JP3214170U - 落下防止装置 - Google Patents

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利平 細谷
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利平 細谷
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Abstract

【課題】室内機などに特別な治具や機構を設けることなく、引掛け部が差込口から外れることを防止する、壁掛け型装置の落下防止装置を提供する。【解決手段】ベルト6が、ベルト止めねじ穴を用いて、背板にねじ止めされ固定されており、その一端が室内機1の少なくとも上面15から所定の距離上方に延びている。落下防止装置3はベルト締めねじ4によって、室内機の上方に出たベルトの所望の箇所に固定される。落下防止装置は、ベルトによって背板からの所定の距離を保持することとなるので、その底面で室内機の上面を押さえ室内機の上下動を抑制することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、落下防止装置に関し、より具体的には、壁に固定された背板に係止する壁掛け型装置の落下防止装置に関する。
従来より省スペースを考慮して、比較的薄い形状を有する、様々な装置が家庭、オフィス、工場などの壁に取り付けられる所謂壁掛け型として提案されてきている。このような壁掛け型装置を壁に掛ける方法には様々な方法があるが、例えばエアコンの壁掛け型の室内機は、壁側に取り付ける装着金具等を室内機ごとに用意しなくても済むことを考慮して、特許文献1の図3に示すように室内機10は、壁面20に取り付けられた装着金具21の上部の引掛け部に係止することにより壁面20に固定している。このような壁掛け型装置の壁掛け方法を用いる場合、壁に固定された装着金具の引掛け部に壁掛け型装置の裏面の差し込み部を差し込んで係止するという構造になっているので、例えば図8および9に示すように背板2の引掛け部9の引掛け代を大きくとって、振動が加えられても容易には外れないようにしている。
実登3156979
しかし、従来の壁掛け型装置の壁掛け方法では、引掛け代を大きくとったとしても、例えば地震などの大きな揺れが発生すると壁掛け型装置が上方に飛び上がり、引掛け部が差込口から外れ落下することを完全には防止できないという問題がある。
また、背板に壁掛け型装置をねじ止めする方法も考えられるが、室内機側に専用のねじ穴などを設ける必要があるため、現実的ではないという問題がある。
本考案は上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、室内機などに特別な治具や機構を設けることなく、引掛け部が差込口から外れることを防止する落下防止装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本願の請求項1に記載の考案は、壁に固定された背板に係止する壁掛け型装置の落下防止装置であって、壁または背板から延びた帯状結合具を固定して、壁または背板との距離を保持する結合具固定手段と、壁掛け型装置の上部に載置し、壁掛け型装置の上方への移動を抑制する抑制手段とを備えたことを特徴とする落下防止装置。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の落下防止装置において、帯状結合具は、壁または背板から上方に延びており、結合具固定手段により固定することにより抑制手段が壁掛け型装置を上部から押さえて上方への移動を抑制することを特徴とする。
請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の落下防止装置において、帯状結合具は、壁または背板にねじ止めされており、結合具固定手段は、帯状結合具をねじの先端で固定するようにねじを締めることを特徴とする。
本考案によると、壁または背板から延びた帯状結合具を固定して、壁または背板との距離を保持する結合具固定手段と、壁掛け型装置の上部に載置し、壁掛け型装置の上方への移動を抑制する抑制手段とを備えているので、壁掛け型装置などに特別な治具や機構を設けることなく、地震などの大きな揺れが発生しても、引掛け部が差込口から外れ壁掛け型装置が落下することを防止することができる。
本考案の一実施形態の落下防止装置をエアコンの壁掛け型室内機に取り付けた状態を示す正面斜視図である。 本考案の一実施形態の落下防止装置をエアコンの壁掛け型室内機に取り付けた状態を示す裏面斜視図である。 本考案の一実施形態の落下防止装置の正面図である。 本考案の一実施形態の落下防止装置の平面図である。 本考案の一実施形態の落下防止装置の、背板に取り付けるベルトの正面図である。 本考案の一実施形態の落下防止装置に、背板に取り付けるベルトを通して固定した様子を示す図である。 本考案の一実施形態の落下防止装置に、背板に取り付けるベルトを通して固定する別の例を示す図である。 従来のエアコンの壁掛け型室内機に取り付けた状態を示す正面斜視図である。 従来のエアコンの壁掛け型室内機に取り付けた状態を示す裏面斜視図である。
以下、本考案の壁掛け型装置の落下防止装置について、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、本考案の一実施形態の落下防止装置をエアコンの壁掛け型室内機に取り付けた状態を示す正面斜視図であり、図2はその裏面斜視図である。従来図8および9に示すように、室内機1の裏面には、背板2の上部に設けられた引掛け部9を差し込むための差し込み部12に、引掛け部収納部10が設けられており、室内機1を掛けようとする壁11に背板2を、背板壁止めねじ穴8を使用しねじ等で固定し、背板2の上部の引掛け部9を室内機1の引掛け部収納部10を差し込むことにより、室内機1を壁に掛けることができる。通常は引掛け部9は一定以上の幅を取って引掛け代を確保し、簡単に引掛け部9がはずれて室内機1が落下しないようにしている。
しかし、例えば地震などの揺れにより、室内機1が通常以上に上下動した場合は、引掛け代を多くとっても落下防止を完全にはかることはできない。そこで、本実施形態では、図1および2に示すように、落下防止装置3を壁掛け型装置1の上面15に載置して、壁掛け型装置の不用意な上下動を抑制し引掛け部9が引掛け部収納部10から外れるのを防止して装置の壁からの落下を防止する。本実施形態ではエアコンの壁掛け型室内機の例を用いて説明するが、これに限られず種々の装置、装飾品、家具その他様々な壁掛け型装置にも適用することができる。また、本実施形態では図1、2、8または9に例示するような引掛け部を用いて壁掛けされるが、このような固定法に限られず壁掛け型装置を下部から支持する何らかの部材により壁掛け型装置を支持するような構造であれば、いずれの壁掛け機構にも適用することができる。
(本実施形態の室内機の上下動の抑制)
図1は、本考案の一実施形態の落下防止装置をエアコンの壁掛け型室内機に取り付けた状態を示す正面斜視図であり、図2はその裏面斜視図である。落下防止装置3は、後述する壁又は背板から延びたベルト6の所望の位置で嵌合することができようになっており、室内機1を上から押さえることができるような位置で固定することにより、室内機1の上下動を抑制することができる。
具体的には、ベルト6は、図2に示すようにベルト止めねじ穴を用いて、背板2にねじ止めされ固定されており、その一端は室内機1の少なくとも上面15から所定の距離上方に延びている。落下防止装置3はベルト締めねじ4によって、ベルト6の室内機3の上方に出た部分の所望の箇所に固定することができる。したがって、落下防止装置3は、ベルト6によって背板からの所定の距離を保持することとなるので、その底面で室内機の上面15を押さえることができる位置でベルト6に嵌合することができれば、室内機1の上下動を抑制することができる。ここで、ベルト6は背板2に固定するように説明したが、これに限られず壁自体に固定することもでき、またねじ止め以外の本技術分野で知られた方法、例えば溶接で壁又は背板に固定することができる。さらに、ベルト6は背板に一体の形状で成形されるようにして製造することもできる。
本実施形態では、ベルト6は薄いステンレス製のものを使用しているが、樹脂やカーボンファイバーその他等、落下防止装置を適度な力で壁または背板から一定の距離に保持することができるものであればいずれの素材も使用することができる。また、形状も帯状でなくても本考案の効果を達成することができる形状であれば本技術分野で知られたいずれの形状とすることもできる。
(本実施形態の落下防止装置)
図3は、本考案の一実施形態の落下防止装置の正面図であり、図4はその平面図である。また、図5は、本考案の一実施形態の落下防止装置の、背板に取り付けるベルトの正面図であり、図6は、落下防止装置にベルトを通して固定した様子を示す図である。図3に示すようにベルトの所望の位置にベルト締めねじ4により固定することにより、落下防止装置3の下面32によって室内機1の上面15を押さえることができる。ここで、取り付け状況等により、ベルトによる落下防止装置の位置の保持が困難な場合には、直接壁又は背板に固定することもできるようになっている。また、ベルト締めねじ4のねじ頭部42は手で回して固定できるような形状にしておくことが好ましいが、これに限られず本技術分野で知られたいずれかの治具等で締められるようにすることもできる。
本実施形態のベルトの固定方法であるが、図4に示すように、本実施形態の落下防止装置には、ベルトを固定位置に導くためのベルトガイド溝5が設けられており、ベルトガイド溝5に沿って、ベルト6を固定位置まで導くと、ベルトの幅よりも若干広くとった切欠き52によりベルト6が固定位置に適切に収まり、左右に大きく動くことができない構造になっているので、ベルト締めねじを締める際にベルトが逃げずに落下防止装置3にベルト6が通された形で的確に固定される。
さらに、落下防止装置3の壁部33には凹部44が設けられており、ベルト締めねじ4でベルト6を締めるとき、ベルト締めねじ4の先端と凹部44の間でベルト6を挟持することにより、凹部により締め付けの効果が高くなり、ベルト6が落下防止装置3により確実に固定される。壁部33には上述の直接固定ねじ穴13も設けられている。落下防止装置3は、図4に示すように補強部16を設けて補強することもできる。
ここで、ベルト6は、図5に示すようにベルト壁止めねじ穴7が設けられており、一方の端は壁又は背板にねじ止めして固定される。壁又は背板と反対側の端部にはベルト目盛62を設けておいて、室内機1の上面15からの高さの目安にすることができる。例えば、図6に示すように、図示しないがベルト6の下部はベルト壁止めねじ穴7を用いて、壁又は背板に固定されており、目盛62により落下防止装置3の高さを判定することもでき、高さ情報を様々な作業に用いることもできる。
以上、本実施形態の落下防止装置をベルト締めねじでベルトの所望の位置に固定することにより、その下面で壁掛け型装置の上面を押さえることができるので、壁掛け型装置の上下動を抑制することができるので、引掛け部が外れることがなくなり、落下防止を従来以上に確実にすることができる。
なお、本実施形態では、ベルト締めねじを用い、その先端と凹部とでベルトを挟持することによりベルトの所望の位置に落下防止装置を固定したが、これに限られず本技術分野で知られたいずれかのベルト固定手法を用いることができる。例えばクリップのようなものでベルトを挟持して固定することもできるし、その他、本技術分野で知られる様々な方法でベルトの所定の位置に落下防止装置を固定することができる。また、上述のようにベルト6は、様々な素材、形状とすることができるが、この場合の固定方法もその素材、形状に適した固定方法を採用することができる。
(ベルトの固定の別の例)
上述の例では、壁又は背板から延びたベルトの所望の位置に落下防止装置を固定することにより、室内機の上下動を抑制したが、本例では図7に示すようにベルト7を水平方向に通して固定する。この際ベルト6は、ベルト壁止めねじ穴7を用いて、壁又は背板にねじ止めし、さらにベルト締めねじ4で落下防止装置3に固定することで、落下防止装置は上下方向に所定の高さに保持されるので、下面32で室内機の上面15を押さえることができる。

Claims (3)

  1. 壁に固定された背板に係止する壁掛け型装置の落下防止装置であって、
    前記壁または前記背板から延びた帯状結合具を固定して、前記壁または前記背板との距離を保持する結合具固定手段と、
    前記壁掛け型装置の上部に載置し、前記壁掛け型装置の上方への移動を抑制する抑制手段と
    を備えたことを特徴とする落下防止装置。
  2. 前記帯状結合具は、前記壁または前記背板から上方に延びており、前記結合具固定手段により固定することにより前記抑制手段が前記壁掛け型装置を上部から押さえて前記上方への移動を抑制することを特徴とする請求項1に記載の落下防止装置。
  3. 前記帯状結合具は、前記壁、または前記背板にねじ止めされており、前記結合具固定手段は、前記帯状結合具をねじの先端で固定するようにねじを締めることを特徴とする請求項1または2に記載の落下防止装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021024477A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 日立交通テクノロジー株式会社 軌条車両およびその製造方法

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