沈殿タンクの第一領域と沈殿物収集領域と
は、双方に対し密封される単一タンクの2つの部分によ
り形成される。これら2つの部分を、適切な直径を有す
る通路経由で又は分離装置により連結される2つの別体
のタンクとすることも出来る。好適な実施例では、沈殿
物収集領域は、脱着自在の沈殿物収集室となっている。
沈殿物が有毒物質からなる場合に特に好都合なことが分
かっており、有毒物質は沈殿物収集室から特殊処理工場
へ移送される。
【0020】更に、沈殿装置は、沈殿物収集領域の充填
度合いが常時確かめられるようにすることができる。こ
のため、例えば必ずある鉄のやすり屑などに感応式で反
応するセンサを沈殿物収集領域内に配置すると都合が良
い。この場合、沈殿物収集領域の所定の名目上の充填状
態が達せられるとき、自動的に閉塞するように分離装置
がセンサ制御されたり、センサと相互作用することが特
に好都合である。
【0021】更に、分離装置は、その通路区域が沈殿す
る不純物の直径より何倍も大きく、その結果、分離装置
を管詰まりさせないように設計される。特に、大きく良
く密閉できる通路区域は、フラットな滑り弁で達成され
ることが出来る。それにより、これ等の弁は、好ましく
は本発明に係わる沈殿装置の中で沈殿物収集領域の分離
装置並びに閉塞部材として用いられる。このために、止
水弁も使用することが出来る。
【0022】沈殿物収集領域の壁に沈殿固形物が付着す
るという因果関係を押えるために、好適な沈殿装置又は
好適な沈殿タンクは、沈殿物収集領域が下方に円錐形に
広がる様に設計される。分離装置に於ける管詰まりの危
険性を減じかつ沈殿不純物が沈殿物収集領域にできるだ
け完全に届くのを確かめるように、沈殿タンクは、好ま
しくは第一領域が下方に円錐形に先細となる様に設計さ
れる。
【0023】沈殿工程の終了後、即ち分離装置が閉塞し
た後、流体は分離済の沈殿物と共に沈殿物収集領域にも
あるので、特に沈殿物収集領域が分離済沈殿物でのみ部
分的に充填される場合、スクリーン装置が沈殿物収集領
域の下方区域に備えられることが好都合である。このよ
うにして、沈殿物の排出に先立ち、沈殿物収集領域にあ
る流体は、排出され、集められ、そしてクリーニング工
程部に戻される。このため一本の帰路が追加される。ス
クリーン装置は、好ましくは沈殿物収集領域の壁と同一
表面に埋め込まれて沈殿物収集領域の内部には突出せ
ず、それにより沈殿物の排出を妨げない。
【0024】沈殿物収集領域に残った流体を排出する
間、圧縮空気クッションの一部が、弁を含む連結路を経
由して沈殿物収集領域に規則的に膨張されかつ流体がそ
れによって沈殿物収集領域から外に吹き飛ばされる場
合、分離済沈殿物と共にクリーニング工程から排出され
た流体の比率は益々減少する。本発明のさらなる詳細、
特徴及び利点は、本発明による方法を履行するための本
発明による沈殿装置を示した添付のシステム概略図並び
に以下の記載から明らかとなろう。
【0025】
【実施例】図1は、特に固形物質を伴う汚損物を浄化す
るためのクリーニング槽として概略図示されたクリーニ
ング装置10を示す。これは、しかし、種々のクリーニ
ング工程から供給される使用済みクリーニング流体を集
め、これを再生工程に回すためのクリーニング流体収集
タンクであってもよい。クリーニング流体路12は、ク
リーニング装置10の基部から伸びる。この路は、シス
テム圧を起こす働きをするポンプ14を含み、逆流濾過
器16に開口する。クリーニング流体路12とポンプ1
4とは、約20mm寸法までの含有固形不純物を含む使用
済クリーニング流体を、クリーニング装置10から逆流
濾過器16へ運ぶように構成される。ポンプ14を保護
するために、大きな異物はポンプ保護スクリーン(図示
せず)により便宜上保持される。
【0026】濾過要素18、特にワイヤスリット濾過要
素は、処理されるクリーニング流体がその外部から内方
に流れるように逆流濾過器16の内部に配置される。ク
リーニング流体に含まれる不純物の大半は、濾過要素1
8の外部に留まり、それによって形成されかつ不純物か
ら高度に浄化された浸透が、逆流濾過器16の流出側と
クリーニング装置10に噴霧するノズル装置19とを連
結する浸透帰路20を経由して、少なくとも部分的にク
リーニング装置10に戻される。
【0027】逆流濾過器16の濾過要素18は、本実施
例では円筒形であり、又円筒形のスクリーンケージを形
成し、ポンプ14によって逆流濾過器16に運ばれるク
リーニング流体が、濾過器の運転中にスクリーンケージ
を通って流れる。斜めに配置された仕切り壁は、逆流濾
過器16の流入側と流出側とを分離し、特にスクリーン
ケージの内部で形成される。
【0028】濾過要素18は、その詰まりを防ぐため
に、それ自体周知の逆流工程により連続的又は断続的に
洗浄される。特に濾過要素18が滑らかな面を有する場
合には、濾過面を機械的に自由にこすることが有利であ
るとされている。ワイヤスリット濾過要素を使用すると
きは、その表面の汚物しか機械的なきさげで除去できな
いので、この形態のクリーニングは、濾過要素のラフな
クリーニングを実現するにすぎない。故に、本発明の逆
流濾過器16のスクリーンケージは、何等説明を要しな
い周知の方法で逆流され、かつ電気駆動装置24によっ
てスクリーンケージの周囲を断続的又は連続的に回転す
る図示のきさげ装置22によって機械的に洗浄される。
【0029】不純物を含む逆流流体を逆流濾過器16の
流入側の下方領域から排出するため、又は不純物を逆流
流体から分離するため、本発明の沈殿装置は、図示のよ
うに、タンク入路28と供給弁30とを介して逆流濾過
器16に連結される沈殿タンク26を備える。沈殿タン
ク26は、第一領域32とその下に配置される沈殿物収
集領域34とを備え、それら領域は、分離装置36によ
って互いに分離される。沈殿物収集領域34は、下方端
38に、閉塞部材40により閉塞可能なタンク出路42
を有する。この点に関し、タンク出路42は、閉塞部材
40によって開放され、覆われ又は閉じられる沈殿物収
集領域34の全断面区域を包囲することが有利である。
【0030】閉塞部材40及び分離装置36は、大きい
断面区域を開放し又は覆うことが望ましいので、好まし
くはフラットな滑り弁によって形成される。本実施例で
は、沈殿物収集領域34は、第一領域32から分離され
かつ分離装置36を介して第一領域32に連結される沈
殿物収集室として形成される。沈殿タンク26は、耐圧
設計となっており、タンク入路28に配置される供給弁
30と相互作用する圧力スイッチ44を有する。弁48
を備える連結路50は、第一領域32の上方部46から
沈殿物収集領域34の上方区域52へ伸びる。追加の弁
56を有する帰路54は、沈殿タンク26の第一領域3
2とクリーニング装置10とを連結する。
【0031】沈殿装置の基準状態、即ち一回の圧力沈殿
周期の開始前でかつ直前の圧力沈殿周期の終了後におい
て、沈殿タンク26は第一領域32内の僅かな残量を除
いて空であり、遮断装置が、沈殿物収集領域34に対す
る分離装置36を除いて、閉塞される。次の沈殿周期を
始めるために、供給弁30が開放され、かつ沈殿タンク
26は、逆流濾過器の流入側にある3〜6バールの、又
はさらに高い範囲のシステム圧により、数秒のうちに逆
流流体で満たされる。それにより、タンク内部の例えば
70リットルの空気は移動されかつ圧縮される。圧縮空
気のクッションは、第一領域32の上方部分46にシス
テム圧を形成させる。タンク入路28内の供給弁30
は、充填工程を終了するため閉塞される。本実施例にお
いて、圧力スイッチ44は、特定のシステム圧に調節で
き、かつこのシステム圧が沈殿タンク26の内部に達し
たときに供給弁を作動して閉塞させることが特に好都合
である。充填工程を完全自動化するためには、沈殿装置
が基本状態に達しかつ内圧がほぼ1バールになり次第、
圧力スイッチ44が供給弁30を開放しかつ逆流流体が
沈殿タンク26に流れ込むように、圧力スイッチ44を
設計することが有利である。これに関して、全てのシス
テム要素が前記基本状態にある時、圧力スイッチ44が
供給弁30のみを開放できるように圧力スイッチ44と
遮断装置とが相互作用することがさらに有利である。
【0032】沈殿タンク26が充填され、タンク内の逆
流流体が落ち着くと、沈殿状態が始まる。下方に沈んで
行く固形の不純物は、開口した分離装置36を経て沈殿
物収集領域34に移り、中の逆流流体にとって変わる。
沈殿する逆流流体に作用する本発明の圧力により、密度
が常態で水性のクリーニング流体より低く、従って安定
しない例えばセルロース、木片などの圧縮可能な及び/
又は多孔質の物資が圧縮され、及び/又は密度が増加し
かつ底に沈むようなかなりの程度まで流体を吸収するこ
とが可能である。最初に説明したとおり、逆流流体は、
直径が20mm迄の不純物を含むことが出来るので、分離
装置36が管詰まりを起こすことなく、沈殿物質を沈殿
物収集領域34に通させるように十分大きな通路断面を
有することが有利である。このため、前述したように、
フラットな滑り弁が分離装置36として使用される。止
水弁もこの目的のために適当であると思われる。この場
合、分離装置36及び閉塞部材49の通路断面径は、そ
れぞれ65mm及び100mmである。更に、沈殿タンク2
6の第一領域32が下方に円錐形の先細となっており、
それにより分離装置36又は沈殿物収集領域34に漏斗
状に伸びるのが有利である。
【0033】沈殿物収集領域34が安定した不純物で満
たされるとき、又は第一領域32の中にある逆流流体が
不純物の大部分まで浄化されるとき、沈殿状態は分離装
置36を閉塞することによって終了される。沈殿状態の
期間は、逆流流体の汚染のタイプやその程度に従って決
められる。沈殿又は安定平均時間は、10〜30分であ
る。
【0034】沈殿済不純物や残余逆流流体を排出するた
めに、沈殿物収集領域34の中身をタンク出口42を介
して廃物タンク58に落とすことが出来る。しかしなが
ら、特に、高システム圧で及び/又は沈殿物収集領域3
4の圧縮不純物から形成される沈殿固形物は、沈殿物の
沈殿物収集領域34からの排出を妨げている沈殿物収集
領域34の壁60に付着しやすい。このため、本発明に
よる圧縮空気の助けで沈殿物を排出するに際して、第一
領域32の上方部分46に本発明により形成される圧縮
空気クッションを利用することは特に有利である。閉塞
部材40が開放すると、圧縮空気クッションは、本発明
によれば、連結路50及び開方弁48を介して沈殿物収
集領域34の上方区域52へ爆発的に膨張し、沈殿固形
物を圧縮し又は沈殿物収集領域34から外に噴射させ
る。この点に関し、沈殿物収集領域34は下方に円錐形
に広がることが特に有利である。
【0035】沈殿物収集領域34の下方区域61には、
最初に流体のみを沈殿物収集領域34から排出せしめる
べく、スクリーン装置62が備えられる。この流体は、
第三の弁64からなる追加の帰路66を介してクリーニ
ング装置10に戻される。沈殿物収集領域34内にある
逆流流体を沈殿物収集領域34から外にできるだけ完全
に噴出させるために、付加的発明概念に従って、圧縮空
気の一部が連結路50を介して圧縮空気クッションから
沈殿物収集領域34の上方区域52に膨張させられる。
この点に関し、スクリーン装置62を備える沈殿物収集
領域34が、全体のシステム圧で影響を受けるのではな
くて、調節可能な空気流が連結路50を介して沈殿物収
集領域34及びそこの沈殿固形物に流れ、残余の逆流流
体がスクリーン装置62を介して帰路66に送り込ま
れ、最後にクリーニング装置10に戻されるように弁4
8が調整弁となっているのが特長である。尚、このため
に、圧縮空気クッションの一部のみを使い、前述のよう
に、そのクッションを完全に開口する弁48を介して沈
殿物収集領域34に膨張させ、それによりその圧縮空気
の助けを借りて沈殿物を排出してもよい。同時にスクリ
ーン装置62は、蓄積された圧縮空気の一部によって外
から内に、つまり流れとは逆方向に爆発洗浄され、この
ために、連結路50と追加の帰路66とを連結し、かつ
第四の弁69を有する分岐路67が備えられる。この目
的で第四の弁69が開放しているときは、第三の弁64
は閉塞したままがよい。
【0036】不純物から大部分が浄化された逆流流体
は、閉塞部材40及び弁48がいずれも開放していると
き、帰路54を介して第一領域32からクリーニング装
置10に便宜的に戻される。例えば、弁56が同様に開
放しているときに、帰路54を介してクリーニング装置
10に流体が戻される場合、圧力を均等にするため、閉
塞部材40及び弁48の開放時に連結路50を介して沈
殿タンク26の第一領域32に周囲の空気が入り込む。
別の方法だと、第一領域32に圧力不足が生じ、逆流流
体の連続する戻りに支障を来すことになる。代わりに第
一領域32の上方部分46に通気弁を設けることも出来
る。逆流流体が、圧力スイッチ又はタイマーを使ってほ
ぼ完全に戻されると、沈殿装置は、閉塞部材40並びに
弁48及び56を閉塞し、続いて分離装置36を開放す
ることにより、元の状態に戻される。
【0037】充填工程の自動化に当たっては、沈殿状態
の終了、沈殿物の排出、更には不純物の大部分まで浄化
された水性状態の回収を同様に自動化することが好まし
い。このため、充填程度を測るセンサ68を沈殿物収集
領域34に設けることができる。沈殿物収集領域34に
充填の程度を設定したとき、このセンサは分離装置36
を作動し、次に沈殿状態を終決させる。このセンサは、
沈殿物に通常含まれている削り屑などの金属成分に反応
する感応式のものである。従って、このセンサは、分離
装置36が閉塞した後、閉塞部材40を開放し、続いて
圧縮空気の助けを借りて沈殿物を排出するために弁48
を開放するのが好ましい。沈殿物収集領域34が空にな
ると、同一のセンサが弁48と閉塞部材40とを閉塞す
る。圧縮空気の力を借りて沈殿物の排出から生じる第一
領域32の圧力の低下を感じ取る圧力センサにより、逆
流流体のクリーニング装置10への戻りは、弁56を作
動させることによって開始される。従って、通気弁が上
方部分46に備えられるのがよい。一定の時間が経った
ら、沈殿装置の基本的状態が、弁56の自動閉塞や分離
装置36の開放により回復される。沈殿装置の弁並びに
閉塞装置を制御する他の方法も勿論いろいろ考えられ
る。
【0038】本発明に係わる沈殿装置は、任意のクリー
ニング流体システムにも有利に連結でき、例えば界面活
性材や洗剤を主として回収する処理装置に関連して高効
率の固体分離器のみならず、いくつかの効率的な固定分
離手段にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法を実行するための沈殿装置を
含むシステムの概略図である。
【符号の説明】
10…クリーニング装置 16…逆流濾過器 18…濾過要素 26…沈殿タンク 28…タンク入路 30…供給弁 32…第一領域 34…沈殿物収集領域 36…分離装置 40…閉塞部材 42…タンク出路 44…圧力スイッチ 62…スクリーン装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−256495(JP,A) 実開 昭60−195696(JP,U) 特公 昭41−13518(JP,B1) 実公 昭47−3014(JP,Y1) 実公 昭45−10959(JP,Y1) 実公 昭45−26466(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 21/00 B01D 35/027 D06F 43/08

Claims (26)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリーニング工程で用いたクリーニング
    流体用の逆流濾過器内の不純物を含む逆流流体を処理す
    る方法であって、逆流濾過器から出た逆流流体を沈殿工
    程にかけ、かつそれによって少なくともときどき圧力を
    作用させ、さらに、沈殿工程の終了後、該逆流流体を、
    それ自体が回収した沈殿物の少なくとも一部分から耐圧
    状態で分離し、次いで沈殿物を取り除き、不純物の少な
    くとも大部分が浄化された逆流流体の一部を前記クリー
    ニング工程に戻すことを特徴とする逆流流体の処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記沈殿される流体が、前記逆流濾過器
    の流入側の圧力によって作用される請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記沈殿される流体に圧力が作用してい
    る間、圧縮空気のクッションが該流体上に形成される請
    求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 圧縮空気の作用によって沈殿物を排出す
    る際に、分離された沈殿部分が前記圧縮空気クッション
    の圧縮空気によって作用され、かつ該圧縮空気が膨張さ
    れる請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 沈殿物の除去に先立ち、そこに含まれる
    逆流流体を取り出してクリーニング工程へ戻す請求項1
    〜4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記沈殿工程の長さを、逆流流体の汚染
    のタイプやその程度で決める請求項1〜5のいずれか1
    つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記沈殿工程が、沈殿物の量を測るセン
    サによって終了させられる請求項1〜6のいずれか1つ
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】 沈殿物の排出が、センサ制御によって行
    なわれる請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 タンク入路(28)と、沈殿によって処
    理されるクリーニング流体を収容する第一領域(32)
    と、該第一領域の下方に配置される沈殿物収集領域(3
    4)とを備えた沈殿タンク(26)を具備し、工業用ク
    リーニング工程部(10)における不純物を含有したク
    リーニング流体を処理する沈殿装置において、前記第一
    領域(32)と前記沈殿物収集領域(34)とは、分離
    装置(36)によって相互に耐圧状態で分離され、かつ
    該沈殿物収集領域(34)は、沈殿物を排出するために
    閉塞部材(40)によって閉塞されるタンク出路(4
    2)を備えることを特徴とする沈殿装置。
  10. 【請求項10】 前記沈殿タンク(26)が圧力タンク
    として形成され、該圧力タンクを加圧する手段(14,
    28)が設けられる請求項9に記載の沈殿装置。
  11. 【請求項11】 前記沈殿タンク(26)が、圧縮空気
    のクッションを収容する上方部分(46)を備える請求
    項10に記載の沈殿装置。
  12. 【請求項12】 前記上方部分(46)が、圧縮空気の
    作用によって沈殿物を排出する弁(48)を備えた連絡
    路(50)によって、前記沈殿物収集領域(34)に連
    結される請求項11に記載の沈殿装置。
  13. 【請求項13】 前記上方部分(46)が、前記連絡路
    (50)によって、前記沈殿物収集領域(34)の上方
    区域(52)に連結される請求項12に記載の沈殿装
    置。
  14. 【請求項14】 前記沈殿タンク(26)が、前記タン
    ク入路(28)を経由して逆流濾過器(16)に連結さ
    れる請求項9〜13のいずれか1つに記載の沈殿装置。
  15. 【請求項15】 帰路(54)は、不純物の大部分が浄
    化されたクリーニング流体を少なくとも部分的に戻すた
    めに、前記第一領域(32)から前記クリーニング工程
    部(10)まで連通する請求項9〜14のいずれか1つ
    に記載の沈殿装置。
  16. 【請求項16】 前記タンク入路(28)に配置された
    供給弁(30)を制御するために、前記上方部分(4
    6)に圧力スイッチ(44)が備えられる請求項9〜1
    5のいずれか1つに記載の沈殿装置。
  17. 【請求項17】 前記沈殿物収集領域(34)が、着脱
    可能な沈殿物収集室として形成される請求項9〜16の
    いずれか1つに記載の沈殿装置。
  18. 【請求項18】 前記沈殿物収集領域(34)の充填程
    度を測るためにセンサ(68)が備えられる請求項9〜
    17のいずれか1つに記載の沈殿装置。
  19. 【請求項19】 前記分離装置(36)がセンサ制御さ
    れる請求項18に記載の沈殿装置。
  20. 【請求項20】 前記閉塞部材(40)がセンサ制御さ
    れる請求項19に記載の沈殿装置。
  21. 【請求項21】 前記分離装置(36)の制御部(7
    0)及び前記沈殿物収集領域(34)の閉塞部材(4
    0)が、該分離装置(36)又は該閉塞部材(40)の
    いずれか一方のみを開放できるように構成される請求項
    9〜20のいずれか1つに記載の沈殿装置。
  22. 【請求項22】 沈殿物の除去に先立ち、前記沈殿物収
    集領域(34)からクリーニング流体を排出するため
    に、該沈殿物収集領域(34)の下方区域(61)にス
    クリーン装置(62)が備えられる請求項9〜21のい
    ずれか1つに記載の沈殿装置。
  23. 【請求項23】 排出されたクリーニング流体を前記ク
    リーニング工程部(10)に戻すために追加の帰路(6
    6)が備えられる請求項22に記載の沈殿装置。
  24. 【請求項24】 前記沈殿物収集領域(34)が下方に
    円錐形に広がる請求項9〜23のいずれか1つに記載の
    沈殿装置。
  25. 【請求項25】 前記第一領域(32)が下方に円錐形
    に先細る請求項9〜24のいずれか1つに記載の沈殿装
    置。
  26. 【請求項26】 前記分離装置(36)及び/又は前記
    沈殿物収集領域(34)の閉塞部材(40)が、平らな
    滑り弁又は止水栓として形成される請求項9〜25のい
    ずれか1つに記載の沈殿装置。
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