JP3213811B2 - ワイヤレス電気施解錠装置 - Google Patents

ワイヤレス電気施解錠装置

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JP3213811B2 JP04402690A JP4402690A JP3213811B2 JP 3213811 B2 JP3213811 B2 JP 3213811B2 JP 04402690 A JP04402690 A JP 04402690A JP 4402690 A JP4402690 A JP 4402690A JP 3213811 B2 JP3213811 B2 JP 3213811B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ワイヤレス電気施解錠装置に係り、更に詳
しくは、既存の電気施解錠装置にワイヤレスシークレッ
ト操作器とワイヤレス受信ユニットを後付け付加してワ
イヤレス操作によって使用できるようにしたワイヤレス
電気施解錠装置に関する。
[従来の技術] 近時、玄関などに取り付けられた電気錠を住戸内に設
置した電気錠操作制御器から遠隔操作して施錠、解錠さ
せる電気施解錠装置が開発され使用されている。
このような電気施解錠装置は、第4図に示したよう
に、玄関などに取り付けられた電気錠200と住戸内に設
置された電気施操作制御器100とを信号線l1〜l3で接続
して構成されている。
電気錠操作制御器100の施解錠制御部101に設けられた
施錠操作スイッチ101aを操作すると信号線l1を介して電
気錠200の錠ソレノイド201に直流電源が通電され、これ
によって錠ソレノイド201が駆動されてデッドボルト
(不図示)を施錠する。そして、デッドボルトの施錠が
完了すると錠状態検知部202の錠状態検知スイッチ202a
が接点a側から接点b側に切り換わって施錠検知信号が
信号線l2を解して電気錠操作制御器100の錠状態表示回
路102に伝送されて施錠表示が行われる。また、逆に、
電気錠操作制御器100の解錠操作スイッチ101bを操作す
ると信号線l1を介して錠ソレノイド201に施錠時とは逆
極性の直流電源が通電され、これによって錠ソレノイド
201が駆動されてデッドボルトを解錠する。そして、デ
ッドボルトの解錠が完了すると錠状態検知スイッチ202a
が接点b側から接点a側に切り換わって解錠検知信号が
電気錠操作制御器100側に伝送されて施錠時の場合と同
様にして解錠表示が行われるようになっている。
また、このような電気施解錠装置では、電気錠操作制
御器100以外の場所で施、解錠操作を行えるようにする
ために、増設用の施、解錠操作ユニット300が用意され
ており、施錠操作スイッチ301、解錠操作スイッチ、施
錠表示灯302、解錠表示灯304及び後述する開戸表示灯30
5を備えた構成とされており、この施、解錠操作ユニッ
ト300を信号線l4を介して電気錠操作制御器100に接続す
れば、電気錠操作制御器100と同様の施、解錠操作と
施、解錠状態の表示、開戸表示を行うことができるよう
になっている。
一方、このような施、解錠操作ユニット300とは異な
り、電気錠200の取り付けられた玄関の外側に設置し
て、暗証番号の入力によって電気錠200の施、解錠を行
うためのシークレット操作器400を接続することも可能
である。
このようなシークレット操作器400は、信号線l5によ
って電気錠操作制御器100の信号入力部101cと接続され
ており、スタートスイッチ(不図示)を操作してから予
め定められた暗証番号をテンキー(不図示)で入力した
後にエンドスイッチ(不図示)を操作すると、暗証番号
を含んだ制御信号が信号線l5と信号入力部101cとを介し
て電気錠操作制御器100の施解錠操作制御部101に伝送さ
れ、施解錠操作制御部101で予め設定された暗証番号と
一致したときには電気錠200の解錠を行うようになって
いる(このような構成とは異なって、シークレット操作
器400内部で暗証番号の判別を行うものもある)。
また、この電気施解錠装置では、電気錠200の取り付
けられた扉(不図示)が開戸されたときには開戸検知部
203の開戸検知スイッチ203aが開成して信号線l3を通じ
て電気錠操作制御器100の開戸表示回路103に開戸検知信
号を伝送して開戸表示を行わせるようにされており、施
解錠操作ユニット300を増設している場合には、開戸表
示灯305でも開戸表示を行わせることができるようにな
っている。
従って、このようなシステムでは、住戸内にいながら
にして玄関などの施、解錠を遠隔操作することができる
ので、来客などにスムーズな対応を行うことができると
ともに、シークレット操作器400を設置しているときに
は、住戸人が帰宅した場合に暗証番号の入力によって解
錠操作を行うことができるので、鍵を携帯する必要がな
く使い勝手が良い。
ところが、このような電気施解錠装置においてシーク
レット操作器400を設置しない構成のものでは、住戸人
が留守の場合に電気錠の施、解錠操作を行うことができ
ないので、例えば留守時に住戸人が帰宅したときは携帯
している鍵によって機械的に電気錠200を解錠させるし
か方法がなく操作が面倒であった。
一方、シークレット操作器400を設置したものでは、
住戸人が留守の場合でも暗証番号の入力によって解錠操
作を行うことができるので操作面では改善されるが、シ
ークレット操作器400は一般に門柱などに埋め込んで設
置されるため、取付けが面倒な上に電気錠200や電気錠
操作制御器100との間の配線施工が面倒なために改善が
望まれていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記事情に鑑みて提案される本発明は、電気錠と電気
錠操作制御器とを信号線で接続した従来の電気施解錠装
置にワイヤレスシークレット操作器とワイヤレス受信ユ
ニイットとを後付け付加してワイヤレス化することによ
って、配線施工を容易にするとともに操作性を向上させ
たワイヤレス操作型の電気施解錠装置を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される請求項1に記載
の本発明は、玄関などに取り付けられた電気錠と住戸内
に設置された電気錠操作制御器とを信号線で接続し、該
電器錠操作制御器側からの遠隔操作によって上記電気錠
の施、解錠を行なわせるようにした電気施解錠装置、ワ
イヤレスシークレット操作器、ワイヤレス受信ユニット
から構成されるワイヤレス電気施解錠装置であって、 上記電気施解錠装置の電気錠操作制御器は、電気錠の
施、解錠を行わせる操作器を後付け付加可能なように電
気錠の施、解錠に関する信号を受け入れる信号入力部を
備えたものとし、 上記ワイヤレスシークレット操作器は、暗証番号を含
む制御信号を入力するための暗証番号入力部と、該暗証
番号入力部で入力された制御信号を信号処理することに
よって該制御信号に対応した制御データを生成出力する
信号処理部と、該信号処理部で生成された制御データで
高周波搬送波を変調することによってワイヤレス信号を
送信出力するワイヤレス送信部とを備えており、 上記ワイヤレス受信ユニットは、上記電気錠操作制御
器に接続されており、暗証番号を予め設定するための暗
証番号設定部と、上記ワイヤレスシークレット操作器側
から送信されたワイヤレス信号を受信、復調して上記制
御データを取り出すためのワイヤレス受信部と、該ワイ
ヤレス受信部で復調された制御データを受けて上記ワイ
ヤレスシークレット操作器側で入力された暗証番号を含
んだ制御信号を処理出力し、この信号処理によって得ら
れた暗証番号が上記暗証番号設定部で設定された暗証番
号と一致しているときには制御信号に応じた施、解錠制
御信号を上記電気錠操作制御器側に出力する信号処理部
とを備え、 上記ワイヤレス電気施解錠装置は、既に設置されてい
る上記電気施解錠装置に、その所定に電気錠の機能を損
なうことなく残してその電気錠操作制御器の信号入力部
と上記ワイヤレス受信ユニットの信号処理部とを電気的
に接続することにより上記ワイヤレス受信ユニットを後
付け付加して構成されている。
請求項2に記載の本発明は、ワイヤレス受信ユニット
を内蔵した電気錠操作制御器が電気錠の取り付けられて
いる扉内に該電気錠に近接させて設置する構成とされて
いる。このような構成であれば、電気錠の取り付けられ
た扉内に電気施解錠装置を全て取り付けるため、配線を
敷設する必要がなくなり、しかも、ワイヤレスシークレ
ット操作器によって住戸内や外部から施、解錠操作を行
うこともできる。また、ワイヤレス受信ユニットを電気
錠操作制御器に内蔵していない構成でも、電気錠の取り
付けられた扉内に電気錠操作制御器とワイヤレス受信ユ
ニットとを近接して取り付けることによって同様の動作
を行わせることができる。
[作用] 請求項1に記載の本発明では、ワイヤレスシークレッ
ト操作器の暗証番号入力部で暗証番号を含んだ制御信号
を入力するとこの制御信号が信号処理回路に伝送され、
信号処理回路ではこの制御信号を信号処理することによ
って制御信号に対応した暗証番号を含んだ制御データを
生成してワイヤレス送信部に伝送する。そして、ワイヤ
レス送信部ではこの制御データで高周波搬送波を変調し
たワイヤレス信号を送信アンテナから出力する。
一方、後付け付加されたワイヤレス受信ユニットで
は、ワイヤレスシークレット操作器から送信されたワイ
ヤレス信号を受信アンテナを介してワイヤレス受信部で
受信しし、制御データを復調して信号処理部に伝送す
る。信号処理部ではこの制御データを受けてワイヤレス
シークレット操作器側で入力された暗証番号を含んだ制
御信号を処理出力し、この信号処理によって得られた暗
証番号が暗証番号設定部で設定された暗証番号と一致し
ているときには、制御信号に応じて施錠制御信号あるい
は解錠制御信号を電気錠操作制御器側に伝送する。そし
て、電気錠操作制御器側ではこの施、解錠制御信号を受
けて施、解錠操作スイッチが操作された場合と同様の動
作によって電気錠の施錠、解錠を行う。また、電気錠操
作制御器側の施、解錠操作スイッチを操作した場合に
は、従来と同様の動作によって電気錠の施、解錠が行わ
れる。
請求項2に記載の本発明では、ワイヤレス受信ユニッ
トが内蔵された電気錠操作制御器が電気錠の取り付けら
れた扉などの内部に電気錠に近接させて取り付けられて
おり、ワイヤレスシークレット操作器から出力されたワ
イヤレス信号をワイヤレス受信ユニットで受信して請求
項1に記載の動作と同一の動作によって電気錠の施、解
錠が行われる。
[実施例] 以下に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は、請求項1に記載した本発明の構成を示した
もので、従来の電気錠と電気錠操作制御器を信号線で接
続して成る電気施錠装置にワイヤレスシークレット操作
器とワイヤレス受信ユニットとを後付け付加した構成で
あるので、同一部分については同一の符号を付して説明
を省略する。
図において、1はワイヤレスシークレット操作器であ
り、暗証番号を入力するためのテンキー(不図示)と、
暗証番号の入力操作の開始時及び終了時に操作するため
のスタートキー(不図示)及びエンドキー(不図示)と
を有し、暗証番号を含む制御信号を入力するための暗証
番号入力部10と、暗証番号入力部10で入力された制御信
号を信号処理して制御信号に対応した制御データを生成
出力する信号処理部11と、この信号処理部11で生成され
た制御データで高周波搬送波を変調してワイヤレス信号
を送信アンテナANT1から出力するワイヤレス送信部12と
を備えている。
一方、ワイヤレス受信ユニット2は、ワイヤレスシー
クレット操作器1側で入力する暗証番号を予め設定する
ための暗証番号設定部22と、ワイヤレスシークレット操
作器1側から送信されたワイヤレス信号を受信アンテナ
ANT2から受信して制御データを復調出力するためのワイ
ヤレス受信部20と、このワイヤレス受信部20で復調され
た制御データを受けて、ワイヤレスシークレット操作器
1側で入力された暗証番号を含んだ制御信号を処理出力
し、この信号処理によって得られた暗証番号が暗証番号
設定部22で設定された暗証番号と一致しているときには
制御信号に応じた施錠制御信号あるいは解錠制御信号を
信号線16を介して電気錠操作制御器100の信号入力部101
cに出力する信号処理部21とを備えた構成とされてお
り、住戸内に設けられた電気錠操作制御器100の近傍に
取り付けられている。
このような構成の本発明のワイヤレス電気施解錠装置
の動作を説明するが、電気錠操作制御器100の施、解錠
操作スイッチ101a,101bの操作によって電気錠200の施、
解錠を行う場合の動作は従来の場合と同一であるので省
略する。
1.ワイヤレスシークレット操作器1の暗証番号入力部10
でスタートスイッチ(不図示)を操作してからテンキー
(不図示)によって暗証番号を入力し、この後にエンド
キー(不図示)を操作すると、暗証番号を含んだ解錠の
ための制御信号が信号処理回路11に出力される。信号処
理回路11では、この制御信号を信号処理して制御信号に
対応した暗証番号を含んだ制御データを生成してワイヤ
レス送信部12に伝送し、ワイヤレス送信部12ではこの制
御データで高周波搬送波を変調したワイヤレス信号を送
信アンテナANT1から出力する。
2.ワイヤレスシークレット操作器1から送信されたワイ
ヤレス信号は、ワイヤレス受信ユニット2の受信アンテ
ナANT2を介してワイヤレス受信部20で受信され、制御デ
ータが復調されて信号処理部21に伝送される。信号処理
部21では、この制御データを受けてワイヤレスシークレ
ット操作器1側で入力された暗証番号を含んだ解錠のた
めの制御信号を処理出力し、この信号処理によって得ら
れた暗証番号が暗証番号設定部22で予め設定された暗証
番号と一致しているときには、制御信号に応じて解錠制
御信号を信号線16と信号入力部101cとを介して電気錠操
作制御器100側に伝送する。
3.電気錠操作制御器100側では、この解錠制御信号を受
けて解錠操作スイッチ101bが操作された場合と同様の動
作によって電気錠200の解錠を行う。
また、電気錠200の状態(施、解錠検知や開度検知)
を受信アンテナANT2側からワイヤレスシークレット操作
器1側にワイヤレス信号で送信している。
一方、本実施例のワイヤレス電気施解錠装置では、ワ
イヤレスシークレット操作器1において暗証番号入力部
10でスタートスイッチを操作した後に暗証番号を入力せ
ずにエンドスイッチを操作した場合には、暗証番号が付
されない施錠のための制御信号が信号処理部11に伝送さ
れるようになっており、この操作によって送信されたワ
イヤレス信号をワイヤレス受信ユニット2側で受信して
電気錠操作制御器100側に施錠制御信号を伝送して電気
錠200の施錠を行うようにされている。
このように、本発明のワイヤレス電気施解錠装置で
は、既存の電気施解錠装置にワイヤレスシークレット操
作器1とワイヤレス受信ユニット2とを後付け付加する
だけで、ワイヤレスシークレット操作器1によって電気
錠200の施、解錠操作を行うことが可能になるので、住
戸人が留守の場合でも戸外から住戸内のワイヤレス受信
ユニット2にワイヤレス信号を送信することによって電
気錠200の施、解錠を行うことが可能になる。このた
め、玄関先にシークレット操作器400(第4図参照)を
設けなくても良いので、シークレット操作器の取付けや
配線施工が不要となり施工性が向上する。
また、従来では操作性を向上させるために電気錠操作
制御器100に増設用の施解錠操作ユニット300を設けてい
たが、ワイヤレスシークレット操作器1によって住戸内
の各部屋から施、解錠操作を行うことができるので施解
錠操作ユニット300が不要になり、配線の敷設などの施
工が不要になる。
尚、上記説明では、ワイヤレスシークレット操作器1
の操作によって電気錠200の施、解錠のみを行わせてい
るが、このような構成に限らず、例えば、ワイヤレスシ
ークレット操作器1の操作によって電気錠200の解錠が
行われた場合には、電気錠操作制御器100からの他の防
犯システムや照明制御システムなどに制御信号を出力し
て自動的に防犯システムの警戒解除や照明の点灯制御な
どを行なわせるようにしたり、あるいは、他の防犯シス
テムや照明制御システムなどの制御を行うための操作キ
ーをワイヤレスシークレット操作器1側に設けておき、
ワイヤレス受信ユニット2側で伝送された制御信号を受
信判別して電気錠操作制御器100を通じて該当するシス
テム側に制御信号を伝送して制御を行わせることも可能
である。
また、一台のワイヤレスシークレット操作器1の操作
によって電気錠操作制御器100から二つ以上の電気錠200
側に同時に施、解錠のための直流電源を通電して施、解
錠させるようにすることも可能である。
そして、複数の操作器の使用によっても各々の電気錠
の施、解錠を行うことも可能である。
第2図は、上述したワイヤレス受信ユニット2を電気
錠操作制御器に一体的に内蔵して電気錠操作制御器10
0′とした場合の構成を示したもので、玄関などに取り
付けられた電気錠200と室内側に取り付けられた電気錠
操作制御器100′とを信号線l(l1,l2,l3を含む)で接
続した構成とされている。このような構成のワイヤレス
電気施解錠装置の動作は上述した動作と同一であり、ワ
イヤレスシークレット操作器1のスタートキー10bを操
作してからテンキー10aで暗証番号を入力し、その後に
エンドキー10cを操作することによって電気錠200の施、
解錠を行うことができ、しかも、ワイヤレス受信ユニッ
ト2を住戸内に別設置する必要がないのでワイヤレス受
信ユニット2と電気錠操作制御器との間の配線が不要に
なり、省スペース化を図ることができるとともに施工が
容易になる。
第3図は、上述したワイヤレス受信ユニット2を内蔵
した電気錠操作制御器100′を電気錠200の取り付けられ
た扉D内に電気錠200に近接させて取り付けた場合の構
成を示したもので、電気錠200と電気錠操作制御器100′
とは信号線l(l1,l2,l3を含む)で接続されている。こ
のような構成のワイヤレス電気施解錠装置では、室内側
あるいは戸外からワイヤレスシークレット操作器1の操
作によって電気錠200の施、解錠操作を行うことができ
る上に、室内側に電気錠操作制御器などを取り付けない
ので、電気錠200の取り付けられた扉Dと室内側との配
線が一切不要となるので、施工が一層容易になる。尚、
この実施例では、ワイヤレス受信ユニット2を内蔵した
電気錠操作制御器100′を使用した構成で説明している
が、ワイヤレス受信ユニット2を内蔵していない電気錠
操作制御器100とワイヤレス受信ユニット2とを扉D内
に設けて構成することも可能である。
また、上述した各実施例では、電気錠200と電気錠操
作制御器100との間を独立した信号線l1〜l3で接続した
構成で示しているが、このような構成に限らず、電気錠
200と電気錠操作制御器100との間を直流電源を重畳させ
た2本の多重信号線で接続して多重信号によって施、解
錠の制御及び錠状態の表示などを行う電気施解錠装置に
ついても、本発明によって同様にワイヤレス化すること
が可能である。
[発明の効果] 請求項1に記載した本発明によれば、既存の電気施解
錠装置にワイヤレスシークレット操作器とワイヤレス受
信ユニットとを後付け付加するだけでワイヤレス化する
ことができるとともにシークレット操作器が不要になる
ので、操作性、施工性を向上させたワイヤレス電気施解
錠装置を提供できる。
請求項2に記載した本発明によれば、請求項1に記載
の効果に加えて、電気錠の取り付けられた扉内にワイヤ
レス受信ユニットを内蔵した電気錠操作制御器を取り付
けるので、ワイヤレスシークレット操作器によって住戸
内や戸外から電気錠の施、解錠を行うことができるとと
もに扉と室内側との配線が一切不要になり、一層施工性
を向上させたワイヤレス電気施解錠装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一例の構成図、第2図は本発明の他例
の概略構成図、第3図は本発明の更に他例の概略構成
図、第4図は従来の電気施解錠装置の構成図である。 [符号の説明] 1……ワイヤレスシークレット操作器 10……暗証番号入力部 11……信号処理部 12……ワイヤレス送信部 2……ワイヤレス受信ユニット 20……ワイヤレス受信部 21……信号処理部 22……暗証番号設定部 100,100′……電気錠操作制御器 200……電気錠 l(l1,l2,l3)……信号線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−94678(JP,A) 特開 昭63−145151(JP,A) 特開 昭64−33376(JP,A) 特開 昭60−227550(JP,A) 実開 昭61−192057(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】玄関などに取り付けられた電気錠と住戸内
    に設置された電気錠操作制御器とを信号線で接続し、該
    電気錠操作制御器側からの遠隔操作によって上記電気錠
    の施、解錠を行なわせるようにした電気施解錠装置、ワ
    イヤレスシークレット操作器、ワイヤレス受信ユニット
    から構成されるワイヤレス電気施解錠装置であって、 上記電気施解錠装置の電気錠操作制御器は、電気錠の
    施、解錠を行わせる操作器を後付け付加可能なように電
    気錠の施、解錠に関する信号を受け入れる信号入力部を
    備えたものとなし、 上記ワイヤレスシークレット操作器は、 暗証番号を含む制御信号を入力するための暗証番号入力
    部と、 該暗証番号入力部で入力された制御信号を信号処理する
    ことによって該制御信号に対応した制御データを生成出
    力する信号処理部と、 該信号処理部で生成された制御データで高周波搬送波を
    変調することによってワイヤレス信号を送信出力するワ
    イヤレス送信部とを備えており、 上記ワイヤレス受信ユニットは、 上記電気錠操作制御器に接続されており、 暗証番号を予め設定するための暗証番号設定部と、 上記ワイヤレスシークレット操作器側から送信されたワ
    イヤレス信号を受信、復調して上記制御データを取り出
    すためのワイヤレス受信部と、 該ワイヤレス受信部で復調された制御データを受けて上
    記ワイヤレスシークレット操作器側で入力された暗証番
    号を含んだ制御信号を処理出力し、この信号処理によっ
    て得られた暗証番号が上記暗証番号設定部で設定された
    暗証番号と一致しているときには制御信号に応じた施、
    解錠制御信号を上記電気錠操作制御器側に出力する信号
    処理部とを備え、 上記ワイヤレス電気施解錠装置は、既に設置されている
    上記電気施解錠装置に、その所定に電気錠の機能を損な
    うことなく残してその電気錠操作制御器の信号入力部と
    上記ワイヤレス受信ユニットの信号処理部とを電気的に
    接続することにより上記ワイヤレス受信ユニットを後付
    け付加して構成されていることを特徴とするワイヤレス
    電気施解錠装置。
  2. 【請求項2】上記電気錠操作制御器が、上記電気錠とと
    もに該電気錠の取り付けられている扉内に近接させて設
    置された構成としたことを特徴とする請求項1に記載の
    ワイヤレス電気施解錠装置。
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